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10月9日午前9時過ぎ。思っていた通り、隣家からウィーンヲ―ンと唸るような音が鳴り響きました。強いて言えば巨大化した蚊がブンブンと家中を飛び廻っているような、あの不快極まりない音に似ている気もします。とにかく時間が長いんです。一回の音は5分から10分は休み無く響き渡りますから、この上なく耳障りで不快な騒音です。
以前のブログで書きましたが(そのブログは ここ
です。)、その隣家とは頑丈な壁で仕切られていますからごく普通の音は聞こえません。しかし今日の音は我が家のどこにいても響く騒音です。一瞬、大型の電気ドリルで硬い岩盤に穴をあけている、まさにその洞窟に自分がいるのではないか、という錯覚に見舞われたほどです。
外を見てみると、今では見慣れた2台の車が隣家の前に止まっています。
前の隣人が引っ越してから度々隣家にやってくる2台の車を見て、当初は、すわ、新しいお隣さんが来たか、と思ったものでした。しかし、車はあるけど姿は見えず、ということで新しいお隣さんの姿は見れずじまいでした。
これについてうちの奥さんの見立ては、こうでした。
「あの2台の車を見た? 車種は違うけど小型車で色はgris foncé(ダークグレイですね)よ。母娘3人で乗る車にしては地味すぎるわね。しかも2台とも同じ色だなんて。」
つまり今まで何回か隣家に来て物音を立てていたのは、新しいお隣さんではなく、清掃などを請け負っている業者ではないか、というのです。
と、ここまで書いたところで、カミサンを送りがてらCarrefourで買い物に出ました。
帰って重い袋を家に運ぶときに、いつもの習慣で郵便受けを見てみると、手書きのメモの様な紙が入っていました。それがこれです。
まあ言ってみれば引っ越してきた挨拶と自己紹介、そしてこれが一番肝心なのですが、今日から越して来る11月6日まで、床の掃除と壁などのペンキ塗りなどの内装工事を行うので、その不都合と騒音を詫びるものです。
どうも今日の騒音は、新しい隣人たちがフロ-リングの床をマシ―ンで磨いている音だったようです。長くてもほんの数日で終わるだろうし、ペンキ塗りは壁紙をはがしたりする音がするかもしれないが、基本的に大きな音は出ないから騒音という意味では大したことはなさそうなのでホッとしました。
メッセ-ジには、2人の娘の年齢まで書いてあります。21歳と24歳だそうです。
今の私にはそんなことどうでもいいことですが、若い頃だったら「へえ、どんな娘かな?」と興味がそそられたかもしれません。
ともかく、そのメッセ-ジを見る限りでは「まともなお隣さん」の様なのでまたまたホッとしました。特に隣接しているお隣さんとなると尚更です。
まあ、今週中にはお隣さんの顔を拝める機会があるやもしれません。さてさてどんな人たちでしょうか。楽しみですね。友好的な人たちでありますように
この写真は、昨日近所で見つけた朝顔です。ベルギ-でこの花を見かけることは珍しいですね。特にこの色は。
今日はこの花のように、寛容で清らかな心持でいたいですね。たとえ癇に障ることがあったとしても。
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