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うっとりするなぁ。男と男の世代を超えた友情って。なんか親子のような絆を感じさせてくれるよね。女には到底築けない絆だなぁ。 ストーリーは70年代、FBI捜査官のジョー(ジョニー・デップ)はドニー・ブラスコと偽り単身囮捜査員としてブルックリンのマフィアの中へ潜入に成功。しがない下っ端ギャング、レフティ(アル・パチーノ)はジョーを信頼し面倒を見ていく。絆が深くなるにつれドニーは悩み始めて…。 そしてパチーノ!!赤いジャージがなんて似合うんだ!!まさしくギャングが休みの日の家にいる姿の風景って感じだよ。そしてしみったれた役がうまい!!もうね、この人はギラギラした野心家の役よりもこういうしみったれた役のほうが上手いと思うんですけど!!マイアミのドンに渡せなかったカードを破り捨てた時一緒にパチーノとしんみりとしちゃったよ。あの悔しさ・・・・分かるわぁ。 しかし、ソニー扮するマイケル・マドセン・・・・太ったね~~~!!!貫禄は十分に出てるが・・・。マーロン・ブランドを目指してるのかしら?糖尿病にならないように気をつけて欲しいところです。 もちろん見どころは次第に深まるレフティとの親子のような兄弟のような友情に葛藤する捜査官ジョー。 レフティの息子のトミーがヤクのやりすぎで緊急入院した病院のシーンの2人のやりとりにしみじみと感動した人も多いのでは? そしラストのレフティの「お前だから許せる」というあのセリフ!!涙は出なかったものの胸が熱くなった。 映画の中ではあまり月日を感じなかったが、事実6年もの歳月をかけ潜入捜査をしていたらしい。そりゃあ、情も湧くって。 んで、本物のジョーは未だにマフィアから狙われ隠遁生活を送っているらしい。 ↓この2人の共演、また見たいなぁ
2006年07月05日
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いい味だしてるわ~。ウィリアム(ヒュー・グラント)の同居人スパイク(リス・エヴァンス)。見事、間抜け野郎を演技してくれています。別段面白くもない話をみれたのは君のおかげだよ。 ストーリーはイギリス、ノッティングヒルで旅行専門書店の主人ウィリアム。 ある日、お客様としてきた女の人が、世界的映画女優アナ(ジュリア・ロバーツ)だった。ふとしたことがきっかけで2人は再会。ウィリアムはどんどんアナに惹かれていくのだが…。 話は逆シンデレラストーリー。ジュリア・ロバーツがそんなに大女優という風には見えなかったが(いつもの演技にしか見えんかった)ヒュー様は演技が上手だわ。 最初の出会いもスターを目の前にしてヒュー様が大騒ぎしなかったので「もしかしてヒューはジュリアがスターというこを知らない設定か?」と思ったのだが、話が進みにつれ非現実な出会いにヒュー様があたふたしてくるのだ。言葉も変だったり行動が変だったり、大騒ぎするよりもリアリティがあり○。 ヒュー目線のストーリーだったせいかこの作品のジュリア・ロバーツはちょっとお高くて好きじゃなかったなぁ。逆にヒュー・グラントの情けなさがナイスだった。 ただし、お年ですなぁ…ヒュー様。劇中に「かつての2枚目も今じゃ顔が崩れて…」っと友人が辛辣に言うシーンがあるのだが、そのままやん!!耳が痛くなかったか?ヒュー。 BGMに使われていた「She」はイギリスの美しい街並みに合っていてとても良かった。↓ファンでもなければそんなに作品を見てないけどどうしてもヒューには様をつけてしまう。
2006年07月05日
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たくさん見た映画で一番好きな作品かもしれない。そう言える作品でもある。98年度アカデミー賞授与式をリアルタイムで見ていたサザエはもちろんベニーニの狂乱ぶりを見た。やかましい親父だな…はしゃぎ過ぎと思っていたが映画を見て納得。これほど面白く仕上がっているんだもん、おめでとうベニーニ。 ストーリーはイタリア。本屋開業のため、伯父の住むトスカーナの町にやってきたグイド(ロベルト・ベニーニ)は小学生の教師ドーラ(ニコレッタ・ブラスキ)に一目惚れ。令嬢のドーラにあの手この手でアプローチ。 婚約発表のパーティーでドーラを奪い去り、晴れて2人は結ばれて子供まで出来たのだが・・・。 強制収容所が出てくるのでお堅い悲劇モノかと思ったらコメディたっぷり、愛たっぷり喜劇と悲劇が見事に合わさった脚本に別な意味で感動する。 見どころは伏線たっぷりのグイドとドーラの初デート(?)わけがわからなくてビックリするドーラをグイドと一緒にニヤニヤしながら見ちゃうぞ。そして子役の可愛いジョズエ(ジョルジオ・カンタリーニ)。アヒル口が可愛くサザエメロメロ。 心に残ったシーンはやっぱり強制収容所、男と女で別れて収容されるので愛する妻ドーラの姿が見れなく無事でいるのか不安な日々に隙を見て所内アナウンスのマイクを使い「ボンジョルノ!プリンチペッサ(こんにちは!お姫様)」。これはかなり感動した。 よき旦那よき父を演じるベニーニ。明るく楽しく振舞えば振舞うほど時代の影の部分(ユダヤ狩りや強制収容所、戦争など)が色濃く映し出され、時代の波に逆らいながら懸命に逞しく生きていく姿が美しい。 ラストの戦車が登場したシーンも父親の嘘が現実になった魔法のようなエンディングで良し。 母親が子供に対する無償の愛の話はあるが、この映画は父親の底知れぬ家族への愛が詰まっています。子供がいるお父さんや子供に見てほしいなぁ。 確かにこんな父なら毎日楽しいだろう。いや、私は欲しくないけど(笑)■■ここからネタばれのため未見の方はご注意を■■ クライマックス近く、ドイツが戦争に負け撤退し始めている時にグイドは子供を連れてドーラを捜しに行くんだけど…捜しに行かなきゃなぁ…3人幸せに再会出来たのにと何回も思ってしまうもう一も二もなくドーラの安否を確認したい、逢いたいって気持ちは分かるんだけど…あまりにもショッキングな展開だったのでビックリしました。 つうか、まさかあれで死んだと思わなかったんだよぉ。だってそれまで本当に人生コメディみたいな人だったからまさかあれで終わりだとは思わなかったなぁ…。↓グイドのキャラがウザく思う人もいるかもしれないがそれでも見てほしいなぁ
2006年07月03日
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見破れなかった映画第2段。見破れなかったといっても犯人がとか謎とかではないです私、テロップが流れるまでずっと出ているウィリアムズがケビン・スペイシーだと気づきませんでしたぁ!!!(懺悔)ちなみに第一弾は「セブン」のケビン・スペイシーだったかな。だって、上手いんだもん、ケビン。今回はしたたかで成り上がりの金持ち役だ。 ストーリーは美しい緑の街サバナにやってきたニューヨーク記者ケルソー(ジョン・キューザック)。 富豪ジム・ウィリアムズ(ケビン・スペイシー)のクリスマスパーティー取材でやってきたはずが、その日の真夜中ウィリアムズの小間使いでチンピラのビリー(ジュード・ロウ)が邸内で銃殺され・・・。 見どころは物静かだが真実が知りたい探究心旺盛なケルソ―の捜査。レディシャブリ(ザ・レディ・シャブリ)とのコンビも面白い。 登場人物たちが一癖ある人ばかりなので舞台も妖しくなってます。 特にミネルバ(イルマ・P・ホール)は、このストーリーに必要だったのか? 気になったのは陪審員の1人で汚いジジィ、ルーサー(ジェフリー・ルイス)の周りを飛んでいるアブ。思い切り紐が見えとるぞ!! サスペンス度は低いがキャラクターに魅力あり。なんか実際の殺人事件を基にしてるとか。 ラストが一瞬ホラーになる。 ↓監督はもはや名監督の域のクリント・イーストウッド
2006年07月03日
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大筋には普通の淡々とした戦争映画なのだが、1シーン1シーンが強烈に印象に残る映画。その淡々さのせいかドキュメンタリーのように見え、いつしか見ている自分はマーチン・シーン目線で見ていることに気づかされる。 ストーリーは60年代末のフランス。サイゴンのホテルから司令部に呼び出されたウィラード大尉(マーチン・シーン)はジャングル奥地に失踪し、現地人のカリスマとなって王国を築いたカーツ大佐(マーロン・ブランド)の暗殺指令を受け部下4人とナング河をのぼっていくが…。 特に戦争をエンジョイしているとしか思えないキルゴア大佐(ロバート・デュヴァル)率いるヘリ部隊がジャングルにナパーム弾を打ち込み燃え上がる椰子の森の爆撃の炎はおぞましいほど美しい。その時にBGMとしてかかっているワーグナーの「ワルキューレの騎行」がとっても合っている。環境保護団体から苦情が来そうだが噂では映画にクラシックをBGMで使ったキューブリック作品の「2001年宇宙の旅」に影響を受け同じ手法をしたとか…本当かは知らん(笑) 見どころはカーツ大佐に会うまでのウィラードの目のあたりにする戦場の無秩序。だからといって小さな女の子がレイプされたという事件性ではなくあくまで無秩序な戦場が写っています。 サーフィンで有名なランス(サム・ボトムズ)と知ったキルゴアがサーフィンをさせるためだけに村を焼き払ったりハウ・ファット陸軍基地で慰問で現れたプレイボーイの女達や子犬に駆け寄ったベトナムの少女を撃ち殺したシーンなど本当にショッキングな内容なのに映像はあくまでも淡々としている。 カーツ大佐とやっと面談するシーン、闇の中での恐怖の語りだしがなんとも不気味。本当の恐怖とは、狂気とは…。 見るのならば完全版をおすすめします。よりウィラードの心の変化がわかるかと↓この映画と「ハート・オブ・ダークネス」を見ると面白さが倍
2006年06月29日
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いやぁ~んと言いつつ見てしまうグロ映画。この映画もグロいとは知っていたのよね。だってダリオ・アルジェントだし蛆盛り沢山。最初の頭蓋骨にゴッテリはり付いている蛆にオゲエエエ。 ストーリーはスイス、チューリッヒ郊外で娘たちの失踪事件が相次いで起きていた。 同じ頃、有名な映画俳優コルビノ(マリオ・ドナトン)の娘、ジェニファー(ジェニファー・コネリー)が付き添いの女教師ブラックナー(ダリア・ニコルディ)と共にリヒャルド・ワグナー高校に到着。 その夜、夢遊病者のようにジェニファーは学校をさまよい少女の串刺しにされているところを目撃。ショック状態で逃げるジェニファーは森の中でチンパンジーのインガと出会い、飼い主で車椅子に座っている昆虫学者マクレガー(ドナルド・プレゼンス)と知り合い、昆虫と交信ができるジェニファーに巷で起こっている殺人事件の協力を頼まれたのだが…。 かなり無理のある設定だが、犯人探しや心理的嫌悪感はなかなかのもの。クラスメイトにいじめられたジェニファーにハエ達が怒って学校を包み込むシーンは圧巻。蛆にしろハエにしろどうやってあんなに集めたんだろうか? どこらへんに無理があるかというとジェニファー自体に昆虫とテレパシーが出来るというのもそうだが、サルコファゴスバエと言う名前のハエを使って死体探しをしたり、犯人に捕まってしまったガイガー(パトリック・ボーショー)警部がジェニファーを助けるため親指の間接を外して手錠を外したり。 だいたい何故ジェニファーが危機に陥っていたリ追われていたリ夢遊状態になっている時にあんなハードロックを?音楽の使い方がちょっと違う!さらに真犯人をチンパンジーが殺すなんてビックリだ!そりゃ、助けにきた父親も首チョンパされるさ。 この頃は美少女(だった)ジェニファー・コネリーを拝めます グロOKな方はぜひご覧あれ。
2006年06月28日
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高校時代の友人が「アダルトビデオかと思った~~」と顔を赤くしながら言っていたので、そうかそうかそんなにエロイなら見なくては・・・と思っていたが実際観たのは10年以上経っていたという、いわく付き?の映画。 ストーリーはニューヨーク。チャイナタウンの店で何気に目が合った男ジョン(ミッキー・ローク)が気になったエリザベス(キム・ベイシンガー)。ある日バザーで再会し二人は惹かれあうように付き合い始めたのだが・・・。 まあ確かに官能的な映像の嵐だが酸いも甘いも知ってしまったこの年齢。(いや、別に映画みたいなことやってないけどね)やはり当時見たかったという感が否めない。当時はセンセーショナルな官能映画として話題になったんだけどね。 見どころはやはりミッキー・ロークの仕掛けるエロ行為でしょう。氷でキムの体の上を滑らせたり食材を塗ったくったり。そしてどんどんエスカレートするわけですな。 ただねぇ。なんちゅうか、サザエは微妙な男女間の心理状態というのがよく分からんくてラストが理解出来んかった。え?一番肝心の所ですか?↓フランス映画のような微妙な終わり方だったな
2006年06月28日
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ようは男女版「大災難P.T.A」なのだが(ぬ?知らん?トラブルメーカーを連れて歩く男の話なのだ)今回はサンドラがトラブルメーカー。 ストーリーは結婚の日が迫るその夜。ベン(ベン・アフレック)は独身お別れパーティーを悪友一同に開いてもらうが、おじいちゃんがはしゃぎすぎて心臓発作。何とか一命を取りとめるが病室で「結婚は人生の墓場、考え直せ」と言われる。 不安を振り払い花嫁ブリジット(モーラ・ティアニー)が待つサバナへ向かうが飛行機がエンジン・トラブル。座席が隣同士だったサラ(サンドラ・ブロック)と言う美女と目的地が一緒ということもあり、連れ立って行くことにするが・・・。 しかし嘘のように結婚を待ちわびている幸福男ベンに水を差すやつらが出てくるなぁ。おじいちゃんを筆頭に、友人、飛行機の同乗者、ヒッチハイクをした同乗者、汽車の同乗者、皆が皆「結婚はやめろ」と言う。まあ、こんだけ言われりゃ暗示にもかかるわな。 映像は美しいっす。汽車の上からの大自然の眺め。特に雨のシーンは幻想的でファンタジー。 真面目で頑固者のベンをベン・アフレックが演じている。 ラストの結末は私自身は好きだったが皆さんはいかがでした?だってあのままだったら一途にベンを待っていたブリジットが可哀想だもん!!↓いつも誰かの引き立て役なベン・アフレック
2006年06月27日
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キアヌ・リーヴス主演のコメディ映画って初めて見たかな?それにしても天文部でオタク気味な主人公役…プププ、似あっているぜ、キアヌくん。話が進むうちにキアヌの髪がどんどん崩れてビューティフルサンデー(田中星児)のように…。しかも、表情があまりないからバスター・キートンのような可笑しさも感じる(褒めすぎ?) ストーリーはウィンストン(キアヌ・リーヴス)は高校で天文部の副部長。ある夜、路地で目覚めたウィンストンは軽い記憶喪失に。記憶を辿っていくと学校一の美女、タラ(ロリ・ローリン)とダンスパーティーに出掛けた事を思い出す。しかし、タラの姿はない。しかも捜しに行こうかと思ったら車泥棒ダニー(デビッド・シェリル)に車を盗まれてしまう上、駐車場の管理人に街のボスティト(トリニダード・シルヴァ)に命を狙われていると聞かされ…。 ドジな青年が道を間違え慣れない酒で好きな女を売春婦として売っちゃっただけでも大変なのに、タラの父親で警部ミッチェル(マイケル・グリーン)はちょっとでも遅くなったらウィンストンを殺す勢い。 コメディの中にもウィンストンが窮地に追い込まれる展開にスリル感も盛り沢山。 真夜中に事件勃発。困難に陥りながらも明け方にはすべてが解決というとっても御都合主義な話だがコメディだから許しましょう。 報われないウィンストンの恋の行方も気になってしまうこと請け合い。怪しいバー「ネズミの館」でのダンスシーンも間抜けている…つうか、見ているほうが恥かしい。 冴えない男キアヌくんに母性本能を擽られる映画です。
2006年06月27日
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久々に007シリーズを見たがやっぱり面白いのぉ。いつもは映画館で見ない007なんだけどなんで見たかっていうと…イギリスの怪優?ロバート・カーライルが悪玉だったから ストーリーは石油王キングの娘エレクトラ(ソフィー・マルソー)が国際テロの犠牲に。しかし自力で脱出。 別件でキングのお金を回収したボンド(ピアース・ブロスナン)はキングに回収したお金を返還したとたん金が引火し爆発。今回の一件に裏があると感じたボンドは・・・。 見どころはやはりアクションだが毎回出てくる小道具が大好き。あのワイヤーつき腕時計欲しいわぁ。服を透視できるサングラスも捨てがいたい(どういう原理なんだか)スタイリッシュなアクションシーンはCMでも見たビルからの飛び降りシーン。そしてジェッドボートの追跡劇。かっこいい!!スキーアクションもたまりません。雪崩れ対策もバッチリですがな。 シリーズ唯一のオリジナル・キャストだった新兵器開発のQ演じるデズモンド・リューウェリンは本作を最後に他界。サザエの為に兵器を造って欲しかったのに。 その他テロ役レナードにロバート・カーライル今回つるっパゲな所為か私は火野正平と萩原流行を足した顔に見えた女性初のM役にジョディ・リンチ。Dr.ジョーンズにデニス・リチャードとキャストも豪華!!ソフィー・マルソーは私、石野真子に見えたんですけど気のせいすか? なんてったって劇場予告でおいしいシーンをほとんど公開してないのが良い!!見たくなる気にさせるもん。なのに日本のCMは・・・まったく!! それにしてもボンドが座っていたお仕置き椅子は情けないぞ。↓ブロスナンのシリーズの中で結構好きかも
2006年06月23日
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殺人鬼ではなく運命で殺されるというティーンエイジホーラームービー。偶然にも死を逃れた7人の学生だが死は帳尻合わせのように無理矢理殺しにかかってくる。運命だから回避不能に思われるだろうがこれまた無理矢理戦っちゃうのだ。 ストーリーは 10日間修学旅行でパリへ向かう飛行機の中でうたた寝をしていたアレックス(デボン・ソワ)はリアルな飛行機事故の夢を見て半狂乱で騒ぎ出す。 騒動で飛行機を降りたアレックス他7人は目の前で飛行機が空中爆破するのを目撃。生存者は誰一人としていなかった。難は逃れたものの助かった6人はアレックスを奇異な目で見る。 数日後アレックスの親友トッド(チャド・E・ドネーラ)がバスルームで首を吊って死んでいた…。 本当にその死は、んな馬鹿な!という方法満載。足元を滑らせるため水が自然摂理を無視して近づくからね。しかも殺したあとに戻っていくし、トッドったら足が滑るならバスルームの縁につかまりゃ良かったのに…。バスで死んでしまったテリー(アマンダ・デットマー)の死に方はめちゃくちゃ迫力満点!本当にバスに轢かれたんじゃという衝撃だ。ロートン先生(クリスティン・クローク)のような包丁サクサクサクみたいな死に方は嫌だなぁ。 運命に立ち向かえる為の一瞬の予告を感じとったり、しつこくFBIに追われたりとアレックスも大忙し。普通こういうホラー映画だったら警察なんかどうでもいい存在になるんだけどね。 畳み掛ける展開は観客を飽きさせません。 暴力的で何かとアレックスに絡むカーター(カー・スミス)が最後にはいい奴になったのにねぇ~DVD版で見ると分るがこいつは観客に殺されましたね(笑) それにしても不気味な存在の葬儀経営者ブラッドワース(トニー・トッド)は、何だったんでしょう?「また会おう」みたいなことを言っときながら出てきまへんがな。「2」で会おうっちゅうことか?
2006年06月23日
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厳寒たる雪に囲まれた町の景色は「ファーゴ」を思い出しますなぁ。監督はスパイダーマン」や「クイック&デッド」とアクション物で有名なサム・ライミ監督。デビュー作の「死霊のはらわた」はホラーだったがサスペンス映画にまで着手していろいろチャレンジしてるなぁ。 ストーリーはデラミ飼料店に勤めるハンク(ビル・パクストン)はもうすぐ出産を控えた妻サラ(ブリジット・フォンダ)と幸せな暮らしをしていた。大晦日兄のジェイコブ(ビリー・ボブ・ソーントン)とジェイコブの親友ルー(ブレント・ブリスコー)と父親の墓参りに行った帰りキツネが車の前を横切り木に衝突させてしまう。キツネを追いかけたジェイコブの愛犬を追った3人は墜落セスナを見つけ…。 話的には暗い…暗すぎる。そしてなんて運のない連中なんだ。狭い町ゆえ犯罪を隠そうと秘密と嘘を保持しようとするがまた犯罪にかかわってしまう。後ろめたいから挙動不審となって更なる犯行をやってしまうのだろうが、それにしても運なさすぎ!! サラがかなり性格悪すぎ。ハンクが深みに嵌まるのはすべてサラが原因といっても過言ではない。 サスペンスと人間ドラマが混ぜられたなかなか見ごたえのある作品。ハンクとジェイコブの実は絆の強い兄弟に、ふと感動をする。 ラストがまたなんとも言えませんなぁ。 余談ですがこの映画でビリー・ボブ・ソーントンを知り、この映画のすぐ後にアンジェリーナ・ジョリーと結婚していたと知りなんでこんなダサイ奴が?!と思ったけど実際のビリーはめちゃくちゃチョイ悪親父風だった。めちゃくちゃ演技うめーやんけ↓ビリー・ボブ・ソーントンはこんな親父じゃないんですよ~
2006年06月22日
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可愛く育ちましたなぁ。イライジャ・ウッドは。目がクリクリ大きくて肌は綺麗でカツラをかぶれば女の子でも十分通用するぞ。スタン(ショーン・ハトシー)は頼りになりそうなのだが、顔が頼りにならん。 ストーリーは体育教師ウィリス(ロバート・パトリック)を筆頭に教師達に異変が起きている頃、苛められっ子のケイシー(イライジャ・ウッド)が、学校のグラウンドで昆虫のようなサナギを見つける。水槽に入れたそれは、途端に生き返り二匹に分裂をした。実はその虫こそが教師達の異変の原因で・・・。 そして、ちと悪風なジーク(ジョッシュ・ハーネット)。お顔は若い頃のマッド・ディロンを彷彿させるくらい色気はあるわ、タッパはあるのに…君…髪型、ヘンだよ。特に前髪。いや、マジ変だよね?そう思ったの私だけじゃないでしょ? そしてストークリー(クレア・デュヴァル)は、ファルーザ・バークに良く似ている…つまり西川(T.M.レボリューション)にそっくりなのだ。 まあ、人物は置いておいて・・・妙に他の映画ネタがセリフに出てくるなぁっと思ったら、やはり脚本はホラー映画おたくケヴィン・ウィリアムソンでした。(スクリームの脚本家ね) B級モンスターがラストにドバッと出てくるが最初からそのつもりで見ていたのでサザエ的には面白かったよ。麻薬で寄生生物の正体がばれる発想は笑ったが、メアリーベス(ローラ・ハリス)の鼻シャッターにウケたのは私だけ? 最初とラストのカップリングが変わってるのも笑ったよ。ジークとバーク先生(ファムケ・ヤンセン)にはビックリしたがな。↓年齢はジョッシュが上。役者歴はイライジャが上。
2006年06月21日
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いいなぁ~、キャサリンの姐さん。ショーンのおっちゃんから手取り足取り腰取り怪盗の技を教えてもらって。私も弟子にしてほしい! ストーリーは伝説の美術品専門怪盗マクドゥール。愛称マック(ショーン・コネリー)に身分を偽って近づくウェイバリー保険会社の調査員ジン(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)。なんとか仲間となり中国秘宝の黄金のマスクを手に入れようと画策するが・・・。 何といっても気に入ったのが強奪そのもののシーンにも感動したが、下準備のシーンだ。年には念を入れ準備、下準備、下調べ。パッパッパッと盗まれるよりもリアリティー。 私も赤い毛糸を部屋に引いて練習すっかな。どう見ても赤外線が見えないとキャサリンの動きが太極拳に見えるんだが…。 ディボドー(ビング・レイムス)のいう通りに6号じゃなく4号サイズのドレスをジンに送ったシーンもニヤリとしてしまった私。このスケベジジィがぁ!! しかし撮影時69歳になってもこういうサスペンスアクションに出るとは・・・ぜひ心臓発作が起こるまでやってもらいたかったのぉ(←鬼) 見どころはもちろん美術品&金を盗む下準備、下調べ、そして本番だ。 キャサリン姐さんの色気ムンムン。ショーン・コネリーは鼻の下を伸ばして共演していたそうです。あのデレデレ演技は地ですよ間違いなく地。↓峰不二子ばりのお色気さ
2006年06月20日
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夜空をセスナ、スカイマスター337、101-BLで舞い飛ぶ黒マントの怪人。いやぁ~、マントが好きな私にしてみりゃカッコいいっす。でもセスナ機に乗る怪人って一体…。 ストーリーはタブロイド誌インサイド・ビュー社のベテラン記事リチャード(ミゲール・フェラー)はなかなかスクープが取れずいらついていたところに編集長モリスン(ダン・モナハン)からアメリカ各地の飛行場で続発する体の血をすっかり抜き取る猟奇殺人の取材を任される。 一回は断ったものの特ダネの匂いを感じ取材に出かけたリチャード。しかし、足取りを追い調べ上げるほど奇怪な事件だった。そんなリチャードは犯人〈ナイトフライヤー〉ドワイト(マイケル・H・モス)に目をつけられ…。 姿は見せないが主人公リチャードをジワリジワリ追い詰めていき恐怖感を煽らせる演出が憎い。ただ不満はある。だ~か~ら~スティーブン・キング原作のホラーモノは正体出すなっちゅうねん!なんだその卒業制作で学生が作ったような特殊マスクは!(ま、ラストのみしか出なかったからいいけどさ) ミゲル・フェラーが記者版トミー・リー“逃亡者”ジョーンズだ。顔もしつこそうだからナイス配役! 怪人のナイトフライヤーはまるでヒーローの如くかっこよくインパクトある強烈なキャラクターだ。 陰惨なラストは読めるが全体的な仕上がりはなかなかよいと思う。 墓守の兄ちゃんロン毛だけどかっこいい~!!好みだわぁ!
2006年06月19日
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すげぇ、美しい映画です。この映画の見どころなのだが、油絵の風景画や教会の天井画などを思い出させ巧い具合に実写となってる。足を踏み出すと絵の具の大地など色鮮やかな画面にただただうっとり。 ストーリーは運命的な出会いをしたクリス(ロビン・ウィリアムズ)とアニー(アナベラ・シオラ)は、イアン(ジョッシュ・パドック)とマリー(ジェシカ・ブルックス・グラント)の2人の子供もいて幸せな結婚生活だった。しかし2人の子供は交通事故で逝ってしまう。 4年後なんとか夫婦2人は立ち直ったがクリスは事故に会って死んでしまい・・・。 ただ勿体無いかなぁ…とは思う。人が天女のように飛んでそのバックには連なる美しい山並みがあり…と美しいことは美しいのだがあまりに細かすぎる情景と人が一人一人動き回るので目が画面に追いつかないのだ。 地獄絵図が、ちょっと物足りないかな。監督、日本の八大地獄絵図でも見る? アルバート教授(キューバ・グッティング・ジュニア)の正体にビックリしたのは私だけじゃないよね?様変わりしちまって、まぁ・・・。 永遠の恋人(映画の中ではソウルメイト)をテーマにしたかったのか、それとも家族の絆をテーマにしたかったのか、これも1本に絞ればよかったんじゃないかなぁと思う。 私、アニーを立ち直らせた一言が分からんかったんですけど・・・馬鹿ですか? そう、そうウィリアムのおっちゃんの弱点は水の中に入ると前髪が揃ってます。変です。↓ロビンのおっちゃんの深い愛と映像美が良かったです
2006年06月19日
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アニメをあまり見ない私が何故見たかっつーと相手の男役ディミトリの声がサザエのお気に入りお坊ちゃんジョン・キューザックだったから。 ストーリーはロシア皇帝に恨みを持つ妖術師ラスプーチン(クリストファー・ロイド)は皇帝一族に呪いをかけロシア革命が起こす。家族の生き残りの祖母と引き裂かれたアナスタシア(メグ・ライアン)は、孤児となり当時の記憶をなくし成長する。 孤児院を追い出されたアナスタシアは自分の正体を知る唯一の持ち物「パリで会いましょう」とメッセージが入ったペンダントを持ちパリに向かうが・・・。 ミュージカル仕立ての映像はちょっと辛かったが(←ミュージカル嫌い)山から街に向かいカメラアングル(?)が町全体を見下ろすようにググ~~~っと上に上がっていく俯瞰シーンは見事。 ラスプーチンいいですねぇ。特に自分の体が腐りながらも遊んでいるように見えるところがGOD。お気に入りはやはり自分の顔を上半身の体の中に入れちゃうところでしょう。 見どころは詐欺師のディミトリと本当の皇女アナスタシアの恋の行方。イライラしちゃうほど素直になれない2人だけど、ま、こんなカップルっているよね。 列車の中のちょっとしたアクションもスリルがあって○。↓この映画も声優に大物俳優がたくさん起用されてる
2006年06月18日
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うぐお~~~!!アル・パチーノ、若い!!誰だか分からん!!マーロン・ブランドもまだお顔がすっきりな時、しかし風格十分。ちょっとした仕種の演技もドンという感じだ。 ストーリーは シシリーからアメリカへ移住し苦闘の末に巨万の富を築いたドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)。3人の息子長男ソニー(ジェームズ・カーン)は血の気の多い荒くれ者。次男フレド(ジョン・カザル)は腰抜け。三男マイケル(アル・パチーノ)はドンのお気に入りだが温和で堅気の道を歩もうとしている。しかし、麻薬反対のコルレオーネが敵対するファミリーの標的にされ重傷を負ってしまい・・・。 サザエのお薦めは何といっても長男ソニーのジェームズ・カーン!!あのキレ具合たまりません。私がビデオを見ていた頃にTVでもこれをやっていたそうなんだが兄が見たのだが吹替え版で妹コニー(タリア・シェール)が「旦那に殺される」とソニーに助けの電話をしたところ、妹思いのソニーは拳骨を食いながら「あんちくしょ~~~」と言っていたそうだ。「てやんでぇ」とも。江戸っ子か!!!ソニーの散り方も天晴れだったが、シリーズ3まで出て欲しかったなぁ。 冒頭のコニーの結婚式だけで30分ぐらいあるのだが静かな雰囲気の中、血の絆とファミリーの怒りが淡々と進められ、のめり込んでいくこと間違いなし。 何でこんな面白い大作をずっと見なかったのかと後悔したよ。 実の息子ではないが忠実なドン・コルレオーネの弁護士トム(ロバート・デュバル)も知的な役でいい味だしとります。 余談だが、兄に「私が危なくなったらソニーのように助けてくれる?」と聞いたら「無理だ、ジェームス・カーンに頼め」とあっさり言われた。 ちなみにマーロン・ブランドがアカデミー主演男優賞で取ったにもかかわらずインディアンの服を着た女性(のちのインディアンとは関係のないモデルだったらしいが)にハリウッドのインディアン差別を訴え受賞拒否したのは有名な話。↓ワンポイントのデザインだがそれがたまらなくかっこいい
2006年06月17日
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舞ってます。舞いまくってます。チョウ・ユンファ!!ディスコで、そして車の上でクルクル回る!!まるで日舞のような立ち振る舞い(?)だ!!そんなに舞いながら撃って標準定まるのかよ! ストーリーはチャイニーズマフィアのドン、ウェイ(ケネス・ツェイ)は息子を刑事スタン(マイケル・ルーカー)に殺されたことに逆恨みし刺客としてジョン(チョウ・ユンファ)にスタンの息子スティーヴィー(アンドリュー・J・マートン)を射殺しろと命ずるが・・・。 そして、すのこカーでの銃撃戦。飛び出すのはかっこいいと思ったが、何もそのまま戻らなくても・・・。 見どころはもちろんユンファの日舞のような銃撃戦。人の合間に消えてゆく、あんたは何者だ!!! そして刑事スタン!!ラスト、遅いよあんた!!ショットガンを持ち出して何かやってくれると思ったらすべてケリがついた後に来るんかい!! そして偽装屋メグ(ミラ・ソルヴィーノ)がいい味だしてますわん。蓮っ葉な女役なのだが情が深いのが○。 ジョンとメグの絆が深まっていく所もええ。 チョウ・ユンファ、ハリウッド進出第一作作品。↓大味だがまあまあの作品かと
2006年06月17日
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簡単にいってしまえば、人間版「チャイルド・プレイ」。悪霊が、人間に乗り移り悪行三昧なわけだ。しかし、「チャイルド・プレイ」と違う所はどんどん体に触れただけで悪霊が移動するんですな。ストーリーは殺人課の敏腕刑事ジョン(デンゼル・ワシントン)は自ら捕まえた連続殺人犯リース(エリアス・コーティアス)の処刑に立ち会う。数分の面談時、リースは呪文めいた言葉となぞなぞを出す。公開処刑は無事済む。 しかし、その後リースの犯行と酷似した殺人事件が発生。現場には面談の時のなぞなぞが記してあり・・・。 サスペンスというよりはオカルトチックなホラーに近し。 見どころは追い詰められていくジョンが活路を見出すシーン。残念なのは主役のデンゼル・ワシントン、ジョン・グッドマン、ドナルド・サザーランドなど実力派俳優が出演している割には作品が地味(笑)音楽は良かったな。 デンゼル・ワシントンな出ている時点で普通のサスペンス物だと思いきや悪魔が絡んでくるオカルトホラー作品に意表をつかれました。■ネタばれのため未見の方はお気をつけて■ ラストは私的には好きでした。だってねえ、100年と続く悪霊を一介の正義感が強い刑事ってだけで倒せるか?それこそご都合主義映画だと思う。なのでラストはあれでオッケーなのだ。↓もうちょっと派手さが欲しかったかな?
2006年06月15日
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す・て・きぃぃぃぃ~~~~!!!!首なし騎士のクリストファー・ウォーケン!!↑そっちか!奇怪な顔といえばこの方ですわ。鮫のような歯もよくお似合いで。 ストーリーは18世紀。ニューヨークのはずれにある小さな村〈スリーピー・ホロウ〉ではヘッドレス・ホースマン〈首なし騎士〉という幽霊が3人の首を切り落とす事件が・・・。 科学的な捜査を推進するイカボッド・クレーン捜査官(ジョニー・デップ)はこの村の調査を命じられやってきたのだが・・・。 でもね、本当に剣をブンブン振り回していてアクションしていたのは「エピソード1」で華々しいデビューを飾ったダースモール役のレイ・パークなのだ。とにかく、カッコええのよ。ねじれた木の根から馬ごと飛び出す騎士を見て御覧なさい。鼻血を出すほどかっこいいぞ。 そしてデップは似合うねぇ、中世の服。雷が光るたび美白の肌が!!もちろんカトリーナ(クリスティーナ・リッチ)もね。デップがこの髪型で色白で困った顔してる時「シザー・ハンズ」を思い出しちゃったよ。 舞台は中世で霧深い村。深い森。陰々鬱々とした雰囲気は素晴らしく描かれていて細かい所までの舞台設定が素晴らしい。ちょっと、画面が暗すぎるが。 ストーリーもただのホラーではなくサスペンスもあり大満足。ちょっと、判事だの医師、公証人、牧師の老人四天王の見分けがつかんかったけどな。 見どころは情けないけどお茶目なジョニー・デップとヘッドレス・ホースマンだ。 ジョニーの科学捜査もなかなか楽しみる。 私、ラスト3人組が街を歩いているのを見て、あ~~イガボッドとカトリーナとマスバス少年(マーク・ピッカリング)で探偵業でも開いて続き物になんないかなぁと思ったよ。シリーズ化でもいいなぁ。↓独特な雰囲気はティム・バートン映画が一番
2006年06月14日
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新(?)解釈シンデレラ物語。しかし、これはこれで一つのラブストーリーと思ってます。だって…シンデレラのダニエル強すぎ。山賊相手に怯まないし、気は強いし王子ヘンリー(ダグレイ・スコット)を担ぐな!!担ぐな!! ストーリーは昔々のフランス。娘ダニエル(ドリュー・バリモア)と二人暮しのオーギュスト(ジュローン・クラッペ)は娘のために後妻ロドミラ(アンジェリカ・ヒューストン)とロボミラの二人の娘マルガリート(ミーガン・ドッズ)とジャクリーヌ(メラニー・リンスキー)を連れて来た。 しかし、やってきた次の日、町へ行こうとしたオーギュストは病で死んでしまい・・・。 そして義母アンジェリカ!!あんた似合いすぎよ。はまり役過ぎて、もうあなたしかいないわ。意地悪義母役は…魔女役でもいけそうだけどね 童話シンデレラの伏線部分もあります。ガラスの靴や仮面舞踏会とかね。魔法使いやカボチャの馬車は出んぞ。 実在の人物レオナルド・ダ・ヴィンチ(パトリック・ゴットフリー)を起用した所も大胆だなぁ。またいい味出してる爺なんだよ。義妹マルガリートもね。 しかし、王子ヘンリーの変わり身の早さに怒ったのはサザエだけ?↓タイタニックのヒロインとどっちが勇ましいかな?
2006年06月13日
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海底物で心理パニック物でというとせいか「イベント・ホライズン」とダブって思ってしまうがどうにもパンチが足りない作品だった。ダスティン・ホフマン、シャロン・ストーン、サミュエル・L・ジャクソンと有名どころを起用しているのに時と共に忘れそう(笑)ストーリーは太平洋に300年近く海底に沈んでいた巨大宇宙船を発見。政府は研究チームを作り、心理学者ノーマン(ダスティン・ホフマン)数学学者ハリー(サミュエル・L・ジャクソン)生化学者ベス(シャロン・ストーン)科学者テッド(リーヴ・シュライバー)の4人と謎の指揮官バーンズ(ピーター・コヨーテ)でリサーチを始めるが…。はっきり言ってサザエは船体にあった黄金色に輝く巨大な球体、タイトルにも使われている〈スフィア〉の映像よりもノーマンとベスが見つけた。地球の記録の映像の方が感動した。(ま、合成はばればれだけどね) クラゲ好きのサザエにはたまらないシーンがありましたなぁ。攻撃されるのは嫌だが…。 ストーリー的にはちょっと謎があるサスペンス展開に生き残りをかけたサバイバル要素あり。ただし話に魅力なし。 潜在意識がどんどん現実になるという設定は面白かったが、SFとしては…う~~~ん、中の中かな?↓話もシーンもインパクトなし…残念
2006年06月13日
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豪華キャストのわりには地味だが実話だと思うと面白い。おまけにいい男ばっか集めそれぞれ役にピッタリじゃ。 ストーリーは1919年・テキサス州ユーバルト郡。長男ドック(ビンセント・ドノフリオ)の綿花泥棒に巻き込まれ次男ウィリス(マシュー・マコノヒー)無実の罪で投獄されていたが出所、帰郷した。三男ジェス(イーサン・ホーク)と四男ジョー(スキート・ウールリッチ)は大喜びするが、ささやかな収入しか入らない故郷に満足できず後にする。 ウィリスは刑務所で知り合った仲間スリム(チャールズ・ガニング)とグラスコック(ドワイト・ヨーカム)と仕事をするが失敗。計画は綿密にそして人手が要ると考えたウィリスは・・・。したたかで野心家のウィリス。愛嬌がある根っからのカウボーイ、ジェス。正義感が強い皆に可愛がられているジョー。見たまんま荒くれ者のドック。とにかく兄弟愛が美しくかっこいい。私もニュートンの1人にしてくれよ。 見どころはもちろん強盗シーンなのだが、私自身は列車強盗をしたその後のほうがお薦め。何よりも固い兄弟の絆がとてもよい。 ぶっちゃけ派手さはない映画だけどなんかこの兄弟達が良かった。 ラストのニュートン兄弟のその後の人生もニンマリしてしまう。 そしてテロップの後に本物のウィリスとジョーが出演したTV番組が流れる。これも見ものだ!!↓イケメン兄弟…ドノフリオだけもらわれっ子みたい
2006年06月12日
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ううう・・・・ジャンキー娘(バリモア)がよくぞ、ここまで復活したもんだ。可愛いのぉ~。「E.T.」でご一緒したスピルバーグ御大も泣いているはずです。 ストーリーはジョージ・ゲラー(ドリュー・バリモア)は、シカゴ・サン・タイムズの才能あふれるコピー・エディター。しかし25歳になっても恋人どころかキスの経験もなし。しかし、そんなある日社長のリグフォート(ゲーリー・マーシャル)に今時の高校生の実態スクープをする潜入記者に抜擢されるが・・・。 見どころはどんどん垢抜けていくジョージ。化粧の所為もあるかもしれんが本当に可愛くなっていくのだ。笑顔がとにかくチャーミング。 それと先生のサム(ミッシェル・バルタン)との微妙な関係になっていくストーリー。詩を朗読しているジョージをサムはうっとり?した目で見つめているのだ。ス・テ・キ。特にプロモの時、ジョージとガイ(ジェレミー・ジョーダン)の2人のダンスを見るあの切なそうな顔。く~。 それにしてもバリモアはやってくれますな。ヤク入りチョコを食った後の踊りをご覧下さい。 また昔のジョージが歯科矯正器具をつけて本当にみっともないのだ。自分を切り売りするのが上手過ぎ、バリモア。 学園のスター、ガイを演じたジェレミーも顔がええよなぁ・・・・まだ若いが・・・(今のうちに涎を!!) 友人やちゅはサムはいつジョージを好きになった?と言っていたが・・・サザエはこういう大人の純愛映画だったので自然に好きになったのだろうと納得しているが皆はどうでしょう? しかしジョージの弟役、ロブ扮するデビッド・アークェットが高校生役はバリモアよりもキツクないか?まあ・・・役は嵌まっていたが。↓チャーミングという言葉が似合ってるバリモア
2006年06月12日
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短大時代、友達達と集まって見たような気がするんだけど…この頃の私はラブストーリーも見ないし興味もなかったのでこの映画も最初から見る気がなかったせいか全然覚えてません。 ただミッキー・ロークが出ていたってのと「こいつはそろそろセクシー映画専門の男優になるのではないのだろうか」と危惧しながら見た覚えがある なんとなくエロの設定が「ナインハーフ」っぽいなぁと思ったら「ナインハーフ」の監督だった…納得 なんか仕事と恋愛(というかエロ?)を織り交ぜていたような気もするが本当に覚えてなくただミッキー・ロークと主役の女が上手いいかなさそうだったのにラストにくっついたのだけが覚えている。こういう映画はなんて言うんだろう??官能映画?
2006年06月10日
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いやあああ!ハーベイ・カイテルがいや~!!ベインズ扮するハ~ベ~イ!!!!あんたぁ!!変質者みたいだ、行動が!!よせ!下から覗くな!脱ぐな~~~!!充実した肉体は分かったからぁ。太ってんだか、引き締まってんだか分からんな、ハーベイの裸体は。 ストーリーは19世紀半ば、ニュージーランドの浜辺にスコットランドからエイダ(ホリー・ハンター)と娘フローラ(アンナ・パキン)がやってきた。エイダは口が利けないがピアノで言葉の代わりにし、情熱を語る能力に長けていた。 しかし、夫スチュアート(サム・ニール)は辺境の島ゆえ「運べない」という理由でピアノを浜辺に放置した・・・。 そして、サム・ニール。あんた情けなさすぎ。そりゃ、エイダをベインズに持ってかれるわ。 例のクライマックスと言うべき指切断シーンでフローラのガキに、ギャーギャーわめくな!!てめえがチクったからだろ!!と、子供に対しても1人前の人間扱いをする立派なサザエはそう思いました。えへ。 ホリー・ハンターが忍耐強く芯の強い女性像を熱演。 ストーリーは暗く淡々としているが、なかなか惹きこまれます。 見どころはもちろんハーベイの変態行為(嘘) でも、私ラストはハッピーエンドになるとは思わなかったので意外だったから良かったです。それぐらい暗い映画なんだよ。 ただ海に沈んでいくピアノのシーンだけがとても切なかったです↓ホリー・ハンターとアンナ・パキンはWアカデミー受賞者
2006年06月09日
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刺繍やパッチワーク、編み物と小物でしかもそんなに作ったことのない私は映画の女の子がミシンを使っているシーンを見て何を作ってるんだろうと見ていたら出来上がったのはなんと服!(厳密に言えば古着をアレンジしてるのだが)服はお店で買うもので自分で作れるものと知らなかった当時の私はかなりショッキングなオープニングでした ストーリーは女子高生のアンディ(モリー・リングウォルド)は成績優秀な女の子でお洒落が大好き。母親が家を出て父ジャック(ハリー・ディーン・スタントン)と二人暮しだがジャックが失業中なためつつましい生活を送っていた。 アンディはバイト先のレコード店でお客としてやってくるハンサムなブレーン(アンドリュー・マッカーシー)が気になっていた。 1ヵ月後に控えたプロムが近づくある日、ブレーンがアンディにデートを申し込み…。 なんかの映画の同時上映だったんだけど忘れちゃったなぁ。ストーリーは華やかさはそれほどなく結構家庭の事情とか上流階級との貧富さが書いてありとてもリアルっぽい話だった。そして主役のモリー・リングウォルドも美人ではないけど愛らしく好感が持てれるキャラクターだったなぁ。ただいじけ顔がめちゃくちゃ目に焼きついてるけどね…下唇が出ていたような ピンクが好きなのは分かるけどピンクの車は凄かったなぁ~ここらへんも私が中学生の時に見たのでアメリカ人ってすげーセンスと思ったなぁ。 とにかくいいのはサントラナンバーですね。80年のロックナンバーが大好きな人はもう音楽だけでこの映画を気に入ること間違いなし。 私の大好きなキャラクターは幼馴染でアンディが大好きなダッキー(ジョン・クライヤー)可哀想だけどこういう人っているんだよね。いくら好きでも友達としてしか見てもらえない人お調子者だけど本当にアンディが大好きでプロムで出迎えた時も絶対にダッキーとくっつくと思ったのにブレーンとくっついた瞬間相手間違えてねえか?と思っちゃいました ブレーンの友人で性格の悪いステフ(ジェームズ・スペイダー)に殴りかかったアンディはかっこよかったわ~。↓ダッキーの方がいい男だと思うんだけどなぁ
2006年06月09日
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可愛い~~~!!ユアン!!あ、今回はアンディというブラスバンドの一員でグロリアに恋する若者なのだがユアン嵌まってるわ~~!!絶対、ユアンって人を好きになったら映画みたいにポヘーっと相手しか見てなさそう。きっと実生活もそうだ。 ストーリーはイギリス。グリムリー炭鉱は閉鎖の危機に直面していた。炭鉱夫達は不安ながらも炭鉱夫によって結成された音楽至上主義のダニー(ピート・ポスルウェイト)が指揮するブラスバンドのコンクールにも頭を悩ましていた。炭鉱の所為で音楽に集中できない者。職がなくなるかもしれないのにカンパ代が勿体無いと妻からやめるよう言われている者。しかし、不安を抱えている男だけの伝統あるブラスバンドのメンバーの前に若い女性奏者グロリア(タラ・フィッツジェラルド)が現れ…。 友人なおが先に見ていて私は大好きなユアン・マクレガーが出てるので「どんな映画?」と聞いたら「ブラスバンドの話だよ」と言われたタイトルのまんまじゃん!と思いまいた 今回もピートがトミー・リー・ジョーンズのおっちゃんに見えた。私だけかなあ~?このおっちゃん、今回は熱いですぜ。 話自体はけっして明るくないがそれぞれのキャラクターに味があり生活臭く描かれていて身近に感じられる作品。特にフィル(スティーブン・トンプキンソン)は哀れすぎる。 ハリー(ジム・カーター)の指揮ぶりも面白い。 ラストのコンクール。演奏中の映像の取り方がうまい。サザエは目が釘付けになったよ。「威風堂々」がエンディングの映像にピッタリ。 イギリス政府の炭鉱に対する冷遇を抉り出している作品だ。北海道にも閉鎖炭鉱があるからちと共感。↓実話を基にしている話らしいです
2006年06月08日
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ジョン・タトゥーロ!!最高だわ!!!ジョン・タトゥーロ扮するクィンタナが魅せる紫尽くめの洋服に(ポイントは紫のメッシュの靴下)妖しげな踊りと決めポーズが最高。是非ともボーリング場でストライクが出たときにやりたいなぁ。かっこいいんだか悪いんだか分からんがイカスぜ!!カルメン調の音楽も合ってる。もう私、このシーンだけで腹いっぱいだよ ストーリーは湾岸戦争中のロス。デュードことジェフ・リボウスキ(ジェフ・ブリッジス)は独身でその日暮し。 ある日、大富豪のビッグ・リボウスキ(デビッド・ハドルストン)に間違われ、チンピラ2人組に押し入られ尚且つ絨毯に小便も掛けられた。 友人ウォルター(ジョン・グッドマン)は億万長者に絨毯を弁償させろと言うがビッグ・リボウスキに相手にされない。 しかし数日後リボウスキの妻バニー(タラ・リード)が誘拐され・・・。 話の中心にあるのはボウリングだが用は巻き込まれ型誘拐コメディ。話は入り組んでいろんなキャラクターが出てくる。話自体はたいしたことはないが、様々なブラック・コメディのセンスが光る。 よくデュードはキレずに怒らんなぁ。特にウォルター(ジョン・グッドマン)のような友人は持ちたくないなぁ。骨を撒くシーンは酷すぎる!!(笑っちゃうけど) ドニー扮するスティーブ・ブシェーミはいつも無視される情けない奴。こういう奴ってたまにいるけどブシェーミにはピッタリね。 デブデブの本当にものぐさなデュードをあの「隣人は静かに笑う」や「ブローン・アウェイ」のジェフ・ブリッジスだったとは驚き。役作りのために太ったのだったら拍手ものだ。↓ジョン・グッドマンが強烈なキャラクターでした
2006年06月08日
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うう~ん。面白かったけど中の中…かな?駄目だよねぇ…宣伝で「羊たちの沈黙」「セブン」を越える・・とか書いちゃ、それだけで期待満々で見に行っちゃうもん。ストーリーはNY市警の科学捜査官でベストセラーの著書でもあるリンカーン・ライム(デンゼル・ワシントン)は4年前、現場で落石事故に遭い脊髄を損傷し全身麻痺の寝たきり状態に。発作によって植物人間になる事を恐れた彼は「安楽死」を考えるほどの絶望の日々に。 そんなある日、NYで猟奇殺人が発生。警官アメリア(アンジェリーナ・ジョリー)の物的証拠に興味を持ったリンカーンは捜査に乗り出すが…。 キャラクター自体は今までになかった(元凄腕の捜査官が事故で寝たきり状態のまま捜査するっていうのと捜査能力がありながらも昔のトラウマが仕事の邪魔をするアメリア)という点と、現場での物的証拠が次の殺人予告っちゅうのは良かったんだけど、残念なのは殺され方に新鮮味に欠けたって事。 ネズミとパイプの蒸気じゃねぇ…。「セブン」の殺され方(1年間ベットで縛りつけ死なないように薬物投与)の方が残虐性が高かった気がする。殺人でインパクトに残るようなシーンがなかったのだ。映像に死体をはっきり出さなくても非道な犯行ぶりを伝えて欲しかったなぁ…。 おまけに…ハハハ~、珍しく犯人が最初の方で分かっちゃったし。(これが意外性がなくてガックリきたんだな…きっと)ま、最近良くある警察が犯人とかのオチだったら間違いなく懺悔作品だな。 キャラクターはほんとにいいのよ。嫌味な上司チェイニーにマイケル・ルーカー(嵌まってました)下品だが凄腕の分析能力エディ(ルイス・ガスマン)。口は悪いがリンカーンを看護するセルマ(クィーン・ラティファ)。 「ボーン・コレクター」という本の挿絵通りの殺人と犯人の狙いはリンカーンだったという所はゾクゾクしたが、ラストは平凡。デンゼル喉仏に噛み付き吸血鬼と化す 映画館で隣に座っていた人は殺人シーンで座席をガタッと鳴らし「ひっ!!」と叫んでいたが私にしてみりゃあんたの方が怖かった。 それと!!!字幕だ!字幕!!白いシーツの上に被せんじゃねぇ!!!読みにくいことこの上ねぇよ!!!↓キャラクターは見事に嵌ってました
2006年06月07日
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いや~、こんな美人姉妹が現れたら町の男どもは夢中になるわ。おしとやかな姉に奔放な妹、さぁ、あなたはどっち?(が、お好み?)ストーリーは魔女の血が流れているサリー(サンドラ・ブロック)とジリアン(ニコール・キッドマン)の姉妹。しかし魔女の力と一緒に呪いも血も受け継いでいた。その呪いとは愛した男はみな短命になる。 悲しみたくないサリーは恋をしないことを決意したが妹ジリアンは対照的に奔放的に恋を楽しむが…。 見どころはどんな事になっても絆が強いサリーとジリアンの姉妹愛。下手な男の友情よりも愛を感じる。いい味出してるのが両親が死んでしまったサリーとジリアンを引き取ったフランシス(ストッカード・チャニング)とジェット(ダイアン・ウィースト)の2人の伯母さん。とってもチャーミングでおしゃれで明るいのだ。 面白いのはジリアンの恋人ジミー(ゴーラン・ビスンジック)を誤って殺してしまい二人がドタバタと走り回るシーン。ゲイリー刑事(アイダン・クイン)とサリーのやり取りも見どころ。 いや~、それにしてもキッドマン、蓮っ葉な役が似合うねぇ。かっこよすぎ。 ラストの電話連絡網、ちと感動したよ。 2人の姉妹が目の前に現れたら男はどっちがいいかねぇ。(私はキッドマン)↓うつくし~お2人
2006年06月07日
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いや~いいね、この映画。もっと、くら~くお涙頂戴物と思いきやメチャクチャ爽やかな映画なのだ。いや、明るい映画ではないし暗くシリアスな話なのだが見終わった後は何故かほのぼの。風景がいい。映像がいい。キャスティングがとてもいいのだ。ストーリーは田舎町エンドーラを24年間一歩もでたことのないギルバート(ジョニー・デップ)。 知的障害者のやんちゃな弟アニー(レオナルド・ディカプリオ)過食症のため家を出ないママ(ダーレン・ケイツ)や世話で手一杯の姉や妹がギルバートを頼りにしているからだ。 だが、ある日キャンピングカーで旅をして暮らしているベッキー(ジュリエット・ルイス)と知り合い・・・。 繊細でありながら家族を愛するギルバート。どの映画よりもジョニー・デップがかっこよく見えた。ジョニデファンの方必見ですよ、一番まともな役のジョニデだと思われますから そしてなんだかんだいって演技がめちゃくちゃ巧い、レオ。 友人なおはレオ様を見て「本当に障害のある人」だと思ったらしい。この頃を思い出せ!!!今のレオ!! 問題や不安がある家族をここまで爽やかに見せるラッセ監督の手腕はすごい。 ママ扮するダーレン・ケイツがすごいのだよ・・・本当に。とにかく映画を見りゃどうすごいのかは分かると思うのだがクジラのような体型とギルバートは言うが、洒落ではない。本当にクジラなんだよ。 特にラスト。ママの供養は家族の深い愛を感じる。しかし、それさえもサラリと撮ってんだよ、監督は。 見どころは一人一人のキャラクターです。↓この映画ほど爽快感を感じる映画はない
2006年06月06日
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オープニング、最初のビル群に浮かび上がる文字に度肝を抜かれました。しかも違和感のない風景に溶け込んでいる浮き文字。もうこれだけで映画館で見た価値あったなと思ったほどでした ストーリーはニューヨーク、離婚したばかりのメグ(ジョディ・フォスター)は娘サラ(クリステン・スチュワート)と部屋探しをしており不動産屋からとあるタウンハウスを紹介された。下見をしていたメグは部屋の違和感に気づくと不動産は隠し部屋を紹介し始めた。それは厚いコンクリートに覆われ完全に他の部屋から遮断され家中のモニターが全部見れる鉄壁の防犯部屋「パニック・ルーム」だった。そこに移り込んだメグ親子だったが…。 映画は話、展開はサスペンス映画の中では普通だったかなぁ。ただ緊迫感はかなりあった。メグと娘のサラが強盗たちに襲われ密室に逃げ込むシーンが一番緊張感がピークだったなぁ。ハラハラ感や緊張感がかなり伝わってきた。話はあまり印象に残ってないのにとにかく見ていてドキドキが止まらなかったのだ。 ただ、「ファイト・クラブ」とか「セブン」の監督デヴィット・フィンチャーってイメージで見てしまうからそう思うとなにか物足りなかった気もする。緊張感がもう一つだったのは犯人達が3人もいてあまり怖くなかったからかなぁ?残虐的だったり暴力的なシーン、キレている人物をもっと出せばより恐怖感があったと思うんだけど。 ジョディ・フォスターの演技は良かったですよ。 この映画を見た時は、なんか大げさな装置の部屋だなぁとか思ったんだけど押し込み強盗や殺人が多発している今の日本もこれくらいの防犯システムがあっていいかも。つうか数日前にパニック・ボックスなるものを番組で見ましたけどね。 強盗だが悪になりきれないバーナム(フォレスト・ウィテカー)が笑福亭鶴瓶に見えて仕方ないです。↓着眼点は悪くなかったのに今ひとつだった作品
2006年06月05日
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いやぁ~~~、いいねぇ。ブラピの体(またかい)。 野郎同士が殴りあい熱い汗をほとばしりながら生きている実感を感じるジャック(エドワード・ノートン)たち。くわぁ~、サザエも入れて~。男の本能=暴力つ~のがいいじゃありませんか。 ストーリーは高級コンドミニアムで暮らすヤング・エグゼグティブのジャックの悩みは不眠症。医師の何気ない一言でお互いを慰める会に赴いたジャックはやっと安眠を手に入れいろいろな会に顔を出すようになる。 しかし、謎の女性マーラ(ヘレナ・ボナム・カーター)が現れ、どの「会」にも顔を出すマーラにジャックは再び不眠症に。話し合いをして何とかマーラと片がつく。そんなある日、飛行機でタイラー(ブラッド・ピット)という男と知り合い・・・。 とにかく一番最初のBGMとタイトルテロップから胸がドキドキしたよ。(あのオープニング曲大好き!) でもイカれたブラピを見に行ったつもりだったのに思ったよりエドワード・ノートンに目がいきましたなぁ。つうか、エドワード・ノートンの方にどんどんどんどん魅力を感じてしまった。そりゃあ、主役のせいもあるが、めちゃくちゃ演技が上手い異常ななで肩だが私はこの頃まだノートンという俳優を知らなかったためチェックもしてなかったんだけどブラピを見ようとしても自然と目がノートンにいってしまうの。才能の差? 見どころはタイラーに憧れ、自分の人生が危険に満ちてゆくと判りながら進んでゆくジャック。 特に上司の前で自分を殴るシーンは(ブラピと違う意味で)ノートンのキレ方が最高。 私はどちらかというとブラピは坊主になってブルース・リーの如くジャックをいたぶるシーンに惚れました(変?)。 ラストの謎解き(タイラーの正体)は結構好きだったよ。 要所、要所のブラック・ユーモアがとにかくイカス。 サザエがデビッド・フィンチャーの映画の中で一番好きな映画。 でも、好き嫌いがある映画かな?特に女の子は中盤あたりが辛いかも?サザエは一押しだけどね。 余談ですがこの映画を見終わりエンドロールが流れる前に、誰かのティンティンが一瞬見えたんです。なんだろう?と思っていたら一緒に映画を見に行ったなおに「雑誌でブラピのモノがサブリミナルで写っていたらしいんだけどわかんなかった」と言われました。 前情報もなく見た私ってすごくね?↓この映画からノートンに惚れましたわ~
2006年06月05日
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男たちの友情が熱い映画ですなぁ。キャラクターもとってもよい。一匹狼でクールガイなマイケル・ダグラスに義理が厚い松本扮する高倉健。お茶目でお惚けなアンディ・ガルシア。それぞれに合った役だ。 ストーリーはニューヨーク市警のニック(マイケル・ダグラス)は相棒チャーリー(アンディ・ガルシア)と昼食中、マフィアのボスが殺される現場を目撃。殺人現行犯で佐藤(松田優作)を捕まえ、日本、大坂空港に護送。しかし偽刑事に騙され佐藤を逃がしてしまう。舐められた2人は銃を持たないことを条件に大阪府警に置かれることになり…。 そして見どころはなんといっても松田優作でしょう。 セリフ自体はそんなに多くはないのだが、きっちり存在感をアピールしてるし、マイケル・ダグラスのオーラに引けをとっておらん。動と静の演技分けがとても上手いですな。飛行機で身柄を渡された時にニックに向って拝み手から手を銃の形に変えて威嚇した場面がかっこよくも不気味。 この撮影中にはもう病魔に侵されながらも演技を続けたらしいですね。その凄まじい演技は海外でも高く評価されていたとか。本当に惜しい人を亡くしたねぇ。 ショッキングなシーンはやっぱりアンディが日本刀で首チョンパされるのだが、リアルすぎるよ、いつみても。だって首がずれてるんだもん!! 他にもミユキ役で小野みゆきや偽警官梨田に内田裕也。チンピラ片山役にガッツ石松など個性派俳優の面々が勢ぞろい。大阪のヤクザのトップの菅井に若山富三郎も出てます。いや~貫禄が違う! ところでガッツ石松ってハリウッド映画に出てますよね~スピルバーグの「太陽の帝国」でも出てたしね。 ラスト、健さん!!頂き物をそんなにすぐ開ける奴がいるかぁ!!!日本人は貰っても開けないのが普通でしょ! 監督は御大リドリー・スコット。撮影はなんと「スピード」の監督、あのヤン・デ・ボン。↓地味に松本とニックがうどんを食うシーンが好き
2006年06月04日
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ルームメイトって云わば同居ってことだけど友達同士って楽しそうとも思うのだがよほどルールを決めてその通りに生活するかまたはお互いがお互いの生活を干渉しあわないほうが上手くいくんじゃないかなぁ~と思います。いつも思うのは恋人が出来たらどうするのかなぁって感じこの映画もそこらへんから女2人の仲が破綻していくだけどね。 ストーリーコンピュータープログラマーのアリソン(ブリジット・フォンダ)は恋人サム(スティーブン・ウェーバー)と別れアパートの同居人を探す。 見つかったのは野暮ったい真面目そうな娘へドラ(ジェニファー・ジェイソン・リー)。そして、へドラと共同生活をすることに。 洗練されたアリソンに憧れるヘドラは次第に髪型から服装まで真似をしはじめて…。 同一化症候群つ~のかな?この人みたいになりたいという願望がどんどんエスカレートして、この人がいなければ自分はこの人になれると病的にまで考えちゃうんだな、ヘドラは。 特に私、ヘドラがサムをパンプスの踵で刺し殺すシーンは「ほお…仕事人…」と思いましたわ。 もちろんこの映画の魅力はジェニファー・ジェイソン・リーの壊れ具合なんだが、それよりも私がこの映画で印象深いのはサムが泊まっているホテルにアリソンの格好でやってきたヘドラ。 寝ぼけてアリソンと間違えエッチなことされるんですが寸前でヘドラだと気づくシーンがあるんですけど焦るんだけど無理矢理やられてイカされちゃった後のスティーヴン・ウェーバーの演技にご注目!犯された生娘のような状態みたいになってました。男の人も好きな子じゃなけりゃこんな状態になるんだぁと思いながら見てました。この時の表情がめちゃくちゃ目に焼きついてます ある意味の「嫉妬」を持った狂気溢れるヘドラの演技は怖さ満点。それこそ顔立ちは地味臭いので妙な生々しさがあるんだよ。で、どんどんヘドラがアリソンの真似していくよね。最初は身長も顔立ちも全然違うし見間違えるわけないじゃん…と思ったらこれがまた似て見えてくるからめちゃくちゃ不思議。 アリソンのアパートの友人グラハム(ピーター・フリードマン)は美味しすぎる役だが…弱すぎるぞ、お前。↓悪いがジェニファーのが光っていた
2006年06月03日
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正月映画として劇場でしかも元旦に見に行ったんですがや・ら・れ・た・ぜ・ぇ~~~~~!!!まさに金返せって感じだが久し振りのシュワちゃんだし許してやろう。 ストーリーはバチカンでは不吉な月の現象が起こり前兆を感じ取った神父。予言では20年後サタンが復活し、たった今生まれる子供がサタンと交わり地獄の門は復活するという。 20年後、現在。1999年もあと3日で終わりという時に要人の警備スペシャリスト・ジェリコ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は狙撃された。犯人はアナキスという神父だった・・・。 サタンに取りかれた男役のガブリエル・バーンはよかったっす。色気があり凄みの効いた迫力有り。なにせ小便で車を爆発させちゃいますからね。またクリスティーン(ロビン・タニー)と母親との3Pがエロい!ガブちゃんが嬉しそうに演技してたのは気のせいですかね? 運命の子クリスティーンやジェリコの相棒シカゴ(ケビン・ポラック)などの役回りもよかったよ。最初のアクションも面白かったし「セブン」のような猟奇じみた雰囲気も好きだった。 何が駄目ってありがちな全体の話とサタンを形として見せないでくれよぉぉ!!駄目なんだよ、そういうの!!その手の映画を観まくったサザエははっきり言って萎えちゃった。サタンという姿・形をいくらCGで形成してもどうしてもチャッチくしか思えない。いくらでかくして怖い顔しててもびびんないっす!! よっぽどガブリエルが最後までサタンに取り憑かれたままシュワちゃんと戦った方がよかったと思うよ。 人間の姿をしていた頃の方が凄みがあるってのは一体どういうこと? 見所は爆発シーンとガブリエル。↓ガブリエル・バーンの魅力満載!
2006年06月03日
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私は「1」よりも「2」のほうが好きでしたよ、ラストサマーは。「1」に比べるとサスペンス濃度が薄くなり犯人は不死身になり本当にホラー映画になってしまったが、話はわかりやすかったし共犯者が結構「お!!」って思ったし。 ストーリーは2年前の7月4日仲間とひき逃げをしてましまい、事件を闇に葬ったジュリー(ジェニファー・ラブ・ヒューイット)。その1年後に現れた怪人〈フィッシャーマン〉は海底に沈み事件は終わったかのように思えた。 時は経ったものの、ジュリーの心はまだ癒えておらず恐怖心でいっぱいとなり彼氏のレイ(フレデディ・プレンゼ・ジュニア)ともぎこちない。そんな折ルームメイトのカーラ(ブランディー)が電話懸賞でバハマ旅行を当てたが・・・。 それにしてもカーラ演じるブランディーは私は女ウィル・スミスと思った。友人やちゅは元SPEEDの仁絵ちゃんに似ていると言っていたが。そっちも捨て難い。 今回は彼氏のレイは大活躍だね。「1」では影が薄くてもう出ないと思ったよ。 それにしても「1」の続きが夢オチとは・・・おいおい。 見どころはもちろん一人一人殺され追い詰められるジュリーたち。日焼けケースのシーンはハラハラしちゃうぞ。 ラストフィッシャーマンに向かって発砲したジュリーにレイはメチャクチャビックリしていたが、あれは「あれ?弾出たの?」という驚き?それとも「俺でさえ撃つのをためらったのにお前は撃つのかぁ!!」って驚き?どっちかしら。 この映画でお願いしたいのは普通のシーンに緊張する怖い音楽は掛けないで欲しいよ。↓真ん中の女の子が女ウィル・スミス
2006年06月02日
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いやぁ、告白しますとすいません、ゴリラの映画かと思ってました。そりゃ、「マイ・ティ・ジョー」だってな(笑)←必殺一人ボケ突っ込み。 ストーリーはいつも上司にいびられ体の不調があるジョー(トム・ハンクス)は医者エリソン(ロバート・スタック)から「余命半年」と宣告される。気に入らない上司がいる職場をやめ、同僚デデ(メグ・ライアン)といい仲になるが寿命を知るや逃げ出してしまう。 翌朝、億万長者の会社社長サミュエル(ロイド・ブリッジス)が訪ねてくる。残りの人生カードは使い放題、代わりにある南の島の貴重な鉱山を守るため火山に生贄として身を投じてくれないかと条件を出す…。 感想は大人のファンタジーコメディですな。大笑いするシーンはなくせいぜいにやりと笑うくらいのコメディ。 メグ・ライアンとトム・ハンクスがわけぇ~~!!トム、ロン毛はやめて…。見てるこっちが辛いから。最近の「ダ・ヴィンチコード」の髪型も微妙よ。 メグ・ライアンが一人3役をこなしております。ロングのメグって似合わなくないけどショートに慣れてるせいかちょっぴり違和感。 話的は破天荒すぎるが、コメディだから許されるかな?ただラストに向かうたんびに満月の島がチャッチく見えるのはあのタンスのようなカバンにセットにかける金をつぎ込みすぎてしまったのだろうか?つうか、あのカバンは本当に売ってるの?! オチはねぇ、ドリフ。そんなに面白かったわけではないが話を覚えてたり場面がパッと浮くってことは印象が強かったのかな?例えば最初のロボットのような人間の出社シーンとかね。↓今ひとつ物足りなかったかなぁ…
2006年06月01日
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かなりサスペンス度が強いラブストーリー。つうかこの作品、よくレンタルショップでラブストーリーのところに並んでるのを見かけるがよっぽどサスペンスのコーナーの方だと思うんだけどなぁ。 ストーリーはアメリカの田舎町に休暇をとろうと下宿場を探していたハンバート(ジェームズ・メイスン)は下宿先の未亡人シャーロット(シェリー・ウィンタース)に好意をもたれるがハンバートはシャーロットの娘ロリータ(スー・リオン)に心を奪われて・・・。 映画自体は白黒だが、なぜかロリータの愛らしさや魅力がわかる。幼いのに色香が漂う美しさに中年男が恋焦がれ狂わせてゆく役はまさに嵌っていました。 そして、この映画で強いアクセントを持つクィルティ扮するピーター・セラーズが怪演している。はっきり言って薄気味悪い役で嫌悪感を感じる男だったがテロップを見て、え?ピーター・セラーズだったの?とビックリした。いや~、この男本当にカメレオン男だわ…キューブリックって好きだったろうなぁ、セラーズのこと。 題名とテーマにエロを期待した人もいるかもしれませんが一切ありません。エロいのはハンバートの頭の中だけだったことでしょう。ああ、でもハンバートがロリータの足の爪にマニキュアを塗っているシーンは下手なエロいシーンよりもなんともエロティズムだった。 いとおしいロリータを盲目的に愛しやがて狂わせられるハンバート。ぶっちゃけ勝手に嫉妬して独占欲で怒ったりして一方的過ぎる愛なんだがこういう役ってインテリっぽい人が似合うよね(笑)ジェームス・メイソン似合ってましたわ。 ラスト近くのロリータの告白がなんとも残酷でゾッとさせられる。 日本では御馴染みになっている「ロリコン(ロリータコンプレックス)幼女愛好家」の語源ともなったウラジミール・ナボコフ原作の映画化。↓このサングラス可愛い~
2006年06月01日
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こえ~よ~。女と女の熾烈な戦い。ただの嫁姑ゲンカとは思わないで下さい。ジェシカ・ラングが命をかけて狙ってます。なにせ「赤ん坊が生まれた日。それがあなたの命日よ」がコピーだからねぇ。笑顔の裏の陰湿さがとても出ています。多分ジェシカ・ラングの地ですね ストーリーはクリスマス、結婚を機に恋人ジャクソン(ジョナサン・シック)の故郷に遊びに行ったヘレン(グウィネス・パルトロウ)。母親マーサ(ジェシカ・ラング)に温かく迎えられた。ある日へレンはジャクソンの子供を身篭るのだが…。 息子を溺愛していて子供を産んだら嫁は用なしなんですよ。なにせ邪魔だったら夫さえも…おお怖っ! 見所はもちろん全編にわたるジェシカ・ラングの蛇ような執念深い計画と性格。それとラストのグウィネス・パルトロウのしたたかさは見ごたえ有り。やっぱりお上品ぶっても女ってのはしたたかに強く出来てるもんなんだよ、きっと。 ジョナサン・シックのハッキリしない態度にイライラさせられるが見ようによってはジョナサンのおかげで恐怖が倍増している。 ただラストがあっさり。テーマの割にはちょっとおとなしめなストーリーだったかな。 ぜひマザコンの人とは言わず男の人に観て欲しいサスペンス。↓ポスカからさえジェシカの陰湿振りが分かる
2006年06月01日
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子供の時に日中の明るい時間帯に見た映画だったが怖かった。もうトラウマにされた映画の一つですな!なにが怖いって音楽ですよ音楽。特にジェリー・ゴールドスミスのアヴェ・サタニの曲!絶対この曲悪魔召喚かなんかに使われてるって! ストーリーはイタリアはローマ、6月6日午前6時にアメリカの外交官ロバート(グレゴリー・ペック)の妻キャサリン(リー・レミック)は男の子を出産したが死産だった。子供を欲していた妻に残酷なことは言えないロバートは、産院で神父から同じ日の同じ時間に生まれ母が亡くなった子供を身代わりにともらった。 ダミアンと名づけたその子はロバートの子供として育つのだが…。 トラウマの一つとなっているガラス板で首を切断されるカメラマンジェニングス(デイヴィッド・ワーナー)の残酷シーンは今見ても目を反らしたくなるだろう。ガラス板の上を一回転した首を私は生涯忘れないだろう… 避雷針で串刺しになったブレナン神父(パトリック・トラフトン)を見て「食人族」を思い出しました。この神父が襲われる時もまたおっかーい音楽が流れて風が吹き雷がなったんですよ~悪魔は天候さえも動かせるんです…おっかないよ~ 見どころはロバートとジェニングスが徐々にダミアンの正体を探るシーン。このダミアンの正体…本当に最後の最後まで分からないんです。まさに「ローズマリーの赤ちゃん」並みにもしかしてロバートや神父のただの妄想なんじゃないの?と最後の最後まで尻尾を出さないんですよ、さすが悪魔!だからこの映画、怖いのはダミアンじゃなくて家政婦のベイロック夫人(ビリー・ホワイトロウ)が一番こええ!!何がって顔が(笑) もう一つはやっぱり父として信じたいが周りの不可解な出来事に疑心暗鬼に陥るグレゴリー・ペックの演技でしょう。この人の苦悩の演技があるからこそダミアンの不気味さが増すってもんです。 もちろん最後まで見た人はダミアンのラストの微笑のシーンが焼きついたことでしょう。 ダミアンの出生の秘密が分かる場面はまさに劇的に取られている。まぁ、私は墓場の劇的なシーンよりもその後の山犬たちの襲撃のシーンの方が100倍怖かったが←犬嫌い ショッキングなラストに映画は必ずしもハッピーエンドで終わるものではないと諭された映画。 今見ると墓場のシーンはモロセットでチャッチイがそこのシーンとあとガラス板の斬首のシーンをもっと今風に作れば充分いけますよ!多分今のホラー映画でこんだけ雰囲気あるホラー映画ないよ。っつうかリメイクされたんだよね~楽しみだわ これを見終わった後体に666の数字を探さなかった?←お前だけだ↓これと「エクソシスト」にトラウマ作られたなぁ
2006年05月31日
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ある日、友人なおとビデオの新作の話になった。その時に話題に出てきたビデオがこれだ。「ムトゥ~踊るマハラジャ~」 なんて気になるタイトル。そしてレンタルビデオへ…。なんて気になるパッケージ。しかし、いつ行っても貸し出し中。そう、この時この映画のおかげで静かなマサラムービーとしてインド映画ブームになっていたストーリーは大地主ラージャーに仕えるムトゥ(ラジニカーント)は、馬車の使いで用心棒。ある日演劇に目がないラージャーは公園をやっていることを聞きつけムトゥを引き連れ出かける。劇団の看板娘ランガ(ミーナ)に一目惚れしてしまったラージャー。なんとかランガを我が家に招待するようムトゥに言いつけるが、事情を知らないムトゥとランガは恋人同士になってしまう。 やっとレンタルして見れたが面白かった。インド映画は初めてだけどこんなに面白かったとは。 2時間半の長い映画だが、飽きることなく見れた。最初の方こそなかなか本題に入らないしなんかつまらんなぁと思っていたら話が進むにつれじわじわと面白くなっていく。 アクションも大げさだが迫力がありなによりも画面に圧倒される。ムトゥの首にタオルが掛けられそれを手に持ち武器にするのだが遠山の金さんみたい…(こっちは手ぬぐいだが) 登場人物たちが夜にそれぞれお互い狙っている者のところに会いに行こうとするシーンが面白かった。 どうでもいいが、ラジニカーントはすごく自信満々な顔をしているが地顔か?それともインドのトップスターだからか?自信満々な奴は嫌いじゃないけど、 どうしてもフ○インに見えてしまうのは気のせいだろう 話の所々に歌とダンスシーンがありそれがまた、豪華絢爛。ムトゥが歩くと花びらが舞い風が靡きスローモーションになる…文章で書けばなんだか耽美な映像を想像してしまいそうだが…でも顔はフセ○ンだからなぁ ↓今でもラジニは不敵な笑顔なのかしら?
2006年05月31日
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壮大なスペースオペラの第2部完結編(シリーズ6作目)。第2部の「帝国の逆襲」(シリーズ5作目)でいきなり中途半端に終わり完結編が出るまで映画館で見たファン達は一体どんな気持ちで見ていたんでしょうね…特にハン・ソロ(ハリソン・フォード)のファン ストーリーはデス・スターをルーク(マーク・ハミル)に破壊された帝国軍はさらに大きく威力のある新しいデス・スターを建設中だった。その頃、冷凍人間にされてしまいジャバ・ザ・ハット宮殿にいるハン・ソロを救出すべくCー3PO(アンソニー・ダニエルズ)R2ーD2(ケニー・ベイカー)は取引をしようとする。そしてレイア(キャリー・・フィッシャー)は賞金稼ぎに扮しチューバッカ(ピーター・メイヒュー)を引きつれジャバに会うが…。 小学生の頃に兄が買っていたスクリーンだかロードショーかを見せてもらった時にちょうどこの映画の特集をやっていたのだが…「ハン・ソロとレイアまさかの逆転劇」みたいな女性週刊誌のような記事におののきましたその時は「1」(シリーズ4作目)は見ていたのでえええ?レイアはルークとほっぺにチューしてなかった?と驚きを隠せなかった↑見事に雑誌社の思惑通りに驚く女 しかも「帝国の逆襲」を見てもいないのに「ジェダイの~」記事を見ちゃったもんだから記事に思いっきりダース・ベイダー(デイヴィッド・ブラウズ 声:ジェームズ・アール・ジョーンズ)はルークの父だったってなことが書いてありマジでか?と雑誌に翻弄されまくりでした↑だったら映画見りゃいいのに そこらへんしか見ないまま「エピソード1」が公開される時にやっと見たんだけどそっか~、ルークとレイアがくっつかなかったのは兄妹だったからなんだぁと積年の謎が解消!↑家の中で一番情報が遅い爺さんみたい いろいろなショッキングな出来事がありましたがやっぱり一番のショックはヨーダ(フランク・オズ)が死んじゃったー!!スター・ウォーズのキャラクターの中でC-3PO、R2-D2並みに好きだったのに…。 いやなかなかストーリーは面白かったですよ。やっぱり第二部の最後だけあっていろいろな謎が解けたし何よりも父(ダース・ベイダー)と子(ルーク・スカイウォーカー)のラストが良かった…ただ私個人の意見としましては…皇帝(イアン・マクディアミッド)ショボ!あとダース・ベイダーはお面を外さない方が良かったんじゃないかなぁと思います…面を外しても観客には分からないままの方が良かったんじゃない?ほら、ダース・ベイダーってもうカリスマキャラクターだからさ…。ところでイウォーク族を見て気が抜けたのは私だけですか?↓どうせなら全部つくりゃーいいのに
2006年05月30日
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騙された!!泣かないよ、と友人なおに言われそのつもりでビデオを見たが…うるうるきた。鼻もかんでしまった。やっぱり映画って泣きポイントが人によって違うよね~面白いわ。ストーリーはハロウィンパーティーでカレン(ダイアン・レイン)は妊娠2ヶ月なのに急に産気づき健康な子供を無事出産した。 その子供はジャック(ロビン・ウィリアムズ)と名づけられ人の4倍の速さで細胞が成長している。 10歳になったジャック。見かけは40歳。世間の白い目から守るように両親はジャックを家から出さないように育てたが、窓からは同じ年齢くらいの子達が・・・。ジャックは学校に通い、友達と遊ぶ事を望んでいく・・・。 やっぱ、うまいよ、ロビン・ウィリアムズは!!10歳の子供達に囲まれても全然違和感がない。仕種や話し方、動きが子供そのもの。演技力でここまで子供に見えるとは…。 そして親友役のルイ(アダム・ゾロティン)。いいよぉ~、君は顔もいいから将来楽しみだ。ラスト近くのルイの作文で、また、うる…。ちくしょ~!泣かせる気だと分かっていても泣いてしまう! ダイアン・レインの親としての葛藤もくる。 ただのコメディと舐めてかかったのが、こりゃヒューマンドラマだ!! さすが巨匠コッポラ!負けたよ。↓最近またコメディ映画に出たみたいで…やっぱりおっちゃんにはコメディかヒューマンで
2006年05月29日
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戦争を憎み平和を愛したチャップリンがヒトラーを痛烈に批判した作品。もちろんコメディ仕立てになってますがラストのヒンケルに間違われた男の演説は感動します。 ストーリーはトメニア国の独裁者ヒンケル(チャールズ・チャップリン)は世界制覇を目指しユダヤ人弾圧の独裁政治を行っていた。ユダヤ人で理髪師の男(チャールズ・チャップリン二役)がヒンケルと瓜二つなことから騒動に巻き込まれ・・・。 この映画を作り次の作品の「殺人狂時代」でチャップリンは「共産主義者」と叩かれアメリカを追われてしまいます。トーキー映画時代に入ってもサイレント映画を愛し撮り続けたチャップリンがこの映画で初めてトーキーを取り入れた…それほどに作りたかった映画だと思うと感慨深いものがある。 チャップリンはアカ(共産主義者)だ!とか反米主義者だと言われたらしいが私はこの作品を見てもただ戦争を嫌って自由を愛している男が撮った映画としか思えない。それどころか映画の国アメリカが好きだからこそ撮った映画にも思える。 有名なシーンはヒンケルが世界を手に入れようと夢見ながら地球の風船で戯れるシーン。 チャップリンのトレードマーク最後の作品らしいです。アメリカも惜しいことしたもんだ。 ちなみにラストの演説の「諸君は幸福を生む力を持っている。人生は美しく、自由であり、すばらしいものだ!」では深くその言葉が心に沁みました。その時代だからこそ重みのある言葉に思える↓今の若い人にも見て欲しいなあ
2006年05月29日
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ヒッチコック映画の中でもかなり好きかもしれない。そう思うほど、キャラクターやストーリー、演出の細かさが綺麗に纏まり観客の飽きさせない作りになっている。ストーリーは妻子を連れてモロッコの観光旅行に来たベン(ジェームズ・スチュアート)はバスの中助けられたルイ(ダニエル・ジェラン)と仲よくなるが妻ジョー(ドリス・デイ)はルイを訝しんでいた。 次の日に、前日のディナーで仲良くなったドレイトン夫妻(ブレンダ・デ・バンジー、バーナード・マイルス)とモロッコのバザーを見に来たベン一家の前に変装をして息も絶え絶えにルイが現れ、ベンに「アンブローズ・チャペル」という言葉を残し何者かに殺されていた。 警察に事情を話しに行くため息子のハンクをドレイトン夫妻に頼んでホテルに送ってもらったのだが、事情聴取中、ベンに電話がかかって知らない人間からアンブローズ・チャペルのことを話せばハンクの命はないと言われ…。 最初のルイの意味深なダイイングメッセージ。外国という見知らぬ場所で一家にふりかかる災難を見事なくらいに恐怖のどん底に突き落とし見るものに不安感を募らせていく展開は見事に尽きる。殺されたルイ役のダニエル・ジェランを見た時ダスティン・ホフマン?と思いました。顔の作りもちっこいところも(笑) そして随所に散りばめられた伏線はすごい。ジョーとハンクがホテルの部屋で歌う「ケ・セラ・セラ」そのシーンだけで親子の仲の良さが分かるのに実はラストに粋な伏線があるのだ。 クライマックスのシンバルを叩くシーンは皆固唾を飲んで画面に食い入ること間違いない。思えばオープニングのシンバルシーンはクライマックスのこのシーンを予兆してるんだよね。ヒッチコックは伏線好きだな。 お題やストーリーは暗い設定なのになぜかコミカルな部分が散りばめられてハラハラしながらも楽しく見れるのだ。ベンとジョーのアラビア料理店での椅子の座り方で足を変な風に曲げていたり、ジョーの友人達が来ても息子の誘拐を知られちゃいけないと白々しく応対したり、ジェームス・スチュアートがとにかくいい味出してる。ベンが乗っていたラクダの馬車が優雅そうで乗ってみたい。↓サスペンスはやっぱりヒッチコックよね~
2006年05月27日
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「スピード」から鳴かず飛ばずのキアヌの久々の対面は映画雑誌。でかい文字で「キアヌ復活」。↑私だけじゃなくて映画会社もそう思ってたんじゃんそして表紙には黒いコートに黒い服。そしてサングラスのカッコいいキアヌが。「え~え~、キアヌ!何やらかすのぉ!!」ストーリーは昼間はトーマス・アンダーソンというプログラマー。しかし夜はハッカーという二つの顔を持つのネオ(キアヌ・リーブス)は、常日頃、自分のいま居る世界に違和感を感じていた。数年前から電話でコンタクトを取ってきたモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)がその違和感の原因を知っている様子。 しかしコンタクトを取ってきたモーフィアスと携帯電話で話しているうちに謎のエージェント(ヒューゴ・ウィーヴィング)がネオを付け狙い・・・。 そして次は劇場予告。「マトリックス」。うぎゃあ~~!!観てえ!!!・・・と、観てまいりました。 スタイリッシュな服装にため息をつき、見事なカメラワークに目を奪われ、思っていたよりも複雑な話に感心しました。 ↑話はないだろうと思っていた。馬鹿にしすぎ?(笑) 大好きなシーンは、やはりエージェントが撃った銃弾を体をのけ反らしてよけるシーン。か・・・カッコええと鼻血が吹き出た。もう一つはビルの銃撃戦のラスト、スローモーションで警備員を蹴り上げて着地するシーン。警備員になりてェ~~!!蹴って!キアヌ!(←どあほう)可哀想な目で見るのは止めてください この映画で一躍有名になったエージェント・スミスのヒューゴも適役ですな。無表情な役がまさにいい。 ビルからビルをひとっ飛び、壁づたいを走るトリニティー(キャリー・アン・モス)のオープニングから目は奪われっぱなし。また黒い革スーツが似合う似合う。オーディションで発掘されたらしいが、かわいーよな。顔ちいせ~。って言ってももうおばちゃんだけど 最初モーフィアス役はヴァル・キルマーに話がいったらしいが、フィッシュバーンで正解じゃ。でもこの親父、最初は、サミュエル・L・ジャクソンが太ったのかと思った。 ちなみに友人なおとやちゅで観に行ったがなおは仕事帰りの所為か、肝心のマトリックスの秘密のシーンで寝てしまうが道場シーンで目覚めたらしい。「スネーク・アイズ」の時といい、なお寝すぎ(笑) この道場シーン。ゲームのストリートファイターを思い出すのは私だけ?キアヌの空手アクションがしょぼく見えるのは見逃してあげましょう(笑) 旦那はこの映画、そんなに好きじゃないみたい。なんで?って聞くと「最後にウルトラマンみたいに飛ぶんだもん」ああ…言いたいことはちょっと分かる↓このポスカより雨の中に佇むネオたちのが欲しかった…このキアヌ、虫みたい
2006年05月26日
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いっすねぇ。フランス映画とは思えないほどのこの派手さ!!バイオレンスという言葉がピッタリ。なのにかっこいい!ストーリーはドーベルマン(ヴァンサン・カッセル)と名乗るダークヒーローとその一味が続けざまにパリの銀行を狙う。警察は事前に情報を収集しておきながらことごとく失敗。極悪でサディストな警視クリスチーニ(チェッキー・カリョ)がドーベルマンに敵意を持ち、まずは仲間の人間に汚いやり口で罠を張る・・・。 主役のヴァンサン、私最初はアントニオ・バンデラスかと思ってしまいました。が、金城武にも似てる?と思ったが…全然違った…でもこの映画でヴァンサン・カッセル好きに!めちゃくちゃクールな男だわ~。 映画全体のスピード感、テンポは大好き。ディスコにかかっていた曲調も好きだな。 好きなシーンはオープニングの赤ん坊が銃を持ったままドーベルマンという大人に変わるシーンがめちゃくちゃかっこいい!!このシーンだけで涎が出ちゃった。 牧師がマジックミラーごしに警察を殺すシーンが爽快!!警察の野暮ったさが逆にドーベルマンと仲間のスタイリッシュさをますます浮き上がらせている。 ちなみに警視役のチェッキー・カリョがハゲ頭で悪徳刑事を演じてるんだが…もう非道っぷりが凄まじく、見た目なんて「ニキータ」の時のロマンスグレーさを微塵と感じさせません。役者だわ~ これを見たときつくづくカッコいいアクション映画が好きなんだなぁと分かった。↓おフランスなアクション映画となめちゃいけません
2006年05月26日
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