2024/09/23
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳
◆ 京都市下京区にて花札屋が店開き(1889年)、100年経つと何故かファミコンの会社になっていた次第。創業者は山内房治郎。 ◆ VIP満載の特急列車が、集中豪雨で宙吊りとなった線路に突入して脱線転覆(1926年)。山陽本線特急列車脱線事故。 ◆ 頭の固い百科事典によると、秋はこの日から始まるそうだ。即ち、秋分。なぜか、国民の祝日の一つ。
【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和5年09月23日】

〈中国日本人学校の男児死亡〉中国人から悲しみや怒りの声も、
デジタル監視社会が進んでも再び同様の事件が起こり得る理由 =後節=
=Wedge_Report 【チャイナ・ウォッチャーの視点】 2024年9月20日 /
 高口康太( ジャーナリスト、千葉大学客員教授)



「社会的報復」の対象としての日本人
 10歳の少年の死は日本と中国の多くの人々に悲しみと怒りをもたらすものとなった。だが、皮肉にもだからこそ今後、同様の事件が相次ぐ可能性が高いと筆者は見ている。

 現地紙・深セン特区報によると、犯人の鐘(ジョン)は44歳、無職。2015年に公共通信設備破壊、19年に虚偽の事実を触れ回った公共秩序騒乱の容疑で、二度の拘束歴があるという。社会になんらかの不満があった上での犯行の可能性が高そうだ。

 というのも、中国ではこうした事件がたびたび起きているからだ。社会に不満を持った人々が、特に恨みのない無辜の人をターゲットに暴力を振るう事件を「社会的報復」と言う。

 思いつくままに代表的な事件をあげよう。
・2010年、福建省南平市の小学校襲撃。8人が死亡。
・2011年、江西省撫州市の地方政府庁舎を狙った爆破事件。犯人含め3人が死亡。
・2013年、福建省アモイ市の路線バス放火事件。犯人含め47人が死亡。
 社会的報復のための事件ではより大きな反響を引き起こす対象が狙われる。弱者であり、かつ社会の同情を引きやすい子どもが狙われやすいとされてきたが、外国人の子どもであれば国際的な注目をも集める。

 日本人であれば民族主義とも関連してより大きな反響を引き出せる。今年6月にも江蘇省蘇州市で日本人の子どもが狙われた襲撃事件もあっただけに、こうした理屈のもとで今後も模倣犯がでる可能性は否めない。

中国社会は悲劇を防げるのか
 中国はこの10年ほど、体感治安が大きく向上したと言われている。街中に設置された監視カメラ、インターネットの検閲や監視などのデジタル監視社会化が治安の向上に寄与したとの見立てだ。確かにその威力は強力ですりやひったくり、窃盗事件は捕まる確率がきわめて高くなっているという。

 だが、自分の破滅を承知の上での破れかぶれの犯行にはデジタル監視社会も決定的な抑止力たりえないのではないか。事件後、中国当局は事件現場の日本人学校周囲の監視カメラを増設していると伝えられているが、その効果には疑問が残る。 



​外交部「中国政府はいかなる違法な暴力行為も断じて許さない」​
=人民網日本語版 2024年09月20日

外交部(外務省)の林剣報道官は19日の定例記者会見で、「中国政府はいかなる違法な暴力行為も断じて許さない。中国はこれまでずっと実効性ある措置を講じて全ての在中外国人の安全を保証してきたし、今後も引き続き保証していく」と表明した。

【記者】在広州日本総領事館が19日に発表した情報によると、18日に深センで刺された男子児童が亡くなった。このことについてコメントは。

【林報道官】中国側はこのような不幸な事件が起きたことに胸を痛めており、遺憾の意を表する。男子児童の死去を悼み、御家族の方々にお悔やみ申し上げる。
男子児童は日本国籍で、父親は日本国民、母親は中国国民だった。男子児童は襲われた後、直ちに病院へ搬送され、広東省当局が医学の専門家を手配して全力で救命に当たった。中国側は御家族の方々の後事の処理に必要な助力を行う。

事件は現在も調査中であり、中国側の関係当局が法にのっとり処理する。現時点で把握している状況によると、これは個別の事案だ。中国は法治国家であり、中国政府はいかなる違法な暴力行為も断じて許さない。法にのっとり事件を調査し、犯罪者を処罰する。

中日双方は現在この事件について意思疎通を継続している。我々は日本を含む各国の人々が観光、留学、ビジネス、生活のために中国を訪れることを常に歓迎している。個別の事案が中日両国間の交流や協力に影響を与えることはないものと我々は信じる。(編集NA)



​  深センの日本人男児襲撃事件が鳴らす警鐘―香港メディア​

香港メディアの香港01は19日、中国・広東省深セン市で日本人の男児(10)が襲撃されて死亡した事件について、「個別の事件であり、警鐘でもある」との論評記事を掲載した。

記事は、「今回の報道を受け、人々は今年6月に江蘇省蘇州市で発生した日本人スクールバス襲撃事件、および(今回の事件が起きた日が)918(満州事変の発端となった柳条湖事件が起きた日)記念日という特殊な日付だったことに思い当たるだろう」と指摘した。

そして、18日に行われた外交部の定例会見での報道官の「異変」に言及。担当した林剣(リン・ジエン)報道官は記者からの「偶発的な事件だと思うか」との質問にあいまいな回答しかしなかったとし、前回の蘇州の襲撃事件では「偶発的な事件」と強調していたのとは異なる対応だったとした。

記事は、「蘇州の襲撃事件の際に、われわれ(香港01)は2つの点を指摘していた」とし、それは「中国当局の慎重さと動きの遅さは極端な民族主義を黙認するものではなく、逆に中国政府にとってネット上の民族主義をどのように管理するかは、一貫して難題であり続けている」「ネット上の極端なナショナリズムは中国社会の主流ではなく、国と国の交流がネット世論に巻き込まれることを最大限避けるべき」だったとした。

その上で、「蘇州の事件も深センの事件も個別の事件であるが、これらは警鐘でもある。特に、類似の事件が相次いで発生する中、当局はまたしても容疑者の情報をすみやかに社会に公表できなかった。これは内部・外部の迷いや憶測をエスカレートさせるだけである。特に今回の事件は918の当日ということで、多くの人が(日本人を狙ったものと)想像しないわけにはいかなかった」と論じた。

また、この事件の少し前に注目を集めた騒動があったとし、今月上旬に北京市の円明園で中国人インフルエンサーが日本人観光客らに難癖をつけて追い回した動画が物議を醸したことに言及。「この騒動ももちろん個別のケースであるが、こうした雰囲気が広がっていくと中国にいる外国人だけでなく、われわれ(中国人)自身も最終的に傷つくことになる」と論じた。(翻訳・編集/北田)



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古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。
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Last updated  2024/09/23 05:10:08 AM
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