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これもまた極小プラスティックに!?色合いとデザインが気にいって、5年ほど前に購入していた人工皮革のスタジャン。本年の2月のはじめ知人を空港に迎えにいくときに、羽織ってでかけたのはいいのですが・・・・ 迎えにきた私を見て言った知人の第一声が、 “スリラーのビデオクリップにでてくるみたいなゾンビなジャンパーになってるよ” っていうもの。あわてて脱いで見てみると たしかにゾンビ。。出かける前の羽織る前に確認して剥離がないのことを確認していただけに、唖然としてしまいました。そう言われてみてば 急いでいたので気にする時間がなかったのだけれど、車から降りるときの座席のシートに 膜みたいな、粉みたいな、そんなちょっとした小片がいくつかくっついてたっけ。空港までの1時間ほどの車の運転をしている動作でボロボロと剥離が始まり、音もなく落下していった結果がいわゆるコレなのか と合点がいった次第です。ただし合点はいっても気節はまだ肌寒い2月のはじめ。かわりの衣類も持ち合わせているはずもなく、空港から空港の駐車場の車までゾンビは移動しなければならなかったのですが・・・目ざとい方はやっぱり気がつかれたことと思います。車にたどりつき、すぐに車内には乗らずに、まずはもっていたスーパーのポリ袋にジャンバーを押し込み、帰宅の途に就いたのですが、この行為は正解でした。というのも、剥離して落ちた車の座席についた小片ズが、叩いたくらではなかなかとれない。むしろ はたくと、小さく分解してますますくっついていく というやっかいさだったから。結局は掃除機の出番と相成ったのですが、レベルの強で 吸い取ってやっととれるという頑固さでした[そんなに頑固ならなんで剥がれるのってかんじでもありますが]。で、あらためて人工皮革につい調べるとこの小片ズの正体は合成樹脂。基本的に天然の布地を基材として合成樹脂を含浸または塗布したものと解説してあります。したがって結局のところはおおくくりでいえばプラスチック。プラゴミといえばつついいペットボトルやプラスチック製のバケツ類、ポリ袋などを思い浮かべますが、人口皮革の経年劣化で剥離していって極小となったものも、いわゆる極小プラスチックのなかまにはいるのだろうなと、おもった次第です。そして思いましたよ、小片ズが このまま環境に放出されて分解されていくとすると、動物プランクトンが餌となる植物プランクトンとまちがえて摂食することにもなっていくのだろうなと。最近では 人体からも 極小プラスチックが発見されているというニュースが報道されていますが[こちら]、食物連鎖がまわっていけば、さもありなんと納得してもしまいますよね。ちなみに こちらは 手の平部分に 滑り止めが施された 作業用の手袋。こちらも例にもれず、ある程度の時間がたてば、滑り止めの部分に施されていた合成樹脂がポロポロポロポロと剥離していきます。右下部分に粉状となったそれ が あります。ということで 今回は、 ポロポロになったジャンバーもたしかにホラーではあるのだが もっともっと分解がすすんでいくと、結局は体内にまでプラスチックが侵入してしまうという真のホラーになってしまうよ というおはなしでした。 [紫外線に気をつける意味で]なるべく日のたらない場所で、 風通しもよろしかろう とハンガーに吊るして保管していた つもりでしたが、結局のところ 10回ほど着たところで寿命 となってしまったジャンパー。色アイがに気にいっていただ けにもっとガンガンきとけばよかったといま後悔しています。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Feb 26, 2019

プラごみが獲れる魚よりも多くなる日。次回分の参考として再掲載です。2016年分ですが、よろかったら。↓“海洋に投棄されるプラスチックごみの量は、少なくとも年間800万トン。この現状が続くならば、海洋に漂うプラスチックごみの量は2025年までに魚3トンにつき1トンの比率にまで増え、2050年には魚の数を上回る”という衝撃的なニュースが報道されたのは1月下旬。いわゆるダボス会議発の問題提起でした。 いわれてみれば、たしかにそうだなと思いましたよ。海が荒れて波が高くなったがためにゴミが打ち上げられた時などは とくに、流木や海藻などにまじって、たくさんのプラスチックごみが浜辺にうちあげられています。ダボス会議の発表したニュースを耳にしたとき、“さもありなん”と、まずはあの浜辺の光景が頭に浮かんだんですね。しかし本当に憂慮すべき問題はこれから。じつは漂着するプラスチックごみよりも もっと怖い存在があった。それが「マイクロプラスチック」。そう、砕けて微小にプラスチックごみです。これが海の生態系に大きく影響しはじめている・・・ということがわかってきた。たとえば海のなかであれば 植物プランクトン → 動物プランクトン → 魚 → 哺乳類という食物連鎖が存在するわけですが、その食物連鎖のしょっぱなのプランクトンの段階で、 動物プランクトンが、マイクロプラスチックを食べてしまっていることがわかってきたのだそうです。まちがって食べちゃってるわけですね。ということになれば、この動物プランクトンを魚が食べ、その魚を大型の生き物が食べることで、海の生き物全体にマイクロプラスチック汚染が広がっている可能性がある。もちろんその影響は、海だけにとどまらず、その魚を食べている人類を含んだ地球全体の生態系に及んでいる可能性もある。それだけではありません。プラスチックそのものに有害な物質が添加されている場合もあります。また漂流するうちにプラスチックの表面に付着したさまざまな物質がマイクロプラスチックと同時に生き物の体内に入取り込まれる可能性もある。さらには栄養不足の問題です。光合成をおこなう植物プランクトンに必要な日光が、海のなかを漂う大量のマイクロプラスチックにより妨げられ、うまく育たない可能性がある。加えて動物プランクトンが[植物プランクトンとまちがえて]栄養のないマイクロプラスチックを食べて満腹になってしまえば、こちらの生育もおかしくならざるを得ない。もちろんそのあとの食物連鎖に支障がてて生態系のバランスがくずれるかもしれません。うーん、こうなるともはや、ホラーですよね。しかも超シリアスな。こうなると、このWEF発表のこのニュースの重みです。“2050年には魚の漁獲量よりもプラゴミが多くなる”事態を人類が確認することができるのかどうかさえ危ぶまれそうな、そんなヘビイなニュースにも思えてきましたよ[ニュースは こちら]。ということで、今回はみえるゴミはかたづけられる。けれど、見えない微細なゴミはどうなるんだろうというおはなしでした。 日本周辺を含むアジア地域にはとくに多いプラスチックゴミ。 そんな海の汚染の実態を外交や軍事なども含めた幅広い分野 から解説した新刊書が こちら、2015年Amazon販売賞に も選ばれた『海が教える人類の危機』です。 著者の 原口策真さんは元海上自衛官であったというだけに、 おすすめの一冊です。著者インタビューのページは こちら。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Feb 25, 2019

「芯どまり」に注意して作物を育てます。身体づくりをしながら、花も確実に結実させていかねばならないハウス栽培においては、『元気よく育てておいて、お花が咲いたり結実したりする時期に一時的に草勢を生殖成長に傾ける手助けをすることが、作物を上手に栽培するコツ』となります。そんなはなしを過去分から。よろしかったらご参考に。・・・体力切れになった時点でスパートかけても 厳寒期にはなかなか体力がのってきませんからねー。。 ↓『芯どまり」に注意してトマトを育てていきます。』 継続してご紹介している丸トマトですが、果実が本格的に収穫され始める直前の状態になってまいりました。この時点での生育の理想は、 体づくりをしながら、花も確実に結実させていく ということになります。いちばん気をつけねばならないのは、草勢が極端に落ちてしまうと いう、いわゆる「芯止まり」の状態におちいってしまうことです。なんといっても、現時点でのハウスの外は真冬という厳しい状態で すから、生育が停滞してしまわないように、元気に育てていきます。ただし元気に育てるとはいっても、草勢が強すぎて花がつかなくな っては困るので・・・・そのあたりの栄養生長と生殖成長の間のバ ランスをとりながら育てていかねばならないという、ある意味栽培 者にとっての腕の見せどころ的な時期となります。そこで下の映像ですが・・・これが すこしばかり元気すぎて、一部結実しなかった花のある ようすとなります。 同じく こちら↓ は 結実しなかった花のある三段目の花房 。 そして、こちら↓ が 第一花房の花房 となります。 このような 花房のなかの一部の花が結実しない程度であるなら、さほど心配はないのですが、 花房の花全部が結実しないほどに草勢が強くなってしまった などといった場合には、さすがに草勢を抑える対策が必要になり ます。このような場合の対策の例としては、たとえば トマトに、苦土やマグネシウム・微量要素を供する という方法がありますよ。 効き過ぎているチッソを、苦土やマグネシウム、そして微量要素などの ミネラル分を与えることで、一時的に押さえる というわけです。 葉面散布であれば一週間に2回ほど施用すると、栄養成長に傾い ている樹が落ち着いてまいりますよ。そんな場面におちいったと きには、よろしかったらお試しくださいね〔多木化学のアクセル2号を 私は使用しております〕。ということで今回は、 元気よく育てておいて、お花が咲いたり結実したりする時期に 一時的に草勢を生殖成長に傾ける手助けをすることが、作物を 上手に栽培するコツ だというおはなしでした。ちなみに、このハウス内では、1・2・3段目の一部に結実しな い花が見られた時点で、上記の葉面散布を実施されたのですが・・・ その後の4・5・6段の様子が、こちら ↓ となります。ののののののののののののののの 良い花が付き、花のとまる確率がいちだん高くなりました。 まずは、作物の生育をじっくり観察すること。そのうえで 自分 なりに 小面積から試して、ちがいを確認して対策していく。 ・・・これが栽培の醍醐味でもあります♪ 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
Feb 18, 2019

農業技術するには。 大掛かりな施設がなくても工夫することで農業技術の習得は可能です。そんなエンドレスなポリ鉢ガーデニングの話しとなります。よろしかったら、ご参考に。。 ↓20年来、ポリ鉢で、育てているのは ラベンダー。 四季咲き性のピナータやデンタータに加え、イングリッシュ系に エストカス系などを育てています。 作り方ですが・・・3センチのペーパーポットで作る挿し木から始まり、順番に 5センチ →9センチ →12センチ →18センチ ときて、最終的には21センチの大鉢へと育てあげていきますよ。このやり方って、書くとじつに面倒そうですが、慣れると意外に簡単にできるんです。たとえば こんな具合に・・ 小さい鉢をひとまわり大きい鉢にいれ、まわりに新しい土 ↓ 「根がはってきたな」と思ったら、その鉢の底に新しい土を いれます。かさ上げするわけですね。 ↓ 土をいれた鉢の底面部に根が張ってきたら、もうひとまわり 大きい鉢にいれ、まわりに新しい土いれる。 ↓ 鉢をひとまわり大きい鉢にいれ、まわりに新しい土 というぐあいに育ててゆくわけです〔3センチから21センチまで1サイクルで2年以上かかる場合もありますよ〕。 最終的に21センチに育ちあがったときですが ・・・その時は お花の時期であれば、お花好きな方への贈り物にもできますし、お庭の片隅にでも植えておけば、挿し木用の苗を取るのに利用できます。ということで、挿し木から大鉢、そしてまた挿し木から始まると いう、連続式のポリ鉢ガーデニングのおはなしでした。 鉢やプランターを使っての、工夫しながらのお花作りは、 農業技術の習得にもってこいです。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Feb 15, 2019

豚コレラ。感染拡大防止に大切なのは排せつ物処理。農水省の豚コレラのページには、このウイルスがおこす豚コレラという伝染病について・豚コレラウイルスにより起こる豚、いのししの熱性伝染病で 強い伝染力と高い致死率が特徴。・感染豚は 唾液、涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や 汚染物品等との接触等により感染が拡大する。・治療法は無く、発生した場合の家畜業界への影響が甚大であ ることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定され ている。と説明されていますが、この説明になされているように、これ以上の感染拡大を防止するには、なんといっても ウイルスを含んでいるかもしれない糞尿の処理が大事になります。ということで感染病の拡大が止まらぬ場合の、感染拡大防止の基本ともいえるふん尿処理についての対策はつぎのようになります。 ↓更なる拡大防止策とし効果的だと考えられるのは、排せつ物処理を適切に行うということ。これに尽きると思います。 具体的には ■ ふん尿をたい肥化する場合には、よく完熟させる ■ 発酵温度が十分に上がっているかどうかを、よく確認する ■ たい肥化の済んだものと、新しいふん便とを混ぜない ■ たい肥と、飼育豚を離す ■ たい肥と野生動物が接触しないように管理する といった対策をとることが肝要です。さらに上記の個体分とは別に、液体分についての注意点として、 通常時の塩素消毒処理や ばっ気処理ではウイルスが不活性化していない可能性も考えられることから ■ できれば、液体分を肥料として散布しない ■ やむをえず用いる場合は、ほかの養豚場の近くで使用しない ■ やむをえず用いる場合は、流水の近くでは散布しない ■ やむをえず用いる場合は、道路の近くでは使用ない といった対策が有効だと考えられます。いったことで今回は、全国に広がりつつある豚の伝染病である豚コレラの簡易拡大防止対策についてのおはなしでした。ちなみに今回の豚コレラの発生の経緯はつぎのようなものとなりますが、じつは昨年の10月下旬ころからすでにふん尿の処理についての地元の苦労と苦脳が報道されていた経緯があります。12月01日の報道された新聞記事の抜粋には『同公園に併設する堆肥センターの運営自粛を一日に解除するほか、一例目が発生した養豚場が堆肥を搬入していたJAぎふ堆肥センターについても、二日に運営自粛を解除する方針を決めた。』と、ありますね。 頭隠して尻隠さず・・・ということわざがありますが、 感染拡大防止にはなんといっても尻も隠すことが大切だ というおはなしですね。ちなみにやはりふん尿中のウイ ルスによって感染が拡大していったと考えられる口蹄疫 や鳥インフルエンザのケースはこちら。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
Feb 9, 2019

2005-06-29 映画『アウトブレイク』の世界が現実に?日本における口蹄疫発生被害というと2012年の宮崎県における発生が有名なのですが、じつはそれをさかのぼること12年前の2000年にも、宮崎と北海道で発生しています。今回のブログはそんな2000年に発生した口蹄疫を回顧しつつ、その年2005年にベトナム最大の都市であるホーチミン市で発生した鳥インフルエンザのニュースを受けて書いた[ある意味2012年をそしてさらに先の未来を危惧する]ものとなります。もちろん今回の豚コレラ感染拡大のニュースを受けたものとして過去分ですがよろしかったご参考に↓。『2005-06-29 映画『アウトブレイク』の世界が現実に?』国道に仮設トイレ・携帯電話が配備された非常線が張られました。検問と消毒を兼ねたポイントが出現したんです。警察の誘導協力のもと、白い防護服を着た係員の手により道行く車がつぎつぎと消毒されていきます。まるで映画アウトブレイクの世界が突然出現したかのような光景が日本国内で発生しました。。 そう、ここ宮崎県と北海道で平成12年[2000年]に日本で92年ぶりに発生した口蹄疫対策として実際に、現実におこった光景なんですよ。3戸22頭の口蹄疫発生に対応して、宮崎県では当初、発生農場から二十キロの家畜の移動制限・五十キロの搬出制限がとられることになりました。 口蹄疫とは、牛・豚・羊等の偶蹄類の動物が感染するウイルスによる急性の伝染病です。伝染力が非常に強いとされており、畜産業に与える影響が強いために上記のような処置がとられたわけです。ただ、救われたのは口蹄疫が人に感染することがないとおもわれていたこと〔ただし台湾ではうつった例も確認されているというニュースも報道されました〕、そして感染した動物の乳肉を摂取しても人の健康に影響はないという点。 そのため平成12年の口蹄疫発生ケースでは、家畜の移動によって他地区の家畜にウイルスがひろがることを防止することだけが課題だったわけです。 『人に感染することはなく、仮に感染した動物の乳肉を摂取しても人の健康に影響はありません』という口蹄疫ですらこの大騒動。もしこれが、人に感染するH5N1型ウイルスのひきおこす鳥インフルエンザが発生したと仮定した場合は、口蹄疫発生時よりも厳しい防護対策がとられるのは当然です。今回の茨城の鳥インフルエンザは、毒性や感染力が弱いとされる国内初のH5N2型という点で、不幸中の幸いかと。 ちなみに前回、京都・山口・大分で発生した鳥インフルエンザでは、家畜伝染病予防法に基づいて以下のような対応策がとられました。今回の茨城でも、これに準じた措置がとられているはずです。その措置は ■発生農場及び発生農場と同一飼養者が管理している農場の家禽はすべて 殺処分され、死体は焼却・埋却または消毒されます。 ■また農場全体は閉鎖・消毒され、人の出入りも禁止されます。 ■発生農場を中心とした半径5~30Kmの区域では、21日間以上、生きた家禽・ 卵や肉などの生産物・死体・排泄物の移動が原則禁止されます〔ただし、 今回は「弱い」H5N2型のため、変更の可能性ありとのこと〕。 ■区域内の全ての農場について、異常鶏がいないか家畜防疫員が調査。 ■最終発生の防疫措置が終了してから、21日間に続発がなければ、基本的には 移動禁止は解除。しかしその後も3ヶ月間は区域の監視が継続されます。 ■全ての農場で、清浄確認検査によりウイルス感染が否定された場合に、清浄 宣言が出されます。 というものとなります。 以上、ここまでが現実の世界。以下は、今後おこるかもしれない「予想」の世界です。 ↓ もっとも怖いのは、上記の対策がとられたとしても、ウイルスの蔓延に対する効果がなく、「ウイルスが環境に定着」したときです。それは、【昨年の 京都・山口・大分で発生した人に感染する可能性が高いH5N1型ウイルスのひきおこす鳥インフルエンザが発生。そして、非常線を張ったとしても、鶏への感染がおさまらなくなったとき】 です。 そんな最悪の事態がおこってしまったら・・とWHOなどの専門家が神経をとがらせるのは、感染が鳥から人へ、さらには人から人へと、拡大する懸念がぬぐい切れないため。鳥のインフルエンザウイルスは、人のウイルスと混じり合うことで、人同士にうつる新型ウイルスに生まれ変わる可能性があるとされているからです。実際に昨年京都府の農場で発生した際には、処理に当たった従業員の感染が確認[抗体が形成]されてもいるんですから。 今後十万羽から数百万羽を飼育する養鶏場〔メガファーム〕において、H5N1型ウイルスによる鳥インフルエンザが発生したと仮定した場合、たとえば発生養鶏場の5キロ以内に住居される方の移動は、なんらかの規制がおこなわれるとみたほうがよいのではないでしょうか。そんな事態を想定した場、わたしたちの家や土地といった財産は、いったいどうなるのでしょう・・・ウイルス病は、対岸の火事などではなく、とても身近な問題になってきたことだけはいまや確実なようですよ。 ちなみに 1000万人規模の都市部で発生した鳥インフルエンザの例としては、2005年の2月、ベトナム最大の都市、ホーチミン市でおこった鳥インフルエンザがありますが、そのときのニュースの概要はこちら。『ホーチミン市でおこった鳥インフルエンザウイルスを根絶するため、行政府は全ての家きん類の処分を命じた。1000万人が暮らす同市では、今回の命令に先立って、全てのアヒルを処分するよう命令が出ていた。アヒルの場合は、鳥インフルエンザに感染していても兆候が現れない可能性がある。さらに国営メディアによると、市当局は処分の対象を全ての家きん類に拡大し、処分の開始時期も18日に定めた。今回の措置は、ベトナムの鳥インフルエンザ対策としては、最新の厳しい措置となる。ベトナムではここ数週間に、鳥インフルエンザにより13人が死亡している〔02月16日時点〕。』以上、今回はもし人にも感染しうる人畜共通感染症が発生したら いったいどうなってしまうのだろうという予想の回でした。。 映画『アウトブレイク』について アフリカ・モタバ川流域。正体不明のウイルスに感染し皮膚が腫れ体中の穴 という穴から出血して死んでいく無数の住民たち…。現地調査に赴いたアメリ カ軍医学研究所のリーダー、サム・ダニエルズは軍に警戒態勢を進言するが 却下されてしまう。しかしその後、同じ症状の患者がカリフォルニアに出現。 爆発的な速度で蔓廷する殺人ウイルスは一気に全米をパニックに陥れた! この映画のウイルス病はエボラ出血熱がモデルといわれています。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
Feb 8, 2019

ジャンボタニシや草の防除には“田起こし”が有効。Hどうやら暖冬で氷点下になる日も皆無の宮崎だけれど、 それでもやっとかなくてはならないこと。寒さを防除にしっかり利用しようというおはなしです。除草剤をへらせる話でもありますからね。 ↓『ジャンボタニシや草の防除には“田起こし”が有効。』 壁一面に産み付けられた ショッキングピンクの卵・たまご・卵 !! 悲しいかな、いまやこれは日本の日常になりつつある光景なのです。この卵から孵ってくるのは、ジャンボタニシ こと スクミリンゴガイ。 昭和56年頃に海外から食用として日本に持ち込まれて野生化し、関東 以西の水稲やレンコンに大きな被害を及ぼしている貝になります。 画像は こちら 。 このスクミリンゴガイは繁殖力が極めて旺盛、汚水にも強く、用排水 路やクリークで増殖しながら移動分散し続けています。この急速な増 加に伴い、「昨年までは見なかったけれど、今年になってからの増殖ぶりには驚いた」などと農家さんがおっしゃるのは日常温茶飯事のこ とと なった感が大いにありますよ〔地区の一斉防除で数十キロとれたり〕。さて、そして。そんなスクミリンゴガイの防除に最適な時期、それが 彼らが眠りつく いま、 トラクターで田を起こすこと なのです。そう、収穫の終わった水田の土の中、5センチ程度の深さで休眠を図る彼ら地中の貝の貝殻を回転するトラクターの爪で破壊、もしくは地表に かき出して凍死させる・・・。この機械的な防除は けっこう効果があるんです。 効果を高めるにはコツとしては・・・ ■ ロータリーの回転数を上げる こと ■ そして 低速で耕うんする こと が挙げられますよ。この処置を施した水田においては、じつに 90パーセント以上の駆除 率があった とする試験結果もありますので、心当りのある地区では、ぜひ この防除法もお試しくださいね。そしてもちろん、雑草防除にも田起こしは有効[宿根草の地下部を破壊したり、 地表に出すことによる寒さによる防除]です。 もちろんジャンボタニシのはなしも取り上げて↓ ます。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Feb 5, 2019

泥の妖怪には、なんだか共感。。Kすみ 前回のつづきとして・・一つ目・三本指で泥田から上半身を出している妖怪「泥田坊 」。鳥山石燕の「今昔百鬼拾遺」に描かれている妖怪です。 こんなおはなしが伝わっております。 北国で、寒暑風雨を問わず耕作に勤しんできた農民。それから年々収穫が増え、人並みに暮らせるようになりつつあったときに病にかかり、これからというときに死んでしまう。農夫には子供があった。けれどこの息子が親に似ず横着者で、せっかくの田畑を放り出し、酒に溺れたために遂にはそれを手放さなくてはならなくなった。その田を手に入れた地主は「いい田が手に入った」と喜んだ。しかし、夜にその田を見廻っていると、田のなかから突然一つ目三つ指の妖怪が現れ、「田をかえせ、田をかえせ」 と 恨めし気な叫び声をあげるもので あった。というお話です。 う~ん、確かに手塩にかけた農地をかってに手放されたわけですから、それは悲しかったことでしょう。そう思う気持ちが妖怪に変化するのもわかる気がするというものです。 しかし、です。この泥田坊のお話、ほかにも解釈があるのをご存知ですか。 そちらの話しでは・・・ じつは、死んだ農民と泥田坊にはなんの関係なく、泥田坊は耕作されていない田畑に出現する、ある種の精霊みたいなものであるというお話しになります。 その解釈のもとになっているのが、泥田坊の発する「田をかえせ」。 これ、おわかりになりますか?クワなどで田の土を起こすことを、「土をかえす」とも表現しますよね。それなんです。下のものを上にする「ひっくり返す」という解釈。 つまり妖怪泥田坊は 「田をおこして、土の中に空気をいれろ 」 といっているわけです。 土の物理性を改善することで植物の生育を良くしようとする、その坊の姿勢にはいち農業関係者として、畏敬の念を抱かずにはおられません。 さて、プラ鉢の通気性をよくすること から連続してご紹介してまいりました、土の物理性の改善に関するお話。おもいあたることがございましたら、すここしづつでも試されてくだされば幸いです。 農家は 田畑にはいって なんぼ。よく整備された田畑はじつに 気持ちの良いものです。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Feb 1, 2019
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