すこしまえまでは左がかっていることが進歩的だといわれていたと思う。だからというわけでもないが、進歩的というのも好きだからわたしはそっちに傾いていた。
「だからというわけでもない」とは、立場がいつも弱いほうに居たからだ。弱いほうというのは、簡単に言えば差別支配される側に居たということ。女性と単純労働者と普通の家庭人だから(とわたしが思っている)。
左といっても幅が広くて極左からリベラル派まであるのは周知。時によってずりずりと移動はしていた。例えば、選挙の投票でいうなら共産党、社民党、民主党、自民党をその時々で選んで、いったりきたりしていたわたし。
つらつら自分は何なんだと考えるてみると、左とか右とかの固定観念に縛られていたのではないかと思う。
実は昨日のサンデープロジェクトの「日本人の拠って立つものとは?」を見て
(テレ朝のこれ久しぶりなんだ、というのは政治家が激論というより、各自ががなりたてる感じで聞き取れないのが嫌になって、もう何年も見ていなかった)
うーむ、とうなずくことしきりだったのだ。出演者が
中谷 巌 (三菱UFJリサーチ&コンサルティング理事長) 櫻井 よしこ(ジャーナリスト)
姜 尚中 (東京大学大学院教授)
の方々。ということは…?右派?とわたしは思う。ところが、その方々の論(お話)で「そうだ」と思うところがいっぱいあったのだ。
ちょうど来ていた息子にその感想を話をしたら、「右もぐるっと廻れば左になる」と大笑い。
ちがう、ちがう。
どんな意見(論)も聞いてみるものだということ。「そうじゃない」とわたしが思ったところも、とても参考になるとあらためて感じたことが新鮮だった。
だから固定観念に縛られずに、これからは考えていこうと、ますます精進(勉強)しなければならないので大変だなー(笑)なぞと思ったのよ。
右や左のだんなさま、どうかおめぐみを…
いえいえ、てめえでさがしまする
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