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乾燥機の調子が悪くなったので修理に来てもらうと1m足らずのロープが劣化していたそうでなんと、\13.000._とは、私が高すぎる~と文句を言いましたら技術料ですってギャフン ! CD書き込みソフトも不調なのでROXIOに聞きましたらそのソフトは古いからもうサポートは終わりですと言われ新しいのを買うことにしましたがこれがまた、ケッタイです最新式のバージョンは\3.000._ほどなのに私のXPと、ジイサマ愛用のMEの両方に使えるのは古いバージョンしかないそうでこれは発売当初の価格設定なので約3倍の値段になりますそれも、店頭販売がないので面倒で時間のかかるダウンロードとインストールをしなければなりません古いものを大切にしたらアカンと言うことなの???なんか へんだわ~まぁ~ね~にんげんも古くなると修繕代が高くなりますけれど・・・ クロール 1000mバック 少しバタフライ 〃平 〃
2007.03.30
世界水泳を見ていますと信じられない思いでそのスピードには全くおどろきます選手の50mの泳ぎはいずれも私の25mのタイムより早くその泳ぎの美しいこと水に軽々と浮かんでいるようで体重が感じられません無駄な動きがなくなめらかにスイスイと進むその姿のきれいなことこの見事な泳ぎの陰にはさぞかし、苦しい鍛錬があったことでしょう想像を絶する苦しい練習を耐え抜く気力はいったい、どこから沸いてくるのでしょうか名誉心なんてものだけではとうてい打ち勝てないと思えるのですが極限まで自己の力を試し鍛えた結果の満足と達成感でしょうか根かぎりの、けん命な闘いのひと時が見る者に爽やかな感動と元気を与えしあわせにしてくれました選手のみなさん大変だったでしょうね ほんとうにありがとう キック 300mクロール 500mバック 500m平 300mコーチと一緒にバタフライの練習を1時間
2007.03.28
ジイサマは友達に誘ってもらい山へ芝刈りに出かけましたしヨシッ! 今日こそはと思い切ってチビ車と自分にエンジンをかけ名神高速に乗って京都行を敢行しましたひとりで行くのは、初めてです自分の用事のためならゼッタイに車では行かなかったでしょうが孫の顔を見たい一心です名神高速は阪神高速より楽でしたが京都南のインターを降りてから京都の街中を通る40分が路上駐車と渋滞でちょっと ややこしかったですいつもは、反抗したり喧嘩をしたりのナビですが今日はナビ君だけが頼りなので言われるままにすべて仰せごもっともと素直に聞いて走りました「ひゃっ! 来たの」とビックリした娘の声がうれしかったです一緒にお昼を食べて引越しで不要になった物を預かって持ち帰りました娘の新しい住まいは素晴らしい景色でうらやましくとても便利な所ですが押入れの少ないのが難点です還暦を過ぎて始めた運転ですが京都まで行けるようになったなんて我ながら頑張ったな~と思います励まし教えてくださった皆様に心から感謝しています水泳は15年ほど前に息子が家を出た寂しさを紛らわすために、はじめましたが続けているうちにだいぶ泳げるようになりました次は英語です毎日少しずつ読む練習をしていますが簡単には進歩しませんでも、なかなかもって楽しいです成せばなる成さねばならぬ何事も成らぬは人の成さざるなりけりこんな言葉がありましたね~昔のひとは巧いこと言っていますバックの画像はあんまり綺麗だったのでうっちーさんのを勝手に借りてきましたうっちーさん許してくださいね
2007.03.27
母が90歳の誕生日を迎えましたのでケーキと紅茶を持参しささやかにお祝いをしました孫や曾孫から次々と電話がかかってきます贈り物の宅急便が届きますメールも色々届いて嬉しそうでしたわらしべYOSSYさんが『僕の存在理由』は、と問いかけておられますが母が90歳ということもあり私自身も、死を間近に感じることもあるようになりましたので生と死について考えてみました夢が小さいのか私は財布が膨らんでいるよりも心が満ち足りている方がずっと幸せだと思っています私たちは楽しんで暮すために生まれてきたのだとも思っています実際は苦労の方が多いですけれど苦労は、後の幸せの種かも知れません死は命のあるものに例外なく訪れるものですけれど死者は語りませんから死後のことは想像するより他ありません私としては現世が辛いからと言って自殺して死ねば楽になるということはなく悪いことをしたからといって地獄に落ちることもないと思っていますただ死んでしまえばすべて無というのも確信が持てませんから死は身体のない眠りでしょうとつねづね思っていますいつかは覚める可能性を秘め大きな宇宙の一粒となって再生を待っているようにも思います母が恵まれた長寿を活かしてなるべくしあわせに過ごしてくれますようにと念願していますロウソクが消えていくような寂しい晩年ではなく潮が満ちてくるように豊かに生きて欲しいと思います クロール 1200mバック 1000m平 400m合計 2600m
2007.03.25
春風に誘われたジイサマと私は思い立って、きのうの朝吹田から名神高速に乗りました京都を過ぎ琵琶湖の東側を一路北上米原から北陸自動車に乗り替え長浜、賎ヶ岳と秀吉と勝家の戦いの跡を過ぎ4時間で、260キロ越前三国海岸に到着しました大阪を出る時の快晴が信じられないことに当地は、雨、強風、雷の悪天候まぁ それも良いかと温泉と越前カニを満喫して早寝をすることにしました今日は朝から打って変わって穏やかに晴れた空の下越前三国の海岸を散歩しました深い水の色と砕ける荒波の日本海は、やっぱり最高ですけれども北朝鮮による拉致の現場がこの海岸のもう少し北だと思うと胸が煮えるような思いがしました拉致された気の毒な被害者の方たちがどうぞ元気に帰国出来ますようにと願いを込めて見つめました自殺の名所といわれる国定公園の東尋坊にも行きましたマグマが隆起して出来たそうですか奇妙な珍しい岩にビックリ続いて越前松島水族館の見学ではたくさんの魚や、大きなカエルに目を瞠りイルカのショーやペンギンの散歩を楽しみました(標識)(岩)(東尋坊)(越前三国海岸)(こんなに澄んだ水です)(イルカのショー)(ペンギンさん)気楽でたのしい一泊二日でした何処でも空いている平日に行けて年金生活も、なかなか良いものですわ~
2007.03.23
福岡在住の娘達が京都に引越して来ました高層建築が厳しく制限されている筈の観光都市京都では珍しい巨大なマンションの6階です見晴らしはバツグンです大文字も見えるそうです外に出れば、すぐ傍に病院があります京都銀行はお隣さんです大型電気店大きなスーパーレストランレンタルビデオ屋さん焼肉屋さんみんな近いですタヌキと仲良しの大阪の田舎者の私には羨ましいかぎりですいっぺんでいいからこんな便利な処に住んでみたいと思いますまた京都に遊びに行けます嬉しいな~
2007.03.20
北風が冷たい一日でしたがこんなものを見つけましたタンポポツクシオタマジヤクシきょうは、こんな1冊を読みました日野原重明先生の『十歳のきみへ』95歳のわたしから 寿命とは、大きな空っぽのうつわの中に精いっぱい生きた一瞬一瞬を詰め込んでいくこと私にふりかかつた人生で最悪の体験そのおかげで、今の私がありますここにあって、あそこにはないそれは『平和』ではないのですにくい相手をゆるす。その勇気で争いを終わらせることが出来ますこのような言葉が心にひびきました10歳のこどもさんたちにも読んでもらいたいと思います
2007.03.19
さむいなぁ~と思い縮まりながら起きて新聞を取りに行きましたらあらら~~わんわんと空から白いものが落ちて来るではありませんか数日前に、うっちーさんから東京に雪が降ったよと聞いてはいましたが今朝は大阪も雪です池のオタマジャクシもおどろいているでしょう関白ジイサマも寒いなぁと言いながら起きてきて『新聞がないぞ!』と凄みますそうでした うっかりしていました雪に見とれて新聞を取り忘れましたそれはそうときのうは、久しぶりにタヌキの里を出て華やかな心斎橋のギャラリーに『仏教画』の展覧会に行ってきました10人ほどの方たちの作品が展示されていずれも力作揃いと思いましたがこの方達のお師匠さんが私の幼友達のご主人です警察官の強面の陰にかくされてやさしいお人柄です恵まれた才能もあるのでしょうが長年のたゆまぬ努力仕事を持ちながら毎日の早起きの精進の結果が立派な作品として実を結んでいましたなかでもお釈迦様の入滅の場面を描いた書くのに1年半かかったという大作『涅槃図』は、すごいものです亡くなられたお釈迦様を囲んで60人の人々と70匹の生き物たちがお釈迦様を慕い守るように表情豊かに息づいています奥さんの陰の力も作品の傍らに可憐な手作りの花となって展覧会を引き立てていました素晴らしい展覧会でしたそして寄り添って生きる男と女の年輪に心打たれました バック 1000mクロール 1500m身長 152.5体重 47.2体脂肪 19.2
2007.03.18
なるべく楽しんで元気に生きて機嫌よく人生にサヨナラをしたいので歯医者さんの定期検診に行ってきました歯石を取ってもらい異常なしですお陰さまで、まだ抜いた歯はありません誰でも中年頃になると歯周病にかかりやすくなりますあるべき歯を抜いてしまったり歯周病にかかるとからだ全体に及ぼす悪影響は計り知れないと聞いていますので面倒がらずに数ヶ月に一度必ず検診を受けるようにしています今日は先生からホワイトデーのプレゼントをいただきましたハンカチとティッシュ入れのセットでしたほんわかとシアワセな気分です クロール 1000mバック 1時間
2007.03.16
楽しみに待っていたガス会社の売り出しが始まったのでまだ使えるけれど思い切ってガスコンロを新調しましたガラストツプでお掃除がらくらく炊飯機能も付いていますおかゆも炊けますお湯が沸くと自動で止まったり続いて5分の保温をしたりします揚げ物の温度も設定できます魚焼きの温度や時間が設定できますうれしいな~ ワクワク料理の腕を磨けばいいのに素材にこだわったり器具にこだわったりしていますアホですね~ガス会社のお兄さんが帰りにお風呂の給湯器の検査をしてくれました『だいぶ古いですね~新年度から1割値上がりしますからこの際買い替えませんか?』と言うので1割に心動かされて幾ら?と聞いてみると30万ほどですの返事にギョッとしてゾッとして壊れてからのことにしましたテレビも機嫌の悪い日には叩かないと映らなくなってきたしエライコトです施設に入ってからは母の部屋が狭いのが気にかかりますせめてもと今日はタンスも冷蔵庫もうんうん唸なりながらひとりで動かして春らしい花模様のじゅうたんに敷きかえてきました少しでも楽しんでくれますように
2007.03.15
ご無沙汰を致しましたご心配をおかけして すみません m(__)m急に熱が出て喉が痛くなり頭が割れそうになったので病院でお薬をもらって飲みましたらまあ、眠いの眠いの朝といわず昼といわず勝手に瞼が塞がってくるのです仕方がないので数日間は冷蔵庫の有り合わせで暮しましたが 掃除も手抜きばっかりしていたので眠気が取れて正気に戻ってみると家中がうす汚れて憐れなありさまになっています朝からメガネをかけて気合を入れて掃除をしましたがこんな筈ではないのに情けないです 息があがってハ~ハ~言いました体力が落ちるのはおどろくばかりの速さです夕方一週間ぶりに散歩をしましたがコブシ、桃、サンシュウの花が咲いて山は春の色に染まりはじめていました散歩と花を楽しみプールの再開をしようと思っています映画のお話もしたいですほんとうに健康がイチバンですね皆さまも どうか ご自愛くださいませ
2007.03.13
""私はアホやから風邪をひかんのよ~""と風邪を引かないことを自慢にして自信を持っていた私ですが昨日から、ちょっとヘンです喉が痛いし、鼻水が出ますでも今日はプールの日なので行って普通に泳いできましたが熱っぽいので冷蔵庫を探しましたら平成15年4月2日の日付の入った(4年ぶりということですね)風邪薬が飲みきらずに残っていたのでこれを飲んでいつも早寝ながら今日は、もっと早寝をすることにしますあしたは、きっと元気になりますおやすみなさい ヨガ 1時間平泳ぎの練習1時間
2007.03.07
監督 ビル・コンドン 出演 ジェニファー・ハドソン ビヨンセ・ノウルズアニカ・ノニ・ローズジェイミー・フォックス エディ・マーフィ ダニー・グローバー 字幕 戸田奈津子 ジェニファー・ハドソンは、アカデミー助演女優賞ビヨンセ・ノウルズは、グラミー賞受賞者アニカ・ノニ・ローズは、トニー賞受賞者だそうです( これは、映像翻訳家のうっちーさんに教えてもらいました )さすが~と聞き惚れながらジェニファー・ハドソンも、ビヨンセ・ノウルズもアカデミー主演女優賞でも良いのにと思いました戸田奈津子さんの字幕が嬉しかったです「Dreamgirls」「One night only」「Listen」これらの歌声が今も頭に響いていますジェニファー・ハドソンの歌はスゴイです体当たりですあの歌で迫られても、去って行くしかない非情なショー・ビジネスの世界を生きる男と女その時に彼女は彼の娘を身ごもっていたのですがビヨンセ・ノウルズの歌はまたひと味違っていて好きですそして、とても、とても、きれいですどちらが好きかと言われたら困るばかりですエディ・マーフィーまでいつもと違っていますこんなに歌えるんだ!と驚きました役柄とは言え、あのヘヤースタイルはちょっといただけませんが楽しかったです素晴らしい時間でしたパンフレットが売り切れて買えませんでした読みたかったのにザンネン!ミュージカルってほんとうに良いものですね~『サオンド・オブ・ミュージック』『王様と私』『南太平洋』『雨に歌えば』『略奪された七人の花嫁』などを思い浮かべまた見たいな~と思っていますそれでも、私には『シカゴ』がいちばんの気に入りです素晴らしいダンスの場面が忘れられません 今日の1冊はゲーテの『ヘルマンとドロテーア』を読み返しました訳者国松孝二さんのあとがきには『この美しい健全な恋愛抒情詩は著者のゲーテ自身が一生の間ことのほか愛好してやまなかった作品である』とあります
2007.03.06
監督 周防正行 出演 加瀬亮 瀬戸朝香 山本耕史 もたいまさこ 田中哲司 光石研 『Shall We ダンス?』こんな楽しい映画を撮られた周防正行監督が一変して痴漢冤罪というテーマで日本の裁判を問います 大切な面接の日の朝加瀬亮が演じるフリーターの青年は混雑した電車で痴漢と間違えられて女子中学生の手で私人逮捕されました(備考) 私人逮捕とは、一般私人によっても許される唯一の逮捕行為現行犯逮捕、犯罪の現場にあった犯人若しくはそう断定するに足る人物の逮捕。逮捕状は必要ない駅員は現場に居合わせていた女性が痴漢ではない間違いですと言っているのに唯一の大事な証人の名前も住所も聞かずに帰し取り調べるのは自分の職務ではないと主人公を警察に引き渡してしまいます警察の取調べは、まったく不条理極まりなく本人の申し出を頭から全然信用しませんそして留置されて、雑居房に入れられますそこで古株の男に教えられて弁護士を依頼しますが罪を犯したか無実かを聞くよりも先に当番弁護士イワク罪を認めて罰金を払えば釈放されるが無実を訴えれば繰り返し取調べを受けて留置が長引き起訴されて裁判になるそしてこのような裁判が無罪になることは99.9%ないと語り暗に罪を認めることを勧めます何ということでしょうこれが法治国家の弁護士でしょうか無実を主張する主人公に対しての駅員の無責任な態度取調べをする刑事の横暴なこと人間扱いされない留置場の惨めなこと無実の訴えてを相手にしない検察官繰り返される辛い公判どんなに、やっていないと言ってもそれを証明する証拠がありませんやったことを証明するよりもやっていないことを証明する方がどれだけ困難なことか裁判とは無実の人を罪人にしないことと自分の信念を後輩に教えていた担当の裁判官は裁判の途中から更迭されてしまいました何ヶ月も留置されて長い裁判を苦しみ保釈金が2.000.000.-裁判費用は自分持ち救いは役所広司と瀬戸朝香の懸命な弁護ですが裁判とは、こんなものだったのかと腹立たしく恐ろしく落胆の思いです正しいことをしていれば必ず信じてもらえるとは限らず善意の行いが必ず報いられるものでもない世の中ではありますが世の善良な男性諸氏へいかに満員電車の中でもどんなに急いでいる場合でも周りの女性に疑われるような事のないように万全のご注意をと警告したいです
2007.03.05
『みじかい命を抱きしめて』著者はロリー・ヘギさん早期老化症の少女アシュリーのママですわたしは『アシュリー』を読んでその明るく健気な生き方に感動しながらこの少女のお母さんはさぞかし立派な女性だろうと思っていましたところがです読んでビックリしましたまったく予想に反していました十代の半ばにしてもう既に家出の常習者でドラッグに溺れていたそうですそして17才でシングル・マザーとなり聞くのも辛いようなどん底の生活の中でアシュリーを育ててきましたひとこと書くたびに当時を思い出しては針に刺されるように辛い思いをこらえてロリーは正直にありのままを聞かせてくれます彼女はアシュリーを渾身の力で愛し信仰と現在の夫に出会えた時に本来の自分と進むべき道を見つけたのです今日もアシュリーはひとの何倍もの速度で年を取り頭痛、胸の痛み、関節の痛みがあり髪は抜け落ちて骨も老人になっていますが人生の残り少ないのを十分に知りながらいちにちを楽しんで生きています速度は違っても老いの日は誰にも例外なく近づいて来ますこの一冊を読んで今日のいちにちがどれだけ大切なものなのかをつくづく考えさせられました クロール 6ビートの練習を 1時間ほど
2007.03.04
三月ですね~ 道端にタンポポが咲きましたいつも散歩で行く池に大きなウシガエルのこどもがいっぱい生まれました携帯の写真では点々にしか見えませんがもう10センチ以上に育って暖かな日には水面に浮かんでいます大きな丸い頭をして長い尻尾をふりふりしながら日向ぼっこをしていますものすごく カワイイです子供たちが小さかった頃一緒に育てたのを思い出して欲しくてたまらずバアさんがオタマを追いかけて池に落ちた~と笑われるのも覚悟の上で押入れからタモ網を取り出して捕獲の用意をしていましたら『 なにをするねん! かわいそうにそんなもん獲って来るなよ ! 』 とジイサマの声そっか~ やっぱり かわいそうかオタマジャクシは池にいるのがシアワセだものねすごーく ほしいものでも人生には諦めなければならないこともあるから仕方がないまいにち散歩に行って育つ様子を見ることにします
2007.03.03
最近の読書は肩が凝らずに楽なものばかりにかたよっているので少しは頑張らなくてはと若い頃、気に入りだったヘルマン・ヘッセの「知と愛」を読み返してみました一気に読むには勿体なくていねいに少しずつ味わったので2週間ほどかかりましたがやっぱり素晴らしいです1ページ毎にヘッセの魂に触れる思いがしました思索家の精神を持った知性の人ナルチスは、修行と義務と徳を目標にして修道院に暮しています『冥想にふけって、断食と徹夜にやつれ青春と心の感覚を十字架にかけ、犠牲にし、服従の厳格きわまる鍛錬に従ってもっぱら精神に奉仕し、まったく神の言葉に仕える者』と表わされています一方芸術家の精神を持つ愛欲の人、ゴルトムントは、『強い鋭敏な感覚を持ち霊感を受けた人夢想家、詩人、恋するもの』著者は、ふたりの主人公をこのように表現していますがこのまったく違ったふたりの友人は全然違う道を進みながら長い時を経て再会し互いを深く理解しあうのですゴルトムントは修道院を逃れながい放浪の旅をし幾人もの女を愛し人を殺しそして芸術とは何であるかを知り修道院へ、友のもとへ帰ってきますそして知と愛を具現するふたりが深く理解し合い、愛し合いますノーベル賞を受けた偉大な詩人の宝石のような作品です私には感想を書く言葉もありませんが恵まれて生きていて苦労も感謝も少なく深くものを思わない若者たちに読んでもらいたいと思う作品です
2007.03.02
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