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まずはこの動画(パリ-グTV)を見ていただきましょう。懐かしいし、何を置いても『感動的』な場面です。
【2年目の辰見が劇的生還】小深田大翔『延長11回…劇的サヨナラで今季初勝利&今江監督初勝利!』
ついでに、その時の小生のブログ記事です。
今日の一番のヒ-ロ-は辰見鴻之助でした‼1軍登録即出場しサヨナラ犠飛で激走しました♪
これは今季西武との開幕カード3戦目にして、楽天イーグルスが今季初勝利、そして今江監督就任後の公式戦初勝利の瞬間の動画です。
この動画そして私のブログからお分かりのように、レフトへの浅いフライで代走辰見鴻之助が猛然とホームに突っ込んでサヨナラ勝ちしたのですが、普通であればホームに突っ込めない浅いフライなのに、俊足韋駄天の辰見鴻之助にベンチは「行け!」のサインを出して突っ込ませました。このサヨナラ劇は、辰見鴻之助の類まれな俊足だからこそ実現した、といっても過言ではありません。
しかし、辰見鴻之助はこの試合を最後に1軍から姿を消しました。「ただ足が人並みより速いだけでは1軍では使えない。もっと打撃力を上げろ」という今江監督の意向だったようです。監督の言う事はもっともなのですが、2軍で一向に打撃力が向上しないように見える辰見鴻之助を、このまま2軍に置いたままで今季を終わらせて、楽天イーグルスとして良いのだろうか? という疑問が湧いてきました。
先日のブログで、小深田、村林、辰己はイ‐グルスの『至宝』だ、ということを書きました。辰見鴻之助についても同じ『至宝』といっても差し支えないと思います。勿論、まだ『原石』ではありますが。
但し『至宝』とはいいながら、使わなければただの『宝の持ち腐れ』でしかありません。辰見鴻之助の将来を考えて、代走として使いたい思いをこらえて2軍で打撃の修行を積ませるか、又は、イ‐グルスの悲願であるCS進出の絶好機で接戦接戦の連続である『今』、韋駄天辰見鴻之助を使わずして、一体いつ彼を使えるというのであろうか? まあ難しい判断ではありますが…。
そう思っていた時に、先日次のような記事を目にしました。
『五十幡亮汰が勝負どころで貴重な二盗決める』
日本ハムのスピ-ドスタ―として知られる五十幡選手が、9回のサヨナラ機に代走に起用されて二盗に成功してサヨナラ勝ちに貢献した、というような記事でした。
五十幡選手も打撃が振るわず1割台で、代走起用が多いようです。
この記事を見て、楽天にもこのようなサヨナラの好機に二盗、あるいは2塁走者の代走に起用できる選手といえば辰見鴻之助しかいないではないか、CSを争っている今、あるいは今後の『いざ』という時のために、辰見鴻之助を一刻も早く1軍に上げるべきだと考えました。
勿論、楽天には田中和のように代走だけでなく守備固めも出来る選手がいますが、同点時に3塁走者を浅い外野フライ、又は普通のヒットで2塁からホームに突っ込める選手は、辰見鴻之助しかいないでしょう。
大事な1軍登録枠の一つを代走だけしか使えないであろう彼のために使うことの是非、議論は有るかとは思いますが、仮にCSに行けることになった時は、当面の敵は日本ハムとなるでしょうから、投手力のいいハムとは接戦が予想され、9回あるいは延長戦での勝ち越し機には『不可欠な』戦力になると思うのですが、如何でしょうか?
楽天の残り試合は20試合以上ありますから、先ずは彼を1軍に上げて使い方をシュミレ-ションするのがいいかもしれません。それで使い出が限られて短期決戦には使えない、と判断すればそれまでのこと。
ただ、私は彼の類まれな俊足は、必ずや楽天の貴重な戦力になる、と確信しています。この私のささやかな願いが、今江監督のところに届けばいいのですが…。
1%の希望を胸に、彼の昇格を夢見て、今日もイ‐グルスを応援することにします。
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