笹子トンネル、仮復旧から連日事故 その原因は?
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追突事故で通行止めとなり渋滞する、中央自動車道の笹子トンネル付近の下り車線=31日正午ごろ、山梨県大月市
天井板崩落事故から仮復旧した山梨県の中央自動車道・笹子トンネルで31日、追突事故があった。30日にも車5台が絡む追突事故があったばかり。帰省による通行量増と一車線規制による渋滞が事故の遠因になっている。中日本高速道路は安全啓発の看板増設を検討中だが、高速道のトンネルでは珍しい一車線ずつの対面通行に、ドライバーが不慣れなことが影響している可能性もある。(中略)
同30日午後にもトンネル入り口の上り線側で、渋滞の列に車が追突。1台が規制ラインを越えて下り線に飛び出し軽乗用車と衝突、計5台の絡む事故があった。
1日午後からUターンラッシュが始まり、2日午後にはトンネル内上り線で45キロ程度の渋滞が予測される。物流関係者は「暗いトンネルの対面通行では対向車に気をとられがちだ。長期化するならば何らかの対策が必要だ」と話した。
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