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巨大噴火の発生確率100年で1% 神戸大が試算,壊滅的な被害予測
※阿蘇火口 気象庁ライブカメラ
巨大カルデラ噴火は,日本では1万年に1回程度の頻度で起きてきた。最も新しいのは7300年前に噴火した鹿児島県南方沖の鬼界(きかい)カルデラで,このときは南九州の縄文人が死滅し,生態系の回復に千年近くかかったとされる。
東大地震研究所の前野深(ふかし)助教(火山地質学)によると,噴火を繰り返す可能性が高く,リスクが大きいカルデラは九州では阿蘇、桜島の姶良(あいら),阿多(あた),鬼界,などである。
神戸大大学院の巽好幸教授(マグマ学)らは10月22日,日本で巨大カルデラ噴火が発生する可能性は今後100年で約1%という研究成果を発表した。日本列島で過去12万年に起こった火山噴火の規模と発生頻度を,統計的に解析。噴火の規模を示す「噴火マグニチュード(M)」7以上の発生確率を,今後100年間で1%と算出した。
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九州の活火山

桜島や阿蘇山など日本を代表する火山が集中し,人的被害にも見舞われてきた九州では,近年も活発な活動が続いており,警戒が必要だ。現在,九州の火山で気象庁の噴火警戒レベルが最も高いのは,桜島と口永良部(くちのえらぶ)島の新岳(ともに鹿児島県)。5段階のうち、入山を規制する3となっている。
◆ 巨大カルデラ噴火の被害想定
神戸大大学院巽好幸教授(マグマ学)らは,超巨大噴火が九州中部で起きたと想定すると、日本列島のほぼ全土を降灰が覆い,1億1千万人以上の生活がマヒする可能性があるという。

出典:産経新聞電子版 http://www.sankei.com/affairs/news/141022/afr1410220036-n1.html
約2万8千年前に九州南部で起きた,桜島「姶良カルデラ噴火」の地層記録を基に,超巨大噴火の被害を推計。九州中部で同様の噴火M8・3の噴火が起きれば,周辺地域が火砕流にのまれるほか、偏西風に運ばれた火山灰で、沖縄県や北海道東部を除く日本全土で交通やライフラインなどがまひするという。噴火M8以上の発生確率は今後100年間で0・25%とした。最悪の想定は,日本の総人口にほぼ匹敵する約1億2千万人が死亡すると試算。
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