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2019.02.10
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 ―何年か前にサンドブラスト加工でこれと似たようなものを作ることが出来ると聞いたことがあります。材料硬度と空気圧、メディアの選び方等で色々プログラムを書く必要があったかと思いますが、少なくとも自動機で出来ない仕事では無いらしいです、な感じで。
 ただ、自動機でやった場合はどうしてもその仕上がりが「冷たい」ものになる、と聞いた覚えもあります。
 上2枚の写真。目の前で見ていても信じられないのですが、全部手仕事です。
 職人さん曰く、去年同じような文様のお仕事を横幅7メートル材で請け負ったことがある、とか(@ ̄□ ̄@;)!!
 他にも



 何と言うか……『鶴の恩返し』?
 1日やって30センチメートルも進めばいい、とか。
 機織り………時間の掛かるお仕事だったんですねぇ。井上伝氏は本当に凄い人だったんだな、と。

 あ、えっと、今日はこれに行って来ました。



 2年前にも同じようなものに行っていますが、あの時とは別会場です。
 新潟県は中越地区の色々な産業や各大学の研究・実験なんかを観ることが出来まして、面白かったですねぇ。
 2年前に初めて見た可搬式高周波熱処理機なんかはかなりの衝撃だったんですが、今回もやっぱりビックリさせられましたね。
 とあるツールメーカーさんによる最小径0.05ミリメートルのエンドミル…………それも量産で!
 超硬合金をダイヤで研削して作っていく、とのことですが………クラクラしそうな話でした。
 また、こんなこともやっておりまして





 自社制作のオリジナルハンドスピナーの選手権、です。
 写真左から3番目の赤ジャケットの方の名調子で進行しておりまして、絵的にかなり地味な筈の大会がとても面白かったです。キャンペーンガール「雪の女王」のお2人はお綺麗でしたしね。
 この大会、何が凄かったのかと言えば、参加企業が本気になって「勝てるハンドスピナー」を制作していたことでしょう。
 そのために試作を沢山重ねていた企業さんもあったようです。
 そんな真剣勝負を



 こんなお昼を食べながら観戦していた自分は一寸失礼だったかな、とか思ってます。

 会場では最新の技術だけでなく、昔からある伝統工芸についても体験することが出来まして、自分も幾つかやらせて頂きました。
 1つはヒノキ材のカンナ削り、です。
 ………某山〇達也氏がかつて見せていた技術力が実はとんでもないものだったことを改めて感じてしまった次第でした。勿論、自分が抜けて不器用だというのもありますが。
 村上堆朱の木彫りなんかも少しやらせて頂きました。





 仏壇、仏具の木地とは違い、堆朱の木地は基本的に上の写真の彫刻刀1本で行うそうで、それも驚きのポイントでした。
 自分でやってみて思ったのが、それを自在に操ることの凄さ、です。
 下の写真、実際に自分が中の菊十文字と裏のイニシャルを彫ってみたものなんですが線の幅の一定しないこと………!
 しかも一刀では済まず、同じ個所を何度か切らなければならず………サラサラとやって見せた職人さんには只々脱帽でした。
 指が変形するほどの経験値をそこに見たようにも思います。

 ―本当に、ものづくりって宇宙です。

 何処まで行っても果てが無くて、果てが有るのかも分からなくて………。
 それでもやり続けて、いずれは極めて見せたくて………。

 そんな宇宙
 ハマってしまえば抜けられませんよね

 自分の何時か、「職人」と呼ばれるほどの技術を身に付けたいものです。





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最終更新日  2019.02.10 23:30:50
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