全99件 (99件中 1-50件目)
火の中で真実の僕が喜んでいた。K「カ、ミ。に、打たれたらその(書物)めくってぶつぶつと祈るのだろうよ。」要塞のように感じてしまう教会の十字の印どろどろとした人の声の指紋する呑まれ、呑み込み、吞み込み、呑まれ夢の中で声がする睡魔の中でギリシャ文字が飛び出して、ちらつき、海原に沈んだ。声閉じて寝る僕は手中にて白十字を浮かべ。些細な、ことを、大げさに取り上げて頭が打たれる蛇の声吐く、蛇を吐くおえおえおえげろげろげろ長い階段が火事だぁ何もかも火事だぁ 山の懐を握るただ お臍が証するしたこと全て突いている心の中を暴きだす記憶しているから、乱交を処女の体を追っかけて歌を聞いていた目の前に女性が立ち「(心は) 入り込むのです。」処女の中に心の中で乱交がイサカッテ、いる。(ただ、悔やむだけ火の中に乱交の私を放り投げた その火の中で、僕は活気を産んでいた。)
2021.09.30
コメント(0)
黄花の成長する標冒涜が冬枯れしたらどんな花が咲く?関係なしにクーラーつけて過ごしやすくする教えはただの重荷に過ぎない男は女性を見る。女性は男を見る束縛する縛りはいらない健康で無理をせず日を費やすばかり鳥と虫を見つめて魚に餌をあげて、成長するあなた、命の魂を見つめる野が枯れて自由になれる いつか花が咲く春まで 枯れ切って、枯れ切ってブラウン管が立っている
2021.09.30
コメント(0)
風景から始まる朝と夜「(カ、ミ)に(祈る者は)皆に呪われる。」その時、飛蝗が飛んだのであっ、これは良い風景ですその時、僕は雑草だった朝と夜が好きなのです一時の安息が必要だトースト一枚、これが幸いで唄うように僕らを肯定し破壊される脳髄に手を伸ばして掴みたい
2021.09.30
コメント(0)

2021.09.29
コメント(0)
日に死を浮かばせる滅ぶ思いに手を挙げて頭の後ろに回す時[サフラン摘みの女]を思い出す夕日が遠いのは人が近くにいるから愚かな自分という日の薄っすらとしているから私性をずり剥きに剥がされて喉の渇きの夢の中のような孤独を恵みも何もない心の砂漠の砂に埋もれて
2021.09.29
コメント(0)
蛇としての日の推移黒くて蛇みたいに長く淫靡な巣窟に棲む生者雨模様の暗い朝の洗濯物の不確実な人の世の中に揺れている 全員が ふらふらと叩かれてぱくぱくと口開ける魚のように水の中で歯は感じていました何もかも疑い安くぶるぶると首振って夢のおろんおろんとしてパイプオルガンの爆破衝動に喉渇かせて虹の静かな朝に皺を引っ張られ喉はからっからになって山の中に入り、落下していくナイフで切る人の手の影今日は愚かに感じて一人氷を口の中で舐め廻して
2021.09.29
コメント(0)
黒い魚の記憶鉄網で逃げられないようにされている精神科の療で自慰行為していた夜 よく人を殴る人が 僕を睨みつけながら甘納豆食っている気味悪い今まで 気味悪いと人に言われて来た彼と僕は同類である看護婦しか女性のいない療で夜中、ヤカンの茶を何杯も飲みお漏らしし看護婦にぶたれたかった療は狭く光も少なくへしゃげた鉱物ゆっくり道は失われて恍惚として鼡のような心で暗い道の水汲み取って飲む真っ暗な闇に僕は親しく手を伸ばす
2021.09.29
コメント(0)
パソコン詩作は冷たく感じる、手書き詩作は肉を感じる。これはただ、誰かに勧める文章ではありません。ただ、手書きして、パソコンにタイプ打ちしての感想です。昔は何も用意しない段階でパソコンに直接、詩を打っていました。爪先で打つ詩は何か自分の詩とは違っているように思えて、元の大学ノートに、鉛筆を持って、肉筆で書く、詩作して、自分は手書きの方がしっくりします。今は手書きでノートに詩作してから、ノートをタイプ打ちしています。一寸、面倒ですが、ノート詩作が良いなと思います。
2021.09.28
コメント(0)
シャウトに依存する少年秋の実いっぱい 老骨みなぎる 遺骨箱カウンセリングは逆さまの鳩の刑柔らかい土が生魚を迎え入れる水ならば葬りの用意は整ったまだ生きていて欲しいまだまだ生きて魚の体はシャウトしている?シャウト?尖っているビデオ屋の店主を突き飛ばす勢いで生活したかった 影絵にぼくのねむるからだのナイフで魚を突く衝動以上にあなたを咬む時代に閉じ籠ってシャウトする
2021.09.28
コメント(0)
鎖からの解放浮かない感情を剥くとりんごは固体の単なる実静物はぶつぶつ言って気焔を吐くせいぶつコーヒーを三杯も飲んであなたに対して怒っている声は失われ言葉にもならず言葉にもならない軽くて重い失意の中荒土が見えるシェイクして抉り出すうつせみのようなせいぶつが風のカセに吹かれて遠く とほく へ 去り ゆかん タプタプ
2021.09.28
コメント(0)
夜のうつ伏せざぶざぶと肉体によって感じます青く醒める 海のどす黒いゴミの山を冷たいキャンディーに凍らされて一本の串刺しの氷が重宝に思えます雪女の唇、舐めるよう不安の色を数えながら時の止まった欠片を転がしてサイコロころころ転がって宙を舞う薄気味悪い感情の化け物が見送りにやって来るかさぶたを剥がす爪先の傷みと剥がさざる得ないさぶいぼの際立つ痒み昆虫的な生物としてのマイノリティーの孤独を演ずる言葉をもぎ取るように心は骨折し何者かの終焉に座して看取って ほろほろと雪が転がって往く体の欠損を隠していただが 欠損は指令を与える僕には出来ないといえ激しく水は理性を薄める影が ひっくり返って痙攣し声は二重に震えるばかり意味について考えたが見つからなかった
2021.09.28
コメント(0)
震動 餌にかかる長く続く波止場の日々鳥を眺めて日を埋め立てる海の人にはなりたくなかった山には実があり厳粛な鳥の礼拝が脚を遠ざかる矢です海に 釣り針入れていようしゃんしゃん秋休みゆっくり休む蛍光灯の光を秋の海が打ち寄せる名も知らぬ小魚、釣って、焼いてかじる神は人間に食物を与えしかし、地震とウイルスで人を侵す絶対という視点から人を侵す人は人として考える人
2021.09.27
コメント(0)
白十字の挫折平板な暮らしを嫌悪してその釜の飯を食らう人家に巣を張る蜘蛛を野放し飼い手中に念ずる、映像を区役所を出た後の曇り空への解放を 赦免を燃え滾る炉の赤い軍団一斉に茂みの中でパーティ開始青空の一角を撃つ一つのロゴス鳥は天使白露の一つですそしてアメーバー
2021.09.27
コメント(0)
洗濯籠のアロハシャツ家の中で鼡が燃える尖った眼が右へ左へ泳いでううう・うううと唸っている山に逃げれば山女ひとり少なくなった土を握る朝は一瞬ぴかっと照ってやがて曇天へ凡化する僕は憎む凧糸充血の赤い蟹である
2021.09.27
コメント(0)
滝から矢が流れ意味を考えているのではなく恥らいを見つめていた目のピントはぼやけて目の悪い人は何を見つめて楽しめば良いのか脳の病が押し寄せる歌脳の滝がどどうっと流れ脳が 体に指令を下すから大事?脳より大事なものがあれば僕に下さい
2021.09.26
コメント(0)
欲望の肉体は谷間空っぽではない何かがある我ありて 我ありて母は母の袋破いてあ~肩凝った、肩凝った不安というロゴスは湯舟の水の静かな場所が存在する天は地を吸引する天地は繋ぎの管共に上り下りする水の惑星だが 人でないと言葉は通じず天に対して僕は唖になっている遠くへ行きたいかもしかはジャンプして慈悲深い者に捻られた首一つの真理です
2021.09.26
コメント(0)
秋蚊じっと肯定してうつ伏せの避雷針引き抜く渇水期の喉を堪えながら窓を眺めて石川啄木の歌を飲み込んで鼻腔詰まっているとやけに渇く昔、空気のことばかり考える人は夕焼けを背に 懐を憂い真っ青になる口が破れて彼岸へ気狂いそうな衝動に反吐の出る 現の出来事すべてを棄てたのか首が痛くなって自暴自棄の唇にとって放出することが幸い失いの滑空 火花散らして去ろうとするじーっと蝉の忍耐を 得る叫ぶ出力
2021.09.26
コメント(0)
階段にそよぐうつ伏せになって日々は海にライト灯して溺れているんだろうか焦点の虚ろな目で映画見ても人物が何をしているのか理解出来ずに時が過ぎるはっきりと眼が醒める日を心待ちにダイバー女性の映画を深く座って貰ったアンパン毟りながら鑑賞している食って飲んで崩壊して新聞紙めくって破って欠伸して眠る毛布に入ってカラオケみたいに日を繰り返す四十の男氷が体をひりひり冷やし嘆いて病をうかがう宙を一分もなく燕が往く長い階段が続く洞の中で僕は映画ばかり鑑賞するコオロギだから想像する 画面の中に沈没する港を出て陸に着いて歩いていると頭にぶつけられた石が幻覚を産むのだろうか体が崩れて焔に投げられ灰を畑に埋めて静かに 密かに夢を見る光がきらきらとして廃屋をかけずり回り夢を 落葉を 肌に受け止めて雄飛が沈む頃近付く夜が僕を救ってくれた昔の友が亡霊のように山に浮かぶ幻夢から醒めて火が燃えていた男の胸に女性が落ち込む抱擁する?固まって夢を愛撫している
2021.09.25
コメント(0)
そうではない海の飛沫飢餓の国の子どもたち、災害の国・戦地の人たちへ日本から少しは思っても空腹は響く絶叫家族が病んでいると言うのに何故、遠くの人を思うのか目前の病む父母を前に白い白けの棒が蝕む手足だらーんとしてぐったりとしている父と悩み衰えている母に疲労しきった病の息子はおろ・おろ・おろとして仮面を剝ぐ偽りのようひたひたと浸した裏切り者へのパン切れを受け取って教会で無を思う家中の人々、病なりうろたえる主に悲鳴あげる者わが心は暗い戦地の岩君に隠れて祈ったが奇跡は訪れず無の漂う林あるばかり鉄で構成されるわが体の激しい衰えに時は晴れ夕霧の狂風の中人々は有の山に有の山を登り降って往く時無の中を漂う島人鉄柱は下されて「聖書」の聖句に虚無を覚える今日、初めて膿む人差し指に明日に開く谷間は谷間であった祈る手を組んで寒々として今日の波が今日の海を棄てる
2021.09.25
コメント(0)
モヒカンのタゲジは、マジシャンになりたかった。昭和時代、タゲジは夢で見た行動を現実に行っていた。夢が指針を与え、夢ありきでタゲジは夢日記を記す。ワープロで記す。今日、闇が深まっていた。難病の妻が現れた。手術しなければならない。手術台に運ばれる。メスで腹を斬り、ぐさっと刺す。タゲジは友達の腹を割く。割けなかった。痛みに耐えられず、タゲジの顏を掴んだ。ナイフは切って入る。タゲジは切った。切って、救急車呼んだ。突然、雨が降り、これはマジックかと、タゲジは思った。
2021.09.24
コメント(0)
寒雨のいもうとある昼、12時15分くらいに突然、お母さんが カナ! と言ってばっちんしたカナはびっくりしてしばらくしてから大笑いしてもっと、してとお母さんの後を追うぼくは妹をつよく抱きしめて座布団の上に投げたえんえんと泣き その時、歳時記に「寒の雨」とありはなほじくって 姉ちゃんのまゆこは紙に包んで棄てた棄てられた紙くずのような夕焼けを眺めているとはじの塊を思い出すカナは元気にまゆこに馬乗りし真っ白なまゆこは真赤に染まり横倒れして頭を打って泣き出した カナのその声は黄色く高くぼくは泣き声を思う
2021.09.24
コメント(0)
潜水艦の金魚Kさんは一言も喋らず長ロングの髪で顏を隠すKさんは春や夏の象徴となりアナウンサーとなり昼間、明朗に話す昼スーパーへ氷求めて出て人々の姿、瞬く柔らかい光が全身を包む暑い風が九月の気温から 去り氷、からころ口に転がして話す女性を見つめていると「話す口」をひねりたくなる習慣は断たれず歯軋りすることしか出来ない女性の髪に包まれた男の顏が色を失った接吻がKさんは過ぎ通るひと学生時の香りが胸を衝く赤い金魚のような「わたし」を知ることも無く時は刻まれた 掌に「われ」と記すのだった
2021.09.24
コメント(0)
DVDコレクションをしていますが、ほんの僅かな感じです。コロナ時代になって、ブックオフに行くのが困難になってから、初めてPCで映画を捜すのですが、知っている、キーワードのタイトルが貧弱で、コレクションは充実しません。ヨーロッパ映画やA級映画は高い為、滅多に変えないです。B級映画が多いのはそのせいです。ちょくちょくその中に「突然炎のごとく」というA級映画がある感じです。何故、安くならないのか、価格の基準がよくわかりません。やはり、ブックオフか、本屋の前の中古DVDの棚の中に珍しい映画が、潜んでいて、必ず、ではないですが、個人的に店に行って、棚を見ると、見たかった映画と出会います。ワクチンが巡っても、コロナは終わらずに、外出が難しく、用心して、ブックオフには長らく行っていません。映画館にも。
2021.09.23
コメント(0)

2021.09.23
コメント(0)
鳩の群れ 無のファンファーレ友だちが言った河野が良いと思うわからない父が新聞紙をぐちゃぐちゃにして首相をブラウン管越しに睨みつけて デモの重圧の記憶に何億年分かの幾十年かが消えて何が?変化したのか??選挙カーに向かって怒鳴り散らし後もう少し、そこに居たら事件になっていただろうか激しい政治不信の人間の心底の震え去って行く人々の背に「詩篇90章」が唱えられるのか?「人の齢は七十年」毎年、毎年、敬老の日に付きまとう言葉が絶対なら何故、僕は今、生きて生活するのだろうこの生活は延長され、球拾いの日々
2021.09.23
コメント(0)
天の広がりに対して黒い河馬の夢から醒めて病気の恋人に尽くそうとして手続きに待たされる幻人に尽くすこともない飢餓の子どもの苦しさと三食付きの頭の苦しみ献金してもあの子のお腹が満ちるのは少しの間だけせっせと続けて詐欺だったら 誰に怒って、返してもらえるのか二百円でお釣りの出る氷一キロを買おうとしていると彼が恨めしそうな表情を浮かばせ声を発そうとするがカラカラで声が出ないのだ(渇くのだ)彼は着いてきて暴飲する姿を 凝視している氷二個に水一杯、彼に渡すと脅えている 零してしまうああ、勿体ない これ飲んで帰って水一杯しかあげられないぞ君のその眼が胸に痛むのだ貧者が貧者に施せと言うのかここ界隈は貧者でケチばかり金持ちの一軒家を巡ったら????水飲んで帰って欲しい子どもの目が怖い胸中がざわつく 目が痛い喉が渇いて喉が渇いて お前に 何が分かるのかと水を飲め 早く 飲め 早く 飲め眠りたい胸中に白十字が怒る谷間を羊たちの背赤い眼に映る街燈の孤独一握の無数の孤独たちの水 流す口
2021.09.23
コメント(0)

2021.09.22
コメント(0)

2021.09.22
コメント(0)
暗い世界の中で働いて生活するわたし。福祉作業所でボランティアしてお金を貰っている、職員である、労働者のわたし。わたし、ら、を恨む、障がい者は数多い。厳しい作業に着いて往けず、馴染めず、辞めた人からのメール、呪いのような怨み。だが、今の所、眼に見えるトラブルはない。ニュースをよく見る。感染で閉鎖された作業所。だが、本格的な危機は、わたしたちには、まだ、起こっていない。最近、夫のトランクスがよく破ける。夫は不平不満ばかり。会社員で給料が妻より低く、劣等感を覚える。トランクスがよく破けすぎ。メールから推測する、個人の各私生活。わたしはぐらぐら揺れながら、度々、停止するJRの悪口を書く。
2021.09.22
コメント(0)
崩れる姿勢唇が渇いて水に感じて画面では男と女のキスシーン交わろうとしているのではないただ 水に溺れて透明な天の恩寵として水を飲む時腹に溜まる水は不快である井戸へ日参して家に持ち帰るような日々冷蔵庫の冷え切った水女性が言った「知りたいこと」人は快楽に耽りかたい座席で眠る背中がやたらと痒く 爪立てて掻く痺れた脚をほぐし小鳥来るよと囁く男の殺意に風の中を切って、さまよい願うだけの頭を砕いてくれただ、交わって手足を伸ばせないずっと、先へ向かって爪先を伸ばす日常の中で確かな体の意識今、指先に力を集中させる今、白髪を抜く 人は砕ける世界へ爪立てて掻く
2021.09.22
コメント(0)
壁の前に花々が咲く君の名によって願ったことが叶えられた時賛美して 感謝して二、三日経つと色褪せて叶えられない欲望に自分は愚か者だと認めますがこの満たされない渇き持て余しひたすら渇く渇いては飲む 飲み干すこの頃、よく立ち眩みして街灯が頭にちらついて水に溶けて水に酔って一本の指が傾く空には色 ビルディングに轢かれて雲を追うように走る目を追う驢馬が歩いているのです見えます驢馬が乗せている人は?割り箸で焼きそば食しながら昨日の驢馬の口になる暗い存在の明け野に裸の女性がいるごろごろとして草が体にまといつく胃が真っ黒になり 波止場のベーゴマ知らないベッタンは「仮面ライダー」の弱い敵しか持っていないからうねうねとした 蛇みたい友は皆、蛇僕は蛇です同類の赤い舌です鼻黒くして朝寝の日々はトーストは焼かれていない中途半端な焼き方驢馬は遠くへ去りました驢馬は人乗せて去ってゆっくり手揉みし茨の花も鑑賞可能だろうか
2021.09.22
コメント(0)
金子兜太第一句集、読破した。数回ぶりの読破だった。社会性のある句集だった。後に名句と呼ばれる俳句の宝庫であった。トラック島での句が、最も印象的であった。戦争詩というが、戦争賛成の詩ではない。戦争反対の句集である。現代俳句の今後に置いても重要な句集だと思う。まら振り洗う裸海上労働済む よく、「ちんぼこ」とか「まら」が出て来る。金子兜太の俳句は昔、国語教科書に写真付きで載っていたが、今は?男根や糞についての俳句が良い。土俗的である。人間の肉体や生理についての句は印象に深く残る。手で触る。手に触れて感じる。少年一人秋浜に空気銃打込む 前書きに「尼崎にて(一〇句)」とある。空気銃に意味ありそう。怒り?少年一人で戦争ごっこでもしているのだろうか。戦後の物も少ない時代の断片を感じる。共に小さき妻子の冷えた手を握る 妻子を愛する若い夫の暮しの中の暖かさ。恋愛関係の一度もない僕から読めば、はっきりと解らない、夫婦の愛情。白い人影はるばる田をゆく消えぬために 人生境涯の一句と思った。「白い人影」とは戦争の死者だろうか。戦中戦後に書いた句なら、放射能で苦しむ人なのかも知らない。現代社会にも歩みつづける、「白い人影」。原爆許すまじ蟹かつかつと瓦礫あゆむ 文字通り、「原爆許すまじ」の句である。強い怒りを感じる。蟹も怒っているのか、怒っているように瓦礫に歩む。現代社会にも通じる現代俳句。 金子兜太の俳句はまだ続く。読解を続けたい。現代詩の勉強としても。
2021.09.21
コメント(0)
屈折 歩く犬宙一杯に秋燕、過りお家映画の映画は 語る目に映るもの全て、幻覚。滲む陽がさんさんと照っている直立して影を産む人の淡さの中へ寄り添って抱き合う人たち唇の下には欲望が潜み手足もぎ取ったみたいになる行き詰まって鼻を殺がれるゆっくりと光が閉じる長い冬よ 早く来たれぼうっと唇開いてキャンバスを眺めて零点の風、吹き連ねて白い肌を磨く失われた都は再生するだろうか男は歩いている熱い風が嫌な思いを起こすカーテンが揺れて人物は屈む鼻閉したマスクは窒息の詩聴力が濁っているのか音が閉ざされてひたすら字幕付きの映画を浴びる国旗ハタメク図書館を去り シャツ切り裂く唇が滲む街角に立つ人たち薄らぼんやりと歩くしかないのか
2021.09.21
コメント(0)
回転する背中よく蟻を見ると何故、僕は蟻から学ばねばならないのか世人の流浪灼熱に落下した蟻を踏みつける目の周りにあるものは商品だらけ近くの本屋の所に安い中古DVDありましくて、安いよとか友情というハンカチーフ揉んで僕たちは離別するのでしょうよガン!ガン!ガン!コンクリート歩くと 石で弟を殺した、カインの眼差し飛んで来るのです頭にぶつかって 内側はドロドロで薄汚れたシャツ着て歩く買いたい欲望に首、絞められて平安のない日常のインスタントの模様が自画像です燃える人間を想像する朝食 昼食 夕食感情がさざ波になる目は衰えていくし朝焼けに聞く声が日暮れに消えるあの日、父はフィッシュバーガー食べた何もしていないしようと試みたのだが真っ黒い刺青のような欲望を打てからっと晴れた空の下で欲望を撲れ神は助けて下さるか?考えています家、帰って、飯食って、眠る
2021.09.21
コメント(0)
クローネンバーグの映画『ビデオドローム』を初めて鑑賞して 九十年代の主な映画は見ていたつもりでいたが、カルト映画がごっそり抜けていて、未見であったことに気付いた。『ビデオドローム』鑑賞一回目、昨日見て、虚無感の空洞を覚えた。ビデオ時代のブームに乗ろうとした男が映像に魅せられる。この後だろうか、ヴェンダース監督『夢の涯てまでも』は、『ビデオドローム』のアイディアと酷使していて、驚く。どちらかが模倣したのか、調べてみたい。ビデオテープの映像に魅せられると、一日中見て、心を空洞化する現象がある。現在はインターネットで、映像に侵される。90年代独特の虚無感を『ビデオドローム』に感じた。クローネンバーグの映画を追って見たい。
2021.09.20
コメント(0)
空中の骨黒い印字を見つめていると真赤な林檎が欲しくなる鮮明である風景が薄ら呆けて 歪んで映るみどりの髪のそのひとは地毛はブロンドであり此処は無国籍商店街喉渇かせた船長は酔っ払っては尿漏らすお父さん、此処は伸びる木が続く 山だからイカルスという翼が強欲患者の手に小型カメラが乗っかったら心不安定な父の白髪、揺れる赤い風
2021.09.20
コメント(0)
朝、さらわれる迷い道破滅の宝石、箱の中からころ からころ と 鳴ります外に行きたい〈旅する女〉だったかな?昔の洋画の邦題〈読書する女〉だっ?〈旅する女〉が理想的見たかった映画 女性ではないが 追っかけられている鬼、に。 「仮面ライダー」に追われているイメージバイクの奴ら、奴はひとごろし鎌持って、クビキリカマユデナベユデ 人間文明鼻閉して そして列車は去る人は定住し虻になる宿命人は天の下の羊か羊ではないと思っていましたただ、目が暗く 見づらいのです朧な輪郭あるばかりそれは掌でした 掌であなたを辿る僕の目はぼんやり虚ろ北岸の風浴びて ゆっくり消耗する薬が手の内にある飲んで ぐずって 夕景散歩を願っても飼い主がいない現実全く来る気配もない喧嘩してぼんやり裸のひとの気配不条理な羊の世界から脱出して逃げて往きましょう貧弱な肉体からえんぴつ削り青色の茨の渇きを満たすブラックコーヒーの朝異国人の休日の一日北風切り裂いて夢色の水飲み場酔っ払いの人たち歩いていたら風であり眠っていても風であるただ、今日が点々と続く
2021.09.20
コメント(0)
子は胸にジャズというものさびしき冬記憶によれば、金子兜太の俳句は愛妻の句が多い。子どもの俳句が、「二部」にある。今後、全句集を読むと、解るはず。この一句からジャズというさびしさ、枯れかけた感じを子を見て思っている。銀行員に早春の馬唾充つ歯通勤中に見た光景からの閃きか。「唾充つ歯」が人間の口と馬の口の連想を感じた。働く人は、通勤途上で思索し、働き、休憩時間に思索する。まるで修行のようだ。生活の為に働ける人が羨ましく思う。暇に身を置くと、一日能面で、真っ白で虚無感に満ちていく。不気味な気持ち。きよお!と喚いてこの汽車はゆく新緑の夜中汽車の音を「きよお!」と喩えたのかな?この句から元気な労働者のエネルギーを感じる。「新緑の夜中」が自然の景色なら、汽車もまた、季節の中でパワフルに走っている、生肯定のイメージがある。物証なき死刑を怒る壁に階にこの句の前に「夫妻の写真悲しく正しく人垣中」があり、前書きとして「ローゼンバーグ夫妻の死刑に人権の危機を感じつつ(二句)」とある。金子兜太という俳人は社会について言論する、あまり俳句らしい俳人ではなく、社会性の含んだ俳人だった。晩年、「アベ政治を赦さない」という書を書き、アベ政治に怒っていた。かなり、危険でもあった。今の詩人や俳人は文学について語るだけで、社会について語るのが少なく思う。「社会性俳句」から学びたいです。『少年』もあと少しで読破だろうか。「三部」に入る。
2021.09.19
コメント(0)
井戸のたまり場憤っても仕方がない脳の病気ならば薬飲んで療養あるのみと受け入れること?旅をしたいのに!山頭火のように放浪し悟りを得たいのです僧にはならないが金子兜太の「定住漂泊」という漢字に心魅かれ 旅したいのです漂泊しようと垂水駅に行きましたマスクして歩く 商店街を歩くスーパー行って帰る日帰りの外出後、手洗い鵜飼疲れてしまってお茶を飲む盲目的に兎なのだろうか井戸に落ちた兎である旅は座って行う我は旅人 生きてなお天路歴程の旅というものかも知れない
2021.09.19
コメント(0)
木枝に触れられる痛さ崩壊した観念は牢獄に居る気概終わりを記されたカルテのスペルにプレスリーの耳鳴り腰をくねくねさせて裸身の男レタスかじりながら丸刈りの頭が秋陽に照らされて僕は行くことが出来ないあの突堤の天辺へ裸で登れないのである犬も飼えない世帯電燈灯る 家の中でビデオ見ていた終焉は治療全ての始まり必要なことは祈りに尽きる祈り願いは叶えられたのか祈る鼓動打つ囁きひび割れていますかあなたの願いが叶えられる日まで喉チンコの渇き僕の周りにある者は映像であり人はいない呼び声が聞こえる羊が往く着いて往く野に終焉は始まり胸の中に岩ありますか岩に隠れて 祈り朝焼けは夕焼けのように感傷的ではないかっと眼を見開いて朝焼けの漢字綴っていると暖かくなります
2021.09.19
コメント(0)

2021.09.18
コメント(0)
『少年』「二部」では戦後の生活が詠まれる。「結婚前後(昭和二二‐二三年)の句の中で好きな句は、「死にし骨は海に捨つべし沢庵噛む」「朝日煙る手中の蚕妻に示す」「孤独のあかんぼちんぼこさらし裸麦」「妻みごもる秋森の間貨車過ぎゆく」「赤んぼ仰向け春陽雑踏のただ中に」「大きな冬月浮浪児がに股手は胸に」が好きな句である。朝日煙る手中の蚕妻に示す この句が特に良かった。生き物である蚕、生きている元気な夫と妻の交流を感じさせる。「朝日煙る」の背景が、自然の生き物の中で生きている人の姿を思わせる。金子兜太の俳句は常に、太文字の厚い俳句。この厚さは生涯、一貫していた。エネルギーが尽きなかった、その元気さが憧れでもあり、健康に恵まれた人の健康な実感が、晩年の俳句にも更に磨きがかかる。生涯一線の俳人。そういう人は珍しい方だと思われる。
2021.09.18
コメント(0)
聳える黒い塊(ふのうしゃ)と掌に書いてぱくっと食った 空からアメが渇きのレタス食してドタバタを繰り返し暮らしは氷漬け 退屈に痒い午後は血を流して無声映画に登場する婦人は全て美女と思えるチャーリー氏のごとくコンビニのレジの女性に恋?しておにぎりばかり買ってふと、農場の寄宿舎入学も悪くないとぼんやり夜一人で家を離れて寄宿舎の同級生が怖い自分は悪い子なので孤立するのではないか強張る心臓(海へ飛び込む男…)土に根ざして作物を育てる学生生活に一歩、踏み出せず傷付いたCDの軋む声口の中が傷ついて血の感触ぬるぬるとしては泥のように眠る膜が破けて泥っと流れて浮かない頭で風に吹かれ酔い覚めのような日々の欠片たちに仮面マスク人山風来た場所に鳥が騒ぐ光の老いぼれ明日もなく今日もなく見境もなく昨日である喉の開き切った魚の夜昨日が続く日記帳張り裂ける 夜のロンドに髪を乱して困っていた子を抱きとめて人が消える
2021.09.18
コメント(0)
クッション給水塔の声虫殺す爪回転する雲雀の眼落下壁を突き破って現実の窮鼠が嘆き捕まえられて悲観過ぎれば冷えて来て烏ちくちく声をあげバイブル片手に伝道師は夢見る人かばらばらに閉ざされた森よジプシー街の渇きに一杯の水あり痒くてマイナス意識から悲劇が起こり楽観すれば重ねてやって来る苦役常に祈り心でトーストをかじって居ようと思うのだった世界は矢印クリックで消えてしまう浪費の空しい世界キャベツやバナナが有益で食物だけが大事なものだと心底、思えKは居ない異性のことばかり考えて苦しいと言うがどうしようもないことよ 僕にはと棄てるように腹が空くのですから どうしようもない祈り心で忍耐する構え節約と節制と薬飲むことこの三つで残りの生を潰したい畳に転がるように親近者に死の影が伸びて来る止めようもなく女性の後ばかり着いていくKに軽蔑の火を胸にくすぶらせながら付き合いたくても相手がいない僕にそんな話されたらムシムシします
2021.09.18
コメント(0)
金子兜太句集を読む(3) 第一句集『少年』から。 前回は重要なトラック島での戦争句、また俳句が五七五の詩なら、戦争詩を少ししか読んで書けなかったが、書いている自分でも物足らなかったので、読む人はもっと物足らなかっただろう。これからは日々、特に金子兜太氏、金子兜太主宰誌『海程』元・会員・同人として、師の句を今も毎朝一句鑑賞したい。水脈の果て炎天の墓碑を置きて去る この句は題として「帰国」とある。「水脈の果て」の次の句が、「北へ帰る船窓雲伏し雲行くなど」から、帰国の船で書かれた句なのだろうと推測する。「帰国」のパーツの句では、やはり「水脈の果て炎天の墓碑を置きて去る」に敗戦を迎えた兵士の、戦地への別れの句、締めくくりの一句として、凄く迫力のある、漢字の多さがかっこいい、痺れる一句である。師の「全句集」のページを繰って、解るのは、日々、句作しているということ。人生の折り返しになって、区切りとして、句を書くだけではなく、日々、俳句を唸りながら書いていると推測する。俳句魂、詩心が伝わる。句では美しい絵が多い。美的。
2021.09.17
コメント(0)
蟹赤くして天高しふらふらと舞う風の不気味な空寝てばかりの夢と夢の繰り返し存在の曖昧さに破れて指先、張り裂けて言葉を削除して腫物のように膨れあがり鮫は鮫のまま潜水し地上を歩く人たちは人のまま、黒蟻に習って世を渡る僕はシロアリになって何かを食べたい力尽きて粉々になって行くしかない風船を膨らますように肉体が破けそうになる古から膨らんで来た体は建ち並ぶ建築物と似て「外」に放たれて夢見の母は存在せずに 夢に現れ平手打ちを繰り返すべったり着けた唇は裸体であるクラシックは格調高いと呟いて入党を拒否して職がなく唇が赤く腫れるのだった海原全ての水の沈む頃ゆっくり狂人と罵られ鼻閉した男の弱い四肢は幼くぐったりとへしゃげて閉じ込められて悲鳴をあげる砕けた椅子狂人の声が語る赤い蟹がさわさわとして手を握って連れられた病院の眠れない夜の縄の黒々としたアメの面影
2021.09.17
コメント(0)
裸の火鉢水母、ぢかぢかと踏みつけてくにゃくにゃの時間を闇の深部の複雑怪奇の敷地夢見る男の咳が激しく声を 押し殺して海を眺める鉛筆の先の煩悩突き刺して午後の鉛筆立ては発汗し喉の渇きに 日夜、苦しむ鼻のただれ、足首の皮、ずり剥け皮めくりの日常は出征出来ない兵士の長い爪自らを傷付けて周りに人が居ないまま畑の荒れ放題に舌を咬む国家、いよいよ薄曇りニュースは不安の症状のタネ一つ一つ、潰して行く 黒い爪先で暴れ馬、身を激しく震わせ風の震源地へと綱をちょん切って疾走する疑われること皆暴かれ牧場は火まつり裸の男、炎から現れ肉体にまとわりつく 赤色を憎んでむくみのある女性が購入した商品をカメラの前で紹介しブルーレイの宣伝をしているケロイドの今は時ゆきて時間潰しに専念する耳に指入れてゴリゴリして僕もむくんでいるのです壊れたカメラの前で崩壊しパイポ一本プカプカ吸う頭蓋の中心が抜けた感じ感染予防もしなくなり外から帰って魚に餌、その手で寿司を掴むマスクの紐も切れてからぶらぶら、揺れて
2021.09.17
コメント(0)
ごく個人的なブルーレイとDVDの比較印象 VHSのビデオテープは棄ててしまい、一本だけ本棚に残っている、『キリング・ゾーイ」吹き替えのテープを保存している。雑誌「フリックス」で知った映画だったが、見ていない。買ったけど、見る気になれなかった。タランティーノの製作みたいだが、「トゥルー・ロマンス」をビデオで見て、面白かったが、銃弾で打たれたガラスが眼球に入って来るような、激しい恐怖を覚えた。ビデオ鑑賞では画質は全く気にならなかった。 今は4Kというのは何のことなのかよくわからず、4K持っていないので、4Kソフトは持っていない。「ロッキー」をビデオの記憶とDVDの画質とブルーレイの画質を比べると、明らかに「ロッキー」は70年代後半の映画で、ビデオでは町が汚く見えた。が、「ロッキー」の世界はフィラデルフィアのごみごみした、風景が映画に合っていると思う。DVDでははっきり映る。 持論は、2000年までの映画はブルーレイよりDVDの画質の方が映画の感じと合っているように思う。DVDは良いと思う。2001年からのブルーレイの方が合っていると思う。 それも個人的な主観なので、そう思っただけだった。 最先端の綺麗な映像に何故か違和感がある。今はネット配信の映画が主流になっているようで、DVD無くなったら、困ってしまう。とりあえず機械とソフトは棄てないで保存したい。
2021.09.16
コメント(0)
逃げ出すマラソン幸せが逃げて行った時つげ義春の「チーコ」のラストのカットのように 悩み或いは茫然自失の伝道師僕はそう思っていたけれどただの肉の本能だけで生きる者としての肉の人の視線マンホールに注がれて人々の中から消えて行くたった一人の人 の 手を取って起こそうとしたり煩悩の一軒家に攫われたりする歯止めのない急降下の途上で掌の毬ゆっくりと去って行く逃げ出してしずかに夢が逃れていくアイスキャンディーの角、かじって溶けて行く古の親を呼ぶ子の声よ時々、発狂して脱力したくなる コンクリートに
2021.09.16
コメント(0)
飛翔せよと呼びかけてからっからの渇きに燃焼する喉の渇きに耐えられずコーヒーに氷どぼんと投下して あおるからっからの井戸に水、弾け。鼻閉した歌手は腰を低くして観客に手を入れるふらふらとしてくしゃみする一つが塞ぐと全てが塞ぎ海原を僕は走っていた風が身を打つ血が滴る遠くの街は火事である人々は手足動かし、悶えに悶え一つの火人となる日には太陽、ぎらつく眼が潰れ、喉開き、鳥が啄み渇きには水を穴には手を入れよ絶対的な者の護りからの火としてほの暗い穴蔵を様々な魚が泳ぐとしてその一匹すら釣られることは無く人の瞼は魚の全身像と言える
2021.09.16
コメント(0)
全99件 (99件中 1-50件目)


