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テレビ、雑誌での映画紹介、果ては口コミなどで話題となった新感覚サスペンス「メメント」。映画予告からして不安感を煽るような作り方。全米ではリピーターが増え日本でもミニシアター系作品の割にはロングランとなった作品でした。ちなみに私が見に行ったのはミニシアターキノでやはり狭い館の割には長蛇の列が出来、追加にパイプ椅子を置きお客さんが座っていた。 ストーリーはロサンゼルスのモーテル。レナード(ガイ・ピアース)は目を覚ますが自分が何故そこにいるのかが分からず自分が残したメモを見る。 実はレナードはある日、強盗が家に侵入し妻(ジョージャ・フォックス)が目の前でレイプされ殺されてしまう。その時のショックと犯人の1人に殴られたせいでレナードは前向性健忘症という事件以前の記憶があるが、それ以降は10分間しか記憶が持たないという記憶障害に陥る。 妻を殺した憎むべき犯人を追おうとするレナードだが…。 やはり賞賛すべきは脚本もそうだがやはり発想とも言うべきアイデアでしょう。ただでさえ短時間しか記憶が持たないレナードの話なのにそこにさらに10分間のエピソードが終了すると時間軸が遡り過去の話に戻る。そう、この映画はいきなり結果を突きつけ何故そうなったか経過を10分後とに逆回転しそして過去の原因がクライマックスになるという観ている人間にも主人公レナードが感じるような言い知れぬ不安を与える構図になっている。 また無数のポラロイドとボールペンのインクを使い体全部に入れた犯人の手がかりの刺青。その異様な行動と姿がレナードの底知れぬ憎悪を感じる復讐心を感じずにはいられない。■ここからはネタばれです。思いきり書いてるので未見の人は読まないように■ 主人公の憎悪と悲哀を感じずにはいられない…だからこそ妻を殺したのは実はレナード自身だと知った瞬間は主人公同様見ている私も驚いた。 犯人探しは記憶のない主人公の一種の自分自身が生きる糧。その犯人がいなくなることは自分の生きる目的さえも脅かすこととなる。 記憶ほど危うい物はない。けれども人間は日々記憶を頼りに生きている。その記憶を自分自身で改竄しているレナード。そうしなければ生きる目的がなくなるから。 ラストのテディ(ジョー・パントリアーノ)を犯人に仕立て上げるレナードの憎しみの目が印象的です。 妻を殺した偽りの犯人を永遠に捜すレナード。終わりなきその不毛な復讐と未来のない自分を支える術がない主人公に絶望さえ感じました。 ちなみに友達大勢で映画を見たんですがそのうちの1人(ゴリなんだけど)に「結局主人公は幸せの国の住人だったんだね~」と言われましたが…そ、そうなのかな?↓キャリー・アン・モスがなかなかいいビッチぶりを披露
2006年04月23日
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この映画もう、かなりサスペンス度が高い映画。そして本当に90分というリアルタイムで進んでいく展開は見事!に尽きる。ストーリーは税理士のジーン・ワトソン(ジョニー・デップ)は娘リンとロサンゼルスのユニオンステーションで暗殺者達スミス(クリストファー・ウォーケン)とジョーンズ(ローマ・マフィア)に目をつけられる。娘を人質にとられ90分以内にカリフォルニア州知事のグラント(マーシャ・メイスン)を殺さなければ娘の命はないと脅迫される。暗殺者達の厳しい監視の中知事のいるホテルへと向かったジーンだったが…。 クリストファー・ウォーケンがまさに爬虫類顔に合ったねちっこい演技で悪役を熱演。また、ジョニー・デップが珍しく普通のリーマン役で娘思いの父を演じています。普通の役もできるんじゃな~い曲者ジョニデ好きファンには物足りないかな? 主人公の予想を裏切るたたみ掛ける展開に見ているこっちもハラハラがシンクロ。「え?」「ええ??」という展開がラストまで持続してるんだよ。助けを求めた人間が次々と仲間、そして人が殺されまさに絶体絶命となっていく。 この映画ぐらいラストが読めない展開もない。いや、マジで想像できませんでしたわ。 また元負傷兵でホテルの靴磨きヒューイ(チャールズ・S・ダットン)がいい味出してるのだ。義足を武器として使ったところなんて拍手したくなる。まず見始めたすぐの感想。ああ!!ここはアメリカにいった時泊まったホテル“ボナベンチャーホテル”じゃねぇか!!つーと、あのイエロータワー(エレベーターの事。4つのエレベーターがありレッド、イエロー、ブルー、グリーンがあるの)に行けばニック・オブ・タイムのプレート(映画の記念でエレベーター前に貼り付けてある)があったのか!!!うぉぉ!!不覚だったぜ!! ↑ちなみにこれがボナベンチャーホテルの中。かなりいろんな映画に使われています。 サスペンス好きの人にぜひ見て欲しい映画↓こんなジョニデも悪くない
2006年04月23日
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ロスの街に突然マグマが噴出!!パニック好きの私にはたまらんって事ですぐ様レンタル。ストーリーは突然の大きな地震に襲われたロス。休暇中のOEM(ロス郡危機管理局)の局長ローク(トミー・リー・ジョーンズ)は本部に行き指揮をとる。そんな時、本部に地質学者エイミー(アン・ヘッシュ)がやってきてロスの土地の地盤自体が脆くその下をマグマが走っている事を訴えるがロークは聞き入れない。 その夜、更に大きな地震がロークと娘ケリー(ギャビー・ホフマン)を襲う。本部へ非難しようとしたローク親子はラ・ブレアのマッカーサー公園の噴水からマグマが噴出する瞬間を目撃して…。 火山弾がかっこいー!!!迫力がありまるで火のついた隕石。雪のような火山灰。マグマは地獄の蓋が開いたように綺麗!(うっとり)溶岩もドロドロさがリアルで熱さが伝わってくる。 だからと言って天災映像優先というわけではなく人間描写もしっかり描かれていて街の人たちの様々な勇気ある姿をしっかり描いている。 特に感動をしたのはマグマの影響でストップしてしまった地下鉄に取り残された車掌。下にはマグマ。レスキューが車掌を担ぎ上げ、自分の体を燃やしても車掌を助けたシーンは思わず男泣き。ロークとケリーの親子愛も見逃せない。 ラストのビバリーハイツタワーの爆破シーンでトミー・リー・ジョーンズ不死身過ぎ!!アン・ヘッシュは鷹の目(視力めちゃくちゃ良過ぎ)に!!!↓山奥や田舎ではなく都会のど真ん中という設定が珍しかった
2006年04月21日
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メロウなナンバーにあわせ画面から男臭がプンプン匂ってきそうなポリスアクション映画。ライオンのような髪型のメル・ギブソンに驚いたものの相反する設定のこの2人はもう刑事映画の中で(私は)ゴールデンコンビだと思っています。 ストーリーはロサンゼルスで娼婦の飛び降り自殺が発生。黒人刑事マートフ(ダニー・グローヴァー)が捜査に当たるが実はその娼婦はアマンダ(ジャッキー・スワンソン)といい戦友で今は銀行家のマイケル(トム・アトキンス)の娘だった。 署に戻ると落ち着かない不審人物を発見。観察していると拳銃を取り出しマートフは大声で周囲に注意し不審者に飛び掛ったが逆にのされてしまう。実はその不審者こそ新しい相棒のリッグス(メル・ギブソン)だったのだが…。 家庭を大切にする黒人のマートフと妻が死に自殺願望のある一人身となった白人のリッグス。あまりにも性格も背景も違いすぎる2人は最初水と油のように反りが合わない。が、2人はお互い影響し合い認め合い協力していく。ありがちなパターンだがなんとも大人の男臭さがたまらん。 特に妻を殺された役を演じたメル・ギブソンの演技に目がクギヅケ。妻を殺されたという同じ設定の「マッドマックス」のキャラクターとは違いこちらは絶望の淵ギリギリを歩いているような危なかしい危険な雰囲気を披露。下手をしたら犯人になってしまうような狂気を含んだ目をぎらつかせている。 自殺願望の設定を観客に知らしめたビルの飛び降りシーンは有名ですよね。 タイトルの「リーサル・ウェポン」(人間凶器)のタイトルに負けないくらいに拷問の後に敵の首を足で絞めたり、シャツをはだけさせ裸足で機関銃を持って道路の真ん中を走ったりと暴れ放題です。 マートフと付き合うことにより生の執着を持ち始めたリッグス、リッグスの毒に犯されながらも中和するマートフ。なんか老後になっても付き合いのありそうな関係でいいよね。シリーズ中一番最初のせいもありますが暗くてシリアスです ↓白黒だとどうしてもお亡くなりになたイメージが
2006年04月20日
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長かった・・・。4時間だよ。多分、今まで観たどの映画よりも長かっただろう。(と、思ったらこの後ノーカット版の「U-ボート」を見ることになり記録更新した)だが、面白い。 ストーリーはデンマーク、エルシノア城では国王が急死し、その弟クローディアス(デレク・ジャコビ)が王位を継ぎ、先王の妻ガートルード(ジュリー・クリスティ)を妻に迎えた。 国王が亡くなってたった2ヶ月。父でもある国王の突然の死と、母の心の移り変わりにショックと嫌悪のハムレット(ケネス・ブラナー)。 しかし即位式の夜。衛兵と友人ホレーシオ(ニコラス・ファレル)達に門に先王の亡霊が出ると噂を聞き・・・。 流石世紀の戯曲者シェイクスピア。面白いものは何年経っても面白いのだ。 しかし母で妃役のジュリー・クリスティは肩がないぞ!顔がデカイのかもしれんが、まるでアニメのサザエさん状態。それに反してケート・ウィンスレットの肩幅の広さ。まるで、お父さんだ。 ロビン・ウィリアムズのおっちゃんはどこに出るのかなぁ~っと待っていたら本当に最後の方。そしておっちゃんらしい役だった。 最高の見せ場はレアティーズ(レアチーズではない)扮するマイケル・マロニーとハムレットのフェッシング。凄い迫力で目が奪われる。 他にジャック・レモンやチャールトン・ヘストンと大物も目白押し。 台詞回しがやはり舞台用でそれっぽい言葉の羅列だが、こんなに長いセリフを喋れるなんて・・・っと、感動してしまった。 ラスト近くロビンのおっちゃんに向かってケネスが「口から出てきたような男」といっていたが、当たっているが(笑)あんたの方もそう見えるぞ。
2006年04月20日
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確かこの映画の同時上映って「メンフィス・ベル」だったんだよね。「メンフィス・ベル」も忘れてしまったってことは私はどちらも映画館で見ておきながら忘れてしまった不届き者ってヤツかしら?特にこの映画なんてチャーリー・シーンが若い新人刑事。クリント・イーストウッドが熟練のベテラン刑事で2人とも大物なのに設定は覚えてるのにストーリーが忘れている。ただイーストウッドの下にチャリ坊がやってきて一緒に捜査することになって…んで、結構使えるやつで最後は大団円。しかも嫌味な上司の代わりにイーストウッドが昇進してチャリ坊がベテランになっていたってオチは覚えてる…覚えてるけど中身の内容がスコーンと抜けている。思うにテレビでやるようなサスペンスだったんじゃないかと…違ってたらごめ…↓イーストウッド監督作品なのに…ごめんよ
2006年04月19日
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題名通りまさに男と女の言い訳映画。言い訳が長すぎる感もあるが前半はダン(男)の言い訳。後半はローリー(女)の言い訳で双方の見解、思い違い、食い違いが面白い。ストーリーは人気TV番組キャスターの2人ダン(ケビン・ベーコン)とローリー(エイザベス・パーキンス)。 しかしローリーがダンに番組収録中いきなりカップを投げつけてしまう。実はダンとローリーは付き合っていて何故こうなったのか2人の出会いから話し始めるのだが…。 現状維持派のダンと結婚を夢見るローリーのやりとりは女の人なら切ない気持ちがわかるはず。 脇にシャロン・ストーンやネイサン・レインといった大物も出ています。この時のシャロン・スローンはすげえ綺麗です。 実はこの作品監督が2人いて男のいい訳を男の監督、女のいい訳を女の監督が担当。男女の監督が共同で撮影したのもうなずける内容。 人によっては結局どっちの話が真実なの?とも思うだろうがまさにそれこそ捉え方の問題。現実がこの映画のようなものなんだから答えは無理に考えないように。
2006年04月19日
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見た瞬間、続編かい~!とガックリ。よく見りゃ「キラー・クロコダイル」の次に副題に「怒りの逆襲」って書いてあるもんな。やられた…ちっ。ストーリーはかつて問題になった放射性廃棄物がどうなったかカリブ海にやってきたNY新聞のジャーナリスト、リサ(デブラ・カー)。イザベル河を探索しているうちに行方不明に。 リサだけでは危険を伴うと判断した編集長は、ボディガード、ケビン(アンソニー・クレンナ)を送り込む。 2年前巨大なクロコダイルと死闘を繰り広げたケビンは途中、そのクロコダイルの噛み跡そっくりな板を見つける。クロコダイルハンター、ジョー(トーマス・ムーア)と再会し、イザベルを捜しに行くのだが…。 まぁ、見れなくもないから見たんだが、いいねぇ~、ツッコミたくなる場面てんこもり。 ジョーズような音楽と水中カメラアングル…パクってます。ボートに乗ってる尼さんや子供たちも餌食なんてさすがイタリア映画!!エグ過ぎて品がない!(褒め言葉) 大体クロコダイルはデカ過ぎ!顔の部分が恐竜ぐらいあるんだもん。顔が出てくるたんびにそのチャッチさとデカさに大笑い。 リサとケビンの関係もさっきまで罵りあっていたのにもうSEX。なんて急展開なんだ!お前たちクロコダイルより見境がないぞ! ラストもケビンに子供を助けられたボートのババァがワニに襲われているケビンに向かって「可哀想に…」って。ケビンは助けたんだから助けろ!! いろんな意味で楽しめるB級パニック映画。でも映画としては外します。私は好きだけどね。くだらなくて。
2006年04月18日
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続編で外しがちなSF映画を大成功させ大ヒットさせた作品。「1」との映画のカラーは違い、SFアクションっぽくなったが私的に全然オッケー。つうか大好きだし! ストーリーはノストロモ号の事件から57年後、二等航海士リプリー(シガニー・ウィーバー)を乗せたシャトルはゲッタウェイ・ステーションで回収された。貨物船会社の上層部がリプリーを審問会にかける。エイリアンの存在を警告するも上層部はまったく信じようとせず責任問題にまで問われそうになった。さらにエイリアンがいた惑星LV426は宇宙技術者やその家族が移り住む植民地と化していた…。 「1」とは違ったタイプの作品に仕上がっているものの前作のストーリーや設定を思い出すシーンがかなり好きでした。 例えば軍事用宇宙船スラコ号に乗り合わせたビショップ(ランス・ヘンリクセン)。ナイフの妙技を披露したが傷つけてしまった指から白い人工血液。リプリーとともに「1」の狂気のアンドロイド、アッシュを思い出さずにはいられません。リプリーが嫌悪感をあらわにして「私に近づかないで!」と言うシーンも前作を見てる人ならばうんうん、納得って思うでしょう 植民惑星のコロニー内部に入った海兵隊員たちが重火器などの武器を持って侵入するものの進めば進むほど観客はリプリーのようにどこから襲ってくるか分からない残虐なエイリアンの影に不安感を募らせるはずです。 私が好きなキャラクターは「ターミネーター」から好きだったヒックス伍長役のマイケル・ビーンだな。リプリーと恋に進みそうで進まないでも信頼し合っている関係がとてもよかった。 微妙に男勝りなバスケス(ジャネット・ゴールドスタイン)かしら(笑)役が役だから目立ったこともあるんだけど。なによりもバスケスがゲス扱いをしていた使えない上司ゴーマン中尉(ウィリアム・ホープ)がバスケスの危機に助けに来るもののエイリアンに囲まれ共に手榴弾で自爆シーンはかっこよかった。特にゴーマンを毛嫌いしていたバスケスが手榴弾を持ったゴーマンの手を重ねたラストが最高。この関係もいいよね。 今回は武器を持った海兵隊が立ち向かうので1匹ではなく数で勝負してきます。 天井裏を覗いた瞬間薄暗い奥からエイリアンが大量にやってくる姿は鳥肌が立ちながらもバルサンで殺せるんじゃないかしら?と思ったのは私だけっすか? エイリアン・クイーンは卵を産んでいる姿は不気味でしたけどなんとなくバキュームカーに見えたんですよね、なんでだろ?余談ですが私はつい最近までラスト近くリプリーがエイリアンと戦うために乗り込んだ作業ロボット…あれはもう実在していて使われていると思ってました。…馬鹿っすか?私はもう駄目っすか?旦那に言われまだ未知のロボットと知りました。 あと見るのでしたら「完全版」がおすすめです。リプリーが57年間宇宙を彷徨っている間に娘が年を取って死んだことや襲われる前の植民地の人たちや少女ニュート(レベッカ)の家族などが描かれています。特にリプリーの娘訃報のシーンはのちにニュートとの出会いと娘の姿を重ねていることなど彷彿させるのでなんでカットしたのか謎です。↓「ターミネーター」といいジェームズ・キャメロンは続編が上手いと思った
2006年04月18日
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なんじゃこりゃ!っていうかさぁ!!マーロン・ブランドでしょ、それに判事のラルフ役にドナルド・サザーランド。新所長にマーティン・シーン。こんなに大物が揃っていてなんで蓋を開ければB級映画なわけ?マーロン!髪をオレンジに染めてる暇があるんだったら少しは痩せな!(って、もうお亡くなりになったから無理だけど)ストーリーはノースダコタのツキのない2人バド(チャーリー・シーン)とラリー(トーマス・ハドソン・チャーチ)はソーントン姉妹のインガ(クリスティン・ワトソン)とリブ(ホーリー・ワトソン)を妊娠させてしまい結婚する嵌めに。 しかし、父親で州立刑務所所長のスウィ―ド(マーロン・ブランド)はこの双子の娘たちを溺愛し、2人を囚人扱い。 監獄のような暮らしに辟易していたバドとラリーは現金輸送列車強奪計画を立てる。 その頃、スウィ―ドには囚人殺害の容疑でFBIのカレン(ミラ・ソルヴィーノ)が近づいていた…。 マーティン・シーンに至ってはラスト10秒程度の出演。友情出演か?ああ、親子出演っすか? あらすじも、うだつの上がらない男2人が犯罪行為を思いつき…ってありがちじゃん。ありがちな設定&話ならせめてもっとアクションかコメディかハッキリしようよ。コメディなら徹底してコメディにした方が良かったのでは?まあ、男たちの悲壮さはたっぷり描かれていたけど。 双子の娘たちも我がまますぎてむかつきました。 これから見るって人はコメディとして見る方がいいかも。私は本格的アクションと思い込んでいて外しちゃったから。でも、渋いおじ様俳優たちに涙を流すかもね。 車のセールスマン、ブランド役にデビッド・アークレットも出てるよ。 豪華キャスト泣かせの駄作映画。
2006年04月18日
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これはもう有名な人気シリーズコメディ映画ですね。っても、見たのは、つい数年前なんだけどね。キャラクターがとっても個性があって魅力あり。ストーリーは新任女性市長に就いたビール女史が警察官採用に関する制限、差別をなくした。おかげで警察学校にいろいろな志願者が殺到。 元駐車場管理バイトのマホニー(ステキーブ・グッテンバーグ)は問題ばかり起こし父親の友人の警察署長に根性を鍛えなおすため無理矢理入れられ、何とか警察学校を退学したいと目論む。一方、ハリス大尉(G・W・ベイリー)はこの馬鹿臭い法案に腹を立て1人でも多く新入生徒を辞めさせようとするのだが…。 私が好きな奴は、サイレンの音、ヘリコプターの音、銃撃戦の音、ゲームの音を口で全部出せるラベル(マイケル・ウィンスロー)がお気に入り。まるで外国版江戸屋猫八みたい。 もう1人元警備員で拳銃発砲マニアのタックルベリー(デビッド・グラフ)が笑える。実物の拳銃を持ってニヤリと笑い、射的演習でマグナムをぶっ放したり、建物を用いた射的演習でもアクション映画並にタックルベリーが動き回る。 他にも「裸の銃を持つ男」のドレビン警部の様にドジ過ぎるファックラー(ブルース・マーラー)や女たらしのマホティン(アンドオリュー・ルービン)と本当に問題児たちばかり。 校長ラサール(ジョージ・ゲインズ)の「教壇尺八事件」など、指導者からして馬鹿っぽい。そいつらの起こす珍騒動が見ていて飽きない。今見てもニヤリと笑ってしまう王道のコメディ。
2006年04月17日
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約30年前の作品だから、画質・ファッションは古臭いが話のおどろおどろしい陰湿な雰囲気は未だ衰えておらず。古めかしい館とそれを取り巻く濃霧がなんともオカルトちっく。ストーリーは偉人、故ベラスコ宅は心霊現象が起き始め過去調査で2回失敗。8人が亡くなっていた。 科学者ライオネル(クライブ・レヴィル)妻のアン(ゲイル・ハニカット)心霊術師のターナー(パメラ・フランクリン)そして、前回の調査のただ1人の生き残り霊媒師のフィッシャー(ロディ・マクドウォール)で調査チームを組み1週間の調査を開始する。 早速、心霊術師のターナーが降霊術を行ったところ、取り憑いた霊がみんなを脅迫し…。 特にポルターガイスト現象は古いながらもそれなりの技巧が窺える。目を覆うような残虐シーンは無いのだがショッキングなラストの事実に後味の悪さとおぞましさがなんともGood! しかし科学者ライオネルが注文した心霊機械がめちゃでかくてレトロ。でも何かやってくれそうなその大掛かりな機械に「速く動かせ~」と期待しまくったよ。 霊媒師のフィッシャーがケント・デリカットのような眼鏡で笑わせてくれる。 グロい怖さがないのでハラハラを期待してる人にはオススメできないが「ポルターガイスト」のようにジワジワくるオカルト映画。
2006年04月17日
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SFホラー映画の金字塔的作品。幼い頃に見た時からシーンシーンが目に焼きつき脳に焼きつき、公開から30年経ったいまだ色褪せないリドリー・スコットの傑作であり戦う女リプリーを演じたシガニー・ウィーパーを有名にさせた作品でもあります。 ストーリーは宇宙船ノストロモ号は地球の帰途についていたがSOS信号を受け取り救出のため謎の惑星へ降り着陸した。 ダラス船長(トム・スケリット)と一等航海士ケイン(ジョン・ハート)そして操縦士ランバート(ベロニカ・カートライト)で信号を送っていた宇宙船にたどり着くが人影はなく、代わりに宇宙船の床一面にはびっしりと大きな卵のようなものが並んでいた。 ケインはその卵を覗き込むとヒビが入り割れて中から飛び出した小さな生物が顔面にへばりつき…。 やはり賞賛すべきはそのエイリアンのクリーチャーデザインだと思います。ケインの腹から突き破り出てきた幼生態は手も足も目もないのに無数の牙だけのシンプルな物なのに実際にいそうなデザインの生物です。その幼生態の威嚇と俊敏な動きだけで恐怖と嫌悪感が湧いてきます。姿をモロ出ししてもチャッチさを感じません。 そしてその幼生態のエイリアンが人間をエサに脱皮し体が成長し人間が見上げるほどのモンスターに成長するのですが…なんというかこの映画のエイリアンの姿ってのは見た人間、映画の俳優同様、絶望させる姿としか言いようがないです。むき出しの牙のような歯に大量の液体(よだれっすかね?)が噴き出し見ただけで喰われる!って思わされるじゃないですか。ただでさえそんな姿に光と影を上手く使いはっきり見えない姿がさらに恐怖心を煽られました。 この完璧なまでのエイリアンと宇宙船の中の静寂さがが加わり緊迫感もぷらーす。もう中盤に入る頃には目が離せれません。 特にエイリアン探しをしていた時に猫のジョーンズが逃げ出し猫探しをする嵌めになった機関長ブレット(ハリー・ディーン・スタントン)。少しづつ少しづつ暗く誰もいない方へ猫を追いかけ、静寂の中いつ現れるかもしれないエイリアンへの恐怖感が見てる観客をこれでもかといっぱいいっぱいにさせるんですよ。たまったもんじゃないんすよ!(笑) エイリアンとは別に船内には他に人間の敵がいるのです。それが科学者のアッシュ(イアン・ホルム)。アンドロイドのアッシュがリプリーに暴力を振るってるシーンも怖かったですがなによりも首がブチ切れたシーンよりも私は白い人工血液のほうがショッキングでした。何故かって言われてもそんなの知りません、小さい頃の私に聞いてください(笑) ちなみに最後の最後まで残ったのが女性というのが見た当時かなり新鮮だったのを覚えてます。そして主役だと(勝手に)思っていたダラス船長が中盤あっさり殺されて「えええええ~~~?」と思ったものです。 ラスト脱出用小型シャトルにエイリアンが隠れていた時、あの格好に笑ってしまったのは私だけっすかね? この映画を皮切りに宇宙船という密室にエイリアンや未知の生物が人間を襲うSFホラーが多数作られたがいまだ「エイリアン」を凌ぐ作品を見たことがない。↓この卵から出てきた幼虫?のエイリアン私はカブトガニに見えました。↓もうこれ以上の化け物系異星人は造れないんじゃないかしら?
2006年04月17日
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原作が大好きな私が「姑獲鳥の夏」が映画化になると知り興奮しました。そして配役を見てみて「京極に堤さんかぁ、いいじゃんいいじゃん。関口に永瀬ね。え~?かっこよすぎない?榎木津に阿部ちゃん…合ってる!めちゃくちゃ合ってる!え~?そして木場修は誰だ?え~と木場修…宮迫…なんでいきなりお笑いもってくんねん!とツッコんだ覚えがあります。 でもDVDを見て宮迫が木場修に違和感がなかった。というかキャラクターはほとんど満足いくようなキャラクターです。京極の(小説ほどじゃないけど)無愛想さやうんちくたれなところや関口の鬱気味で赤面症なところも合っていたし(これは本当に驚いた一番関口のキャラクターが原作に近かったかも)阿部ちゃんの傍若無人で馬鹿っぽいところは榎木津そのまま。 ただもったいなかったのは京極の妹役の敦子役のなっちゃんこと田中麗奈が浮いてたかな。戦後の女の子にしてはちょっと今風すぎた それにしても堤さんあんな長く説明じみたセリフをよくぞやってくれました。なんか役者魂を見させていただきました。 さてさて映画のお話ですが…まぁ、私は原作視点から言わせていただきますが…感想はかなりもったいなくて微妙が感想でした。 見始めて1時間。ほぼ小説どおりの展開でかなり感動したんです…が、後半、映画のメインでもある憑物落とし(謎解き)が始まってバッツバッツとかなり肝心なところが切り取られていたり簡単に表現されていたりで「ええええええ?」とかなり不満が残る結果となりました。 思うに2時間でこの仕上がりなんだからあと1時間あればかなりいい出来になったと思うんだけどなぁ。 細かく言わせて頂ければまず映画の表現方法ですが…かなり関口の妄想とかうざいっすね。それが味と言えば味なんだろうけど。あといかにもセットじみている眩暈坂にちょっと笑っちゃった。でもそれも味だと思えばなんてことはない。京極の書斎と言うか和室はかなりイメージ通りでした。やはり問題は憑物お年にありんす■これからはネタばれを思いっきり書きますので出来ればDVDを見た方のみがよろしいかと■ まず不満なところは久遠時梗子(原田知世)の旦那で失踪している牧朗(恵俊彰)の過去やなぜそうなったのかもっと細かく描いて欲しかった。そこをしつこく書くことで牧朗の狂気と絶望が露になったと思うんですよ。 あと梗子と内藤(松尾スズキ)の逢引もなんか簡単に書かれていましたよね。もっと生々しく書くことで牧朗の子供の執着が画面から出てきたかと思います。内藤ももっとろくでなしに書いて欲しかったな。 次に久遠時菊乃(いしだあゆみ)が娘、涼子(原田知世・2役)になにをやったかと言葉には言っていたんですが私あれ聞き取れなかったんですよね。原作知っていたからなんとか理解したけどあれ知らない人って分かったんですかね。役に入りきり声も絶え絶えに言うのは分かるんですけど、そこがキモなんだからどうせならそのセリフを言いながら何をしたか回想シーンを入れるなり京極がセリフを繰り返すなりした方が良かったと思いました。涼子の赤ん坊にそして涼子になにをやったかをドラマティックにやってほしかった。 あと何が納得行かないって憑物落としをやった時の涼子の第三人格が出た時の演技っすよ。もっとこう獣のように演技して欲しかった。それこそ目の焦点が合わないくらいに髪を乱すくらいの演技でも決してオーバーじゃなかったかとせっかく普段の涼子とかはイメージ通りだったのに第二人格や第三人格はただただんに口悪くなったお嬢さんなだけじゃん…。 それとやはり京極の謎解きはほとんどセリフばかりなので見ているものは疲れてしまうかもしれないから画面半分もしくは全部でもその時の様子の回想みたいな物を流せばより一層観客は理解したと思うんすけど。 今上記に書いたのを追加してもらったらかなり良い感じに出来ると思うんだけどなぁ(え?微妙?) やはりあの分厚い小説を2時間で抑えるってのが難しいのかな? 当たり前ですが小説の方がもっと面白いですただ京極のうんちく話は映画の3倍くらいはありますけど 映画を見て興味がある人にはぜひ読んでほしいなぁ 中学生の和英辞典くらいの厚さはあるけどね↓姑獲鳥の夏の小説版
2006年04月16日
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映画のヒーローに憧れる少年が映画館の爺さんから不思議なチケットを貰い映画の中に吸い込まれヒーロー同様悪役に終われる嵌めになる…てのは覚えてるんですよ。でも細かな設定とか話の流れとか全然覚えていない。なんかシュワちゃんが豪傑な役で葉巻を吸っていたのを覚えてる。えーと…それくらい?(笑)ああ、あとなんかコメディ色が強かった気がするな…うん、それくらい。「ターミネーター2」の次の作品だったし監督が「ダイ・ハード」のジョン・マクティアン監督ってことで期待しすぎちゃったのかな~↓映画のヒーローって役ではとっても似合ってました
2006年04月14日
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マイケル・J・フォックスの作品で「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の次に好きな作品。いいですねぇ。こういう爽やか青春コメディ。安心して大笑いして見れます。ストーリーはカンザスの田舎町からニューヨークにエリートを夢見てやってきたブラントリー(マイケル・J・フォックス)。遠い親戚のコネで何とか大企業ペンローズ社に入社できたもののメイル・ボーイ。 恋に落ちたクリスティ(ヘレン・スレイター)も会社の重役。そんなある日、社長室に赴いたブレンドリーは・・・。 見どころはもちろん全編にわたるコメディ。 架空のエリートになりきったブラントリーはスーツを脱いでメイル・ボーイの制服に着替えるのだが、途中エレベーターを上半身裸のまま開けられ、筋トレをやっているふりをしているのだ。このエレベーターネタ他にもたくさんあって最高でした。 しかし、もちろんブラントリーがあの手この手で成り上がっていく姿が気持ちがいいのだ。 社長夫人がブラントリーを気に入りブラントリーはクリスティがそのクリスティは社長に狙われパーティー宅で目当ての人の部屋に行こうとする姿がマヌケで笑える。四角関係なのになんだかほのぼのと可笑しく見れる。 社長夫人ベラ(マーガレット・ウィットン)が多忙な社長に構われなくて暇で欲求不満気味なのだがもうキャラクターだけでそんな感じ、はまり役だわ~。ブラントリーを気に入り迫るのだがジョーズのテーマがかかります。大うけしましたわ。 ラストの社長夫人とブラントリーの同僚がくっついていたが・・・おいしすぎる・・・。↓なんだかんだとマイケル・J・フォックスはこういう映画がいいな
2006年04月13日
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耽美派ホラーの第一人者ダリオ・アルジェントの出世作品。この人バレエ学校好きですねぇ~。それと必ず美少女が主役。ロリコンのサドだな…絶対(なんで、それだけで…)ストーリーはアメリカ美少女スージー(ジェシカ・パーカー)はドイツのフライブルクバレエ学園に編入してきた。雷雨の中、学校にようやく辿り着いたスージーは校門で取り乱した女生徒パット(エヴァ・アクセン)に出会う。謎の言葉を残して去ったパット。スージーは取りあえず学校に入ろうとするが何故か門前払い。仕方なくホテルへ。 すると次の日、校門でぶつかったパットと友人は惨殺死体で見つかり…。 もちろん痛い映像てんこもりです。デカいガラスの破片が顔にザックリ!鉄線の中に少女が落ちたり、ナイフでメッタ刺しにあったり、盲導犬が噛み付いたりと痛い痛い痛い痛い…。 恐怖ムードたっぷりの映像も緊張感があり、赤い照明を多用して独特の雰囲気を作り出している。またゴブリン音楽が心拍数を上げるのに一役買っている。映像だけでディープな狂気が伝わりサザエもディープな世界へ…(おい!) 靴音を数えて隠し部屋を探し当てるスージーに只者じゃないと思ったんですけど。 パッと浮かんだ魔女の顔にまた体がビクッとしちゃったよ。ははは~。 冒頭のタクシーで学園に向かうシーンで幽霊が映っている事でも話題になったねぇ。あんまり顔に見えなかったけど(笑) 何が怖いって副校長ブランク夫人(ジョーン・ベネット)の顔が何よりも怖い。 映像、設定、雰囲気は古いが印象が強烈に残る事間違いなし。
2006年04月13日
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「あなたも15分間だけマルコヴィッチになれる」という映画予告やCMを見てどういう映画じゃ~~!と、発狂しそうになったが劇場で見て白旗を揚げざるをえなかったね。お見事!アイデア勝利だね。ストーリーは人形使いのクレイグ(ジョン・キューザック)は、才能が活かしきれず、夫よりもペットを愛する妻ロッテ(キャメロン・デリアス)に説得され就職する事に。 手先が気ような事を利用しようとファイル整理の面接に向かうが、そこは、ビルの7階と8階の間、7と1/2階にある変な会社だった。受付嬢も社長のドクター・レスター(オーソン・ビーン)も一癖ある上、同じフロアの会社のOLマキシン(キャスリーン・キーナー)に一目惚れするが、相手にされない。 そんなある日、いつものようにファイル整理をしていたクレイブはキャビネットの裏に落とした書類を拾おうと動かすと板をかぶせた小さなドアがあり興味を持って開けるとそこには先が見えないほどの奥深い穴が…。 破天荒で不条理なアイデアにストーリーとして成り立つのか?と不安になったが、これが実に巧い!マルコヴィッチになるとか会社の作りなど細かい設定は奇妙なのだが、人間行動はいたって普通なのだ。だから下手な映画よりも最初からすんなり見れる。 ある意味、感動したのは俳優ジョン・マルコヴィッチ本人を演じるジョン・マルコヴィッチを知らなくてもこの映画が分るということだったよ。何せ作品中の人間も知らない人が出てくるからね。「マルコヴィッチなんてしらな~い」と抜かす人、ぜひ観て!初心者(?)にも優しい心遣いがニクい。 こきたねーキャメロン・ディアスにも驚いたがいつも何かと坊ちゃん役のジョン・キューザック。あなたも汚れ役が出来る人じゃなぁい!!別な意味できたねーけど 鬱病のチンパンジーが妄想したり、ロッテ(キャメロン・ディアス)がマキシン(キャスリン・キーナー)に恋をしたり、細かい所にまで発想が秀逸。 なんと言っても大笑いはマルコヴィッチがマルコヴィッチの穴に入ってしまうシーンだろう。色々な人間のマルコヴィッチがお目見え、みんな「マルコヴィッチ」しか言わないし犬もマルコヴィッチ、女もマルコヴィッチ、もう、たっぷりマルコヴィッチ!!このシーンは劇場のイスが大揺れになるほどゲラゲラみんな笑っていたよ。 それにしても人形の動きが気持ち悪いほど人間の動きにそっくり。本当にジョン・キューザックがやってるわけではないだろ?やっていたら転職した方がいい!マジで! もうひとつ見どころはCDのボーナストラックのようにお楽しみがあるのだ。それがトップスターのカメオ出演。ショーン・ペンはインタビューされてる人間として出ているし、ブラッド・ピットは台詞なしな上、本当に一瞬だが出演している。他にもウィノナ・ライダーや監督のデヴィッド・フィンチャーも出てるらしかったが分らんかった(理由:女に興味がないのとフィンチャーの顔が分らんかった) そ・し・て、どうしたんだチャーリー!!(チャーリー・シーン)その頭は!よりにもよってバーコードか!マルコヴィッチでさえ普通に生えていたんだぞ。思いっきりヅラだって分るしさぁ。本当にこの二人実生活でも仲がいいのか?友達なのか?そんな事も気になったりして。 とんでもないアイデア作品は何とか収拾をつけようと、とかく尻すぼみな映画になりがちだがこの作品に関してはラストもスッキリと終わっているとにかく素晴らしい想像力に拍手を送りたくなる作品。↓劇場で見に行って良かったと思った作品でした
2006年04月12日
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破天荒刑事のアクションコメディシリーズ3作目…なのだが、なぁんとなく「1」「2」に比べると見劣りしてしまうと言うか前二作品の勢いがなくなった感じがしてしまう。 ストーリーはアクセル(エディ・マーフィ)は目の前で上司のトッド警部(ギル・ヒル)が射殺されてしまう。犯人一味を追って三度ビバリーヒルズにやってきたアクセルは戦友ピリー(ジャッジ・ラインホルド)たちに出迎えられる。犯人デウォルド(ティモシー・カーハート)を調べ怪しいテーマパークにたどり着くが…。 前作から出演していたジャッジ・ラインホルドが出演していたのは嬉しくなったがタガート(ジョン・アシュトン)が出ていたいのは非常に残念だった。だがその代わり?あのジョージ・ルーカス監督やジョー・ダンテ監督がカメオ出演しているのだ(一体なんで?) でもやはりメインは面白いマシンガントークと型破りで傍若無人ぶりなアクセルの捜査方法が「1」「2」からの魅力だったんだけど今回はコメディ部分が全然なくなりちょっとアクションメインの真面目作品になってしまったような…??ピリーなんて「2」であの壊れっぷりを披露してくれた割には今回全然活躍してないし前回からのノリを期待していた私にはちょっと物足りなかった。 マシンガンの「皆殺し2000」がもうちょっと見たかったかなぁ↓もういっそビバリーヒルズに住んじゃえば?
2006年04月12日
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「リーサル・ウェポン3」以来のメル・ギブソンとレネ・ルッソのコンビが見れるということで見ました。ストーリーはニューヨーク。強気のビジネスで躍進を遂げた航空会社の社長トム(メル・ギブソン)はまさに人生の成功者と言っていい人物。 ある日9歳の息子ショーン(ブラウリー・ノルティ)が誘拐され身代金200万ドルを請求される。金の受け渡しに失敗し犯人を逃したFBIにトムは見切りをつけ・・・。単刀直入な感想を述べるとメル・ギブソン演じたトムとその息子の間に溝は出来ないのか?と思ったよ。どう見てもメル・ギブソンが頭のキレる役なんだけど金を出し惜しみしてるとしか見れないんだよね。 まぁ、FBIが使えないとかそういう理由は分かるが身代金を払わず犯人に懸賞金をつけるところなんて今のご時世の事件なら100%人質は殺されていそうな気がするんですけど。特に銃社会のアメリカの方があっさり殺しそうだし。 悪徳刑事ジミー扮するゲイリー・シニーズがすぐさま犯人という事がわかるんだけど、もう少し頭のキレるシーンが見たかった。「取引」が上手いトムと互角に見れなかったんです。ちゅうか、何でゲイリーはあんなに使えない下っ端ばかりを雇った?!!私のほうがよっぽど使えるぞ!(笑) 前半、中盤は面白かったが二人の対面は結構あっけなかったような…。 見どころは身代金の受け渡しシーン。たたみかけるような映像が迫力もの。↓今の時代では通用しない方法なのでかっこよくてもやらないように
2006年04月12日
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惜しい!惜しいんだよ、グラハムちゃぁん(←監督。馴れ馴れしい)好きな俳優クリストファー・ランバートにノリのいい音楽とスピード感溢れる予告で期待しちゃったんだが、話がねぇ~、最初からどんどん独り善がりに進んじゃって話に入り込めないんだよ。原作があるから脚本が悪いのか?ストーリーはテクノロジーが崩壊した荒涼の近未来。辺境の城壁では夜毎人々を餌食にする怪物(ビンセント・ハモンド)が棲みついていた。領主フロスガー(オリバー・コットン)は、なんとか怪物を倒そうとするが兵士は減るばかり。 城から逃げ出した娘(パトリシア・ベラスケス)が殺されようとした所を謎の勇者ベオウルフ(クリストファー・ランバート)が現れ助ける。 城の中の化け物を倒そうと城内に入るベオウルフだったが…。 アクションシーンや蹴りなどアクロバティックな映像はかっこよかったんだがカメラ割が下手な所為かスタントマンだともろばれ。もう少し上手く撮ってくれよぉ! 全体的にB級な仕上がりになっているのが残念…あ、でもランバートはB級専門の人だからいいのか(笑)特にクライマックスの怪物との一騎打ちはあれで終わり~?!というあっけなさ。 領主の娘カイラ(ローナ・ミトラ)とベオウルフとの恋やカイラに心惹かれている戦士ローランド(ゲッツ・オットー)との三角関係で恋愛ありエロありだったんだが…。う~ん。 中世のような雰囲気作りは良く出ていたんだけどねぇ。
2006年04月12日
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やられました!!まさか全編ほとんど歌だとは!!そうなんですミュージカルと知らずにレンタルして見たんですよ。多分これがウディ・アレンお初映画でした。ストーリーは弁護士ボブ(アラン・アルダ)の家庭はいつも大騒ぎ。妻ステフィ(ゴールディ・ホーン)の前夫ジョー(ウディ・アレン)は失恋するたびにボブとステフィに泣きつき愚痴ばかり。長女スカイラー(ドリュー・バリモア)は婚約者ホールデン(エドワード・ノートン)と結婚も近いというのに仮出所したフェリー(ティム・ロス)に一目惚れ。 そんなある日、ボブがセラピストに通う美女で人妻のヴォン(ジュリア・ロバーツ)に恋に落ち・・・。 しかも初っ端からドリュー・バリモアとエドワード・ノートンが歌って踊りながら見事なバカップルを熱演。美しい春のニューヨークを舞台にイブサンローランのマネキンも踊っております。 ミュージカルが苦手な私。この映画も実際嫌いではないがそんなに好きでもない作品。でもね~、印象に残るシーンは山程あるんですよ。ホールデンがスカイラーに指輪を用意してドラマティックに演出しようとレストランのフルコースでデザートの上に指輪を乗せるのだがスカイラーが気付かずにパクリと食っちまったり、ヴォンにアタックするジョーが決めてるようで間抜けだったり。 ティム・ロスのイカれ役も絶妙な演技。 その他にローラ役にナタリー・ポートマンと豪華メンバーが勢ぞろい。 一番好きなシーンはもうラストなんですがステフィとジョーがフランスのセーヌ川沿いを歩きながら踊るシーンはかなり素晴らしい。特にゴールディ・ホーンが宙に浮かんでゆく姿はおとぎ話のような名場面。 ある一家の非日常のような日常映画。ミュージカルが嫌いでなければ、ちと観てくれ。↓上のほうの部分に写ってるけどこれが私の中の名場面
2006年04月11日
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ブルース・ウィリス(以降ハゲ)が落ち目の捜査官かなんかで自閉症の子がなんか国家の秘密みたいなのを偶然知ってしまい親を殺されハゲと一緒に逃避行するって話はなんとなく覚えているんだけどそれ以外のことはまったく忘れました。あ、なんかその秘密みたいなのがマーキュリーだかって言うんじゃなかったっけな? 特に印象に残るシーンもなかったけど自閉症の少年役をやったサイモン(マイコ・ヒューズ)の演技はかなり心に残ってます。演技が上手かったのかどうかは分からないけど迫力があったんです。そのせいかハゲの印象まるでなし↓この頃くらいから子役との共演多くなった?
2006年04月11日
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「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の元祖とも呼ばれている作品。まぁ、こちらの本当のタイトルは「THE LAST BROADCAST」っていうし、製作年数もこちらが先なので「ブレア~」がパクッた可能性は高し。ストーリーはニュージャージー。伝説の悪魔を探しにパインパレンズの森へ出かけた「真実か虚構か」の司会者ルーカス(ランス・ウィーラー)とスティーブン(ステファン・アヴァロス)、案内人のレイン(レイン・クラバース)。そして自称超能力者のジム(ジェームス・スウェード)。だが2人は惨殺。1人は行方不明。そして生還したジムは容疑者となり逮捕されてしまう。 その事件を番組にしようとドキュメンタリー監督デビッド(デビッド・ビアード)は事件を追うのだが…。 確かに「ブレア~」の元ネタといわれるだけありドキュメンタリータッチな作りになっている。こっちは魔女ではなく悪魔なんだけど…「ブレア~」と似たり寄ったりでラストまで全然核心に迫ってないけどね。始終ハンディカム映像ではないので画面の揺れに弱い方にも安心です。 ラストの殺され方がなかなかリアルでよろしい。 ただ意味はやはりよく分らん。取り憑かれたの? よくよく配役を見るとこちらも役名と役者名が一緒ですな。「ブレア~」で怒った人は見ない方がいいかもねん。
2006年04月11日
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この映画って多分私を笑わせるために作ってくれたと思うんですよ、間違いなく。じゃなかったらこんな切ない100%ラブストーリーをハゲ三兄弟の三男坊(ニコラス・ケイジのこと。ちなみに長男ショーン・コネリー次男はエド・ハリス。別名ザ・ロック・ハゲ三兄弟)にやらせるわけがないと思うんですストーリーはロサンゼルス、セス(ニコラス・ケイジ)は死に逝く魂を導き、海の美しい調べを聞くことができる天使。 ある日、病院に入院している危篤状態の子供の手術を受け持った女医マギー(メグ・ライアン)。 懸命に助けようとする彼女のひたむきさにセスは心を打たれる恋に落ちるが…。 しかしいくらハゲが目に見えない姿だからってあんな顔で部屋の隅っこにいられたら貧乏神が住み着いてるみたいでとても嫌。特に写真に写らない設定はありがちだからいいとして、あんな写り方・・・あれじゃあ、心霊写真だ!! 見所はマギーのために人間になることを決心したハゲがビルから飛び降りるシーンと、海の調べを聞きにいく天使たちが集まってるシーンは映像が美しい。でも黒服の集団のせいか天使に微妙に見えずこれから通夜に行く連中に見えなくもない。 全体に切ない話。特にラストは「メグの馬鹿~~。そんなチャリの乗り方しているから!!」と、怒ってしまった。私だけ?だって、一夜っすよ!人間になって触れ合えるようになってたった一夜…!!ハゲはどうするのよ~!!↓こんな真面目な顔をされても笑ってしまう私は重症でしょうか?
2006年04月10日
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笑ったよ…。改造車プジョー406。ボタンひとつで変形だ!!!まさかアニメのような変形する車を実写でお目にかかる日が来るとは思わんかった。ストーリーはフランスはマルセイユ。タクシードライバーのダニエル(サミー・ナセリ)は改造した愛車〈プジョー406〉で街をすっ飛ばすスピード狂。ある日、免許試験に8回も落ちているお間抜けな刑事エミリアン(フレデリック・ディーファンタル)にスピード違反で捕まり、捜査を協力するはめに・・・。 オープニングのエレキギターが効いたディック・デイル&ヒズ・デルトーンズの「ミザルー」をBGMにマルセイユの街をスクーターで駆けるシーンからもう目は奪われて心がウキウキしました。 コメディ色が強い映画だが250キロで疾走するカーチェイスは迫力。 もう少しカーチェイスが多かったら劇場で見たほうがお得かな?特に最後のダイブは目を見張る。カーチェイスが好きなのでちょっと物足りなかった気はした。 その分人物背景などもしっかり描かれてあり役者達に共感が持てる。 ピザ屋の配達では物足りず2輪から4輪に移行してさらにスピード狂を仕事にしたダニエル。そのダニエルと一緒に暮らし始めるがなかなかエッチが出来なくて怒っている恋人リリー(マリオン・コティヤール)。何をやってもドジで間抜けで駄目男なマザコン男エミリアンに美人で上司キレもののペトラ(エマ・シェーベルイ)。 でも最高なのはなんにでも作戦名をつけたがるジベール署長(ベルナール・ファルシー)の右に出るものはいないでしょう。もう顔からして何かやらかしそうなマヌケそうな顔「作戦名コブラ」「作戦名禅~」 そうそう「1」を見て思ったのがエミリアンの今までの事件経過をダニエルに話したらダニエルはほとんど一発で犯人の動きを読むわ犯人像を推察するわ…ダニエルが刑事になったほうがいいんじゃないのか?ロマンスも面白いが凸凹コンビがおりなす捜査がお薦め。 エミリアンのドジぶりが自分と重なりあまり笑えないような気はするが・・・。↓まだそんなにコメディ色は強くないが署長は最高
2006年04月10日
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CMの映画予告を見てビデオでならば見てもいいかなと思った作品。なかなか見っけもんの作品だったと思います。特にネズミを擬人化していない部分が良かったかとスチュアート・リトルにケンカ売ってる?ストーリーは製糸工場の経営者が亡くなり息子のアーニー(ネイサン・レイン)とラース(リー・エバンス)の兄弟はほとんど遺産らしい遺産を見つけられなかったが、ニューヨーク郊外にある古い屋敷が実は有名な建築家が作った”幻の建築物”であることが判りオークションを開こうとするが・・・。この映画でおよ?っと思ったのがネズミ退治に来たマウス・バスター(クリストファー・ウォーケン)がアーニーにネズミ退治のウンチクを喋っているシーンがあるのだが、そこで「サヨナラ」と日本語を使っているのだ。え?なに?日本語がブームなの?この映画以降2本ぐらい聞いたが今、アメリカでは「サヨナラ」が流行ってるのか? ま、それは置いておいて見所はなんと言ってもネズミです。可愛くてお利巧だがなかなか食えない奴。私の家には来て欲しくないなぁ…猫や犬よりも賢そうなんだもん。 仲が悪そうで実はいいアーニーとラース兄弟の奮闘振りも見所。なんかマリオブラザーズを思い出しちゃたのはなんでだろう?? 渋く登場したマウス・ハンターのクリストファー・ウォーケンとネズミの戦いは必見。でも…ウォーケン仕事選べよ…と思いました
2006年04月10日
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大好きなユアン・マクレガーが出ているサスペンス映画。元は94年デンマークで上映した「モルグ」を監督がリメイクしたらしい。ストーリーは大学院生マーティン(ユアン・マクレガー)は彼女と結婚したい為に高額アルバイトの死体安置所(モルグ)の夜間警備をする。友達たちが気味悪がる中、マーティンは徐々に仕事になれバイトを鼻歌まじりで夜警。そんなある日、娼婦を狙った猟奇連続殺人事件の被害者が運ばれてくる。そのうちその死体が移動されているのを切っ掛けにその死体が仕官されていることが分かり殺人事件の容疑がマーティンにふりかかってしまう・・・。 相変わらずユアンったら調子こきながらも腰抜けな情けない役がお・に・あ・い。ホルマリン漬け置いてある部屋や長く無気質な廊下、切れ掛かっている電灯。重いドア。鳴るはずのないベルとモルグ(死体安置所)の独特で異様な雰囲気がよく出ていて、圧迫感のあるカメラワークに目を見張りました。 周りにはあからさまに犯人じゃないかという怪しい奴がいっぱい。主人公の恐怖感を感じつつ犯人捜しとしても楽しめる…が、私自身は結構犯人は意外な人でした。 マーティンの友人ジェームス(ジョッシュ・ブローリン)のあからさまに怪しい役どころがのちのちの行動にちょっと感動とショックを与えてくれました。 友人は「後味が悪かった」と言われたが私は「へ?どこが?」と思った。それはやっぱりジェームすのあの行動かしら??↓被害者役であればユアンもサスペンスはイケる口だと思います(笑)
2006年04月09日
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この映画こそ「好みが別れる映画だ」とか「人によっては好き嫌いがある」と聞き、ビデオになってからも全然見る気は起きなかったが1回見たら嵌まりました。(貸してくれた友人は話がよく分からないと言ってたが)ストーリーはドラッグ断ちを決意するも身も心もどっぷりヘロイン中毒のレントン(ユアン・マクレガー)同じくドラッグ中毒でうがつのあがらない小心者スパッド(ユエン・ブレンナー)ドラッグもやるが売買もして女も食い物にするシック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)ケンカ中毒のべグビー(ロバート・カーライル)。自分の未来が見えているレントンは悲観することもなくヘロインで足のつま先までジャンキー。しかし悩むこともなく日々を過ごしていくが…。 どれぐらい嵌ったかと言うと、ビデオで録画し永久保存版。その後DVDも買い、CDも買い、ポスターも2種類買い、挙句の果てにはレントンのようにピアスもつけた↑ちょっと私やばい人?(笑) 私は一発で気に入り挙句の果てには数ヶ月「マリ○ァナ試してみたい!!!」と叫んでいた。(小心者だからやってないよ)だけど、年老いた(笑)私でさえこんなに感化されたんだからこの映画の熱狂的なファンだった渋谷系若者は…やっぱり…ねえ。 レントンの禁断症状のときといい、打ったあとのトリップアウトといい今までに見たことがない映像がイカス!!(死語)イギリス特有の湿った感じの空気が映像からも伝わってくる。おしゃれな建物とインテリアなども見ていて楽しい。 何よりも音楽がイギー・ポップ。グルーヴ感たっぷりのサウンドはこの映画にピッタリ。オープニングのレントンとスパッドの疾走と「ラスト・フォー・ライフ」はもうバッチリ合ってたしエンディングの「ボーン・スリッピー」もヨロシ 内容を話せといっても確かに難しい。 ただ私が一番好きなシーンは王道だがラストのレントンが笑いながらバックを持って歩くところ。そしてコインロッカー。 もう一つは理解されないかもしれないがトレイにダイブをするシーンが最高のトリップ映像だと思っています。 アパートの一室でみんなでマリファナをやってラリっていてもアリソン(スーザン・ヴィドラー)の赤ん坊が死んだ時もレントンたちはマリファナが止めれない。ヤクを拒絶していたトミー(ケヴィン・マクキッド)でさえ恋人と別れた辛さからヤクをやり注射針からエイズに。 マリファナで悲劇を起こしてもまたマリファナで逃げ…そしてまた悲劇が起こる。それが分かっていても止めれない若者達のやるせない最悪な堂々巡り。出口のない逃げ道が恐ろしくもドライに描かれていました。 余談ですが、この映画を1発で気に入った!!と友人に話したら「ああ・・・男が好きそうな映画だもんね」と言われた。どういう意味かしら? ちなみにこの映画でユアン・マクレガーのファンとなりました。ユアンはこの映画のために大好きなバターとビールを我慢してダイエットして出演したらしいです。↓顔的にはジョニー・ミー・リラーが好みだがユアンがすき~
2006年04月08日
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映画予告のテレビ番組で言っていた通り確かに下品だ。しかし笑えるし、キャメロンの笑顔がキュートだから爽やかに観れる映画。ストーリーは歯の矯正金具をつけた情けない高校生テッド(ベン・ステイラー)が、苛められていた知的障害がある少年ウォーレン(W・アール・ブラウン)を守った。 実はウォーレンは学校のマドンナ、メリー(キャメロン・ディアス)の弟でフロム・パーティーに一緒に誘われたのだが・・・。 ポスターでも観たことあるだろうがキャメロン・ディアスの髪が逆立っているのにも訳がある。その理由もお下劣だがナイスだ。 そしてフロムの当日テッドがタマタマをファスナーで挟めて救急車で運ばれるシーンがあるけど…あまりのリアルな映像に友人に「これって本物?」と聞いたくらい。 保健調査員ヒーリー役のマット・ディロンを始め彼女にお熱なのは1人や2人ではない。しかしまともな奴は一人もいない メリーがフロリダに引っ越した家の隣人もいいわ。 マグダ扮するリン・シェイなど高校生の山姥メイクかと思ったほどだ。そして忘れちゃいけないのが犬のパフィ。全身骨折でギプス姿は笑える。 タイトルどおりメリーに首ったけになった男性は多いのでは?お勧めのラブコメです。↓可愛い~けど変な役が好き?なキャメロン・ディアス
2006年04月07日
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先に言っちゃうと話は面白くないです。うん。 でもすっげえスタイリッシュでおしゃれ。イギリスのテレビドラマおしゃれ秘探偵の映画化らしいんですが、全体的にポップでユーモアな設定。車や服などのブリティッシュファッションがおしゃれなんだ。でも話は面白くないけどねストーリーは豪雪や猛暑の極端な異常気象に襲われたイギリス、ロンドン。調査に乗り出した極秘諜報機関のエージェント・ジョン(レイフ・ファインズ)と女性気象学者エマ(ユア・サーマン)。 事件は天才科学者サー・オーガスト(ショーン・コネリー)の陰謀と突き止めるが…。 サザエのお気に入りのシーンはショーン・コネリー他、悪者達の会議シーン。みんなテディベアの着ぐるみ着ているのだ。可愛すぎ。コネリーのおっちゃんもこの映画でただのエロジジィと成り下がっていたが黒のテディベアを着たということで許そう。 オーガストの島へ侵入する時ジョンとエマがでかいバルーンで川を渡るのだが楽しそう~。やってみたいな…。酸素は大丈夫なのだろうか? ユア・サーマンのナイスなボディを見て欲しい。男ならイチコロだ。「キル・ビル」と言いユア・サーマンはお馬鹿映画が好きと見た。↓ポスカはしびれるほどかっこいいが中身がね~~
2006年04月07日
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モノクロ映像で独特の世界を確立している新感覚的ムービー。ただ映像的にはずっと同じ調子なのでどこからがマックスの妄想の世界の映像なのか区切りが分かりづらいのが難点。ストーリーは世界の全ての事象は数式で答え出せれると信じて疑わないマックス(ショーン・ガレット)がは数学学者で株式市場の分析を糧として人との接触を好まないでいた。 ある日、先輩教授のソル(マーク・マーゴリス)との会話でソルがπの謎を解き明かそうとした時、コンピューターがバグって216桁の数字が現れたと聞く。 数日後、マックスのコンピューターが故障し216桁の数字の羅列は弾き出す。興味を持ったマックスは分析にのめり込みやがて狂気と妄想の世界へと囚われ始め…。 頭痛の薬を飲み、数字と数学に執着している偏執狂のマックスをショーン・ガレットが見事に熱演。つうか、イカれてます。 見どころは終始小難しいセリフが多いが知的な雰囲気の内容と右手から血を出す男、駅に落ちている脳味噌などのマックスの精神世界の映像化がインパクトあり。 216桁という因縁の数字に宗教家や株屋、そしてマックスたちが滑稽なほど振り回されているシーンもチェック。 ラストの解釈は私的には数学だけでは世界を解明する事は愚かな事または出来ないと悟った…と思ってるんだけど…違うのかな?↓これだけ見るとホラー映画
2006年04月07日
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青年の成長してゆく姿を爽やかに描いているロードムービー。何故だろう?確かに鑑賞後は爽やかな気分になった。でも、中身は若い青年の男娼の背景が生々しくてオエっと思うシーンもあったのに。ストーリーはアイダホ州、シアトル。場所を問わず眠くなってしまうナルコレプー発作性睡眠にかかっている男娼のマイク(リヴァー・フェニックス)は、仲間たちと体を売っては金を貰い、汚いビルで寝泊りする、その日暮の人生だった。 行方不明の母親を捜す旅に同じ男娼で市長の息子スコット(キアヌ・リーヴス)とアイダホに向かう。旅の途中様々な人間と出会い、そしてマイクはスコットに愛の告白をするが…。 特にマイクが拾った客のダディ・キャロル(ミッキー・コトレル)一人で踊って馬鹿みたいです。でも、ダンスは上手かった。もう一人セールスマンのハンス(ウド・キア)は、この親父のスタント芸も笑える。セックスシーンはカメラを止めてるのではなく、そのまま役者が止まっていてピクピクしてましたわい。 雑誌の中のリヴァー達が話し出し動き出すのは面白い。しかもホモ雑誌。 辛い真実、そして現実、スコットには恋人カルミラ(キアラ・カゼッリ)が出来、母親にも会えない。それでも生きて行くマイクの姿が愛おしいほど切なく強い。変なリアル感はあるのに、なぜかサラリと見れてしまう映画。 劇中「ポテトの町に行くぞ」という台詞を聞いて、ああ、アメリカでもアイダホ=ポテトなのか…と納得してしまった。 ラストのお空にニコちゃんマークは一体?↓ファンではないけど確かにかっこいい顔してるね
2006年04月06日
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アメリカの社会問題となっているネオナチを題材にした社会派ドラマ。 予告だけを見たときはネオナチが主軸になっていると思っていたが、話の中心にあるのはデレクとダニーの兄弟愛、家族愛なのだ。ストーリーはアメリカ。ベニス・ビーチ。父親を黒人のせいで失ったデレク(エドワード・ノートン)。元々、人種差別気味だったデレクは、ネオナチ(白人至上主義)団体の幹部へとなり韓国人のスーパーを襲撃するなど暴力を憎悪の捌け口にしていた。そんな兄を尊敬している純粋で無垢なダニー(エドワード・ファーロング)。 そんなある日、父親の形見でもある車を盗もうとした黒人集団を目撃したダニーはすぐ様デレクに報告。怒ったデレクは黒人青年を痛めつけたあと、殺してしまう。駆けつけた警官たちに捕まったデレクだったが…。 何よりも私の顎を外させたのがノートンの容貌。スキンヘッドにアゴ&口髭は誰でもできることだが、なんなのあの筋肉ムキムキは~~!!「ファイト・クラブ」の頃の撫肩がどこにも見当たらない!そりゃ、シュワちゃんじゃなくてもステロイド剤(筋肉増強剤)使ったのか?と聞きたくなるって!しかし、一番私をビビらせたのがあの圧倒的な存在感に失禁寸前5秒前。 ちゃんと残酷なネオナチ行為も観客にさらけ出して見せつけてくれている。 一番の見どころと忘れられないシーンは車を盗もうとした黒人たちを完膚なきまでに叩きのめすシーンだ。うつ伏せにさせたまま口を開かせ縁石を歯で咥えさせ足で頭蓋骨を蹴り割るシーンは目を覆いたくなる。 しかし!本当に目に焼きつくシーンはここから。その後、警察に対し不敵な笑みを浮かべ、胸元のハーケンクロイツのマークを誇らしげに見せつけるシーンがショッキング!そしてそれと同時に暴力がこの世のすべてと思い込んでいる哀れな男の姿も感じさせる。 故殺罪で捕まったデレクが3年後に出所し変わってしまった兄に戸惑いながらもネオナチ行為抜きで兄を心から愛しているファーロングの熱演に涙ウルウル。 実はデレクの人種差別の根本が父にあったという設定も切ない。 ラストのダニーの死はデレクが今まで行ってきた当然の結果かもしれないが、願わくば、デレクに同じ道に戻らせないで…と思わせたくらい現実的で重みのある映画だった。↓エドワード・ノートンですよ~あのお坊ちゃま顔のノートンでーす
2006年04月06日
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実在のディスコに実在の人物(ルベル)なのだが実話ベースで架空の人物を出してるんじゃないかなぁっと。ライアン・フィリップきれーい。女の子みたい!かわいー!だけどやっぱりクルクルパーマなんだね。冒頭で髪を切ったシェーン(ライアン・フィリップ)に友人達が「どうした?頭」と聞いていたが最初の頭の方がどうした?いや、でも可愛いんだけど。ストーリーは1970~1980年代にかけてNYにあった伝説のディスコ、スタジオ“54”。 入場チェックが厳しいこのディスコに州隣のニュージャージーから1人の青年シェーンがやってきて入場をパスした。その華やかな世界に魅せられたシェーンは“54”の売れっ子バーテンダーを夢見て下っ端のバーテンになる。 きらびやかな表舞台とは違い裏方は金や妬みなどが渦巻いて、その中心には常にルベル(マーク・マイヤーズ)がいた…。 トップスターどころか王妃まで訪れるハイソなディスコ。しかし終始退廃的なムードが付きまとう。 のりのいい音楽とテンポのよいストーリーだが、複雑な恋愛関係、人間関係なので一味違った青春映画だ。 ライアン・フィリップがいつも立ち聞きしていて家政婦は見た状態なんだけど。市原悦子? コメディのイメージがついてしまったマーク・マイヤーズが華やかながらも虚無的な“54”の中心人物、ルベルを演じている。 普段は普通のばーちゃんで“54”に遊びにくる時は厚化粧で薬で飛びまくりのドディをエレン・アルバーティニ・ドーが踊り付きで頑張っている。 ラストのエンドロールに流れる“54”に来たスターたちの写真が楽しめる。↓2人の女よりも色気のあるライアン・フィリップ
2006年04月06日
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セレブリティ(有名人)たちの赤裸々なスキャンダルをシニカルに淡々と描いているウディ・アレンのヒューマンコメディ。ストーリーは高校の同窓会に出席し、同学年だったみんなは恰幅のある立派な人間になっていて焦った作家志望の記者リー(ケネス・ブラナー)は人生を変えようと決意し妻で教師のロビン(ジュディ・デイビス)と離婚。 しかし、リーは自分の脚本を映画化して欲しくて若手人気俳優ブランドン(レオナルド・ディカプリオ)に頼み込むが軽くあしらわれる始末。しかも恋愛もうまくいかない。 一方、ロビンは離婚時、落ち込みヒステリー気味だったのだがお昼のワイドショーの顔、トニー(ジョー・マンテーニャ)と出会い、積極的な自分に目覚めて行く…。 この映画が公開された頃はまだ人気のあったディカプリオ見たさにこの映画を見たお嬢さん方(みのもんた?)は怒ったかな?4Pの乱交シーンや女性に暴行?シーンのことではなく1時間経っても出てこないし出てきても10分も出てないんじゃないか?いやいや、でもディカプリオの実生活もこんなものとみた(笑) ディカプリオの腰はブラボーなほど入ってます。チェックチェック。 ロビンと娼婦がバナナでフェラの練習をしているが少しもエロくないのが素晴らしい。 主演のケネス・ブラナーの演技がオドオドしたりどもったりがアレンそっくりらしいが、アレンをよく知らんのでわからん。 人生を見つめなおそうと心機一転しようとしたがツキはまわらない旦那のリーと望まずにも人生の楽しさを知って行く妻ロビンの2人が対極的。 冒頭に撮影していた飛行機雲のHELP。ラストの試写会でリーは切なそうに見ています。なんて皮肉な終わり方でしょ。↓「ハリポタ秘密の扉」で顔が知られたケネス・ブラナー
2006年04月05日
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いやぁ~久々にゲラゲラ笑った映画だった。 ようは結局親子全員揃って意地の張り合い。別れた原因も思い出せないような下らないケンカに11年も音沙汰なしっつうのは凄いよな!究極の似たもん夫婦だよ。ストーリーはカリフォルニアに大規模なワイナリーのオーナーであるニコラス(デニス・クエイド)と暮らす11歳の娘ハリー(リンゼイ・ローハン)はサマーキャンプに参加をして自分そっくりのロンドンから来たアニー(リンゼイ・ローハン二役)と出会う。いがみ合いケンカばかりしてとうとう2人は二人一部屋の離れ小屋に。 だんだんいがみ合いもなくなり仲が良くなってきた頃、実は自分たちは双子という事に気づき…。 私、ハリーと母親エリザベス(ナターシャ・リチャードソン)が出会ったシーンはちょっとジーンと感動。さらにハリーの乳母チェシー(リサ・アン・ウォルター)とアニーの出会いもジーン。なのにニコラスとアニーの再会で感動しないのは何故?演技が下手なのかしらデニス・クエイドって。 つうか、アニーの執事マーティン(サイモン・クンツ)最高!!お別れと再会のあの訳のわかんねー踊り!バカかお前らとツッコみまくり!!でも私もマスターしたいよ(踊りたいんか!) ハリーとエリザベスが付き添いで来てくれと頼んだ時のマーティンの格好も笑ったがハリーの乳母チェシーと恋に落ちる瞬間も笑わせてくれた。いやぁ~美味しいところ全部こいつが持っていったよ。↓家族よりも脇が面白い…てか執事が最高
2006年04月05日
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な~んか、ゾンビ系の多い映画だったなぁっと、思えば、やっぱジョージ・A・ロメロだったのね。私、これよっぽど好きだったのかダビングして何年か持ってたよ(笑)ストーリーはオムニバス形式のホラー映画。 少年がホラー漫画「クリープショー」を読んでいたら父親が教育に悪いと怒って捨てる。これがプロローグ。 第1話は墓場から嫌われ者の父親が生き返る話。 第2話は頭の弱い農夫の家の近くに隕石が落ち、農夫は億万長者を夢見て隕石を拾おうとするが熱くてヤケドをしてしまう。ヤケドをした指から徐々にカビのようなものが体全体に広がり・・・。 第3話は自分を裏切った妻と愛人を波打ち際近くに生き埋めにし顔だけを出す。やがて満ち潮となり2人は水死するが・・・。 第4話は大学の階段の下に化け物が入った箱を見つけた用務員。その大学の教授はその化け物を使って自分の悪妻を殺そうとするが…。 第5話は潔癖症の男がゴキブリの大群に襲われ挙句の果てにはゴキブリの餌食に・・・。 そしてエピローグは「クリープショー」を捨てた父親を恨んで少年がワラ人形を作り針で突き刺し・・・という話。 父親にコミックを捨てられた少年ビリー(ジョセフ・キング)の悪意から始まりそのコミックの話がサッと映画の本編に入るオープニングからもう目はクギヅケ。内容的にはB級ホラーだけどこの馬鹿馬鹿しさがいいのよ~好きな話は5話のゴキブリかな?やっぱり虫のパニック系って好きみたい。虫が嫌いなくせに排気口からゴキ。シリアルからゴキ。最後はアプトン(E・G・マーシャル)の体から…オエ。 リチャード演じるレスリー・ニールセンのおっちゃんが第2話目に出ていたのは知っていたが(おっちゃんシリアスもイケル口なのね…と思ったらコメディやる前はシリアス専門だったそうで)第2話目の農夫ジョーディがスティーヴン・キングとはまったく気付かんかった。まぁ、第1話のハンク役がエド・ハリスってのも後から気づいたけど 原作だか脚本がキング先生だとは知っていたんだけどね。
2006年04月05日
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今までいろんなブラックな映画を見たけど、これは過激だねぇ…大好きです(言うと思った?) この映画を見るポイントはとにかく倫理観と正義感の鎧を脱ぎとりましょう。そして映画と割り切りましょう。キャメロンとスレーターの嵌り役に尻込みするかもしれませんが演技と思って喰らいつきましょう。 ストーリーは可愛い婚約者ローラ(キャメロン・ディアス)との結婚式を控えたカイル(ジョン・ファヴロー)は悪友ボイド(クリスチャン・スレーター)を始め男4人と乱痴気騒ぎ「バチェラー・パーティー」をラスベガスで決行。酒に賭博にマリファナと大騒ぎ。そのうちボイドがストリッパー、ティナ(コーベ・タイ)を呼んで、カイルと一発やらせようとするが、真面目なカイルは断る。 我慢できなくなったマイケル(ジェレミー・ピヴェン)はカイルの代わりに相手をする事になるが、セックス中ティナを誤って壁に叩きつけしまい殺害してしまう…。 とにかくなにが何でも結婚したがるローラもおかしいが、殺害の罪から逃れるために殺しまくるボイドが恐いくらい痛快。罪に我慢できなくなったアダム(ダニエル・スターン)を弟マイケルが殺しちゃうし、自首しようとするマイケルとアダムの妻でみんなの秘密を嗅ぎつけているロイス(ジーン・トリプルホーン)を心中に見せかけてボイドは殺そうとするし、もう殺しまくりだ、笑うしかねーな。終始オロオロ泣きそうなチャールズ(リーラン・オーサー)が一番好きだわ~。遺体処理に「指が出てこんにちわ~」と狂っちゃってる姿は、吹き出しました。 ロイスとボイドの一騎打ちは見物。ロイス人妻なのにつえーつえー。娼婦と警備員(ラッセル・B・マッケンジー)の二人の血の乾き度が違ってて芸が細かいな。劇場版は余りの過激さゆえオチがカットされたそうです。私的には平気だが、やっぱやばいかな? さすがの私も好きな作品だが人には薦めれない作品でもあります。 キャメロン・ディアスの強迫観念じみた結婚願望が一番怖い。↓ポスカからしてちょいブラック
2006年04月04日
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命を懸けた男臭い映画にキュ~ン。ド迫力なアクションなどもあるのだがどちらかと言えば人間関係に重点が置いてあり、ハラハラして熱くなれるのだ。ストーリーは1941年4月、第二次世界大戦北大西洋上、故障、停泊した独軍最新鋭潜水艦U-571から暗号機エニグマを奪えという密命を受け、米軍巡洋潜水艦の副官タイラー大尉(マシュー・マコノヒー)率いる数名と2名の軍の上層部で助けにきたドイツ人のふりをしてエニグマ奪取は成功。 しかし、突然現れた独軍潜水艦の攻撃にあいS-33は撃沈してしまい…。 艦長になれる実力がありながらやさしすぎる性格ゆえ決断力に欠け万年副官のタイラー。そのタイラーを影から見守りながらも厳しく接するダルグレン艦長(ビル・パクストン)その2人を心配そうに星飛馬親子を見つめるアキコ姉さんのような存在チーフのクロフ軍曹(ハーベイ・カイテル)。艦長を亡くし取り残されタイラーの言動に不信を抱く下士官たち。 名作「Uボート」のような重鎮な迫力や華麗な映像で見せる「レッド・オクトーバーを追え」のような華はないがCGに頼らない映像がリアリティ。 艦長亡き後、タイラーを支えるチーフがいいんだよ。いいなぁ…片腕…(←え?) ラストに艦のパイプがある浸水した地下に命懸けでバルブを閉めたトリガー(ノーマス・グアリー)の行動や生前はムカついたが捕虜と格闘して死に、敵をくらます為ゴミと一緒に海底から海に投げ出されたマッツォーラ(エリック・パラディーノ)に静かな感動が。 限界ギリギリの男の生き様は男心を熱くさせるね! しかし、ジョン・ボン・ジョヴィも下士官役で出てたんだね。ま…ったく気づかぬうちに死んじゃった。↓潜水艦モノは劇場の方が迫力あるね
2006年04月03日
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劇場予告を見て「見たいな~」と思っていたんだけど(軍隊好きだから)外すかなぁっと思っていたがファミリー向け映画にしてはなかなかの出来。ストーリーはハートランド玩具会社を傘下に収めた軍事産業企業グロボデック社。玩具担当のアーウィン(デビッド・クロス)とラリー(ジェイ・モーア)は、グロボデック社の社長ギル(デニス・リアリー)に命令され心優しいモンスター種族“ゴーゴーナイト”とモンスターを壊滅する“コマンドー・エリート”を開発。ラリーは勝手に動き出すアクション・フィギュアにするため軍事用チップを使用してしまう。 発売前に父のおもちゃ屋を手伝っていた少年アラン(グレゴリー・スミス)が、このフィギュアシリーズを手に入れたが…。 まず主役だと思っていた“コマンドー・エリート”達は、実は主人公アランの敵だったり、アランが心ときめかしている女の子クリスティ(キリスティン・ダンスト)には彼氏がいたりとちょっとだけ捻りを効かしてるところが良い。そうなの、スパイダーマンのヒロイン、キリスティン・ダンストが出てたんですよ。 またフィギュアたちの動きがリアルで細かく賞賛モノ。 フィギュアの声優人たちも豪華絢爛。コマンドー・エリートのリーダー、ハザード少佐はトミー・リージョーンズ。他にジョージ・ケネディ。バービーもどき人形にはクリスティーナ・リッチ。 アランとゴーゴーナイトのアーチャー(フランク・アンジェラ)の心の交流が微笑ましく見どころ。 本当におもちゃ(フィギュア)ってあんな光線みたいなもので作られてるのか?それよりも気になるのがハザード少佐、トミーズ雅に似てるだろう。 「コマンドー・エリート」達がアレンの家族を狙ったシーンでハザードがヘリに乗って現れた時、「地獄の黙示録」をパクってましたな。 なんでもかんでも金で解決するギルがある意味潔くて大好きです。↓トミーズ雅に見えるのは気のせい?
2006年04月03日
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スピード感溢れる映画予告に心を鷲掴み!車泥棒の仲間に入れてくれよ!とにかくストーリーは単純明快、ひねりなし!男臭い雰囲気と車と泥棒、それだけです。かっこいいんだよ!ハゲが!金髪に染めた時はどうしようかと思ったけどね。ストーリーは車泥棒軍団のリーダーのキップ(ジョバンニ・リビージ)は、でかい仕事を失敗。組織に囚われの身に。キップの友人アトレー(ウィル・パットン)は、キップの身の危険を知らせに兄メンフィス(ニコラス・ケイジ)のもとにやって来る。メンフィスこそ6年前に引退した1分間で車を鮮やかに盗む伝説の車泥棒。 足を洗ったメンフィスは組織のボス、カリートリー(クリストファー・エクルストン)に直談判に行くが弟の命を助けたくば、代わりに高級車50台を盗み出せと言われ…。 アンジェリーナ・ジョリーがメンフィスの元仲間&元彼女のスウェイ役で出てますが、アンジェファンには物足りないかも。ほとんど脇役なんだもん。でもね、可愛くてかっこいいのよ。唇がエロい!あのプラチナブロンドのロングドレッド真似して~! メンフィスの仕事仲間で今は自動車整備士、みんなの司令塔オットー役にロバート・デュヴァルも出ている。「デイズ・オブ・サンダー」もそうだが、整備士の格好似合ってるな。ヒゲは怪しすぎる。こそ泥詐欺師みたい。 仲間集めに下準備&下調べのシーンは早い展開で説明。あとは車を盗む盗む。 とにかく見どころは、スピードにのった49台の窃盗シーンもそうだが、メンフィスが昔から盗めなかった車“エレノア”(マスタングG500)を盗み、因縁のキャッスルベック(デロイ・リンド)刑事率いる警察とのカーチェイスを見て!!トラックに行く手を阻まれ後ろにはパトカー。バックしてギリギリのところで路地の左手にバックのまま急カーブ!…惚れました。かっこいっす。そして、ニトロだ。二・ト・ロ!「マッドマックス2」以来じゃ!!そりゃ250キロ以上出るつ~に!惜しむらくは、カーチェイスのシーンが迫力あるのだが、カメラワークがちょっと下手。トニー・スコットの撮り方のほうが好きだな。ドミニク・セナに失礼? 仲間同士でやっている車カルトクイズ、いいっすねぇ。私も仲間同士でシネマカルトクイズでもしようかな。↓ああ、憎たらしいほどハゲがかっこよかった
2006年04月02日
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またまたアニメながらすごい声の出演者満載。主役のモーセがヴァル・キルマーと言うのが笑いながらもおこがましいと思ってしまいました。ストーリーは古代のエジプト。ヘブライ人の奴隷の子供はエジプトの王妃(ヘレン・ミレン)により川から拾われモーセ(ヴァル・キルマー)と名付けられ実の息子ラメセス(レイフ・ファインズ)と分け隔てなく育てられた。 ラメセスの官僚の即位の日、司祭ホイ(マーチン・ショート)とホテップ(スティーヴ・マーチン)はラメセスの貢物として砂漠の民の娘ツィッポラ(ミッシェル・ファイファー)を献上。しかし気の荒いツィッポラは暴れまわる。モーセが騒ぎを抑えルィッポラを陰から逃がし跡をつける。その時、分かれた姉ミリアム(サンドラ・ブロック)と兄アロン(ジェフ・ゴールドブラム)に会い、実は自分は奴隷の子供と知り…。 さて、話だが、旧約聖書「出エジプト記」のモーセの伝説がもとなんだが、いくら神の意向かもしれんがモーセ自体が疫病神と思ったのは私だけか?ラメセスにしてみりゃ国はボロボロにされて息子は死んで意気消沈。まさに恩を仇で返す典型男なんですけど。どんな苦悩した顔されてもなぁ。お前が一番ひでーよ、モーセと思ってしまいました。 そして姉のミリアムの弟が王家の一族になり私たちを救ってくれるというまさに棚からぼた餅、他力本願根性が気に食わん!(言いたい放題だな) 映像はね、例の有名な海を割るシーンのリアルさには鳥肌が立った。さすがにこのシーンは大画面で見たかった。割れた海に映る魚のシルエットがええのよ! 声の出演は他にツィッポラの父司祭エトロにダニー・グローヴァーと、本当に豪華。映画に出ろよ…。↓人の話によればかなり旧約聖書通りの内容らしいです。
2006年04月02日
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旅をする連続殺人鬼という設定どおりワシントンを旅立ちピッツバーグ、ニューヨーク、サンフランシスコ、ボストン、デス・バレー、ヨセミテ、コロラド・ベル、シカゴ、アラスカ…と旅しまくり、撮影も大変そう。でも、役者たちは色々行けてええなぁ でも、ユアンがハイテクを駆使する諜報員って、似あわんなぁ~。心に傷を負った暗そうで“どこでにでもいるような”(劇中2回も言われてたね)男という設定は合ってるが。だって、ハイテクって書いてあったけどハイテクだったら小道具はもっと小さくしない? 写真撮るだけなのになんでライフル型のカメラなんだ。逆に目立つわい!さらに望遠鏡型カメラ、怪しすぎ。旅行とはいえ荷物持ちすぎだしさぁ、もっとスパイなら身軽にしろよ。社内、機内でも怪しいパソコンを駆使してるし。真っ赤なダウン・ジャケットもおよしなさい!目立ちすぎ!つうか、尾行してる際、ずっと着てるし(笑)着替えろ! でもね、彼女の孤独さと凶行に魅了され愛し初めてストーカー行為になっていく様は嵌ってるわ!ジョアナが入院している時に指輪をつけて1人結婚ごっこ。怖くなるほどユアン…やりそう。スノーボールばっかり買ってるところも妙に似合ってるし。 私、ストーカーの破滅的な愛って好きなんですわ。だから考えていた話よりは全然違ったけど楽しめたよ。愛ゆえのストーカー行為を理解できる人、ユアンの事を共感、同化できる人のみオススメ。 見どころと思っていたジョアナの犯行は最初の方、3回くらいしかない。どちらかと言えば哀しみに満ちたラブ度が高い。 ラスト、やっと交流した二人。ジョアンがアイの正体を知った瞬間とその後のスローモーションがなんともロマンティックに見えたのはもちろん変態要素が強い私だけなんだろうな。↓この頃はまだしもアシュレイ・ジャドが最近ちょっと微妙な顔に(笑)
2006年04月01日
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いやぁ~、完全版を見ちゃいましたよ。長いストーリーだがオープニングの緊迫感で引き込まれましたな。ケネディ暗殺事件をあまり深く分からない私は登場人物の多さと関係図が分からないまま見終わりました…がふんストーリーは1963年、11月。ダラスでケネディ大統領が暗殺された。現場近くにいたオズワルド(ゲイリー・オールドマン)の単独犯行とされた。しかし、移送途中、オズワルドは殺され事件は終わったかのように見えた。 しかし、余りにも納得のいかない疑惑を残していた。真実を知りたい地方検事ギャリソン(ケビン・コスナー)は5人のチームを結成し、まずはオズワルドの友人フェリー(ジョー・ペシ)に接触を試みるが…。 ギャリソン(ケヴィン・コスナー)達が真実に一歩近づくたびにまた新たなる疑惑が生まれ、長い年月と妨害によってチームや家庭は不調和音になってしまうが、それでも、真の犯人を求めるギャリソンの執念には頭が下がる。 ジョー・ペシをはじめバードランド(トミー・リー・ジョーンズ)の白いヅラがバレバレな上、不自然で笑っちゃいます。バードランドと囚人ウィリー(ケビン・ベーコン)の濃密な関係におえっぷ。 配役もタランティーノ映画のように豪華チームの一員ビルにマイケル・ルーカー。妻の奥さんリズにシシー・スペイセク、マーティンにジャック・レモン。この映画のキーマンにして不気味な謎の人物Xにドナルド・サザーランド(渋いわぁ~)とチョイ役にまで大物が! 5人の仮定と推理の討論は面白いがはっきり言えばおたく達の朝まで生討論ですな。 もちろん見どころはラストの裁判シーン。“魔法の銃弾”の話や数年後にやっと公開されたケネディ暗殺シーンなど固唾を飲んで見てしまう。 ↓2029年に公開される暗殺資料は私でも見たいですわぁ。
2006年04月01日
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とても切なくて哀しい衝撃の実話を基にした映画です。もっとも好感を得たところは痴情のもつれから起きた事件というのは脚色次第で大げさにできるもんだが本作はかなり淡々としたストーリーでリアリティが滲み出ている。ストーリーは小柄で美しい青年、ブライドン・ティーナ(ヒワリー・スワンク)は、実は性同一性障害に悩む女性。 男として生きることを選んだブランドンは、ある日バーで若者たちのグループに出会い、その中のラナ(クロエ・セヴィニー)に恋心を抱き、またラナもブランドンの不思議な魅力に心奪われる。 ブランドンは、彼らと共にネブスカ州フォールズ・シティという保守的な町にやってきて…。どちらかと言えば男の格好をした女をクローズアップするような題材だけど、これは自分があるべき姿と人生を選んだ一人の人間の苦悩を重視している。 とは言え、もちろん見どころはアカデミー主演女優賞他を総なめしブランドンを演じたヒワリー・スワンクだね。チャーミングなんだけどかっこいいのじゃ。さりげない仕草、タバコを吸ったり髪を梳かしたりが10代のティーンエイジャーのようでナチュラルな演技。本当にエキセントリックな青年に見えるのよ。 そして今回目を見張ったのがヒワリー演じる体当たりのレイプシーンだ。 これは、今まで見たどの映画のレイプシーンよりも強烈で心が痛くなる迫力があり女として目を覆いたくなる暴力。男たちの興味本位によって男としてとか女としてではなく人間の尊厳を踏み躙られたような本当に悲惨で痛いシーンでした。ブランドンとラナの恋が美しくピュアな分だけ周りの人間達が汚く醜い人たちに見えましたね。 ジョン(ピーター・サースガード)とトム(ブレンダン・セクストン三世)(←なんかルパン三世みたいだな)が異常にムサい。ブランドンがジョン達に「化け物」呼ばわりされながらバスタブで衣類をひん剥かれるシーンがあるのだが、あの屈辱。涙が込み上げてきた。 ジョン…いい奴だと思っていたのに…こなくそ!こなくそ! 自分に正直でいたいと願った女性の鮮烈な青春映画。↓本当に男の子にしか見えないヒワリー・スワンク
2006年03月31日
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おわ!ポール・ニューマンだ!わか~い!皺ひとつないわ。 題名からしてヒッチコックだし、きっと女の人が殺される時カーテンを鷲掴みにして引き裂かれたという事件が勃発したという内容でベタ過ぎるタイトルをつけたんだわと…そんな内容だと思っていたら東西ドイツで鉄のカーテンのことだった。ギャフン。ストーリーは核物理学者のマイケル(ポール・ニューマン)の様子がおかしいと感じた助手で恋人のサラ(ジュリー・アンドリュース)は、マイケルを尾行する。すると、マイケルが着いた先は東ドイツ東ベルリンでさらに亡命をしたという。 国を裏切ったマイケルにサラは失望するが、実は亡命者を装い東側の軍事秘密でもあるミサイル情報を探ろうとするスパイ役を買って出たマイケルだったのだ。 しかし、ドイツのガイド役といいながら実はマイケルの行動を監視していたグロレッツ(ウォルフガング・キーリング)に気づかれマイケルはグロレッツを殺してしまい…。 はっきり言えば最初何がなにやら分らんかった。とにかくたくさんのいろんな教授が出てくるし状況がわからなかったがマイケルの真意が分ったところ辺りから面白くなってきたよ。 特にヒッチコックお得意の逃げ場がなくなったり、敵にぎりぎりまで襲われたりと後半部分が見もの。マイケルとミサイルの話をするリント教授(ルドウィック・ドナス)の理論合戦がなに言ってるか分らんが心理合戦で面白いっす。 ラスト近くの劇場脱出は捕まるんじゃないかとハラハラ。ラストの籠のトリックもヒッチコック風味。 地味にバレリーナ(タマラ・トゥマノヴァ)のおばちゃんが笑わせてくれた。 ちょっと、総合的にインパクトのあるシーンがなかったかも。
2006年03月30日
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いや~笑った笑った。「1」よりもバカ度がUPしてるし前作と設定がリンクしてる所もちょこちょこあり楽しめた。運転音痴のエミリアン(フレデリック・ディーファンタル)は、今回も店の中に突っ込んでます。でも、免許取れたの。でも、運転してないの(笑)ストーリーは スピード運転手だが無免許のダニエル(サミー・ナセリ)は恋人リリー(マリオン・コティヤール)の家での食事に呼ばれ両親を紹介される。軍人のリリーの父親ベルティーノ将軍(ジャン=クリストフ・ビーベ)は話に熱中してしまい日本から来る防衛庁長官の出迎えを忘れてしまう。ダニエルは愛車プジョー406にベルティーノを乗せ空港まで306キロで疾走。何とか間に合ったベルティーノはダニエルを気にいりVIP警護カー“コブラ”の運転手を任命するのだが…。 前作同様走りのシーンが少ないのが残念だが、初っ端から見せてくれる。妊婦中の客とその旦那を乗せル・マンの走行車に混じりブッちぎって1位。(おまけにラリー車を観光車と間違えてるし)今回は空も飛びますからね。 そして何がたまらんかというと忍者ども――!!最高じゃ――!エミリアンの部下3人と戦った1人の忍者のまわし蹴をご覧下さい。「嫁にして」と頼みたくなるかっこよさ。混ぜてくれ――! カーアクションもさり気にすごい。3台のエボ6におわれるプジョー。4台とも線路のレールの上にピッタリと乗っかってかなりの速さで走っていたんだぜ。スゲ―――!あれはCG?パリの街中を疾走する車が絵になり過ぎ。パトカー追い過ぎ(笑) 作戦計画に名前を付けるのが大好きなジルベール署長(ベルナール・ファルシー)も出てます。(いや、私も作戦に名前付けるの好きだけどね)エミリアンの同僚ペトラ(エマ・チューベルイ)の空手のパンチラもたまりません。そしてエミリアンとペトラのトイレの告白で同僚の盛り上がりはこちらも盛り上がっちゃいました。ただここで誘拐された時…パンツ置いてきましたよね…じゃああとで格闘していた時は…ノノノノノノノーパ…自主規制「ニンジャ」「ニアック」「コンニショワ~」 ↓疾走感が出ているこのポスカ好きです
2006年03月30日
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若い俳優たちが演じた恋愛ベースの青春群集劇。シリアスなシーンは余りなくコミカルで現実の若者たちを等身大でとらえた作品。ストーリーはNY81年の大晦日。年越しパーティーを開いているのにまったく誰も来なくてイライラしているパーティーの主催者モニカ(アーサー・プリンプトン)。ケヴィン(ポール・ラッド)は腐れ縁のルーシー(コートニー・ラブ)に愚痴をたれシンディ(ケイト・ハドソン)はジャック(ジェイ・モア)との初デートに緊張しすぎて失敗ばかり、ヴァル(クリスティーナ・リッチ)は友だちステフィ(ギャビー・ホフマン)と道に迷ってしまい…。 みどころはキャラクターの魅力。愚痴ばかりいうケヴィンに顔はカッコいいんだけど中身はださいバーテンダー(ベン・アフレック)など。 出会いや別れを立った数時間で行動しながら本人たちは本気で恋人探しをする為駆けずり回っている姿がおかしい。 80年代の話とはいえポール・ラッドのもみ上げがすごいムカつくんですけど。シンディのドジぶりも可笑しいのだが自分と重なり笑いも控えめになってしまいまいた。たださすがに犬のうんちを背中につけたことはない。 クリスティーナ・リッチが子供ながら蓮っ葉なギャルを熱演。 結局悲惨だったのは誰だろう?せっかく皆パーティーに来たのにフテ寝してしまったモニカ?それともセックス下手を再認識してしまったエリック(ブライアン・マーカディア)? ラストはそれぞれくっついた奴が最初と全然違うのが笑ってしまった。モニカとパンク野郎トム(ケイシー・アフレック)のペアなど想像つかんかったよ…(笑)ちなみにこのケイシー・アフレックはベン・アフレックの弟です 本気で悩み本気で一生懸命恋をしている若者たちに好感が持て楽しい雰囲気が伝わってくる映画。↓真ん中のクリスティーナ・リッチのコギャル具合がいい
2006年03月30日
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人種差別問題をテーマにして犠牲を出し社会問題となっていく法廷映画。 肌の色がもともと統一されている日本人でさえいろいろな差別は昔から根強くある。それを考えると多国籍国のアメリカではどれくらいの差別があるのかは計り知れない、そんな底の部分もしっかりと描かれている。ストーリーはミシシッピー州カントンで10歳の黒人の女の子トーニャが白人青年2人に暴行された。警察に捕まったが人種差別で無罪になるのではと思ったトーニャの父カール・リー(サミュエル・L・ジャクソン)は、新米だが腕のいい弁護士ジェイク(マシュー・マコノヒー)にすべてを頼み自分の手で犯人たちを射殺する。 黒人の父親という事でジェイク自身も手強い裁判だと自覚しているところに頭がよくて美人の法律学生エレン(サンドラ・ブロック)が現れ…。 ジェイクの恩師ルシアン役のドナルド・サザーランドが最高!!めちゃ存在感はあるし、陰からしっかりとジェイクを父親のように支えている。息子キーファー・サザーランドも犯人役の兄弟で出ているが…悪いがお父ちゃんの方がかっこいい。 マコノヒーが妻カーラ(アシュレイ・ジャド)の太ももを触る手つきが異常にやらしく見える。ソフトタッチで触りやがって…テクニシャンめ。 見どころはやり手の目立ちたがり屋バックリー検事(ケビン・スペイシー)との法廷での攻防戦が見もの。キャラクターがそれぞれ嵌っているのでキャスティングが本当に絶品。 ラストのジェイクの最終弁論は役に入り込み感極まって涙が溢れたとか。陪審員達に目を瞑らせ想像をさせる演説は悲しくもそう言わなければ説得できないのが事実なのだろうかと思わざるを得ない。 法廷から出てきたケビン・スペイシーの顔が猪木に見えたのは私だけか?↓サンドラ・ブロックはあんまり印象に残ってないな
2006年03月29日
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