CAPTAINの航海日記

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七詩 @ Re:なんか、腰が重い(05/21) 体重の負担等で関節の軟骨がすりへってい…
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CAPTAIN @ Re[3]:福島県、2040年の県立高校(執筆予告)(05/08) >情報提供さんへ この話題、当ブログで…
2011.03.22
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テーマ: たわごと(26616)
カテゴリ: 東日本大震災
3連休が終わった。
福島市周辺においても今日から多くの事業所が本格的な事業再開となったケースが多いかと思う。会社勤めをしている義父、義母もまた、朝早くに出勤していった。
しかし、私は今月いっぱい自宅待機中の身。自分だけが暇人になったような気がして少々憂鬱な朝を迎えることとなった。
そんなストレスを少しでも緩和しようと、朝食後、自宅に「出勤」。
途中で、上の子のクラスメートのお母さんと会う。自転車に乗っており、これからスーパーへ買い物に行く途中だという。時計を見ると開店まではまだ1時間近くあるが、そこまで早めに動かないと買いたいものも手に入らないということなのだろう。自転車姿…つまりはガソリン不足でクルマを運転できない事情といい、モノ不足は深刻だ。
流通経路の確保と並行して非被災地では各業界とも製品の増産体制に入っているとは思うのだが、首都圏では例の計画停電が影響して、効率的にモノづくりができない状況らしい。そう言えば、連休明けの今日から、計画停電が再開するとの話も耳にした。
「そう言えば、○○君は元気にしてますか?」と訊ねてみる。すると、「毎日ゲームばかりしていて…」とのこと。学校が休みなので暇を持て余しているようであった。
うちだって似たようなものだ。私が出勤できずに悶々としているのと同様に、子供達も学校に行けないことでストレスを溜め込んでいるに違いない。数日前、どこかの学校の登校シーンがテレビ画面に偶然映し出された時、上の子は少し淋しそうな顔をしていたっけ。下の子もまた、どういう訳か「君が代」を大声で歌いながら、「あ~あ、せっかく『君が代』習ったのに、卒業式が中止になったら、意味ないじゃん」とか文句を言っていたように思う。
せめて勉強が教えられれば…と思う。明日以降になれば学校に置きっぱなしだった荷物を取りに行くことができるので、手許に戻った教科書などを使ってある程度の即席授業を行うことができるかもしれない。私の暇も有効に使わなければ、と思う。
自宅では、昨日の分と13日の分のブログを書き上げる。執筆直後に、迷惑トラックバックがついた。震災直後はなりを潜めていた代物であるが、彼奴等もまた、活動再開ということなのだろうか。苦笑を禁じ得ない。
正午前に帰宅後、再びテレビ桟敷。東京電力の社長が福島県知事の許に謝罪に伺いたいとの連絡が入ったが知事がこれを拒否したなどというニュースが流れていた。そう言えば、今日の朝刊には、紙面一つを独占して東京電力の謝罪広告が掲載されていたっけ。気持ちはわからなくもないが、福島第一原発の事故は現在進行中の事態であるのだから、今は対策に全力に取り組んでもらい、とりあえずの収束を迎えてから謝罪した方が良いのではないかと思う。知事が拒否したのも当然だと思う。
しかし同時に、なぜ福島県知事に謝罪するのかな? と疑問にも思う。謝罪対象はあくまで「福島県民を中心とした原発事故の被災者」であるべきだ。その意味では、行政組織としての福島県もまた原発を誘致した立場な訳だから東京電力と同罪であり、原発所在地の大熊町や双葉町もまた、役場機能そのものが町外や県外に移らざるを得なくなり十分過ぎるほどの罰を受けているとは言え、自町民を中心とした被災者に対して謝罪の意志があってしかるべきだと思う(両町に対しては謝罪そのものまでは要求しないけれど)。
ところが、知事をはじめ福島県側の立場は、あくまで自分は被害者一辺倒で通しているように感じられる。新聞、テレビなど県を地盤としたマスコミもまた、今回の事故に対する「県の責任」を一切追及しない。これは一種の情報操作ではないだろうか?
地震から既に10日以上が経っているが、余震はまだ収まる気配がない。今日は千葉県で震度4の余震。数日前は茨城県で余震が多く見られたが、震源域が徐々に南下しているのだろうか。千葉県内でも、太平洋に面した旭市では津波で死者が出たし、被害が拡大しないかどうか心配だ。
また、夕方に放映された「スーパーJチャンネル」を観て初めて知ったのだが、市域の4分の3が埋立地で構成されている浦安市では、地盤の液状化現象が酷く、建物が大きく傾くなどの被害が広い範囲で出ているらしい。水道や都市ガスといったインフラも、未だ復旧していないそうだ。お膝元にもこういった被災地があることを、首都圏の方々には強く認識してもらいたいと思う。
そんなことを考えていたら、6時過ぎには福島県内でも強い余震が観測された。揺れを感じた子供達が一目散にコタツへと潜っていく姿が、強く印象に残った。今回の大震災は、彼らにいかほどの心理的ダメージを与えたのだろう? そう思うと、切なくなる。





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Last updated  2011.03.23 11:19:51
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