はじめにお読み下さい・・・Read Me 携帯用 0
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(左)「でんぷん」が主成分の「ニコペリック」⇒「A」(右)「ブドウ糖」が主成分の「ミッドペリック135」⇒「B」「私の現在の1日の透析液交換スケジュール」①22:00~22:30 ★透析液交換「A」★←「12時間~16時間入れっぱなし可」の透析液 ただしこれは「1日1回のみ使用可」 ↓14時間半後(この間に睡眠時間を入れる)②13:00~13:30 ★透析液交「B」★←「3時間~6時間で交換」の透析液 ↓2時間半後③16:00~16:30 ★透析液交換「B」★ ↓2時間半後④19:00~19:30 ★透析液交換「B」★ ↓2時間半後→①という基本的サイクルで現在「腹膜透析」を行っています。①と②の間に睡眠を取り、それぞれの合間合間で仕事やら何やらをこなしています。透析開始当初は、全てが「B」タイプ(3時間~6時間で交換)で1日4回交換故に、必然的に「6時間おき」の交換でした。 (交換に30分かかるので実質5時間半後に次の交換)これでは、睡眠時間が「MAX5時間半」しか確保できず、しかも一旦交換時間がずれるとどんどんとずれてしまうか、どこかで「6時間以上」が発生して、せっかくの透析効果が逆に「透析液内に取り込んだ毒素を再度体内に吸収」ということがおきてしまい、なかなか難儀なことです。途中から「A」タイプを取り入れた時はまさに「救世主」のごとき感銘を受けました。なんせ、たっぷりと睡眠時間を確保できる。(たくさん寝ればそれだけ寝返りを打つ回数も増え その度にカテーテルが気になり睡眠が浅くなる。 それでも無理くり眠り続けると、翌朝キズ口から出血・・・ ということも時折あるので、いまだに深い眠りが得られません。)「A」タイプの透析液(12時間~16時間で交換)と「B」タイプの透析液(3時間~6時間で交換)をいろんな時間間隔パターンで試行錯誤した結果「A」で15時間「B」は3時間ごとが私の体質には最も有効なようで、しばらくこのサイクルで行っています。もともと・外力が働かないと動かない (〆切とか、督促とか・・・)・一度動き出すと止まらない (のめり込むと時間感覚がなくなる。)という「慣性の法則」を具足したような性質ですので昼間の「B」タイプ3時間(実質2時間半)おきのサイクルでは、何かやろうとしてもエンジンがかかって、気合が乗ってきた頃に次の透析液交換の時間になり交換後は再びエンジン始動までに時間がかかり気合が乗ってきた頃に・・・の繰り返しです。先日、気合が乗ったまま没頭してしまい気がついたら、交換時間を2時間も過ぎていて結果、除水量が大幅な「マイナス」になってしまいました。※「除水量」透析液と血液の濃度差を利用(腹膜=半透膜)して本来は腎臓で濾過する血液内の水分や老廃物を透析液に吸収させて排出する。 ただし、個人差はあるが長時間透析液を交換しないと血液と透析液の濃度が同じになってしまい、体質によっては「逆流」してしまいます。交換時に「約2000g」の交換液を注入しその後数時間かけて血液から不要分を「引いてくる」のです。 ※医療従事者はこの表現を使うようです↑「交換時の量」-「注入時の量」=「除水量(引いてきた量)」です。従って、交換時には「2000g以上」になっているのが理想なのですが「引いてくる」どころか「引かれてしまう」と「1900g」なんてことになってしまいます。この場合は、除水量が「マイナス」になります。「A」タイプは「200g」~「250g」除水してくれますがその後の3回の「B」タイプでこの貯金を崩してしまい、結局1日トータルの除水量が「マイナス」と言う日もあります。余分な水分や老廃物を「引いてくる」はずが、逆に体内に吸収されてしまうわけです。顕著に表れるのは「浮腫み(むくみ)」です。手術前は、目立つような浮腫みにはお目にかかったことが有りませんでしたが、「マイナス除水量」の日は、脛(すね)を触ると明らかに浮腫んでいるのがよくわかります。「B」タイプには3種類の濃度が有って、現状は一番低濃度なので、それを高濃度に変えれば除水量も期待できるのですが、高濃度になれば、その分腹膜に負担がかかり「腹膜透析」自体の寿命が縮まります。※ミッドペリック135:1000ml中ブドウ糖13.5g ミッドペリック250:1000ml中ブドウ糖25.0g ミッドペリック400:1000ml中ブドウ糖40.0gちょっと多めに食事した時や塩分を多めにとった日はめちゃめちゃ「引かれ」ます。(TへT)絶食状態にしてみると、結構「引いて」きます。(^。^)vやはり、「霞(カスミ)」を食って生きろ!ということか・・・(-。-)因みに、「1日の平均除水量(透析1年未満)」は450ml/日 らしいのですが、私はせいぜい 200~300ml/日 です。下手すると「マイナス」の日も結構有ります。この手術をしてから、かれこれ9カ月経過します。最初の1カ月は「安静期間」でしたので、本格的に腹膜透析を始めて8カ月です。が、いまだに生活リズムが安定せず、かつ、天候や体調や食事などで除水量にバラツキがあり、俗にいう「倦怠感」は慢性的に付きまといます。加えて、前述の「慣性の法則的体質」も手伝って何をするにも効率が悪く、焦燥感が膨れます。・・・と、分析と愚痴を長々と述べていても始まらないのでまずは、①:「交換中の30分×1日4回」を効率的に使う術を探る。②:「Bタイプ交換の合間2時間半」のエンジンの掛け方を向上させる。③:②に加えて毎回アラームをかけて、没頭時もブレーキをかける。体質改善にも似た、「性質改善」をせねば毎日毎日24時間がもったいない!こうなると、ふと考えるのが、「血液透析」・・・2日おきに病院に行って血液の濾過をするの方が、良かったのか?ということ。が、しかし、やはり、いきなり血液透析ではただでさえボロボロの血管の寿命がますます短くなるは必定。それに、雨の日も、風の日も、雪の日も、高熱の日も、めちゃ眠い日も、決まった時間に(たとえ近くでも)病院に行くのはやはり困難極まりなし!雨の時でも、風の時でも、雪の時でも、高熱の時でも、めちゃ眠い時でも、とりあえず、家の中でできる今の「腹膜透析」の方が、まだやっていけそう・・・かの孔子、論語に曰く 四十にして惑はず (不惑) 五十にして天命を知る (知命) 六十にして耳順ひ (耳順)・・・まだまだ惑い迷うことばかりですな。
2024年04月19日
↑クリニックで使っていない「点滴スタンド」を持ってきました。(^。^)v当初目論んでいた「睡眠中に透析液自動交換」という方法が、当面は困難との事で、急遽、「1日4回透析液交換」の為のスペースを確保することになりました。これまで、「勉強部屋」兼「クリニック&福祉施設の事務室」(クリニックと福祉施設には書類を広げてじっくりと 事務作業をするスペースが有りません。)として使っていた我が家の1室を無理やり整理して、空間を確保しました。昨日の日記の「1か月分の透析液置き場」と合わせるとかなりのスペースを取ります。「腹膜透析」が普及しない理由のひとつにはこのような事情が有るのかもしれません。「腹膜透析」の為には透析液交換中に、手指消毒、マスク着用は当然で交換中の室内には、本人以外は立ち入り禁止、できれば家屋内でペットも禁止・・・などなど、一定の条件が課せられます。身体一つで病院へ行って、後は看護師さんにお任せ・・・という「血液透析」の方が楽!ということも言えそうです。そうは言っても、お腹に穴を開けて、「巨大へそ(の横)ピアスもどき」を入れてしまったからには、行けるとこまで腹膜透析で行くしかない!それにしても、かれこれ1カ月以上経過するのにお腹の傷がなかなかしっかりと塞がりきらない。手術後1か月は、「そ~っと」しておいたカテーテルの出口部分も今回、腹膜透析を開始したことで1日4回は、ちょっと引っ張ってしまったりちょっと回してしまったりなんやかんや刺激を与えてしまい一時はきれいになった出口部分も再び、じんわりと出血してかさぶたが出来てしまいました。チクチク痛むのと、このかさぶたといつになればスッキリするのか・・・日々びびりながら生活するかむ太郎です。(TへT)
2023年08月24日
退院時に、3日分の透析液を持ち帰り、本日分までの透析液は確保しておりましたが、今後は、毎月1回自宅に直接配送されます。その入荷分が本日配送されました。「軽急便」が来て、「荷物確認お願いします。」との事で外に出て、軽貨物トラックの荷台を見るとぎっしりと段ボール箱が・・・「この1台分が全てかむ太郎さんの分です。」非常事態を考慮して、34箱 です。想定よりも場所を取り、開けておいた玄関のスペースには25箱 ❝ しか ❞ 置けず、階段に残り9箱を、何とか搬入。1箱に4袋入って「1箱=1日分」です。テレビや冷蔵庫などを買う時もそうですが、しっかりと計測したつもりで、しかも、計測通りなのにも関わらず「思ってたより、デカい!」荷物の量も、透析の方法も頭では理解していたつもりですが、実際に、1か月分の配送分を受け取り、退院後2日間、朝8時⇒お昼1時⇒夕方7時⇒夜12時のサイクルで、透析液の交換を行うと、・所用で外出するにも「1日4回の門限」・透析液交換中は、宅配便とか受け取れない。・夕方眠くなっても、「早めに寝る」ことが出来ない。・などなど、などなど。当初の予想を大きく上回ることが多々・・・※「透析」自体は、お腹に「透析液」を常時入れたままでほぼ24時間お腹に透析液を入れた状態で「腹膜」を通して「浸透圧」(理科で習ったよね。)の差を利用して、毒素や余分な水分を取り除きます。上記の4回の時間に「透析液の交換」をします。お腹の張り具合がなかなかのもので、見た目はこの際どうでもエエのですが、常に「膨満感」に苛まれております。家のスペースもお腹も(常時2000㎖お腹に入っている)生活サイクルも「透析」を軸として、過ごすことになります。しかも、これが、死ぬまで・・・(或いは、腹膜透析に限界がきて「血液透析」になるまで。)続くかと思うと、、、人類の英知と医学の進歩で、このようなことが出来て「透析」がない時代ならば確実に短命で終わるところを何とか生き永らえるようになるわけです。そう思うと、これだけ時間・労力・費用などを使った「透析」よりも、握りこぶしほどの大きさの「腎臓」の方が遥かにハイ・スペックなのは、ただただ驚きと感謝です。(粗末に扱ってしまった結果、こうなってしまったが・・・)
2023年08月23日
お盆休みを絡めて、8/14~入院しております。1カ月前に腹腔内に留置したカテーテルを使いいよいよ「腹膜透析」はじめました。入院初日は「500㎖」2日目「1000㎖」3日目「1500㎖」そして4日目以降は「2000㎖」の透析液を「6時間ごと」に「排液⇔注液」をします。5日目ぐらいでようやく一連の作業に慣れてきましたがそれでも、1回の透析で30分~40分はかかります。従って、次の透析まで「5時間半」しか時間が有りません。当初は、「寝てる合間に透析」というのを目論んでいたのですが、どうやら私の腹膜はその方法には向いていないようで、それに、何より「寝てる合間に機械が自動で・・・」というのに一抹の不安が拭えません。結果として、「1日4回透析」で暫く生活します。入院時は「6時間おき」で0時→6時→12時→18時のサイクルで、「眠た眠た」でも出来ますが、実生活になるとそれも困難でしょうから0時→8時→13時→19時のサイクルにしてもらい、本日からそれに準拠して透析をしております。入院前は「5.2」ぐらいまで上昇していた「クレアチニン値」も、一昨日には「4.7」にまで下がっているようなので、実感はないものの確実に透析効果があることは立証されました。あとは、この1週間の「全然動かない生活」と「5時間半ごとの透析」による「慢性眠たい感」を、実生活でどこまで改善していくか、で今後の健康寿命も決まってくることでしょう。1日おきに3~4時間行う「血液透析」と比べると週当たりの合計透析時間は結果的に要する時間はほとんど変わらない、か「腹膜透析」の方が多いぐらいかもしれません。ただ、「血液透析」は毎回病院へ行かねばなりませんが、「腹膜透析」は自宅でOKですので、総合的には、「腹膜透析」の方が効率良し。また、よく聞く「血液透析の後はフラフラ」というのも、「腹膜透析」にはなさそう。少なくとも、血管を直接疲弊させるリスクは「腹膜透析」の方が圧倒的に低いので間違った選択ではなかっただろう。※実際、「どてっぱらに風穴」開いたような感じでカテーテルを留置した状態で過ごした1ヶ月は、ただただ「不安と鈍痛」の毎日でしたので、とにかく、「間違ってない」という「結果」が欲しいわけです。さて、明日退院できそうですが、実生活での「透析ライフ」は如何に・・・
2023年08月20日
腹膜透析用カテーテルの留置術を施されてかれこれ1カ月経過します。依然として、出口部からうっすらと血液などが滲んだり朝、気が付くとかさぶたが出来たりしています。内部から押し上げるような鈍痛も頻繁に起こりネットで色んな文献を見ていますが、今一つしっくりとした回答に行き当たりません。2週間ほど前に担当医に見せたところ「ま、こんなもん。」という回答でしたし、私の勤めるクリニックの看護師(透析患者担当経験有り)も「こんなもんよ。」と言ってました。でも、時折まだ塞がりきってない傷口がしくしくと痛んだり、込み上げるような強烈な鈍痛に襲われたりすると、「コンマ何パーセントかの、失敗例じゃねえのか?」などと不安にかられます。(-_-)今回、手術に踏み切ったのは、「障がい者3級」の目安である「クレアチニン5.0以上」という数値を超えたためで、(感覚として)2次曲線的に増加するこの値は、「5.0」を突破した手術時(1か月前)よりも本日の方が、間違いなく悪化していると予想され、「カテーテル留置」したからと言って、まだ透析自体は始まってないので、「5.0」から増加している分 +「腹部に異物が留置されている違和感と痛み」 +「手術により傷口の痛み」などなど・・・事態は、日々悪化しているのが現実です。(TへT)今現在、クレアチニンの値がどれぐらいか不明ですが、いよいよ来週月曜日から再度入院して本来の目的である「透析」の開始です。入院は、1週間~3週間の予定ですが、この間に少しでも身体が楽になることを切に切に願っております。少なくとも、入院中は出口部や傷跡の痛みも、担当医や看護師にしっかりと観察してもらえるので、安心安心。(^。^)後は、腹膜炎を起こさぬよう清潔第一の生活と、栄養と体重の管理をしっかりと・・・ま、これが出来てない人生だったから今こんな状態になっちまったんだけどね。(-。-)今晩と、明日、明後日の内に部屋を片付けて、透析の機材などを置くスペースと透析をする場所を確保せねばアキマヘン。片付け・掃除が苦手な私としては、かなりの試練に晒されております。(わかってんのやったら、もっと早い時期から 少しずつ片付けりゃエエのに、ギリギリにならんと な~んもせぇへんのやから!!!)
2023年08月11日
車の運転をしたり、ちょっと無理な体制をしたり、「普通の生活」を再開して2週間経過しますが、「出口部」から、じんわりと血などが滲み出ます。2度ほど担当医のところへ行って患部消毒などを施してもらい、「特に問題なし!普通に生活してもOK」とお墨付きを貰ったにもかかわらず先日は、今までにない「血の滲み」が・・・担当の「岐阜大学病院」は、 ・遠い! ・待ち時間長い!の理由で、前回は自分とこのクリニックで消毒・ガーゼ交換をしてもらいました。本日、「血の滲み」にビビッて、昼休みに、看護師さんに診てもらいました。本日のクリニックの勤務看護師はかつて「透析センター」に勤務した経験が有り、「腹膜透析」の患者も何人か看護した経験が有ります。その看護師に「だいたい、こんなもんよ!」とのお言葉を頂き、何となく安心してしまいました。担当医や、うちのドクター(いずれも、県下では名の馳せた医師)に言われても、「本当に、そうか???」と訝しんでいましたが、看護師に一言は、何故か説得力がありような感じがします。他の病気の時もそうでしたが、手術は、担当医にすべてを任すしかありませんが、その後の事に関しては、何故か、看護師の一言一言が信頼できるような気がして不思議です。退院してからは、カテーテルがぶら下がったままでは何かと不便極まりないので「腹膜透析患者用ベルト」で安定させています。 ↑本日使用中のベルトこれは、実際にカテーテルを装着後、退院してから購入したヤツです。「cotton bag」部にカテーテル・ジョイント部など収納できるので、安定しています。但し、「Rubber band」の左先の輪っかの部分が非常に脆弱な作りになっていて、いつ千切れるか不安で一杯です。 ↑入院前に「転ばぬ先の杖」として購入したヤツ。こいつは、まだカテーテルを装着する前で実際にどんなモノがどんな感じで装着されるか全くわからない状態で、「何となく良さそう・・・」という理由だけで事前に購入しておいたのですが、収納ポケットと、その横に2つ有る引っ掛け部分の距離がカテーテルの「保護したい部品部分」と微妙にズレている。なかなか良い買い物が出来ず、今回更に「少し形状の違うヤツ」を発注してみた。以前にも書いたように、日本では腹膜透析の患者が、全透析患者の内の僅か「3%」しかいないせいか、⇒「ここ」参照何かにつけて、「スタンダード」が有りません。掲載した3点の「腹膜透析用ベルト」も全て「中国製」のようで、安っぽい包装で、中国から送ってきました。現状では、いろいろ試している状況ですので、あまり高価なものは購入できません。とは言え、1番上のヤツは「送料、税込:788円」2番目のヤツは、勝手がわからず、よく比較せずに(冷静に調べると、ほぼ同じ商品が様々な値段で・・・)買ってしまったので、やや割高の「送料、税込:1561円」今回発注してみた3番目のヤツに至っては「送料、税込:668円」という大盤振る舞い!これで、儲けが出るのか???使用する側としては、例え10倍の値段になっても、自分の身体と、「マイ・カテーテル」の形状をふまえてカスタマイズされたものが欲しいのだが・・・そう言えば、全透析患者に占める腹膜透析患者の割合は日本の「3%」に対して香港では、驚異の「70%」(「7%」では無い!)という理由で中国製が多いのか?(因みに、ヨーロッパ・カナダは「20~30%」 アメリカで「10%」ぐらい、らしい。) 帆布店とか、作務衣を作ってるところとかどこかで、「便利でかっちょええ」ヤツ出来んもんでしょうかね?
2023年08月04日
↑本日受け取った「身体障害者手帳」と「手引き」入院前に申請していた「身体障害者手帳」が出来た。との事で、市役所(の分所)へ受け取りに行きました。様々な「障害者の為の制度」の説明を受け手帳を受け取りました。「発達障がい」の子供を相手に仕事をしている上で常々、気にしていることは「障害」という表記です。このブログでも、施設の契約書などの書類でも可能な限り「障がい児」「障がい者」と表記しています。「害」という文字が、子供(というより親御さん)に与える印象が、あまりにも「よろしくない!」との思いからなのですが、行政はそんなことは全く意に介せず、ごくごく当然のように「障害者」と表記します。ま、そんなに目くじら立てる話でもないのかもしれませんしいざ、自分がその対象者になって「障がい者手帳」ではなく、「障害者手帳」を手にしたところで、「ま、そんなもんだよな。」てな感覚で終わりでした。当事者になってみれば、表記がどうのこうのということよりも、実際に、この先どうなっていくのか?実際に、行政は何を助けてくれるのか?そんなことの方が、俄然重要項目になるのです。「障害者」だろうが「障がい者」だろうが(「障碍」という表記も散見されます。)そんなことを気にするのは、傍から眺めてる立場だから重要視できるのでしょうか?いずれにせよ、医療・福祉の仕事をしていく上で、多少は、当事者に寄り添った感覚が持てるようになるか・・・と、考えています。相変わらず、患部はしくしくと痛み、腹部が突っ張った感じが24時間続きます。せめて、来月の入院までは「腹膜炎」を起こさぬよう用心しながら生活をします。ウィルスにも弱いので、人一倍の防御が求められます。
2023年07月24日
※今後、「腹膜透析」に関しては「腹膜透析の記録」として新たにカテゴリーを作成しました。万一、同じ症例の方が見えましたら、少しでも参考になれば・・・これに伴って、過去「闘病と肉体改造・・・明日のために」にカテゴライズされていた記事も「腹膜透析の記録」に再カテゴライズしました。一昨日(7/19)、退院しました。腹膜透析の手術を行う病院は、私の住む地方(岐阜県の岐阜市~中濃地域)では、岐阜大学病院しかありません。(術後の管理や外来は他にも数か所有りますが・・・)調べても詳細がわからないのですが、おそらく岐阜県では、 ・岐阜市及び中濃地域 ・西濃地域 ・東濃地域 ・飛騨地域に、多く見積もっても「各1か所」で、推定、3~4か所しかないと(勝手に)踏んでいます。その中でも「中核」であろう岐阜大学病院のHPには「腹膜透析カテーテル留置術」の実績として 2019年度:2例 2020年度:2例 2021年度:3例との情報が載っています。年間2~3例の「レアケース」???日本透析医学会の「わが国の慢性透析療法の現況」によると2019年12月31日現在岐阜県の腹膜透析患者は、79人(全体の1.57%)(血液透析患者は、4938人)2020年12月31日現在岐阜県の腹膜透析患者は、101人(全体の1.93%)(血液透析患者は、5120人)全国で見ても2019年12月31日現在、9920人(全体の2.88%)2020年12月31日現在、10338人(全体の2.97%)全国平均で「3%未満」で、岐阜県では更に低い「2%未満」実数でも、「100人前後」との事。(岐阜大学病院のHPの数からすると、他の地区の医療機関で 相当数の手術をしていることになるが、 担当医との話からは、そんな感じはしない・・・???)実際のところはさておき今回退院する際には、「レアケース」であることを痛感しました。退院時に、患部をケアするための方法や器具などに関して、医師や看護師に意見を求めたのですが、それぞれ、自分が見聞きした例を語るのみで明確な回答は得られませんでした。医師も看護師も、あまりこの例の患者に実際に接したことがないのです。年間「2~3例」なら、それも止む無し!か。今回は、「カテーテル留置術」のみで、これから1か月かけて患部を馴染ませ、来月再び入院して「実生活に即した教育・訓練」を行います。それまでの1か月は、自宅で 「患部に細菌が入らぬよう!」 「腹膜炎の原因となることを避ける!」という至上命令が下っておるのですが、実際、何をどこまで注意すればよいのか?よくわかりません。加えて、剥き出しの患部と、カテーテルをどのように保護し、扱えばよいのか・・・???24時間、「おっかなびっくり」で過ごしています。・・・で、結局今朝がた患部から血が滲んでいたので急遽昼から受診してきました。特に新たな処置は必要ないようで、来週もう一度、患部の確認の為、受診します。「TERUMO(テルモ)」の患者用の冊子には あかくないか いたくないか うえにカテーテルを持ち上げて えきがしみ出ていないか おおわれていない肉がないかというチェック項目の「あいうえお」が記載されていますが、「赤い・・・っちゃあ赤いし」「痛いか?・・・って言われりゃ、痛くないことはないし」「今朝、少し出血してるけど、❝ えき ❞ と血は、別?」などなど、基準がわかりません。あまり詳しく書き出すと、担当医及び病院への「誹謗中傷」ともなりかねませんので、ここらへんで止めておきます。一番辛いのは、寝る時に ・左側を下にして横向きに寝られない。 ・うつ伏せにもなれない。ということです。これは、この手術を行う以上、避けられないことでどうしようもないのですが、寝返りの度に、「おおっと!、この向きはアカンアカン」で、目が覚めてしまいます。早いこと慣れないと、透析の結果は上々になったとしてもかなり強烈な「慢性睡眠不足」になりそうな・・・なんにせよ、医師、看護師、果ては病院自体に患者からのフィードバックが少ないので、FAQの蓄積が少なすぎる。(TへT)せめて、患者同士の「交流の場」でもあればもう少し不安も解消できると思います。保護用のベルトなども市販していますが、どれも「帯に短し、襷に長し」という感じで決め手に欠けます。試しに取り寄せたヤツも、「う~~~ん。何か違うなぁ。」という感じ。オリジナルで作って、売り出すか?って言っても、市場が小さいなぁ。
2023年07月21日
5年前(だったか?)心筋梗塞を起こして、ステント留置の手術をした時も昨年、いまだに原因が判明しない「虚血性腸炎」で2週間入院した時も結局、メスを使って開腹することは無く心筋梗塞は、手首の血管からのカテーテル手術、昨年の入院時は、結局自力で治癒。何だか勝手に「入院慣れ」した気になって今回も、「たかだか1週間の入院」と高を括ってましたが、そ~言えば、「お腹を切る」のは生まれて初めてでした。(だからこそ、「腹膜透析」が可能なのですが・・・)前回の入院時は、絶飲食のよる空腹と症状が落ち着いてからは、特にどこも痛くもなく時間を持て余していたのとで毎日、ブログ投稿してましたが、今回は、13日(木曜)に手術して17時頃に麻酔から覚めて以降は、24時間程、寝返りも打てないほどの状態であちこち痛いのと、ちょっとした咳でもお腹の切り口に激痛が走るのと、丸1日の絶飲食で、喉が渇くのとで、何も出来ませんでした。本日、7月16日・・・かれこれ、丸3日経過して、ようやく、自力でよちよちと歩けるようになり1階のローソンへ、お菓子なんぞを買いに来てます。それでも、いまだにお腹の切り口は恐くて見ていません。ず~っと、ガーゼで保護され、定期的に看護師さんが出血や腫れなどのチェックに来ますが、自分のお腹に異物が挿入され、かつその異物が、外に覗いている・・・想像するだけで恐ろしい!とは言え、これから毎日透析をしながらこの体と付き合っていかねばならんので、早めに現実をしっかりと受け止めようと覚悟をしております。ま、考えてみれば、5年前には、既に異物(ステント)が心臓近くに「留置」されているわけだし、今回も、外に顔を出してはいるけど、「カテーテル留置」という術式だし、お腹を切ったのも、「開腹」というより「穴を開けた」感じなので、大騒ぎするほどでは無いのかもしれん。目が悪くてコンタクトレンズを装着するのも歯が無くなって、「義歯」「入れ歯」にするのも程度差こそあれ、本来の機能を維持・発揮できずに何かで補って生きていく、という点では同じなのかも・・・そう考えれば、コンタクトレンズや、義歯は技術が発達したから、違和感も最小限で済むのだろうが、確か、初期のコンタクトレンズは、目ん玉半分を覆うほどの大きなものだったと記憶してるし、義歯だって、当初は「木製?」だったような・・・目や歯は毎日の生活に直結するので、技術もどんどん発展したのだろうが、糖尿病⇒腎不全⇒透析のような「目に見えない」病気は昔は患者自身が気づかなかっただろうし、その分、治療方法や技術も遅れがちなのだろう。100年後ぐらいには、 目:コンタクトレンズが進化したやつ 歯:入れ歯が進化したやつ 心臓:IPS細胞何かで複製した「マイ・スペア心臓」 腎臓:もちろん「マイ・スペア腎臓」で、カスタマイズも可能で、カラーコンタクトレンズは勿論、「フレッド・ブラッシー仕様の義歯」や「あこがれの人間機関車:ザトペックと同じ形の心臓」とかが流行する可能性大!今の発展途上の医学では、「お腹からちょこっと管が出てる」けどこれで少しは、毎日の「肉体的しんどさ」から解放されるはず・・・と思うと、上等上等!!!それにしても、ちょこっとお腹に力が入るだけで痛い痛い・・・穴を開けた程度でこのザマなんだから、ほんとに「開腹手術」した日にゃ、どんだけ痛いねん!!!ましてや、「切腹」なんぞとてもじゃないけど、無理だ!
2023年07月16日
病室から見える「岐阜城」腹膜透析の第一段階の準備(腹膜へのカテーテル留置)のために本日より一週間の予定で入院です。明日は、オペてす。
2023年07月13日
本日の定期健診の結果・・・ついにとうとう●クレアチニン値が「5.11」 (5.0以上8.0未満で「障害3級」レベル)●eGFR 禁断の「1桁(9.9)」に!!! (「eGFR<15」で、既に「末期腎不全」で、 「eGFR<10」で「障害3級」レベル)厚生労働省の「じん機能障害認定基準」により「障がい者3級」の手続きを進めることになりました。 ↑ ↑ ↑「 厚生労働省」のパンフレット ↑ ↑ ↑ま、当初の見立てでは、「8月以降に基準値(クレアチニン:5.0)突破」との予測だったので2~3か月早まった・・・と思えば、なんて事は無い。・・・のですが、流石に、まだ「心の準備」が出来てません。現実的には、「少しでも腎臓の機能が残っている内に透析開始した方が良い!」との見解でしたので、予定より早くなることは決してマイナスではないのです。そもそも、「少しでも早い方が良い。」とは言うものの、「基準値」を突破して「障がい者認定」されなければとんでもない費用が発生するし、かと言って、「良くなる事は無い!後は悪くなる速度を緩めるのみ!」という治療方針では、「透析開始までの期間を長くする」=「しんどい日を長く過ごす」換言すれば、「基準値まで悪くなるのを待つ」わけです。「少しでも早く始めた方が良い。」という医学的見地とは矛盾する状況が本日まで続いてきました。が、そんな日々も本日限りで、ここからは、 ・行政の手続き ・腹膜透析の手術の準備 ・手術後の日々の「自宅内透析」の環境準備などにシフトチェンジです。透析患者の大半(約97%)を占める「血液透析」とは異なり、私が行う予定の透析は「腹膜透析」です。どちらも一長一短有りますが、決め手は①毎度毎度腕に針を刺さなくて良い。②自宅で(ただし毎日)透析ができる。 しかも、CAPD(連続携行式腹膜透析)では 1日に3~5回の透析液交換(1回30分程) を要するのですが、 APD(自動腹膜透析)は、寝ている間にできるので 可能であれば、この方法を選択する予定です。腹膜炎などのリスクや、腹膜自体の劣化などデメリットは有りますが、ライフスタイルを考慮し、なんとしてもAPDで・・・と考えております。まだまだやるべきことも沢山あるので何とか10年は腹膜を維持していきたいと思います。腹膜もいずれ劣化して、その後はいよいよ「血液透析」に移行しますが、その時はその時・・・何とか生きてりゃ、儲けもん!しかも、多少のリスクは有るものの少なくとも「今」よりはしんどさが緩和されるのであれば、尚良し!まだまだ、これからぢゃあ!
2023年05月31日
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