ドレの新人作家への道のり
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
ある日バナナとミカンが同じテーブルでお茶をしました。「やさいとくだものは、どっちがおいしいんだろう」バナナが言いました。「もちろん、くだものでしょ」みかんが言いました。「そうだと思っていたんだけど・・・牛はくさをたべるよね。ずーっと食べているなんて、くだものよりおいしいからじゃないのかな」バナナは言いました。「そんなことないよ、くだものでしょ」みかんは言いました。「牛はきっとくだものを食べたことないんだよ」みかんが言いました。バナナはみかんにききました。「おにくとくだものは、どっちがおいしいんだろう」バナナが言いました。「そりゃあ、くだものでしょ」みかんが言いました。「そうだと思っていたんだけど、ライオンはお肉をたべるね。お肉しかたべないなんて、くだものよりおいしいからじゃないのかな」バナナが言いました。「くだもののほうがおいしいさ」みかんが言いました。「ライオンは木の上にはえているみかんをみたことがないのさ」と、みかんが言いました。バナナはだまってしまいました。バナナとみかんではどちらがおいしいか、しりかくなったからです。「バナナとみかんはどちらがおいしいのかな」バナナはついに聞きました。みかんはもちろん自分だという顏をしています。さるのウエイトレスが、けんかにならないように、バナナとみかんにこう言いました。「バナナもおいしいし、みかんもおいしい。にくと、やさいと、くだものはちがうけど、同じ食べ物ですね。朝、バナナを食べる時もあるし、みかんを食べる時もありますよ。」バナナはくらべることで、もうすこしでみかんとけんかになるところだと分かりました。バナナとみかんは、サルのウエイトレスにおれいをいって、家に帰っていきました。
2016年11月26日
コメント(0)