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疲れたけど風情がありました
郡上八幡で毎年行われる「郡上踊り」。お盆の前後は徹夜で踊ります。夜8時ころから始まって、朝5時ころまで。約9時間、踊りの輪が回り続けます。
もちろん、徹夜といっても9時間踊りっぱなしという人はいません。また、CDなんかではなく、生演奏に生の唄なので、お囃子や唄いの人も交代しながらです。9時間もやってたら次の日に声が出なくなっちゃいますから。しかも確か4日間くらい徹夜が続きますからね。
私は徹夜踊り最終日の8月17日に行ってきました。私の家からだと1時間20分くらいで着きますから、8時半ごろ出て10時ころ到着。それから日が変わって午前2時半頃まで休み休み踊ってました。熱帯夜だったので1時間くらいで汗びっしょり。結構な運動でした。
早い時間帯は、保存会の子供たちのお披露目があり、そのあと先輩たちにバトンが渡って本格的な踊りになります。子供たちの演奏や唄は一本調子でもうひとつ乗れませんが、明るい未来につながるような気がして気持ちよかったですね。
踊りは全部で10種類。とても覚わらないです。其々10分から20分くらい演奏され、ローテーションしていきます。そのなかで一曲だけは踊りの終わりを知らせる唄があり、これは「ほたるのひかり」みたいなもので、5時の終了を告げるときだけに1回演奏されます。なので普段は9曲をローテーションすることになります。
一番有名なのは、「ぐじょのなぁ~、はちぃま~んでてゆくとーきーは、あ~ソンレンセ~」で始まる『川崎』かな?
郡上踊りは毎年、7月後半に始まり、9月の初めまでやってるんですよ!場所は一か所に決まってるわけではなく、開催の間、各町内をローテンションしていくんですね。徹夜踊りはお盆前後に集中して行われ、本町通りが会場になります。
常連さんはみんな浴衣持参で気合入ってるし、最初は踊りの輪に入るのに勇気が必要です。でも入ってしまうと周りは結構下手な人が多いので安心します。踊りの輪といっても、道路が会場なので細長~い輪で、数百メートル続きますから、一周するのに1時間くらいはかかるかな。それでもうへとへとです。
田舎の盆踊りが、今では観光名物にまでなって、徹夜の時は一晩に何万人という人が来るみたいです。雨だって、警報や注意報が出ない限り、土砂降りでも決行なんですよ!
じつは、私も初めてだったので記事に書いてみました。水や地酒も美味しい郡上八幡。皆さんも機会があったら行ってみて下さい。とくにダイエットしてる人にはお薦めです!!!