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コロナ経済支援「遅い」81% 黒川氏処分、78%が甘い共同通信 2020.5.31 16:42 参院本会議で答弁する安倍首相=29日午前 共同通信社が29~31日に実施した全国緊急電話世論調査によると、新型コロナウイルス感染拡大を巡り、国民への10万円給付など政府の経済支援のスピードが「遅い」との回答は81.2%に上った。「速い」は12.5%。賭けマージャンをして辞職した黒川弘務前東京高検検事長を訓告とした処分については「甘い」が78.5%で、「妥当」が16.9%だった。 安倍内閣の支持率は39.4%で、今月8~10日の前回調査より2.3ポイント減。不支持率は45.5%だった。支持率が40%を切るのは、加計学園問題などで政権批判が強まっていた2018年5月以来、2年ぶりとなった。(以下略)【共同通信;元記事はこちら】 ◆共同通信調査は内閣支持率がやや高く出る傾向にあるとはいえ2.3%しか落ちなかったのは黒川氏をさっさと処分して消し去った超早技と責任は全て法務省に押しつけ再調査はしないと言い張る厚顔無恥ぶりが功を奏しちゃったか。 それにしても内閣支持率が一週間で10%以上も違って出ちゃう世論調査ってなんだろうか。支持するかしないかを聞いているだけなのに、質問の仕方が微妙に違うんでしょうねぇ。調査対象はランダムなわけだから答えを誘導しているとしか思えない。…
2020.05.31
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持続化給付金の他にも…経産省事業を4年で14件 「実態は電通の人に聞いて」東京新聞 TOKYO Web 2020年5月28日08時00分 一般社団法人サービスデザイン推進協議会とはどんな団体か。ホームページに情報はほとんどなく、電話番号も公表されていない。十九日、登記簿上の所在地を訪ねると東京・築地の九階建ての小さなビルの二階に入居していた。インターホンに応答はなく、「お問い合わせは(給付金の)コールセンターまで」の張り紙があるだけだ。 登記簿情報から代表理事の男性に電話すると「私はアドバイザーで、詳しいことは不明。実態は電通の人たちがやっているので聞いてほしい」と述べた。電通は「回答を控える」とコメントした。 立憲民主党の川内博史衆院議員が中小企業庁に問い合わせると、作業は「少なくとも五千人以上で対応している」と回答したという。国が当初想定した申請は約百五十万件で、マンパワーが必要なため、電通以外にも再委託されている可能性がある。だが、中企庁は取材に「国が契約しているのは協議会。その先の再委託は公表しない」と回答。コールセンターの場所すら明かさなかった。 設立以降の経緯からは経産省との距離の近さが浮かぶ。法人の設立日は経産省が主導した優良ホテルなどの認定事業の委託者公募が始まったのと同日。法人は事業を受託した。以来、持続化給付金も含め、四年で計十四件の事業を経産省から受託。持続化給付金事業の入札には、もう一社が応札したが、法人は公募開始の二日前に持続化給付金のウェブサイト用アドレスをすでに取得していた。事業受託を見越したような対応だが、同法人は「受託できた場合に備えた」とした。 国税庁出身で中央大法科大学院の酒井克彦教授は「多額の税を使いながら持続化給付金の交付が滞っており、経産省には再委託を含めた委託先の業務の実態について国民に説明する責任がある。ブラックボックスのまま検証ができなければ問題だ」と話している。【東京新聞;元記事はこちら】 ◆朝日新聞によればこの法人は2016年電通やパソナなどが関わって設立されたんだそうです。パソナといえば、小泉政権で経済財政の旗振り役としてこの国を新自由主義に売り低所得の若者を量産した張本人“政治家”タケナカヘイゾー氏が現在会長を務める企業。ご本人は経済学者然とした発言がお好きなようだがわたしには時の政権にくっついて国税を啜る卑しい“政商”に見える。 その怪しいタケナカ氏のパソナとブラック企業電通が設立に絡んでいる「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」なる法人が国から769億円で給付金手続き業務全体を請け負って(入札は公正?)20億円差っ引いて749億円で電通に業務委託つまり丸投げしているんだそうだ。もうこの段階で「変だ」。口利き・丸投げだけで20億円の利益っておかしいでしょう?錬金術か? さすが政商タケナカヘイゾー、政権ととても近い。おまけにこの法人、実体が知れないとくれば低知能な政権の腐臭プンプンだ。またまたやらかしたか。…
2020.05.30
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黒川氏訓告の裏に官邸「助言」 "貢献"で揺らぎ、かき消された法務省内の懲戒論毎日新聞 2020年5月26日21時40分 緊急事態宣言中に賭けマージャンをして辞職した黒川弘務・前東京高検検事長への処分を訓告にとどめた判断は誰によるものか。その決定過程を巡って野党は26日の国会論戦で、首相官邸が処分を甘くしたのではないかと批判を強めた。検察内からも不満の声が上がり、揺れる組織の立て直しには時間がかかりそうだ。 「総理の答弁は虚偽答弁ではないのか、もしくは重大なごまかしの答弁ではないか」。26日の参院厚生労働委員会。立憲民主党の石橋通宏氏は、「検事総長が処分した。その報告が法相からなされ、私も了とした」とした22日の安倍晋三首相の答弁を問題視し、首相官邸が黒川氏の処分を甘くしたのではないかと迫った。安倍首相は「森雅子法相から報告があり、法務省の対応を了承した」と否定した。 人事院は懲戒処分の指針で、賭博をした職員は「減給」または「戒告」、常習として賭博した場合は「停職」にすると定める。検事長は内閣が任命するため、懲戒処分の権限は内閣にあるが、今回の処分は監督上の措置にとどまる「訓告」で、検事総長による。野党は「まずは内閣が懲戒にしないと判断しなければ、法務省の判断には進めないはずだ」と批判した。 実態はどうか。取材を総合すると、法務・検察内で処分を決めきれず、途中から官邸も水面下で助言に加わった経過がうかがえる。 「賭け金は必ずしも高額とまではいえない。訓告が妥当」「検事長…この記事は有料記事です。 【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆また同じことの繰り返しだ。アベ氏は恐らくウソをついている。森法相はアベ氏のウソを嘘と言えず板挟み、しどろもどろの言い訳にもならないような説明に終始。アベ氏は自分の強弁を誰も否定出来ないことをいいことにウソにウソを重ねる。サクラ疑惑とまったく同じ手法を見せられて国民は白けるばかり。結構な人数がテレビに向かって「ウソつき~」と声を出しているだろう。 「検事総長が処分した」とアベ氏はこのまま言い続けるんだろうから、本当なのかどうか検事総長を国会に呼んで聞いてください。参考人でも証人でもいいです。「官邸の意向で訓告とした」と言うでしょう。まともな検事総長なら首相に媚びて嘘を言うなんてことはないはず。
2020.05.26
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「アベノマスク着用」 中学校で配布プリントに記載、保護者に謝罪 埼玉・深谷毎日新聞 2020年5月25日19時47分埼玉県深谷市の市立中学が生徒に配ったプリント(画像の一部を加工しています) 埼玉県深谷市の市立中学校が生徒に配ったプリントの中に、校内で「アベノマスク着用」を求めたと受け取れる記載があり、国会内で25日、野党議員らが「国支給のマスク着用を生徒に義務づけているのか」と批判した。同市教育委員会は「着用はどんなマスクでも構わない。誤解を招く表現だった」と説明し、学校側は保護者にメールで謝罪した。 深谷市は6月1日から授業を再開予定で、5月下旬に計2日間、健康観察や課題提出のために準備登校日を設定している。市教委によると、問題のプリントは市内の1校の3年生に配られた連絡文書で、「アベノマスク着用の確認」「アベノマスクを忘れた生徒は少人数教室に残る」などの記載があった。 その後、ツイッター上でプリントの画像が投稿され、「政府のマスク着用を強要するのか」などと話題になったため、市教委が25日に学校側に事実確認した。同校は文部科学省と市教委経由で支給された布マスクを22日に1人1枚ずつ配布しており、「有効に使ってほしい」という意図でプリントに記載したと説明。「忘れた生徒は残る」という記載については「罰則的な意味ではなく、忘れた生徒に予備のマスクを渡すことなどを予定していた」と説明したという。 深谷市の小柳光春教育長は25日夕に発表したコメントで「マスクを持っていない生徒への配慮として、国支給マスクの有効活用を考えてこのような表現になってしまったが、(学校での着用を)決してこのマスクに限定するものではない」と釈明。「アベノマスク」とプリントで表現したことについては「国支給マスクがよくそう言われていることから使用したが、正確な表現ではない」としている。 一方、ツイッターに投稿した保護者の女性は取材に「『変な事が書いてあるよ』と子どもから言われ、プリントを見て驚いたので書き込んだ」と話した。女性のアカウントは24日深夜に突然、凍結されて使えなくなり、「9年前からツイッターを使っている。どうしたらいいのか」と困惑している。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆どう読んでもアベノマスク着用を強要しているとしか理解できません。学校側の言い訳は政府の国会答弁に倣って上手な“はぐらかし”になっています。アベ長期政権の影響は大きいですね。いつもいつも不可解な「アベ語答弁」を聞かされていればこうなるのも宜なるかな。 気になるのは最後の段落です。わたしはツイッターは使わないので詳しくないのですが、不都合なアカウントは凍結されるんでしょうか。いったいどの機関がそんな検閲するんでしょうか。コレが事実だったら近くの超大国と変わりないですよねぇ。続報は、ないだろうなぁ。でも知りたいな。…
2020.05.25
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内閣支持率29%、発足以来最低に朝日新聞世論調査朝日新聞デジタル 2020年5月24日22時00分 朝日新聞社は23、24日に全国世論調査(電話)を実施した。安倍内閣の支持率は29%(前回5月16、17日は33%)で、2012年12月に第2次安倍政権が発足して以来、最低となった。不支持率は52%(同47%)に増え、5割を超えた。 男性の支持率は33%で、女性は25%。特に50~60代女性の支持は2割以下で、7割近くが不支持と答えた。支持政党別では、自民支持層の内閣支持率は68%だったが、無党派層では14%にとどまった。第2次安倍政権のこれまでの最低支持率は、森友・加計問題への批判が高まった18年3月と4月の調査の31%だった。(以下略)【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆ほら朝日も厳しい数字になった。無党派層で14%はキビシイ。いま選挙やったら組織票以外はほぼ得票できないってことです。おまけにこれだけ世論が怒っている状況だと関心も高く投票率も上がっちゃうしねぇ。無党派層が寝ていてくれないと与党は勝てない。非常にマズい状況。 アベ政権熱烈応援団のサンケイ・ヨミウリの調査は2週間後かな。前回は44%・42%だったそうですが、どういう数字が出ますか。二社とも40%をガッチリ切ってくると与党もあたふたするだろうぜ。
2020.05.24
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安倍内閣不支持64% 支持率、1カ月半で17ポイント減 毎日新聞世論調査毎日新聞 2020年5月23日20時29分 毎日新聞と社会調査研究センターは23日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は27%で、今月6日に行った前回調査の40%から急落した。不支持率は64%(前回45%)に跳ね上がった。この方式の調査は3回目で、最初の4月8日に44%あった支持率が1カ月半で17ポイント落ち込んだ。調査方式が異なるため単純に比較できないが、毎日新聞が従来行っていた電話世論調査では森友・加計問題などで政権批判が高まった2017年7月に26%まで下落したことがある。 賭けマージャン問題で辞職した東京高検の黒川弘務検事長については「懲戒免職にすべきだ」が52%と半数を超え、辞職は「当然だ」の33%を上回った。厳しい処分を求める声が強い。 黒川氏の定年を今年2月から延長していた安倍内閣の責任については「安倍晋三首相と森雅子法相の両方に責任がある」が47%、「首相に責任がある」が28%。合わせて7割以上が首相の責任を重く見ている。(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆国民をなめていると痛い目にあうよ。いつまでも眠っていると思うなよ。モリ・カケ、サクラ、一旦コロナ休戦に救われたかと思えば後手後手の対応やらアベノマスクやら信頼性のない一連の緊急事態記者会見やらで国民をイラつかせ、極め付けは“黒川問題”の強引で不遜な国会運営。頭の悪いリーダーはもうたくさんだよ。 今回は若年層が多いとされる携帯電話の調査でも支持率は27%にとどまったって。ほら、寝てた子を起こしちゃったんだよ。若者も怒ってるね。
2020.05.23
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自民会派入り「背信行為」 桜井充参院議員の転身、宮城の支援者憤慨毎日新聞 2020年5月22日08時45分 宮城選挙区選出の桜井充参院議員が自民会派へ入会し、県内の関係者らに波紋が広がっている。前回2016年の参院選で、野党共闘をアピールして自民候補に勝利しただけに、支援した市民団体は「許しがたい背信行為。選挙民を愚弄する」などと厳しく非難し、辞職を求めている。一方、自民県連からも「すぐに受け入れとはならない」との声も漏れる。議員の「公約」とは何かが問われている。 「私事で大変恐縮ですが、会派を離脱し……」。桜井氏が自民会派への合流を表明した翌日の16日、元支持者の自宅に転身の理由を述べる封書が届いた。 「『私事』という言葉遣いに怒りが湧き上がる。議席は桜井氏のものではない」と市民団体「オールみやぎの会」のメンバーは憤りを隠さない。 16年の参院選は、改選数が2から1に減り、自民現職の熊谷大氏(現利府町長)と桜井氏が事実上の一騎打ちとなる厳しい選挙戦で、県内初の野党共闘だった。旧民進の桜井氏は、共産・社民などと組み、その際、応援の根拠になったのがオールみやぎとの政策協定書だった。憲法9条擁護▽アベノミクスによる国民生活の破壊を許さない▽安倍政権の打倒を目指す――など8項目。熊谷氏に約4万票差を付けて4選を果たしたが、比例で合わせて13万票を集めた共産・社民の支持者の投票が明暗を分けたといわれた。(中略) 一方の自民県連にも、もろ手を挙げて歓迎する雰囲気はない。 入党には県連の了承が必要となるが、ある自民県議は「ウエルカムな議員は周りにはいない。野党時代にひどい街頭演説をされた人もいて、しこりが残っている」と話す。 一連の経緯について、元三重県知事で早稲田大マニフェスト研究所の北川正恭名誉教授は「公約を任期中に変えることは許されず、辞職して再度選挙で信を問うのが最低限の政治家の在り方だ。任期中に『考えが変わった』が許されるなら、選挙への信頼を揺るがす問題になる」と指摘している。(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆民主党政権時代の環境相細野モナ男氏の変節(二階派入り)にも驚愕したが、コレは驚愕以上。憤りを覚えた。新型コロナ・黒川辞任のどさくさ紛れにそーっとやってしまおうという魂胆か。桜井氏の行く道はおそらく四面楚歌・茨の道でしょう。こんなことをやるんだからそれなりの覚悟はお有りだろうと推察するが、桜井氏の益々のご健勝をお祈りします。笑 笑 笑 … 北川先生がおっしゃる通り選挙公約を捨てて変節するような輩は一旦辞職すべきだって。議席は投票した有権者のものであってアンタが勝手にできるものじゃない。当選後どの党に行ってもいいなら選挙ってなんなのさ。良識ある宮城県民は然るべき結論を2022年の改選で示されるものと思います。(そもそも自民党から立候補できるかどうかも怪しいか?)
2020.05.22
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ぶら下がりで首相が言わなかった言葉は・・・朝日新聞デジタル 2020年5月19日 22時09分検察庁法改正案の今国会での成立断念に関して取材に応じる安倍晋三首相=2020年5月18日 検察庁法改正案の今国会での成立見送りを決めた後の18日の安倍晋三首相の記者対応で、印象的だったのは首相が「検察」という言葉を一度も口にしなかったことだ。 首相は18日夕、今国会の成立断念の決定後、首相官邸で記者団の「ぶら下がり」取材に応えた。「検察庁法改正案について」と問う記者団に対し、首相は「公務員の定年延長法案については……」と切り出した上で「国民の皆様から様々な批判があった」などと説明。「今回の法案は、まさに公務員の定年延長の法案で、公務員制度の改革ということだ」とも述べた。 一般の国家公務員の定年を65歳に引き上げる法案などと一本化して国会に提出しているために、首相はそう表現したとみられるが、三つの質問に応じたぶら下がりの間、国会審議で問題になった「検察庁法改正案」はおろか、「検察」という言葉すら一度も口にしなかった。 首相の答弁手法を分析している法政大の上西充子教授は「明らかに意図的に話題をそらしている。検察庁法に注目が集まらないようにするための『ご飯論法』だ」と指摘する。 「ご飯論法」とは「朝ごはんを食べたか」と聞かれ、パンを食べているのに「(コメの)ご飯は食べていない」と答え、ごまかす手法を指す。上西氏は「首相はあえて言及を避けることで、一本化した法案の中にある検察庁法改正案という『毒』を隠し込もうとしたのではないか」と分析する。【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆へぇ、これは知らなかったです。“ウソをつく・はぐらかす・そらす”はアベ氏の得意技、今国会での成立断念という修羅場においてもその得意技を繰り出してくるあたりは流石である。筋金入りの“アベ語”の使い手だ。恐れ入った。笑 黒川検事長の賭けマージャン疑惑を文春に暴かれるんだそうですね。なーんだそういうことだったのかって感じです。「#検察庁法改正法案に抗議します」の批判に恐れをなしての断念かと思ったらそうじゃなくて単にスキャンダル発覚だったわけね。これでもう一つのアベ氏の得意技「手のひら返し」であっさりと黒川氏をクビにするでしょう。こんなオチが用意されていたとは。…
2020.05.20
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安倍首相、改正案断念に「国民さまざま批判あった」日刊スポーツ 2020年5月18日19時32分 安倍晋三首相は18日夕、政権の判断で検察官の定年延長が可能となる規定を盛り込んだ検察庁法改正案の今国会成立を断念したことについて「国民のみなさまのご理解なくして前に進めていくことはできないと考えている」と述べた。 官邸で報道陣の取材に答えた。 首相は「国民のみなさまの声に十分耳を傾けることは不可欠。ご理解を得て進めていくことが寛容だ」と述べ、この日会談した自民党二階俊博幹事長と「今後の対応方針について、考えが一致した」と説明した。 今回の改正案成立断念の背景には、SNSを中心に、世論の反対の声が一気に拡大したことが大きい。首相は「この法案には、国民のみなさまからさまざまなご批判があった。そうしたご批判にしっかり答えていくことが大切なんだろうと思う。趣旨や中身について、丁寧にしっかりもっとよく説明していくことが大切だ」と述べ、説明が不足していたことを認めた。 その上で「さまざまな批判をいただく中で、大切なことは国民の理解をいただく中で(審議を)進めることができるよう、これからもそうした責任を果たしたい」と述べた。 首相は2分あまりの取材の間に、「国民」という言葉を何度も繰り返した。与野党が新型コロナウイルス感染症対策に当たるさなか、どさくさにまぎれて検察官の定年延長を可能にする法案成立を強行しようとした結果、安倍1強政権の強引な意思決定スタイルが通じず、国民の反対の声に押し切られた印象が、強くにじんだ。 これまでにない形で、政権の「肝いり法案」が成立断念に追い込まれたことで、今後の首相の政権運営に打撃となるのは確実だ。【日刊スポーツ;元記事はこちら】 ◆2018年12月11日の首相動静に16時25分から9分間、黒川氏と官邸で二人きりで会った記録があるそうですよ。「私自身、黒川さんと2人でお目にかかったこともない」は真っ赤なウソだったのね。胸を張ってウソを言ってもらっては困るなぁ。あんた一国の首相だろ? そりゃあダメでしょう。 アベ氏の耳にも「国民」の声、“批判”がやっと聞こえたようだ。これまでの悪行をしっかり反省するがいい。もうはぐらかしもウソも強弁も通らないですよ。野党議員やマスコミの質問の背後にいる「国民」に誠実にお答えください。それが出来ないのならさっさと身をお引きなさい。
2020.05.18
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検察庁法改正「反対」64% 内閣支持率33% 朝日調査朝日新聞デジタル 2020年5月17日21時19分 政府の判断で検察幹部の定年延長を可能にする検察庁法改正案について、朝日新聞社は16、17日、緊急の全国世論調査(電話)を実施した。改正案に「賛成」は15%にとどまり、「反対」が64%だった。内閣支持層でも「反対」が48%で、「賛成」の27%を上回った。 安倍内閣の支持率は33%で、4月調査の41%から下落した。不支持率は47%(4月調査は41%)。2012年に発足した第2次安倍政権で、内閣支持率が最低だったのは森友・加計問題への批判が高まった18年3月と4月調査の31%。今回の33%は、それに次いで低い。 検察庁法の改正案は衆院で審議中で、政府は今国会での成立を目指している。調査で、成立を急ぐべきかを聞くと、「急ぐべきだ」は5%で、「急ぐべきではない」が80%。改正案に賛成の人でも「急ぐべきだ」は18%で、「急ぐべきではない」は68%だった。 改正案で懸念されている「検察人事への政治介入」について、安倍晋三首相は国会で「あり得ない」などと答弁している。こうした首相の言葉を「信用できる」と答えた人は16%、「信用できない」は68%にのぼった。(以下略)【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆この調査はちょっと劇的ですねぇ。「検察人事への政治介入はあり得ない」というアベ首相の言葉を信用できるとする人が2割も居ないってことはほぼ信用されていないってことですよ。これまでの積み重ねですよね。任命責任は私にあると言うだけで責任をとったためしは無いしモリカケサクラでは恥ずかしい程のウソやはぐらかしのオンパレード。アベノマスクも失策と分かっているのに改めない。そりゃあ国民ももう信用できないわなぁ。よーく自戒なさった方がいい。 政治は民衆の信頼なくして成り立つものではない「民信なくんば立たず」とは孔子の言だそうです。アベ氏も国会で何度も引用しているので意味はご存知なんですよね。朝日の調査だからこんな数字なんだと嘯いていられますか? わたしは恥を忍んでここでしっかり反省すべきだと思いますよ。自民党公明党だれでもいいからアベ氏に直言する人は居ないの?
2020.05.17
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「黒川検事長と2人で会ったこともない」 首相が釈明有料記事 検察庁法改正案朝日新聞デジタル 2020年5月16日 5時30分首相官邸に入る安倍晋三首相=2020年5月15日午前8時41分、岩下毅撮影 安倍晋三首相は15日夜に配信されたジャーナリストの櫻井よしこ氏のインターネット番組に出演し、新型コロナウイルス対策や検察庁法改正案、憲法改正などについて語った。主なやりとりは次の通り。 【検察庁法改正】 ――役職を持ってる人の(勤務を)3年延長できる特例を設けているが、法務省からの要請でそのまま了承したのか。 一般の公務員の定年を上げることについて、それに準じて法務省においても、検察庁においても合わせたいという考え方であった。それでこの法案としてまとめて出している。 ――三権分立を揺るがすと言われるのはなぜか。 政策の中身、ファクトではなくて、一時的に広がるが、少し時間がたてば、「それはやっぱり事実と違ったな」というのは皆様にご理解をいただいていると思う。事実をわかりやすくなるべく説明していきたい。 ――もっと積極的に説明した方がいいのでは。 なんでそこまで問題になるのかというふうに考えていた。こうした形になった以上はしっかりとはっきりと申し上げることは申し上げておきたい。 【東京高検の黒川弘務検事長の定年延長】 ――法務省の官房長が官邸に持ってきて頼んだ。 基本的に検察庁の人事については検察のトップも含めた総意で、「こういう人事でいく」ということを持ってこられて、そのまま大体、我々は承認をしている。 ――官邸が介入してそれを変えることは。 それはあり得ない。 ――各メディアで安倍政権に近いということを書いてることはどう思う。 イメージを作り上げているんだろうと思う。全く事実ではない。私自身、黒川さんと 2人で お目にかかったこと も ない。個人的な話もしたこと も 全くない。多くの方が誤解もされているし、そうしたイメージを作り上げられていると思う。(以下略)【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆コレはご飯論法だな。「二人で会ったこともない」と言うとまるで会ったことがないように聞こえるがそうじゃない。官邸官僚や官房長官など第三者を含めて3人以上で会ったことは何回もあるが、2人だけであったことはない… ということでしょう。いわゆるアベ語ですね。だいたい二人だけであったかどうかなんて問題じゃないし聞かれてもいない。 “官邸の守護神”はレッテル貼りであってわたしは何も悪くないと仰りたいわけね。「全く事実ではないは」ウソですよね。こうして胸を張ってウソを語るのがアベシンゾーです。この人の言うことを素直に聞いてはいけない。高い確率でウソやはぐらかしが混ぜられています。 新型コロナ会見でも情熱的な言い回しをする割には具体的な数字は示されません。だから信用ができません。次第に“傾聴する価値のない会見”と感じるようになりました。したがって最近は腹が立つのでアベ氏の会見は聞きません。あとでニュースを短く読めばいいだけのこと。
2020.05.16
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“官邸の守護神”黒川検事長の黒歴史 安倍官邸擁護に暗躍8年日刊ゲンダイDIGITAL 2020/05/13 13:00 コロナ禍のさなか、政府与党がシレッと成立を狙う検察庁法改正案に批判が集中している。安倍政権の目的は、検察トップの検事総長に“官邸の守護神”を据えること。数日間で600万~700万件に上る抗議ツイートが投稿されているが、守護神の“黒歴史”を振り返ると、史上最長政権を支えてきた疑惑潰しの正体が垣間見えた。(中略) こうして“守護神”になってからは、内閣が吹っ飛んでもおかしくないレベルの政治事件がことごとく不問にされてきた。秘書が在宅起訴された案件はあるものの、責任者たる政治家や省庁幹部はいずれも不起訴に。黒川氏の意向が働いたのでは、との疑念を招いたのは、この点で国会でも問題視されたほどだ。(以下略)【日刊ゲンダイDIGITAL;元記事はこちら】 ◆朝日新聞デジタルに「信頼に傷、総長も黒川検事長も辞職せよ」と元法務省官房長の堀田氏が語る記事があります。有料記事なので全部は読めませんがわたしは少し溜飲が下がりました。 今日の午後には黒川検事長宛てにカッターの刃が送られたというニュースをラジオで聞きました。いつもならカミソリ郵送で脅迫とかいうニュースには「卑怯、卑劣」と感じるのですが、今回は「然もありなん」とニコッとしてしまいました。 わたしは黒川検事長の切腹(辞任)を望みます。これだけ騒がれてしまってご同情申し上げるが自業自得の面はあり。IQの低いアベ官邸に好き勝手やらせてしまっているのは結果的に黒川氏なのではないか。黒川氏が公式に何も語らないのは(語れないのであろうが)、森友問題廃棄改竄の佐川氏と同じ不遜さすら感じてしまう。このまま語らないのであれば腹をお斬りなさいませ。
2020.05.14
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「ネットだけじゃない」検察庁法案、国会前で無言のデモ朝日新聞デジタル 2020年5月13日21時25分検察庁法改正案に抗議するため、国会前に集まった人たち。主催者が2メートル以上の間隔を空けるよう呼びかけた=2020年5月13日午後7時23分 検察幹部の定年を政府の判断で延長できるようにする検察庁法改正案に対する抗議デモが13日夜、国会前であった。主催団体は新型コロナウイルス感染防止のため、参加者にマスクを着用し、お互いの距離を2メートル離すよう呼びかけた。声を上げずに抗議の意思を示す「サイレントデモ」だ。 「#検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグをつけ、世論のうねりを生んだツイッター上の抗議は現実のデモに発展した。 午後6時半、国会前に市民約250人が集まり、「強行採決やめろ」「火事場泥棒」「改正案おかしいだろ、これ」などと書いた紙や段ボールを静かに掲げた。 参加した東京都品川区の会社員女性は「コロナ禍のどさくさにまぎれて採決しようとしている」と憤る。「ネット上だけでなく、リアルに抗議している人がいることを受け止めて、しっかり審議してほしい」と話した。 豊島区の男性は「コロナ禍で外出自粛は求められているが、ツイッターでの抗議だけでなく、実際に外に出て政府に意思を示すことは重要だ」。新宿区の50代の派遣社員女性も「目に見える形で示さないと」と参加した。 ツイッター上でも同じハッシュタグをつけてデモの様子を投稿したり、自宅などから「ツイッターで参加します」と投稿したりする人もいた。(以下略)【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆森雅子法務大臣隠しでしょうか。しどろもどろな無理答弁を続けていた法務大臣(無理答弁をせざるをえない状況を作ったのは官邸だが)を外して審議が進まないのは折り込み済みなのではないか。管轄外の質問に武田良太国家公務員制度担当相が答えられないのは当たり前のこと。十分な答弁ができなくても審議時間さえ稼げれば政府はそれでいいと考えているのだろう。審議は内容ではなく審議時間、アベ政権はそういう内閣だ。 5年前の安全保障関連法案に反対するデモは連日大きく報道されるムーブメントになった。しかし与党・アベ政権は押し通した。ほとぼりが冷めたその後の選挙でも与党の議席数にはひびかなかった。今の選挙制度では3割の得票率で過半数以上の議席が獲れる。政治に関心のない層がちゃんと棄権してくれれば確固たる組織票を持つ与党が楽勝できるからだ。ニッポン人は怒りが続かない忘れやすい国民性だから選挙も近くないし強引な政権運営ができる。 ツイッター上でどれだけ批判が盛り上がっても政権は知らんぷりを決め込んでいる。記事のサイレントデモにはちょっと感動した。国会が近くだったらわたしも参加したいがそれは無理なのでこうして声を上げる。この怒りや疑問を忘れてはダメだ。ちゃんと投票行動で示さなければダメだ。都合のいいように解釈を変え、オトモダチばかりを優遇し、疑惑に対する質問に誠実に答えず、説明できないと見るや廃棄し改竄し強弁しはぐらかすような政治が許されていいはずがない。
2020.05.14
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検察が自民 河井夫妻を任意聴取 選挙違反事件NHKニュース 2020年5月9日11時10分 自民党の河井案里参議院議員の陣営による選挙違反事件で、広島地方検察庁が大型連休中の今月、案里議員と夫の河井克行前法務大臣から任意で事情を聴いたことが関係者への取材でわかりました。地元の地方議員らへの現金提供の事実関係やその趣旨などについて、説明を求めたものとみられます。 河井案里議員が初当選した去年7月の参議院選挙をめぐっては、広島地方検察庁が陣営の資金が買収に使われた疑いがあるとみて、公職選挙法違反の疑いで複数の県議会議員や市議会議員の関係先を捜索するなど、捜査を進めています。 この事件ではこれまでに少なくとも10人を超える県議や市議などが検察の任意の調べに対し、夫の河井克行前法務大臣や案里議員から5万円から30万円の現金を受け取ったと説明したことが明らかになっていて、検察が大型連休中の今月、河井夫妻から任意で事情を聴いたことが関係者への取材でわかりました。 検察は案里議員らの公設秘書がウグイス嬢に法律の規定を超える報酬を支払ったとして起訴された事件に関連して、ことし3月にも河井夫妻から複数回、事情を聴いていますが、検察は今回、地方議員らへの現金提供の事実関係やその趣旨などについて、改めて説明を求めたものとみられます。(以下略)【NHKニュース;元記事はこちら】 ◆評判の悪い選挙事務所だったのでウグイス嬢(古い呼び名です 笑)が集められず法定の2倍の金額で人集めをしたとか県議・市議に現金を渡し票の取りまとめを依頼したんじゃないかとか、要するにこの選挙違反事件の本質は“カネ”の流れです。自民党本部が河井陣営に渡した選挙資金は通常の10倍の1億5000万円だったと報道され自民党も認めています。 なぜ通常の10倍もの選挙資金が振り込まれたのか。改選2議席の参議院広島県選挙区で現職の溝出氏に次いでもう一つの議席を野党から奪うために河井候補が急遽擁立され短期間の活動を強力にバックアップするための巨額資金提供という建前だろう。 しかしどうもそうではないようだ。野党候補を破って自民党が2議席両方を獲得することではなく同じ自民党公認の溝手氏を落選させることの方に主目的があったのでは?という報道がある。それは選挙を実質的に指揮していた夫の前法務大臣のカネの渡し方でもわかる。溝出氏陣営からの支持の引き剥がし的な買収が行われたということです。 なぜ溝出氏から議席を奪おうとしたか。自民党としては溝出氏であろうが河井氏であろうが1議席は1議席、損にも得にもならないはず。それなのに無駄なカネを使ってでも当選5回の溝出氏を追い落としたかったのは誰なのか。それは、アベ氏だ。 2007年夏の参院選で安倍首相が小沢民主党に惨敗した際、溝手氏が会見で「首相本人の責任はある。続投を本人が言うのは勝手だが、決まっていない」と批判したことなど、アベ氏には溝手氏に対する「積年の恨み」があった。オトモダチ優遇が常識のアベ氏にとって真逆に位置するひとだったのだ。おまけに6回目の当選を果たせば参議院議長の候補といわれた溝出氏の処遇も面倒な事だったろう。 この問題の発端は例によってアベ氏のオトモダチ優遇、それ以外は手段を選ばず徹底的に叩いて勝ちたがる“性癖”です。都合の悪い証拠は捨てさせる改竄させる平然と嘘を言う強弁する。森友も加計もサクラを見る会もどれもこれもなにもかも同じ構図。IQが低い。と思う。 使い切れないほどの選挙資金を与えられ絶対に負けることが許されない状況の河井氏陣営が短期間に支持を集め勝つためにどうしなければいけなかったか。選挙違反は必然だったと言えるのではなかろうか。つまりこの事件の本質はアベ官邸が常識外れの選挙資金で追い込んだ選挙違反なんだ。と思う。
2020.05.10
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感染ゼロ岩手で「コロナ県!」 県外ナンバー中傷相次ぐ朝日新聞デジタル 2020年5月9日12時26分 県外ナンバーの車に乗る県内進出企業の関係者らへの誹謗・中傷があるとして、岩手県北上市の高橋敏彦市長は、市の公式ホームページで「冷静な対応」を市民に要請するメッセージを公表した。8日の定例会見で「北上市は歴史的に市外から来られた人をもてなす空気があると自負しているだけに残念」と述べた。 メッセージで高橋市長は「市内企業に勤務されているご家族をはじめ、職場の方やその取引先など関係者に対する誹謗・中傷の相談を受けている」としたうえで「他県から転居してきたこと等を理由とした、不当な『差別・いやがらせ・偏見・いじめ』は決して許されない。是非とも落ち着いて冷静な対応をお願いするとともに、子どもたちにも仲間を傷つけるような言葉づかいや態度をとらず、思いやりをもって行動するよう声をかけていただきたい」などと記した。 同市の対策本部などによると、4月以降、県外ナンバーの車を持つ市民らから把握しているだけで2件の相談があった。1件は車の近くで「他県から来るな」と言われたという内容。もう1件は県に寄せられた転勤者の投書で、小学生と中学生の子どもが同級生に「コロナ県」とからかわれたという内容だった。転勤者は国内で感染者が確認されるより前に市内へ引っ越してきたという。 県保健福祉企画室によると、県には6日までに10件ほどのコロナ関連の投書が届いた。県外ナンバーというだけであおり運転をされた、いやがらせを受けた――などの内容という。 県は8日、HPにメッセージを出し、「思いやりのある行動」を呼びかけた。新型コロナウイルス感染症対策担当の阿部匡寛・特命課長は「岩手は復興途中で、支援のため来ている車もたくさんいる。県外というだけで不当な扱いを受けるのは心苦しい」と話した。【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆2004年中越地震のときの話なんですが(幸いわたしの住んでいた新潟市は被害はなかった)翌日から被災した現地のお見舞いお手伝いに行った時、電気・ガス・水道・電話等ライフラインの不通はもちろん、あちこち山肌が崩れていたり電信柱が軒並み傾いていたり道路が盛り上がったり陥没したりお墓がバタバタ倒れていたり、いろんなことが起こっていて「こんなことなって元の生活に戻れる日は来るんだろうか」とすごく不安になりました。 あの時のことで鮮明に覚えているのは翌日以降、電気関係や自衛隊・物流関係を含めて県外ナンバーの働くクルマがたくさん来てくれてわたし達を助けてくれたこと。すれ違うクルマの中でわたしは「ありがとうございます」と手をあわせました。地震の翌々日にはもう「えっ?そんな遠くから来てくれたの?」というような他県ナンバーを何台も見かけました。込み上げるくらい感動したことを今でも覚えています。 新型コロナ関連で他県ナンバー攻撃は岩手県だけじゃなく徳島県でもニュースになっていたと記憶します。「来て欲しくない」という気持ちは解らないではないけれども、これまでさんざん助けてもらったじゃないですか。この先もまた災害で助けられる日が来ますよ。理由なく県外から来てそこに居るわけじゃない。みんなお互い様だと思うんです。こころの狭い正義漢気取りはまちがいです。やっぱりコレひととして恥ずかしいですよ。
2020.05.09
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政府の「顔」見えない新型コロナ政策原稿を延々と読む首相会見の「違和感」毎日新聞 2020年5月5日18時00分 新型コロナウイルスを巡る「緊急事態宣言」の5月末までの延長が決まる中、日本政府の「発信力」が問われる事態も続いている。4日には安倍晋三首相が感染拡大以降の約2カ月間で6回目となる記者会見に臨んだが、プロンプター(透明画面に文字を映し出す装置)の原稿を冒頭で延々と読み上げるスタイルは過去5回と同じ。国民と危機意識を共有する「リスクコミュニケーション」の重要な機会だが、有識者からは「一生懸命原稿を読んでいるようにしか見えない」との指摘も出ている。 4日の記者会見の冒頭、首相はいつものように「スピーチ」を始めた。正面からのテレビ中継映像では、一定時間ごとに右と左に視線を移しながら話しているように見える。しかしその視線の先には、左右に設置されている2台のプロンプターがある。映し出されているのは首相秘書官らが原案を作成し、首相自身が筆を入れた原稿だ。首相が冒頭発言の間に真正面をあまり向かないのはこのためだ。 こうしたスタイルは「何も響かない会見」(野党)と酷評される。危機管理に詳しい広報コンサルタントの石川慶子さんは「スピーチの原稿は悪くない。医療従事者、卒業する児童生徒、ソーシャルワーカーなど、会見ごとにメッセージを出す相手を変えている」と評価しつつも、「地に足がついておらず、首相自身がどこまで原稿の磨き上げに参加しているのか疑問だ」と指摘する。 それでも2カ月間に6回という、諸外国と比べて多くはないが、首相にとっては異例の頻度で会見を重ねるのは、米欧各国首脳が積極的に「リスクコミュニケーション」に乗り出していることも念頭にあるようだ。(中略) 実際、安倍首相が国民と「コミュニケーション」を取れているかどうか疑問視する声は根強い。(中略) 首相がテレビカメラの前に立った際の「違和感」は2006~07年の第1次政権時代にもかなり指摘された。当時1日1回行われていた「ぶら下がり取材」の際に、マイクを持って質問する記者を見ずに、正面のテレビカメラを直接見ながら話す姿の異様さには、与党からも「気味が悪い」と苦言があふれたほどだ。 最近の記者会見でも、用意しておいたフレーズを繰り返して時間を稼ぐ国会答弁と同様の話し方が目立っている。「原稿重視」の首相のスタイルについて、官邸幹部は「首相は国会でもカッとなると不用意な言動をしてしまうところがある」と解説した。(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆アベ氏がぶら下がりで質問する記者に目を向けずカメラ目線でズレた答弁していたのをよく覚えている。あれは本当に異様だった。気持ち悪かった。高支持率に浮かれて“美しい国ニッポン”なんて言ってた頃だったんですねぇ。 高橋はるみ氏が北海道知事だったころ道議会について「質問者が知事側にあらかじめ伝えておいた質問を読み、あらかじめ用意された答弁書を高橋前知事が延々と読むだけ」幼稚園の発表会よりもレベルが低い議会と皮肉るような記事を読んだことがある。おそらく高橋氏の答弁は自分の言葉も感情もなく記者の心にまるで響かないものだったのだろう。 その時、レベルの低い知事がいたもんだ。地方議会とはその程度のものなのか。選挙にさえ通ってしまえば平時であれば知事なんて誰にだって務まるんだなと気がついた。しかし今はどの地方議会も似たり寄ったりなんだろうと想像できるようになった。なぜなら国の予算委員会でレベルが高いとは思えない答弁を見せられているから。国政がああなんだから都道府県もその程度だろう。 アベ氏の会見はスピーチライターが書いたもの。記者会見では国民を見ずにプロンプターを読む。アベ氏の答弁は官僚が書いた答弁書。このキーワードが入った質問にはこの答弁、そのキーワードにはこの答弁、と決まった紙を読むだけ。突っ込んだ再質問をされても質問者をバカにしたように繰り返し同じ紙を読む。審議していただいている行政府側としての謙虚さがない。同じ答弁を繰り返すだけならロボットでもAIでもいいってことだよ。そんなヤツ国会に居なくてもいいからうちに帰ってリビングでイヌでもネコでも撫でてくつろいでいたらいい。
2020.05.06
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神戸・中央市民病院の外来患者、3%に新型コロナの抗体 市内4万人感染の試算神戸新聞NEXT 2020/5/2 23:07 神戸市立医療センター中央市民病院の研究チームは、4月7日までの8日間に外来を受診した患者千人の血液を検査したところ、約3%が新型コロナウイルスに感染したことを示す抗体を持っていたと2日発表した。 チームによると、感染後しばらくしてできるIgG抗体が33人から検出された。救急や発熱外来を受診した患者は対象から外した。神戸市全体の性別や年齢の分布に合わせて計算すると、4月7日の緊急事態宣言が出る前に、既に2・7%に当たる約4万1千人に感染歴があったことになるという。(以下略)【神戸新聞;元記事はこちら】◆ ◆ ◆PCR検査の目詰まり、首相認める 対応遅れが出口の壁に日本経済新聞 2020/5/4 23:19 新型コロナウイルスに関する政府の専門家会議は4日、国内のPCR検査数が国際的に少なく、新しい感染症の流行に対応する検査体制が整わなかったとする分析結果を公表した。安倍晋三首相も同日の記者会見で、伸びない検査件数について「目詰まり」と表現した。議論が進み始めた経済再開の可能性は感染者数の適切な把握なしでは見込めない。検査を巡る対応の鈍さは出口戦略を描けない最大の要因になっている。 首相は4日、PCR検査について「人的な目詰まりもあった。実行は少ないというのはその通りだという認識をもっている」と述べた。同席した専門家会議の尾身茂副座長も「日本はPCRの件数を上げる取り組みが遅れた」と話した。 専門家会議が4日公表した資料では、人口10万人当たりのPCR検査数を海外と比較した。日本の187件に対し、主要国は数千件で、対応の遅れは歴然としている。 検査体制の拡充が遅れた要因として専門家会議が指摘したのは、国立感染症研究所と都道府県などの地方衛生研究所など公的機関が、感染症のPCR検査を専ら担ってきた特有の事情だ。特に地衛研は感染症法で規定された結核やはしかなどの検査を業務とし「新しい病原体について大量に検査することは想定されず、体制が十分に整備されていなかった」と分析した。 中国・武漢での感染拡大が伝えられたのは1月だったが、専門家会議がが設置されたのは2月下旬と大幅に遅れた。その結果、3月下旬以降、「感染者数が急増した大都市部を中心に、検査待ちが多く報告される」という状態を招いた。(中略) 新型コロナ対策は一刻を争う時間との闘いだ。政策の判断や実行が遅れれば国民の生命を危険にさらし、経済再開も遠のく。これまでの1カ月は政治や行政、専門家会議が時間を浪費し、迅速に対応しなかった怠慢の期間だったともいえる。さらなる負担を国民に強いる次の延長期間が始まる今、スピード感を持った対応が求められている。【日本経済新聞;元記事はこちら】 ◆神戸市立医療センター調査の試算では神戸市内で4万人が感染していることになる。「外来1%にコロナ抗体」(共同通信)という大阪市立大の調査もある。単純計算で大阪市で2万人以上、4月末時点の感染確認の40倍ほどになるそうだ。政府にとっては甚だ不都合な真実だろう。官邸が悪いのか厚労省が悪いのかどこが機能不全でこうなっているのか分からないがPCR検査数はOECD加盟国36カ国中35位だそうだ。驚異的な低さだ。 政府はこれをなぜか放置している。都合の悪い文書を廃棄し改竄してはぐらかし強弁して知らんぷりしてきた政権だからこそできる放置プレーかもしれない。「他の国より死者数は少ない」などと嘯いているがどこに感染者がいるのか判らない状況を放置して“出口のないトンネル”から抜けられる日が来るのか。専門家会議もアベ友人脈なのかどうか知らないけれど官邸を含め舵取りがバカだとそれ自体が「国難」ですから。
2020.05.05
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消毒用で蒸留酒を上越市に寄贈NHKニュース 04月29日10時21分 新型コロナウイルスの感染拡大で消毒液が不足するなか、上越市の健康食品会社が消毒液の代わりにもなるとしてアルコール濃度の高い蒸留酒を生産し、28日、市に寄贈しました。 蒸留酒を寄贈したのは、上越市にある健康食品会社「越後薬草」です。28日は、会社の代表取締役など3人が上越市役所を訪れ、村山市長に500ミリリットル入りのビン、およそ120本の蒸留酒を寄贈しました。 全国的に消毒液が不足するなか、会社では、高濃度のエタノール製品にあたるスピリッツの製造免許を持っていたことから、今月から、消毒液の代わりにもなるアルコール度数が70度の蒸留酒の製造を始めました。原料には80種類の野草や果物などを使っているということです。上越市は、寄贈された蒸留酒を今週中に市内の小中学校に配る予定にしています。村山市長は「市民はマスクだけでなく消毒液もなくて困っていたが、たいへんありがたい」と話していました。 越後薬草の塚田和志代表取締役は「私たちも何か協力できればと思っていたので、とてもうれしく思います。未来あるお子さんたちの学校生活に必要なものになってくれるとありがたい」と話していました。【NHKニュース;元記事はこちら】 ◆この記事にはないがテレビニュースの挿入映像では寄贈を受けた市長が消毒液がわりのスピリッツの匂いを嗅いで「嫌な匂いはしないですね」とのたまっていた。「匂いはないですね」でよかったのに、普段蒸留酒として市販している商品が「嫌な匂いはない」のは当たり前で失礼な話だ。わたしは強い違和感を感じましたよ。
2020.04.29
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陰性証明の検査を 希望者相次ぐNHK首都圏のニュース 04月22日14時00分 職場の上司に指示されて、新型コロナウイルスにかかっていない証明書がほしいとPCR検査を希望する人が相次いでいるとして、医療関係者は「本当に必要な人のため不要な受診は控えてほしい」と訴えています。 千葉市稲毛区の河内文雄医師の診療所では、新型コロナウイルスを疑う症状があり必要だと判断した場合には保健所と相談し、PCR検査の検体を採取しています。 しかし感染の拡大にともなって、「自分が感染していないことを示す証明書がほしいので、検査を受けたい」と受診する人が相次いでいるということです。 一時的な体調不良はあったものの、感染を疑う症状はなく職場に復帰する際などに、上司から指示されて受診する人が多く、中には医師が上司に直接電話して、検査できないことを説明しようやく納得してもらったケースもあったということです。 同様の声は他の多くの医師仲間からも寄せられているということです。 河内医師は「部下を心配してではなく、仕事に復帰しても大丈夫という安心のために診断書がほしいというケースが多い。検体採取の際感染のリスクが高いPCR検査を非常に軽く考えていて、説得に時間がかかるため、結局は他の患者さんの診療時間や医療資源を奪うことになってしまう。社会全体で検査の本来の意味を理解してもらう必要がある」と話しています。(中略) 産業医で日本産業衛生学会の宮本俊明理事は「PCR検査は本当に必要としている人のために行うべきで、必要ない人が本来のル−ルを無視してやれというのは許されない行為だと理解してもらいたい」と話しています。【NHKニュース;元記事はこちら】 ◆おバカな上司である。医療現場の窮状を想像もしないおめでたい人がたくさんいるらしい。こういう人を他人の貴重な時間を盗む「時泥棒」といいます。社会人として最低の輩です。 自宅にいる時間が多くなって昔の預金通帳を見つけちゃってそれを記帳しに銀行を訪れて行員の手を煩わせるおばさんが出現しているんだそうです。銀行は休業要請の対象じゃないからいいと思ったと言っているらしい。しかし、考えてごらんよ。それって今やらなきゃいけないことなの? まさに不要不急なんじゃないの? そういう人のために銀行が開いているんじゃない!
2020.04.22
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昭恵夫人3月に大分旅行と文春砲、前日夫が自粛要請日刊スポーツ 2020年4月16日16時56分 安倍晋三首相の昭恵夫人が、国内で新型コロナウイルス感染が拡大していた3月中旬に、大分県を旅行していたと、16日に発売された週刊文春が報じた。 記事によると、昭恵氏は3月15日、約50人の団体ツアーとともに「パワースポット」として知られる大分県宇佐市の宇佐神宮を参拝。ツアーの主催者に「コロナで予定が全部なくなったので、どこかへ行こうと思っていた」と連絡し、参拝のみに合流したという。記事の概要は15日、先行して、ウェブサイト「文春オンライン」でも報じられた。(中略) 昭恵夫人が旅行に出る前日の先月14日、首相は、新型コロナ感染拡大を受けた2度目の会見で「依然として警戒を緩めることはできない」と述べ、国民に自粛継続への協力を求めた。首相動静をみると、会見後、首相はまっすぐ帰宅している。夫人の動向を把握するような機会はなかったのだろうか。【日刊スポーツ;元記事はこちら】 ◆これはヒドいと呆れるている場合ではないかもしれない。狂っているとまでは言わないが、きっとどこかが壊れているんじゃないのか。そうでなければこれほど分別のない行動を連発できないだろう? ファーストレディとして周囲から持ち上げられて奇行はエスカレートする一方、誰も止めることができない。しかるべき病院に診てもらって入院させたほうがいいのでは? 早いほうがいい。…
2020.04.16
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介護・福祉施設に先行配布の「アベノマスク」早くも評判散々な訳毎日新聞 2020年4月15日17時20分 新型コロナウイルスの感染予防策として、安倍晋三首相の肝いりで配布される布マスクが、一足早く介護施設や福祉施設などに届いている。インターネットなどでは「アベノマスク」と皮肉られた布マスクだが、実物を手にした人からは「小さくて話すとずれ、使いにくい」「耳がこすれて痛い」など早くも不満の声が漏れている。一般世帯向けには近く配布が始まる見通しだが、広く活用されるかどうかは不透明な状況だ。 安倍首相は国民のマスク不足に対する不安を解消するため、洗って繰り返し使える布マスクを政府が一括して購入し、全国5000万世帯に2枚ずつ配布することを表明した。これに先立ち3月、重症化しやすい高齢者の感染予防を念頭に、介護施設や福祉施設で働く職員や利用者に1人1枚ずつ、約1300万枚を配った。 政府が配布している布マスクは、安倍首相が国会答弁などの場で使っているタイプをはじめ、納入業者により複数の種類があるという。布マスクは東京都内の学童施設にも届き、利用した30代の男性職員は「ひもが耳にこすれて痛いし、男性にはサイズがあまりに小さい。男性職員は自前のマスクを使っている」と厳しい。また、千葉県の障害者施設に勤める40代男性は「洗えば縮むし、小さいからずれて話しづらい。障害のある人が繰り返し清潔に使うのは難しいし、施設で利用を管理するのは現実的ではない」と困惑する。あるケアマネジャーは「求めているのは(医療用の)サージカルマスクだ」と切り捨てるなど、散々な評判だ。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆わたしはアベノマスクは安心して使えないし必要ありません。だから送っていただく必要はありません。出来るなら受取りをお断りするつもりです。もし郵便受けに入れられたら「受取拒否:アベ首相にお戻しください」と貼ってポストに再投函するつもりです。こんなものに466億(人件費・手間を考えればそれ以上)もかけることを支持しません。 「3月は月6億枚超が確保される」と首相が高らかに言っていたマスク増産はどうなったのか。あれも“キッパリとウソをいう”アベ氏特有のパフォーマンスだったのか。それを誤魔化すためのガーゼマスクの無駄配布か。466億なんて政府にとっては大した金額じゃないのかもしれないけれど無駄遣いとしては小さな金額じゃない。「理にかなっている」と強弁している場合ですか? 昔から「過ちては改むるに憚ること勿れ」と云いますよ。
2020.04.15
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政府の布マスク配布「評価しない」73%…読売世論調査読売新聞オンライン 2020/04/13 22:00 読売新聞社が11~12日に実施した全国世論調査で、政府が全ての世帯に布製マスクを2枚ずつ配布すると決めたことについて聞くと、「評価しない」が73%と多かった。 経済対策として、収入が減少し、一定の基準以下となった世帯に現金30万円を給付する方針については、「不十分だ」58%、「適切だ」26%、「行き過ぎだ」5%となった。【読売新聞オンライン;元記事はこちら】内閣支持率42%、不支持率が47%と逆転…読売世論調査読売新聞オンライン 2020/04/13 22:00 読売新聞社が11~12日に実施した全国世論調査で、安倍内閣の支持率は42%となり、前回調査(3月20~22日)の48%から6ポイント下落し、不支持率47%(前回40%)と逆転した。不支持が支持を上回ったのは2018年5月以来だ。 政党支持率は自民党34%(前回35%)、立憲民主党5%(同5%)などの順。無党派層は44%(同44%)だった。【読売新聞オンライン;元記事はこちら】 ◆上の写真は読売の記事とは関係ないのですが、小さくてフィットしていなくてなんとも効果のなさそうなマスク姿、世間から笑われているのが解らない裸の王様の図です。 NHKの世論調査でもアベノマスクを「評価しない」が7割以上、しかも「全く評価しない」が4割以上でした。アベ政権応援団のメディアではなぜか政権に優しい数字が出る世論調査なのに今回はさすがに手厳しい。それともこれでも優しい数字なのかな? 朝日毎日でやったら9割越えるか?!笑
2020.04.14
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安倍首相「責任を取ればいいというものではない」発言に批判集まるハフポスト日本版編集部 2020年04月08日11時17分 新型コロナウイルス感染拡大への対策、失敗しても「私が責任を取ればいいというものではありませんー」。 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、7都府県を対象に法律に基づく「緊急事態宣言」を4月7日に発令した安倍晋三首相。同日夜に開いた記者会見での発言が批判を呼んでいる。 問題になっている発言は、会見終了間際に「外国からの質問も一つ当ててください」と手を挙げた外国人記者からの質問に答えたもの。 イタリア人とみられる記者の質問はこうだ。 「今まで世界はほとんどロックダウンしており、日本だけ天国に見えると思います。成功だったら、もちろん国民だけではなくて世界から絶賛だと思いますけれども、これまで対策を講じた中で、一か八かの賭けが見られます。失敗だったらどういうふうに責任をとりますか?」 これに対し安倍首相は「これは例えば最悪の事態になった時、私が責任を取ればいいというものではありません」と発言。日本はヨーロッパ各国と比べて感染者数が少なく、クラスター(集団感染)対策が一定の効果を挙げていると説明した。 この発言を受け、ネット上では「責任逃れ」などのコメントが書き込まれ、他国の政治家の言葉と比較する人もいた。CNNによると、アメリカ・ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は外出禁止令を出す際に「責めるなら私を責めてくれ。他に責任のある者はいない」と発言。「違いに言葉を失う」などと話題になっている。【ハフポスト;元記事はこちら】 ◆「私はこれまでも政治は結果責任であると、こう申し上げてきました。私自身その責任から逃れるつもりは毛頭ありません。内閣総理大臣として国民の命と暮らしを守る。その大きな責任を先頭に立って果たしていく。その決意に変わりはありません」と2/29にどの口が言ったのか。「私が責任を取ればいいというものではありません」なんてよくも言えたもんだ。こりゃあ笑っちゃうね。 威勢のいいことカッコいいことは言うだけ。言ったあとは官僚が段取りする。不都合は官僚が改ざんし廃棄して隠す。責任は自分にあると言う。しかし言うだけ。具体的に責任をとったためしは一度もない。アベシンゾーはそういう人。信なくんばたたず、アベ内閣の退陣を望みます。
2020.04.09
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森友文書改ざん 「首相の『辞める』答弁と関係」大阪日日新聞 2020年4月9日 森友学園への国有地値引き販売を巡る財務省の公文書改ざん事件で、調査報告書を取りまとめた財務省幹部が「改ざんは安倍首相の『関係していたら辞める』という答弁と関係があった」と語っていたことが8日までに、明らかになった。安倍晋三首相はこの答弁についてこれまで「それが起点であるということではまったくない」と改ざんとの関係を否定しており、改めて説明が求められることになる。 発言をしたのは、財務省で2年前、改ざんに関する調査報告書を取りまとめた伊藤豊秘書課長(当時・現金融庁監督局審議官)。報告書の公表から4カ月余り後の2018年10月28日、改ざんを巡り命を絶った財務省近畿財務局の赤木俊夫上席国有財産管理官の妻の自宅を訪れた際に、説明の中で発言した。妻が録音していた音声データで初めて確認された。 安倍首相は森友事件発覚後の同年2月17日、国会で「(認可あるいは国有地払い下げに)私や妻が関係していたということになれば、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきりと申し上げておきたい」と答弁。改ざんはその9日後に始まっている。 赤木氏の妻は、安倍首相のこの答弁が改ざんに関係あるのではないかと質問した。 これに対し伊藤氏は「安倍さんがああやって『関知してたら辞めてやる』っておっしゃったのが2月17日なんですけれど、あれでまぁ炎上してしまって。で、その~まあ理財局に対するいろんな野党の『あれ出せ、これ出せ』っていうのもですね、ワーって増えているので、そういう意味では関係があったとは思います」と発言した。 端的に言えば「安倍首相の答弁で国会が炎上し、野党が騒ぎ出したから改ざんした」ということで、安倍首相の答弁と改ざんが関係あることを認めたことになる。 また伊藤氏はこの時「関係者全員から話を聞き、誰が誰に指示したか、メールとかも全部取ってます」とも話している。つまり内部調査で誰かが、「安倍首相の答弁があったから改ざんをした」という趣旨の話をしたのではないかとみられる。 だが安倍首相は先月の国会で、「報告書で『国会審議において森友学園案件が大きく取り上げられる中で、さらなる質問につながる材料を極力少なくすることが主たる目的だった』とされている」と述べただけで、起点となった自身の答弁には触れずに、再調査を否定した。 赤木氏の妻は「夫の死の真相を知りたい、ただそれだけです。これだけおかしな事実が出てきているのだから、国は第三者による再調査を行ってほしい」と話している。【大阪日日新聞;元記事はこちら】 ◆さらなる質問というのは首相夫人につながる質問のことでしょう? 知らんぷりして関係ないと言っておれば逃げおおせるなんて絶対に許されるべきでない。お天道様だって許すはずもない。少なくとも“人として”真摯に自分の非を認めて詫びるべきだ。こころからのお詫びをするべきだ。
2020.04.09
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大切な人の命守るモンくまモンがコロナ対策呼びかけ朝日新聞デジタル 2020年4月6日17時15分 新型コロナウイルスの感染拡大防止を、熊本県のキャラクター「くまモン」が呼びかけている。1日、自身の公式ツイッターで「まずは自分のため、それと同時にまわりの人、みんなのためだモン。自分や大切な人の命を守るモン」とつぶやくと、「注意喚起してくれてありがとうだモン」「みんなで頑張るモン」「心がけるモン」といった返信が多数寄せられた。 熊本県は同日、くまモンを使った啓発用イラストの提供を開始。「くっつかないモン」「手を洗うモン」「換気をするモン」のキャッチフレーズがついた3種類。感染リスクが高いとされる「3密(密閉、密集、密接)」の環境を避けることや、感染症予防の基本となる手洗いを心がけることを、子どもや若者にも広く訴えるのが狙いという。 イラストは、くまモンのオフィシャルホームページ(https://kumamon-official.jp/kiji0035179/index.html別ウインドウで開きます)や、くまモン公式ツイッター(@55_kumamon)から無料でダウンロードできる。(以下略)【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆無償提供だそうです。くまモンは偉いなぁ。…
2020.04.07
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松尾貴史のちょっと違和感志村けんさん、新型コロナで死去 心がない、お悔やみの言葉毎日新聞 2020年4月5日02時35分 訃報に接したとき、「謹んでお悔やみを申し上げたいと思います」と言う人がいる。昔から、お悔やみの時に「~たいと思います」と言うことに違和感を覚える。なぜ「申し上げます」ではなく、ワンクッション置くのだろうか。さらには、最後に「~けれども」まで付ける人がいる。記号的に言っておけばいいだろうという気持ちが表れた印象を持ってしまうのだ。 東京都の小池百合子知事が、コメディアンの志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったことについて記者から聞かれて、「お悔やみを申し上げたいと存じます」と前置きのように言ってから、エンターテイナーとして笑いを届けてくれたことに謝意を表した後、「最後にですねえ、悲しみとコロナウイルスの危険性についてですね、しっかりメッセージを皆さんに届けてくださったという、その功績も、最後の功績も大変大きいものがあると思っております」と言った。いや、言ってしまった。心がない、というのはこういうことを指すのだろう。 志村さんの死は、結果的には注意喚起につながったのかもしれないが、弔意として言うべきことかどうか少し考えればわかりそうなものだ。この人の人間性、優先順位はこんなところなのだろう。 オリンピック延期が決定した途端に、連日のように発言し、検査数と患者数も急激に増え始めたが、もっと早く簡単に検査ができるよう徹底していれば、首都ロックダウンうんぬんの話も出てこなかったかもしれない。 都知事の緊急記者会見は、なぜ「緊急」にしたのかわからない内容だった。いろんな業種(なぜかパチンコには触れない)をやり玉に挙げて注意喚起をしていたが、もっと早くから定例会見でやっていればよかったのではないか。「頑張っている感」を演出しているだけのように見えてしまう。そもそも、「3密」と呼ばれる要素を、自ら新たに生み出そうとしているようにしか思えない。 記者から「夜出歩くなとかわかるんですが、それを聞くために夜集まった私たちは何なんですか」と指摘され、「状況は刻々と変化しております」と開き直っていた。しかし、「どう変化しているか」という流れを示さずに、「緊急」と銘打って記者を集めるのは不可思議な話ではないか。刻々と変化するなら、それこそ定例にして、それもネットを通じて、大勢で集まらなくとも発表することはできるだろう。その配慮を言行一致で見せて手本となるという発想すらないのだろうか。それではテレビに映してもらえないからだめなのか。 菅義偉官房長官は、不要不急の外出や式典の自粛を要請していたのに、自身は大勢を引き連れ沖縄を訪問して、那覇空港の第2滑走路供用開始式典に参加し祝辞を述べ、会合に出席し、マスク無しで土産物店のスタッフと会話を交わしつつ握手をしていた。自分は例外なのか。もしくは、沖縄は例外なのか。 安倍晋三総理大臣の妻、昭恵氏が個人的に「桜を見る会」をやっていたとされる写真が出回り、安倍氏が「レストランの敷地内だ」と不思議な釈明をしていたが、そんなことはどうでもいい。国民に花見などの自粛を要請しつつ、それを誘発するような行動を取ることが問題なのではないか。 そして安倍氏自身も、卒業式などを自粛するように呼びかけておきながらも、自身は防衛大学校の卒業式に出席して訓示を述べ、憲法9条を改変する意志を披歴するという憲法99条違反の内容をしゃべっていた。 国民と、「偉い人たち」は別物で、そして範を示す必要などないと思っているのだろうか。そして、補償の話は一向にまとまらない。「ください」ではなく「返せ」という話なのに。(放送タレント、イラストも)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆今週もこのコラム、まさにその通り!です。アベ氏も小池氏も官房長官もそりゃ一生懸命にこの感染症に対応しているんだろうけれど(昭恵夫人だけは論外だ)、“ちょっと違和感”を感じざるを得ない行動もとっている。そこに品性が現れちゃっているということだ。心がないお悔みとはよくぞ言ってくださった。アベ氏が国会で繰り返し読む答弁書の赤木さんへのお悔みの言葉もまるっきり心がないと感じてました。政治家は自分と庶民を区別しておそらく国民を下に見ているんだね。
2020.04.05
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「アベノマスク」に失笑 米報道、現金給付実現しない不満も産経ニュース 2020.4.3 10:22参院決算委員会でマスクを着ける安倍晋三首相 安倍晋三首相が各世帯に布マスクを2枚ずつ配布すると表明したことを巡り、米メディアは2日、日本で「アベノマスク」とやゆされていることを紹介した。新型コロナウイルス対策としては不十分だと失笑を買い、安倍氏の支持者からも「エープリルフールの冗談ではないのか」といぶかる見方が出ていると伝えた。 ブルームバーグ通信は「アベノミクスからアベノマスクへ」と題した記事で、多人数の世帯には2枚では足りないとの声や、各国が実施しているような現金給付が日本ではいまだに実現していないことへの不満が出ていると紹介。「マスク配布の計画は物笑いの種になっている」と伝えた。 CNNテレビ電子版も「#アベノマスク」のハッシュタグがツイッターのトレンドワードで上位に入ったことを紹介。「さえない政策だと多くの人々が感じている」と指摘した。(共同)【産経ニュース;元記事はこちら】 ◆この記事は共同通信が配信したものらしいが問題なのはこれを載せたのがあのアベ応援団の産経新聞だということ。百田氏の「エープリルフールの冗談ではないのか」というツイート、産経のこの記事、アメリカメディアから笑われてるという事実、アベ氏は脂汗をかいているのではないか。 膨大な無駄金をかけて防止効果の薄いマスクをたった2枚配るなんておやめなさいって。こんなことで歴史に名を残す総理になっちゃうよ。憲政史上最長在任期間のアベ政権、最大の施策は役に立たないガーゼマスクを5千万世帯にたった2枚を配った世紀の愚策「アベノマスク 」でした、、、ってね。笑
2020.04.03
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N国、籠池被告の擁立見送り 野党候補と同姓同名「実験する」共同通信 2020/4/1 18:39©一般社団法人共同通信社 NHKから国民を守る党の立花孝志党首は1日、静岡県庁で記者会見し、衆院静岡4区補欠選挙への学校法人「森友学園」前理事長籠池泰典被告=詐欺罪などで懲役5年の有罪判決、控訴=の擁立を見送ると表明した。代わりにN国の浜田聡参院議員の政策秘書、新人田中健氏を公認候補にすると説明した。野党4党が推薦する無所属候補と同姓同名。 立花氏によると、籠池被告から「野党統一候補なら出馬するが、そうでないなら出ない」と連絡があったため、擁立を断念した。野党統一候補と同姓同名の人物を擁立する理由については「票がどのように割れるか実験するため」と述べた。【共同通信;元記事はこちら】 ◆この人も国取り合戦好き・選挙好きのアベ氏と同類で要するに“趣味は選挙”、単に選挙がしたいだけ票が欲しいだけ勝ちたいだけなのではないか。最初は“大義”があったのかもしれないが今はもう議席欲しさ数欲しさ注目欲しさのみ。「実験」とはよく言ってくれたもんだ。呆れた。…
2020.04.02
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松尾貴史のちょっと違和感職員自死の質疑中ニヤニヤ私語 この品性に命預けられるか毎日新聞 2020年3月29日02時20分松尾貴史さん作 (前略) 自身の発した「私や私の妻が関わっていたのであれば総理大臣も国会議員も辞める」という言葉が引き金になって、改ざんや隠蔽を強いられた近畿財務局職員の赤木俊夫さんが自死を選ばざるを得ないと思ってしまったことに、ひとかけらの罪の意識も感じない安倍晋三総理大臣や、組織のトップである麻生太郎財務大臣の、あれこれ言い訳を作って面会や墓参から逃げる様を見て、「こんなひきょう者たちに生命と生活を預けなければならない」という憤りは、日に日に高まり募る一方だ。 財務省職員が命がけで残した幹部官僚による不正の詳細な記録が公表され、無かったことにせよと言うプレッシャーに平々と従う身内による再調査ではなく、遺族は第三者による客観的で公正な調査を求めている。多くの国民も同様の思いだろう。赤木さんの奥さんが言うように、疑われている対象者である安倍氏やその取り巻きは、「再調査はしない」と決める立場ではない。 赤木さんの死に関する質問をされているときに、当の安倍氏はニヤニヤ笑いながら麻生氏と私語を交わしていたのが、彼の人柄、品性を象徴的に表している。 世界の危機が訪れている今、国民の命を守らなければならない立場に、こんな不誠実な人物を据えていていいはずがない。国民には休校や卒業式の中止をさせている中、自分は自民党総裁としてではなく、内閣総理大臣として防衛大学校の卒業式に出席し、祝辞に憲法改定の意欲を盛り込むという憲法99条違反の越権行為をする。もういいかげんに彼を辞めさせなければならない。(放送タレント、イラストも【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆この松尾氏のコラムを楽しみにしている。もっともな指摘に溜飲を下げたり勉強しているなぁと感心したりする。だらしない政権へのきっぱりとした批判は国会で取りあげられることもあった。 右の写真は3/24の日刊ゲンダイDIGITALの記事に載ったもの。どの場面で笑っていたのか知らないけれど野党がどれだけ「新事実」だ「再調査」だと騒いでもカエルのツラに水、ゼロ回答の答弁書を繰り返し読むだけ。“再調査しないと発言する立場では無い”当事者同士で余裕の談笑なさっている。少なくともお二人とも責任を感じている様子はまるで無い。検察を配下に置きたい理由が理解できる。 民信無くんば立たず。どんな危機にあってもこのオトコの言うことをにわかに信用することはできない。なぜなら何時だって自分に都合のいいことだけを強弁してきた人だから。弱い野党をなめて弱者の声に耳を傾けることをしてこなかった人だから。アベ氏は官邸主導で何だって許されると考えているお方、麻生さんはカップラーメンの値段すら知らないような世間とは隔絶されたお方。お二方ともご立派なお立場すぎて報告される数字や世論調査で世間を見るだけで現実の庶民の痛みなんか見に行こうともしないのだ。庶民の声が聞こえないリーダーが国を率いていけるものだろうか。答えは否だ。わたしも「いいかげんに彼を辞めさせなければならない」と強く思う。
2020.03.29
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感染者、初めて1日100人超 東京で40人、4都県で5人死亡―新型コロナ時事ドットコム 2020年03月27日23時37分 東京都は27日、新型コロナウイルスの感染者が新たに40人確認されたと発表した。これまで最多だった26日の47人は下回ったものの、新規感染者数は3日連続で40人台の高水準が続いている。都を含め、国内では午後11時時点で122人の感染者が判明し、1日当たりの感染者数が初めて100人を超えた。 都内の感染者は累計299人に達し、24日以降、全国の都道府県で最多となっている。 小池百合子知事は27日午前開かれた対策本部の会合で、「感染爆発の重大な岐路だ」と強調。今週末に加え、来週以降も不要不急の外出を控えるよう都民に要請する方針を示した。(以下略)【時事ドットコム;元記事はこちら】 ◆街角インタビューでどこかの若者が「僕たちは今を楽しく生きたいだけだ」なんて言ってるのを見た。ガマン疲れの気持ちは解らないこともない。キミたち自身は重症化確率が低いから感染しても構わないなんて考えているかもしれないが、キミたちが意図せずウイルスをあちこち運んで拡散させる危険に思いが至らないだろうか。自分のために自粛しろと言われているんじゃない。他人を不幸にしないように自粛するんです。 阪神タイガースの藤浪投手らが罹患した。若い人たちにこの感染症の恐ろしさをもっと身近に感じてもらえるように若年感染者数やその病状を詳しく報道して欲しい。どこかの首相みたいに自分が良ければそれで良いなどと考えてはいけない。感染症の危険を過小評価しちゃダメだ。
2020.03.28
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中国製検査キットを返品 新型コロナ、6万個が不良品―スペイン時事ドットコム 2020年03月28日05時57分 スペイン保健省は、中国企業から購入した新型コロナウイルスの迅速簡易検査キット約5万8000個が不良品だったとして、返品したと明らかにした。スペイン公共放送が27日、報じた。 報道によると、検査キットの精度は30%程度で、本来必要とされる80%を大幅に下回っていた。在スペイン中国大使館はツイッターで、検査キットを製造した中国企業は「製品販売の公的許可を得ていない」と指摘。パイス紙は専門家の話として「政府が検査キットの大量入手を優先し、販売代理店の選択を誤った可能性がある」と伝えた。【時事ドットコム;元記事はこちら】 ◆さすがバッタもんの国、医療に関係するものまで粗悪品を製造するのか。モラルとか製造者責任とか関係のないお国柄なんだろう。わたしは中国製を信頼しないのでそう書いてあれば極力避けることにしています。でも残念ながら知らずに買っているんだろうなぁ。…
2020.03.28
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首相、時計指さし「時間が来てるよ」 予算委の野党発言中に再び不規則発言毎日新聞 2020年3月27日16時58分参院予算委員会の締めくくり質疑で、質問時間を終えても続ける共産党の田村智子政策委員長に対し、腕時計を指さして終了を伝える安倍晋三首相 安倍晋三首相が27日の参院予算委員会で、学校法人「森友学園」関連の公文書改ざん問題を追及した野党議員の発言中に持ち時間が過ぎた際、自身の腕時計を右手指で指しながら「時間が来てるよ」と2度にわたって言葉を挟む一幕があった。2020年2月に「閣僚席からの不規則発言は慎む」と自身のヤジを陳謝した首相だが、またしても悪癖を露呈した。(以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆「不規則な発言をしたことをおわびする。今後、閣僚席からの不規則発言は厳に慎むよう、首相として身を処していく」と先月衆院予算委員会で述べたのは誰だったのか。じっと答弁書を持った手元を見て棒読みしていたのは、ひょっとするとアベ氏ではなかったのかな??? 「野次は議場の華」と先輩議員から教えられ育ってきたのかもしれないが、百歩譲ってそういう側面もあるとしても、閣僚が質問者を野次るのは違う。総理大臣は行政府の長として閣僚席に座っているのであって、各党予算委員からの質問を受けそれに答える義務を負っている立場だ。もっと言えば予算案を委員会に提出し審議していただいている立場だ。一議員対一議員というような対等な立場で対峙しているわけではないのだ。知能の低さを露呈している。
2020.03.27
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枝野氏「詐欺師は自覚がない」 首相の「悪夢の民主党」国会答弁「ない」発言を批判毎日新聞 2020年3月24日18時24分 立憲民主党の枝野幸男代表は24日の党会合で、安倍晋三首相が「国会答弁で悪夢のような民主党と答えたことはない」と語ったことについて「本当の詐欺師、うそつきは、自分でうそを言ったり、詐欺をしたりしている自覚がない」と批判した。 枝野氏は、首相の発言について「あれだけ(国会答弁で)繰り返していたことを『国会で言ったことはない』という」と指摘し、「その場しのぎ、その場限りで、いろんなことをいいかげんに言い募り、その場を取り繕うことが積み重なっている」と首相の答弁の姿勢を問題視した。 首相は23日の参院予算委員会で「悪夢のような」との表現について「自民党大会などで申し上げている。国会答弁で答えたことはない」と語っていた。【毎日新聞;元記事はこちら】◆ ◆ ◆民主党は悪夢、首相「答えたことない」 実際は昨年発言毎日新聞 2020年3月24日東京朝刊 「国会答弁で悪夢のような民主党と答えたことはない」――。安倍晋三首相が23日の参院予算委員会で、野党の追及にこう答える一幕があった。首相はかつての国会答弁でこのフレーズを繰り返しており、野党は「自身の答弁を忘れたのか」と批判した。 立憲民主などの会派の芳賀道也氏(無所属)が「都合が悪くなると、首相は『悪夢の民主党』と言って一切答えない。子供の教育に悪い」と皮肉ったことに反論した。首相は「自民党大会などで『悪夢のような民主党政権』と、経済政策において申し上げている」と認める一方、「国会答弁で答えたことはない。正確な質疑をしたほうがいい」と語った。実際は、首相は2019年2月の衆院予算委員会などで「民主党政権は悪夢だった。間違いなく」と述べている。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆アベ氏は昨日「正確な質疑をしたほうがいい」と自信満々に質問者を嗜めておられるわけです。ボケてるなら仕方ないけれどそうでないならこれは問題です。息をするようにウソをついている。この件については廃棄したり改ざんしてごまかせるものではありません。きちんと訂正してお詫びせねばなりません。枝野氏の発言は決して言い過ぎではないと思います。
2020.03.24
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新規国内感染を「ゼロ」にし続ける中国政府発表のからくり ネットで批判相次ぐ毎日新聞 2020年3月21日18時59分 中国政府は21日、新型コロナウイルスによる中国本土の死者数が20日現在で前日比7人増の3255人、感染者数が同41人増の8万1008人と発表した。41人はいずれも国外で感染した入国者で、国内の新規感染は3日連続でなかった。ただ無症状の感染者は統計に含まれない。湖北省武漢市で無症状の新規感染例があることがインターネットで広まり、政府の統計手法に対し「感染者を『0人』とすることが目的ではないか」と不信感が高まっている。 武漢市礄口区の公式サイトによると、ネット上で20日、区内の団地で「昨晩(19日夜)、新たな感染者が出た」と注意を呼びかける通知文が張り出され、その画像が出回った。 政府発表では19日の新規感染者はいないはずで、区が調査。この団地の男性住民(62)が19日の新型ウイルス検査で陽性反応が出て、入院していた。発熱やせきなどの症状がなかったため、地元当局は統計に反映させない国の指針に従い「感染確定者」として扱わなかったが、団地側が「誤認」して通知文を張り出したという。 中国国家衛生健康委員会は2月14日の記者会見で、無症状の感染者について「せきをしないので、感染を引き起こす可能性が比較的低い」と述べ、統計に含めないと説明していた。ただ新型ウイルスは潜伏期の患者に感染力があり、世界的に急拡大した要因の一つとされている。改めて政府の統計手法に注目が集まり、「無症状だからと感染者として扱わないのはおかしい」「発表が信じられなくなった」などとネット上で批判の声が相次いだ。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆かかりつけ医が感染を疑う患者のPCR検査をまともにやらず「感染者数の隠蔽なのでは?」と疑われちゃうどこかの国も悲しいが、中国政府発表の新規感染者ゼロは問題かもしれない。国が感染者数を都合よく統制しているのでは?とか真実を公表していないのでは?とか違う側面からの問題が見えてくるね。でもどこかの国の政府も都合のいい数字だけを発表したり、不都合な数字は公表を選挙後に延ばしたり、公文書を簡単に捨てたり改ざんしたりするから中国とそれほど変わらないか。
2020.03.22
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改ざん再調査拒否 「悲しすぎる…」自殺職員の妻大阪日日新聞 2020年3月20日 「麻生大臣は夫の上司やったのに、こんな扱いされるんですね。新事実がなくても、もう一度調査してほしいです。どうして調査してくれないんですか」と訴えた。さらに「(手記には)新事実あるじゃないですか。私はこんな説明、財務省の人から受けていません。なんで調査してくれないんですか」とやりきれない思いを口にした。 麻生大臣は、赤木さんが死に追い込まれた原因について「役所内の風土と結論付けている」とも述べた。これについては「組織の風土が原因なら、麻生さんの責任だと思います」と指摘し、「今でも本当のことを話せない状態なんですね。風土はまったく良くなっていません。このままだと、また死人が出ると思います」と気をもんだ。 麻生大臣は亡くなった赤木さんの墓参りについて、「遺族が来てほしくないということだったので伺っていない」と国会で答弁している。しかし、妻は逆に「来てほしい」と伝えていたという。 今回の麻生大臣の発言を受けて赤木さんの妻は「やっぱり麻生さんに来てほしい。私が直接、麻生さんに再調査をお願いします」と述べた。また「夫のことを思うと負けていられませんから。乗り切りますよ」と決意を示した。(大阪日日新聞編集局長・記者 相沢冬樹)【大阪日日新聞;元記事はこちら】 ◆両者が180度違うことを言っている。どちらかがウソをついている訳だが、子供にも分かるハナシだと思う。これが政治家の常識なのか。都合の悪いことはウソをついてでも拒否するんだ。こういうのはきっと平気なんだろうなぁ。自民党総裁はウソまみれの人だし、自民党には“誠実な”政治家ってのは居ないんだろうか。(ちなみに記者の相澤冬樹氏はあの元NHK記者だそうです)
2020.03.20
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首相「東京五輪を完全な形で実現。G7の支持得た」 共同声明には記述なし毎日新聞 2020年3月17日17時30分 安倍晋三首相は16日夜、主要7カ国(G7)首脳の新型コロナウイルス感染症に関する緊急のテレビ電話会議に出席した。首相は会議後、今夏の東京オリンピック・パラリンピックについて「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証しとして、完全な形で実現することについて、G7の支持を得た」と述べた。首相官邸で17日未明、記者団の取材に応じた。ただ、開催時期については明言しなかった。 萩生田光一文部科学相は17日の記者会見で「完全な形」について「無観客はやらない。きちんとした形で選手に参加してもらう開催を目指す」との見解を示した。菅義偉官房長官は「今まで通りの大会を開催したい」と述べ、規模縮小や無観客での開催ではなく、予定通りの計画にもとづき大会準備を進める考えを示した。 G7は会議後、共同声明を取りまとめたが、五輪に関する記述はなかった。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆想像するに、G7テレビ会議でアベ氏がオリンピックを話題にしたことまでは事実なんだろう。しかし各国の反応をアベ氏特有の都合のいい判断で「支持を得た」ことにして得意げに記者団の前で発表した… という茶番なんだろうと思う。国民に公開された会議ではないし、首相がこうだと言ってしまえば周辺は辻褄の合わない発言はしない。否定はしない。それがアベ政権です。
2020.03.18
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TVに反論した政府ツイッター、杉尾議員が激しく追及朝日新聞デジタル 2020年3月10日18時31分 政府の対応を「後手」とするテレビ番組でのコメントに、内閣官房の公式ツイッターが反論をした問題をめぐり、元ニュースキャスターが10日の参院内閣委員会で、「広報ののりを完全に越えている」と激しい批判を展開した。 質問に立ったのは、立憲民主党の杉尾秀哉氏。新型コロナウイルスに関するテレビ朝日の番組「羽鳥慎一モーニングショー」の放送に対する、内閣官房の公式ツイッターによる反論投稿を取り上げた。5日の番組で、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正が首相主導をアピールする狙いとのコメントが紹介されたため、内閣官房国際感染症対策調整室が「法律改正をする理由はそうではありません。あらゆる事態に備えて打てる手は全て打つという考え」とツイートしたとの問題だ。 杉尾氏は「論評の域に踏み込んで、特定の番組を狙い撃ちするような批判は、政府としての広報ののりを完全に超えている」とただした。 これに対し、改正案の答弁担当となった西村康稔経済再生相は「誤解を招きかねないと考えられる情報に関連して、政府側の情報や考え方、事実関係を発信したと理解している」と述べた。「論評」への介入ではないかとの問いかけだったが、正面からの回答を避けた形となった。 杉尾氏は納得せず、特定番組の「狙い撃ち」疑惑をさらに追及。「新型コロナ問題はどのテレビ局でも24時間というくらいずっとやっている」としたうえで、「正しい情報を発信するというのはそうだと思うが、それを言い始めたら、全部の番組をチェックし事実関係を調べなきゃいけない」と指摘。「忙しい時に、そんなこと、やれるんですか」と詰め寄った。 西村氏は「忙しく色々やっていますけれど、国民に正確な情報を知って頂く役割も大事だ」とかわした。首相官邸幹部からの指示の有無も質問されたが、「承知していない」と述べるにとどめた。(以下略)【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆内閣官房国際感染症対策調整室という“政府”が特定の番組に「反論」した。トランプ氏のように政治家が特定の放送局を恫喝するのも問題だがこれはもっとタチが悪い。官邸の指示だったのか官邸の意向を忖度した官僚の暴走だったのか。異論を許さないアベ氏の特徴が現れている。異論や少数意見が尊重されない政治は民主主義ではない。それは「独裁」だね。
2020.03.10
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内閣官房ツイッター、テレビ番組論評に反論 新型コロナ朝日新聞デジタル 2020年3月6日20時14分 新型コロナウイルス感染症に対応する特別措置法改正について、テレビ朝日の番組が首相主導のアピールとするコメントを紹介したことをめぐり、内閣官房国際感染症対策調整室の公式ツイッターがこのコメントへの反論を投稿した。政府対応に対する個別の「論評」への狙い撃ちに、専門家は表現の自由の侵害にあたると批判する。 番組は5日朝放送の「羽鳥慎一モーニングショー」。法改正にこだわった政府の狙いについて、後手に回った対応への批判を払拭しようと「総理主導で進んでいるとアピールしたい」とする政治アナリストのコメントを紹介した。 これに対し、同室のツイッターが「法律改正をする理由はそうではありません。あらゆる事態に備えて打てる手は全て打つという考えで法律改正をしようとしています」とコメントの内容を否定。さらに「現行の新型インフルエンザ等対策特別措置法では未知のウイルスしか対象としておらず、新型コロナウイルスはウイルスとしては未知のものではないので、今のままでは対象とならないからです」と投稿した。 菅義偉官房長官は6日午後の記者会見で、投稿について問われ、「詳細は承知していないが、あらゆる可能性を想定して、立法措置を早急に進めていくこととしているとの方針のもとで、コメントしたと聞いている」と語った。一方、「事実関係の誤りを指摘するなど、政府から必要な発信をすることが自由な論評を阻害することになるとは考えられない」と述べた。 SNS上では投稿に対し、「政府が『名指し』でメディアを批判するんですか? 怖っ」「政府が圧力かけてきた。恐ろしい」などと批判が上がっている。 専修大学の山田健太教授(言論法)は「政府が『事実関係』について反論することはありえようが、政治アナリストのコメントは政府対応への論評だ。報道内容に対して政府が個別に批判することは、憲法が保障する表現の自由の趣旨に反する」と指摘。「異論を排することは安倍政権のメディア対策の大きな特徴だ。政府の感染症対策への批判を封じ込めようとする動きで非常に大きな問題」と語った。【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆これをアベが指示したかどうかは知らないが、こういうところがアベ氏を嫌いな理由です。アベ政治ではこういうマスコミへの圧力・恫喝の類いは当たり前らしい。小物政治家・世耕氏が官邸でアベ氏をサポートしていた頃から常態化したとか。世耕氏はその姑息さがアベ氏に認められ今や参院幹事長サマになった。 異論を排することに執着する習性が河井案里参院議員の事件を誘発した。つまりアベ氏に苦言を呈したことがある岸田派・溝手顕正氏を追い落とす為に大金を投じてまで河井氏を同じ選挙区に立てた。(相場の10倍もの選挙資金を与えられたら選挙違反もするわさ) 政敵石破派冷遇も同じ理由から。ヘビのように執念深いものがある。気持ち悪い。
2020.03.06
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桜前夜祭答弁は完全破綻 今さら「飲み放題じゃなかった」日刊ゲンダイDIGITAL 2020/03/05 16:38 「私の事務所の記憶においては、飲み放題ではなかった」――。桜を見る会「前夜祭」の会費を巡る安倍首相の答弁がもはや完全破綻だ。4日の参院予算委。立憲民主の福山幹事長の質問によると、会費5000円から消費税、サービス料を除けば4210円。昨年4月の会場・ホテルニューオータニの飲み放題は最低でも2500円で、支払えば1710円しか残らない。 800人が参加した「鶴の間」の使用料は通常450万円だ。会費の残金は800人×1710円=136万8000円。提供する料理の量を考慮して3分の1まで使用料を値引いても150万円で、会費では到底賄えないし、料理代は実質無料になる。この点を突かれると、安倍首相は冒頭のように言い放ったのだ。 日刊ゲンダイを含めた複数のメディアに参加者は、「立食形式でアルコールは飲み放題だった」と証言。しかも安倍首相自身の「事務所はホテル側と事前に段取りの調整をした」「仲介役として契約内容の詳細を事前に、ホテル側とつめた」という従来の答弁とも矛盾する。飲み放題でなければ、参加者は飲んだ分を事後に精算する。つまり、事前に契約内容の詳細をつめるのは不可能ではないのか。 それでも安倍首相は「(会費は)ホテル側が設定した」と責任逃れ。ニューオータニは「お客さまの要望によって飲み放題や事後精算の時もある。夕食会は飲み放題じゃなかったか? あくまでケース・バイ・ケースです」(広報担当者)と困惑気味に答えた。 そろそろ、安倍首相は自分の嘘に付き合わされる人々の苦労を知った方がいい。【日刊ゲンダイDIGITAL;元記事はこちら】◆ ◆ ◆安倍首相が宣言「月6億枚以上のマスク供給」根拠は? 実現できる?毎日新聞 2020年3月5日11時00分 新型コロナウイルスの感染拡大を受けてマスクの需要が爆発的に高まり、空前の供給不足に陥っている。マスクが手に入らない状況が続く中、2月29日に緊急記者会見した安倍晋三首相は「3月は月6億枚以上、供給を確保します」と宣言した。マスクの生産設備を新増設する企業向けの補助金制度も新設し、大増産を目指すという。問題解消に取り組む意気込みは歓迎したいが、本当に月6億枚以上もの供給ができるのか。実現可能性を関係者に聞いた。 (中略) それでは「月6億枚」はどこから生まれた数字なのか――。経産省の担当者は「おそらく……」と断りつつ、説明した。「設備投資を開始し、中国から輸入品も入り始めたと聞いている。それで総理も『6億枚になるのではないか』と発言されたのでは」。厚労省の担当者も「政府としての目標、期待と捉えてほしい」という見解を示した。 (以下略)【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆桜もウソ、マスクもウソ。息を吐くようにウソをつく男、本領発揮。これだけ平然とウソがつけるのは、おそらく罪の意識がないんだろう。ウソであっても言い張れば周りがなんとかしてくれるご家庭にお育ちになったから。病気だな、病気。
2020.03.05
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安倍首相も国会で認めた 会見は大手メディアとの“ヤラセ”日刊ゲンダイDIGITAL 2020/03/03 14:50「予定調和だった」(29日の一斉休校要請会見の安倍首相)/(C)共同通信社 新型コロナの蔓延を受け、安倍首相が唐突にブチ上げた小中高校の一斉休校要請。なぜ学校を閉じさせるのか、官邸で会見したが、最後まで具体的な説明はなし。フザケた話だが、ナント、2日の参院予算委員会では、会見自体が“ヤラセ”だったことが分かった。 立憲民主党の蓮舫議員が2日の予算委で、会見での無味乾燥な安倍首相の説明について、「答弁書を読んでいるようだ。質問内容を事前に確認していたのではないか」と指摘。すると安倍首相は悪びれもせず、「詳細な回答ができるように通告を受ける場合がある」と認めたから驚きだ。何を聞かれるか事前に分かっているのなら「与党質問」と何ら変わりはないだろう。 しかも、会見は安倍首相が約20分しゃべり倒した後、幹事社の朝日新聞とテレビ朝日が1問ずつ質問。その後はNHKなど3社が質問しただけで強引に打ち切られた。フリージャーナリストの江川紹子氏が「まだ質問があります」と迫ったが、内閣広報官に「時間があるので」と遮られ、安倍首相はそそくさと立ち去っていった。しかし、首相動静によると、安倍首相は会見後“帰宅”しただけで公務はなし。時間はたっぷりあったはずだ。 やっぱり会見をセットした内閣記者会と官邸は予定調和の“ズブズブ”の関係なのか。幹事社を務めたテレビ朝日は「内閣記者会の取材のプロセスについて、お答えは差し控える」(広報部)と回答。官邸報道室は「幹事社からの2問は事前に通告いただいた。これは総理会見の慣例だ」と、事前通告を認めた。 一方、「幹事社以外は広報官がランダムに選んでいる」と回答したが、これはマユツバだ。厳しい質問をする記者は指名しなかった疑いがある。 江川氏は1日付のブログで、会見の状況を詳述。〈複数の証言によると、首相会見では事前に質問者が指名されており、質問内容も事前に提出している、とのこと〉と指摘しているのだ。実際、厳しい質問は一つもなかった。ジャーナリストの神保哲生氏はこう言う。 「事前通告がない官房長官会見では、長官は大量の資料を抱えて会見に臨みますが、安倍首相は会見の際、手元にあるメモを棒読みするだけ。この差を見るだけでも、首相の回答がいかに予定調和なのかが分かります。私も官邸会見に参加すると、事前に必ず職員から名前を聞かれます。万一にも、フリーの記者などを当てるわけにいかないから、“席次表”を作っているのでしょう。“ヤラセ”と指摘されても仕方なく、非常に嘆かわしいと思います」 用意されたメモの“朗読”を垂れ流すだけでは、大手メディアは失格だ。【日刊ゲンダイDIGITAL;元記事はこちら】 ◆なるほど。予定の質問者を指名して予定された質問に対してあらかじめ用意された答弁書を読んで、予定通り読み終わったから質問を締め切って会見を終わらせたということだったのね。アリバイ作りの為やらなきゃいけない会見を首相に恥をかかせないように段取りしたスタッフがいい仕事した。笑 国民に伝わったか理解されたかは問題ではなく会見をやることに意義があった、そういう話ですね。
2020.03.03
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「まだ質問があります」 無視、首相会見打ち切り帰宅 新型コロナ対策、説明不足のまま毎日新聞 2020年2月29日22時36分新型コロナウイルスの感染拡大への対応などについて記者会見を終えて降壇する安倍晋三首相。記者席からは、さらに質問を要求する声が聞こえた=首相官邸で2020年2月29日午後6時36分 新型コロナウイルス感染拡大への対応のため、政府が全国の小中高校などに一斉休校を要請した際に「説明不足」との声が上がったことを受けて、安倍晋三首相が29日夕に首相官邸で記者会見を行った。だが、「予定した時間が過ぎている」(長谷川栄一内閣広報官)として36分で打ち切られた。突然の休校要請について首相自身が「十分な説明がなかった。それは確かにその通りだ」と認めたが、国民の理解を得るためにセットしたはずの会見の場でも疑問に答えきるには至らなかった。「予定しておりました時間を経過いたしましたので……」 「まだ質問があります」。司会役の長谷川氏が「予定しておりました時間を経過いたしましたので……」と会見終了を告げようとした時、フリージャーナリストの江川紹子さんが記者席から声を上げた。長谷川氏は「以上をもちまして記者会見を終わらせていただきます」と続けたが、江川さんは再び「まだ質問があります」と訴えた。長谷川氏は「ちょっと予定した時間がだいぶ過ぎておりますので、今回はこれで結ばせていただきます」と打ち切った。首相も答弁資料が挟まれたバインダーを閉じ、一礼して演台から下りた。 今回の会見は政府側の要望で行われ、毎日新聞など内閣記者会の加盟社以外に雑誌、専門紙、インターネットメディア、フリーランス、外国メディアなども参加した。政府からは事前に午後6時をめどに開始し、約20分間行うと告知があった。一方的な説明で予定時間をほぼ消費 会見は予定通り、午後6時ごろに官邸会見室で始まった。首相が立つ演台の前には、政府側の発表内容を映す透明のプロンプターが設置されていた。冒頭、首相はプロンプターを見ながら、新型肺炎への政府の対応を約19分間説明した。この時点で、政府側の予定した時間はほぼ消費されていた。 ところが、首相は約19分間の発表のうち、臨時休校の要請には約4分間しか割いていなかった。「3月は学年の最後、卒業前、進学前の大切な時期に、学校を休みとする措置を講じるのは断腸の思いだ」「親御さんにはご負担をおかけいたします。それでもなお、何よりも子供たちの健康、安全を第一に、多くの子供たちや教職員が日常的に長時間集まることによる感染リスクに備えなければならない」などと訴え、臨時休校に伴って休職する保護者への所得減少対策について説明した。しかし、「子供の健康第一」と言いながら保育園・幼稚園に休業要請しない理由は説明しないまま。また、「2週間程度あらゆる手を尽くすべきである」と述べたのにもかかわらず、2週間を超えて臨時休校する理由も不明だった。幹事2社とNHKなど3社のみ質問、他社は挙手続けても当たらず 首相の説明が終わると、プロンプターが下がり、長谷川氏の司会で質疑に入った。内閣記者会の幹事社2社(朝日新聞、テレビ朝日)による代表質問の後、長谷川氏の指名でNHK、読売新聞、米AP通信の3社の記者が質問。首相がAP通信の質問に答え終えたところで、長谷川氏が会見を打ち切ったため、毎日新聞を含めて挙手を続けても当たらなかった記者がいた。 首相は昨年11月、「桜を見る会」を巡って、時間制限を設けずに官邸のエントランスホールで立ちながら取材に応じたことがある。しかし、今回は質問が出尽くすのを待たずに会見室を後にした。会見終了の約20分後、首相は官邸を後にし、私邸に帰った。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆予定時間の設定が20分間なのに19分間も一方的な演説で使ってしまって予定時間を過ぎたのでと質疑を切り上げて帰る。「子供の健康第一」と仰るのに幼保を除外する理由は?「あらゆる手段を尽くす」と仰るが具体的には何のことやらよく判らない。これは記者会見か?単なるパフォーマンスか? 質問責めで火ダルマになるのを避けたか。 これが安倍晋三の本質だ。都合のいい数字だけをとうとうと述べて野党の追及には的外れな答弁書を繰り返し繰り返し読むだけで議論を深めようとはせず質問時間を浪費する。国民に直接語りかけるために設定した場でも国会と同じいつものアベさんだった。中味よりも(中味もそうだが、かな?)やり方に批判が集まる。実のない男だ。
2020.03.01
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熱血!与良政談「右」からも批判 首相は毎日新聞 2020年2月26日東京夕刊 先週、夕刊紙をチェックしていたら、1面トップの大きな見出しが目に飛び込んできた。 「新型肺炎 ぬるすぎた対応」 「安倍首相 崖っぷち」 てっきり安倍晋三首相を連日のように批判している「日刊ゲンダイ」かと思いきや、首相寄りと見られている「夕刊フジ」だったから驚いた。 同紙だけではない。首相と親しかったはずの作家、百田尚樹氏が「安倍総理には危機管理能力が欠如しているのが明らかになった」「政府は無能」等々とSNSに投稿しているのをはじめ、これまで首相に近かった人たちからより厳しい声が出ている。 要約すると主張はこうだ。 一部ではなく中国全土から日本への入国を禁止すべきだった。そうしなかったのは中国人観光客が減るのを恐れただけでなく、今春予定されている習近平国家主席の訪日を控え、安倍首相が中国に気兼ねしたからだ――。 実際、当初の一連の対応は首相が習氏訪日を意識したとする報道もある。 ただし、自民党の一部を含む「反中」の人々は元々、尖閣や香港問題を抱える最中に習氏が国賓として来日することに反対していた点は踏まえておく必要がある。 一部でなく中国全土からの入国を制限していたら、こんな事態にならなかったかどうかもまだ分からない。今後の検証が必要だ。 それにしても、新型肺炎をめぐって強固な支持基盤まで崩れ始めた点が重要だ。「桜を見る会」や検察人事の疑惑がますます深まっている中で、首相は政権発足以来、最も苦しい状況に置かれているのは間違いないと思う。 実は私が不安になるのは、こうして追い込まれた安倍首相が冷静さを失うことだ。 「政府対応に問題はない」「東京オリンピックは大丈夫」とアピールしようとして、例によって事実やデータを覆い隠すのではないか。そんな心配がある。 検査が容易でないことへの説明も足りない。「検査を制限するのは感染が認定される総数を抑えようとしているのではないか」という疑問の声は消えない。 批判されている「ダイヤモンド・プリンセス」の対応だけではない。何より国のトップに大切なのは起きている事実を謙虚に見つめて、ごまかすことなく国民に説明することだ。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆「起きている事実を謙虚に見つめごまかすこと無く国民に説明」するなんてアベさんに出来っこない。まず「謙虚」が無理、カレの辞書には謙虚という文字はない。そして「ごまかすこと無く」も無理。なにせ息を吐くようにウソをついてしまうお方だ。ごまかすなというのは息をするなと言うに等しい。与良さん、ユーモアとアイロニーと権力への批判が織り混ざった名文ですね。
2020.02.26
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定年延長の口頭決裁「問題ない」 森法相、黒川東京高検検事長巡り東京新聞 2020年2月25日10時51分 黒川弘務東京高検検事長の定年延長を巡り、法務省が法解釈変更の経緯を記した文書を口頭で決裁していたことについて、森雅子法相は25日、閣議後記者会見で「決裁は口頭も文書もあり、どちらも正式な決裁だと理解している」と述べ、問題ないとの認識を示した。 検察庁法は検事総長以外の定年を63歳と定めているが、延長について明文化していない。政府は定年を延長できる規定を定めた国家公務員法を検察官にも適用できると解釈し、1月31日に黒川氏の定年延長を閣議決定した。 野党は口頭での決裁はあり得ないと主張。正当化するための後付けの説明だとして、森氏や法務省の対応を批判している。【東京新聞;元記事はこちら】 ◆アベ政治は“官邸主導”(=自分主導)だから何をやってもいいと誤解している。自分に都合のいいことは無理筋でもやる。都合の悪い数字は見ない。都合の悪い者は1億5千万使ってでも徹底的に排除する。法律違反も「解釈」を変えて押し通す。その尻拭いは首相周辺と官僚任せ。野党から批判を浴びれば答弁にならない答弁を繰り返しマスコミを恫喝し或いは寿司を食わせて手懐け大きな火事にさせないように気を配る。専制君主のつもりか。 任命責任は自分にあると開き直るだけで何か具体的に責任をとったことはただの一度だって無い。躊躇なく実行するとよく言う割にはいつも何もしていないし。地球儀を俯瞰する外交だって莫大な外遊費を浪費するだけで果実はほぼない。どの選挙でも「アベノミクスは道半ば、後戻りさせてはならない」と言い、どこまで行っても良い結果にはたどり着かない。 一国の行政に口頭の決裁が存在するとは知らなかった。そんなにニッポンは権力者に緩い国なのか。この内閣の本質は“わがまま坊ちゃん内閣”、思いつきで美辞麗句やウソを並べ僕ちゃんは言うだけ具体的に何もしない、周りが右往左往している。国民に奉仕しているという気配は微塵もない。早くなんとかしないと口頭決済できっとプーチンみたいに王様になろうとするぞ。
2020.02.25
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迷答弁だらけでも「棚橋采配」、野党憤り 過去には菅首相を「粗大ごみ」扱い毎日新聞 2020年2月23日08時00分 衆院予算委員会で質疑が止まり、野党議員の抗議を受ける棚橋泰文委員長 「募ったが、募集はしていない」(安倍晋三首相)、「つい、間違えた」(松尾恵美子・人事院給与局長)。「桜を見る会」や黒川弘務・東京高検検事長の定年延長などを巡る野党の追及に対し、衆院予算委員会では「迷答弁」が相次いでいる。だがその割には、予算案審議の「日程消化」は順調で、与党ペースが続いているという。野党はその要因の一つとして、棚橋泰文予算委員長の議事進行を挙げ、「あまりにも政権に寄り過ぎだ」と批判している。 棚橋氏は衆院岐阜2区選出の自民党衆院議員。「自民党所属なのだから、政権に有利な議事運営をするのは当たり前」と思われるかもしれない。しかし長年の慣例で、国会の委員長や衆参の議長は中立的な議事運営を図るのが当然とされる。「議論によって少数派の意見を反映させる」という原則を守るためだ。 棚橋氏の議事運営が注目されたのは、1月28日の立憲民主党の会合での枝野幸男代表のあいさつだ。枝野氏は「日常的に完全に与党寄りの運営を公然としてはばからない。そろそろ入閣をしたいということで、総理にしっぽを振っているポチなのか、と私は強く申し上げたい。恥ずかしくないのか、あんな姿を(NHKの生中継で)1日7時間も放送されて。恥を知れ、と申し上げたい」と強い口調で述べた。 これに対し棚橋氏は翌日、記者団の取材に応じて反論。「枝野さんは他人を人として扱わない方なんですね。本当に残念です」「人を人として扱わない発言をされたことに、大変強い憤りを覚えている」と語った。 ただ、その棚橋氏も、時の首相に面と向かって「粗大ごみ」と言い放った過去がある。民主党政権時代の2010年11月8日の衆院予算委員会で、菅直人首相(当時)に「あなたは存在価値あるんですか、総理大臣として。粗大ごみじゃないですか」と迫った。当時焦点だった小沢一郎氏の証人喚問を要求する流れの中での発言だった。 では、実際の「棚橋采配」はどんなものなのだろう。この間の予算委審議で与野党が特に紛糾した場面を振り返ってみる。 最も野党を怒らせた場面は2月12日だろう。立憲の辻元清美氏に対して、首相が浴びせた「意味のない質問だよ」とのヤジへの対応だ。棚橋氏は自身が発言中だったとして、「私には聞こえてない」と述べて議事を続行しようとした。棚橋氏の席には野党で日程交渉を担う理事たちが押し寄せ、辻元氏や次の質問者の立憲の逢坂誠二氏が質問時間を計測する時計を止めるよう訴える展開となった。その主なやり取りを記してみる。(中略;原文はこちら) これ以外でも、答弁の不安定さが指摘されている北村誠吾地方創生担当相に、露骨な「アシスト」を送った場面でも野党が憤った。2月10日の委員会のことだ。(中略;原文はこちら) 18日の「理事会」で与野党理事が日程協議をした際には、棚橋氏が陳謝に追い込まれる場面もあった。立憲の理事の大串博志氏によると、与党側の日程提案に対して大串氏が「今のところ強行採決の中で(日程の決定が)行われている異常な状況なことを忘れないでほしい」と発言しかけたところで、棚橋氏が鉛筆を机にたたきつけたという。大串氏は記者団に「とてつもない音をたてて私を威嚇した」と説明。その場で棚橋氏に「何ですか、今のは」「威嚇ですか」「どういうことですか」と問い詰め、棚橋氏を陳謝させたと明かした。大串氏は「私も長いこと議員をやってますが、過去になかったような暴挙だったので、あえて報告する」と記者団に語った。 棚橋氏は「ポチ」発言への反論の際、「ご指摘をきちんと受け止めながら、公平公正にこれからもやってまいりたい」と語っていた。しかし野党は全くその言葉を評価していない。立憲の安住淳国対委員長は「公平な委員会運営は、もう無理な人ではないか。公平性に全く欠ける、交渉を一切しないで時間だけ潰そうという魂胆が見え見えだ」と批判。自民党の森山裕国対委員長への抗議を繰り返している。 それでも与党内で棚橋氏の議事運営を深刻視する向きは少ない。官邸幹部が「彼の差配は極めて良いでしょ」と評価するほどだ。 背景には、予算案の「月内通過」の流れが揺らいでいない事実がある。「月内通過」は「2月中に衆院本会議で予算案を可決し、参院に議案として送付すること」を指す。憲法60条では、参院への予算案の送付後30日以内に参院が議決しない場合、「衆院の議決を国会の議決とする」と定めている。 新年度の4月1日から執行される予算案は、年度末の3月31日までの成立が望ましい。逆算すると3月2日までに予算案が参院に送付されれば、参院の議決がなくとも予算案は「自然に」成立する。「月内通過」は予算案の「自然成立」の確定を意味している。「迷答弁」が連発されても、棚橋氏の采配で議事は着々と進行中だ。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆さすが元官僚。彼の頭の中には予算案を予定の日までに衆院を通過させることしかない。彼にとってそれが委員長のお仕事であって「議論する」という委員会最大の使命は二の次なのだ。自民党内で評価されるにはそれが大事なのだろう。民主主義の何たるかは関係ないんだ。新しいおバカスター誕生だな。
2020.02.23
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さらに揺らいだ首相答弁の信頼性 野党「作り話では」朝日新聞デジタル 2020年2月18日21時44分衆院予算委で、立憲民主党の辻元清美氏の質問に答弁する安倍晋三首相=2020年2月17日午前11時21分、岩下毅撮影 「桜を見る会」前日の夕食会をめぐる安倍晋三首相の国会答弁の信頼性が18日、さらに揺らいだ。答弁の一部が会場のホテルに否定されていたが、この日の首相事務所への聞き取り調査でも、否定された文言は見つからなかった。野党は書面で答えるよう首相に求めるが、政府・与党は応じない方針だ。 野党議員が17日の衆院予算委員会で、2013、14、16年に夕食会が開かれた「ANAインターコンチネンタルホテル東京」に問い合わせた内容をもとに追及。首相はホテルの領収書の「宛名は空欄」とするが、ホテル側は空欄での発行は「ない」、「明細書はホテルから受け取っていない」との答弁もあったが、発行しなかったことは「ない」だったと指摘した。 一方、首相は、自らの事務所がホテル側から聞き取った内容は「(野党議員には)あくまで一般論で答えた。個別の案件については営業の秘密に関わるため、回答には含まれていない」だったと答弁した。 だが、17日夜、ホテル側は朝日新聞の取材に対し、「『個別の案件については営業の秘密にかかわるため、回答に含まれない』と申し上げた事実はございません」と返答。例外があるかのような答弁の正当性が問われる事態となった。 立憲民主党など野党4党は18日、首相側がホテルに照会した結果を書面で回答するよう与党側に要求。与野党は折り合わず、立憲などは午前の同委を欠席した。 自民党は野党の審議復帰に向けた対応として、ホテルに照会を行った首相の事務所に聞き取り調査を実施。午後の同委理事会で結果を野党側に伝えた。示されたのは「一般論で答えたものであり、個別の案件については回答に含まれていない」というもの。首相が答弁で触れる一方、ホテルが否定した「営業の秘密にかかわる」とのくだりは存在していなかった。 野党は同委の審議に復帰。「営業の秘密」が含まれていないことから、質疑では「首相の作り話ではないか」と指摘した。この日は首相出席が予定されていなかったため、菅義偉官房長官が「全体として同じことではないか」といった答弁を続けた。 首相官邸で記者団に問いかけられた首相は「すでに国会で答弁した通りだ」と述べるにとどめた。【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆アベ氏の虚偽答弁であろう。「営業の秘密にかかわる」というくだりはアベ氏が答弁で多用してきたいわば“慣用句”。つい調子にのって自分の都合のいいように脚色した。息を吐くようにウソをつくとはまさにこの事だろう。一事が万事この調子で周囲が口をつぐんだりつじつま合わせに奔走する羽目になる。 午後の委員会で官房長官が「首相は責任を持って答弁した」と言ったらしいが、虚偽ということになれば責任を取らなきゃいけないですよという意味かな? ぜひそう願いたいな。
2020.02.18
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ANAホテル「営業の秘密と言った事実はない」安倍首相答弁を否定毎日新聞 2020年2月17日22時49分 「桜を見る会」の前日に安倍晋三首相の後援会が主催した「前夜祭」を巡る17日の衆院予算委員会での首相答弁に関し、過去に会場となったANAインターコンチネンタルホテル東京(東京都港区)は同日夜、首相側とのやり取りに認識の違いがあると毎日新聞の取材に明かした。首相は、後援会とホテルのやり取りに関する野党からホテルへの質問に、ホテル側が「個別の案件は営業の秘密に関わる」などとして答えなかったとの趣旨の答弁をしたが、ホテル側は「『営業の秘密』と申し上げた事実はない」と説明した。 同委で立憲民主党の辻元清美氏は、ホテル側に2013年以降に同ホテルで開かれたパーティーについて文書で質問したと説明。ホテル側が「明細書を主催者に発行しないケースはない」などと回答したメールを示し、首相にただした。 首相はその後の別の議員の質疑で、自身の事務所がホテル側に問い合わせたとして「ホテルに確認したところ、辻元氏への回答は一般論で、個別の案件については営業の秘密に関わるため、回答に含まれていないとのことだ」と答弁した。 これに対しANAホテルは、予算委後の取材にメールで回答。「直接(首相側と)話をした者が『一般論として答えた』という説明をしたが、例外があったとはお答えしていない。私共が『個別の案件については、営業の秘密にかかわるため回答に含まれていない』と申し上げた事実はない」と記した。また、首相の「明細書の発行は受けていない」との答弁に関し、「弊ホテルとしては、主催者に対して明細書を提示しないケースはないため、例外はないと理解している」と記した。【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆昨日の予算委員会の質疑を聞いていれば、アベ氏と追求する野党側ではどちらに分がないか、どちらの言い分に無理があるか明白でした。もっとはっきり言えばアベ氏がウソをついているだろうことは子供が聞いても分かったと思います。さあ、この事実に対して嘘つき首相はどうウソの上塗りをなさるのか。…
2020.02.18
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“ポスト安倍”支持率1位 石破茂が安倍首相に苦言「『桜を見る会』もっと誠実に謝罪せよ」「文藝春秋」編集部 2020/02/09 「次の首相に相応しい人」を問う新聞各紙の世論調査で、軒並みトップの支持を集めている石破茂元幹事長。安倍晋三首相や小泉進次郎環境相らを抑え、最大のライバルとされる岸田文雄政調会長も大きく引き離している。その石破氏が、「文藝春秋」3月号の単独インタビューに応じ、「桜を見る会」問題などに関する安倍首相の対応に苦言を呈した。 「桜を見る会」を巡っては、第二次安倍政権下で招待者数が急増。自身の支援者らを多く招いていた疑いがもたれ、「公的行事を私物化しているのではないか」との批判が出ているのだ。中でも、石破氏と総裁選で戦った2018年の招待者数は過去5年間で最多の9494人。総裁選の支持固めに桜を見る会を利用していた疑惑も浮上している。 石破氏は、第二次安倍政権下で招待者数が急増した問題についてこう語った。 「総理は『功績・功労のあった方々などを幅広く招待した』旨を国会で答弁されていますが、少し言葉が足りないかもしれません。そもそも『桜を見る会』の趣旨は、保護司や人権擁護委員、民生委員の方々のような、決して良い報酬や待遇ではないにも関わらず、一生懸命に地域社会の一隅を照らして下さっている方々に、総理が感謝の意を伝え、労う場とする、というものです。行政府の長たる総理が国民の税金を使って開くわけですから、たとえ野党の支持者でも、公平に招待するのが筋だと思います」 安倍首相は当初、「招待者の取りまとめは内閣官房と内閣府。取りまとめには関与していない」と明言していたが、後に「事務所から相談を受ければ、推薦者について意見を言うこともあった」と自身の関与に言及。だが、地元支援者らを優遇していた疑惑などについては否定し、それ以上の詳しい説明を避け続けてきた。また、各省庁が内閣府に提出した「推薦者名簿」が破棄された問題についても「誠に遺憾」と答弁するに留まっている。 「私見ですが、安倍総理が『桜を見る会』の人数が増えたことなどの不適切と思われる点について、率直に丁寧に謝られれば、ここまで批判は拡大しなかったのではないか、と思います。日本人には『水に流す』という感覚があります。それが海外にも通用するかはさておき、誠心誠意謝れば、日本の有権者は理解してくれるのではないでしょうか。周囲の人々が諫言できないのか、大した問題ではないとタカをくくっていたのかは分かりませんが、『本当に申し訳なかった』と誠実に国民の前でおっしゃれば状況は違ったのではないかと思います」 国会では連日のように、「桜を見る会」問題を巡る論戦が繰り広げられている。「ポスト安倍」支持率1位の石破氏による首相への苦言は大きな注目を集めそうだ。(以下略)【文藝春秋;元記事はこちら】 ◆こういう正論を語ってくれる政治家がいいなぁ。桜を見る会の質疑に限らずアベ氏の答弁は質問者(与党を除く)への尊敬というものがない。所信表明演説に対する各党代表質問への答弁ならわかるが予算委員会などでの一問一答形式でも木で鼻を括ったような答弁書を繰り返し読むだけで議論にすらならなっていない。形式ばかりの退屈な地方議会みたい。もしこれが石破氏なら正面から野党と議論し取り入れるべきは取り入れ、或いは正論で論破する能力がありそうな気がする。もう今の政治手法にはウンザリですって。「ねずみ年政変率83%・戦後6度中5度政権交代」だそうなので今年アベ政権の終焉が見られるか?…
2020.02.16
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「繰り返し」を112回繰り返す首相 予算委審議8日間有料会員限定記事朝日新聞デジタル 2020年2月5日 20時58分 「桜を見る会」問題などで追及を受ける安倍晋三首相は、「繰り返し」と言い添える答弁を連発している。野党側は定番の言い回しを使って論点をずらしたり、時間を稼いだりしていると批判する。今国会の予算委員会でそんな答弁手法は5日までの計8日間で、少なくとも112回を数えた。 「あの、繰り返しになりますがですね」 首相は5日の衆院予算委員会で、桜を見る会の問題で「お決まり」となった言い回しを繰り出した。野党統一会派の小川淳也氏(無所属)が、首相の地元だけでなく東京周辺の支援者にも、会への参加を募ったかを聞いた時のことだった。 首相は「予告」した通り、「推薦者名簿は廃棄をしており、詳細は把握できない」と従来と同じ見解を示した。さらに、政府の招待者決定プロセスの説明も重ねた。東京周辺で募ったかという単純な質問を「繰り返し」答弁で返した。小川氏は「その答弁は受け入れられない」と反発した。 1月27日から始まった予算委は8日間開催された。首相が「何回も答弁しているが」「従来回答しているが」など、以前と同じ答弁だと自ら言い添える場面が目立つ。野党議員との質疑を対象に首相のこうした発言を朝日新聞が集計したところ、112回に上った。テーマ別では桜を見る会が88回、カジノを含む統合型リゾート(IR)の問題が14回と多くを占めた。過去と同じ答弁を続けることは再三あり、自ら付言しないこともある。実際の「繰り返し」答弁はもっと多い。 野党側はこうした答弁手法の多…(こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます)【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆要するに、質問にまともに答えるつもりはないし誠実に答えるつもりもないということ。きっと本当のことを答えちゃったら大変なことになるんだろう。質問の趣旨にあっていようがいまいが淡々とあらかじめ用意された答弁書を繰り返し読むだけ。官房長官も官僚も同様に真実を語ろうとはしない。議論はかみ合わない、深まらない。 アベ内閣名物の不誠実答弁の様子はテレビのニュースにも新聞記事にもほとんどならない。国会中継をテレビで見ている(ラジオで聞いている)人以外には伝わらないから支持率にはほとんど影響しない。国会中継がラグビーワールドカップ並みの視聴率だったらアベ氏もあの答弁はできまい。…
2020.02.13
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首相がヤジ、辻元氏に「意味のない質問だよ」予算委で朝日新聞 2020年2月12日15時54分衆院予算委で、立憲民主党の辻元清美氏の質問終了直後、自席から「意味のない質問だよ」と発言する安倍晋三首相 安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、質問を終えた立憲民主党の辻元清美氏に対し、「意味の無い質問だよ」とヤジを飛ばした。野党議員は「一国の総理が言うことではない」と抗議し、予算委は10分余り、紛糾した。 辻元氏の質問が終わった直後、NHKのテレビ中継でも聞き取れる声量で「意味の無い質問だよ」とヤジが飛んだ。質問席から去ろうとしていた辻元氏が「誰が言ったの?」と声を上げると、野党議員たちは「総理だ」と指摘した。野党の予算委理事は棚橋泰文委員長(自民党)に詰め寄り、審議を止めて事実確認するよう求めたが、棚橋氏は「私には聞こえなかった」などと拒否。野党側は10分以上にわたり質問時間を浪費することになった。 その後、質問に立った立憲の逢坂誠二氏がヤジの事実関係を問うと、首相は「辻元氏がずっと、私に言わせれば質問ではなく、罵詈雑言の連続だった。私に反論の機会は与えられずに。こんなやりとりでは無意味じゃないかと申し上げた」と釈明した。 辻元氏は自らの質問の最後に「タイは頭から腐る。上層部が腐敗すると残りもすべて腐る。総理が桜(を見る会)とか加計とか森友とか、疑惑まみれと言われている。官僚がかわいそうだ」と述べたまま、持ち時間を終えていた。【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆バカにつける薬はないのか。過去に何度も「閣僚席から不規則発言は控えなさい」と注意されても「総理大臣が質問者を野次ることは憲政史上稀に見る暴挙」と呆れられても直らない。反省もしていないようだ。いい年した大人のくせに言われたら言い返さないとおさまらない幼稚園児みたい。“幼児性”などという言葉には当たらない知能程度の低さだ。写真を見ると言った本人もその隣の盟友氏も笑ってんだ。タイの頭は完全に腐っているね。
2020.02.12
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格付け安住氏に批判集中「くず」は日経「論外」産経日刊スポーツ 2020年2月5日18時58分 立憲民主党の安住淳国対委員長が4日、国会控室のドアに各新聞の政治面を張り出し、「すばらしい!」「くず」「0点」「論外」などコメントを書き込んだ問題で、同党の枝野幸男代表は5日のラジオ番組で「ちょっと調子に乗りすぎじゃないかと思い、注意した」と苦言を呈した。 安住氏は会派の会合で「十分気を配って、口にも気を付けて日々過ごしたい」と反省を口にしたが、各党から批判が相次いだ。自民党の中谷元・元防衛相は「そんな暇があるなら、国会でどういう問題を審議するかを真剣に考えるべきだ」と指摘。公明党の石田祝稔政調会長は「理解できない。ベテランの国対委員長が非常に残念」と語った。国民民主党の玉木雄一郎代表も「調子に乗りすぎていると、野党全体が国民から出入り禁止を受けてしまう」と批判した。 ちなみに「100点」「すばらしい」は東京新聞、「くず」「0点」は日本経済新聞、「論外」は産経新聞だった。【日刊スポーツ;元記事はこちら】 ◆あんた、いったい何様になったつもりだ? メディアに対して圧力をかけるなんてアベ官邸と同じことするのかい。あんたこそ0点だ!
2020.02.05
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