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・最近というか、2-3か月前に高倍率コンパクトデジカメを買ってから身近にたくさん野鳥がいたことに改めて気が付いた。鳥の名前など全然知らなかったのだが、写真に撮ってから名前を調べて少しずつ野鳥のことが分かってきて今ハマっている。【中古】 色と大きさでわかる野鳥観察図鑑 日本で見られる340種へのアプローチ 観察図鑑シリーズ/杉坂学 【中古】afb価格:880円(税込、送料別) (2021/1/31時点)楽天で購入2021.1.31読了・インターネットで検索すれば撮った写真から鳥の名前がかなり正確にわかるのだが、とりあえず手元に一冊は図鑑を置いておきたいと買った本が「見分け聞き分け 野鳥図鑑」で、やっぱりあったほうがいいだろうなと2冊目を探しているところ。・世界に野鳥は9000種、日本国内では薬350種を見ることができるらしい。図書館で借りて気に入って購入して手元のある「野鳥図鑑」では200種だがこの図鑑では340種なので日本国内で見ることができる野鳥のほとんどが網羅されていると考えて良いようだ。・この本はCD付、「野鳥図鑑は」ネットでだが、鳴き声をセットにしているのはもはや当然らしい。残念ながらヒヨドリなど聞きなれた鳥以外はなかなか覚えられないが、知っている鳥の鳴き声からだんだん覚えていけば達人に近寄れるのかもしれない。・図鑑なので通して読んだわけではない。写真を撮った鳥の名前を調べたり、その鳥についての特徴を調べたりするのに使ってみたが、「色と大きさでわかる野鳥もくじ」がとっても実用的で素晴らしい。「街や野山で見られる野鳥」と「水辺で見られる野鳥」に分けられているのも対象を絞るのにいいと思う。個々の野鳥についてに写真や解説も2冊目にふさわしい内容だなと思った。・買おうかなと思ったのだが、2012年と古い本だからなのかAmazonでは新品はなかったので、もう少しあれこれ見てから2冊目は決めようと思っている。
2021.01.31
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メジロの老夫婦(だと勝手に決めつけている)がやっと見つけた我が家の庭のえさ場、食いしん坊で乱暴者のヒヨドリに邪魔されないようにと酒パックを利用したメジロ専用安息のえさ場をこしらえた。そしてヒヨドリ君にはそれとは別の離れたところに同じオレンジを置いて、すみ分けをしていい仕事をしたなあと思っていたが・・・現実は甘くなかった!翌朝、メジロ夫婦のえさ場にヒヨドリが陣取ってオレンジを喰っていた。「君は自分用のオレンジを食べなさい、これはおじいさんとおばあさん小鳥のオレンジだから」と言ってやりたかったが言葉が通じないので・・・ ヒヨドリが足を置いている割り箸を止まれないように短くしてやった。で、しばらくして覗くとまた来とるやんけ!メジロ夫妻のオレンジ喰っとるやんけ!ヒヨ君の食への執着は凄い。前日までは関心はあってチャレンジしてみるもののメジロ夫婦のえさ場=フィーダーにあるオレンジは喰えずに近くに止まって観察したり羽ばたきながらチャレンジして引き下がっていたのを見て安心していたのだが・・・いつの間にか困難を克服していたのだった。本来なら「サスガだな」とか「お主なかなかやるな」と褒めてやりたいところだろうが、何となく憎たらしいと思ってしまう。教育者じゃなくてよかったなあ自分。参考文献の教科書「庭に鳥を呼ぶ本」では、ジュースのパックで作ったフィーダーは不安定でヒヨドリは止まれないので小鳥用だと書いてあったのにちゃうやんけ!とりあえず、メジロ老夫婦の生活を守るために針金を使って窓を狭くする細工をしてみてから後出勤した。効果があったかどうかは分からないが、オレンジはだいぶ食べられていた。誰が食べたのかな~「庭に野鳥がやってきた」過去の日記我が家にもヒヨドリがやっきた(2021/1/22)メジロちゃんも安心フィーダー(2021/1/24)
2021.01.27
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・MCI(この先認知症になる可能性がある)と診断された当事者が主人公の小説でしかも江戸川乱歩賞受賞作と知ってしまっては読むべきだろうと思って借りた図書館本。読みだしたら止まらずに日付を超えて最後まで読んでしまった。あまり期待していなかったせいもあるかもしれないが予想以上に面白かった。・医療関連の本ではなくミステリー分野の本だった。わたしが消える [ 佐野 広実 ]価格:1980円(税込、送料無料) (2021/1/25時点)楽天で購入2021.1.22読了・主人公は訳ありで警察を辞め同時に離婚した経歴のある元刑事、現在はマンション管理人。いずれ認知症になるかもしれない診断されて当惑していところ、亡くなった元妻と暮らしていた娘から介護施設の身元不明者で進行した認知症患者の「門前さん」の身元を調べて欲しいと依頼を受けるところから物語が始まる。なんだかありがちな設定ではあった。・「門前さん」と言う名前は、介護施設の門の前で置き去りにされていたということで仮につけられたもので本当は誰なのかがわからない。それを調べて彼の人生を辿っていく話。・タイトルの「わたしが消える」の「わたし」は「門前さん」のことで、彼に自分の未来を重ね合わせて考えるものの主人公の藤巻さんの認知症は進行することはなく、最後まで明晰で事件を解明していく。そのあたりちょっと物足りないという気がしてしまう。・現実の苦労を何も知らない理屈だけの学生運動に反感を感じて警察官になった主人公は、その正義感を買われて学生運動にスパイとして潜入する任務を与えられた。それから彼の人生が狂ってしまった。・飲み屋の女将大山さんと一緒に住む前の「門前さん」の過去は、他人に成り代わって名前を変えながら生きていた人だった。成り代わり小説といえば、これまで読んで記憶に残っているのは、「火車/宮部みゆき」「ある男/平野 啓一郎」だ。この小説では、自分の意志ではなく警察(公安)からの指示で次々と成り代わりしていった挙句にスパイとしてテロリストの陽動作戦に加担させられてあげく殺人まで犯してしまい海外に逃亡させられて・・・・認知症小説というよりも公安の闇小説だったと思う。公安の闇小説といえば、この本の次に読んだ「テロリストの家/中山七里」がまたそれだった。公安は本当に怖いね!・また別な側面から家族の話でもあった。・2つの震災や原発問題も絡んでいた。
2021.01.25
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●他人と人生を入れ替える「なりすまし」を題材とした「存在の不安」がテーマ(なのかな?と思う)。●思考が深いというより難解に感じる(自分が「浅い」だけかもしれないけど)。作中に出てくる音楽の趣味も全然自分と違って分からないし、確かに「いい小説」なのかもしれないけど自分には「あまり合わない小説」だったと感じる。「俺はこんなに凄いんだぞ」的な作家のプライドが見え隠れしてちょっと嫌味な感じもしてしまったが、別な作品を読めばまた違った印象なのかもしれない。ある男 [ 平野 啓一郎 ]価格:1760円(税込、送料無料) (2021/1/25時点)楽天で購入2018.12.24〇「そら、気になるわな。-その人たちは、どんな音楽聴いてたの?音楽の趣味は、なかなか偽れんやろ?」●音楽とか絵の趣味ってその人の本質を関わっているのだろうかと今更気づかされた。なので、自分の音楽を趣味を知られるのにちょっとばかり恥ずかしさを感じるのだろうか?そういえば逆に誇らしさや優越感を感じることもあるし人からそれを感じると嫌味に感じてしまうけど、ああそういうものなんだと改めて今気が付いた。〇「ううん、三勝四敗でいいんです。」「わかったってところから、また愛し直すんじゃないですか?一回、愛したら終わりじゃなくて、長い時間の間に、何度も愛し直すでしょう?」●そんななかで美涼が語る言葉は分かりやすく共感できた。〇「他人の傷を生きることで、自分自身を保っているんです」〇城戸は・・・“X”になりすましたあの数時間の、言い知れぬ悦びが忘れられなかった。●タイトルの「ある男A MAN」は谷口大祐として事故で死んだ原誠のことなのか、人生を交換し合った人たち皆のことなのか、しかすると城戸も含めてもっと広く一般化された人のことなのか、どうなんだろう?と思った。●過ちを犯さずハッピーエンドだったのが救いだ。●表紙の絵に関心あり。近くで見るとモザイクの木片なのに、遠目で見ると立ったまま悩んで屈む男に見える。アントニー・ゴームリーという人のイギリスの彫刻家の作品だと記されている。
2021.01.25
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●26年前に書かれた作品で、舞台は約30年前なのでちょうど自分が社会人になって医師として働きだして結婚、子供が1歳の頃、バブルがはじける直前?の社会状況。携帯もメールも一般的ではなかった頃の話。そう言えばサラ金地獄なんて言葉をよく聞いたっけなぁ。自分には懐かしいな的な話だけど、その後に生まれた世代にはリアルに想像もできないのかもしれない。●30年近く前に書かれた小説とは思えないほどにリアルな小説。ボリュームはあるけど一気読みしてしまう作品だと思う。なり替わり小説としても面白い。火車 (新潮文庫 新潮文庫) [ 宮部 みゆき ]価格:1100円(税込、送料無料) (2021/1/25時点)楽天で購入2018.06.17読了●いつものことながら、アルコールを飲みながらの読書だったので、「あれっ、この人誰だっけ?」とか「誰のエピソードだったっけ?」など考えてページをめくり直しながら読んだ。読み終わって振り返ってみればそんなに登場人物が多いわけでもないし複雑でもないですね。二人の女性が良く似た境遇だったことが原因かも?それがこのお話のキモなんだろうけど・・・〇なんということだ、君らは共食いしたのも同然だった●そのサラ金地獄の取り立てから逃れるために殺人を犯してまで戸籍を乗っ取ろうとした女性もまた多重債務で自己破産していたというのが大まかなストーリーで●全体を通して暗い?(まあ確かに)、でもミステリーというより人間ドラマを書いるんで・・・「人と人のつながり」がテーマなのかも?〇「ただ幸せになりたかっただけなのに」●多重債務は特別な人に起こることではなく巧妙に仕掛けられて誰でもが陥ってしまいかねない問題であること、自己破産という救済の方法があることを知った。将来の自分にとっては役に立たない知識であって欲しいとは思うけど。●住民票や戸籍を調べればかなりの情報が得られるんだなと知らされた。あと、医療保険や運転免許やパスポート、今のところ犯罪を犯す予定はないけど注意せねばと思った。●ある意味火付け役の和也が後半に全然登場しなくなったのはどういうことか?きっかけだったけど重要ではなかったってことかな。〇「一生懸命、何度も何度も脱皮しているうちに、いつかは足が生えてくるって信じてるからなんですってさ。今度こそ、今度こそ、ってね」●蛇の脱皮について語った水商売の元同僚の言葉が印象的だった。
2021.01.25
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・警視庁公安部のエリート刑事幣原が主人公、息子の大学院生秀樹がテロ組織イスラム国医に志願したとのことで逮捕され、釈放後に殺害されてしまう。テロ組織との関係は?真犯人は?というミステリーだが、期待して以上ではなく、確かにどんでん返しはあるものの、どんでん返しの帝王としては物足りなかったというのが正直な感想。テロリストの家 [ 中山 七里 ]価格:1760円(税込、送料無料) (2021/1/24時点)楽天で購入2021.1.23読了・とは言え警察小説ではなく公安を書いた小説であり、家族内の葛藤の描いた小説であるとすれば納得のできる読み応えであった。著者は「どんでん返しの帝王」からの脱却を図っているのかもしれない。・警察と公安は別物、公安は怖いと再認識させられた。
2021.01.24
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・新版も出ているようだが図書館本なので1995年版、ということは25年以上前に出版された本。当時と比べればかなり環境も変わっているだろうし、何らかの進歩もあるのかもしえないが実用書としても読み物としても面白かった。新庭に鳥を呼ぶ本 (Birder special) [ 藤本和典 ]価格:1760円(税込、送料無料) (2021/1/24時点)楽天で購入2021.1.23読了〇ただ鳥たちの好きなえさを用意するだけなら、それは単なるえづけでしかありません。大切なのはいろいろな生き物がすめる環境をつくることです。豊かな土、緑、水を用意することにより、生き物がたくさん戻ってきますし、それとともに自然と野鳥もやってくるのです。・「はじめに」に続いて書いてあるにこういう前書きってとても大切だと思う。建前論だとか理想論だと言う人もいるかもしれないが僕はこういう考え方は好きです。目からうろこだと思った。ただ単に庭に野鳥が来てほしいという気持ちから読もうと思ったのは確かだけど、いきなり前書きでガツンときて深く考えていくきっかけになったと思う。もちろんすぐ実行できるような具体的なノウハウも満載、ページ数が少ない割には充実した内容だと思う。〇庭の鳥33種:スズメ、シジュウカラ、メジロ、ウグイス、ジョウビタキ、モズ、ヒヨドリ、ムクドリ、キジバト、ツグミ、アカハラ、シロハラ、カワラヒワ、シメ、イカル、アトリ、コガラ、ヒガラ、 ヤマガラ、ゴジュウカラ、エナガ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、アオジ、ホオジロ、キレンジャク、ハクセキレイ、コジュケイ、オナガ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス・こんなにたくさんの種類の野鳥が身近にいると知ってカルチャーショックだが、とても楽しみになった。・25年超経過して変化したのかしてないのか、変化したならどのように変化したのか?新版を読んで比較してみたいような気持にもなっている。〇野鳥レストランのメニュー・ミカンが好きなのはヒヨドリ、メジロ、ツグミ、アカハラ・・・・著者の経験から得た野鳥と好みの食材の一覧表が実用的で素晴らしい。〇バードケーキを作ろう・そんなものがあるのかと、一覧表によるとジョウビタキ以外の野鳥はほとんど食べるらしい。今はその気がないけどそのうち試してみたくなるかも?〇えさを育てよう・ミルワームはアマゾンで買えるらしいが遠慮したいし、ゾウムシの幼虫とかコオロギとか今のところは・・・ジョウビタキ君はこういうのが好きらしい。〇フィーダーをつくろう・既成のものではなくても身近のもので作ろうという発想が面白い。ペットボトルで作るのもあったが、ワシはヒヨドリとメジロをすみ分けする目的で牛乳パックで作るというのを実践してみた(日記)がこれはなかなかうまくいった。 〇バードバスをつくろう・そのうちに・・・・〇土を用意しよう/土を改良する・地表に生き物のすみかを作る・我が家の庭にもちょっとだけは土があるので生きた土にしたいなと思う。昔の田舎の家の庭ではいろんなものが置いてあって裏返せば虫がいたし掘ればミミズがいたなあ・・・〇野鳥のためのリースを作ろう・一覧表によるとシジュウカラはミカンを食べないようなので、ピーナッツのリースはシジュウカラをターゲットにいいかなと思う。牛の脂身なんかも刺しておけば完璧かも?
2021.01.24
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昨年2020年秋から突然、野鳥にハマってしまっている。家の庭にも野鳥を呼ぼうプロジェクト?「我が家にもヒヨドリがやってきた」に続いてこれは「庭に野鳥がやってきたシリーズ」の第2話目の日記ということになる。 前回の日記ではヒヨドリの写真は撮れたけど、メジロはすぐに逃げてしまって写真は撮れなかった。どうも大柄なヒヨドリ君は乱暴者のようで、飛んでくるとメジロちゃんを蹴散らしてしまう。 対策として、メジロちゃんが安心してオレンジを食べられるように、ジュースのパックを利用したフィーダーと言うものをこしらえてみた(利用したのは純米酒のパックだけど)。 参考文献は「庭に鳥を呼ぶ本/藤本和典著」、この本のポイントは、単なる餌付けではなく、野鳥が住める環境をつくることだということなので肝に銘じておきたいと思った。身近にこんなにたくさんの野鳥がいるんだなと改めて楽しみになった。 なかなかうまくいったようでメジロちゃんがやってきた。雨宿りにもなっているようだ。乱暴者のヒヨドリ君にもオレンジを離れた場所の枝に刺しある。3番目のお客さんが来ないかなあと思っていたら、モズ? ジョウビタキ??みたいのが飛んできたがすぐ逃げてしまった。再会を期待している。「庭に野鳥がやってきた」過去の日記我が家にもヒヨドリがやっきた(2021/1/22)
2021.01.24
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ここのところハマっているので野鳥ネタばかりですが、ついに我が家の庭にも野鳥がやってきました! 先日、八事霊園の近くの家の庭先に刺してあったミカンをメジロが食べているのを見かけてから羨ましくなって我が家の庭の木の枝にミカンを刺しておいたら・・・先日のメジロ日記 初日は、何者かに食べられた形跡があってうれしくなってカミさんに報告したら三ケ日ミカンは美味しいのにもったいないと怒られてしまった。 で、スーパーで安い外国産のオレンジを買ってきて刺しておいた。今朝見たらヒヨドリがオレンジを喰っていたのですが、カーテンを開けたらすぐに逃げてしまった。しばらくしてそっと見てみたら今度はメジロがオレンジを喰っていた。写真を撮ろうかと思ってサッシを開けたらやはり逃げてしまった。 しばらくしたらまたヒヨドリがオレンジを啄んでいたので、今度はこっそりとサッシも開けずにガラス越しに撮影した。 その後もメジロちゃんがオレンジを食べに来ている姿は見かけたのだが、大柄なヒヨドリ君が来ると一目散に逃げて行ってしまった。ほとんどヒヨドリ君が独占状態でオレンジを食べ続けているようだ。ヒヨドリ君には悪いが、やっぱり絵になるのは可愛らしいメジロちゃんだなと思ってしまうのだ。何とか対策せねば・・・
2021.01.22
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・大爆笑の日常のエッセイを書く北大路さんが小説を書いたというので思いっきり期待してしかも順番待ちを経てやっと手元にやってきた図書館本。ハッピーライフ [ 北大路公子 ]価格:1650円(税込、送料無料) (2021/1/19時点)楽天で購入2021.1.18読了〇「我々は穏やかで均された世界を手に入れたからね。ごつごつと尖った感情をわざわざ楔で心に打ち付けるような作業はもう必要ないんだ」〇だから私は日記をつけることに決めた。幸福を楔で心に打ち付けるために。・違和感を感じながら読み進めるも何だか意味が分からず共感もできないなと思いながらも、我慢して最後まで読めばサプライズ的なすっきり感が得られるのかもと思って読み切ったのだけど、やはり私にとっては期待外れの作品だったようだ。・難解なSF小説的なものでよく意味が分からなかったというのが正直な感想だ。北大路さんにはエッセイを続けてもらうか、今回の失敗を教訓にまた新たな小説にチャレンジして頂きたい。
2021.01.19
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・外来に通院する患者さんのお勧めの本。高齢ながら読書好きで病院の図書室でボランティアもしていたり、本を読んで毎晩夜更かししてしまう素敵な女性。これまでも奥田英朗さんや島田雅彦さんなどいろんな作家さんを教えてもらってきた読書の師匠だ。彼女が「最近は気楽に読める本がよくなって」と言いながら紹介してくれた本、人気があるようで図書館で予約してからだいぶたって手元にやってきた。食堂のおばちゃん (ハルキ文庫) [ 山口恵以子 ]価格:660円(税込、送料無料) (2021/1/19時点)楽天で購入2021.1.6読了・今ではなんの変哲もない定食屋「はじめ食堂」は、昔は一流のシェフがやっていた洋食屋。そのシェフも店を継いだ息子も死んでしまって危機に立ったものの家庭料理を出す店として存続している。店に立つのは80歳を過ぎる高齢ながら先代の奥さん一子と、その息子である嫁の二三子さん。二三子さんは世界をまたにかけるOLであったが店のピンチに迷わずそれまでの仕事を辞めて食堂のおばちゃんになったという経歴。で、二人の関係がとっても良くて安心して読める読後感の良いホームドラマ的小説で良かった。 ・確かに安心して気楽に読めたけど、物足りない気持ちもある。・こんな食堂&夜は居酒屋があれば馴染みになりたいなと思った。見知らぬ居酒屋に探検に行ってみようかなと思ったりした。
2021.01.19
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やっとメジロを写真に収めることができた。時々見かけることもあったのだけどちょこまか落ち着きなく動くので写真に撮りにくかったのだ。 マイフィールドの山崎川で、見た感じスズメのような小鳥に向かって望遠一眼レフを構えたお姉さんに出った。「スズメじゃないんですか?」「メジロです」「えっ!?」よく見ると色が黄緑っぽいし、目の周りが白いみたいだ。「ほんとですね」と答えたもののその場は自分のカメラを出すのもためらわれてスルーした。 ところが母親のお墓参りに行った八事霊園の近くの個人宅の庭にメジロを発見!枝にミカンを指して餌付けしているようだ。おかげさまでいい写真が撮れました。我が家でもさっそく木の枝に半分に切ったミカンを刺して餌付けしてみようかと考えている。実は今日は、山崎川から離れて初めて八事興正寺で里山の野鳥を見てみようと思って出かけたのだが、興正寺では全然野鳥に出会えず、声は聞けども姿は見えずみたいな感じだし、声が聞こえても鳥が同定できるわけでもなくて、きっとコツみたいなものもあるのだろうし力不足を感じた1日であった。とは言え、今日も良く歩いて18km。隼人池ではセグロセキレイに初めてお会いできたしメジロの写真も撮れたのでいい1日だった。散歩と鳥の写真撮影って趣味がおじいさんっぽくなったなと思うのだが、実際おじいさんになったので仕方ないかと納得するしかない日曜日だった。
2021.01.17
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松原始さんのカラスの本「カラスは飼えるか」を読んだことから始まったマイブームの野鳥観察。地元名古屋、ご近所の山崎川でついにカワセミを目撃したことは先日の日記で書いた通り。 そもそも鳥に興味を持ち始めたのはカラスからだった。僕にとってのカラス入門ブックスは・・・いずれも松原始さんの書籍。「カラスは飼えるか」「カラスの教科書」「にっぽんのカラス/スーパービジュアル版」 おかげさまでカラスに対しての嫌悪感はなくなって親近感を感じるようになっているのだが、当然ながらいまだにカラスからワシは親近感を感じてもらえていないのだ。日本に広く分布しているのはハシブトガラスとハシボソガラスの2種、ハシとはクチバシのことなのでクチバシが太いカラスと細いカラスということとになる。水浴びするハシブトガラス ハシブトガラスは元来、森林で生活する鳥で、木の上に止まっていて餌を見つけたら飛び降りてまた木の上に戻っていくタイプ、ハシボソは田園に生活する鳥で、ハシブトが2本足でぴょんぴょん跳ねて歩くのに対してちょこまか歩くタイプ。飛び方もハシブトがあまり羽ばたかずにすいすいといった感じなのに対して、ハシボソはバタバタと頑張ってる感じで羽ばたいて飛ぶ。鳴き声が決定的な違いで教科書的に「かー か~」と鳴くのがハシブトで、濁った感じで「があーがあ~」と鳴くのがハシボソだということだ。ハシボソガラス(たぶん)、ちょこまか交互に足を出して歩いていたし、結構頑張った感じで羽ばたいていたので間違いないと思うけど答え合わせができないのだ。 東京ではほとんどがハシブトだということだけど、名古屋では自分で見た感じ半々くらいなような気がする。ただし、カラスが自己紹介してくれるわけでもないし名札を付けているわけでもないので答え合わせができないので不確かな素人の見解であるけど・・・
2021.01.16
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・シリーズ2作目の「経鼻胃管・誤嚥性肺炎」から先に読んだ「みるミルできるポケットエコー」シリーズの1作目を遅ればせながらAmazonで購入した。・シリーズ2作目「経鼻胃管・誤嚥性肺炎」を読んでいろいろ試してはいるものの、エコーによる経鼻胃管の確認は難しいし肺炎の診断ももっと難しいと感じている。なので、看護師がポケットエコーを活用して判断するにはハードルが高いのではないかと考えざるをえない。現場で実践してみて、在宅患者さんで経鼻胃管の確認をエコーで自信をもってできたことはないし、自分に胃管を挿入して上位機種のエコーで見ても辛うじてわかる程度。Bラインによる肺炎診断もしかり、擬陽性もあって自信が持てない。やはり経験が必要だと思っている。みるミルできるポケットエコー(1) 膀胱 (Pocket Echo Life Support教育シリーズ) [ ヘルスケア人材育成協会 ]価格:1980円(税込、送料無料) (2021/1/15時点)楽天で購入2021.1.14読了・膀胱エコーだけで1冊なんて書くことあるの?と思ってあえて読むまでもないと思っていたが、技術書と言うよりも革命の書だった。ポケットエコー革命?その思想にはとってもり共感できるのだが・・・そう簡単ではないのかなとも思える。〇もはや、エコーは次世代の聴診器とも言われています〇診察・検査する目的は判断・行動を変えるためです・・・ポケットエコーの特徴である「どこでも何回でも簡単に実施できる」とののメリットが活きる膀胱エコーを・・・〇正常は300ml貯められる。200mlしか貯められない場合は過活動膀胱を考える・膀胱の形状、外側に凸か内側に凸かに注目すことも新たに再認識して、外来で頻尿患者さんを鑑別するのにエコーを役立てそう・うっ血性心不全の治療方針→膀胱バルンを挿入していない場合の利尿剤の反応を見るために経時的にエコーを見るという発想は目からうろこだった。ただ、医師以外がするエコーには保険診療で点数が付かないのが難点ではある。・経時的にあるいは繰り返し施行できるのはエコーの強み、ただ見えやすい人と見えにくい人がいること、術者の技術で見え方が違うことなどまだ問題はある。・自分が研修医だった40年近く前、触診のようにエコーを使えと言われて外来各診察室にはエコーがあった。今思えば先駆的な試みだったのかもしれない。そのおかげもあって自分がエコーをすることには抵抗はないが、その後エコーはCTのようにオーダーして返ってきた所見を見るものになってしまっていた。・POCUSという概念で今また救急現場や外来、在宅医療でのエコーの有用性が明らかになって広く活用されるようになってきている。〇救急外来:端的に言えば、救急外来でのエコーは、初期の適切な体液管理のために「IVC」だけ見れば十分です。・その通りだとは思うけど、IVCが見えにくいまたはどうしてもIVCが見えない人もいるので、全員には適応できないのだろうと思う。IVCが見える人については、聴診器のごとく毎回IVCの径や呼吸性変動をチェックすればとっても有用だと思う。〇2,015年には外来看護師による慢性心不全管理のためのエコーの有用性のランダム化比較試験が報告されているほどです・エコーはパルスオキシメーター等とは違って一定の習熟が必要で結果が客観的な数値で出しにくいところがあるが、IVCの径を経時的に測ったりできれば有用だと考える。実際に在宅患者で活用しているが、看護師にできるかどうかはまだ難しいと感じる。ただ、いずれは看護師やそれ以外のスタッフにも活用されるべきであるという考えには賛成である。
2021.01.15
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松原始さんのカラスの本「カラスは飼えるか」を読んだことから始まったマイブームの野鳥観察。地元名古屋、ご近所の山崎川でついにカワセミを目撃したことは前回の日記で書いた通り。山崎川界隈で見かけて写真を撮った鳥たちを紹介していってみようかなと思う。企画倒れになるかもしれないけど・・・・ ところで、「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る/川上和人」を読んで知ったのだが、鳥は恐竜の子孫だという説があるらしい。恐竜の化石から羽毛が生えていたことが分かったそうで、その色も分かってきたらしく恐竜の色も昔に比べてカラフルに描かれるようになってきている。興味のある人はぜひ恐竜図鑑で確認して欲しい。毎度おなじみのコサギ君、目と足が黄色いのが特徴。鳥は恐竜の子孫だっていう説については、この動きを見れば納得だといつも思う。動画でないのが残念っていうか、実は当然ながら実際の恐竜の動きは見たことがないんだけどね。アオサギ君もほとんど口から火を吐きそうな感じだ(とか言っても、たぶん恐竜は火を吐かないと思うけど・・・)と言うわけで、「鳥は恐竜の子孫である」という説に1票入れたいと考えている。
2021.01.14
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・今回はお仕事小説であり、父親が再婚した相手の義母との関係を再構築する家族小説でもあった。というふうにまとめてしまうと身もふたもないが、相変わらず森沢作品は安心して読めて心が優しくなれる安心小説だった。・地域の高齢者医療にかかる仕事をしているので「買い物弱者」の存在やそれを助けようとする取り組みがあることは知っているし関心もある。「たまちゃんのおつかい便」は主人公のたまちゃんが大学を中退して始めた仕事、買い物に行けなくなった高齢者のために車で巡回して商品を売るというお仕事のことだ。たまちゃんのおつかい便 [ 森沢明夫 ]価格:1760円(税込、送料無料) (2021/1/11時点)楽天で購入2021.1.8読了・相変わらず森沢作品の登場人物に悪い人がいない。いろんな登場の視点から書かれているのに、そういえばフィリピンから来た義母シャーリーンからの視点の章がなかったのはニクイなと思ったりする。登場人物それぞれのキャラの紹介と感想を書いてみようかとも思ったが長くなりそうなのでやめておこう。〇そう。この感覚は、嫌悪感ではなく、違和感なのだ。〇この人、友達だったらいいのに・・・〇たかだか、ふろふき大根の味付けが、母の味とあまりにそっくりだったくらいで泣くなんて、どうかしている。・新しい母親は何とフィリピン人、彼女を受け入れるのに大きな影響を与えたのが実母の母である静子おばあちゃんなのだ。〇たまちゃん。シャーリーンには、ありがとう、だよ〇あなたのお母さんは、その程度の人じゃないでしょう〇シャーリーンはね、絵美の代わりじゃいんだよ・森沢作品では定番の名言集は今回もたくさんあった〇命ってね、時間のことなんだよ(死んだお母さん)〇人生っつーのはよ、たった一度きりの命をかけた遊びだからよ。何でも好きなことやったもんの勝ちだよな(お父さん)〇そもそも人生に『失敗』なんてねえべさ?・・・人生にあんのは『成功』と『学び』だけだって、死んだ俺の嫁さんが言ってたもんな〇人生何があってもいい気分(お父さんの座右の銘)〇幸せの極意って、いつもいい気分でいることでしょ(おばあちゃんの静子さんが親友の千代子ばあに語っていた言葉の回想)
2021.01.11
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・ほとんどが65歳を過ぎて悠々自適になった男が主人公の切なく淡い恋愛小説。帯の言葉によれば「ジワジワ来る珠玉6篇」とある。そんな感じなのかと手に取った図書館本。・若かったころの女性関係を思い出す・・・自分もそんな経験が無きにしも非ずというか、複雑な気持ちもあったりするのではあるし、何となく意味ありげで感じるところもある・・・とは言え女々しいぜと思ってしまう。わかって下さい (新潮文庫) [ 藤田 宜永 ]価格:649円(税込、送料無料) (2021/1/11時点)楽天で購入2021.1.11読了「わかって下さい」・♪涙で 文字が にじんでいたーなら・・・わかって下さい♪という因幡晃の曲名がタイトル。この小説を読んでからというものの幾度となくこのフレーズが頭の中でエンドレスでリピートしている。今でも。・定年すぎて悠々自適というか味気ない生活を送っている主人公は遠い過去、結婚するつもりでつきあっていた女性に突然別れを告げられたことがあった。で、懐メロの公開放送で隣に座った盲目の女性が偶然にもその彼女だった。お互いに素性を明かさずに過去を語り主人公は衝撃的な事実を知る。実は彼女とは異母兄弟だったとかつまらない人生を送っていたと思っていた父親に別な側面があったとか。・そしてお互いの素性を明らかにしないままもとの幸せな生活に戻っていく物語。読んだときにはそれほどとは思わなかったけどこの感想を書いているうちになかなか良かったなと思えて来た。(ってことは自分の感性がまだまだってことかなあ・・・この作家は自分にはイマイチだったと思ったのだけど)「白いシャクナゲ」・血のつながらない娘との微妙な親子関係の中、娘は結婚を決意した。ところが死んだと知らされていた実の父親が有名な資産家だと分かり、妻の真意が今になって分かる。「恋ものがたり」・老女の恋物語探訪に付き合っているうちに自分の恋物語も開帳してしまい意気投合?その娘さんと?みたいなおとぎ話的な感じ。好きではないけど嫌いではない。「観覧車」・この主人公だけは若いが、不動産経営かなんかで悠々自適の生活をしているのは他の作品と同じ。奔放な父親、若い頃筆おろしをしてもらった女性の娘さんとの再会・・・「エアギターをだいた男」〇六五歳は、人生の幕引きを考えるのに手頃な歳だと思っている。飛行機が到着点に向かって高度をじょじょに下げていくように、六五歳くらいから、着陸の準備に入るのがベストのような気がしている ・この短篇集のモチーフの一つはこれなんだろうなと思う。それで過去の恋愛を振り返り、今もできれば恋したいと思っているということなのだろうか。確かに着陸の準備に入ることを考える時期であることは同じ認識ではあるが、あまり共感できないところも多いかな?「土産話」・それぞれに別な人と結婚して別離、数十年越しの淡い恋心が成就する。いい話なんだけど、やっぱりあまり自分の好みの世界ではないなあ・・・と思った。(全体を通してそんな感じだったなあ)・と言う感じの男性の立場からの良い話風短篇集。主人公たちは、こういう人は好きになれないというかあんまり友達にしたくないかもと思う人たちだった。人種が違うな。
2021.01.11
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・第2次世界大戦前夜、ヒトラーが台頭してきつつあった時代の1937年に、チェコスロヴァキア人の著者が発表した戯曲。・タイトルからしてCPVID19ウイルスパンデミックに乗じた感染モノの新約かと思って読みだしたが全然違っていた。白い病 (岩波文庫 赤774-3) [ カレル・チャペック ]価格:638円(税込、送料無料) (2021/1/11時点)楽天で購入2021.1.11読了・まだ学生だった若い頃、反核運動に参加しながらも「人々を殺戮する戦争や核兵器に生命を守る医師という立場から反対する」という反核医師の会の主張に実は政治的な白々しさを感じてしまったことがあることは否定し得ない。それが第2次世界大戦前に書かれたこの戯曲で同じテーマが突きつけられている。40年近く医師として仕事をして還暦を過ぎた今、この主張を心から受け入れられるようになっていた。・結局、この作品が発表された数年後に第2次世界大戦が勃発してしまったのだ。世界平和を望む医師ガレーンvs平和よりも戦争に勝つことが国益でだと考える政治の中枢にある軍部の人たち、しかし結局知らないうちに平和になる機会を奪ったのは熱に浮かされた一般国民だったという痛烈な風刺の警告で終わっている。・「白い病」:50歳以上の人に発症する感染症。体の一部が白くなることから始まり最後は全身が腐敗し悪臭を放って死ぬ治療法がない病。という設定。*ガレーン博士・貧しい人たちを診療する開業医、「白い病」の治療法を発見するが、戦争政策を止めて平和条約を結ぶという条件をかなえない限り治療法は教えないという立場を貫く。大学病院では治療費が払えない13号室の患者しか担当しない。どんな偉い人でも条件をかなえない人は治療拒否する堅物。*クリューク男爵・元帥の片腕、戦争推進派。「白い病」に罹患するが、ガレーンの条件を拒否して最後は自殺する*元帥・表紙の馬にまたがるドクロは元帥なのだろう・戦争を起こして勝利することが国益であり国民の願いだという信念でいたが、自らも「白い病」に罹患する。平和よりも戦争で先頭に立って戦死することを希望したが、説得されてガレーンの条件を受け入れて平和な世界と「白い病」のない世界を目指すことを決意した。で、ハッピーエンドかとおもいきや、戦争反対を訴えるガレーンは名もなき暴徒に殺されてしまい幕切れとなる。〇宣伝大臣-すでに用意してあります。我が国に対する陰謀、組織的な挑発など。適当な時期に、小規模の政治家の暗殺事件が起きる。そのあと、大規模な検挙を行い、メディアに情報を流す。そうすれば、戦争を求める自発的なデモが生まれるかと。-愛国者の熱狂は確実です●これって第2次世界大戦前の話だけど、アメリカが起こした湾岸戦争なんかも全く同じ構図で大戦前の小説と変わっちゃいないんだと思った。ひでーなあ
2021.01.11
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・ご近所の山崎川でついにというかやっとカワセミに遭遇できた。松原始さんのカラスの本「カラスは飼えるか」を読んだことから始まったマイブームの野鳥観察。今まで鳥になんかまったく興味がなく60年以上を過ごしてきたが、最近購入したデジカメで鳥の写真を撮ってその鳥の名前を調べたりするのがとっても楽しい。目指すは「図解でわかる野鳥撮影」という教科書の中の「最初に出会う野鳥リスト40種」だが、このカワセミでまだ15種目だ。・「カワセミ」なんて聞いたことはあるけどお目にかかることはないだろうと思っていたのにすぐ近くにいたんだなあと改めて何というか、これまで身近にあったのに認識できていなかっただけなんだと。近くにあった幸せに気づかなかったこれまでの人生にまで思いを至らせたりするのだった。・デジカメをもって山崎川を散策していたら、「青い鳥がいるよ、きれいだね」「なんていう名前の鳥だろうね」なんて声が聞こえてきたので、どれどれとオジサンが見てみたら憧れのカワセミだったという、うれしいけどちょっとだけ残念な気もする初遭遇だった。・当然だけど、今まで本で見た写真と全く同じだった。しかも彼(彼女かもしれないけど)は全く動かない。10分くらいかけて周囲を一周して帰ってきたけど同じ枝に止まって同じ姿勢だった。新たに参戦した超望遠の高級カメラを持ったオジサンがまたじっと動かずにカワセミが水面に向かって飛び立つのを狙ってカメラを構えていた。・カワセミの周りに集まるカルガモとコサギたち。たぶん餌になる小魚なんかがいるのかもしれないが、カワセミにとっては迷惑なシチュエーションなのかなあ・・・・休日は家にいると朝から酒を飲んでヒンシュクをかうので今日はカメラをもって散歩に出たけど結構な収穫があってうれしい。走れない&登れない人生にもいろいろな楽しみがあるかもしれない。
2021.01.11
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・シラモトテッパンの入れ物として使っていたメスティンが人気商品になっているらしい。そもそも飯盒としてご飯を炊くものらしいが、山ではちゃっとメシを作って、ソロでは本でも読みながら、グループでは談笑しながら酒を飲んで過ごしたいので、時間がかかる料理は関心なかったのだ。・メスティンレシピの本を立ち読みして買おうかと思って、ネットで知ったこの本にはオマケでメスティンぴったりサイズのまな板が付録についていると知って即買いしてしまった。メスティンBOOK (別冊山と溪谷)価格:1320円(税込、送料無料) (2021/1/3時点)楽天で購入2021.1.3読了・テント山行の料理レシピとして考えるなら微妙な感じ、インスタ映えはいいからはやくできて美味しい料理が欲しい。今回は付録のまな板につられて買ってしまったとは言え、メスティンの何であるかも分ったのが収穫で案外と損した気もしていない。前2作とくに自動調理には関心あり、還暦をすぎて自分の山行スタイルも変えていく時期なのだなと思いつつのメスティンである。・日頃職場で食べるお弁当をメスティンのレシピ実験として活用する手もありかも(たぶんカミさん喜ぶだろうし)。
2021.01.03
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・還暦を過ぎて老後の楽しみに野鳥の写真を撮ったりしたら楽しいのだろうかと関心を持ち始めたところで、写真も野鳥も全くの初心者であるのでとっても勉強にはなった。後半の良い写真の撮り方の部分はまだまだそのレベルではなくいずれはまた読み直していきたいと思う。・著者の野鳥に対する愛情と読者に伝えたい熱いメッセージを感じるので、ビジネス本とか実用書ジャンルではなく、あえてエンタメ・ノンフィクションとして勧めたい。図解でわかる野鳥撮影入門 [ 菅原 貴徳 ]価格:2200円(税込、送料無料) (2021/1/1時点)楽天で購入20201.1.1読了〇本書は、カメラや情報に依拠した撮影結果のみでなく、鳥に対する観察力や接し方を磨くことを通じて、野鳥撮影の楽しみを深めていくことを目的にしています・「良い野鳥写真を撮る」ための必要な要素は、「カメラの技術」と「優れた技術」は20%のみで〇鳥への愛情や知識がなければよい写真にはなりません。逆に、機材の不足は観察力で補えます。・もうこの前書きを立ち読みした時点で手元に置いておきたくなってAmazonで購入した。〇森の中で鳥を見つけるコツは、声を覚えることだ。●えっそうなの?!ニワトリと鳩とカラスと鶯くらいしか分からない。あとトンビ、他はぜんぶ一緒に聞こえていたけど勉強してみます。日頃気にせずに通っている道もその気になれば鳥のさえずりがあることに改めて気が付いた。〇[絞り優先AEモード]をベースにする〇絞り開放(一番低いF価)にセットしておくと、必然とシャッタースピードも速くなり、どんな場所に鳥が現れても対応しやすい。背景もボケるので、画面の整理もしやすい。・「親指AF」とかちょっと理解不能なところもあったが、カメラを使い込みながらマニュアルを見たりすれば理解できるようになるのだろうか?そうなりたいけど、いつまで興味が維持できるかが実は心配だったりする。のめり込みすぎるのも心配だけど・・・〇目線のある方向に空間をつくるようにすると安定感のある構図にすることができます。●なーるほど、黄金比とか3分割法しか知らなかったけどめっちゃ分かり易い原則だ! 〇鳥から見た自分を意識する〇近づくのではなく待つ・思っている以上に鳥から自分は見られていて警戒されているということを意識しなくてはいけない、鳥の生活圏に無遠慮に踏み込んではならない、近づくときには真っすぐではなくて回り道をして・・・など認識を新たにしたりアプローチ法を教わったりした。適度な距離感って難しいかも。今はいろんな鳥の写真を撮りたいばっかなのだ。・巻末の「最初に出会う野鳥リスト40種」を目安にできればコンプリート目指したいが、今日写真を撮った「スズメ」で10/40種目だった。あとは難易度上がりそうだけど、今までは通勤コースだけだったので、もうちょっと経験を積んだラ他のエリアに行ってみてもいいかなと思ってきた。
2021.01.01
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