あいかわらずの嘆きしかし
冬枯れの北区は飛鳥山に行ってきました
桜のつぼみは固かったです(当然)
でも、陽だまりのベンチに座ってほっとしましたよ(厚着)
ここには三つの博物館があるのです
そのひとつ 澁澤栄一資料館
を見ました
名前は存じてましたが、こんなえらい人だったとは!
資料館だからしかたないけれども、盛り上げすぎ、讃えすぎの感
しかし、徳川家の一会計係だったひとが
日本近代経済界の礎を築いたのですから許すかな
土曜日のみ見学可というので「晩香慮」というちいさな家と本はなかったけれども「青淵文庫」という立派な建物も見ました
晩香慮(ばんこうろ)という茶室風隠居所
「バンガロー」から命名のほんとに小さな建物
喜寿のお祝いに作られたそう
玄関と居間しかなく、居心地よさそうで(いい材質をつかっている)
こよなく愛し、賓客を迎えたのもここで
(ホームページから借りた写真)
そういう建物が点在している敷地は広大だったでしょうし(飛鳥山一帯)
他の建物が空襲で焼けてしまったのは惜しいけれども
功なり名を遂げたひとの余裕を垣間見ましたね~
91歳まで存命だった晩年の写真も見ましたが
新聞を読んだり、本に囲まれて調べ物をしている
のなど、いい老後だったのがみてとれました
ふつうのひとであるわたくしも
そこだけは見習いたいものであると
こと多し、時間は短くなるにつけ思うのでありました
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