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「地元で元気に暮らし続けたい」という思いにどう寄り添い、対策対応を進めるのか
『町民が安心して住み続けられる活力あるまちづくりを着実に推進』とする町政執行方針のもと、平成30年度は走り始めました。
昭和25年以来の大雪というこの冬の厳しい生活環境は、建物などの被害も大きものになったが、それ以上に、ここに住む住民の心の被害が深刻な状況になってきてはいないでしょうか。
「地元で元気に暮らし続けたい」という思いは、「元気なうちに地域や町を離れることも仕方ないかな」と本意としない生き方を強いられるような生活環境の変化の深刻さなのではないでしょうか。
町政執行方針に謳った『町民が安心して住み続けられる活力あるまちづくり』について、きめ細かい対応が求められることから、冬場の対策対応について町長の考えを伺うものです。
①除雪、排雪、屋根の雪下ろしなどの悩みや苦情をどう受け止めているのか
②特に今季の雪による民間住宅等の被害状況調査はどのような手法で行い、その対応や対策を進めているのか。
③今後の冬季対策について、抜本的な改革は考えていないのか。
自治会策定の地域計画(地域ビジョン)は、第5次総合計画でどのように実を結ぶのか
平成23年度から始まった美深町第5次総合計画は、今年度8年目を向かえ最後の仕上げの時期を迎えようとしています。
17ある地域自治会の地域計画の策定は、第5次総合計画に新たに位置づけされて、それぞれの自治会が策定作業を進め、自治会運営の基本として計画実施に取り組んで居る状況です。
それぞれの地域のビジョン進捗状況と第5時総合計画との関連について、特に農村地域の2つの自治会を例に町長の考え方を伺うものです。
①恩根内自治会は「恩根内元気みなもと計画」として住民の聞き取り調査を元に平成27年4月に計画を策定し「地域で暮らす住民がいなくならないためにどうするか」を大きなテーマとしています。足の確保・バス運行体制の改善、雪下ろしや住宅までの通路除雪の課題、農業の担い手作り組織の充実、新たな起業は作り出せないかという課題に取り組もうとしています。この計画実行に美深町としてどのように対応し、地域計画の推進を実現しようとしているのか。
②仁宇布自治会のまちづくりビジョンは平成25年12月に策定され、「地域の将来目標人口を現況70人から増加を目指す」として観光の拠点整備や山村留学の充実に加え、新しい移住者の入居しやすい地域環境や特性を備えており新しい事業や産業が生まれる地域状況にあるとしています。しかし、目指す将来人口実現には、住宅・住居の不足が立ちはだかっているのが現状です。スバル試験場の拡充と通年運用、「スバルの森構想」の新たな展開などを考えても住宅政策に新たな施策が必要と思うが、仁宇布地域の将来像について考え方を伺うものです。
地域支援員や地域おこし協力隊制度を活用した芸術村づくりの新たな展開を
アートヴィレッジ恩根内は、 2008 年に閉校した小学校校舎を手造りで改造して、 2012 年にアートビレッジとしてオープンしました。
コミュニティカフェ・アトリエ・ギャラリー・宿泊施設を併設して、木工・版画・絵画・陶芸の工房を備え、多くの方々を迎え入れ様々な活動を独自に展開しています。
ホームページを見ますと、「集落内には町営住宅の空きや離農した方の空き家があり、交渉しだいでは移住先としても面白い場所です。ここ恩根内地区は地域共同体意識が強く残っていて、あらゆることに全体で動くという古き良き文化が残っています。地域と一体になるなか、新しい創作をする場所として最適だと思います。」として芸術村づくりへの参加を呼びかけています。
恩根内地域の活性化の一つの手法として、地域支援員制度や地域おこし協力隊制度を活用して「芸術家の卵を育てる芸術活動の拠点づくり」、空家を整備し長期期間貸し出す制度設計を進めてはどうか。
「若者の獲得には、魅力のある住環境の提供が必要で、島根県飯南町などが取り組むセミオーダー方式の定住促進賃貸住宅の整備もひとつの手法で、一定年居住後は所有権を譲渡なども魅力、生計は、不足する農家の仕事に従事することを基本とし徳島県の神山町や北見市などで進められ全国展開にあるテレワークなど次世代の仕事づくりの環境整備も必要。また、地域支援員を置き、居住者を呼び込む仲立ちを進める役割を明確にして事業推進を進める」という構想について、町長に所見を伺う。
教育長には、アートヴィレッジ恩根内が進めてきた芸術活動と芸術村づくりの新たな展開について考え方を伺います。
第2回定例会 一般質問の要旨です。6月… 2019.06.14
ひたすら歩いた最終日 2019.04.23
あと2日間、体力との闘い 2019.04.20