PR
Calendar
Category
Freepage List
Keyword Search
Free Space
黎明館企画展「幕末薩摩外交ー情報収集の担い手たちー」

photo:薩摩藩江戸藩邸詰めの薩摩藩士 (黎明館HPより)
薩長同盟が結ばれ今年で150年になるのにあわせ,幕末に薩摩藩の外交を担った西郷隆盛や小松帯刀らの史料を紹介した企画展「幕末薩摩外交」 https://www.pref.kagoshima.jp/ab23/reimeikan/kouza/jisyukikaku/kikaku_tenji/satsuma-gaikou.html
が9月11日まで鹿児島市の鹿児島県歴史資料センター 黎明館
で開かれ て
います。
会場には幕末に薩摩藩の外交を担った西郷隆盛や小松帯刀,大久保利通などが書いた書簡などおよそ200点が展示されています。
会場には小松帯刀が大久保利通に坂本龍馬を紹介した書状なども展示されていて,幕末に活躍した人物の人となりもかいま見ることができます。西郷が大久保に宛てた書状では,西郷が幕臣の勝海舟と初めて会ったときのことが書かれていて,勝のことを「実に驚き入った人物で大変にほれた」と高く評しています。
⇒⇒
黎明館3階企画展示室
⇒⇒
https://www.pref.kagoshima.jp/ab23/reimeikan/kouza/jisyukikaku/kikaku_tenji/satsumanoryugakusei.html
幻の宰相小松帯刀伝 [ 瀬野富吉 ]
◆小松帯刀

大河ドラマ「篤姫」で篤姫と共に注目されたのが,瑛太さんが演じた肝付尚五郎こと薩摩藩家老の小松帯刀
(こまつ たてわき)でした。小松は藩主 島津成彬(なりあきら)の側近として,西郷隆盛,大久保利通などの下級武士を登用・抜擢した。また,一介の浪人であった坂本龍馬が幕末に活躍出来たのも, 薩摩藩家老という地位を持った小松帯刀の後押しがあったこそで,明治政府樹立に向けて小松帯刀の功労は大きかったと評価されています。
■小松帯刀の京都宿舎の全貌が明らかになる
企画展「幕末薩摩外交」では,京都にあった摂関家筆頭・近衛家別邸「御花畑」の絵図(玉里島津家資料)が展示されています。
色付けされた図面には小川が流れ、池や庭園もあり,建物も母屋その他を含めて相当な規模だったことがうかがわれます。いかにも・近衛家の別邸にふさわしい広大さに驚かされた。
この絵図には地名が記入されており,北端に「鞍馬口通小山町」、西端に「室町通森之木町」、南端に「薮之内町」とあります。これは小松帯刀の宿舎のあった「御花畑」の所在地を示す重要な手がかりともなります。
「御花畑」が,小松帯刀の宿舎だったからである。同所が小松の宿舎だったことは古くから知られ、例えば、伝記作家の勝田孫弥は「洛北鞍馬口に在る、近衛家の御花畑」に小松が住んでいたことを記しています(「甲東逸話」)。
京都在住の歴史地理学者の中村武生氏 が主要な薩長土藩士の京都での居所をまとめた論文で、「室町頭」の位置を修正した。幕末に刊行された「元治新撰皇都細見図」などを典拠にして、「御花畑」 は「室町通鞍馬口付近」に存在したと新たに推定しています。(「幕末期政治的主要人物の京都居所考」 御厨貴・井上章一編「建築と権力のダイナミズム」岩 波書店、2015五年)。
今回見つかった「御花畑」絵図に記入された地名は,この中村氏の推定を裏付けるものです。中村氏は,屋敷の正門が鞍馬口に面しているので、「御花畑」の位置表記は「鞍馬口通室町東入ル小山町」と呼ぶべきだと論じています。
また,京都在住の歴史研究家・原田良子氏は明治初年の地租改正に関する行政文書(京都府立総合資料館所蔵)から「御花畑」の地籍図を発見しています。それによると,「御花畑」の位置が近衛家別邸「御花畑」の絵図の地名と重なり,屋敷の総坪数が1796坪余もあると,いうことです。
・会期
:平成28年5月24日(火曜日)〜9月11日(日曜日)
・開館時間
:9時00分~18時00分(入館は17時30分まで)
・入館料
:常設展示の入館料で御覧になれます。
一般:310円(230円)高校・大学生:190円(120円)小・中学生:120円(60円)
※()内は20名以上の団体入館料
◆
鹿児島県歴史資料センター黎明館(れいめいかん)
鶴丸城跡に建つ鹿児島県歴史資料センター黎明館。県の歴史資料センターとして,明治百年を記念し鶴丸城本丸跡に造られ,昭和58年十月に開館した。建物 は,昔ここにあった屋形造りの鶴丸城によく似る。ここでは,鹿児島の歴史の流れを,原始古代から中世・近世・近現代までわかりやすく展示。西郷隆盛や大久 保利通など,歴史上大きな役割を果たした鹿児島出身の人々についての紹介や,絵画・薩摩焼・薩摩刀など美術工芸品の展示もあり,さまざまな視点から鹿児島 を知ることができる。
本坊酒造マルス津貫蒸溜所 -ウィスキー… 2024/05/17
鹿児島生まれのウィスキー -本坊酒造マ… 2024/03/06
曽木の滝イルミネーション -九州最大級… 2023/12/11