2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全28件 (28件中 1-28件目)
1

ネプリーグ2ndStageのファイブツアーズ(漢字の読みの問題)のメモです。ネプチューンチームレベル1引用,品薄,習志野レベル2樋口一葉,貢ぐ,五穀豊穣(←大沢あかねアウト)レベル3煩悩,蹄(←堀内健,レッド吉田アウト),際疾いFINAL金鍍金(←原田泰造アウト,名倉潤クリア)答えは,いんよう,しなうす,ならしの,ひぐちいちよう,みつ,ごこくほうじょう,ぼんのう,ひづめ,きわど,きんめっき。インテリチームレベル1木刀,明朝体,苦行レベル2神々しい,金剛地武志,択捉島レベル3悲喜交交,膠着,杜撰(←山本モナ,有賀さつきアウト)FINAL畏まる(←西川史子アウト,八代英輝クリア,ラサール石井は見学)答えは,ぼくとう,みんちょうたい,くぎょう,こうごう,こんごうちたけし,えとろふとう,ひきこもごも,こうちゃく,ずさん,かしこ。前回(01/22)分の日記は→こちらからどうぞ。テレビのクイズ番組についての日記は,フリーページ テレビ番組 (クイズなど)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:ネプリーグ
2007/01/31

自分が読むこの作家の本は2冊めになるが,道尾秀介の「シャドウ」(2006)を読んだ。小学5年生の我茂凰介が主人公といってもいいだろう。彼の母咲枝の葬式の場面から始まるのだが,そこには,家族ぐるみの付き合いがある,水城一家(徹,恵,亜紀)も顔を出し,凰介と父洋一郎を励ましてくれる。父どうし,母どうし,凰介と亜紀がそれぞれ同級生というこの2家族だが,意外なことに咲枝の死をきっかけに崩れていったのは水城家だった。母親の自殺,父親への不信から家にいられなくなった亜紀を守ろうと,彼女を我茂家に預かることにした凰介だが,頼りにする父洋一郎にも怪しげな行動が出始め,父の恩師田地教授に相談することになり……おもしろかったし,かなり多くの人に「好かれそう」な作品である。「向日葵の咲かない夏」の日記(→こちらから)では,「ブログを回ってみたが,この作品「評判わりぃ~」!!」などと書いた。まだほかのブログは読んでいないのだが,評判は悪くないというより,「良い」と予想される(いくつかのブログを読ませていただきましたが,予想通り好評でした)。「こんなに賢く,強い小学5年生がいるのか!!」という声もありそうだが,個性によってあるいは環境によって,このような「子供」がいるのは不自然ではない。いや,フィクションの世界ということを考えれば,どの設定も極端に不自然なものはないし,やや弱く見える自殺の理由にしても,「身近で頼りきっている人間の若すぎる死」をきっかけに実行してしまうというのもありえなくはない(それゆえに亜紀は生き残ったともいえる)。驚かせる要素,だます要素,ハラハラさせる要素がそろっていて,しかもうまくまとまっていて,読後感も悪くない。で,「向日葵の咲かない夏」に衝撃を受けた自分にとっては,そこが「不満」なのですよ(笑)なんか,小さくまとまりすぎた感じ!! かな(笑)こう感じるのは,「マイナスの面」を田地教授一人に押し付けてしまったように思えるからかもしれない。教授の死によって,我茂父子も水城父娘も「救われた」形になっていて,そこからは,逆に彼らの「軽さ」しか感じられないからだ。「恵の死はどうなってしまうの?」という感じもある。洋一郎,凰介,亜紀の殺意に最後まで肯定的なところはこの作者らしいと感じたが……などと自分なりの不満も書いたが,読んで損をしないオススメの1冊であることにはかわりがない(笑)PS 書き終わってブログをうろうろしていたら,ミステリの部屋(samiadoさん)の日記で,「恵が屋上から落ちた後、左手に巻かれていたはずのはちまきはどうなったのでしょう?( ロワゾー☆ブルーさん,リンク先不明)」というコメントを見つけた。2章で隈島刑事が水シマ(水城)に語っていた「ためらい傷」が,終章で凰介によって「恵さんの左手首の切り傷は,亜紀ちゃんがはちまきを切ったときにできたんだね」と明かされているので,はちまきは2つに切れたのではなく,結び目つきですべて亜紀の手に残ったものと考えられる。以上,自分なりの解答です。道尾秀介の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (道尾秀介)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━参考ホームページ:東京創元社|Webミステリーズ!(道尾秀介)楽天ブックスシャドウ 道尾秀介記事関連のオススメ日記猛読醉書(かつきねえさん) まみむメモ(@かぼちゃさん)魔術師の猟奇的日常(majutsushiさん) 未来の予定~ラビ的(みっつ君)海砂のつらつら日記(kaisa21さん) 今日何読んだ?どうだった??さん
2007/01/30
毎週,日・月あたりに,スパイウェアとウイルスの定期スキャンを行い,結果を書いています。ソフトは,Spybot S & D,AD-AWARE,SpywareBlaster,AVG Anti-Virus。データ更新今週は,AD-AWAREは,データ(01/25)更新あり。Spybot S & Dは,データ(01/26)更新あり。SpywareBlasterは,データ(01/20)更新なし。スパイウェアスキャン今回は,Spybot S & D,AD-AWAREの順でスキャンしたが,スパイウェアは検出されなかった。ウイルススキャンデータ更新は自動でかなり頻繁に行われている(最新データ(01/29))。ウイルスは検出されなかった。ウイルスとスパイウェア対策については,ウイルス・スパイウェア対策メモをごらんください。また,スキャン非クリア履歴には,スキャンの検出記録と付加情報のリストがあります。パソコンに関する日記は, パソコン関係 からどうぞ。
2007/01/29

今回のタモリのジャポニカロゴスのテーマは,「世にもステキな 言いまつがいの世界」。解答者は,関根勤,松嶋尚美,眞鍋かをり,次長課長。客員教授は糸井重里。「言いまつがい」はおもしろい例が数多くあったが,問題にはならなかったので省略。コレなんて読みまつかい?☆次の1,2は間違えて書いたもの。もとは何?1 夕刊2 イカの次女焼き答えは,タモリ,イカの姿焼き。前回(01/16)分の日記は,→こちらからどうぞ。テレビのクイズ番組についての日記は,フリーページ テレビ番組 (クイズなど)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:タモリのジャポニカロゴス
2007/01/28

久しぶりにクリスティーを読んでみようと思い立ち,アガサ・クリスティーの「謎のエヴァンス」(Why Didn't They Ask Evans?,1934,長沼弘毅訳)を読んだ。現在は「謎のエヴァンス」ではなく,「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」というタイトルの本が流通している。ポワロもマープルも出てこないものがよい(シリーズものだと読み始めると止まらなくなる怖れがあるため,笑)と思って手にしたのがこの本なのだが,米澤穂信の「愚者のエンドロール」(日記は→こちらから)を読んだことにも影響されている(笑)ゴルフをしている途中で瀕死の男を見つけ,彼の最後の言葉「なぜエヴァンスに頼まなかった?」を聞いた牧師の息子ボビイと彼の幼馴染みで伯爵令嬢であるフランキーが,ボビイの毒殺未遂をきっかけに事件の真相を知るべく探偵を始めるという話。クリスティーはいつ読んでも「語りがうまいなぁ」と感じさせる作家なのだが,今回も,フランキーが伯爵令嬢らしからぬ行動で終始ボビーを引きずりまわしていくところに,最後まで微笑まされた。敵役も魅力たっぷりで,ハラハラさせられる場面もあり,タイトルの謎も最後には明かされて,楽しい1冊だった。クリスティーの「シリーズ外」をもう少し読んでいこうと思う。アガサ・クリスティーの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (アガサ・クリスティー)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックスなぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? アガサ・クリスティー
2007/01/27

ドラマや映画を見るとき,役の後ろに役者が見えてしまうのは仕方がないのだが,なるべく「役者を見ない」ようにしている。例えば今回の杉の間の場面などを「八千草薫VS森光子」とか,「大女優共演」とかではなく,「坂下の女将と政治家の妻の初顔合わせ」として「先入観」なしに見たいということである。この場面はおもしろかった。さすがである(←などと書いてしまうと,「役者を見ている」ことになるのだが,まぁ,あえて書いてしまおう,笑)熊沢の正妻は,やはり「政治家の妻」だった。堂々と一人乗り込み,頭を下げるべきところは下げ,言葉で相手を取り込んでしう。ここまで気の回る人が,熊沢の危篤に動転して坂下の存在を忘れるなんてことあるはずないのにその点を謝り,出られるはずもない「党葬」に招いて,それまでの「非礼」をチャラに。夢子さんももちろんそこらはわかっているはずで,杉の間では,前回エリが一平に言った「大人」などは比でない「大人の会話」が交わされていたわけだ(笑)それにしても,熊沢夫人がくる前の夢子さんの,竜次だけでなく一平や時夫まで巻き込んだオタオタぶりはおもしろかった。とともに,病床の熊沢が竜次に「(夢子は)だいじょうぶだ」といっていたことを思い出してしまった。平気で他人を巻き込んでオタオタし,会ったあとでガラッと評価を変え,「坂下の売却」について娘から強く言われると「消えます」といってどこかに行ってしまう。こういう人は,「強い!!」 ケータイも使えるし……(笑)それに比べて,一平はマズイね。父親(とその指)と美少女に気を取られて,ひょっとして竜次からの最後のアドバイスをもらえたかもしれなかった機会を流してしまった。あとで,後悔をいっぱいしそうだ(笑)このドラマでは,喫茶店のルオーさんが楽しい。今回は「通行人」として堂々写真に収まってしまったし……今後どんなことをしてくれるのだろう?時夫もなかなかよいのだが,別の機会に回そう。ただ,例の「根性鍋」,最初3日といっていたような気がした(よく覚えていない)が,3日は過ぎたはずなのにまだ続いているようだ。その意味では,かなり根性がある(笑)1話,2話の日記へテレビのドラマについての日記は,フリーページ テレビ番組 (ドラマ)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:拝啓、父上様キャスト田原母子一平:二宮和也 雪乃:高島礼子坂下坂下夢子(女将):八千草薫律子(若女将):岸本加世子 保:高橋克実(娘婿)坂下エリ(保と律子の娘):福田沙紀小宮竜次(板長):梅宮辰夫中川時夫(見習い):横山裕しのぶ(仲居):黒瀬友美芸者浮葉:木村多江 ことえ:池津祥子少女(フランス語を話す謎の少女):黒木メイサ熊沢清次郎(政界の怪物,律子の父):小林桂樹真田公正(代議士,雪乃の元旦那):小野武彦熊沢の妻:森光子 津山冬彦(作家):奥田瑛二 BOOK&MUSIC
2007/01/26

「1話,2話は見たものの3話目から見なくなってしまう人が数多くいるかも知れないなぁ……」というのが,2話目を見終わっての正直な感想。なにしろ地味,というか動きがない(笑)料亭「坂下」の後ろ盾であった大物政治家熊沢の死は,ドラマ全体の「前提」であり,ここで回復して元気になったりしたら,ドラマはそこで終わってしまうわけで,その意味では1,2話にはストーリー性というかドラマ的盛り上がりが全くないのは当然でもある。ドラマの「前置き」に2話分を避ける制作サイドの余裕というよりも度胸には敬服させられるのだが,それを喜んでいる自分のような人間は少数派のような気がする(笑)で,今後,雪乃が中心になって騒いでいるように「女将VS若女将」でドラマが盛り上がっていくかというと,それもなさそうだ。対立構図は出てくるだろうけれど,「坂下」の中でただ一人病床の熊沢と会うことができた花板の竜次が,「坂下の売却→新坂下として名前を残す」という律子の構想を熊沢から聞き,花板を降りることを約束してしまっている以上,「流れ」は変わりようがないからだ。その流れの中で,一人一人が自分の道を決めていくのだろうけれど,それをどのように収め,どのように盛り上げていくのか?実は,そこらへんが気になって,自分自身は見るのをやめられそうにないのである(笑)ところで,第2話を見ていちばん印象に残ったのが,タバコ。出演者がおいしそうにタバコを吸うシーンが多い,今となっては実に珍しいドラマなのだ。板前は「舌」を守るため吸わないという設定なのか,男でタバコを吸っていたのは政治家の真田だけだったが,雪乃,浮葉を始めとする女性陣の吸うタバコのおいしそうなこと……今では嫌われもののタバコだが,江戸時代の初夢では5番目に縁起のよいものとされいたわけで,そこにも舞台となっている「神楽坂」の特殊性というか古さというかがさりげなく表現されている。そして,古臭いといえば,「拝啓,父上様」に始まる一平の語り口の古さというか,硬さというか,若いくせに小難しい言葉を使って……というか(笑)違和感を感じる人が多いと思うし,自分自身1話目ではちょっと違和感を感じていた。ほぼ近い世代が抱く違和感はさらにそれ以上だろう。エリと時夫から同じ日に「大人」といわれたのは,彼らからすれば一平が「異邦人」であるということの宣言にほかならない。しかし,エリお嬢さんから誘われて「初めて」といっていた一平を見て気づいたのだ。7年目にして初めての「新入り」が時夫で現在23歳ということは,中学を出てからずっと「坂下」が一平の生活の場だったわけで,そこにいるのは竜次と保だけ(まあ,実際には仲居さんや芸者さんたちもいるしルオーさんもいるし……,それでもやはり大人ばかり,笑)!朝の早さなどを考えると,中学時代の友達と頻繁に遊んでいることも考えられず,言葉が大人びてしまうのはある意味当然のような気もする。そしてここにも,「特殊社会」に隔離された個人が描かれているわけで,フランス語を話す少女との出会いが一平をどのように変えるかにも興味がわいてくる。1話の日記へテレビのドラマについての日記は,フリーページ テレビ番組 (ドラマ)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:拝啓、父上様キャスト田原母子一平:二宮和也 雪乃:高島礼子坂下坂下夢子(女将):八千草薫律子(若女将):岸本加世子 保:高橋克実(娘婿)坂下エリ(保と律子の娘):福田沙紀小宮竜次(板長):梅宮辰夫中川時夫(見習い):横山裕しのぶ(仲居):黒瀬友美芸者浮葉:木村多江 ことえ:池津祥子少女(フランス語を話す謎の少女):黒木メイサ熊沢清次郎(政界の怪物,律子の父):小林桂樹真田公正(代議士,雪乃の元旦那):小野武彦 BOOK&MUSIC
2007/01/25

ネプリーグ2ndStageのファイブツアーズ(漢字の読みの問題)のメモです。ネプチューンチームレベル1首相(←磯山さやかアウト),登別,丁重レベル2崖,親鸞,満身創痍レベル3一悶着,焜炉,雹(←堀内健,ゴルゴ松本,原田泰造アウト)FINAL微睡む(←名倉潤アウト)答えは,しゅしょう,のぼりべつ,ていちょう,がけ,しんらん,まんしんそうい,ひともんちゃく,こんろ,ひょう,まどろ。サッカーチームレベル1楽園,手伝う,越後レベル2柳生十兵衛(←武田修宏,松木安太郎アウト),惜敗,豆板醤レベル3菩提樹(←水内猛アウト),不躾,脛(←ヒデ,ワッキーアウト答えは,らくえん,てつだ,えちご,やぎゅうじゅうべえ,せきはい,とうばんじゃん,ぼだいじゅ,ぶしつけ,すね。前回(01/15)分の日記は→こちらからどうぞ。テレビのクイズ番組についての日記は,フリーページ テレビ番組 (クイズなど)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:ネプリーグ
2007/01/24

京極堂シリーズ本編第4作である,京極夏彦の「鉄鼠の檻」(1996)を読んだ(再読&ネタバレ不可避だけれどあまりネタバレしていないような気もする,笑)。「何を猿が豆鉄砲撃ったような顔してるんです?」これは,鳥口が富士見屋に関口を迎えにきたときのセリフ。方向音痴,爆睡のほかにことわざ・成語の類を間違えて使うという才能をもつ鳥口(大好き!!)だが,このセリフがもっともおもしろかった。なにしろ,関口って……(笑)ということで,昭和28年(1953)2月,京極堂に引きずられて箱根の富士見屋に夫婦2組で泊まっていた関口は,中尊寺淳子,鳥口,飯窪季世恵たちと仙石楼で合流することになり,榎木津の元部下で待古庵を営む今川雅澄と会ったり,「姑獲鳥の夏」(日記は→こちらから)の事件の久遠寺嘉親と再会したりすることになる。関口が連れて行かれたのは,仙石楼の庭に突然現れた僧侶の死体をめぐる事件で久遠寺が呼んでしまった(笑)榎木津を,事件の捜査から「隔離」する「エサ」としてだったのだが,登場した榎木津による,「窓の外を上る僧侶→浮遊する僧侶→突然現れた僧侶の死体」事件の解明は見事だった!!さらに,京極堂も仙石楼に現れ,明慧寺では僧侶殺害事件が続いていくのだが,今回は捜査にあたった山下徳一郎の壊れ方と復活がなかなか印象に残った。最後のほうで出てきた,石井寛爾警部もけっこうしっかりしていたし,国家警察神奈川県本部にとっては京極堂さまさま(山下警部補の復活は直接的には常信と鳥口の力に負うところが多かった)という感じかな(笑)閑話休題,続きも閑話前回読んだとき(1996)は,臨済宗と曹洞宗がぐちゃぐちゃになって,なんとなく曹洞宗内部の事件のような気がしていたのだが,今回は明慧寺の幹部の誰が臨済で誰が曹洞かを「京極夏彦メモ」に入力しながら読んでいたので,貫主の円覚丹がどちらとも書かれていないのには気づいていた。真言密教だったか!さらに,驚いたのが仁秀の正体。「禅宗の歴史」の部分を「めんどうだなぁ」などと思いながら読んでいたのだが,しっかり意味はあったのだね(笑)今回は,わけのわからない挿入部分(最後にはわかります,笑)が少なく,けっこう「一直線」で,それなりにわかりやすかったような気がする。しかし,了念の檻と仁秀の檻という二重の檻の構造はすごく,最後に寺が炎上することでその迫力を増していた。PSこれまでも事件をもとに関口が小説を書いていることについては述べられているが,今回は,関口が「書き手」であることが特に明確にされていた。時代・場所,登場人物,妖怪などをフリーページの京極夏彦メモ(鉄鼠の檻)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。京極夏彦の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (京極夏彦)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━著者ホームページ:大極宮楽天ブックス鉄鼠の檻 京極夏彦記事関連のオススメ日記ながらにっき(danke3さん) ながらにっき(danke3さん)-再読-未来の予定~ラビ的(みっつ君) オボエガキ(ムウみんさん)アゲハのひとりごと(ageha0509さん) イーヨーのミミ(深町りなさん)
2007/01/23
毎週,日・月あたりに,スパイウェアとウイルスの定期スキャンを行い,結果を書いています。ソフトは,Spybot S & D,AD-AWARE,SpywareBlaster,AVG Anti-Virus。データ更新今週は,AD-AWAREは,データ(01/17)更新あり。Spybot S & Dは,データ(01/??)更新あり。SpywareBlasterは,データ(01/20)更新あり。スパイウェアスキャン今回は,AD-AWARE,Spybot S & Dの順でスキャンしたが,スパイウェアは検出されなかった。ウイルススキャンデータ更新は自動でかなり頻繁に行われている(最新データ(01/21))。ウイルスは検出されなかった。ウイルスとスパイウェア対策については,ウイルス・スパイウェア対策メモをごらんください。また,スキャン非クリア履歴には,スキャンの検出記録と付加情報のリストがあります。パソコンに関する日記は, パソコン関係 からどうぞ。
2007/01/21

ポール・アルテの「赤髯王の呪い」(La Malediction de Barberousse,1995)を読んだ。短めの長編である「赤髯王の呪い」と3つの短編が収録されているが,イギリスの犯罪学者であるツイスト博士を探偵役とするシリーズの1冊である。柄刀一の解説によると作者が「フランスのディクスン・カー」と呼ばれているらしく,探偵役のツイスト博士もそもそもはじめはギデオン・フェル博士を意識して書かれたようだ。フランス人がイギリスの犯罪学者やロンドン警視庁のハースト警部を主要キャラクターにして作品を書くというところに1つの「ねじれ」があるが,本書では4作中3作の舞台がフランスであるというところにもう1つの「ねじれ」が加わって独特の雰囲気を出している。「舞台」についていうと,「赤髯王の呪い」と「ローレライの呼び声」はフランスでもドイツと国境を接するアルザスであり,どうやらそこはポール・アルテの出身地でもあるようなのだが,この地方独特の歴史が事件の背景として効果的に使われている。アルフォンス・ドーデの「最後の授業」をご存知の方は多いだろうが,この地域を巡る複雑な事情はその時点以降も続いていたことを改めて思い出させられた。ディクスン・カー的ではあるが,やはりカーとは違った雰囲気をもった,「フランスのミステリ」的なにおいのする作品である。とさらっと書いたが,「フランスのミステリ」的なんてくくり方はしてはいけないのだろうな(笑)ただ,「犯人がやたらと近い所にいる」部分に,英国やアメリカのミステリにないにおいを感じてしまったわけだ(というか,カラッとした解決にならない部分により多く感じているような気もする)。もう少し読み続けたい作家である。ポール・アルテの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (ポール・アルテ)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックス赤髯王の呪い ポール・アルテ
2007/01/21

東野圭吾の「回廊亭殺人事件」(1991,「回廊亭の殺人」改題)を読んだ。一代で財を成して死んだ一ヶ原高顕の遺言発表が行われる「一原亭(回廊亭)」に,半年前に心中事件をでっち上げられ,殺されかけた高顕の元秘書が親族と親しい老女本間菊代に変装して参加する。彼女の狙いは半年前の事件の真相追究と復讐であり,そのための罠も用意するのだが,そこで新たに殺人事件が起こり……仕掛けもたくさんあり,最後のオチも悪くはなかったのだが,これまで読んだ東野圭吾の作品の中では,妙に印象が薄い作品だった。東野圭吾の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (東野圭吾)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックス回廊亭殺人事件東野圭吾記事関連のオススメ日記cascade0920さん 未来の予定~ラビ的(みっつ君)東野圭吾、アガサクリスティ、その他ミステリーのあらすじ(sarinananoさん)
2007/01/20

今回のタモリのジャポニカロゴスのテーマは,「マナーを学ぼう!!」。解答者は,関根勤,松嶋尚美,三船美佳,インパルス。正解率が60%以上なら,「ジャポイチ」を食べられる!☆みかんの食べ方答えは,ばかばかしいので省略。☆タクシーの座り位置(社長,部長,平など会社の5人)答えの一部は,社長が後部座席の最後。☆6人乗りエレベーターの正しい位置(社長,部長,平など会社の6人)答えの一部は,おきて破りで,6人目が「階段で」というのに笑えた。☆おしぼりの使い方答えは,内側で使い,元の形に戻す。☆正しい大福の食べ方答えは,粉を落として皿を手で持って食べ,食べ口を相手に見せない。正解率40%だったので,ジャポイチ(最高級ローストビーフ)は客が食べることに(笑)前回(01/09)分の日記は,→こちらからどうぞ。テレビのクイズ番組についての日記は,フリーページ テレビ番組 (クイズなど)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:タモリのジャポニカロゴス
2007/01/19

ジョン・ボーランドの「紳士同盟」(The League of Gentlemen,1958)を読んだ。1960年に映画化された「紳士同盟」の原作。退役した英国軍の元軍人のもとに「逃走と死と」と半分に切った1ポンド冊20枚が届き,本を読み次の日曜日に指定したカフェに集まるようにとの手紙が同封されている。「逃走と死と」は「アメリカのギャングが競馬場の支払い事務所から金を奪う」という話だが,映画された「現金に体を張れ」はテレビで見たことがあったので,謎の手紙の主がやりたいことはだいたい見当がついた(笑)これ以上はどうやらネタバレになりそうなので書かないが,手紙の主ことヘムリング元少佐の誤算と苦悩と決断とがうまく書き表されていておもしろかった。映画は見ていないのだが,おそらくそこらへんは映像化された場合に省略されてしまう部分なのだろうが,映画で見たらけっこう楽しいだろうなぁと思わせる1冊だった。ジョン・ボーランドの作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (ジョン・ボーランド)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックス 紳士同盟 紳士同盟(DVD)ジョン・ボーランド
2007/01/18

ネプリーグ2ndStageのファイブツアーズ(漢字の読みの問題)のメモです。ネプチューンチームレベル1野良犬,寸法,姫路レベル2森羅万象(←夏川純アウト),絢香,蝕む(←堀内健アウト)レベル3糊,辛辣,胡座(←ふかわりょうアウト)FINAL零す(←原田泰造アウト,名倉潤クリア)答えは,のらいぬ,すんぽ,ひめじ,しんらばんしょう,あやか,むしば,のり,しんらつ,あぐら,こぼ。アナウンサーチームレベル1印象,場末(←中村仁美アナアウト),鳥羽レベル2千変万化(←宮瀬茉祐子アナアウト),本居宣長(←高木広子アナアウト),甚だレベル3億劫,抗う,成吉思汗FINAL蝦蟇口(←三宅正治アナ川端健嗣アナアウト)答えは,いんしょう,ばすえ,とば,せんぺんばんか,もとおりのりなが,はなは,おっくう,あらが,じんぎすかん,がまぐち。前回「芸能人超常識王決定戦SP」(12/25)分の日記は→こちらからどうぞ。テレビのクイズ番組についての日記は,フリーページ テレビ番組 (クイズなど)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:ネプリーグ
2007/01/17

シリル・ヘアーの「英国風の殺人」(An English Murder,1951)を読んだ。クリスマスを祝うために病身のトーマス・ウォーベック子爵の邸に集まったのは,卿の息子で右翼政治団体の指導者であるロバート,現職の大蔵大臣で卿の従弟であるサー・ジューリアス・ウォーベック,ロバートの幼馴染みで伯爵令嬢のカミラ,教区牧師の娘で,有能な若手政治家の妻であるカーティアズ夫人などの面々。さらに,卿の文書保管室で歴史文書の研究をしていたボトウィンク博士もクリスマスをウォーベック邸で過ごすことになるのだが,クリスマスを迎える鐘の音とともにロバートが殺され,さらにはトーマス卿もショックを与えられて心臓麻痺を起こす。事件はウォーベック邸にとっても英国にとっても「外来者」であるボトウィンク博士(ハンガリー生まれでオーストリア,チェコ,ドイツに在住)によって解決されるのだが,犯行の動機というか背景がタイトルにあるように「英国風」であるという点がもっともおもしろかった(残念ながらこれ以上書くとネタバレになるので,詳しくはお読みください,笑)。サー・ジューリアスの護衛としてロンドン警視庁の公安部ロジャーズ巡査部長のキャラクターもなかなかよく,ボトウィンク博士と執事のブリッグズとのやりとりにも,言葉の問題を含め,興味深いものがいろいろあった。殺人事件や,「雪の中の山荘」的シチュエーションが出てくるにもかかわらず,なぜか「のんびり」とした雰囲気も感じられる1冊だった。シリル・ヘアーの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (シリル・ヘアー)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックス英国風の殺人シリル・ヘアー
2007/01/16
毎週,日・月あたりに,スパイウェアとウイルスの定期スキャンを行い,結果を書いています。ソフトは,Spybot S & D,AD-AWARE,SpywareBlaster,AVG Anti-Virus。データ更新今週は,AD-AWAREは,データ(01/08)更新あり。Spybot S & Dは,データ(01/12)更新あり。SpywareBlasterは,データ(01/03)更新なし。スパイウェアスキャン今回は,Spybot S & D,AD-AWAREの順でスキャンしたが,スパイウェアは検出されなかった。ウイルススキャンデータ更新は自動でかなり頻繁に行われている(最新データ(01/14))。ウイルスは検出されなかった。ウイルスとスパイウェア対策については,ウイルス・スパイウェア対策メモをごらんください。また,スキャン非クリア履歴には,スキャンの検出記録と付加情報のリストがあります。パソコンに関する日記は, パソコン関係 からどうぞ。
2007/01/15

レックス・スタウトの「手袋の中の手」(The Hand in the Glove,1937)を読んだ。この作品にはネロ・ウルフは登場せず,女性探偵の元祖ともいえる(のかな? 正確な比較はしていません)ドル(シオドリンダ)・ボナーが登場する。ドルの共同経営者シルヴィア・ラフレーは,後見人のP・L・ストーズから,共同経営をやめるように勧告され,ドルの探偵事務所はピンチに陥る。そんなとき,ドルの事務所にやってきたP・L・ストーズの目的は意外にも彼女に自分の妻から金を引き出している宗教家ジョージ・レオ・ランスの正体を暴いてほしいというものだった。ストーズ邸を訪れたドルは,そこでP・L・ストーズの死体を発見することになり……ウルフのシリーズの常連であるニューヨーク市警のクレイマー警部が登場し,ドルーは彼を相手に事件を解決していくことになる。ちょっとごちゃごちゃした感じもあったが,ロマンスあり,犯人の意外性あり,証拠隠しの策謀ありで,なかなか読み応えがあり楽しかった。レックス・スタウトの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (レックス・スタウト)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックス手袋の中の手 レックス・スタウト
2007/01/14

けっこう久しぶりのテレビドラマの感想になるのだが,拝啓、父上様-第1話-を見た。同じ時間帯で,「きらきら研修医」もやっていて,ちょっとおもしろそうだったので,こちらはビデオで見ることになった。「きらきら」は軽くてよさそうなので見たのだが,「拝啓…」は「かったるかったらやめよう」と思っていた。結果,かったるくもなかったし,重苦しくもなかった!!ひょっとして,「残る」作品になるかもしれない。脚本家が特に好きなわけではないし,すべて見ているわけではない(というかほとんど見ていないような気がする,笑)が,見たあとの「安定感」は久しぶりだったような気がする。「神楽坂」というと東京になじみのない人は ?? となるかもしれない。地下鉄東西線の「神楽坂」駅からJR中央(総武)線の飯田橋駅まで下る坂ではある(けっこう短い)。ただ,この坂は降りる途中の右手に一平が時夫をみつけた「毘沙門天神社」の神社はあるものの,明るいレストランあり,ファストフード店あり,(たぶん)ファンシーショップやブティックもありで時代に遅れているわけではない。しかし,小路に1歩入りこむと(特に夜)で,ガラッと変わってしまうのだ!!ということで(どこが??!!),ドラマの内容については何も書かず,神楽坂についても中途半端で終わらすことになってしまった(笑)が,このドラマについてはもう少し書きつづけるような気がする。テレビのドラマについての日記は,フリーページ テレビ番組 (ドラマ)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:拝啓、父上様キャスト田原母子一平:二宮和也 雪乃:高島礼子坂下坂下夢子(女将):八千草薫律子(若女将):岸本加世子 保:高橋克実(娘婿)坂下エリ(保と律子の娘):福田沙紀小宮竜次(板長):梅宮辰夫中川時夫(見習い):横山裕少女(フランス語を話す謎の少女):黒木メイサ BOOK&MUSIC
2007/01/13
年初の日記に書いたように,フリーページの変更に手をつけ始めました。これまで,「日本のミステリ」,「時代小説」,「その他の本(日本)」とジャンル別に分けていた作者別の作品リストを「読了本作者別リスト(日本)」(→こちらから)として一本化しました。「日本のミステリ」と「時代小説」に分けて乗せていた京極夏彦や畠中恵などを一本化できたことと,乙一や恩田陸をどこに入れようかなどと悩まなくてすむようになったのがメリットです(笑)過去の日記からのリンクがあるので,そちらの始末がすむまでは「日本のミステリ」,「時代小説」,「その他の本(日本)」もフリーページに共存させざるをえず,ちょっとかっこ悪いのですが,ご容赦ください。これから書く日記については,「読了本作者別リスト(日本)」のみに載せていきます。また,これまで「海外のミステリ」のあった位置に「読了本作者別リスト(日本)」をもってきたので,過去の日記からフリーページにこられた場合戸惑われるかもしれません。ページの上段の「→こちらへ」から移動して,「海外のミステリ」(すでに場所を移してありますが,最終的にはまた違う場所に移動する予定)をごらんください。なお,カテゴリでは,何人かの作家を独立させつつも,「日本のミステリ」,「時代小説」,「その他の本(日本)」の分け方を続けていこうと思っています。
2007/01/13

京極堂シリーズ本編第3作である,京極夏彦の「狂骨の夢」(1995)を読んだ(再読&ネタバレ不可避。色も変えていませんが「犯人はあいつ!」とかは当然書いていません,笑)。読み終わってみると,例によって「不思議なことなど何ひとつない」ということになるのだが,今回もまた,「骨」にまつわるいろいろなことに戸惑わされた(笑)京極作品の中では「わかりやすい」というか「不安要素が少ない」部類に入るように思えた本作だが,関口の関わり方が間接的で,そのかわりを伊佐間が請け負っていたことからくるかもしれない(笑)冒頭の朱美のモノローグの次に登場する伊佐間だが,彼が最初に逗子に釣りに行った日付についてかなり悩んでしまった(もちろん読了後)。結論として11月1日。佐田申義が殺されたのが昭和19年の8月31日か9月1日。伊佐間が出会った朱美はその日が夫の「月忌日」であるといい,霜月の31日ではその次に伊佐間が逗子に行った12月4日と間隔が近すぎるからだ。この日は宗像賢三が宇多川朱美を訪れた日でもあり,その後鷺宮邦貴と賢三の訪問とが続いて,11月10日に朱美は逗子で最初の殺人を犯すことになる。伊佐間の次に登場するのが飯島基督教会の白丘と降旗だが,宇多川朱美が教会を訪れたのは11月28日ということで,その間にも「夢の中」での朱美による殺人が続いていたのだろう。そして,やっと関口&淳子が宇多川崇から話を聞かされて事件に巻き込まれていくのだが,これが宇多川崇が殺される2日前。その後,木場が降旗を伴って京極堂に行ったり,一度は降格されたものの警部に復帰し,葉山署で孤立無援になっている国家警察神奈川県本部の石井が関口宅を訪れたりしたあとで,京極堂による憑物落としがあり,事件も解決する。7月の「雑司ヶ谷の久遠寺医院の事件(「姑獲鳥の夏」)」,9月の「武蔵野連続バラバラ殺人事件」と続いた昭和27年(1952)の最後を飾る事件でもある。ふ~,やっと落ち着いた!!「千五百年の夢。五百年の夢。前世の夢に現世の夢。骨をを巡る沢山の夢ばかりが繋がって,協奏曲を奏でていたようだ」という伊佐間の感慨が端的にこの作品の総括になっていて,長大な時間と歴史をめぐる話でもあるのだが,とりあえず「現在」を整理できて安心したわけだ(笑)それにしても,すべてがうまくおさまる所におさまっていくのに,感心。「魍魎の匣」(日記は→こちらから)では1つの事件を「4つの別々な事件」と見ることで解決したのだが,今回はその逆。「二子山山中集団自殺事件」,「金色髑髏事件」,「逗子湾生首殺人事件」,降旗の夢,白丘牧師の執着,朱美の夢,「佐田申義殺害事件」が1つの事件としてものの見事につながっていく。事件を髑髏のフットボール(ラグビー? サッカー? すでに忘れた,笑)に見立てた着想も読み終わってみると納得で,中にはグラウンドのかなたに消えてしまうものもあり,中には記念品として大切にしていたのにニセモノだとわかり捨ててしまうものもあり,ただの練習ボールもあり……と,う~ん納得できすぎ(笑)「千五百年の夢」が太平洋に消えたのも,「五百年の夢」が知られないまま続いていきそうなのもよかった。PS榎木津や木場,その他レギュラーの登場人物はあいかわらずなのだが,今回「脇役」として妙に印象に残ったのが一柳元憲兵。「そこまで優しくなれるのはすごい」という感じなのだ。ベテラン刑事の長門もよかった。木場との相性はけっこうよいのかもしれないとは思うのだが,結局木場は拒否したままのような気もする……時代・場所,登場人物,妖怪などをフリーページの京極夏彦メモ(狂骨の夢)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。京極夏彦の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (京極夏彦)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━京極夏彦公式ホームページ:大極宮楽天ブックス狂骨の夢 京極夏彦記事関連のオススメ日記未来の予定~ラビ的(みっつ君) Oops! Wrong Planet(虹之助さん)ながらにっき(danke3さん) イーヨーのミミ(深町りなさん)
2007/01/12

今回のタモリのジャポニカロゴスのテーマは,「冬のお寿司言葉を学ぼう!!」。これまでの放送では,寿司言葉(05/02)の第2弾になるが,秋のグルメ言葉を学ぼう!!(10/17),旬のグルメ言葉を学ぼう!(06/13)にも近い。解答者は,関根勤,松嶋尚美,ほしのあき,キングコング。解説はさかなクン。正解率が60%以上なら,日本一高価な1回2万円のガチャガチャ(本日の「ジャポイチ」)をできる!漢字が読めたら食べられます! (全員正解したら食べられる)☆鱈場蟹 → 全員読めて,○☆小鮨 → 梶原が最後に読めて,○☆鮟鱇 → 梶原が「くじら」で×(寿司はお客さんに)☆鰈 → 梶原が最後に読めて,○答えは,たらばがに,こはだ,あんこう,かれい。ママは誰でしょう? (全員正解したら六色丼を食べられる)子供を「さけ,ぼら,さば,とびうお,まぐろ,たら,ちょうざめ,いわし」のどこかに連れて行く。☆イクラ → ほしのあきがさけに連れて行き正解。☆しらす → タモリがいわしに連れて行き正解。☆めんたいこ → 関根勤がたらに連れて行き正解。☆とびっこ → 松嶋尚美がとびうおに連れて行き正解。☆からすみ → 西野がぼらに連れて行き正解。☆キャビア→ 梶原がちょうざめに連れて行き正解。正解率90%で見られたジャポイチは,日本一高価な1回2万円のガチャガチャ。出てきたのはミック・ジャガーの娘がデザインしたというネックレスだった。前回(12/19)分の日記は,→こちらからどうぞ。テレビのクイズ番組についての日記は,フリーページ テレビ番組 (クイズなど)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:タモリのジャポニカロゴス
2007/01/11

冬狐堂シリーズにときどき顔を出す越名集治を主人公にした短編集,北森鴻の「孔雀狂想曲」(2001)を読んだ。越名集治は下北沢で趣味・骨董の店「雅蘭堂」を営んでいるのだが,店に持ち込まれるものなどをきっかけに,なかなかの名探偵ぶりを発揮する。ベトナム ジッポー・1967トレーニング・ウェアを着た女子高校生が興味を示したジッポーライターから彼女の祖父がかつてベトナムで巻き込まれた極秘オペレーション内通事件の真相を解き明かす。この少女長坂安積は,全体を通じ,「押しかけアルバイト」として登場。ジャンクカメラ・キッズ越名が仕入れたジャンクカメラをめぐって保険の調査員が殺害されるが,その背景には……古九谷焼幻化美術品関係のバイヤーである兄の収一に頼まれ古九谷の壷を手に入れるために金沢に行った集治は評判の悪い同業者犬塚晋作,辛口の美術評論で知られる武藤健二と3人でセリに臨むが……孔雀幻想曲アルバイターの安積が売った鉱物標本をきっかけに,絵画盗難事件と贋作事件のヒントをつかむことに……キリコ・キリコ瀬能樹里子におばの大倉瑠璃子から贈られた江戸切子酒瓶に込められたメッセージの意味を集治が解き明かす。幻・風景大塚に頼まれ,戦前に活躍した私小説家Fが描いた三鷹駅前のもう一つの絵を探す集治……ということだが,この作品については,冒頭の湯豆腐がやたらおいしそうだった(笑)根付け供養指物職人から根付け細工師になった島津鳩作にまつわる話だが,蒐集家の高沢の優しさが非常に印象に残った。人形転生ジュモー人形をめぐる復讐の話。うまくまとまっているけれど,ちょっと暗い。全体を読み終わって,ここで登場する越名集治が冬狐堂シリーズに出てくる同一人物に感じていたより「若い」ということが自分なりにおもしろい発見だった。北森鴻の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (北森鴻)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━公式ホームページ:北森鴻公式サイト 酔鴻思考楽天ブックス孔雀狂想曲 北森鴻記事関連のオススメ日記魔女の隠れ家(たばさ6992さん) ☆なほまる★さんちょっといっぷく(ハレバレさん) 未来の予定~ラビ的(みっつ君)
2007/01/10
毎週,日・月あたりに,スパイウェアとウイルスの定期スキャンを行い,結果を書いています。ソフトは,Spybot S & D,AD-AWARE,SpywareBlaster,AVG Anti-Virus。データ更新今週は,AD-AWAREは,データ(01/02)更新あり。Spybot S & Dは,データ(01/05)更新あり。SpywareBlasterは,データ(01/03)更新あり。スパイウェアスキャン今回は,AD-AWARE,Spybot S & Dの順でスキャンしたが,スパイウェアは検出されなかった。ウイルススキャンデータ更新は自動でかなり頻繁に行われている(最新データ(01/07))。ウイルスは検出されなかった。ウイルスとスパイウェア対策については,ウイルス・スパイウェア対策メモをごらんください。また,スキャン非クリア履歴には,スキャンの検出記録と付加情報のリストがあります。パソコンに関する日記は, パソコン関係 からどうぞ。
2007/01/08

恩田陸の「月の裏側」(2000)を読んだ。簡単にまとめると,九州の水郷都市箭納倉(やなくら)を訪れた塚崎多聞の冒険と体験の話といってもいいのだろうが,「何ともまあ,不思議な世界に連れて行ってもらったものだ」というのが感想。舞台となる箭納倉が柳川をモデルにしているということはすぐわかるのだが,箭納倉出身の大詩人を桐山白秋と,わざわざこちらも名前を変えていることに微笑えた。老女の失踪事件をきっかけに大学時代の恩師の三隅協一郎から呼ばれたレコード会社のプロデューサーである多聞が,協一郎の娘藍子,新聞記者の高安則久などとともに不思議な事件に巻き込まれていく。最も印象に残ったのは,「一人」になった多聞が糸杉の家のMさん(インタビューで「この世の中には説明できないこと,説明しなくてもいいことがある」といっていた65歳の女性)と堀全部を「貸切」にして川下りをする場面。読んでいるときの不思議さとともに,読後に考えさせられることも残り,なかなか楽しい一冊だった。半分くらいしか読み切れてない(量ではありません)って気もちょっとするのだけれどね……(笑)恩田陸の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (恩田陸)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックス月の裏側 恩田陸記事関連のオススメ日記風の吹くまま 気の向くまま(himebun05さん) 着物大陸さん食べたり読んだり笑ったり(とおり・ゆうさん) ヘフレレ - hefurer(王道名なしさん)ハードを愛して ソフトを愛して(akakak1965さん)
2007/01/07

戸梶圭太の「トカジノフ」(2002)を読んだ。初めて読む作家である。というより実は予約した本を図書館で受けとった際に混じっていて「えっ?」と思ってしまった本でもある。ブログを参考にして本をリクエストすることがけっこうあるのだが,「雰囲気」だけを受け取って中をきちんと読まず,誰が書いたかも気にしていないことが多いからだ(笑)読み終わって,これはてっきりBさんだと思ったのだが,全く違い(ふつうは読み終わるとだいたい誰の影響かわかる),Mくんだった。閑話休題。テンポがよい短編集。現在「はまっている」というか,「どろどろできついから抜けたい」と希求している舞城王太郎と近いにおいをもっているのだが,こちらの方が,軽くてラク。「近いにおい」というところがたぶん違うのだろう。読みやすく,あとに残るものもあり,短編としてのまとまりもある。例えば,「ターゲット508」では最初に混乱させられ,その混乱が楽しくて部屋番号も含めて読み返したりもし,結果タイトルのつけかたにも感心させられた。死体のおまけつきのばかばかしい追いかけっこと,マラソンランナーに踏みつぶされる場面もよかった。映像でその通りに再現しようとしたらとんでもないスプラッタになる情景を,文字で軽々と扱っているので,ついついその気になって楽しんでしまえる。最後に,ミカちゃんとお母さんによるマンションがL字型であるという挿話が入る。これで,話そのものがまとまり,短編として完結する。パターンはほかも同じ。「Jの利用法」の法改正&出世,「二十八歳の事情」の家出などなど,とてもうまくまとまっている。「鳩殺し」の,情景上とんでもない結末を含めて「うまくまとまりすぎている」という印象はいなめなかったものの,読みつづけてみたい作家の1人になった。戸梶圭太の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (戸梶圭太)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックストカジノフ 戸梶圭太記事関連のオススメ日記 めたるサンさん 未来の予定~ラビ的(みっつ君)
2007/01/06

冬狐堂シリーズの4作目にあたる連作短編,北森鴻の「瑠璃の契り」(2005)を読んだ。倣雛心中上野と根岸の中間あたりに「富貴庵」を構える芦辺に呼ばれて見せられたのが10か月に3度も返品された「正真物(贋作ではない)」の人形。北沢の悪意と罠は感じながらも,320万円で買い取ることにした人形を彼に買い戻させることになるのだが,180→200万という芦辺に,もう1つの人形をつけて850万円で売る陶子の姿が小気味よかった(どうしてそうなるかは,本を読んでください)。前作の「緋友禅」で,彼女が買い取った糊染めタペストリーをプレゼントする相手として名前があがっていた下北沢雅蘭堂の越名集治が,ここだけではなく作品全体を通じてかなり陶子を助けている(ということで,彼が中心の「孔雀狂想曲」を読むことにしてしまった,苦笑)。苦い狐陶子が画家として生きることをあきらめたきっかけの話。真作を贋作に見せようとするという筋立てもおもしろかったが,それを見破った陶子の杉本深苗とその才能に対する「愛」の仕掛けに打たれた。瑠璃の契り陶子が小倉の酒屋の立ち飲みカウンターで見つけた瑠璃ガラスの切り子椀の写真を頼まれた横尾硝子はその切り子椀を50万円で引き取りたいと言い出し,切子椀の作者佐貫皓一が3つの椀を分散させた理由を陶子が探る。黒髪のクピド「黒髪のクピド」とプロフェッサーDが名づけた人形に関わる陰謀に,彼と陶子が巻き込まれ,陶子がそれを暴いていく。「ミッション・インポッシブルみたか真似ば」したかったという,屋台の主人から「D教授の博多での足取り」の報告を陶子が受け取るところから始まるが,屋台の主人って「親不孝通りディテクティブ」(日記は→こちらから)でテッキから屋台を受け継いだ根岸球太ではないか!! 「ひさしぶり!」という感じ。さらに,「質の良おなか男」である「博多署の刑事」まで登場して,けっこううれしかった。ところで,陶子は根っから医者とか手術が嫌いなようだ。「狐罠」(日記は→こちらから)では胃潰瘍で倒れてしまった彼女だが,今回は飛蚊症に苦しむ。とっとと手術を受けなさい!! と,途中で何度も突っ込みを入れてしまった(笑)登場人物をフリーページの北森鴻メモ(瑠璃の契り)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。北森鴻の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (北森鴻)からごらんください。━Your Click Cheers Me Lot━━━━ このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━公式ホームページ:北森鴻公式サイト 酔鴻思考楽天ブックス瑠璃の契り 北森鴻記事関連のオススメ日記kellyさん ☆なほまる★さん
2007/01/05
例年,年末から年始にかけてはパソコンから離れた生活をしていますが,今年もやっとパソコンの前に戻ってきました。遅ればせながら本年もよろしくお願いします。ブログの関係では,カテゴリーの細分化をはかっていくことと,フリーページの再構成をすることが今年の目標で,ゆっくりと時間をかけてやっていきたいと思っています。以下雑感去年,カテゴリーが50に増えてとてもうれしかったのだけれど,カテゴリー別の一覧がないので,中途半端に細分化してもあまり意味がないように思え,手をつけずにいた。とりあえず,日記記事件数の多い作家別に新しいカテゴリーをたててみようかななどと思っている次第。フリーページについては,ページあたり文字数が思ったより少なかったこともあり,関連フリーページがとびとびになってしまった。日記でのフリーページの表示順を自由に決められればよいのだが,現状ではかなり不体裁!!「ミステリ・時代小説・その他」と分けたのも,作家によって多ジャンルにわたったり,どのジャンルにしたらよいか決めにくい作品があったりで,ちょっと失敗だったみたい(笑)ということで,実は昨年後半からいじりなおそうと思っていたのだけれど,何しろ日記からのリンクがいっぱい貼ってあるので,かなりの日記を「編集」し直す必要もあり,二の足を踏んでいた。まあ,年初の決意宣言ってとこかな(笑)繰り返しになりますが,何しろ,今年もよろしく!!
2007/01/03
全28件 (28件中 1-28件目)
1
![]()

![]()