全3805件 (3805件中 151-200件目)
記者の目2021年の焦点 政局と衆院選 問われる国のかたち=野口武則(政治部デスク)毎日新聞 2021年1月7日東京朝刊 今年は10月に衆院議員の任期満了を迎え、衆院選が行われる。「消費増税延期の是非を問う」「国難突破」と安倍晋三前首相による抜き打ちだった2014年、17年に比べ、腰を据えて国民が選択できる機会となる。菅義偉首相は何を国民に問うのだろうか。 新型コロナウイルス感染症の拡大防止で、政府が「勝負の3週間」と呼びかけたのが昨年11月。しかし「勝負」に敗れた。菅首相は12月25日の記者会見で、「感染対策と(旅行需要喚起策)GoToトラベルを同時に進めることはわかりにくい、不安だとお叱りもいただいた。国民への説明が十分ではなかった面があった」と語った。低迷が続けば「菅おろし」も 安倍政権の官房長官時代に、感染再拡大の懸念を押し切りGoToトラベル導入を主導した時からぶれていない。後手に回ったというより、経済活動と感染防止の両立ができると強気の「賭け」に出たのだろう。そして敗れた。 私は第1次安倍政権発足前から菅氏を取材する。政治姿勢を一言で表せば「ばくち打ち」だ。政局となれば、全政治財産を懸けて勝負に出る。第1次、第2次安倍政権誕生前、水面下で真っ先に動いて安倍氏勝利の流れを作った。昨年9月は二階俊博幹事長といち早く組み、首相の座をつかんだ。しかし、小渕派(現竹下派)を離脱して総裁選に担いだ師と仰ぐ梶山静六氏は敗れ、麻生政権の自民党選対副委員長として早期解散に慎重論を唱え、翌年の衆院選で自民党は下野した。一見、大勝が目立つが負けも多く、菅氏自身も自覚している。 「勝負の3週間」に敗れ、内閣支持率は急落した。自民党内に「菅氏では選挙が戦えない」との声も漏れ始める。低迷が続けば、選挙の顔は誰かの議論が始まるかもしれない。9月の総裁選かその前に新総裁を選出した後、衆院選に臨むシナリオだ。そうなれば「菅おろし」の政局となる。 首相はどう対応するのか。携帯電話料金引き下げ、デジタル庁設置など目玉政策の道筋を付け、成果を問うつもりだろう。夏の東京オリンピックが開催できれば、GoToトラベルの経済効果も出ているかもしれない。これまでの菅氏の姿勢は、賭けに勝って成果を見せれば、説明せずとも世論はついてくる、というものだ。首相になったからといって急に変わるものではない。党内の批判があっても、国民に信を問う乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負を仕掛けたいだろうが、新型コロナの状況次第だ。ゆがむ政官関係、三権分立危うく だが、菅氏の想定とは別の争点もある。菅氏に加え、事務方トップの杉田和博官房副長官は、安倍・菅政権で8年以上官邸の実務を担う。この間、省庁幹部人事を一元管理する内閣人事局(局長は杉田氏)を新設した。上意下達の迅速な意思決定ができるようにと、1990年代以降の政治・行政改革が実現した形だが、政官関係がゆがんだ。中立性を旨とする行政に対し、政治が圧倒的優位に立った。省庁の官僚が官邸を「そんたくするようになった」と言われ、森友学園問題を巡る公文書改ざん事件が起きた。菅氏は政権の決めた政策に反対する幹部は「異動してもらう」と公言する。 独立性が高い行政機関への人事介入も目立つ。東京高検検事長だった黒川弘務氏を定年延長させトップの検事総長に据える構想は頓挫したが、官邸が介入したものだ。日本学術会議でも新会員候補6人を任命拒否した。従来の政権が、組織の独立性を考慮して介入を避けてきたことだった。しかし首相は「学術会議会員も国家公務員だ」と、批判を意に介さない。昨年11月13日の毎日新聞内政面「最高裁でも人事圧力」の記事で紹介したが、最高裁判所にも杉田氏が「(判事の候補を)2人持ってくるように」と指示し、人事決定権を官邸が握ったようだ。官邸幹部によると、検察や最高裁の人事に関与したのは官房長官の菅氏だった。 憲法が定める三権分立は、行政、立法、司法がバランスを取り、権力の集中や独裁を防ぐ仕組みだ。しかし、安倍氏が事実と異なる答弁を繰り返し国会の信頼は失われ、自民党議員は官邸に物を申せない。詳細はブラックボックスだが、検察・最高裁人事まで官邸が関与したとなれば、行政が強くなり過ぎチェック機能は骨抜きになる。 首相は「安倍政権の継承」を掲げる。8年間で変容した行政機構のあり方を継承し、更に強化するのだろう。国際社会に目を向けると、国家権力を強化する中国が対外圧力を強め、国益が衝突する新帝国主義の時代と言われる。今年の総選挙は最長政権の功罪を問い直す機会となるはずだ。国のかたちや民主主義のあり方が問われることになる。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆官僚の人事を「政治主導」の名のもとに官邸が口出しするようになってこの国の民主主義はおかしな方向に向かい始めた。官僚の人事そのものを一元化したのはいいとして問題はそれに政治が影響力を及ぼすことだ。政権の意向に沿わないものは排除されるとすれば忖度が生まれるのは当然だ。内閣人事局が政治から独立した人事を行える機関にしなくてはならないと思う。 政権のご都合にあわせておもねっていればセクハラや賭け麻雀をしても政権が守ってくれる(起訴されない)なんておかしなことです。権力の中枢ではどんな無理も悪事もまかり通ってしまう。官邸主導には良いことも悪いこともあると気づかせてくれてよかった。わたしたちが求めたのは独裁政治ではない。あのもっとも幼稚で愚かな宰相のお陰です。
2021.01.07
コメント(0)
トランプ氏、休暇切り上げ帰任 新型コロナで対応自賛時事ドットコム 2021年01月01日08時09分 【ワシントン時事】トランプ米大統領は12月31日、休暇を過ごしたフロリダ州の別荘からホワイトハウスに戻った。米メディアによると、トランプ氏は当初、フロリダで大みそかのパーティーに参加し、1月1日にワシントンへ戻る計画だった。休暇を切り上げて帰任した理由は明らかにされていない。 トランプ氏は帰任に合わせ、ツイッターに動画を投稿。新型コロナウイルスに関して「われわれは通常なら10年かかるワクチンを9カ月で開発した。米国と全世界が恩恵を受け、すべての人が私に感謝している」と強調し、政権の対応を自賛した。 トランプ氏は休暇中、連日のようにゴルフを楽しんだが、同行記者団には無言を通した。一方でツイッターへの投稿では主流派メディア批判に加え、大統領選をめぐる訴訟で意に沿わない決定を下した連邦最高裁を「無能で弱腰」と非難。新型コロナの追加経済対策をめぐり、大統領と温度差のある与党共和党指導部にも「哀れだ」と批判の矛先を向けた。【時事ドットコム;元記事はこちら】 ◆「すべての人が私に感謝している」とはどういう言い種だろうか。ほんのわずかでも謙虚さを持ち合わせた人間であればこんな恥ずかしいことは言わないだろう。トランプ氏の自画自賛はもううんざりだ。意に沿わないメディアをフェイク呼ばわりし、思い通りにならない連邦最高裁を無能と言い、味方である共和党にすら「哀れだ」と言う。世界で一番哀れなのはトランプ氏であることは世界中の「すべての人」が知っているのに。 他人は全部ダメで自分はすべて正しいというような人は社会性ゼロ、自分ひとりで無人島で暮らすといいよね。…
2021.01.02
コメント(0)
水面下で出回る中国ワクチン 富裕層から永田町へ? 狙われる日本市場毎日新聞 2021年1月1日06時00分 中国で製造したとされる新型コロナウイルス感染症の未承認のワクチンが日本国内に持ち込まれ、日本を代表する企業の経営者など一部の富裕層が接種を受けていることが明らかになった。2020年11月以降、既に企業トップとその家族ら18人が接種を受けたという。ワクチンは、中国共産党幹部に近いコンサルタントの中国人が持ち込んでいる。個人が自分で使う以外の目的で海外からワクチンを持ち込むのは違法の可能性があるが、中国側がワクチンをテコに影響力拡大を狙っている姿が浮かんだ。(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆俄には信じられないけどこうして全国紙の記事になっているんだから本当なんだろう。それが違法かどうかよりも、未承認の薬物を企業のトップがホイホイ使っちゃうってのが、分別がないというべきか、なんともいじましいというべきか、それともそれ程までに現状は追い詰められていると思うべきか。わたしなら昨日の日記で書いた通りためらいなくお断りする。(そもそも持ちかけられることがないわけだが)…
2021.01.01
コメント(0)
中国、新型コロナワクチン初承認 国産開発成功をアピール時事ドットコム 2020年12月31日15時52分 【北京時事】中国政府は31日、国有製薬大手・中国医薬集団(シノファーム)が開発した新型コロナウイルスのワクチンを承認したと発表した。政府は7月から医療関係者らへのワクチンの緊急使用を開始しているが、承認は初めて。2020年中の国産開発の成功をアピールするとともに、当局のお墨付きで安全性に対する懸念を払拭したい考えだ。 承認されたのは、シノファーム傘下の北京生物製品研究所が手掛けた不活化ワクチン。同社は30日、最終段階の臨床試験(治験)でワクチンの有効性が79%だったと公表。世界保健機関(WHO)の基準を満たしたとして、国家薬品監督管理局に承認を申請していた。 不活化ワクチンは生産技術が確立し、副反応が少ないとされる。シノファームは、これまでに深刻な副反応は出ていないとしているが、治験の詳細は明らかにしておらず、安全性への懸念がくすぶっている。【時事ドットコム;元記事はこちら】 ◆中国は“ばったもん”の国、その品質を信頼しろという方が無理。発表する数字もアベ政権と同様に都合のいい数字とウソの数字しか出てこないのだから「有効性79%」というのは多分有効性は5割もないと見るべきかも知れない。アレルギーが起きようが死者が出ようがその数字は表に出ないだろう。開発成功だと言い張るならどうぞ中国国内だけでご使用ください。ニッポン政府は間違ってもコレを国内に入れないようにお願いしたい。
2020.12.31
コメント(0)
菅内閣の支持率45%、16ポイント減 … 読売世論調査読売新聞オンライン 2020/12/27 22:02 読売新聞社が26~27日に実施した全国世論調査で、菅内閣の支持率は45%となり、前回(今月4~6日調査)の61%から16ポイント下落した。不支持率は43%(前回27%)に上昇した。 支持率は、9月の内閣発足直後の74%から3か月余りで29ポイント下落した。読売新聞社が毎月の全国世論調査を開始した1978年3月以降の歴代内閣で、発足直後の調査から3か月後の下落幅を比較すると、今回の菅内閣は麻生内閣と並んで最も大きかった。【読売新聞オンライン;元記事はこちら】 ◆この下落ぶり、だいたい発足直後が法外に高すぎたんだから当然といえば当然だ。オマケに首相になってからも生気のない悪代官顔で「刃向かうものは切って捨てる」的な強権手法が見え隠れ。答弁は歯切れが悪くその言葉には感動どころか真実味すらない。仕事がしたいというその“仕事”とは携帯電話代の値下げだのデジタル庁だの不妊治療の保険適用だの予想外の小さなレベルの話に終始。 肝煎りの「GoTo施策」は引っ込みがつかずズルズル感染拡大助長を見て見ぬふり。因果関係を裏付けるエビデンスはないと力説するが国民の大部分はそうは見ていない。同調査でも「停止ではなくやめるべきだ」が48%、「停止は適切」が42%、「停止せずに継続」はわずか7%だそうだ。このままでは支持率が回復する目は無さそうだ。 こういうときは隣国に倣って「仮想敵」を作って国民の目を失政から逸らすしかない。スガさん、アベ氏を悪者になさい。アベ氏を証人喚問で国会に呼んで徹底的に晒し者になさい。よくぞ真実を究明してくれたと国民は溜飲を下げ支持率はV字回復することでしょう。笑
2020.12.27
コメント(2)
安倍氏、説明尽くす姿勢乏しく「桜」問題、なお残る疑問―年明けも尾を引く可能性時事ドットコム 2020年12月26日07時26分首相在任中の国会答弁の誤りが明らかになったことを受け、衆院議院運営委員会で答弁を訂正し、謝罪する安倍晋三前首相=25日午後、国会内 25日の衆参議院運営委員会。安倍晋三前首相は「桜を見る会」前夜祭をめぐる自身の「虚偽」答弁が国会の信頼を傷つけたことを謝罪した。しかし、野党から新たな資料提出を求められても拒否するなど説明を尽くす姿勢からほど遠い印象も残した。野党側は来年の通常国会で追及を続ける構えで、年明けも安倍氏の問題は尾を引きそうだ。◇低姿勢強調 「全ての国会議員に深く心よりおわびする」。安倍氏は衆院議運委の冒頭、神妙な面持ちでこう語った。質疑に移ると「国会に対する国民の信頼を傷つけることになった」とも言及。前夜祭に関し事実と異なる発言が衆参両院で計118回に及んだことに頭を下げてみせた。 菅政権・与党には、この日の国会説明で安倍氏の問題は幕引きとし、政権へのダメージを最小限に食い止めたいとの思惑がある。安倍氏の低姿勢の発言にも、前日に記者会見も済ませ、年明けに持ち越したくないとの思いがにじむ。 だが、これまで「虚偽」答弁でかわされてきた野党側は「倍返し」とばかりに攻め立てた。厳しい追及に対し、安倍氏の発言は一転して歯切れの悪さが目立った。 立憲民主党の辻元清美副代表は、首相時代に安倍氏が「国会での答弁には全てに責任が伴う」と発言したことを取り上げ、「民間企業の社長が虚偽説明を100回以上やり『社員にだまされた』で通用するか」と非難。安倍氏は「厳しい指摘を頂いた。私が知らない中で行われたとはいえ道義的責任がある」と語るのが精いっぱいだった。◇明細書提出応じず 立憲の黒岩宇洋氏は新たな疑問点を指摘。安倍氏側が補填した前夜祭の開催費用を参加人数で割ると、1人当たり約3000円の補充額になるとし、事実確認のため明細書提出を求めた。公職選挙法に照らせば会場費を超えて補充額が膨れ上がると利益供与に当たる可能性があるとみているためだ。 すると、安倍氏は黒岩氏の要請に直接答えず、「寄付、利益供与には当たらないとの判断を捜査当局がされた」と強調。辻元氏が「あなた自身がホテルに請求してほしい」と訴えても、「捜査当局が明細書も含め厳しく当たり、今回の(不起訴の)判断を下している」と頑として応じなかった。 安倍氏は質疑の中で、「質問通告がない」「説明しているので最後まで聞いてもらいたい」といった発言も連発。立憲の福山哲郎幹事長は「首相在任中と変わらない。全く反省の色が見えない」と憤った。 辻元氏は「民間企業なら社長は辞職だ」と議員辞職も要求。安倍氏は記者団に「説明責任を果たせた」とし、「国会議員として国民の期待に応えていく」と否定した。しかし、立憲幹部は「これは検察審査会で起訴相当、強制起訴と節目ごとに政局に絡む話だ」と指摘する。政権の思惑通り、安倍氏の問題が幕引きとなる保証はない。【時事ドットコム;元記事はこちら】 ◆野党の質問に対して無様な対応はできないというプライドもお持ちなのかも知れないが、何を反省したのか判らない謝罪だ。相変わらずのはぐらかし答弁は説明を尽すには不都合な真実があるからだろう。要するに本当のことは言えないんだ。国会に再度証人としてご登場願いたいし検察審査会で起訴相当の評決が下ることを希望します。わたしはアベ氏の自分本位で他人を舐めたような「ウソつきっぷり」が許せない。コレでおしまいにしちゃダメですよ。
2020.12.27
コメント(2)
安倍前首相が謝罪「国会答弁 結果として事実に反するものも」NHKニュース 2020年12月24日20時26分 「桜を見る会」の前日夜の懇親会をめぐる問題で、秘書が略式起訴されたことを受け安倍前総理大臣は、24日夜、記者会見しました。過去の国会答弁について、「当時の知るかぎりを答弁したつもりだが、結果として、答弁の中には、事実に反するものがあった」などと述べ、謝罪しました。 「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会をめぐる問題で東京地検特捜部は、安倍前総理大臣の後援会の収支報告書に懇親会の収支を記載しなかったとして、安倍氏の公設第1秘書を、政治資金規正法違反の罪で略式起訴する一方、安倍氏本人は不起訴にしました。 これを受けて、安倍氏は、24日夜国会内で1時間余り記者会見しました。この中で、みずからの政治団体「安倍晋三後援会」の去年までの3年分の収支報告書について、懇親会の収支を記載するため修正したと説明しました。 そして「会計処理は私が知らない中で行われていたとはいえ、道義的責任を痛感している。深く反省し、国民に心からおわび申し上げたい」と謝罪しました。 また、懇親会に関係する過去の国会答弁については「事務所に幾度も確認し、当時の知るかぎりを答弁したつもりだが、結果として、答弁の中には、事実に反するものがあり、国民の政治への信頼を損なうことになってしまった」と述べました。 そして「当時の行政府の長として、自民党総裁として、一国会議員として、国民と与野党すべての国会議員に深くおわびしたい」と謝罪し、国会で事実関係を説明する考えを示しました。 そのうえで「今般の事態を招いた政治責任は極めて重いと自覚しており、真摯(しんし)に受け止めている。国民からの信頼を回復するためあらゆる努力を行っていきたい。初心に立ち返り、責任を果たしていきたい」と述べました。 一方で、議員辞職と自民党離党の可能性を問われ「反省のうえに立って、職責を果たしていきたい」と述べました。(以下略)【NHKニュース;元記事はこちら】 ◆「反省のうえに立って職責を果たしていきたい」???これが責任をとることになりますか? 一般社会では普通あり得ない論理だ。この会見は「質問者は一人一問だけ」「1時間限定」と決められていたらしい。単なるアリバイ作り会見だ。 アベ氏は事あるごとに「行政の長たる私に責任はある」とか「任命責任は私にある」とは言うけれど、具体的に責任を取ったためしがない。一度たりとも無い。いつも「責任がある」と言うだけなんだ。それを許してきた国民が悪いね。何の政治的レガシーもないウソつきに8年近くも首相をやらせたのはアベ自民党に選挙の度に勝たせた有権者だ。投票しなかったことで結果的に与党有利にした棄権者も含めて。
2020.12.24
コメント(0)
安倍前首相の「虚偽答弁」118回 衆院調査局 桜を見る会前夜祭毎日新聞 2020年12月21日19時31分 安倍晋三前首相による「桜を見る会」前夜祭に関する疑惑を巡り、衆院調査局は21日、安倍氏が2019年11月~20年3月に事実と異なる国会答弁を118回していたと明らかにした。延べ33人の質問者に答弁していたことが判明していたが、今回は1人の質問者への「事実と異なる答弁」の回数をすべて足し合わせた。 安倍氏周辺は、安倍事務所側が前夜祭の一部費用を補塡したことを認めている。安倍氏にその事実を伝えていなかったというが、立憲民主党は、結果的に安倍氏が①事務所の関与はない②ホテルからの明細書はない③補塡はしていない――の3パターンの「虚偽答弁」を重ねていたと指摘。衆院調査局に依頼したところ、①の趣旨の答弁が70回、②が20回、③は28回で、計118回だった。 立憲の黒岩宇洋国対委員長代理は記者団に「118回も虚偽答弁を繰り返した。国民に説明したいと言っている安倍前首相だから、公開の証人喚問や参考人招致に応じてほしい」と述べた。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆十中八九「結果的に虚偽答弁になった」のではない。事実を知らなかったはずはない。虚偽と知りながら事実と異なる答弁を繰り返した。つまりウソをついた。ひとつのウソの辻褄合わせのために次々にウソを並べ論理の破綻がないように周辺と周到に準備し答弁した。結果118回ものウソを国会で答弁したのだ。これがアベ長期政権のレガシーだ。
2020.12.21
コメント(0)
菅首相“8人ステーキ会食”のモヤモヤ 欧州では閣僚続々辞任日刊ゲンダイ 2020/12/20 06:00 菅首相が8人で鉄板を囲んだ「夜のステーキ会食」をめぐる世間のモヤモヤは収まらない。菅首相は「誤解を招き、真摯に反省」とごまかし、閣僚らも次々に援護射撃。うやむやにして逃げ切ろうとの魂胆がミエミエだが、そうはいかない。新型コロナウイルス感染防止に断固とした措置を取る欧州だったら辞任モノなのだ。 アイルランドでは今年8月、“ゴルフゲート”が炸裂し、閣僚らがドミノ辞任。コトの発端はアイルランド議会のゴルフの社交クラブ主催のイベントだった。80人以上が一堂に会したホテルでの夕食会に農相や上院副議長らが参加。新型コロナ対策で屋内イベントの参加人数が50人から6人に規制強化された翌日、悪びれもせずに規制措置に違反していたのだ。政治家のズレた感覚を世論が猛批判し、農相らは辞任に追い込まれ、議員数人の処分に発展した。アイルランド出身のホーガン欧州委員会委員(通商担当)も出席していて、正当性を主張して1週間ほど粘ったものの、政界にも包囲網を張られ、辞任した。(中略) 麻生財務相は18日の閣議後会見で「会食だけ気を付けても仕方ない」と菅首相を擁護し、「6人家族ならメシを一緒に食うなというのがアナタの意見か」と記者にスゴんでいたが、政府の新型コロナ対策分科会は家族が食事を共にする上限人数には言及していない。 恥ずかしい論点ズラシはいい加減にしたらどうなのか。【日刊ゲンダイ;元記事はこちら】 ◆アホだとは知っているけどアホのくせにこれだけ上から目線だと呆れるというより腹が立つ。バカかこいつは。国民は8人だったから怒っているんじゃない。言ってる本人がちゃんとやってないから怒るんだろ。これは「誤解」なんかじゃないぞ。 アホウ氏の言う通り「会食だけ気を付けても仕方ない」なら営業時間短縮や会食自粛要請なんかやめなさいよ。飛沫感染が最大の原因になっているんじゃないの? オマエさんのマウスガードはどうなんだ。口元が映るようにカメラの前だけっていうなら解るけど、「防御には役立たない」と学者が言ってますぜ。中身無し、カッコつけたいだけの副総理。
2020.12.20
コメント(0)
菅氏ステーキ会食に批判の嵐…「国民の誤解」発言で火に油日刊ゲンダイ 2020/12/17 14:15 菅首相が年末年始の「Go To トラベル」全国一斉停止を発表した直後、東京・銀座の高級ステーキ店で大人数で会食したことに、国内外で批判が広がっている。 与党内からも苦言が続出しているほか、海外メディアも相次いで報道。ロイター通信は「国民にパーティーをしないように懇願した後、忘年会に参加したことで批判を集めた」と皮肉交じりに伝えた。 菅首相は16日、「国民の誤解を招くという意味で、真摯に反省している」と陳謝したが、これがまた火に油を注ぐ結果となった。 政府の「5人以上の飲食を控える」との注意喚起を菅首相が自ら破ったと国民は「正しく理解」している。それを「国民の誤解」とはバカにしている。 「首相が有名人や政治家と高級ステーキの夕食を楽しんでいるのを見て、多くの人はいら立っている」と伝えた米紙ワシントン・ポストも“誤解”していると言うのか。【日刊ゲンダイ;元記事はこちら】 ◆「勝負の3週間」などと国民に言っておいて自分は毎夜会食会食、時には会食のはしごまで。言ってることとやってることが違うじゃないか。スガ氏には危機意識はないのか。大人数会食をあばかれ世間が騒ぎだすと今度は事実なのに「誤解」と誤魔化そうとする。政治家はよく「誤解を招いたとすれば」という言い回しを使う。わたし達は誤解なんかしていないし、それは逃げられようはずもない「事実」なんだ。事実を誤解と言い逃れして恥じることもない。政治家の発言がアベ以降激しく劣化している。
2020.12.17
コメント(4)
内閣支持続落43.1%コロナ対応評価せず4割超時事世論調査時事ドットコム 2020年12月11日17時02分 時事通信が4~7日に実施した12月の世論調査で、菅内閣の支持率は前月比5.2ポイント減の43.1%だった。減少は2カ月連続。また、新型コロナウイルス感染をめぐるこれまでの政府対応について評価を尋ねたところ、「評価しない」が44.0%で他の回答を上回った。 不支持率は同7.0ポイント増の26.6%。新型コロナ対応を「評価する」は32.4%、「どちらとも言えない・分からない」は23.6%だった。 新型コロナの感染拡大が続く中、政府が旅行や飲食の需要を喚起する「Go To」キャンペーンを続けるべきか聞いたところ、「感染拡大地域は中断し、それ以外は継続」が44.6%と最も多く、「全国で中断」が41.3%でほぼ並んだ。「全国で継続」は10.3%、「分からない」は3.7%だった。 内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」16.3%、「首相を信頼する」11.5%、「印象が良い」9.7%と続いた。支持しない理由(同)は、「期待が持てない」13.7%、「首相を信頼できない」12.1%、「リーダーシップがない」10.1%の順。(以下略)【時事ドットコム;元記事はこちら】 ◆ニュージーランドや台湾やタイで出来てニッポンで出来ない理由はなんだろうか。政府の対策が的外れなのか、医療崩壊危機よりも経済回復の方が大事だからなのか、それともニッポンの「民度」が低いのか。教えてマウスガードのアホウさん。 都合の悪い数字はなんでも隠せる政府だが新型コロナ関連の数字だけは隠蔽改ざんができないようです。この辺りが北の国とは違うところ。それ以外はたいして変わらない傲慢な政権運営っぷり。40%以上も支持があるのだからまだまだダイジョウブ。ガースーさん、不都合なことから目を背けてどんどん強引傲慢に行こう!
2020.12.12
コメント(0)
論理的でない受け答え「首相の器ではない」 上西充子法政大教授毎日新聞 2020年11月29日05時00分 国会中継を見て、いらだちを覚えた人も多いのではないか。就任から約2カ月が過ぎた菅義偉首相。日本学術会議の任命拒否問題では、あらわになったその強権ぶりとは対照的に、語られる言葉の乏しさが際立つ。質問に正面から答えず、同じフレーズを繰り返し、議論を拒む――。そんな「菅語」の本質や問題点を、識者とともに考えたい。初回は「国会パブリックビューイング」に取り組む上西充子・法政大教授。「菅さんは首相の器ではない」。容赦なくそう語る理由を詳しく聞いた。論理的な受け答えになっていない ――菅首相は11月、就任後初めて衆参予算委員会での一問一答形式の質疑に臨みました。どんな印象を受けましたか。 ◆「菅さんって、論理的なやり取りができるんだろうか?」。これが率直な感想です。 特に印象的だったのが、11月6日の参院予算委であった共産党の小池晃さんとのやり取りです。その前日に自民党議員との質疑応答の中で、菅さんは「以前は(学術会議側との間で)一定の調整があったが、今回は推薦前の調整が働かず、任命に至らない者が生じた」と述べています。これを踏まえて小池さんは「一定の調整というのは、学術会議が提出した名簿を変更することではないのか」と迫ったのですが、これに対して菅さんは「今回は(調整を)やっていません」と答えた。 調整の「中身」について聞かれているのに、調整の「有無」を答えているわけです。論理的に全然かみ合っていない。 あと、すごく戸惑いが見えます。ぼそぼそとしゃべって、語尾がはっきりしないこともある。質疑応答に自信がないまま国会に臨んでいる気がします。 ――加藤勝信官房長官や秘書官が助け舟を出す場面も目立ちました。 ◆小池さんとのやり取りの中でも、加藤さんが代わりに答える場面がありました。これに小池さんが納得せず首相の答弁を求めるわけですが、直後に菅さんから出てきた言葉が「官房長官が答えたことと一緒」でした。当然、小池さんは「総理の言葉で答えてほしい」と反発するのですが、審議がしばらく中断します。この間に秘書官が答弁を書いているんですね。 それで、ようやく菅さんが答弁するのですが、内容は加藤さんと同じなんです。「一緒」だというのなら、その内容を自分の言葉で繰り返せばいいのに、それすらできなかった。これを見たとき、私は「首相の器ではない」と思いました。明らかになった力不足 ――官房長官時代の記者会見では、「その指摘は当たらない」などと一方的に述べることが多かったと思います。その姿勢がネット上では「鉄壁のガースー」などと評されていましたが……。 ◆官房長官の時は、記者会見の場を仕切る権限を実質的に握っていたからだと思います。だから会見で伝えたいことだけを一方的に伝え、追加質問を限定的にし、政権への追及を防ぐこともできた。 でも、首相の立場で臨む国会は違います。徹底的に質問され、しっかりと答えていないと答弁能力の乏しさが露呈する。国を背負っているというリーダーとしての器や、見識の高さも求められる。明らかに官房長官とは違う力量が求められるわけです。 菅さんはこれまで裏で隠然たる影響力を発揮してきたのかもしれません。しかし、首相は国会にしても外交にしても表に出ないといけない。そこで求められる力が非常に不足していると、私は見ています。 ――予算委では日本学術会議の任命拒否問題を巡り、「人事のことは差し控える」などと同じフレーズを連発しました。 ◆人事について答えられなかったら、この問題については全て答弁拒否しているのと同じです。そしてそれを認めたら、それこそ恣意的な人事が全てにおいてできてしまう。例えば、(省庁幹部の人事を一元管理する)内閣人事局が官僚の幹部に、明らかに能力のない人を任用するとします。「おかしいだろ」と周りから声が上がっても、「人事のことは言えない」という説明がまかり通ってしまう。それは独裁国家と同じです。(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆スガ氏はキビシイ質問になると自分の言葉で答弁ができず官僚・秘書官から渡された答弁書を読むことに終始している。委員会では委員の質問中にそのメモが後ろから渡されるとそれを下読みすることに集中するあまり質問を聞いていない。だから質問と答弁が噛み合わなくても気がつかない。これでは議論になんかなるはずがない。 質問もよく聞かずに(質問を理解しようとしないで)しかも自分の言葉で答えない(自分で考えないで他人任せ)。これが一国のリーダーの姿か。操り人形レベルじゃないか。こんなの誰だってできるぞ。こういう姿を「おかしい」と感じない己を首相の器じゃなかったと恥じるべきだ。せめて過ちを過ちと認めて改めたらどうか。
2020.11.29
コメント(0)
“安倍前首相側が一部費用負担”示す領収書などホテル側が作成NHKニュース 2020年11月23日12時34分 「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会について、安倍前総理大臣側が費用の一部を負担していたことを示す領収書や明細書を会場となったホテル側が作成していたことが複数の関係者への取材で新たに分かりました。 懇親会をめぐっては政治資金収支報告書に収支を記載しなかった政治資金規正法違反などの疑いでの告発状が提出されていて、東京地検特捜部は安倍前総理大臣の公設第1秘書らから任意で事情を聴くなどして詳しい経緯の確認を進めているものとみられます。 「桜を見る会」の前日夜に開かれた安倍前総理大臣の後援会主催の懇親会は、7年前の平成25年から去年まで都内のホテルで毎年開かれ、会費5000円で支援者らが参加していましたが、野党側が国会で「安倍事務所が費用を補填していたのではないか」などと追及し、全国の弁護士らからは政治資金規正法違反などの疑いでの告発状が提出されています。“一部費用負担”を示す領収書などをホテル側が作成 政治資金規正法は、政治団体が会費制の催しを行った場合、その収支を収支報告書に記載することを義務づけていますが、複数の関係者への取材で、安倍前総理大臣側が費用の一部を負担していたことを示す領収書や懇親会の費用の総額などが記された明細書を会場となったホテル側が作成していたことが新たに分かりました。 関係者によりますと、懇親会の費用の総額は参加者から集めた会費を上回り、差額分が補填された可能性があるということです。 東京地検特捜部もホテル側が作成した領収書などの存在を把握しているとみられ、後援会の代表を務める安倍前総理大臣の公設第1秘書らから任意で事情を聴くなどして詳しい経緯の確認を進めているものとみられます。(以下略)【NHKニュース;元記事はこちら】 ◆息を吐くようにウソをつくと言われたシンゾーアベ。一つのウソを隠すには三つのウソが必要になるからでまかせの連鎖となる。子どもの頃から自分の悪さがバレないよう言い訳をする日常で鍛えられたらしい。良いご家庭には生まれたが“良い子”ではなかったんだな。 自分に都合が悪いことはウソと強弁で塗り固め、周辺には証拠文書破棄までさせて行政総ぐるみで突破を図る。ウソと知りつつも人事権を握られて官僚はさからえない。論理破綻しないように馬鹿な説明を繰り返すハメになる。優秀な頭脳たちをこんなことで疲弊させるのは勿体ないのだが、本当のことは決して言えない。 ここにきて「官邸の守護神」を賭けマージャンで失った影響が出ているのか。東京地検特捜部にはしっかり頑張っていただきたい。悪いものは悪い。いくら悪くても強ければまかり通ってしまう社会ではダメだ。権力者がもう少し謙虚になるようにでっかいお灸を据えてやって欲しい。アベさんには嘘がつけない「証人」として委員会の答弁席にもう一度座っていただこう。
2020.11.23
コメント(4)
(社説)菅首相の答弁 「対話」の放棄に等しい朝日新聞デジタル 2020年11月14日 5時00分 都合の悪い質問には答えない。どのように聞かれても、用意されたペーパーの棒読みを繰り返す。政治家として、自らの言葉で語ることもほとんどしない。これでは議会政治の根幹をなす「対話」の放棄と批判されても仕方あるまい。 就任後初めて臨んだ臨時国会での菅首相の答弁のことだ。例えば日本学術会議の問題をめぐり、こんなやりとりがあった。 「(任命を拒否された6人に学ぶ)学生さんが就職に影響しないかと不安に思っている。その責任をどう考えるか」 「学術会議が国民の期待に応えるためには、そのあり方を考える必要もある」 全くかみあっていない。 重ねて問われても「個人については申し上げないことになっている」。その後ようやく「あってはならない」と付け加えたが、質問のポイントをくみ取っていれば、こんな受け答えにはならないはずだ。 首相が所信表明演説で打ち出した「2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする」という方針をめぐっては、こんな具合だった。 首相は原発の活用を選択肢として認めている。ならば、新増設はありうるのか。立憲民主党の枝野幸男代表が角度を変えて何度も質問したが、首相は「現時点においては想定していない」の一点張り。 野党につけいる隙を与えまいということなのだろうが、これでは脱炭素社会の実現に向け、与野党で知恵を出し合う建設的な議論にはつながらない。 朝日新聞の集計では、衆参両院の代表質問と予算委員会の計7日間で、首相が「お答えを差し控える」などと、事実上答弁を拒んだのは計62回。テーマ別では学術会議問題の42回が最も多い。「いま申し上げた通り」「官房長官が答えたことと一緒」などと、説明を省略することも珍しくなかった。 「お答えを差し控える」答弁は安倍前政権時代に突出して増えたという。同時に、質問をはぐらかし、自説を滔々と述べる安倍氏の姿勢が、国会論戦の形骸化に拍車をかけた。 首相の流儀は異なるが、丁寧な説明を欠き、論戦を嫌う傾向は一層強まったようにもみえる。こんな首相の国会への向き合い方を、与党が「安全運転」と受け止めているのも驚きだ。立法府の行政監視機能の立て直しなどおぼつかない。 今国会は残り3週間。第3波ともいわれるコロナの感染拡大への対応や外交防衛政策など、課題は山積している。予算委の集中審議や昨年6月以来となる党首討論を開き、議論を深めるべきである。【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆アベ前首相の質問者に敬意を払わない答弁態度は最悪だったが、スガ氏はそれ以上かもしれない。アベ政権の継承とはあえて議論を噛み合わせない答弁姿勢の継承なのかも。議論を深めないことは与党の勝利につながるからね。 わたしはこのボヤキブログをちょうど14年やってきましたが、本格的に時の首相をイジるようになったのは多分失言と読み間違いの帝王アホウ氏からだと思う。心の底から「こいつバカじゃないか」と思って徹底的におちょくった。続いて「美しい国ニッポン」のボンボンアベちゃん、憲政史上最低の宰相とまで言われたカンナオト、そして“空き菅”さん以上の最低の宰相でアベ友優遇のアベシンゾー。弄りがいがあったと言うか国会での答弁に何しろ腹がたった。特にアベ氏の閣議決定でなんでも覆す“官邸主導”政治の国会軽視は酷かったと思う。 スガ氏はまだろくすっぽ国会論戦を見ていないのに「こりゃダメだ」と感じる。アベ氏同様議論になっていない。しようとしていない。正面から答えないから野党の追及は終わらない。大事な法案審議が後回しになる。審議時間が足りなくなって強行な採決になってそれはまたそれで問題になる。誰が悪いと言えばネット上では「野党が追及ばかりで審議を人質にしている」との批判もあるが、納得するように答えない権力側の問題の方が大きいと感じる。 国会の議論がこの有り様では若者の政治への関心が高まろうはずがない。勢い「支持政党なし層」が自民党支持層を超える最大勢力?になり政治的無力感から選挙にすら行かなくなる。そして投票率は上がらず浮動票は野党に流れず組織票が強い自民・公明の勝利につながる。アベ氏が国政選挙で勝ち続けたのは国民的支持が高かったのではない。得票率は有権者の3割程度での勝利は無党派層に眠ったままでいてもらったからなのだ。スガ氏も投票率が上がらないように上手に「安全運転」するんだろう。
2020.11.14
コメント(0)
「答弁勝手に変更。国会の意味あります?」立憲・枝野氏朝日新聞デジタル 2020年11月7日19時07分立憲民主党の枝野幸男代表=11月7日、さいたま市内、吉川真布撮影立憲民主党の枝野幸男代表(発言録) 日本学術会議の会員任命拒否問題は何が問題か。中曽根康弘首相(当時)が国会で、首相の任命は「形式的任命だ」と答弁している。首相が気にくわないと、あいつ外せとか、そんな話になったらまずい。そんな話にならないようにしましょうねと、最後に首相まで出てきて、国会で「形式的だから大丈夫」と答えた。全部、記録が残っている。 それを勝手に変えたら、国会で議論することに意味あります? 国会で発言して、国民に向かって宣言して約束したことは、その通りやってもらわなければ国会で議論した意味がない。こんなこと、とても認めるわけにいかない。許すわけにいかない。粘り強くやりたい。(7日、さいたま市での講演で)【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆立法の精神なんて全くお構いなし。都合よく解釈変更して無理を通す。知性と理性がないのはアベ氏と一緒。強権的な態度はアベ以上。決められない“学級会民主主義”も困ったもんだったが、その後の“官邸主導”はたちが悪い。官邸主導=好き勝手し放題と勘違いしているよね。アベ氏もスガ氏も全能の神のつもりか。今の野党が弱いのは仕方ないとして、自民党がこういう無理を黙って許しているのが不思議だな。キチッと諌められる人はいないのかねぇ。…
2020.11.07
コメント(0)
名前すら知らない5人を任命拒否続く首相の迷走自民からも「言うほど墓穴掘る」毎日新聞 2020年11月6日19時05分 衆参の予算委員会は6日、計4日間の日程を終えた。野党は菅義偉首相との初の本格的な国会論戦に、日本学術会議の任命拒否問題を主要テーマに据えて挑んだが、首相は質問が核心に迫ると「人事に関することなのでお答えは差し控える」を連発。新たな答弁には矛盾もあり、「なぜ6人が外されたか」の理由は示されぬままで、野党は「支離滅裂」と批判を強めた。 論戦で「いつ誰が決めたか」の概要は判明した。首相は、官房長官当時から会員選出が限定的なメンバーで行われており「閉鎖的で既得権益になっている」との懸念を持っていたと強調。首相就任後、改めて杉田和博官房副長官らに「懸念」を伝えた。その後「9月22日か23日ぐらい」(首相)に杉田氏から6人を外すと報告があり「私が判断した」と述べた。 ただ、首相は6人の名前を以前から知っていたかを問われると「(東大教授の)加藤陽子先生以外の方は承知していなかった」と答弁。加藤氏以外の5人の著書なども読んだことがないと明かした。野党は「それでどうやって判断したのか」「杉田氏に言われて外したのか」と追及したが、首相は「人事に関すること」を理由に答弁を避けた。 政府は人選に関する協議の過程を記した文書の存在は認めたが、国会への提出は拒否。野党は、杉田氏を直接ただすため参考人招致を求めているが、与党は応じない方針だ。 首相は理由の一つとして「会員の出身や大学に大きな偏りがある。例えば旧帝国大学の会員が45%を占めるが、私立大は24%。49歳以下は3%にすぎない」とも繰り返した。だが6人中3人は私立大教授。東大教授の1人は50代前半で会員の中では若い。矛盾を指摘されると「今回の任命の判断と直結はしない」と修正し、答弁は迷走した。 立憲民主党の逢坂誠二氏は「恣意的な拒否だと言われても仕方ない。社会全体が萎縮し、みんなが総理の思いをそんたくしないといけない社会になる。これでは多様な価値観は絶対生まれない」と批判。自民党内からも「言うほどに墓穴を掘っている」と困惑の声が上がった。(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆「大きな偏り」を理由にするのは後付けであってコレは詭弁だ。官房長官時代から懸念を持っていたのはそうかも知れないがそれが理由にはならないような6人なのだ。要するに首相の懸念を受けて杉田官房副長官が政府にとって邪魔になりそうな6人を外した懲罰的人事をやってしまったのをろくに見もせずに追認したんだな。 これを説明するのに、官僚がどう庇おうが、スガ氏がどう取り繕ってみても説得力ある答弁にはならない。アベ流の「的外れの答弁書の棒読みを繰り返す」「関係ないことを長々と答弁し質問時間を盗む」「問題をすり替える」などして野党・マスコミをはぐらかそうとしているんだろう。でも、昔から「過ちては改むるに憚ること勿れ」といいますよ、スガさん。
2020.11.06
コメント(0)
若手を任命拒否した理由「若手が十分いない」 支離滅裂で混迷深めた菅首相の答弁毎日新聞 2020年11月2日21時43分 2日の衆院予算委員会で、日本学術会議に関する政府・自民党と野党の議論は堂々巡りの展開となった。菅義偉首相は会員候補6人の任命を拒否した理由の説明で核心を避け続け、学術会議のあり方を問題視する自民党と歩調を合わせた。野党は「論点のすり替え」と反発を強め、首相への追及を続ける方針だ。総務省課長の更迭とは「全く違う」 「いやいや、それはもう表になっている人ですから。それと今回の任命権とは全く違うんじゃないでしょうか」。首相は自著「政治家の覚悟」の中にかつて総務省課長を更迭した理由を述べた章があると立憲民主党の今井雅人氏から指摘され、6人の任命拒否理由を明らかにするよう迫られると、色をなして反論した。 今井氏は6人が安全保障関連法など政府の政策に反対したことと任命拒否理由の関連を追及。首相が「政府の法案に反対したからではない」とする一方、直接的な理由の説明を拒むと、「片方が話せて片方が話せないでは納得できない。狙い撃ちではないか」と食い下がった。それでも、首相は「課長の人事は表になっている」と繰り返すばかり。6人が任命拒否された事実も明らかになっているにもかかわらず、分かりにくい答弁を続けた。 個別人事の理由はあくまで説明しないとの立場を貫く政府。菅首相は安倍政権の官房長官時代に内閣人事局を背景に官僚に対する人事権を掌握し、官僚の過度な忖度を招いたと指摘されてきた。野党はこの日の予算委で、菅氏の政治手法に焦点を当てて追及した。 立憲の奥野総一郎氏は菅首相の著書について「これは『忖度』のススメだ。理由を明かさず人事をする、おれの意を察して働け、と。今回の学術会議の手法もそうだ」と指摘。同党の江田憲司氏も「(首相が)国民のためにならないことに腹をくくると、こんな厄介な政治家はいない。その象徴的事例が任命拒否の問題だ」と述べた。(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆スガ氏の政治姿勢がよくわかる事件が政権発足と同時に表になったということだろうと思う。要するにスガ氏は情報を集めて「強権的」な人事手法と「高圧的」「一方的」な物言いで一国の首相までのし上がったのだ。「選挙で約束して勝ってきたんだから官僚が反対するな」というのが正義と思っているらしい。官僚による忖度の元凶はこの人ではないか。一連の発言の中に誠実さは見えてこない。 一国の首相としての高邁な理想や知性は感じられない。ただ「ふるさと納税」だの「携帯電話料金値下げ」だの「GoToトラベル」だの些末な政策をコツコツ積み上げるだけ。「自助共助公助・絆」とか言われてもそれがニッポン丸の行先なの?違うんじゃないか?という感じ。最悪の宰相アベ氏のあとだからちっとはマシだろうと期待したのだが、残念ながら金太郎飴だったみたい。
2020.11.03
コメント(2)
任命除外、首相「私が判断」枝野氏「支離滅裂」と批判朝日新聞デジタル 2020年10月28日17時52分 菅義偉首相が就任して初の国会で、28日午後の衆院代表質問では自民党と立憲民主党の3人が質問に立った。このうち立憲の枝野幸男代表は質問後、菅首相の答弁について、記者団に「ほとんど正面からのお答えはなかった」と批判した。 枝野氏は、日本学術会議の会員候補6人の任命除外をめぐる首相の答弁に対し、「全員の名前の載った名簿は見ていないにもかかわらず、出身校とかのバランスをとって自分が判断したと。全体の105名の名簿を見ていないのに、バランスをとって『自分が判断した』という支離滅裂の答弁を堂々となさった。これだけでも辞職ものだ」と語った。【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆ミエミエの後付けの言い訳では誰も納得できないだろう。105名の名簿を見ていないのにバランスをとって自分が判断したという。何を言ってるのか訳がわからない。さっさと本当のことを言って撤回して謝って官房副長官を国会に出させれば? 「ああ、今度の首相は前首相と違って誠実だ」と支持率が上がるでしょうよ。
2020.10.28
コメント(0)
菅首相「国会答弁」を猛特訓 学術会議問題もはや説明不能日刊ゲンダイDIGITAL 2020/10/15 14:50 自民党は14日、「日本学術会議」のあり方を検討するプロジェクトチームの初会合を開いた。なぜ学術会議が推薦した6人の学者を菅首相が拒否したのか、合理的に説明できないから、党を挙げて学術会議にイチャモンをつけようというのだから狂気の沙汰だ。説明不能に陥っている菅首相も「国会答弁」を特訓中だという。この政権は末期的である。◇ ◇ ◇ 学術会議問題の焦点はハッキリしている。菅首相が6人の学者を拒否した理由だ。「政権の政策に反対したから」が理由なのだろうが、正直に説明したら政権は即死しかねない。事実を口にできないため、10月26日に国会がスタートしたら答弁に行き詰まるのは目に見えている。 今から首相周辺は「予算委員会が怖い」と恐々となっているという。 「それでなくても、菅さんは答弁が不安視されています。とにかくアドリブが利かない。官房長官時代の記者会見は『問題ない』『ご指摘は当たらない』と質問をシャットアウトすれば済んだが、総理として国会に臨むとなると、そうはいかない。日本学術会議の問題について総理会見を開かず、オフレコ懇談やグループインタビューでお茶を濁しているのも、事前通告のない質問に答える自信がないからです。グループインタビューでは原稿を読んでいる。安倍さんも知識と教養に欠けていましたが、質問と関係のないことをダラダラと話して論点をすり替えるテクニックがあった。でも、口下手な菅さんには、そうした芸当も期待できない。立ち往生する恐れがあります」(自民党事情通) しかも、野党側は、辻元清美氏や森ゆうこ氏、志位和夫氏、小池晃氏といった論客が質問に立つ予定だ。適当に答弁したら、徹底的に追及されるのは間違いない。(以下略)【日刊ゲンダイDIGITAL;元記事はこちら】 ◆スガ氏は官房長官として記者会見を長期間こなして来たが大きな失敗をしたことはなかったと思う。そりゃそうだ、単に答弁書をスゴみながら読んでいただけだから。しかし予算委員会は官房長官記者会見とはわけが違う。内閣のスポークスマンをやってる割には受け答えが上手じゃないと思っていたが、このところのスガ氏を見ていると「こいつさては相当口下手だな」と見えてきた。スガ氏の立ち往生、見てみたいですね。
2020.10.15
コメント(2)
杉田和博官房副長官が拒否の判断に関与 政府関係者明らかに 首相に経緯報告毎日新聞 2020年10月12日23時06分 日本学術会議から推薦された新会員候補6人を菅義偉首相が任命しなかった問題を巡って、杉田和博官房副長官が事前の任命拒否の判断に関与していた。政府関係者が12日、明らかにした。 杉田氏は、学術会議が政府に提出した105人の推薦者名簿の中から6人を除外して、99人の名簿にする取りまとめに関わっていた。杉田氏はこうした経緯について、首相に報告していた。首相が6人を除外する事前の判断に関与していたかはわかっていない。 これに関連して、加藤勝信官房長官は12日の記者会見で、首相が「見ていない」と述べた105人の推薦者名簿が決裁文書に参考資料として添付されていたことを明らかにした。 首相は9日の毎日新聞などのインタビューで、学術会議から政府に提出された任命拒否した6人を含む105人の推薦者名簿は「見ていない」と明言。任命を決裁した9月28日の直前に6人を除く99人が載った名簿を見たといい、「その時点では、最終的に会員となった方がそのままリストになっていた」と説明していた。 加藤氏は会見で首相のこの発言について問われると、「決裁文書には(105人の)推薦者名簿は参考資料として添付されている。詳しくは見ていなかったことを指しているのだろう。決裁までに任命の考え方は説明している」と述べた。 加藤氏はそのうえで、首相が6人を任命しない政府方針の説明を受けていたことを明らかにし、「首相が(学術会議からの)推薦をもとに選ばれたものを決裁した。(手続きは)適法に行われている」と強調。首相から指示があったかどうかについては「人事上の判断なので、細かいやり取りは差し控えたい」として答えなかった。(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】杉田副長官、審議会人事に介入 前川元文科次官が証言時事ドットコム 2020年10月13日18時14分 菅義偉首相が日本学術会議の新会員候補6人の任命を拒否した問題に関し、前川喜平元文部科学事務次官は13日、立憲民主党などの野党合同ヒアリングに出席した。前川氏は事務次官を務めていた2016年の文化功労者選考分科会委員の選任の際、杉田和博官房副長官に人事案の差し替えを指示されたことを明らかにした。 前川氏によると、16年8月ごろに委員のリストを杉田副長官に提出したところ、1週間ほど後に呼び出され、2人の差し替えを命じられた。前川氏は「杉田氏から『こういう政権を批判するような人物を入れては困る』とお叱りを受けた」と証言し、実際に別の人物を選び直したと説明した。【時事ドットコム;元記事はこちら】 ◆2016年にやったことと同じことを杉田氏はやったんだな。こんな政権を揺るがす大問題になるなんて考えもしなかっただろう。Wikipediaによると杉田氏は、高い調整能力で知られる一方「危機管理には通じているが、社会福祉や経済といった国民生活全体を見渡す視野の広さに欠けている」という評価もあるんだそうです。悪く言えば「総合的、俯瞰的」な判断ができないということかな。 スガ氏は「見ていない」と明言し逃げを打っている。官房長時代は低IQアベ氏の発言の尻拭いで説明にならない説明に苦労してきたが、今度は尻拭いさせる側だからどんな発言したって周りが何とかするさ。推薦者名簿は時期的には前政権アベ首相宛に提出されたものだそうだ。つまり「見ていない」とは、アベ氏とこの杉田氏が名簿から6人を削除したのであってわたしが削除したのではないと言っているんだな。
2020.10.13
コメント(0)
蓮舫氏「え?」 首相の除外前名簿「見ていない」を批判朝日新聞デジタル 2020年10月10日11時59分 立憲民主党の蓮舫代表代行は、菅義偉首相が9日の朝日新聞などのインタビューで、日本学術会議の会員候補6人を除外する前の推薦者名簿について「見ていない」と発言したことに対し、ツイッターで批判した。 蓮舫氏は9日夜、「え? 今度は『見ていない』と言い出すのですか」と投稿。続けて「私たちのヒアリングで担当者は99人の名簿と、日本学術会議からの推薦105人名簿をあわせて添付し菅総理まで決裁があがっていると説明され、その資料もいただいています。かつ、私たちへの提供時に105人名簿から6人の名前は黒塗りされています」と記した。 政府側が野党合同ヒアリングに提出した文書では、菅首相や加藤勝信官房長官らが、任命する99人の名簿付きの決裁文書に押印。さらに、「日本学術会議会員候補者推薦書」として105人の名簿も添付されていた。うち6人の名前はヒアリング提出時に黒塗りとされていた。 蓮舫氏はこれらの文書の写真を付けてツイート。10日も「決裁文書に添付されていた名簿、菅総理が『知らない』で済む話ではありません」などと投稿した。【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆蓮舫氏の言うことが正しいならスガ氏はウソをついていることになり大ピンチ。間違っているなら一転蓮舫氏は大窮地。世間は「また野党は批判ばっかりかよ」というかも知れないが、ここはちょっと大事なところです。スガ氏は「見ていない」の一点突破では済まない。ぜひとも誰もがわかるような「丁寧な説明」を願いたいです。 国会を招集して所信表明をする前からどエライ躓きだ。これまでのアベ一強政治の思い上がりが身について、学者をマスコミをそして国民を甘く見すぎたようです。
2020.10.10
コメント(0)
菅首相、推薦リスト「見てない」 会員任命で信条考慮せず時事ドットコム 2020年10月09日19時49分インタビューに答える菅義偉首相=9日午後、首相官邸 菅義偉首相は9日、首相官邸で時事通信などのインタビューに応じた。日本学術会議の会員候補6人を任命しなかった問題で、会議側が作成した105人の推薦リストは「見ていない」と表明。「広い視野に立ってバランスの取れた行動を行い、国の予算を投じる機関として国民に理解される存在であるべきことを念頭に判断した」と説明した。 首相によると、会員任命を最終的に決裁したのは9月28日。「会員候補リストを拝見したのはその直前だったと記憶している。その時点では最終的に会員となった方(99人)がそのままリストになっていた」と述べ、6人の排除に関与し得る立場になかったと強調した。6人が政府の会員候補リストから漏れた経緯や理由、誰が判断したのかが引き続き焦点となる。 首相は任命に当たり、安倍晋三前首相からの引き継ぎはなかったとした上で、自らが「一連の流れの中で判断した」と語った。学者個人の思想・信条が影響したかについても「ありません」と否定した。政府が1983年の国会答弁で、首相による会員任命は形式的と説明したこととの整合性を問われ、「(法律)解釈の変更は行っていない」と答えた。【時事ドットコム;元記事はこちら】 ◆排除に関与し得る立場になかったとは勝負に出ましたね。これをひっくり返されたら命取り。あの有名な答弁「私や妻が関与していたということになれば総理大臣も国会議員も辞める」に等しレベル。マスコミや野党は反証のしがいが一気に上がりました。 105人の名簿を見ていないというのは十中八九ウソでしょう。105人の名簿を見た上で政府の考えに反対する立場の意見陳述をした“ブラックリスト”上の6人を外す指示を誰かがしたはず。それがアベ氏でないとすればあとは誰が指示できる立場にあるのさ。スガ氏は首相でありその前は官房長官だ。見ていないことはないよね。 また官僚が勝手に忖度したことにするのかい? それともアベ氏から任命について引継ぎはなかったが、名簿の6人を外させたのはアベ氏だと言いたいのかな? 言外にそう言っているのか。…
2020.10.09
コメント(0)
加藤官房長官が「チャーハン論法」? 学術会議の説明めぐり時事ドットコム 2020年10月08日18時07分 閣僚や官僚の意図的な論点のすり替えを「ご飯論法」と名付けた法政大の上西充子教授は8日、自身のツイッターで、菅義偉首相が日本学術会議の会員候補の任命を拒否した問題をめぐり、過去の国会答弁との食い違いはないとする加藤勝信官房長官の説明をチャーハンに例えて批判した。 上西氏は、加藤氏の記者会見の動画と並べて「『エビチャーハンを作っていたのを玉子チャーハンに変えましたよね』という質問に『同じシェフが作っており、その点においてなんら変わりはない』と言っているようなもの」と表現し、「ご飯論法」と同じ論理を展開した。 これに関し、加藤氏は8日の記者会見で「例えの意味がにわかに分からないが、説明が分かりづらいという指摘に対しては、しっかりと説明できるようにさらに努力をしていきたい」と述べた。【時事ドットコム;元記事はこちら】 ◆不誠実な説明しかしないのに「これからも丁寧に説明していきたい」と言う。アベ政治を踏襲か。アベ氏の次は少しはまともな政治を期待したんですが何も変わっていませんね。 クロいものをシロだと強弁し何度質問されても説明にならない答弁を恥ずかしげもなく繰り返すだけ。繰り返して繰り返して国民が飽きるまで繰り返す。証拠となってしまう文書は改竄・廃棄させる。これが果たして正しい「政治」の姿なんだろうか。いつからこんなふうになっちゃったんでしょうかねぇ。…
2020.10.08
コメント(0)
菅首相が学術会議の任命を拒否した6人はこんな人 安保法制、特定秘密保護法、辺野古などで政府に異論東京新聞 TOKYO Web 2020年10月1日21時01分 政策提言を行う国の特別機関「日本学術会議」が、新会員として内閣府に推薦した法律・歴史学者ら6人の任命について、菅義偉首相が拒否していた問題。6人は安全保障関連法や特定秘密保護法などで政府の方針に異論を示してきた。政府の意に沿わない人物は排除しようとする菅政権の意図が浮かぶ。 ■東京大社会科学研究所教授の宇野重規しげき教授(政治思想史) 2013年12月に成立した特定秘密保護法に対し、「民主主義の基盤そのものを危うくしかねない」と批判。「安全保障関連法に反対する学者の会」の呼び掛け人にも名を連ねていた。07年に「トクヴィル 平等と不平等の理論家」でサントリー学芸賞受賞。 ■早稲田大大学院法務研究科の岡田正則教授(行政法) 「安全保障関連法案の廃止を求める早稲田大学有志の会」の呼び掛け人の1人。沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設問題を巡っては18年、他の学者らとともに政府の対応に抗議する声明を発表。 ■東京慈恵会医科大の小沢隆一教授(憲法学) 15年7月、衆院特別委員会の中央公聴会で、野党推薦の公述人として出席。安保関連法案について「歯止めのない集団的自衛権の行使につながりかねない」と違憲性を指摘し、廃案を求めた。 ■東京大大学院人文社会系研究科の加藤陽子教授(日本近現代史) 憲法学者らでつくる「立憲デモクラシーの会」の呼び掛け人の1人。改憲や特定秘密保護法などに反対してきた。10年に「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」で小林秀雄賞を受賞。政府の公文書管理委員会の委員も務めた。 ■立命館大大学院法務研究科の松宮孝明教授(刑事法) 17年6月、「共謀罪」の趣旨を含む改正組織犯罪処罰法案について、参院法務委員会の参考人質疑で、「戦後最悪の治安立法となる」と批判。 ■京都大の芦名定道教授(キリスト教学) 「安全保障関連法に反対する学者の会」や、安保法制に反対する「自由と平和のための京大有志の会」の賛同者。【東京新聞;元記事はこちら】 ◆こういう政治をする人だということ。官僚に対してと同様に学術会議まで「意に沿わないものは排除する」と“恫喝”したのだ。これがスガ氏の民主主義なのだろう。「選挙で勝ったのだから我々にはそうする権利がある」トランプ氏が昨日そう言ってました。スガ氏はトランプ氏と同類か。少数意見や多様な意見は斬って捨てて都合のいい話しか聞かないんだね。
2020.10.02
コメント(0)
橋本聖子担当相、杉田氏発言「党は適切な措置を」日刊スポーツ 2020年9月29日13時34分 橋本聖子男女共同参画担当相は29日の記者会見で、性暴力被害者支援を巡り、自民党の杉田水脈衆院議員が「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言したことについて「非常に残念だ。自民党として適切な措置をするべきだった」と述べ、党の対応に疑問を呈した。 橋本氏は「コロナ禍で女性が大変な困難に陥っており、声なき声を支援に結びつける努力を踏みにじるような発言ではなかったか」と指摘した。 杉田氏は25日、自民党の非公開の会合で発言した。会合に出席した複数の関係者が発言を認めているが、杉田氏は26日付のブログで「報道にあるような女性を蔑視する趣旨の発言はしていない」と否定している。(共同)【日刊スポーツ;元記事はこちら】 ◆否定していないよね。「そういうふうに言ったつもりはない」と言ってるわけで発言自体は否定していない。でも不適切発言はこれだけじゃないから苦しい言い逃れに聞こえるね。バッシングであろうが何であろうが世間の話題にされるのが嬉しいんだろう。 誰の推薦でこんな人を自民党公認候補として擁立したのか。どうして度重なる問題発言を自民党は見て見ぬふりをするのか。後ろ盾たる某“お偉いさん”に気兼ねして批判しないのか。橋本大臣以外はみーんな知らんぷりですか? おかしいぞ自民党、否定しないのは容認したことと同じなんじゃないのか。わたしはこの女性が代議士でいることに何か価値があるのか、わかりません。
2020.09.29
コメント(0)
吉村知事が反発、前大臣の「住民投票早すぎる」発言日刊スポーツ 2020年9月17日17時33分 大阪府の吉村洋文知事が17日、府庁で取材に応じた。 記者から「竹本直一前(情報通信技術政策担当)大臣が大阪都構想の住民投票について『5年前に結論が出たものを5年後にやるのは早すぎるのでは』との発言があったが、その受け止めは」と質問された。 吉村知事は「残念。大阪の未来をぜひ考えてもらいたい」と回答。都構想へのこれまでの過程を振り返り「大阪の未来、課題に、大阪選出の議員なら目を向けていただきたい」と語った。大臣の立場としての発言かどうかを記者に確認する場面もあり「大臣として不適格だと思う」とも言い切った。(以下略)【日刊スポーツ;元記事はこちら】 ◆(大阪都構想がいいか悪いかは興味ないし、大阪とまるっきり関係ないわたしが言うのも何だが)二度目の住民投票が早過ぎるどころか、一度否決されたものを何度も住民投票にかけること自体おかしいんじゃないかと思う。政治の思惑で住民投票は勝つまで何度だってできるのか? とんねるず石橋氏のマージャンは自分が勝つまで延々とやめないそうで付き合わされる周囲から嫌われているらしい。同じじゃないか? 勝つまでやめないんならいつか大阪都構想は賛成多数になるに決まってる。変なの。
2020.09.17
コメント(0)
二重契約でもなんでもないわけだから何の問題もないのだがやはり、胸にストンと落ちない感じがする使ったニッサンもニッサンだがキムタクも …… まぁ、いいかどっちみちトヨタにもニッサンにも一生乗るつもりはないしねかつて化粧品業界ではこういうのが幾つもありましたっけ
2020.09.11
コメント(0)
菅氏「安倍政治を発展」 岸田、石破氏が挑む―自民総裁選告示、14日投開票時事ドットコム 2020年09月08日16時19分自民党総裁選の共同記者会見に臨む岸田文雄政調会長、菅義偉官房長官、石破茂元幹事長=8日午後、東京・永田町の同党本部 自民党総裁選が8日告示され、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長が立候補した。安倍晋三首相の後継を14日に選出する。菅氏が党内7派閥のうち5派閥の支援を受けて先行、岸田、石破両氏が追い掛ける。7年8カ月に及ぶ長期政権で内閣の要を担った菅氏は「安倍政治」の継承と発展を表明。新型コロナウイルス対応や経済、外交など重要政策をめぐる論戦が始まった。(以下略)【時事ドットコム;元記事はこちら】 ◆たった今まで報道ステーションに3人並んでご出演中でした。ちゃんと見ていました。色眼鏡で見たつもりはないのですが、3人並ぶとスガ氏のリーダーとしての資質の低さが顕れちゃっていました。石破氏・岸田氏からは数ランク落ちる。現状を一生懸命に肯定するばっかりで変化・改革・反省の匂いがしない。やはり元々総理を目指して政治家をやってこなかった人、政治的な理想のレベルが低そうだ。というかスガ氏の発言から目指す国家像はイメージできない。リーダーとなるべき「政治家」ではなく影でうまく仕切る「政治屋」タイプと見えた。
2020.09.08
コメント(0)
モリカケ・桜…安倍政権どう見直すか自民総裁選立候補の3氏が持論合同記者会見毎日新聞 2020年9月8日16時25分 自民党総裁選に立候補した石破茂元幹事長、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長は8日、合同記者会見に臨んだ。 森友学園、加計学園、桜を見る会などにみられる「政権私物化」問題や公文書管理、国会での説明責任を巡り、安倍政権をどう見直すのかという質問に対する3氏の答えは以下の通り。 石破氏 これらの問題は、どの世論調査を見ても納得したという人が非常に少ない。納得した人が増えないと、責任を果たしたことにならない。政府はすべての人に公平じゃないといけない。えこひいきがあってはいけない。特定の人だけが利益を受ける、そういうことを政府がやっていいはずがない。記録が改ざんされたり破棄されたりという官僚機構は国民のためにならない。 菅氏 客観的に見ておかしいことは見直さなければいけない。文書改ざんについては二度とこうしたことを起こしてはいけない。いずれにしても、こうした問題については謙虚に耳を傾けながらしっかり取り組みたい。(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆スガ氏はアベ内閣の官房長官として毎日二回記者会見なさってきた。その中でよーく使われるフレーズが「いずれにしても」「いずれにせよ」です。記者の質問から逃げるときには必ず使われます。「記者をバカにしたイヤな言い回しだ」と感じていたわたしは間違っていなかったようです。 その意味を調べてみると、Weblio辞書によれば『「どのみち」「どっちみち」「どうなるにせよ」などといった意味の言い回し』だそうです。ちょっと否定的な意味を含んだ言葉です。 つまり「いろいろ異論もあるとは思うがどっちみち政府としてこれ以上突っ込んで調査する気はない」とか「どうなるにせよ真実を明らかにする事はない」というニュアンスの実質ゼロ回答を丁寧な言葉で語ってきたんだね。こうしてアベ氏と口裏をあわせて政府の不都合について正面からの説明を避けてきた。低知能でワガママな上司の重石が外れたら、今までは言えなかったことを語るんでしょうか。ちゃんと国民が納得するまで説明するように改めるんでしょうか。なかなかそうはいかないと思うなぁ。…
2020.09.08
コメント(0)
首相「志半ば」 潤む目、震える声 プロンプターなしの辞任表明毎日新聞 2020年8月28日22時06分 約2カ月半ぶりに首相官邸で行われた28日の安倍晋三首相の記者会見は、歴代最長政権の辞任表明の場となった。2007年の第1次安倍政権に続く任期途中での辞任となり、「志半ばで断腸の思い」と沈痛な表情で語った。会見で定番となっているプロンプター(透明画面に文字を映し出す装置)の原稿を冒頭で20分ほど延々と読み上げるスタイルは踏襲せず、約12分間、手元の資料を読み上げた。 午後5時から始まった会見で首相は自らの体調を説明し、辞意を表明した。「政治においては、最も重要なことは、結果を出すことである」と語る場面で目を潤ませ、声を震わせながら途切れ途切れに「拉致問題をこの手で解決できなかったことは痛恨の極み」と語った。冒頭発言の最後は、「国民の皆様、8年近くにわたり本当にありがとうございました」と頭を下げた。 4問目の質問で記者から「いつも使われているプロンプターを使用されていないが、どういう気持ちで会見に臨まれたのか」と問われた。首相は「今日はギリギリまで、原稿が決まっていなかったこともあり、私も推敲しておりましたので、こうした形になりました」と応じた。進退に関する言葉を会見直前まで自ら練ったため、事務方が用意するプロンプターには間に合わなかったようだ。 首相の妻昭恵氏や親友の学校法人理事長の関与が追及された森友学園、加計学園問題について、記者から「十分な説明責任を果たせたか」と問われると、首相は「十分かどうかは、国民の皆様がご判断されるんだろうな」と述べるにとどめた。(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆「アベノミクスは道半ば」選挙のたびに必ずアベ氏が声高に主張したセリフです。それとセットで「悪夢の民主党政権時代に戻すわけにはいかない」と必ず街頭演説では叫んでいた。それがテレビで使われる。いつまでたっても道半ばでこの道を戻るわけにはいかないという呪文のように繰り返す“レッテル貼り”に国民は洗脳されたと思う。(自民党にとっては悪夢の時代だったろうけれど)本当に民主党政権が悪夢だったかどうか国民はよく覚えていない。 アベノミクスは破壊的な金融緩和が本質。市場にカネをジャブジャブ供給し株価をあげて円を下げて企業を儲けさせただけ。好景気といわれながらも国民の懐は潤わなかった。求人倍率は好転したといっても経済格差は広がって、結果出生率は上げられなかった。若者が結婚して子どもを3人以上産もうと思える社会になっていない。急速な高齢化は止められていない。 振り返れば民主党政権はリーマンショック後、ダメダメ麻生政権が倒れた後にスタートし東日本大震災の一年半後に破綻した。アベさんが「悪夢」と言う民主党政権の前半は麻生政権のダメっぷりにも責任がある。「トラスト・ミー」もダメだったけど、震災後の菅直人が麻生氏以上のダメっぷりだったものでアベ氏のレッテル貼りに国民は「その通り!」と思った。まったく菅直人は罪深い。世論を手放し今の弱い野党を作ったのは菅直人だ。あれは酷かった。 わたしは官邸主導と称して強引な閣議決定と国会軽視でわがまま強権政治を進めたアベ政治を否定するが自民党政治を全否定するつもりはない。むしろ自民党ハト派(今は居るのかどうか知らないが)を応援する。まともな政治に戻してくれる気がする。それ以上に野党が成熟することを希望する。弱すぎて外野からギャアギャア言うだけで(多くの国民からはそう見えちゃっている)政権の不正を糾すことすらできない。この官邸主導・国会軽視の政治状況は正しい道とは思わない。 アベさんご苦労様でしたサヨウナラ。お願いだからもう絶対出てこないでね。
2020.08.29
コメント(2)
「こんな人たちに負けるわけには…」安倍首相語録日刊スポーツ 2020年8月28日15時42分 安倍晋三首相は辞任する意向を固めた。政権幹部が28日、明らかにした。自身の体調が悪化し、首相の職務を継続するのは困難と判断した。2012年12月の第2次内閣発足から約7年半。意欲を示した憲法改正や北朝鮮拉致問題の解決に道筋を付けられないままの退陣となる。◇ ◇ ◇安倍晋三首相の主な発言は次の通り。「状況はコントロールされている」(2013年9月、福島第1原発の汚染水漏れに)「バイ・マイ・アベノミクス」(9月、米国で講演)「時代に合わなくなった憲法の条文もある。変えていく必要がある」(15年3月、国会答弁)「戦争に関わりのない世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」(8月、戦後70年談話発表の記者会見)「私や妻、事務所が関わっていれば首相も国会議員も辞める」(17年2月、森友学園問題で)「こんな人たちに負けるわけにはいかない」(7月、「安倍辞めろ」とやじを飛ばされた東京都議選の応援演説)「悪夢のような民主党政権の時代に戻すわけにはいかない」(19年2月、自民党大会)(共同)【日刊スポーツ;元記事はこちら】 ◆アベ語録、極め付はやはり「こんな人たちに負けるわけにはいかない」だろう。これがアベ氏の得意技だ。敵をつくって徹底的に叩く。国家国民のために政治をやりたかったのではなく、先頭に立って戦争ごっこ(選挙)がやりたかったのではないのか。選挙に勝つ快感が大好きだったんだろう。攻めに強く守りに弱い方でありました。 アベさん、国政選挙6連勝のまま辞めることができてよかったですね〜。「アベノマスク」だけじゃなかったよね。勝ったとはいっても得票率は有権者の3割そこそこで過半数の議席を得ているのだから本当に国民の信任・信頼を得ていたのかどうか。そして選挙は「政治的レガシー」とは言えませんね。 アベ氏は党首討論開催を逃げて逃げて逃げまくった首相だった。要するに一対一での一問一答形式では得意の答弁書棒読みの繰り返しでははぐらかせないからだ。おまけに知能程度が低いから野党党首の質問攻めには堪えられないと自覚していたのだろう。でも次は健康を回復して各種疑惑の証人喚問に来ていただかないといけませんよ。その時は官僚が書いた「答弁書」はありませんから。どうぞご自愛ください。
2020.08.28
コメント(0)
安倍首相の健康不安で自民党役員会や会合が中止に日刊スポーツ 2020年8月20日20時53分 健康不安が表面化した安倍晋三首相が出席する予定だった25日の自民党役員会が、急きょ中止されたことが20日、分かった。 役員会は原則、火曜日に行われ、首相や二階俊博幹事長ら多くの党幹部が出席する。役員会を受けた役員連絡会なども取りやめになった。党関係者によると、25日の役員会は、すでにスタート時間も決まっていたという。 また、首相が24日に連続在任日数で佐藤栄作元首相を超えて歴代単独1位になることを祝って、党幹部が主催した会合を27日に開く予定だったが、関係者によると、こちらの日程も、いったん取りやめることになったという。 いずれも、首相の体調に配慮した措置だとみられる。永田町では、2つの会合が取りやめとなったことに、さまざまな臆測が飛び交っている。【日刊スポーツ;元記事はこちら】 ◆秒よみ体制に入ったと云えそうです。まもなく二回目の政権ぶん投げが行われます。誰にでもできることではありません。偉業です。レガシーです。 どうぞこころゆくまでお休みください。ただし「説明責任」は果たしていただきたい。政治家として当然のことです。やめたから全てチャラとはなりませんぜ。
2020.08.20
コメント(2)
安倍首相の「検診」場合によっては政権岐路/地獄耳日刊スポーツ 2020年8月18日7時48分慶応大病院から出る安倍首相(共同)★10日、首相・安倍晋三は東京・六本木のホテル「グランドハイアット東京」に併設されている「Nagomiスパアンドフィットネス」で午後2時11分から午後5時38分まで3時間半ほど過ごした。首相は体調が悪い時にジムで汗を流すが、その写真が公開されたことがない。政界ではジムからどこかに移動して診察を受けているのではないかともっぱらだ。★16日、党税調会長・甘利明はテレビで「総理にはちょっと休んでもらいたい。あの人は責任感が強いから、自分が休むことが罪だという意識まで持っている」と発言。そして翌17日、首相が慶応大病院に入った。第1次内閣で体調を崩して入院したのが慶応大病院だ。「安倍首相 検査のため都内の病院へ」(日テレニュース24)、「安倍首相、病院で受診へ 周辺『健康チェック』」(共同通信)、「安倍首相が慶応病院訪問」(JNN)、「安倍首相が『検診』のため都内の病院へ」(FNN)、「安倍首相、病院で受診」(時事通信)、「安倍総理が慶応大学病院に入る 政府高官『体調には何も問題が無い』」(ABEMA TIMES)と前日からの情報で入院ありうると準備していながらメディアの歯切れが悪い。★政府や自民党筋からは「人間ドック」だの「ただの検診」「診察」と妙な解説が飛び交うが、人間ドックは6月13日に入ったばかり。「どうやら人間ドックは建前、本当は大腸炎の検診。具合によっては入院する」(自民党筋)のカムフラージュのようだ。今まで隠密裏にしてきた体調不安を隠さなくなったということ。政府・与党は平静を装うが今後、副総理兼財務相・麻生太郎の首相臨時代理が発表されるか否かが焦点。場合によっては政権は岐路に立たされることになる。(K)※敬称略【日刊スポーツ;元記事はこちら】 ◆昔から「目は口程にものを言う」と申します。7時間以上もかかった「追加検査」を済ませて姿を現したアベ氏は“弱った魚の目”をしていた。この後いくつものマスコミが「憶測記事」を出しているようにXデーが近いようです。 小狡い選挙戦略で弱い野党に連勝しただけであってもともと首相の器ではない人。非常事態下では菅直人レベルの危機管理しかできないことを露呈して何のレガシーもないまま長期政権は幕となる。知能の低い首相のお守りに振り回された官僚さんたちの地獄の日々も終わる。もう忖度も捏造も廃棄も虚偽答弁まがいのはぐらかし強弁もおしまい。 再チャレンジも女性活躍も一億総活躍も北方領土も拉致問題も沖縄の負担軽減もデフレ脱却も、外交でも内政でも功績と言えるものはひとつもなし。結局人々の記憶に残るのはモリカケサクラと世紀の愚策「アベノマスク」とは。嗚呼。…
2020.08.18
コメント(0)
内閣支持32%、過去最低目前 コロナ対応「評価せず」6割時事ドットコム 2020年08月14日19時27分 時事通信が行った8月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比2.4ポイント減の32.7%、不支持率は同2ポイント増の48.2%だった。第2次政権発足以降、支持は2017年7月の29.9%に次いで2番目に低く、不支持も同月の48.6%に次ぐ高さとなった。新型コロナウイルス感染拡大への政府対応を「評価しない」と答えた人は59.6%で、「評価する」の19.4%を大きく上回った。 感染が全国で再拡大する中、政府が観光支援事業「Go To トラベル」キャンペーンを7月下旬に始めたことについて、「早過ぎる」が82.8%を占めた。「適切だ」は9.0%、「遅過ぎる」は4.0%だった。政府が緊急事態宣言を再発令することに対しては、「出すべきだ」54.5%、「出すべきでない」23.5%となった。 内閣を支持する理由(複数回答)は「他に適当な人がいない」が最多の17.8%で、「首相を信頼する」7.1%、「リーダーシップがある」5.4%と続いた。支持しない理由(同)は「期待が持てない」25.9%、「首相を信頼できない」25.7%、「政策が駄目」18.7%が目立った。(以下略)【時事ドットコム;元記事はこちら】 ◆自公の支持率は合わせて27.5%、対する野党は合計しても7%程度、支持政党なしが61.6%だそうです。一番大きな塊は支持政党なしで与党の2.5倍以上もある。つまり与党は“無党派”の人々に黙って寝ていて貰えるタイミングで解散すれば現在の選挙制度下では圧勝・楽勝できる。そういうタイミングが訪れるかどうか、アベ氏は身をひそめて待ちわびているのだろう。
2020.08.16
コメント(2)
「首相は『橋渡し』と言うが何もしない」 核兵器禁止条約署名せぬ政府に被爆者抗議毎日新聞 2020年8月9日17時12分 米軍が長崎に原爆を投下してから75年となる9日、原水爆禁止長崎県民会議は長崎市の爆心地公園で核兵器廃絶を訴えて座り込みをし、約150人が参加した。被爆者たちは、日本政府が核兵器禁止条約に賛同せず、長崎を訪問した安倍晋三首相が長崎原爆資料館を今年も訪問しなかったことに怒りの声を上げた。 長崎の被爆者団体は、日本政府が核兵器禁止条約に署名・批准するよう繰り返し求めているが、政府は米国の核の傘に依存していることを理由に賛同していない。安倍首相はこの日の平和祈念式典でのあいさつでも核兵器禁止条約については触れず、「(核兵器の保有の有無などで)立場の異なる国々の橋渡しに努める」との従来の考えを述べただけだった。 長崎で被爆した原水爆禁止日本国民会議の川野浩一議長は「75年、核廃絶はなんでできないのか。首相は『橋渡しをする』と言うが何もしない。『米国の核の傘の下でぬくぬくと住んでいけばいい』という考えだ」と批判。参加者は原爆投下時刻の午前11時2分に合わせて黙とうした。 長崎の被爆者5団体は1年前の原爆の日に長崎で安倍首相と面会した際、長崎原爆資料館に展示されている黒焦げになった少年の写真を見せて同館を訪問するよう強く要請したが、この日も安倍首相は同館を訪問しなかった。川野さんは「長崎の被爆者として怒りを覚える。いかに悲惨であるか、その目で見てほしい」と訴えた。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆「被爆者の方々と手を取り合って」「被爆者の方々に寄り添い」とかニュースで使ってもらえそうな情熱的なコトバを一方的に述べるのに何もしない。アベ氏の得意技だ。都合の悪い数字を突きつけられれば都合のいい数字を探してそれだけを声高に述べる。説明になってなくてもその場をしのげればあとは知らんぷり。国民の疑問に答えるとか要望に応えるなんていう気はない。実のない男だ。 拉致問題に対する姿勢もまったく同じ。政府の最優先課題と言うだけで何もしない。何かを変えようとも思っていないから拉致被害者家族が歳をとって亡くなっていくのを黙って待っているだけ。これで一国のリーダーが勤まってしまうのだからちょろいもの。選挙に勝つ為にはなんでもするが、面倒臭くて大して票にならない核問題や拉致問題はきっと関係ないんだね。
2020.08.10
コメント(2)
長岡花火、今年は4発打ち上げ 慰霊とコロナ終息願う朝日新聞デジタル 2020年8月2日20時49分戦後75年。長岡花火は中止となったが、原点である「慰霊と平和」を祈る花火だけは上げた=新潟県長岡市の信濃川河川敷 コロナ禍で中止となった長岡まつり大花火大会の予定日だった2日夜、新潟県長岡市で4発の花火が打ち上げられた。75年の節目を迎えた長岡空襲の犠牲者への慰霊と、新型コロナウイルス終息の願いを込めた。 日本三大花火の一つの長岡花火は、1488人が犠牲になった1945年8月1日の長岡空襲の犠牲者の慰霊と復興を願い、毎年行われてきた。今年は戦後初の中止となったが、主催する長岡花火財団は花火の意義だけは伝え続けようと「慰霊と平和への祈り」(3発)に加え「新型コロナウイルス感染症犠牲者の慰霊と早期終息を祈願する花火」(1発)の計4発の尺玉を打ち上げた。(以下略)【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆わたしの実家は平成の大合併で長岡市の一部になった。だからといって長岡の大花火大会は地元の行事という気はしない。新潟県で最大のイベントというべきもので、それこそ半世紀以上前わたしが小さかった頃から場所取りもままならず・帰路の渋滞も大変という特別な行事だったと記憶する。家族で見物に出かけたのは二度くらいのものだったと思う。 一度はわたしの希望で長岡市を見下ろす八方台からの花火見物だった。「混まないだろうからいいじゃない。連れて行ってよ〜」ということだが、これが信濃川から約10km、よく見えるのだが花火は遠くて迫力不足。しかも音がしたたか遅れて届くのでまるで臨場感のない花火見物だったことをよ〜く覚えている。この時は失意の途中帰宅となった。その年以降は連れて行ってもらった記憶はない。笑 長岡の花火は長岡空襲や中越地震の慰霊と復興祈願の色濃い花火大会。毎年長岡空襲の始まった時刻(8月1日午後10時30分)と2日・3日の花火大会冒頭に三発打ち上げられるのが写真の「白菊」だ。これが実に美しい。そして悲しい。例年200万人を集める花火大会は今年は行われなかったが白菊だけは打ち上げられた。新型コロナウイルス感染終息を祈ってもう一つ加えて四つの白菊。わたしはこの花火と、花火が全部終わった後に大観衆が花火師に感謝して一斉にペンライトを振るシーンが一番好きだ。生で見るのは大変だから来年もテレビで見たいと思います。
2020.08.02
コメント(2)
首相会見の「国難突破解散」 国難は「ボク難」?毎日新聞 2017年9月27日21時36分 その言葉に驚いた人も多かっただろう。安倍晋三首相が25日の記者会見で口にした「国難突破解散」。大義なし、自己都合という世間の衆院解散への批判に、少子高齢化と北朝鮮の二つの問題を挙げ反論したかに見える。いずれも深刻な問題だが、それが本当の解散理由なのか。 実際、この表現に違和感を抱く有権者は少なくなかったようだ。首相の会見直後、ツイッター上に「おまえが国難」という言葉があふれ、拡散数の多いキーワードを集めた「トレンド」に入った。 この言葉に続けて生活実感や疑問をつづる投稿が相次いだ。 <保険料の負担増えてるし、実質賃金下がってるし、食料品高くなったし、ぜんっぜんアベノミクスの果実なんて届きません> <5年も総理やってていまだ国難って、そりゃお前がポンコツだったってこと> 過去には敗戦や東日本大震災が「国難」と表現された。一方、近現代史研究家の辻田真佐憲さんは「国難突破」の4文字に、国威発揚を狙う戦前の国民歌をまず想起したという。 調べてみると大阪毎日新聞(毎日新聞の前身)の懸賞募集で寄せられた詩に山田耕筰が曲をつけた1932年の「国難突破日本国民歌」だった。歌詞は<吼えろ、嵐、恐れじ我等、見よ、天皇の燦たる御稜威(輝かしいご威光)……> 「国難突破はそんな文脈で使われてきた経緯から、戦後はあまり使われなかった。あえて使った首相に戦前回帰との批判もあるが、もっと意図的だと思います」。辻田さんは首相の「人づくり革命」など「革命」という言葉にも注目する。「革命も国難突破も今はめったに使われず、インパクトや新鮮さが期待できる。特に『国難突破』は右寄りの支持者にも歓迎されると考えたのではないか」◇ 朝鮮半島情勢を「国難」として解散の理由にするのはどうか。 首相は会見で、情勢が緊迫して解散の判断に制約を受ける懸念を踏まえ「民主主義の原点である選挙が北朝鮮の脅かしで左右されてはならない」と力を込めた。だが、そもそも選挙をするのは安倍首相の判断で、それに北朝鮮が注文をつけたわけではない。北朝鮮は前からミサイル発射や核実験を続け、その意味で日本はずっと「国難」状態だ。 旧防衛庁官房長や内閣官房副長官補を務めた柳沢協二さんは「北朝鮮への不安をあおり支持を高めたいのだろうが、戦争の具体的な前兆もなく日本を狙ってミサイルが発射される状況でもない」と指摘。圧力強化を目指す首相を「米朝の緊張緩和に向けて働きかけをすべきだ」と批判する。 少子高齢化問題も同じ。「ずっと前から『国難』ですよ。それを今さら解散の言い訳にしようというのはまるで茶番です」と言うのは教育社会学者の本田由紀・東京大教授だ。「女性活躍や1億総活躍などスローガンだらけで、内実は『人手不足なので女も年寄りも働け』。『国難』は安倍政権5年間の的外れな政策の結果です」(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆上の記事は2017年の「国難突破解散」を皮肉る記事だ。一部を除く国民大多数から笑われた解散理由だった。何が「国難」なのか。総選挙でその「国難」は突破できたのか。国会議員のセンセイ方にはよーく思い出して欲しいものです。選挙に行かずに結果として与党を助けてしまった有権者の皆さん、覚えていないだろうけど責任感じてね。… 最近わたしは当ブログに「この国の首相は幼稚・知能が低い」と書く。こんな訳のわからない解散理由を掲げスピーチライターにもっともらしいがほぼ意味のない原稿を書かせ、それを得意げに読む。この解散の記者会見だけではない。衆参委員会で野党の質問に対して官僚が書いた的を外した答弁書を平然と何度も繰り返し読むその姿。新型コロナ関連記者会見ではあえて情熱的な言葉を使って具体的な説明を避ける姿は、知能程度が低くなければ恥ずかしくて出来ないことだと確信するに至りました。(おまけに都合が悪くなると隠れて出ない幼稚さ!) 果たして次回の解散は何と名付けて何を大義とするのか。本音のところは今回も「ボク難突破」解散だろう。モリカケの疑念は一向に晴れず(晴らそうとせず)、サクラを見る会での公文書隠しの証拠隠滅は恥の上塗り。使い勝手のいい検事長の定年延長ゴリ押し。元首相補佐官で元法相の選挙違反でも「責任を痛感」するだけで国会を閉じて国民の前から消えすっかり隠れている。解散総選挙が必要なのは求心力回復のために「ボク難突破」しなければならない誰かの個人的な都合しかない。まさか、新型コロナを解散の大義にこじつけるか?!
2020.07.24
コメント(0)
『ヤジと民主主義 ~小さな自由が排除された先に』BS-TBS 2020年7月18日(土)放送 「安倍やめろ」2019年7月15日、安倍首相が札幌で参議院選挙の応援演説をしているときに、それは起きました。演説会場でヤジを飛ばした1人の男性が、多数の警察官によって排除されたのです。「増税反対」と声を上げた女性も同じように排除されました。ヤジだけではありません。年金問題に関するプラカードを掲げようとした年配の女性も、警察官によって安倍首相から遠ざけられ、掲げることはできませんでした。 「無言でプラカードを掲げるというのは誰にでもある権利。弱者ができる唯一の一人でできることを奪う国は民主主義ではない」(女性) 。 あの日、札幌では少なくても9人が警察によって排除されました。弁護士団体や市民らが北海道警察に抗議し、説明を求めましたが、道警は7か月にわたり説明をしませんでした。しかし今年2月、道警はヤジを排除したのは適正だったと結論付けました。 番組では独自に排除された当時の映像を集め、公職選挙法や元警察官、刑法の専門家などへインタビューを行い、ヤジ排除の正当性について真正面から検証します。一方で排除された当事者の思いに迫ります。 さらにかつて北海道内で治安維持法によって逮捕された当事者にも取材するとともに、日本で言論の自由を弾圧した原点となる「弁士中止」も発掘します。 地方都市で起きた警察によるヤジ排除。「たかがヤジで…」という声も少なくありません。しかしこの問題を放っておいていいのでしょうか。小さな自由が奪われた先に待つものは何でしょうか。あの日札幌でおこったヤジ排除は、この国の民主主義に何ををもたらすのでしょうか。検証します。 【制作】HBC北海道放送(2020年4月26日放送) ◆BS-TBS ドキュメントJ「ヤジと民主主義~小さな自由が排除された先に」をちょっと見ました。昨年の参院選でアベ首相が選挙応援に行った札幌街頭で起きたヤジ排斥を検証した映像でした。組織的にやったものでもなく暴力的に行ったものでもなく著しく演説の妨害になるヤジでもプラカード掲示でもないのに私服警察に組織的に囲まれ「危ないから危ないから」と遠くへ遠くへ追いやられアベ氏から100mも離れた場所へ移動させられていた人もいた。 コレはどういう法的根拠で行われた取り締まりなのか。道警本部長は道議会に4度呼ばれて野党の質問を受けたが4回同じ答弁を繰り返したとか。(どこかの首相の答弁と同じだ!)排除されたある人は道警と北海道を相手に訴訟を起こした(が不起訴で門前払いされた)そうだ。「アベやめろ」「増税反対」と言っただけなのに国家権力に排除されている。残っている映像から排除した警察の言い分に無理があるのは明らか。排除された当事者から事情聴取もしないまま警察は不起訴に対する一方的な見解を発表したそうだ。 コレはおかしいぞ。警察はどっちを向いて仕事をしているんだ。東京都議選秋葉原ヤジ事件以降、本来政治的中立のはずの警察に対して政権から何らかの指示があったのではと勘ぐる。この排除行為は「忖度」というような生やさしいレベルではない。警察OBからも明かな「違法行為」と断ぜられていた程だ。 なのにだ、どこかの国の首相は国会で平然とヤジっているではないか。何度注意されても(反省の答弁を棒読みするだけで)正面から反省もせず誠実に謝ることもせず、その後も閣僚席からのヤジを繰り返している。憲政史上稀にみる幼稚なリーダーをお守りするのは大変だろうが、法的根拠もないようなことまでして権力側のお役に立とうとするような警察でいいのか? 国民に奉仕するのが本分ではないのか? 財務省も検察も警察も腐っているのではないか。
2020.07.18
コメント(0)
トランプ氏は「替え玉受験」? 姪が一族の暴露本出版へ朝日新聞デジタル 2020年7月8日13時44分トランプ米大統領のめいのメアリー・トランプ氏(右)と、近く出版する暴露本の表紙=AP トランプ米大統領のめいで臨床心理士のメアリー・トランプ氏が近く、一族の内幕を暴露する本を出版する。7日に本を入手した複数の米メディアによると、トランプ氏について「生き方として、いかさまを重ねている」と書き、大学受験にあたって「替え玉受験」をした、などと主張している。トランプ氏をめぐっては、ボルトン前大統領補佐官が6月下旬に暴露本を出したばかりで、大統領選を前にさらなる政治的な打撃を受けそうだ。 メアリー氏の父はトランプ氏の兄で、1981年にアルコール関連の病気で亡くなったフレッド・ジュニア氏。14日に出版される暴露本の副題は「私の家族がいかに、世界で最も危険な男をつくり出したのか」で、家族内の出来事を中心に書いているという。 トランプ氏は、父親のフレッド・シニア氏=99年に死去=から不動産業を受け継ぎ、名声を得た。米メディアによると、メアリー氏はフレッド・シニア氏がトランプ氏の性格形成に強い影響を与え、「ウソは自身の権力と富を増強するための第一のお手本」となったとしている。 その例の一つとしてメアリー氏が明かしているのは、トランプ氏が大学受験にあたっての共通適性試験で人にお金を払って代わりに受けてもらう「替え玉受験」をした、ということだ。トランプ氏はこれで高いスコアを得て、ペンシルベニア大学ウォートン校に合格したという。トランプ氏はしばしばウォートン校で学んだことを自慢し、「超天才の学校」「世界最高」などと語っている。 心理学の専門家でもあるメアリー氏はまた、トランプ氏の性格を分析し、ナルシシストであることを示す九つの基準のすべてが当てはまるとしている。ただし、それだけでは説明がつかず、「トランプ氏の病理は極めて複雑だ」と記しているという。 トランプ一族は出版に激しく反発し、トランプ氏の弟が「遺産相続の際に交わした、家族内のできごとを公表しないという約束に違反している」として出版差し止めを求めている。ただ、裁判所は「出版社との間で合意はない」として出版を認める姿勢を示した。米ホワイトハウスのマクナニー大統領報道官は7日、記者団に「本はまだ読んでいないが、偽りだらけだ」と批判した。【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆まだ読んでもいない本を「偽りだらけ」だと言わされる米大統領報道官は中国外務省報道官と同じくらいかわいそうなヒトだ。公然とウソを発するのはお辛いことだろう。どこかの国の幼稚な総理大臣のウソや身勝手に振り回され続ける官邸とも似ている。共通しているのはウソが悪い事だと思わない点だね。 しかしなんでこういう人格障害とも見えるような不思議な人物をリーダーに担ごうと周辺が動いてしまうのか、そしてそのウソを諫めることもしないのは不思議でなりません。権力ごっこはそんなに楽しいのですか?
2020.07.11
コメント(0)
「民意誤った方向に」 フジ・産経の世論調査不正で声明朝日新聞デジタル 2020年6月25日19時41分 フジテレビと産経新聞社の合同世論調査で架空の回答が含まれる不正が見つかったことを受け、日本世論調査協会(柳井道夫会長)は25日、「科学的な世論調査とは言えない不正確なデータを世論として安易に世に示すことは、許されない」とする声明を発表した。 声明では、正確な世論調査の重要性を強調し、調査する側の節度を呼びかけている。不正は「社会全体に誤解を与え、民意を誤った方向に導きかねない」とも指摘し、協会として「調査の信頼性を維持し、国民の理解を得られるよう努力を続ける」としている。 同協会は1950年に発足。世論調査の向上と普及を目的として、朝日新聞などの報道機関や調査会社、研究者らを会員とする公益財団法人。フジ、産経両社は以前は会員だったが、現在は退会している。【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆わたしは驚かない。「ああ、やっぱり」という感じでした。下請けが悪いみたいな話になっているけれどもともとその程度の“シンブン”なんじゃないでしょうか。読み物として右寄りの方はこの上なく楽しいでしょうが、体質的にこういうモノを持った会社なんだろうと感じておりました。 なにせ自民党が総選挙で大敗した2009年には「産経新聞初めて下野なう」と社会部が産経ニュース上で呟いた会社ですから。このシンブン社は自民と一蓮托生なのであって是々非々なんてありませんから。下請けにも同じバイアスが効いていたのは想像できる。世論調査は要らないし全国紙の看板を下ろすことを望みます。
2020.06.25
コメント(0)
小沢一郎氏 自民党議員に「目を覚ませ」…安倍首相に「愚かで幼稚な人物」デイリースポーツonline 2020.06.22 国民民主党の小沢一郎衆議院議員が21日、ツイッターに投稿。安倍晋三首相について「愚かで幼稚な人物」と評し、自民党議員に「いい加減目を覚ました方が良い」と呼びかけた。 小沢氏は「権力を縛るという憲法の本質を全く理解せず、憲法尊重擁護義務どころか、単に憲法を自分がやりたい放題できるよう勝手に作り変えたいという、愚かで幼稚な人物の最悪のわがままに付き合っている暇はない。自民党議員もいい加減目を覚ました方が良い。このままでは国が滅びる」と案じた。 22日の投稿では「政府行事の桜を見る会に、無理やり千人近くの後援会員を紛れ込ませ、税金で焼き鳥や酒を振る舞う。しかも正式な招待者が来る前に会場入りさせてしまう」と安倍首相主催の「桜を見る会」について投稿。「総理は、現行憲法をみっともなくて、いじましいと言うが、本当にみっともなくて、いじましいのは一体何なのか誰なのか。冷静に考えられた方がよい」と記した。【デイリースポーツonline;元記事はこちら】 ◆痛烈で痛快、溜飲が下がりました。最近アベ氏に対して「幼稚」という単語がちょいちょい使われるようになってきた。しかし自民党のみなさんは気がつかないんだろう。目は醒めないんだね。 アベ氏は憲法改正を自身の政治的レガシーとしたかったんだろうが、残念ながらただ単に長いだけの首相在任期間でも実態のない“アベノミクス”でもなく、あのみっともない「アベノマスク 」になってしまったのはザマーミロでとても気分がいい。
2020.06.22
コメント(0)
河井氏への資金、首相の説明「不十分」80% 朝日調査朝日新聞デジタル 2020年6月22日19時09分 朝日新聞社は20、21日に全国世論調査(電話)を実施した。昨年の参院選をめぐり、前法相で衆院議員の河井克行容疑者と、妻で参院議員の案里容疑者が公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕された事件について尋ねた。克行議員を法相に任命した安倍晋三首相の「責任は大きい」が58%で、「それほどでもない」の35%を上回った。 参院選で自民党本部が河井夫妻の陣営に1億5千万円を資金提供したことについて、自民党総裁である安倍首相の説明が「十分ではない」と答えた人は80%にのぼった。「十分だ」は8%だった。自民支持層でも「十分ではない」は74%で、「十分だ」は14%だった。 安倍内閣の支持率は31%(前回5月調査は29%)、不支持率は52%(同52%)だった。前回支持率は第2次政権下で最低だった。 新型コロナウイルスの影響で売り上げが減った中小企業などを支援する持続化給付金事業の委託を巡る問題についても聞いた。委託先の選考や委託の繰り返しが国会で議論となったが、この事業の進め方について「問題だ」は65%で、「問題ではない」19%を上回った。自民支持層でも「問題だ」は54%にのぼった。(以下略)【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆アベ氏は国会が嫌いなんだそうです。このところずっと野党から一方的に攻められ疑惑の弁解・言い逃れの場になっているからでしょう。その国会を会期延長せず閉会し、攻められる姿を見せないだけで支持率ダウンは底を打ったようです。目論見どおりなのかも知れないけどコレだけで上がる目はありませんわな。河井問題で自民党本部に検察が踏み込む日は来るかな?
2020.06.22
コメント(0)
河井夫妻逮捕、首相の責任「重い」59% 内閣支持率36% 毎日新聞世論調査毎日新聞 2020年6月20日17時38分 毎日新聞と社会調査研究センターは20日、全国世論調査を実施した。河井克行前法相と妻の案里参院議員が公職選挙法違反容疑で逮捕されたことについて、安倍晋三首相の責任は「重い」との回答が59%を占め、「重いとは言えない」は32%だった。安倍内閣の支持率は36%。5月23日に行った前回調査の27%から9ポイント戻したものの、不支持率は56%(前回64%)と支持率を大きく上回る状態が続いている。 新型コロナウイルス対策のため会期延長を求める意見がある中で通常国会が17日に閉会したことについては「延長すべきだった」が52%と半数を超え、「閉会したのは妥当だ」は30%だった。(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆おお、アベ内閣支持率が毎日新聞で9%も好転し、不支持率も8%良くなってる。アベ首相おめでとうございます。これで国民はすべて忘れてくれるでしょう。このまま国会を閉じて静かにしていれば大丈夫ですよ。笑… (もちろんコレ皮肉ですよ。念のため) でも、なんで? 好転する材料があったか? 一部の批判を浴びながらも知らん顔で国会を閉会した効果か? この世論調査は産経新聞みたいな不適切な操作はないの? 信じられるものですか?
2020.06.21
コメント(0)
安倍首相 “私の指示により秘書が広島入り” 去年の参院選でNHKニュース 2020年6月19日21時29分 河井克行前法務大臣と妻の案里参議院議員が逮捕されたことに関連して、安倍総理大臣は去年の参議院選挙の際、みずからの指示で秘書が案里氏の支援に入っていたことを明らかにするとともに、求められれば国会で説明する考えを示しました。 安倍総理大臣は、18日の記者会見で時間内に応じきれなかった報道各社からの質問に対し、19日、書面で回答しました。 この中で、安倍総理大臣は河井前法務大臣と妻の案里参議院議員が逮捕されたことに関連して、去年の参議院選挙の際、みずからの事務所の秘書が案里氏の支援のため広島を訪れたのかと問われたのに対し、「私は河井候補と溝手候補の応援のため、広島を1度訪問し、また、私の指示により秘書が広島に入ったことは事実だ」としています。 そのうえで、秘書を派遣したことや、選挙の際に自民党本部から1億5000万円を案里氏側に振り込んだことについて、国会などで詳しく説明する考えはあるのか問われたのに対し、「国会審議は国会でお決めいただくことであり、私自身、国会に求められれば出席し、説明することは当然のことだと考えている」としています。【NHKニュース;元記事はこちら】 ◆国会審議は国会でお決めいただくことで… のくだりはよく聞くアベ氏のセリフですがこれは所謂アベ語でして少し解説が必要かと思います。つまり「(現段階では)別に私自身の疑惑でもない訳でありまして本当は知ったこっちゃないわけであります。いわば自ら進んで説明しようとは思っておらないところでございまして、その中において国会対策委員会が協議して決めれば仕方なくご説明いたします」と言っているんです。言外には「建前上、国対に求められれば答弁に立つわけでありますが、森山国対委員長には野党の言い分を呑まないよう期待しているとことでありまして、うまくやってくれることと承知しております」と言っています。要するに正直に答える気はないのです。
2020.06.20
コメント(0)
「総理案件」大金動く 広島県連と対立、選挙劣勢覆す 河井夫妻逮捕毎日新聞 2020年6月18日20時59分 「応援に来られるのは『安倍晋三事務所の秘書さん』ではなく、『安倍総理大臣秘書』と表現してくださいよ」 参院選が迫った2019年5月12日早朝、河井案里容疑者の陣営が使っていた無料通信アプリ「LINE」で、選挙戦を取り仕切る夫の克行容疑者のアカウント名「あらいぐま」から指示が出た。翌日に安倍首相の山口県事務所からベテラン秘書ら5人が応援に来る予定で、「全員表に出て拍手で迎えるように」と念押しする細かな気遣いも見せた。 自民党関係者は、首相秘書の選挙応援は「極めて異例だ」と明かす。前代未聞の選挙戦の背景には、案里容疑者の擁立を巡る地元の広島県連との確執があった。 18年12月12日、県庁にほど近いホテルの会議室に県連の選対委員を務める県議10人が顔をそろえた。眼下に広島城を見渡せる32階の部屋で向かい合うが、表情は一様に険しい。 これには理由があった。「参院選で2人目を擁立してもらえないか」。11月下旬、党本部の甘利明選対委員長が県連会長の宮沢洋一参院議員に候補者の一人として案里容疑者の擁立を打診。県連は、6選を目指す現職の溝手顕正元防災担当相の支援を決めており、対応に追われた。 幹事長を除く出席議員が1人ずつ意見を出し、7対2で反対意見が大勢を占めた。県連には、2議席独占を狙った1998年の参院選で1人が落選した苦い経験がある。当時の失敗を引き合いに出す議員が多かった。克行容疑者から県連に事前の相談もなく、「安倍首相の補佐官だった克行議員が妻の案里議員を強引に推した」との話も流れていた。「案里さんで行く」対立の構図決定的に 甘利氏と宮沢氏は19年3月8日、東京・永田町の自民党本部4階の選対委員長室で再び会談。宮沢氏が「県連としては2人目は容認できない」と伝えると、甘利氏は「県連の気持ちは分かるが、本部としては案里さんで行く」と押し切り、党本部と県連の対立の構図が決定的になった。 「これは総理案件だから」。県連関係者は党本部サイドからこう説明されたという。「官邸の意向」と明かす党幹部も。党本部は「2人当選」を大義としたが、ある県連関係者は「首相が自分に批判的な溝手氏を落としたいだけ」と吐き捨てるように言い、県連は関係団体に案里容疑者を支援しないよう示唆したという。 県連の支援がない陣営に、党本部から夫妻が代表の政党支部に1億5000万円の巨額の「カネ」がつぎ込まれた。河井夫妻は党公認を得た直後から県議や広島市議、首長、後援会関係者ら94人に総額約2570万円を提供した疑いが持たれており、現金をばらまいて切り崩しにかかった節がある。20年以上克行容疑者を支援してきた男性は「孤立した危機感と党本部からの重圧が招いた結果だ」と憤慨した。 選挙戦は安倍首相や菅義偉官房長官など党幹部が相次いで来県。現職有利の情勢は一変し、溝手氏が僅差で落選した。「力じゃかなわない。相手は首相だ」。県連関係者から恨み節が聞かれたが、党本部の面目は保たれた。 参院選後の9月11日に発足した第4次安倍再改造内閣で克行容疑者は法相として名を連ねた。「新しい時代にふさわしい法務行政の実現に全力を尽くす」。就任会見で声高に語った法相はそのわずか9カ月後、自らが所管していた検察に逮捕された。(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆この事実をテレビのワイドショーレベルでも大きく伝えて欲しいと思う。ちゃんと取材すればどの局だってこれくらいの裏は取れるだろう。河井陣営の選挙違反は幼稚な総裁の意向で行われたなんて言ってくれなくても良いから、なぜ10人分1億5000万円もの選挙資金が河井案里氏につぎ込まれたのか、その経緯を明るみに出して欲しい。党本部がいかにおかしな決定をしたのか、いかに幼稚な理由で莫大な選挙資金が動いたのか、世間に広く知らしめるべし。
2020.06.18
コメント(0)
疑惑ずくめ、荒れた言葉、巨額の予算…国会150日検証有料会員記事朝日新聞デジタル 2020年6月17日20時30分 通常国会が17日、閉会した。2019年度補正予算、20年度当初予算、そして新型コロナウイルス対応のための2度の補正という計四つの予算が成立。政権に向けられた数々の疑惑でも激しい議論が交わされた。異例ずくめの150日間を振り返る。 通常国会は疑惑に始まり、疑惑に終わった。新型コロナの感染拡大で、与野党に一時、協調ムードが漂ったが、国民の不満の高まりに背中を押され、野党は再び対決路線に転じた。与党は逃げるように国会を閉じた。 1月20日に始まった国会冒頭。昨秋の臨時国会で浮上した首相主催の「桜を見る会」への疑念は、なお続いていた。だれがどれだけの人を招待していたのか、税金の私物化ではないか、招待者名簿はわざと廃棄されたのではないか、前夜の夕食会をめぐる会費は適正だったのか……。安倍晋三首相は、領収書など自らの主張を裏付けるような関連資料の開示要求に応じなかった。(以下略)【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆官僚が書いた台本(答弁書)を繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し答弁する姿を何度も何度も何度も何度も見せられた質の低い国会でした。質問の仕方を変えてもその“キーワード”が含まれる質問であれば「繰り返しになって恐縮ですが… 」と答弁の頭だけ変えて同じ答弁をまた繰り返す。これだけ無駄な時間を答弁に費やした国会がかつてあったでしょうか。アホらしくて真面目に見て(聞いて)いられませんでした。国民を馬鹿にしているね。
2020.06.17
コメント(0)
内閣支持率38%、第2次政権以降で最低水準 世論調査 日本経済新聞電子版 2020/6/7 20:00 日本経済新聞社とテレビ東京が5~7日に実施した世論調査で、安倍内閣の支持率は38%と5月の前回調査から11ポイント下がった。2012年12月に発足した第2次安倍政権以降では、安全保障関連法を審議していた15年7月の38%と同率の最低水準になった。 内閣支持率は19年末からの低下傾向が3月に止まった後、横ばいで推移していたのが大きく落ち込んだ。下げ幅は第2次政権以降で2番目に大きい。学校法人「森友学園」を巡る財務省の決裁文書改ざん問題が影響し14ポイント減の42%となった18年3月に次ぐ。 当時は3カ月後の同年6月に52%となり10ポイント戻した。今回と同じ38%だった15年7月の支持率は翌8月に8ポイント上昇の46%まで回復した。 不支持率は51%と5月から9ポイント上昇し2月調査以来4カ月ぶりに支持率と逆転した。世代別でみると年齢が高いほど不支持率が大きい傾向があり、60歳代が66%と最大だった。性別では女性が54%と男性の48%を6ポイント上回った。 不支持の理由のうち5月の調査で35%に急上昇した「指導力がない」は今回は5ポイント減の30%だった。1~3月は10%台で推移しており、相対的には高い水準が続く。(中略) 調査は日経リサーチが5~7日に全国の18歳以上の男女に携帯電話も含めて乱数番号(RDD)方式による電話で実施し1108件の回答を得た。回答率は48.9%だった。【日本経済新聞電子版;元記事はこちら】 ◆この調査で分かる政権にとっての不都合は、高年齢層で内閣不支持が高いということ。なぜなら高齢者は若年層よりも投票に行く確率が高い、寝ていてくれません。すなわち票に直結します。おまけに女性の支持が低いのも良くない数字。一説にはニッポンの政治は女性票が動かしている、女性の評判が悪い政権は命を落とすと言われているらしいですよ。こうなったら臨時国会招集は絶対に避けてそーっと国民の怒りが薄れるのを待つのが最良の策でしょう。アベさん、逃げの一手ですよ。笑
2020.06.08
コメント(0)
内閣支持率40%、不支持は50%… 読売世論調査読売新聞オンライン 2020/06/07 22:23 読売新聞社が5~7日に実施した全国世論調査で、安倍内閣の支持率は40%となり、前回の42%からほぼ横ばいだった。不支持率は50%(前回48%)。 政党支持率は自民党34%(前回34%)、立憲民主党4%(同4%)などの順。無党派層は45%(同44%)だった。【読売新聞オンライン;元記事はこちら】 ◆ふーん、にわかには信じ難い数字だなぁ。アベ応援団の読売新聞社、ご苦労があったのでは?と感じてしまいます。日付が昨日なのでこっそり地味に発表していたんでしょう。そーっと目立たないように。笑 内閣支持率は一番低かった毎日新聞の26%から一番高かった読売新聞の40%まで、逆に不支持率は毎日新聞の64%から共同通信の45.5%まで大きなばらつきになっています。世論調査は読者に聞いているのではなくランダムに電話をかけているわけなので、アベ内閣支持するしないの質問でこんなに大きな差になる理由はないように思うのですがなにか上手に数字を操作するコツがあるんでしょうかねぇ。
2020.06.08
コメント(0)
内閣支持38%、不支持61% 新型コロナ対応、6割「評価せず」 時事世論調査時事ドットコム 2020年06月06日17時07分 時事通信が実施した5月の世論調査で、安倍内閣の支持率は38.1%、不支持率は61.3%に上った。新型コロナウイルス感染症をめぐる政府の取り組みに関しては「評価しない」が60.0%を占め、「評価する」の37.4%を大きく上回った。 政府は5月25日までに3段階に分けて緊急事態宣言を解除した。そのタイミングについて尋ねたところ、「適切」が54.7%と半数を超えた。「早すぎる」が35.0%、「遅すぎる」は7.9%。 調査は従来、個別面接方式で行ってきたが、新型コロナの感染状況を踏まえて初めて郵送方式で実施。5月21日に一斉投函し、6月1日回収分をもって締め切った。 調査手法が異なるため過去の結果と単純比較できないが、直近の3月分は内閣支持率39.3%、不支持率38.8%、分からない22.0%。4月は実施していない。今回は内閣支持率の設問で「支持する」「支持しない」の二つの選択肢を置いた。従来は選択肢を設けず、明示的な回答がない人は「分からない」に分類したが、この層が態度を明確にしたとみられる。今回、無回答は0.6%。 内閣を支持する理由(複数回答)は「他に適当な人がいない」が最多の23.9%で、「首相を信頼する」9.8%、「リーダーシップがある」7.4%と続いた。支持しない理由(同)は「首相を信頼できない」(41.4%)、「期待が持てない」(38.9%)、「政策が駄目」(29.2%)が上位を占め、従来と同様の傾向を示した。(以下略)【時事ドットコム;元記事はこちら】 ◆産経新聞さま、ふつう世論調査記事の見出しはこうなるんじゃないですか? 緊急事態解除「評価する」5割超じゃないでしょう。政権の良いところを探し出して無理やり見出しにするのも大変ですね〜。政権応援団も楽じゃない。笑 それにしても「支持しない」が6割というのはすごい数字です。そして「首相を信頼する」10%未満「首相を信頼できない」40%以上は笑えます。この世論が野党の背後に居ると思ったら現国会を早く閉じて臨時国会は絶対開きたくないお気持ちよ〜く分かりますよ。どうぞこころゆくまでこの数字をかみしめてステイホームしてください。
2020.06.06
コメント(2)
【産経・FNN合同世論調査】新型コロナ第2波「心配」95%、緊急事態宣言解除「評価する」5割超産経ニュース 2020.6.1 11:45 産経新聞社とFNNは5月30、31両日に合同世論調査を実施した。政府が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために発令していた緊急事態宣言を約1カ月半で全面解除したことについて、「評価する」との回答は53.3%で、「評価しない」の38.7%を上回った。全面解除の時期については「早すぎた」が46.4%で、「適切なタイミングだ」の45.1%と拮抗した。 新型コロナの第2波、第3波についてどの程度心配しているかを尋ねたところ、「大いに心配している」と「ある程度心配している」を合わせて95%に上り、感染の再流行に警戒感が広がっている実態が明らかになった。 安倍晋三内閣の支持率は、前回調査(5月9、10両日実施)と比べて7.7ポイント減の36.4%、不支持率は10.6ポイント増の52.5%で、2カ月ぶりに不支持が支持を逆転。賭けマージャンで辞職した黒川弘務前東京高検検事長に対する訓告処分や多額の退職金を受け取ることについて「納得できない」との回答が80.6%に達しており、黒川氏の問題が支持率に影響したとみられる。(以下略)【産経ニュース;元記事はこちら】 ◆フジサンケイはアベ応援団なので都合の悪い数字は大きく扱いたくないのだろう。世論調査なのに内閣支持率はどこにあるのかとよーく読んだら、3番目の段落でさり気な~く書いていた。これ以外も同じ世論調査について記事を載せていたが内閣支持率を見出しにした記事はなかった。不支持率が5割を超えたことは見出しすらならないような事なのか。
2020.06.04
コメント(2)
全3805件 (3805件中 151-200件目)