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【薩摩スチューデント 若き薩摩の群像】

路面電車が行き交うJR鹿児島中央駅の東口。その駅前広場には,美しいフォルムの銅像が建つ。この銅像は幕末の1865年に,英国留学の17人の若者を讃えて建てられたもので,「若き薩摩の群像」との銘がつけられている。
当時,幕府は鎖国政策をとり日本人の海外渡航を禁じていた。そこで離島への出張として全て変名を用い,いちき串木野市の羽島港よりイギリスへ渡った
一行19名はロンドン大学で学び,留学先では、サツマスチューデントと呼ばれ,色々な知識と技術を習得した。帰国後は黎明日本の原動力となり,初代文部大臣の森有礼,サッポロビール創立者の村橋久成,初代大阪商工会議所会頭などを輩出し,日本の各分野で大きな業績を残した。
【薩摩スチューデント 若き薩摩の群像】

150年前に西洋の優れた文明を取り入れるべく,薩摩藩がイギリスに送り出した19人の若者に思いを馳せ,その偉業を、後世に引き継ごうと,若者たちが旅立ったいちき串木野市羽島に薩摩藩英国留学生記念館は建設され,7月20日にオープンした。
記念館は鉄筋コンクリート2階建てで,外観は明治初期の鹿児島城下でも見られた赤れんがの壁面と,和瓦の屋根を組み合わせた「薩摩式洋館」をイメージしている。
記念館の建物は西洋式の建築構造とレンガや漆喰などの薩摩藩由来の素材や技術を組み合わせて作られ、留学生たちの功績などを記した400点の資料が展示されている。
1階では、羽島で薩摩藩や藩士らが出発の準備を進める時のことを紹介。2階には、英国での写真や日記などを展示しているほか、何を学んだかや、その後の人生を知ることができる。
収蔵史料数は約400点。密航を幕府に隠すため、甑島と奄美を視察しているかのように装った偽の辞令書、出発前に詠んだ和歌などが展示されている。
開館時間は午前10時~午後5時。火曜休館。入館料は高校生以上300円。小中学生200円。問い合わせは同館(0996・35・1865)へ
【 名 称
】:薩摩藩英国留学生記念館
【 所在地
】:いちき串木野市羽島4930番地 羽島浦黎明公園内(羽島漁協前)
【 構 造
】:鉄筋コンクリート構造・地上2階建
【 延床面積
】:675平方メートル(1階400平方メートル、2階275平方メートル)
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