CAPTAINの航海日記

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CAPTAIN @ Re[1]:普通科高校㏌1960's(09/18) >たんぽぽさんへ 郡山市の普通科系公立…
たんぽぽ@ Re:普通科高校㏌1960's(09/18) 引き続きすごい調査ですね。 盛岡とかは新…
CAPTAIN @ Re[1]:普通科高校in1975(09/18) >たんぽぽさんへ いや~暇人なもので(…
たんぽぽ@ Re:普通科高校in1975(09/18) CAPTAINさん、毎度のことですがよくお調べ…
CAPTAIN @ Re[1]:福島大学の金谷川移転についてのIF(09/15) >elbe14さんへ いつもありがとうござい…
2011.04.14
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テーマ: たわごと(26786)
カテゴリ: 東日本大震災
ここ数日、福島県内の学校施設における放射線測定値が地元紙上に公表されているが、気のせいか、同一地域内の他の施設で測定した値よりも高めのように感じる。放射性物質が校庭の土壌に沈着しているのだろうか。子供達を登校させるのに対し、若干の怖さを感じる。
そう言えば、原子力安全・保安院では、小中学校への登校の可否について、年間10ミリシーベルトを目安にしたいと話しているそうだ。これは、計画的避難区域の設定基準である年間20ミリシーベルトの半分。やはり、放射性物質は子供に影響があるということなのだろう。
しかし、この基準を厳格に当てはめるとなると、恐らく福島県の東半分の地域の小中学校で登校不可能という事態になってしまうと思われる。これはちょっと酷過ぎる、何とかならないものだろうか。
そこで、県外への自主避難を改めて検討する家庭も、ひょっとしたらあるかもしれない。が、リンク先の おばかんのさんのブログ で紹介された 記事 によると、南相馬市から船橋市に避難した子供が船橋市の子供から「放射能怖い」などと偏見をもたれたケースがあったという。このような事態を懸念する声はかねてより福島県の内外から指摘されていただけに、この一件はひょっとしたら氷山の一角なのかもしれない。
だから、「避難するなら福島県内だ」と思う人もいるかもしれないが、それもどうだろう。「同じ県内なら安心だ」とは安易に考えない方がいいかもしれない。避難先として主として検討されるのは県西部の会津地方になるかと思われるが、福島第一原発の事故によってこの地域にもたらされたものは、基幹産業である農業や観光への深刻な風評被害。浜通りで起きた事故でとばっちりを受けた挙句に原発周辺の地域の人まで受け入れなければならないとなると、いくら同じ県でも限界はあるだろう。「同じ県だから…」云々という避難者の認識は、受け入れる立場からすると「…だから我々を受け入れて当然だ」という、いささか脅迫じみたメッセージに受け取られる可能性がなくはないと思う。
だから、避難先としては県外も視野に入れておきたいのだが、船橋市での事例を耳にすると、単独で自主的に、というのはやはり躊躇してしまう。となれば、第二次大戦中の学童疎開のように、各小学校ごとに子供達を集団疎開させるしかないのかもしれない。クラスメイトはもちろんのこと、担任の先生も一緒。だから先生方にはかなりの負担を強いることになるかもしれないが、未来を担う子供達を放射線やPTSDから守るためには、そのぐらいのことは検討しても良いのではなかろうか。





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Last updated  2011.04.15 21:29:11
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