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2011.05.11
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カテゴリ: 東日本大震災
4月下旬以降の福島県内における福島第一原発事故関連のニュースのメインは、学校の校庭の放射線量の問題だったりします。昨日は避難区域の住民の一時帰宅が実施されたのでそちらのニュースがメインになりましたが、肝心の原発事故そのもののニュースは徐々にフェイドアウトしている感すらあります。
考えてみると、校庭の放射線量の問題で俎上にのぼっている学校は、福島市と郡山市に集中しているんですよね。全国ニュースで首都圏のニュースが重点的に取り上げられがちなのと同様に、福島県内のニュースでも、県庁所在地の福島市や経済県都の郡山市のニュースの方に重きが置かれがちな傾向は、間違いなくあります。民放局によって福島市寄り、郡山市寄りといった違いが見られますが、県内他地域から見れば五十歩百歩でしょう。
もっとも、校庭の放射線量に関しては、文部科学省が示した年間20ミリシーベルトという基準値の妥当性も含めて、問題視されるべきニュースだと思います。福島市や郡山市の方も、いろいろと気苦労が多いことと察します。
しかし、避難を余儀なくされた相双の方々からすれば福島市や郡山市の住民が受けている被害の程度は軽いと言わざるを得ないし、事態の打開に向けて頑張っている市民や行政には最大限の敬意を払いますが、報道の度合いはもう少し抑えられてもいいのではないかと思います。この問題が過度に大きく報じられてしまうことにより、肝心要の大元である福島第一原発事故の進捗状況や相双の方々の動向がなおざりになることを恐れ、一連の震災報道で我々被災者の多くが首都圏の住民に対して「結局御身大事なのかい!」と憤りを感じたのと同様の視線が福島市や郡山市に対して多くの県民から注がれてしまうのではないかと危惧する次第です。
ところで、この問題ですが、もしも校庭の表層に芝生が植えられていたならばどのように対応されていたのかが、少し気になっています。というのも、 こちらのブログ を見ると、土の校庭と芝生の校庭とでは、芝に放射性物質が吸着するのか、明らかに後者の方が表層除去後の効果が大きいのです。しかも、刈り取った後の芝生を発酵、乾燥させることによって、廃棄物の処理量を減らすこともできます。
校庭の芝生化は、美観の創出、子供達の怪我の防止、砂塵の抑制といった観点から、2000年代に入ってから全国の学校で徐々に進められてきた傾向があるとのことです。福島県全体を俯瞰してみると、 うつくしまグリーンプロジェクトという施策 が行われているものの、まだまだ全県的なムーブメントにはなっていないのが現実のようです。
福島市や郡山市に関してもまた然り。特に福島市においては校舎の耐震補強についても県内他地域の後塵を拝するなど快適な教育環境の創出を怠ってきた傾向があるだけに、一刻も早く心を入れ替えて欲しいと思います。今のままでは、少なくとも県のリーダーシップをとるに相応しい都市ではないですね。

※この文章の執筆にあたっては、 こちらのブログ も、参考に致しました。


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Last updated  2011.05.11 14:45:08
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