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子供たちの様子を把握して
岡山で11歳の女の子を拉致し、監禁しようとした男が逮捕されましたね。すでに去年の11月ごろに自宅を改造していて計画的なのは明らか。供述ではこの女の子に数か月前から目を付けて狙っていたと言っています。自宅からは女児の家の周辺の地図なども押収され、誰でもよかったということではないみたいですね。無事保護されてよかったです。
このような子供たちを狙う犯罪は、統計的にも夏休みに多発するらしく、いろいろな警告が発せられています。お子さんをお持ちの方は、子供たちの日常の行動をよく把握して、犯罪に巻き込まれないよう十分気を付けましょう。以下注意喚起の記事を。
夏休みが危険!
夏休みに入り、子供たちの生活は自由度を増し、保護者や地域住民ら「大人の目」が届かない時間帯が増える。子供たちを不審者からどう守るのか。専門家は「子供を1人にしないことが重要。それぞれの家庭で『わが家の決まり』を具体的に定め、徹底してほしい」と呼びかける。
NPO法人「日本こどもの安全教育総合研究所」(東京)の宮田美恵子理事長は「不審者は、暗い場所だけでなく、人通りのある場所でも標的となる子供を探す。周囲の視線が、その子供から外れた一瞬の隙に行動に及ぶことが多い」と分析する。
昨年8月には、三重県内で花火大会の見物帰りだった女子中学生=当時(15)=が、スーパーで友人と別れた後に遺体で見つかった。逮捕・起訴された少年はスーパーから女子中学生の後をつけたとされる。
夏休みは、塾の夏季講習やプール、祭りなど子供だけで出歩く機会が増える。宮田理事長は「保護者は普段以上に子供が1人にならないよう気を配らなければならない」と指摘。子供でも、複数でいるだけで身を守る予防線になるという。
「わが家の決まり」徹底を
不審者に直面した場合、子供が臨機応変に対応するのは困難だ。このため、家庭における子供との約束事はシンプルにし、選択肢を作らないようにする必要性があるという。
宮田理事長は「例えば、『知らない人の車に乗ってはいけない』ではなく、命を守るためには割り切って『家族が運転・同乗する車以外には乗らない』などとすべきだ」と話している。