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気象庁は21日,活発な火山活動が続いている箱根山(神奈川県)の大涌谷(おおわくだに)で,6月に新たに確認された火口から,噴煙にわずかに火山灰が混じっている現象を確認したと発表した。火山灰の噴出が短時間だったことから,同庁は「現象は噴火だが、住民の不安をあおるなどの防災上の影響もあるので,噴火との表現は適切でない」としている。
気象庁発表では,大涌谷の火口で21日、火山灰を含んだ噴煙を10秒ほど観測した。それまで高さ約10メートルだった白い噴煙が灰色っぽくなり,約50メートルに達した。
22日も箱根山では火山活動が活発な状態が続いている。気象庁は引き続き、箱根山に噴火警戒レベル3の火口周辺警報を発表し,大涌谷からおおむね1キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけている。
気象庁によると,先月30日と今月1日に大涌谷でごく小規模な噴火が確認された箱根山では,22日も火山性地震が発生するなど、火山活動が活発な状態が続いている。大涌谷の火口や噴気孔からは白い噴気が勢いよく噴き出し,周辺の温泉の設備からも蒸気が勢いよく噴出していることが,気象庁の監視カメラによる観測で確認されている。
気象庁は、箱根山では今後も大涌谷周辺の居住地域の近くまで影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとして,引き続き噴火警戒レベル3の火口周辺警報を発表し,大涌谷からおおむね1キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石に警戒するとともに,地元の自治体の指示に従って危険な地域に立ち入らないよう呼びかけている。
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