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rose_chocolat @ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) みえこ55さん こちらこそレス遅くなりす…
2009.12.30
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カテゴリ: 洋画(さ行)

原題: IL Y A LONGTEMPS QUE JE T'AIME/I'VE LOVED YOU SO LONG

監督 : フィリップ・クローデル

出演 : クリスティン・スコット・トーマス 、 エルザ・ジルベルスタイン 、 セルジュ・アザナヴィシウス 、 ロラン・グレヴィル 、 フレデリック・ピエロ


観賞劇場 : 銀座テアトルシネマ

公式サイトはこちら。


<Story>


15年の刑期を終えたジュリエット(クリスティン・スコット・トーマス)は妹レア(エルザ・ジルベルスタイン)の家庭に身を寄せる。
義姉への不信感を抱くレアの夫リュック(セルジュ・アザナヴィシウス
)はぎこちないが、彼の老父や2人の養女は屈託なくジュリエットを迎え入れるのだった。
2週間に1度警察に出頭しながら就職先を探すジュリエットの心は深く閉ざされたままだ。
愛する息子を自ら手に掛けた理由を裁判でも決して語ることはなかった姉。
その心に近づきたい一心でレアは誠心誠意向き合おうとする。

ずっとあなたを愛してる - goo 映画
ずっとあなたを愛してる - goo 映画




<感想>

この日2本目。
正直本作、あまり過度な期待はしておりませんでした。 
予告でこんな感じだと、すごく期待してしまうと、実際はそうでもなくてがっかりしたパターンのフランス映画もあったりするので(苦笑)、それだとつまんないなあと思ったので、軽く入っていけばいいやと思いながら観賞しました。


ですがこれが、初めは重苦しい感じ。 
15年の刑期をするということは、それなりの罪です。
平静を装っているジュリエット、ですが彼女は十分すぎるほど傷ついていて、そして妹のところに行っていいのかさえも本当に揺れている。
そして姉を迎える妹だって揺れている。
本当に姉を受け止めることができるのか。 家族は平穏に暮らせるのか。 あとからあとから考えるときりがない心配がレアを襲う。




ずっとあなたを愛してる
(C)2008UGCYM-UGCIMAGES-FRANCE3CINEMA-INTEGRALFILM





レアにとって、自分の姉はかけがえのない存在だけど、自分の家族もかけがえない。 家族を守れるのかという不安がそのまま姉への不信感となっていく。 トラウマから脱却するのは難しいが、何があっても向かい合う姿勢が、ジュリエットへの信頼を取り戻すことにもなったのだろう。


刑期を終えた犯罪者の社会復帰は容易ではなく、情報として得ていても、個人のフィルターの前に無残に選別されてしまっている。 
この立場の人たちを身近で理解した人間でないと、他人事になってしまう。
その意味で、ミシェルの存在は重要となってくる。 誰も自分を必要としていないと思っている人を支えたいと思う気持ち。 もちろん単に義務的な気持ちだけではできるものではなく、彼女と自分が抱えている孤独や問題が一致していると感じられないとできないことではあるのだけど。
罪は罪、それを償っていたとしても、そのことに対しての意見は様々だし、それで済む問題ではないということもあるだろう。 しかしながら、社会へ戻りたいとする希望に、誰かが手を差し伸べてあげる必要はある。 手を伸ばしてくれる人がいるということは幸運なことだし、理解者がいるというだけでも人間は救われるものがあるのだから。
社会復帰希望の犯罪者ということでなくたって、自分を支えてくれる人の存在はただただありがたいし、それだけでもう自分は人間として許されたようにも思える。


そして誰にも語られなかったジュリエットの罪の詳細。
彼女なりに懸命に考えた結果、最善の策。。。 だったかもしれない。 けれどレアの言うように、相談できる人はいなかったのかとも思ってしまうのだけど。。。
それを誰にも一言も言わずに、全て自分でかぶることが、せめてもの罪滅ぼし。 しかしながらそれによって彼女は傷つき過ぎるほど傷ついてしまった。
そこに不躾に介入してくる存在に対して、彼女が牙を剥くのもわかるんですよね。 「あなたに何がわかるの」と。
それでもなお、ずっとあなたを愛しているから。。。 そう言ってくれる人がいる、その幸せを素直にかみしめていく。 そうやって私たちは生きていくことができるのだと思う。
ジュリエットの一途な想いも胸を打つし、ミシェルの言葉の一つ一つもとても包み込むように優しくて。 レア一家の見守る姿勢も、きっとジュリエットにとっては、心の傷を回復するのに大きく貢献したに違いない。


クリスティン・スコット・トーマスの作品は結構観ているようで、 『ブーリン家の姉妹』 にも出ていたようですが、クローズアップされないとちょっとわからなかったかも。
エルザ・ジルベルスタインは『モディリアーニ』で観賞済みなんですが、あの時とはまた大きく違う役。 薄幸の美しさが際立った 『モディリアーニ ~真実の愛~』 とはまた違って、生活感があってしっかりとした女性を演じていました。
そして、作者&監督のフィリップ・クローデルが自身を投影したミシェル役のロラン・グレヴィルがよかったなあ。 プロダクション・ノートには「いかにも女性にモテそうにないルックスの俳優を選んだ」とありましたが、絶対にそんなことないと思うんだけど(笑) こういう大人の魅力あふれる男性はちょっとツボでした^^ やっぱり男は包容力。 上の写真見てたってすごく素敵じゃないですか。。。




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今日の評価 : ★★★★
















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Last updated  2009.12.31 08:53:45
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