ベルギ－永住ミステリー小僧のブログ

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９月2日　楽天5-2オリックス

先制されるとほぼ負けは決まりで、たまに先制すると救援陣が逆転されそのまま終了という試合が続いていたこの頃でしたが、今日の試合は先制されるも追いつき、引き離されても中盤５回に４点のビッグイニングを作り、その後は鈴木翔天、藤平、則本でしっかり抑えて逆転勝ちしました。

前日の試合で打ち込まれた（不味い外野守備もあったが）鈴木翔天は、今日も制球が悪く２四球と危なっかしい投球でした。打者によって高めのボール球ばかりだったり、次打者は逆に低めばかり狙ってストライクが入らないなど、投球時のバランスが悪いのか、あるいは精神的にプレッシャ‐を感じているような不安定な投球でした。 治ったりぶり返したりと、 ​へたすると長引くかもしれませんね。
それで気付いたんですけど、宮森が何故か登録抹消されているような…。一体何が起こったんでしょうか？　予定通りのファーム行きなのか、それとも…。気になります。

そして３番手藤平は圧巻の投球でした‼



４番から６番まで３連続三振、それも決め球は150キロ中盤のストレ－ト。左足を最高点まで上げて1.5秒ほど停止させる『２段&停止モーション』で速球を投げると、どの打者もタイミングが取りづらかったように見えました。ストレ－トも伸びがありました。
ただ、走者なしの場合は効果絶大ですが、走者を出してしまうとどうなるか？　あるいは走者がいる場面ではリリ－フに出さないほうがいいでしょうね。
ハイライト動画では、藤平のすぐ後に則本の投球が出てきたのですが、藤平に比べると則本の球はタイミングが合わせ易く見えました。則本のフォ－ムはスム－ス過ぎるんでしょうか、タイミングがホント取りやすそう…。

一方、先発の滝中は相変わらずののらりくらりしたピッチングで、先制点と追加点を与えたものの、６回被安打7、1被本塁打の２失点に抑える粘投でした。



それにしてもこのオリックスとの４連戦では、楽天の先発投手が全４試合すべて２失点以内と好投したのに、打線がタイムリ－を打てなかったり、あるいはリリ－フ投手が試合をぶち壊しにする投球をするなど、投打のバランスが安定せず５位オリックスに良いところが無かったですね。まあやっと今日は勝ちましたが。

さて攻撃の方は、１点リ－ドされた５回攻撃前に川島コ－チを中心に円陣みたいなものを組んでいたようですが、それが功を奏したのでしょうか。




動画を見ると捕手の森がチョッと深追いしすぎたような気もするが、衝突せずに１塁に投げたとしてもセーフだったでしょう。でもこれで先発高島は委縮してしまったようですね。捕手が冷静さを欠いたら新人投手は委縮しちゃうよね。
その動揺を見逃さず、３番辰己が見事なライトオ－バ―の３塁打でこの回４点取って試合をひっくり返しました。浅村の打順前で３点リ－ドできたのは良かった！

オリックス戦前の３カ－ドで５勝１敗1分けと好調だったチ－ムは、オリックス戦では一転して先発投手以外は不調で１勝３敗。今季だけではなく、近年少なくとも直近5，６年は好調を長続きさせることが出来ずに、同じところを行ったり来たりして、上に上がっていけない状態が多いと思います。いつもいいところまではいくのに、それが続かず息切れアウトみたいな…。

数日前の記事で書きましたが、ロッテの残り試合数22のうち、分の悪いソフトバンク（ロッテの８勝15敗1分）と日本ハム戦（ロッテの６勝17敗1分）は各1試合しか残っておらず、残り20試合は楽天戦（ロッテ９勝６敗）が9、オリックス戦（ロッテの14勝7敗）が3，そして今季大きく勝ち越している西武戦（ロッテの16勝1敗）が何と８試合も残っているのです。なんとも恵まれた残り試合相手です。

つまり、 楽天が逆転３位を獲得するためには、対ロッテとの直接対決で勝ちこすだけでは不十分で、ロッテが対西武で大きく勝ち越すことを覚悟して、対ロッテ９戦を６勝以上 するつもりで戦わなければならないことになります。
勿論、ロッテ以外にも負け越しているソフトバンク（残り5）、日本ハム（残り7）、オリックス（残り4）で16試合も残っており、ロッテと比べてかなり分の悪い今後の対戦相手と試合数です。

だからそういう意味でも、今回の対オリックス４連戦は３勝１敗がマストだったんですがねぇ。それでもロッテとのゲ－ム差がそれ程開かなかったのは、単にロッテが苦手のソフトバンクに負け越しただけのことで、これはいわば想定内のことでした。今後はへたをすればロッテとの差は開くばかり、という最悪の事態もあり得ます。

まあ、ゲーム差が開かなかったのをポジティブに捉えて、木曜日からのロッテ４連戦を全勝するつもりで頑張って応援するとしますか！

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