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知覧麓の武家屋敷群

江戸時代の知覧は当初,島津家の分家である佐多氏が地頭として治めていました。佐多氏には優れた当主か多く出て,薩摩の中でも重要な役目を果たしました。その功績によって佐多氏16代久遠の時代に,知覧の私領地化と島津姓の使用が許されました。

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徳川幕府が一国一城制を厳守させた時代,薩摩藩では領地を外城とよばれる113の地区に分け,自答や領主の屋敷である御仮屋を中心に麓とよばれる防備を兼ねた城塁型の武家屋敷群を造り,武士団を終結させることなく分散して当時にあたらせました。その一つが知覧の武家屋敷です。
知覧の武家屋敷群の18.6ヘクタールが昭和56年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され,7庭園は国の「名勝」に指定されています。7庭園のうち,森氏庭園は築山泉水式庭園で,他の6庭園は枯山水式庭園です。
>>>西郷恵一郎氏庭園

>>>佐多美丹氏庭園

寛延4年(1.751)に造られたものといわれ,知覧庭園の中では最も,豪華で広い庭園である。枯滝を造り,築山の上部に石灯,下部の平地には,各所に巨岩による石組を設けている。門を入って右に折れて書院の前に出ると本庭の主力の滝を中心とした石組みは,えんえんと流れ,訪れた人々に力強さと広さを感じさせる。
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