PR
Calendar
Category
Freepage List
Keyword Search
Free Space
【送料無料】おしかくさま [ 谷川直子 ]
価格:1,260円(税込、送料別)
「おしかくさま」とは、銀行のATMのこと。
主人公・ミナミは49歳、うつ病を患う、子どものいないバツイチ中年女性で、家族は腫れ物に触るように接している。そんなミナミはある日、母親から76歳になる父親を尾行するよう頼まれる。行動が不審で浮気が疑われるというのだ。
だが、父親が入り浸っていたのは「おしかくさま」というお金の神様を信じ,お参りはATMに…という60代から70代の女性4人組であった。
はじめのうちは,銀行のATMがお社というおしかくさまを信じられなかったミナミだが、「無紋のお札」という札を買った直後、パチンコで大当たり。これを契機に、おしかくさまに興味を持ち、おカネについて真剣に考えるようになったミナミは、少しずつうつ病から脱却してゆく。
ミナミの再起がテーマだが、ミナミだけでなく、父母、妹、めいが語り手になり、一つの現象をいろんな立場から見ているようで面白い。
この小説は震災以後を強く意識して書かれている。「3.11」以後、社会に漂う歪みの構造をユーモア込めて綴っている。(河出書房新社・1200円 )
▼
谷川 直子 (タニガワ ナオコ)
1960年生まれ。兵庫県神戸市出身、長崎県五島市在住。著書として『競馬の国のアリス』『お洋服はうれしい』といった競馬・ファッションに関するエッセイなどがある。筑波大学卒。本作『 おしかくさま
』で新人の登竜門」第49回文藝賞(河出書房新社主催)を受賞。
一言添える。谷川さんは作家、高橋源一郎さん(61)の2人目の妻。なお,3人目の元奥様は,エッセイストの室井佑月さんである。
⇒⇒
谷川 直子のブログ ⇒
文藝賞とりました!
http://www.naoko-world.com/diary/2012/10/post-5973.html
絵本作家せなけいこさん死去 92歳、代表… 2024/10/28
絵本『ゆうやけにとけていく』 「日本絵… 2024/05/24
斎藤孝著 「人生最後に後悔しないための… 2024/05/07