2023/04/26
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★忘備忘却録/きょうの過去帳・
◆ パブロ・ピカソ『ゲルニカ』のモチーフをナチスが手掛ける(1937年)。
◆ 国鉄の労働組合が私鉄・バス・タクシーを巻き込んでストを打つ(1966年=戦後最大の交通ゼネラル・ストライキ)。この時の威力に慢心したのか8年後に同じ手を使ったがブーイングを浴びる破目に。
◆ ウクライナはキエフの近所にある原子力発電所が火事になり、全世界が放射能による迷惑を被るばかりか大量の放射脳を発生させる結果に(1986年)。
令和4年04月26日

​猛進で「ネット検索」は死語になる? SEOにもたらした衝撃​
=ForbesJapan / テクノロジー_AI /2023.04.24 / 田中 森士 | Official Columnist 株式会社クマベイス代表取締役CEO




ChatGPT(およびGPT-4)は、間違いなくSEOコンテンツ制作の常識を塗り替える。人間が書いたものと遜色のないクオリティーのコンテンツを作ることも可能となった。コンテンツの流通量は間違いなく爆発的に増える。今後SEO業界はどう変わっていくのだろうか。

ChatGPTでSEOコンテンツを企画してみた
筆者はGPT-4のリリース直後、コンテンツ制作への活用可能性について調べるため、ChatGPTの力を借りてのSEOコンテンツ企画を試してみた。SEO分析ツールAhrefs(エイチレフス)を活用し、様々な分野のキーワードを抽出。それらのキーワードを用いたSEOコンテンツの企画について、ChatGPTに依頼した。

以下は、「航空券」「格安」というキーワードを用いた、ChatGPTによるSEOコンテンツの企画である。まず、タイトル案をいくつか出してもらった。
タイトル案1 :格安航空券の見つけ方:旅行好き必見のお得な予約テクニック
タイトル案2 :格安航空券ガイド:予算に優しい旅行プランの作成方法
タイトル案3 :格安航空券の活用術:安くて快適な旅行を実現するコツ
タイトル案4 :格安航空券で旅をもっと楽しもう!:賢い予約方法を徹底解説
タイトル案5 :お得な格安航空券の見極め方:節約旅行の始め方

次に、上記のタイトル案1を用いた記事の構成を書き出してもらった

タイトル 格安航空券の見つけ方:旅行好き必見のお得な予約テクニック
1.はじめに / ・旅行を楽しむための格安航空券の重要性 ・コンテンツの目的と概要
2.早期予約のススメ / ・早期予約のメリット ・航空会社の割引制度やキャンペーン
3.LCC(ローコストキャリア)の活用 / ・LCCとは何か? ・LCCのメリットとデメリット ・おすすめのLCC航空会社
4.比較サイトやアプリを使った航空券検索 / ・便利な比較サイトやアプリの紹介 ・効率的な検索方法と比較ポイント
5.ショルダーシーズンや曜日を利用する / ・ショルダーシーズンとは何か? ・曜日や時間帯による違い ・お得な旅行時期の選び方

6.マイルを活用した格安航空券の取得 / ・マイルの基本知識 ・マイルを貯める方法 ・マイルで航空券を購入する際の注意点
7.SNSやメールマガジンでキャンペーン情報をチェック / ・航空会社や旅行代理店のSNSアカウントの活用 ・メールマガジン登録のメリット ・キャンペーン情報の活用方法
8.まとめ / ・お得な格安航空券の見つけ方のポイント ・これらのテクニックを活用した旅行の楽しみ方

極めて自然だと感じる。さらに、これらの構成の一部を原稿化してもらったところ、全く違和感のない文章が出てきた。キーワード抽出の作業を除けば、ここまでで10分もかかっていない。

AIが書いたものかどうか判別は困難
もちろん、内容に誤りがないかの入念なチェックは不可欠だが、すでに実用レベルにあると感じる。SEO視点で構成や文章を作成してもらっているわけで、検索エンジンフレンドリーな作りとなっている。
現時点ですでに、人間が書いたのかAIが書いたのか、一般ユーザーが見ても分からない品質のコンテンツ制作も可能だ。検索エンジン側が、AIによるコンテンツであると判断することも困難であろう。これらの理由により、すでにコンテンツ制作に活用している企業やSEO会社は多いと筆者は考える。

これからさらに精度は上がっていくだろうし、GPT-4の後継もいずれ登場するはずだ。既存のいわゆるSEOコンテンツは、無限に、かつ自動的に生産できるようになる。ネット上には、大量のSEOコンテンツがあふれる。

決して、10年後の話ではない。今のAIの指数関数的な進化スピードを見ると、数カ月おきにフェーズが変わってもおかしくない。ディストピアにも思えるこの近未来。しかし、SEOコンテンツの意義について、考えるきっかけを与えてくれたという意味では、歓迎すべきことかもしれない。



膨大なコンテンツであふれる、その先に起こること
SEOコンテンツが巷にあふれるようになったのは、何も最近のことではない。もう何年も前から、SEO会社はクラウドソーシングプラットフォームを活用し、SEOコンテンツを大量生産してきた。報酬が1本数百円など、コストを極限まで抑えた案件も現れた。当然、品質が高いとはいえないコンテンツも多数混じってくる。

それでも、検索流入数という分かりやすい指標があるため、企業はこぞってSEOコンテンツをウェブサイトに掲載しつづけてきた。ところが、コンテンツの受け手は、何を読んだかは覚えているが、どのウェブサイトで読んだかは覚えていない。なぜなら、横並びの無機質なコンテンツが増えすぎたからだ。

コンテンツ制作者やコンテンツ配信者の顔が見えない、人間味のないコンテンツが大半である。これではユーザーとの関係性構築は難しい。中長期的には何の意味もないと考えるのは、筆者だけではないはずだ。

そもそも、検索エンジンの方を向いた施策が誤りなのだ。ユーザーと向き合った上でコンテンツ制作にあたるのが、本来のマーケティングのあるべき姿である。SEOという単語はミスリードを生みやすい。企業はユーザーの悩みをストレスなく解決するコンテンツを目指すべきである。

いずれにせよ、世の中にSEOコンテンツがあふれる状態は避けられない。一方、これから遠くない将来、「検索行動」自体が減少していくと筆者は考える。場合によっては死語となる可能性すらある。AIがあらゆる悩みに一瞬で答えてくれるのであれば、しかも回答の精度が高いのであれば、ブラウザで検索する必要性に乏しいからだ。

AIはこれからも指数関数的な進化を続け、世の中は膨大な数のコンテンツであふれる。そして長い目で見ると検索行動はなくなっていく。企業はついにこれまでのやり方を変える時が来た。
大量生産型のSEOコンテンツではなく、ユーザーに刺さるコンテンツを。検索流入ではなく、ユーザーに確実にコンテンツを届ける仕組みづくりを。一度立ち止まってこれらを真剣に議論せねばならない。



古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2023/04/26 05:30:08 AM
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