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PTAの活動で、小学校の各教室の書籍整理をした際、このシリーズの本は、どれもボロボロになるまで読まれていて、人気のある本なんだなと気になっていました。
このシリーズはたくさんでているんですが、今回はお金についての本を読んでみました。
登場人物は、小学3年生の子たちで、気になることを一つ一つ質問していき、アフロ先生が、漫画でわかりやすく教えてくれます。
おこづかいを増やしたい
お金を貸してといわれたらどうしたらいいか
お年玉はなんでもらえるのか
なんで消費税はかかるのか
全部の商品を安くしてくれたらいいのに
などの身近な疑問から、
大人も答えるのに悩んでしまいそうな、
社会の中でのお金の仕組みや、日本銀行やの役割など、
すごく難しい分野のことなのに、親しみやすい絵と言葉で、わかりやすく説明してくれています。
今はPayPayなどで、お金のやりとりをする場面を見る機会も減り、子どもたちにとって、お金について考えることも減ってしまい、よりわからないものになってきているのかなと感じていたりします。
自分たちの見えないところでお金は動き、
見えないとこで親は働き、
働いてもらったお金だけど見えないPayPayで支払われ、それでお金を大切にしろと言われてもってなるだろなって思っていたので、
この本は、その見えないとこの部分を見える化してくれているので、ぼやっとしていた視界が開けるような気持ちにさせてくれます。
そして、大きく大雑把でも、世の中でのお金の仕組みや動きがわかれば、なんでお金は大切にしないといけないのかが自分の中で考え、答えに繋がれば、人に言われなくても、お金を大切に使うことができるようになっていくように思いました。
この本の最初に書いてあったのですが、
「世の中には、正解が一つではなかったり、何が正解かがわからないことがたくさんあります。
状況によって正解が変わることもあるし、100点にも0点にもなり得る問題が世の中にはあふれています。
その中で自信をもって生きていくには、自分でとことん考えて、そのときの自分にとっての正解が何かを判断していく力が必要になってきます。」
とあり、その通りだなと思いました。
親としてできることは、知ることや考えるきっかけを作ったり、一緒に考えていったり、私自身も考えて生きていくことかなとこの本を読んで思いました。
子ども用の本だと思い手にとりましたが、知らないことばかりで、めちゃくちゃ勉強になる本でした。
子どもたちがボロボロまで読む理由がわかりましたし、もっと他のシリーズも読んでみたくなりました。
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