2024/09/22
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳
◆ うまいこと大金ゲットしたはずなのに、パクられちまったZE!!! Oh!!Mistake...(1950年)。=少年が給料を強奪し、愛人と逃走するも2日後に逮捕(日大・オー・ミステーク事件)= ◆ 日光猿軍団の夢と東照大権現の御利益を載せた特急列車「けごん」が運行開始(1951年)。 ◆ 天皇陛下におかせられましては本日手術に臨まれましたものの、本当の御病状を申し上げるには畏れ多く膵臓の病気であると陛下に申し上げ奉りました(1987年)。
【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和5年09月22日】

〈中国日本人学校の男児死亡〉中国人から悲しみや怒りの声も、
デジタル監視社会が進んでも再び同様の事件が起こり得る理由 =前節=
=Wedge_Report 【チャイナ・ウォッチャーの視点】 2024年9月20日 / 
高口康太( ジャーナリスト、千葉大学客員教授)



  中国・広東省深セン市で2024年9月18日、日本人学校に通う10歳の男子児童が登校中に刃物で刺される事件が起きた。児童は病院での治療のかいなく死亡したことが伝えられている。

 シンガポール華字紙・聯合早報は近隣住民の話を元に現場の状況を報じている。児童は腹部と太ももを複数回刺され、内臓が露出しているほどの重傷を追った。血の海の中で、通りがかった通行人が心肺蘇生を試み、かたわらでは母親と見られる女性が号泣していたという。

中国人にも悲しみ、悔しさ、怒り
 この凄惨な事件は日本社会に大きな衝撃を与えたのはもちろんのこと、中国人社会にも大きな衝撃を与えるものとなった。事件現場には多くの花が供えられている。ソーシャルメディアに掲載された写真を見ると、花には次のようなメッセージが添えられていた

「子どもよ、許してほしい。どうか安らかに。深センのママ」
「子どもよ。安らかにお眠りください。一人の中国人より」
「子どもよ、許してほしい。深セン人より」
「天国には愚かな憎しみがないことを祈ります。悲しみの中にいる、ある上海人より」

 また、19日夜には東京都新宿区で在日中国人有志が主催する追悼集会が開かれた。20人あまりの参加者がろうそくを手に1分間の黙祷を捧げ、追悼の言葉を述べた。また、同会の有志による声明も発表されている。

 追悼集会の呼びかけ人の一人である、日本の大学で非常勤講師を務める馬嘉嘉(マー・ジャージャー)氏は、悲しみ、悔しさ、怒りの3つの感情があると述べた。まだ幼い子どもが命を落としたことへの悲しみ、過度な民族主義を食い止められなかったという悔しさ、そしてこの事件の責任をだれが担うべきなのか、日本人への過度な憎しみを煽るような教育やテレビ番組があったのではないかと訴えた。



 日本人への怒りを募る記念日が増えた中国社会
 同じく呼びかけ人の一人であり、日本の大学で客員研究員を務めるジャーナリストの賈葭(ジア・ジア)氏も、極端な民族主義が強化されているのではと、中国の現状に疑問を呈した。その一例としてあげられたのが「十四年抗戦」だ。

 賈氏が学校で習ったのは「八年抗戦」で、1937年7月7日の盧溝橋事件から太平洋戦争終戦までの8年間が日本との戦いだった。それが今では1931年9月18日の柳条湖事件を起点とする14年間の戦いへと拡大されている。2005年の中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利60周年式典で、胡錦濤(フー・ジンタオ)前総書記が言及したことがきっかけだったと賈氏は指摘する。

 胡前主席は当時、「歴史を記憶するのは怨恨ではなく未来のためだ」と話しているが、日本への怒りが募る記念日が7月7日に加えて9月18日と2回に増えたことは事実だ。また、2014年からは12月13日が南京大虐殺犠牲者国家追悼日に指定された。空襲警報のサイレンを鳴らして黙祷を捧げる都市も多い。



 在中国日本大使館が作成している「安全の手引き」には次の一節がある。
 過去の歴史にかかわる以下のような「記念日」においては、日本関連の行事開催には慎重な検討が望まれます。

5月4日(1919年) 五・四運動(反帝国主義、反封建主義運動)
6月5日(1941年) 重慶爆撃
7月7日(1937年) 盧溝橋事件
8月15日(1945年) 終戦記念日
9月3日(1945年) 「抗日戦争勝利記念日」
9月18日(1931年) 柳条湖事件(満州事変)
12月13日(1937年) 南京入城(「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」)

 これらの記念日のすべてが以前から大々的に広報され意識されていたわけではない。近年になって改めて強調されるようになった側面もある。

 歴史を忘れないことは重要だが、極端な民族主義を煽ってきた部分はなかったのか、それが今回のような悲劇を生んでしまったのではないか。そうした苦い思いを抱える中国人も少なくないという。

 賈氏は今後、同様の事件が起きることを防ぐためにも、事件や犯人についての詳細な報道が必要だと指摘する。今年4月には江蘇省蘇州市で日本人駐在員が通り魔に襲われて負傷、6月には吉林省吉林市で米大学教員が通り魔に襲われて負傷、同じく6月には蘇州市で日本人母子が通り魔に襲われて、かばった中国人女性が死亡する事件が起きている。

 いずれも事件に関する詳細な報道はない。臭いものに蓋をする式のやり方ではなく、正確な報道を行うことが抑止につながるのではないかと、賈氏は訴えた。
・・・・・・・・明日に続く・・・・・



○◎ ○◎    ◎ ◎ ◎   ◎○ ◎○ ◎○ 
古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。
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Last updated  2024/09/23 05:52:35 AM
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