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昨年の10月15日の日記で、中古の一軒家を買ったことをきっかっけに、これからは果樹に力を入れたいという内容の日記を書いた。ブログを始めた当初から、果樹を含めて様々な植物の栽培について紹介してきたが、果樹に関しては苗を植えてから安定して結実するまでに少なくとの数年はかかり、今までに転勤が多かったために、果樹栽培は上手くいかなかった。ようやく結実が始まったかと思いきや、転勤の繰り返し。というわけで、今度こそは果樹栽培を軌道に乗せたい。 一軒家とはいっても、庭の面積には限りがある。そこで、小学生の頃からずっとやってみたいと思っていたのが、1本の木に複数の品種を継ぐ「多品種接ぎ」だ。過去にも桃の芽接ぎに成功したことはあるが、転居して移植したときにダメにしてしまった。そして、昨年はリンゴの芽接ぎに挑戦。「ふじ」に「こうとく」を芽接ぎしたのが昨年9月18日。 接いだのはたった2カ所だが、その両方から芽が出てきた。ということは成功率100%?ということになる。今後、大事にその枝を育てていきたい。他にも所狭しと果樹をいろいろ植えているので、多品種接ぎにして面積の節約を目指したい。
2024.05.21
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2023年3月20日の日記で紹介した通り、中古の一軒家を購入し、居住を始めてから1年半以上の月日が経った。あれから、庭の整理は着々と・・・とまではいかないが、少しずつ自分好みの庭になるように手入れをしている。そして、家を買ったらぜひ力を入れてみたかったのが、果樹栽培。ブログ開始以来、今までに何度も果樹栽培に挑戦し、そのことをブログで紹介してきたが、苗を植えてようやく結実が始まったタイミングで転勤、という繰り返し。そんなわけで、家を買ったらまず力を入れたかったのが果樹栽培で、すでに狭い(笑)庭にいくつか果樹苗を植えている。 こちらはリンゴ。千葉県成田市在住時代に結実に成功したことがあるが、その翌年に転勤となったため、栽培を断念せざるを得なくなった。今回は、ふじ、こうとく、ルビースイートの3品種を植えている。栽培が軌道に乗ったら、1本の木に多品種接ぎをしてみたい。 こちらはキウイフルーツ。2015年の神奈川県座間市在住時代に、モンティと香緑F1(=ニュー・エメラルド?)の苗を買い、転勤のたびに移植を繰り返して苗を維持してきたもの。そして、今年は新たにブルーノの苗を購入。今のところ棚を作らず、そのまま伸び放題にしている。生活が落ち着いたら棚を作りたい。 こちらはオリーブ。神奈川県座間市在住時代にも植えていたが、2015年に千葉県成田市に転勤した時に処分してしまった。今回植えた品種は、マンザニロ、ミッション、バロウニ、バルネアの4品種。なお、ミッションは開花時期が遅く、マンザニロなどとは開花時期が合わず受粉しにくいらしいのだが、当面はこの4品種で様子を見ることにする。 こちらはフェイジョア。神奈川県座間市在住時代の2013年にアポロとトライアンフを植えたことがあるが、2015年の千葉県成田市への転勤時に移植し、ある程度大きく育ったが、さらに2019年の神奈川県海老名市への転勤が決まり、移植が困難なために処分してしまった。今回植えた品種はアポロとジェミニ。 こちらはモモ。これも神奈川県座間市在住時代から何度も挑戦しているが、ようやく結実が始まったと思いきや転勤、という繰り返しで、今度こそは栽培を軌道に乗せたい。植えた品種は、大久保、白桃、黄金桃、ボナンザピーチ、ボンファイヤー実生2世、そして、座間市時代から移植しながらずっと維持している矮化台木の川中島白桃。それにしても、今年はシンクイムシの被害がひどいなあ。。。他に、ポポーのミッチェルとマンゴーとサスケハンナも植えてある。 という感じで、庭が狭い(笑)にもかかわらず、欲張っていろんなものを植えてしまった。今後、様子を見ながら育てにくいものを淘汰するか、多品種接ぎで1本の木にまとめるか、いろいろと試してみたい。
2023.10.15
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2023年、令和5年の元日は、神奈川県にある標高1491mの塔ノ岳に初日の出を見に行ってきた。何度も登ったことがある山で、登頂までの所要時間も分かっているので、初日の出まであまり待たなくて済むように時間を逆算して3:46頃に大倉登山口を出発した。結果、晴天に恵まれて見事な初日の出を拝むことができた。みなみに、1枚目の画像の左側中央付近に写っているのは、昨年の初日の出を見た大山である。 西側には、富士山を始め西丹沢や南アルプスの山々がはっきりと見えて、実に幻想的な光景を楽しんだ。このような非現実的な光景が楽しめるのが登山の面白いところで、特に2019年頃から登山に行く頻度が上がっている。しかし、実はそれがブログの更新頻度が下がっている原因でもあるのだが(笑)。 元々、私の登山のきっかけは、野外で植物を観察することでもあり、奥地へ行けば行くほど希少性の高い植物に出会えることが分かり、それが登山の原動力にもなっている。今後も、様々な山へ登って、植物観察をしてみたい。なお、今回の登山の詳細については、ヤマレコにアップされているのでそちらを参照されたし。
2023.01.01
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2017年10月21日の日記で、Brassavola acaulis を紹介したことがある。もともと、1996年10月に小さな実生苗を買って育ててきたもので、2000年初夏に一度開花したことがあるものの、その後、永らく開花していなかった。それが、先日ついに開花してくれた。実に22年ぶり。 今までなかなか開花しなかった理由は、性質が弱いからというわけではなく、ただ単に私の育て方の問題だと思う。以前はヘゴ板に着けて栽培していたが、2年前にコルクに付け替えたので、それが功を奏したのかもしれない。毎年開花が楽しめるように気合を入れて育ててゆきたい。
2022.06.05
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3月20日の日記で紹介した通り、大胆にも今年は中古の一戸建てを買った。家を買ったら是非やってみたいと思ったことが一つある。それは、昔ながらの裸電球の門灯を付けること。昭和50年代以前によく見られた、あの丸い傘の付いた裸電球の街灯である。私が幼少時に山間部に住んでいた時に、あのタイプの街灯をいくつか見た記憶がある。すでに昭和50年代後半には、市街地では蛍光灯の街灯に置き換わっていて、裸電球の街灯はほぼ姿を消していたと記憶している。ところが、驚いたことに今もなお裸電球の街灯が製造販売されていると知り、10年ほど前に購入してずっと押し入れにしまっておいた。そして、この度、家を買ったことにより日の目を見ることとなった。 購入したのは、笠松電機製の「A型ブラケット 251」と「外灯型 セード 91」。現在、大手メーカーが相次いで白熱電球の生産を止めている時代に、今もなおこの器具が製造販売されていることが本当に驚き。しかも、お値段もいかにも昭和なお手頃価格。 そして、今日、電気工事業者に依頼してその取り付け工事が終わり、めでたく点灯式。おお、なんという感動・・・と言いたいところだが、昼間だと今一つ気分が出ない。ということで、夜まで待つことに。 おお、これだ! 私が幼少時に見た街灯がまさにこれ。使っている電球は、フロスト球といって、球体がすりガラスになっているもので、火の玉がポワ~ンと浮かんでいるような光が特徴。私が幼少時にはこのタイプの電球を時々見かけたが、現在は姿を消した。ただ、取り扱っている業者がわずかにあり、通販ではまだ入手できる。 試しに、現在普及しているシリカ電球に変えてみたが、今一つ気分が出ない(笑)。やはり、フロスト球の方が似合う。現在、フロスト球も入手が難しくなりつつあるので、今のうちにストックしておこうと思う。また、本体とセードも、予備としてもう一組ストックしてある。というわけで、これからはこの明かりを見るたびに温かい気持ちになれそうだ。笠松電機製作所 A型ブラケット 251 口金E-26 セード取付径46mm価格:1100円(税込、送料別) (2022/5/22時点)楽天で購入笠松電機製作所 外灯型 セード 91 寸法穴径46mm価格:430円(税込、送料別) (2022/5/22時点)楽天で購入
2022.05.22
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先日、静岡県某所に、ヤマシャクヤクの自生地を見に行った。昨年の夏に、その近辺にヤマシャクヤクが生えているのを見つけたので、そろそろ開花時期ではないかと思って行ってみたら、見事に多くの開花株にお目に書かれた。 園芸品種のような派手さはないが、実に清楚な姿で、日本人の美意識に合っている花だと思う。自生のヤマシャクヤクと言えば、かれこれ16年前の2006年(平成18年)4月29日の日記にも登場しているが、その時はつぼみ付きのものをたった1株見つけただけで、永らくヤマシャクヤクの自生の姿にお目にかかれていなかった。ここ数年、山登りの頻度が上がり、行動範囲も広がり、それに伴ってあこがれの山野草にお目に書かれる機会も増えてきた。奥地へ行けば行くほど、希少種に出会える確率が高まるので、これが面白くて山登りはやめられない。なお、単独登山での遭難事故が報道されることが時々あるが、自分もニュースのネタにならないように気を付けたい。
2022.05.15
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突然なのだが、先日、私は一戸建てを買った。さすがに新築は手が届かなかったので、中古一戸建てを買った。家を買うに当たって、自称(笑)園芸研究家として絶対に譲れない条件は、庭付きであること(笑)。そんなわけで、複数の物件を見て悩みに悩んだ末に選んだのが、この物件。 とはいっても、さすがにそのまま画像を載せるのはヤバいので(笑)、全面モザイクを入れさせていただいた。場所は神奈川県厚木市。前の住居はお隣の海老名市。2006年にこのブログを始めて以来、転勤で何度も転居してきたが、ある意味、覚悟を決めて今の場所に落ち着くことにした。 庭はこんな感じ。これだけ面積があれば、いろんなものを植えて楽しむことができるが、夏の雑草むしりがちょっと大変になるかも。前の家主がいろいろと木を植えていたのだが、現在、順次ノコギリで伐採して自分好みの庭に改造中だ。画像右奥に伐採した樹木が積み重なっている。前の家主にはちょっと申し訳ないが。 今後、力を入れたいのは果樹だ。今まで、賃貸生活の中で何度も庭に果樹を植えてきたが、果樹というものは安定して結実を始めるまで少なくとも数年はかかり、やっと結実を始める樹齢になったタイミングで運悪く転勤するという繰り返しだったので、今度こそは毎年安定した結実を目指したい。 今の会社に転職したのが2009年。以来、神奈川→茨城→千葉→神奈川→千葉→神奈川と忙しく転勤してきた。今後、転勤命令が出る可能性は、現在のところは限りなくゼロに近い(はず・・・)。以前勤めていた千葉の事業所は、諸事情により閉鎖されたので、今後千葉に転勤することはない。まったく転勤の可能性がゼロとも言い切れないのだが、そんなことをいちいち考えていたら何もできないので、覚悟を決めて家を買った。さあ、これから庭を自分好みに改造するのが楽しみだ。
2022.03.20
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2022年、令和4年の元日は、神奈川県の丹沢の大山に初日の出を見に行った。この時期の早朝に1252mの山に登るのはかなり寒かったが、防寒対策はそれなりにしていたので、快晴に恵まれて見事な初日の出を見ることに成功。 この2年間は世界はコロナ禍に翻弄され、終息がいつになるのかが全く見えてこない。個人的には、遠出の泊りがけの旅行や、仕事の出張が減ったこと以外、特に生活に変わりはない。まあ、今後のコロナ禍の行方については静観するしかないだろう。なお、今回の山登りの様子は、ヤマレコにアップしているのでそちらを参照されたし。
2022.01.01
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白菜の固定種「松島新二号白菜」を収穫。8月に種子を蒔いて育ててきたもので、スーパーに売られているものと同じぐらいの大きなものが採れた。 ちなみに、この品種は2017年12月16日の日記の日記にも登場している。が、当時は種まきのタイミングが遅かったせいか、満足のいくものが収穫できなかった。その当時の種子を冷蔵庫に保存して、4年ぶりに再挑戦。今回は上出来。 キャベツなどは品種によっては少々播種時期がずれても何とかなることが多いが、ハクサイはそうはいかない。播種時期が夏真っ盛りの7~8月頃で、苗の定植時期が残暑の残る9月なので、暑さにやられやすいところが少々難しい。が、今回は満足のいく出来栄え。画像ではわかりにくいが、スーパーに売られているものと同じぐらいの立派なハクサイが採れた。 なお、1枚目の後ろに写っているものは、サボイキャベツ、いわゆるちりめんキャベツだ。こちらも収穫できるのを楽しみにしている。
2021.12.18
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かれこれ14年前の2007年9月1日に、キャベツの仲間で中国野菜のカイラン(芥藍)を紹介したことがあった。そのカイランを14年ぶりに育ててみることにした。 前回栽培した時はあまり育ちが良くなかったのだが、今回は育ちが良くて立派なものが採れた。一部は「とう」が立ち始めていたが、カイランは少々とうが立っても美味しく食べられる。 カイランは茎の真ん中あたりが太くなる性質があるが、柔らかくて美味しいのは先端に近い部分。真ん中の茎が太い部分は皮が固いが、皮を剥けば美味しく食べられる。 早速、下茹でした後に「こてっちゃん」と一緒に炒めて美味しくいただいた。しかし、このガスコンロ、長い間掃除してなくて汚い(笑)。 そして、ただ湯がいてマヨネーズをかけるだけでもかなり旨い。チャイニーズ・ブロッコリーという別名で呼ばれるだけに、ブロッコリーに近い美味しさ。余ったものは同じく湯がいて冷凍保存している。なかなかスーパーに出回らない野菜で、生育期間も短いので、家庭菜園にお勧め。
2021.11.15
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秋も深まった11月7日(日)、果敢にも富士山に登ってきた。今年8回目の富士登山になる。例年、富士山スカイラインの富士宮口五合目までのルートは11月上旬で閉鎖されるので、閉鎖される前に行っておきたいと思っていたが、この日の早朝は神奈川県は雨。それでも、とりあえず現地に行ってみようということで、自宅を出発。 富士宮口五合目に着いてみると、いかにもさっきまで雪が降っていたような感じ。ただ、風はほとんどなくそれほど体感温度は低くなかったので、午前6時39分に登山を開始。私の前にすでに数人は出発していたようだ。 途中経過については後で紹介するヤマレコにアップしているので省略するが、この時期の富士山はもちろん津軽海峡みたいな冬景色(笑)。ただ、雪はまだ新しく、固まっていないため、急斜面に深く降り積もった雪に何度も足を取られながらの登山となり、いつも以上に体力を使った。とはいえ、ほとんど微風と言えるほどに風が弱く、天気は薄曇り程度でそれなりに日差しはあり、気温的にはこの季節にしてはそれほど問題はなかった。 この日の天気は曇がちとは言っても、いわゆる「高曇り」だったので雲の位置が高く、その天気の割には意外なほど眺望も良かった。何度も富士山に登っているが、富士山はその時の天気によって全く違う光景を見せてれるのが非常に面白いところ。 そして、午前11時53分にようやく最高地点の剣ヶ峰に到着。この時、続々と登山者が到着し、5,6人ぐらいが同時に居合わせて、しばし談笑したり写真撮影をしたりしてもらったりして、登頂した感動を共有した。 こちらは、五合目から水ヶ塚公園に車で移動して午後3時5分に撮影した富士山。ほんの3時間前にこの頂上に自分がいたと思うとちょっと不思議な気分だ。かくして、積雪の始まった時期の富士山ではあったが、無事に登山が終了。なお、もちろんこの時期の富士山登山は非常に危険を伴うため、富士山に登ってみたい方は来年の夏に挑戦されたし。 本日の山行記録についてはヤマレコにアップしてあるので、そちらを参照されたし。
2021.11.07
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10月18日の日記で紹介した通り、昨日の10月23日(土)に、東京都三鷹市にて、なごみ管弦楽団第15回定期演奏会が成功裏に終わった。私はヴィオラのエキストラ(賛助)として参加。そして、演奏会が終わったその日のうちに、もう動画がアップされていた。早い(笑)。 というわけで、早速演奏会の動画のご紹介。会場の二階席からの固定カメラによるもので、全員の姿が良く映っている。で、私はどこにいるかというと、ステージ中央から右寄りのところ、オーボエの前あたりである。しかし、改めて自分の姿を見てみると、老けたな・・・(汗)。 今回の会場となった三鷹市の「風のホール」は、残響が非常に豊かで、気持ちよく演奏ができた。来年の2月にも別団体に賛助出演することになっているので、またその日が近付いたら改めて紹介したい。ベートーヴェン「プロメテウスの創造物」作品43から 序曲ベートーヴェン 交響曲第1番ハ長調 作品21シューマン 交響曲第1番変ロ長調 作品38「春」
2021.10.24
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カトレア原種のC. labiata coerulea が開花した。2014年の秋に購入したもので、その後、何度か開花しているが、今回は1花茎に5輪咲きという、満足のいく咲映えだったので、久しぶりにブログに登場。前回の登場は2017年9月30日。 御覧の通り、典型的なラビアタの花。また、温室が要らない季節に、屋外で伸び伸びと開花させられるところも気に入っている。これが冬咲き、春咲きのものとなると、狭い貸温室の中での開花となるので、満足のいく開花がなかなか見られないのが難点。 ちなみに、これが2014年に購入した時に咲いていた実生初花。非常に貧弱な花だったが、作り込めば良い花が咲くだろうと期待を込めて購入。買って正解だった。
2021.10.08
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事後報告になるが、8月21日(土)は、吉田ルートから日帰りで富士山に登った。早くも今年5回目の登頂。このブログで富士山に登頂したことを初めて紹介したのが2016年11月6日のこと。当時は、かなり苦戦したようなことを書いたが、その後、登山の頻度が上がるにつれて、ペースが少しずつ早くなってきた。特に、今年4月にプロの登山ガイドによる歩き方講習を受けてからは、さらに効率の良い歩き方が身に付き、バテにくくなったせいか所要時間が従来より短くなってきた。富士山に行けば行くほど所要時間が短くなってくるので、それがうれしくて(笑)今年はこの日記を執筆している時点ですでに6回も富士山に登頂している。それも4つの公式ルートのほか、須山口というちょっとマイナーなルートもからも2回登った。 さて、この日はちょっと微妙な天気。八合目あたりまではなんとか晴れ間も多かったが、それより上は雲の中で、風が強くて気温も低く、時折雨もぱらつくお天気。それでも、全体的には天気は悪くはなく、ちょっと天気が荒れ気味な富士山頂上を見るのもまた楽しかった。詳しくはヤマレコを参照されたし。 そして、自称(笑)園芸研究家としては、登山の楽しみと言えばやはり植物観察。今の時期はフジアザミが見頃。標高が1000m以下のところから、2400mの森林限界付近まで広い範囲に分布している。高山植物は繊細なものが多いのに、フジアザミは非常に豪快でたくましい。 こちらはミヤマハンショウヅル。クレマチスの仲間だ。 これは初めて見たのだが、ゴマノハグサ科のトモエシオガマ。ちょうど花の最盛期で、鮮やかな花が多数咲いていて目を楽しませてくれた。半寄生植物なのおそらく栽培不可能。そんな珍しい植物に出会えるのも登山の醍醐味だ。 というわけで、今年だけで6回登っている富士山。富士山にばかり行っていたのは、低山の暑さとヤマビルを避けていたというのが理由の一つ。そろそろ涼しくなってくるので、また丹沢や秩父、奥多摩辺りに登りに行こうと思っている。
2021.08.21
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7月13日の日記に登場したコールラビ。2012年に買った種子の余りを冷蔵庫に保存し、9年ぶりに蒔いて育てたもの。9年経っても発芽率がほとんど落ちていなかったのは前回書いた通り。その後の生育も順調で、先日、緑のコールラビを先に収穫した。 コールラビは、なんといっても形が面白く、しかも生育が非常に早いので、家庭菜園にお勧め。あまり一般に出回らない野菜なので、作り甲斐がある。種子を蒔いたのが6月13日なのに、約2か月でこの通りに。 調理する際の注意点としては、皮を厚めに剥くこと。緑色の部分が残っていると、ちょっとスジっぽくなる。早速ビーフシチューに入れて美味しくいただいた。出来立てを食べるより、冷ましてから一晩冷蔵庫で寝かせた方がコールラビに味が染み込み、柔らかくなる。生で食べると味がダイコンに似ていて、食感はダイコンを固くしたような感じなので、次に食べるときは、大根おろしならぬ「コールラビおろし(笑)」にしてみようと思ったりする。 紫のコールラビは、以前作った時と同様に、緑よりも生育が若干遅いが、こちらも収穫間近だ。この宝石のようなみずみずしさにうっとり。
2021.08.12
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野菜の種子の寿命に挑戦するシリーズ第?弾。今回登場するのはキャベツの仲間のコールラビ。今から9年前の2012年6月17日にこのブログに登場したことがあるが、あれ以来、余った種子は冷蔵庫に保存していて、一度も栽培したことがなかった。当時は千葉県成田市在住。その後、神奈川県座間市、再び千葉県成田市、そして現在の神奈川県海老名市へと転居を繰り返し、そのたびに種子も一緒に引っ越しをしてきた。 これが当時の種子。大手種苗会社の種子ではなく、いかにも手作り感あふれる種子袋。そして、ふと思い立って、その種子を9年ぶりに蒔いてみることにした。すると、面白い結果となった。 何と、ほとんど発芽率が落ちていない。気温が高い時期なので多少の虫食いはあるが、目に見えるほどには発芽率が落ちてはいない。今までの経験上、冷蔵庫に保存した種子は寿命が長くなることは分かっていたので、おそらく発芽するだろうと予想はしていたが、分かっていても発芽したものを見るのはうれしい。まだまだ冷蔵庫には保存している種子があるので、今後も機会があったら紹介したい。
2021.07.13
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7月10日(土)、今日は富士山の須走口の山開きの日。早速、山開きに合わせて須走口から富士山に登ってきた。実は、6月24日(金)にも富士宮口から登っており、正確には今年2回目の富士登山となる。 午前5時34分の、登山直前の富士山の様子。前日の神奈川県の天気は雨。静岡県側も同じような天気だったらしい。この日の富士山の天気予報は晴れ時々曇りで、風が強いというちょっと微妙な予報。しかし、現地に来てみると、風はあるものの、過去の経験からこれなら登れそうだと判断して、登山を開始。 ここが須走口五合目の登山口。登山者の多い吉田口や富士宮口に比べて小ぢんまりとしている。吉田口五合目はまさに観光地といったにぎやかな雰囲気で、富士宮口はドライブインのような雰囲気がある。それに対して、須走口は個人経営の売店が2軒あるのみで、その両方を利用したことがあるが、いずれもアットホームな温かい雰囲気がある。なお、富士宮口五合目のレストハウスは、閉山中に火事になったために、今年は閉鎖されている。 須走口から登るにあたって、見るのを楽しみにしていた植物がこれ。ハクサンシャクナゲだ。自生量は比較的多いが、開花時期にはまだ早かったようで、満開だったのはこれ1本のみ。それでも、前回来た時は一枝しか咲いていなかったので、今回は満開の姿が見られて大満足。 午前5時49分に須走口五合目を出発し、吉田口・須走口頂上に着いたのが10時57分。所要時間は5時間8分。2019年7月21日に同じルートで登った時は6時間33分かかっているので、その時に比べたら体が若返ったのかも(笑)。上の画像はそのルートの頂上から下を見た光景。今年はコロナの影響で例年に比べて人が非常に少ない。 そして、日本最高地点でお約束の記念撮影。今回は「シェー」のポーズで(笑)。その後、噴火口の周りをぐるりと一周する「お鉢巡り」を楽しんで、帰途に就いた。今回は雲が多く、頂上は体が傾くほどに風が強かったが、山開きの初日をしっかりと楽しませていただいた。なお、詳しくはヤマレコにアップしているので、そちらを参照されたし。
2021.07.10
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4月下旬から5月上旬にかけて、4回にわたって神奈川県の某山域に山登りに出かけたところ、コイワザクラの自生地にお目にかかった。コイワザクラとは、サクラソウ科サクラソウ属の植物。神奈川県では絶滅危惧種扱いされているが、目立つところに多数の株が自生していて、思う存分にその可愛らしい姿を観察させてもらった。 御覧の通り、小さな株の割には大きくて目立つ花を咲かせ、それが岩や斜面の上に群生している姿が非常に可愛らしい。標高の高い奥地に自生しているため、ここにたどり着くのが非常に大変なのだが、そんな疲れた体と心を癒してくれる実に可愛らしい花だ。聖子ちゃんの歌を思い出すなあ。♪あ~~~、わた~し~の~コ~イワ~・・・ナンチャッテ☆
2021.05.09
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先日、神奈川県某所に山登りに行ったときに、キクザキイチゲの満開の姿にお目にかかることができた。キクザキイチゲ(菊咲一華)とは、キンポウゲ科の植物で、学名がAnemone pseudoaltaica、つまり、アネモネ属の植物。以前も山で見かけたことがあるが、今回は長距離の山登りだったので、実に多くの個体にお目にかかることができた。 御覧の通り、春の光を浴びて多くの個体が一斉に開花している。アネモネ属の植物だけに、アネモネ・ブランダにも似ている。このキクザキイチゲの不思議なことは、花の色や形が、実に変化に富んでいること。 実に美しい青色の個体。色の濃さには個体差が大きく、ほとんど白に近いものから、かなり濃い色のものが混在する。 こちらはピンクの個体。面白いことに、葉もかなり赤みを帯びている。 そして、こんな濃い色の個体もあって驚いた。聖子ちゃんの歌を思い出すなあ。♪あゝ、私の濃いわ~・・・あ、違うか(笑)。ともかく、野生種で全く人による改良の手が加わっていないのに、驚くほど多様な色の変異があり、長くて疲れる登山の間、目を楽しませてくれた。
2021.04.24
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私はほぼ毎年ニンニクを栽培しているが、春になって花芽、いわゆる「とう」が立ってくると、球根を太らせるために容赦なく剪定ばさみで切り取っていた。しかし、品種によっては花茎が長く伸びるものがあり、ふと、これを「ニンニクの芽」として収穫してみようと思い立った。 これが、現在とうが立ったニンニク。品種は遠州極早生。静岡県遠州地方で栽培されている品種。ニンニクそのものは「紫々丸」という品種に非常に似ているが、同時に栽培している紫々丸は現在ほとんど「とう」が上がっていないので、別品種のようだ。 そして、収穫した「とう」から花芽を取り除き、花茎を食べやすい大きさに切り、準備完了。「こてっちゃん」と共に、中華鍋で炒めることにした。 というわけで、出来上がり。見栄えだけはプロっぽい(笑)? お味の方は、おお、うまい! ただ、私の調理法に問題があったのか、それともニンニクの芽専用の品種ではないためなのか、若干スジッっぽさがあるのは否めない。それでも、シャキシャキとした食感が楽しめた。もうすぐ収穫になるニンニクそのものの出来栄えも楽しみだ。
2021.04.18
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以前、露地で栽培できるということが売りになっているネットメロンの「サンライズ」に何度も挑戦したが、上手く生育したためしがない。いつもいいところまで生育はするが、ある時点を過ぎるとあっという間にダメになってしまう。もしや露地で栽培できるというのは誇大広告では?と思っていたのだが、そのサンライズを発売しているナント種苗から、放任栽培できる品種として「ムーンライト」という品種が発売されていることを知った。 種子袋には「放任栽培でも高糖度」とある。ホントか(笑)? とりあえず、サンライズのあまりにもの育てにくさに懲りた私にはちょうどいいタイミングでの登場。品種名のムーンライトは、おそらくサンライズに対抗して付けたのだろう。早速種子を購入。 また、これまでメロンは自根栽培で頑張ってきたが、今回は久々に自家製接ぎ木苗を作ることにした。台木はカボチャの「新土佐」。タキイなど他の業者では「鉄かぶと」の名で販売されているのも同じ品種だ。なんで名前が違うんだろう? とりあえず、今回は自根苗と接ぎ木苗の2本立てで行くことにしている。今度こそホントに露地で栽培できでばいいが。もし上手く行かなかったら誇大広告ということでJAROに訴えるかも(笑)。
2021.04.13
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原種スイセンのナルキッスス・キクラミネウス(Narcissus cyclamineus)が自宅庭で開花している。昨年の1月に購入したもので、自宅では2度目の開花。原産地はポルトガルの北西部からスペイン北西部とのこと。 御覧の通り、シクラメンのように花弁が反り返っているのが特徴。そして、もう一つの特徴が、その大きさ。というか、「小ささ」というべきか? 実はこのスイセン、超ミニサイズなのだ。スマホと比べればいかに小さいかがわかる。非常に愛らしい。実は、昨年の1月に購入してすぐに庭に植えたのだが、夏の休眠期に入った時に球根を掘り上げようとしたら、どこに植えたかがわからなくなってしまい(笑)、心当たりがある場所を掘っても球根は見つからず、夏の暑さで枯れてしまったのかと思っていた。それが、秋が深まるとともに再び発芽し、こうして開花してくれてホッとしている。来年は分球していることを期待したい。
2021.03.01
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昨年の秋に、ヤドリギの種子を入手することができたので、庭に植えているリンゴの木に種子を付けてみることにした。種子はネバネバした粘液に包まれていて、簡単に木にくっつく。 それが早くも発芽した。いや、発根というべきか? 種子から緑色の何かが伸びているのがお分かりいただけるかと思う。これが宿主に食い込んでやがてその中に根を張るらしい。しかし、野生の中のヤドリギは樹齢の長い大木に寄生することが多く、果たしてこんな細い木にちゃんと寄生してくれるのか? 今後も経過を観察したい。 なお、私は2009年の元日以来、デジカメは主に富士フイルムのFinePix F100fdを使用し、2年前からはスマホも併用していたが、さすがに12年前のデジカメの性能や画質に限界を感じ、先日、オリンパスのTG-6に買い替えることにした。2月14日の日記からその新しいデジカメを使用している。今回の画像は、接写できれいに撮影できている。買ってよかった。
2021.02.28
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コロナ渦が1年に渡って続く中、密を避けてというわけではないが、関東某所に野生蘭探索に出かけてきた。とは言っても、この時期に開花している野生蘭は関東にはないはずだが、なぜこの時期に行ったかというと、その地域は夏はヤマビルの密度が異様に高く、とてもまともに近寄れないからでもある。そんなわけで、まだヤマビルが活動を始める前の気温の低い時期に、野生蘭探索に出かけることにした。 こちらは自生のナツエビネ。花は咲いていないが、この葉の形は間違いなくナツエビネ。今回の一番のお目当てがこれ。実は以前、その山域でナツエビネの自生を見たことがあり、今回はもっと自生株がないかと探しに行ったのだが、以前見つけた株は盗掘されたのか姿がなくなっており、さらに奥深く山に入るとめでたく数株ほど自生を見つけた。が、沢筋の湿った場所なので、おそらく開花期はヤマビルだらけで近寄るのが困難と思われる。 こちらはミヤマウズラ。後述のシュスランやアケボノシュスランに比べて、沢から離れたやや乾燥気味の場所に自生してる。 これはシュスラン。葉が美しい。沢筋の岩に生えたコケの中に根を下ろして生育している。自生量が比較的多くてかなり目を楽しませてくれた。 こちらはツユクサ科の植物のように見えるが、ラン科のアケボノシュスラン。面白いことに、シュスランとほぼ同じ場所に生えており、一部両者が混生している箇所があった。もしかして自然交配種も存在するのではないかと淡い期待を抱いている。ネクタイのようにびろーんと伸びている葉は、シダのイワヤナギシダと思われる。また、ちょっとわかりにくいが、画像の左上の角にもナツエビネがちらっと写っている。 こちらはコクラン。花が地味なことが幸いしてか、それほど乱獲されることは少ないようで、野生蘭としては案外身近なところでも見られることがある。この画像の左後ろにもシュスランが写っている。 ほかに、数は少ないがカヤランやヨウラクランも自生が見られた。こちらもヤマビルが多い地域なので、乱獲を免れているのかもしれない。 というわけで、一日の探索で多くの野生蘭にお目に書かれて、収穫の多い一日であった。ほんとに”収穫”したわけではないので、念のため(笑)。開花時期に訪れてみたいとは思うのだが、いかんせん、夏はヤマビルが多くて近寄りにくいのが難点。せめてナツエビネぐらいはなんとか自生地でも開花にお目にかかりたいと思っている。
2021.02.20
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一昨年から昨年にかけて、自分が交配したカトレアの開花報告をしたが、その中の昨年の3月1日に紹介したカトレアが再び開花した。昨年よりも株が大きくなっただけに、花もさらにゆったりと咲いている。 で、何と何を交配したかはナイショ。理由は、すでにRHS(英国王立園芸協会)への品種登録を済ませているため、交配親や品種名を明かすと、私の本名がバレてしまうからだ(笑)。が、とりあえず、交配親について大まかに言うと、母親は大輪整形花で、父親はセルレア系という組み合わせ。結果として、その子供は何の変哲のない大輪のカトレアになったわけだが、実はこれに父親のセルレア系を戻し交配して、大輪整形のセルレアの品種を作出することを目標にしている。そして今日、その戻し交配を実行した。このような交配を試みた人が過去にいるのかどうかは知らないが、とにかく自分で試してみたいとずっと思っていた。果たして、結果はいかに?
2021.02.14
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2021年(令和3年)1月2日、この日は東京都の最高峰の雲取山へ登ってきた。標高は2017mとちょっと高い。この山に登るルートは複数あるが、私は山梨県の丹波山村(たばやまむら)の鴨沢から登るルートを採った。 石碑にはちゃんと東京都最高峰と記されている。実際には、埼玉県と山梨県との県境もすぐそばにある。この日はよく晴れていたので富士山を始め関東周辺の山々や、東京近郊の街がよく見渡せたほか、なんと相模湾までがはっきりと見えた。下の画像の真ん中あたりにある一番高い山は、神奈川県最高峰の蛭ヶ岳である。 今回、初めて雲取山に登り、非常に気に入ったので、また近日中に登るつもりでいる。詳しくはヤマレコにアップした「雲取山 鴨沢ルート」を参照されたし。なお、最近、この山は映画『鬼滅の刃』のゆかりの地として話題になっているらしいが、山登りに馴染みのない方が気軽に行けるような山ではないので、行かれる場合は入念に準備されたし。それに、実際に行ったところで、何の変哲もないただの山である(笑)。別にアニメのキャラがそこに住んでいるわけではないので(笑)、過度な期待はしないように。
2021.01.02
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昨年の12月22日に、自分が交配したカトレアが初開花したことを紹介したが、さらに2個体が開花した。 一見、よくあるカトレア交配種に見えるが、自分で作出した品種だけに非常に愛おしい。で、品種名のことなのだが、すでにRHS(英国王立園芸協会)に品種名を登録しているため、品種名を明かすと私の本名がバレてしまうので(笑)、明かせないのがちょっと惜しい。
2020.12.27
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事後報告になってしまうが、今年の11月14日(土)に富士山の頂上に登っている。正確には、8月29日(土)と10月31日(土)に1回ずつ登り、今回紹介するのは今年3度目の富士登山。今年はコロナ対策で富士山は山開きされていないため、果敢にも須山口の1合目から登った。歩行距離と言い標高差と言い、かなり難易度の高い登山だったが、事前にしっかりと丹沢や秩父で脚を鍛えていたのと、3回とも好天に恵まれたのとで、無事に登頂に成功。 で、これが頂上での記念写真なのだが、ちょっと変質者っぽい(笑)。詳しくは、ヤマレコにアップしてある「富士山 須山口・富士宮ルート~御殿場ルート・須山口下山歩道」を参照されたし。それにしても、富士山は5合目から登るだけでもきついのに、1合目から、それも日帰りで登るのは、極めて体力を要する。しかも、この季節は例年であってもすでに5合目までの道路は閉鎖され、山小屋も救護施設ももちろんすべて閉鎖されていたため、天候不良やや体調不良に見舞われたら遭難する危険性もある。すでに積雪は始まっており、昨年の10月28日(月)には滑落事故があったのが記憶に新しい。また、私は実際には今年は5回の富士登山を試みており、うち2回は強風のために途中で引き返している。なので、実際に登った者が言うのもアレだが、閉山中の富士登山は非常にリスクが高いということをお知らせしておきたい。
2020.11.14
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2014年10月16日の日記で、2008年に購入して冷蔵庫に保存していたタマネギ「今井早生」の種子が発芽したことを書いた。6年経っても発芽率が落ちていないことに驚いたが、なんと12年経っても発芽率が落ちていないことが分かった。 上の画像は種子袋の裏面の画像で、確かに2008年と書かれている。そして下の画像が現在の苗の様子。黄色い線を境目に、右側は今年買ったホワイトベアーが発芽したもので、左側が2008年産の今井早生が発芽したもの。驚いたことに、両者ともに発芽率がほとんど変わらない。一般にはタマネギの種子は常温では1~2年しか持たないと言われているが、冷蔵庫に保存すすだけでまさか12年も持つとは思わなかった。まだまだ種子は残っているので、数年後にまた試すつもりだ。こういうことを試したブログはそうそうないと思うので、世間の注目を集めるまで試してみたいと思ったりする(笑)。
2020.10.26
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10月5日に、私が参加する『なごみ管弦楽団第14回定期演奏会』の紹介をしたが、早くも動画が完成。というか、実は演奏会があった10月11日(土)の夜には早くもアップされていた。こんなに早く動画がアップされるとは、良い時代になったものだ。というわけで、今日はその動画を3本紹介したい。この中に私がいるわけだが、どれが私だかわかるだろうか(笑)? なにぶんにもアマチュアなので、多少の”アラ”はご勘弁を。
2020.10.19
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私が参加するアマチュアオーケストラの演奏会のご紹介。普段は自称(笑)園芸研究家を名乗り、メインの趣味は園芸なのだが、ヴァイオリンとヴィオラも演奏する自称(笑)音楽家でもある。参加するオーケストラはなごみ管弦楽団。パートはヴィオラ。今回はコロナ対策を行った上での開催となる。10月10日の第14回定期演奏会に向け、チラシが出来上がりました!今回も両面仕様ですが、裏面は新型コロナウイルス感染症対策についてのお客様へのお知らせとお願いです。 pic.twitter.com/YpT3fp3BlT— なごみ管弦楽団 (@nagomiorch) September 9, 2020 まず、オーケストラの編成を小さくし、弦楽器の各パートの人数を通常より数人減らし、各奏者の間隔を広く取ることになっている。そして、弦楽器の人数が少ないと音量が小さくなってしまうので、舞台上では雛壇を組まず、管楽器の音量を抑えるためにすべての楽器を平面配置にすることになっている。その他、当日は楽屋に大人数が集まることを避けるため、各自がそれぞれに自宅からスーツを着て会場に集合したり、演奏会後の打ち上げはオンラインですることになっている。また、通常は演目の前半と後半の間に休憩を挟むのだが、今回は休憩なしで一気に全プログラムを演奏することになっている。なので、開演前にお手洗いをお忘れなく。それから、来場者にマスク着用をお願いしたり、終演後のブラボーの声援をご遠慮いただいたりと、何かと異例づくめでの開催となる。 というわけで、何かと制限が多くて申し訳ないのだが、こういうご時世なので、ご来場くださる方々には、公式ツイッターにアップされたチラシの注意事項をご参照いただきたい。ご多分に漏れず、クラシック演奏会もしばらく自粛が続いているのだが、ようやく、プロもアマチュアもコロナ対策を行った上で演奏活動を再開するところが増えつつあり、世の中が少しずつ元に戻りつつあるのを感じている。
2020.10.05
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毎年恒例になっているタマネギ栽培。毎年、複数の品種を栽培しているが、今年選んだのはこの5品種。・今井早生(2008年産種子)・愛知早生白玉葱(2015年産種子)・レッドグラマー・スーパーアップ(2015年産種子)・ホワイトベアー 今井早生の種子は、何と2008年産だ。そして、愛知早生白玉葱とスーパーアップが2015年産。一般に、タマネギの種子の寿命は短いとされているが、冷蔵庫に保存しておいたので、驚いたことにいずれもちゃんと発芽している。特に、今井早生は12年も前の種子なのに、発芽率がほとんど落ちていない。その様子については後日ブログで紹介したい。 レッドグラマーは千葉県成田市在住時の2016年に栽培したことがあるのだが、土質が合わなかったのかあるいは他に原因があるのか、育ちが非常に悪かった。なので、今回はリベンジも兼ねて栽培。ホワイトベアーも、過去に何度か栽培したことがあるが、こちらも、今のところ満足るほどのものが採れていないため、こちらも今度こそ成功させたいということで選んだ。 なお、例年、苗は市民農園に種子を蒔いて育てることが多かったが、毎日の水遣りに行けないのと害虫の食害などが原因で、なかなか良い苗作りが難しい。なので、今回はすべて自宅で育苗トレイで育てることにした。2008年産の今井早生の種子の発芽状況については、後日紹介したい。
2020.10.04
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昨年の11月24日に紹介したパイナップルのゴールドバレル。2017年の夏に沖縄から果実を取り寄せ、その冠芽を挿し木して育てたところ、突然変異なのか葉が赤く染まったということを紹介したが、春になって生育を再開し、徐々に葉の色が緑に戻ってしまった。つまり、あの色は突然変異ではなく、栽培環境によるものだったらしい。残念(笑)。 で、そのゴールドバレル、今年3月にはリンゴを使って開花処理を行い、6月頃には花芽が上がってきて現在結実中だ。株が小さいのに無理やり(笑)開花処理を行ったので果実は小さいが、とりあえずは完熟してくれたらまたブログで紹介したい。
2020.09.19
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6月21日の日記に、Stanhopea reichenbachiana(スタンホペア・ライヘンバッヒアナ)が登場したが、早くも2回目の登場。が、実は、ブログには紹介していないが、同じ株から7月26日にも開花しており、さらに今回は今年3回目の開花だ。7月26日に、Stanhopea reichenbachianaの、この夏2回目の開花を紹介したが、同じ株に早くも3回目の花が咲いた😍。実に神秘的で気に入っている。去年も3回咲いているので、花付きは良いようだ。#洋蘭 https://t.co/rfhnPQvLmK pic.twitter.com/470P4lhrS7— 園芸侍 (@engeisamurai) September 11, 2020 夏はランの花が少なく、その花が少ない時期に3回も咲いてくれたので非常に特した気分だ。昨年も夏から年末にかけて3回咲いている。ただ、連続で開花させ過ぎた?のと今年の猛暑のせいか、ちょっと株が疲れ気味。まあ、これだけ花を見せてくれたのだから、しばらくは株を養生したい。
2020.09.11
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4月19日に紹介したメロンのサンライズだが、残念ながら栽培を断念することにした。現在借りている神奈川県海老名市の市民農園の土は、今まで借り出来た市民農園の中で最も土質が悪い。夏は乾燥が続くとコンクリートのようにカチカチに固まってしまう。 そんなわけで、メロンのサンライズも育ちが今一つで、7月終わりには早々と見切りをつけて栽培を断念することにした。が、せっかく場所を用意してワラまで敷いていたので、何か別の作物を作ってみたいと思っていたところ、ホームセンターで「夏植えスイカ」と称する苗を見つけた。 とはいっても、どうも入荷してから日にちが経っているっぽい苗。それでも、とりあえず2鉢購入して畑に植えてみたのだが、やはり生育は今一つ。 そんなわけで、もったいないがこちらも早々と見切りを付けて撤収。とにかく、今借りている市民農園の土は、乾燥が続くとコンクリートのようにカチカチに固まるのが悩み。昨年春に当地に転勤し、7月に市民農園を借りてから、何度か堆肥を漉き込んではいるものの、土壌は一向に良くならない。しかも海老名の市民農園は、3年ごとに一旦契約を解除し、新たに応募することになっている。次に契約が切れるのは再来年の2月。ということは、せっかく土作りに励んでも、契約期限になったら畑を市に返さなければならないので、「土を育てる」といことが楽しめないことになる。何とかならんものか。。。
2020.08.23
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7月14日に紹介したカボチャの「つるなしやっこ」がついに初収穫を迎えた。しかしこの品種、前回も書いたのだが、どこがつるなしなんだと言いたくなるほど生育が旺盛。市民農園の近所の区画で栽培されている普通のつるありカボチャに比べれば確かにつるは少ないが、それでも、つる「なし」ではない。どこが「つるなし」なんだと疑いたくなる(笑)タキイのカボチャ「つるなしやっこ」を収穫。市販品と同じぐらいの大きさ。あとはしばらく追熟してじっくり賞味したい。あと3個ほど着果しているのでそちらの収穫も楽しみ。それにしても、これを「つるなし」と呼ぶにはどう見ても無理があると思うのだが。 https://t.co/iSCNwFKq9X pic.twitter.com/EWo3poEYs1— 園芸侍 (@engeisamurai) August 16, 2020 とりあえず、収穫できたカボチャの実は、市販品のように立派。あとは、2週間以上追熟して、じっくりと賞味したい。
2020.08.16
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8月8日土曜日。この日は3度目となる蛭ヶ岳への登山に挑戦。蛭ヶ岳とは、神奈川県の最高峰で、標高は1673m也。前回登ったのは2月29日。その時は真冬の真っただ中だったのだが、今回は暑い夏の時期だったので、まさに暑さとの戦い。今回のルートも、秦野市大倉から塔ノ岳(1491m)、丹沢山(1567m)、不動ノ峰(1614m)、鬼ヶ岩ノ頭(1608m)、を経由するルートで、往復25kmの超ロングルート。肉体的にも精神的にも相当ストイックな(笑)人でないと日帰りは難しい。富士山の5合目から頂上を目指すよりも難易度が高い。 しかし、なんとかこの日の日帰り登山は成功。その顛末は、ヤマレコの「大倉から塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳」を参照されたし。季節がら、様々な山野草の開花した姿にお目にかかることもできて、非常に疲れたが充実した一日でもあった。元々は、登山を始めた目的の一つが、山野草の自生を見ることだったので、来て良かったと思う。今年はコロナの影響で富士山が閉山されているので、その分、他の山にも登っていろんな植物を見てみたい。
2020.08.08
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今日は神奈川県某所のマヤラン自生地を見に行ってきた。もともと、その自生地を見つけたのは2003年7月のこと。下の画像がその時に撮影したもの。その場所にはわずか数本ほどしか生えていなかったが、現在のところ私がマヤランの自生を見たのはそれが唯一。その後、何度かその自生地を見ようと試みたのだが、ある事情で実現できなかった。その理由は、そこがヤマビルの巣窟だったからだ。 初めて足を踏み入れた時はそれに気付かず、あとになってヤマビルが脚や背中に吸い付いていていることに気付いてギョッとした。それ以来、何度かこの時期になるとその自生地を見に行こうとしたのだが、一歩歩くごとに靴に数匹のヤマビルがくっついてくるほどにヤマビルの密度が濃く、とても足を踏み入れるどころではなかった。そんなわけで17年間もその場所に行けなかったのだが、今日は意を決して見に行ってきた。 もちろん、それなりにヤマビル対策はしておいた。右手にピンセットを持ち、左手には食塩水の入ったスプレーを持ち、靴やズボンの裾に食塩水をスプレーしながら森の奥へ進んだ。そして足にまとわりつく多くのヤマビルをピンセットで取り除きながら、17年前に数本だけマヤランが生えていた場所にたどり着いたが、台風の影響なのか地表がかなり洗い流されていて、全く自生が見られなかった。それでも何とか周囲を見て回った結果、めでたく1本だけ見つけることに成功。今日はマヤランの自生地を訪問。今日見つけたのはたったの1本。そこはヤマビルの養殖場か!?と言いたくなるほどヤマビルの密度が濃く、次々と足に群がるヤマビルを払いのけながら決死の撮影(笑)。何とか血を吸われずに済んだと思っていたら、あとで服の中に2匹入っていてギョッとした😱😱。#野生蘭 pic.twitter.com/X2nQRfs7aJ— 園芸侍 (@engeisamurai) July 19, 2020 今回見つけたのはたった1本とはいえ、開花してからまだそれほど日が経っていないような新鮮な花。撮影している間にもあのグロテスクなヤマビルがどんどん這い上がってくるためにあまり長居はできなかったが、今日は意を決して来た甲斐があった。なお、再びヤマビルをピンセットで取り除きながらなんとか森の外に出た後になって、なんとなく胸のあたりがモソモソするのでいや~な予感がしたのだが、シャツを脱いでみたら2匹のヤマビルが服の中に入っていた。どうもあのヤマビルは苦手だ。。。
2020.07.19
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今年の4月27日の日記で紹介したタキイのカボチャ、「つるなしやっこ」。ほんとに「つるなし」なのかと疑いつつ(笑)、栽培を開始して早2か月半。結論から言うと、どこが「つるなし」なんだ?と言いたいほど良くも悪くも旺盛に成長している。 ご覧のとおり、普通につるが伸びてしまっている。それでも普通のつるあり品種に比べれば樹勢は大人しいようだが、まぎれもなく「つる」が伸びている。 つるなしと言えるのは、根元から数十センチの部分だけのようだ。この部分だけは、節間(せつかん)が詰まっていて、ズッキーニにも似ている。確かにこの部分だけはまぎれもないつるなしと呼べる。しかし、その部分を過ぎれば、旺盛につるを伸ばしている。この品種を「つるなし」と称するのは、誇大広告?ではなかろうか? ねえ、タキイさん(笑)。「つるなし」と称するからには、ズッキーニのようなものを想像していたが、ほんとにどこがつるなしなんだとボヤきたくもなる(笑)。まあ、ともかく、収穫を目指して今後も世話を続けたい。そう言えばズッキーニは一度も作ったことがないので、来年あたりに挑戦してみるかも。
2020.07.14
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カトレア原種のC. dowiana aurea が開花。これまでdowiana aureaは何度もブログに登場しているが、今回登場するのは、4年ぐらいに買った実生苗が開花したもので、今回は初登場となる。カトレア原種の中でも一番のお気に入りで、毎年これが咲くと本当にワクワクする。栽培が難しいと言われる割には、小さな実生苗から案外早く咲いたと思う。C. dowiana aureaが開花。4年前に2.5号鉢で買った小さな実生苗がめでたく開花。あと他に4個体持っていて、そちらもつぼみが上がっていて、この夏が楽しみ。#カトレア #洋蘭 #カトレア原種 pic.twitter.com/ILcnLDyru0— 園芸侍 (@engeisamurai) July 13, 2020 一方で、私の手元で上手く行かないのがC. violacea。ほとんど開花株サイズのメリクロン苗を買ったのに、年々小さくなって枯れてしまった。。。何とかして栽培をマスターしたいところだが。
2020.07.13
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中米が原産の洋蘭原種、Stanhopea reichenbachiana(スタンホペア・ライヘンバッヒアナ)が今年も開花。前回の登場は昨年の8月19日。 前回よりもさらに大きな花を咲かせてくれた。鉢の大きさと比べればわかると思うが、実物は結構デカい。そして甘い香りを放っている。こういう白い花は夜に撮影した方が神秘性が増す。で、前回に続いて、またまたツイッターの動画も貼っておきたい。スタンホペア・ライヘンバッヒアナ(Stanhopea reichenbachiana)が開花。大きくて複雑な形状で乳白色の花は実に神秘的。シナモンの隠し味が入ったような甘い香りも良い。#洋ラン #洋蘭 pic.twitter.com/6UDxFn8tj2— 園芸侍 (@engeisamurai) June 24, 2020 やはり動画だと花の構造が立体的にわかりやすい。実は、現在咲いている花のほかに、もう1本の花茎が伸びていて、こちらも真夏辺りに咲きそうなので、実に楽しみだ。
2020.06.21
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6月14日の日記で、洋ランの原種、Bulbophyllum barbigerum(バルボフィラム・バービゲラム)が開花したことを紹介した。が、その時の日記を一旦削除して、「改訂版」として改めて日記を書き直すこととする。実は、今年の3月に、年甲斐もなく(笑)ツイッターを始めており、そのアカウントの紹介も兼ねて今回開花したバルボフィラムの動画を貼りたい。 さて、Bulbophyllum barbigerumは、中央アフリカから西アフリカにかけて自生する着生蘭である。この株は3年前の2017年4月に入手したもので、ブログに登場するのは今回が初めて。このランの存在を知ったのは、私が小学4年生の頃にまで遡る。当時持っていた洋ランの育て方の本に載っていた写真を見て、そのバルブと花の独特な形に興味を持った。 この、お団子のようなバルブが何とも可愛らしい。我が国に自生するムギランの仲間で、ムギランをそのまま大きくしたような姿をしている。 そして、これが花。リップがブラシのような形状になっているだけでも十分に面白いのだが、さらに面白いのは、リップの付け根が蝶つがいのようになっていて、風が吹くと生き物のようにリップがゆらゆらと上下するのが特徴。それも、1cm以上は大きく上下するので、花の一つ一つがハチか何かの昆虫のように、生きているように見える。というわけで、既に私のツイッターに投稿してある動画をここに紹介したい。洋ラン原種のバルボフィラム・バービゲラム(Bulbophyllum barbigerum)が開花したので動画を撮ってみた。ブラシ状のリップが風に揺られて昆虫のように動くのが特徴。 pic.twitter.com/byuNzaVox7— 園芸侍 (@engeisamurai) June 16, 2020 ご覧のとおり、実に不思議な動きをする。ちなみに、洋蘭界では、バルボフィラムを略して「バルボ」と呼ぶことがある。なので、これがいわゆる「ふしぎなバルボ」である。あの歌を思い出すなあ。♪あ~かいキャンディー あ~おいキャンディー しっ・てる・かい! ナンチャッテ☆ 古いか(笑)。
2020.06.16
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かつて私は、ボンファイヤーという、矮性で葉っぱが赤いモモの品種を育てていた。残念ながらその親株は2015年にカイガラムシにやられて枯死してしまった。しかし、現在はその自家交配の2代目の木が元気に育っている。 実際には、2013年に親のボンファイヤーに5個の果実が成り、その種子を蒔いたところ翌年に5個とも発芽し、元気に苗が育ってくれた。が、その後、転勤の繰り返しで現在所有しているのは2本。その2本が、親のボンファイヤーに似て矮性で真っ赤な葉を着けている。前回の登場は2017年4月8日。一般に、果樹は実を収穫して種子を蒔いても親と同じものは育たないと言われるが、ボンファイヤーに関しては親とモモならぬ(笑)ウリ二つの苗が育っている。ただ、まだ結実はしたことがないので、どんな実が成るか楽しみににしている。
2020.06.09
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昨年の8月3日の日記に登場した、庭植えのキサントソーマ・アトロビレンス・アルボマルギナータ 'アルボマルギナータ' (Xanthosoma atrovirens 'Albomarginata')。サトイモ科の観葉植物で、2017年7月に鉢植えのものを入手したのだが、毎年室内温室で越冬させていたものの、どうも鉢植えのままだと生育が今一つよろしくない。というわけで、昨年は思い切って庭に植えてみたところ、これが功を奏して食用のサトイモのように旺盛に生育してくれた。 しかし、これは熱帯植物。いつか塊茎を掘り上げて室内で越冬させなければと思いつつ、ついつい忘れて(笑)庭に植えっぱなしにしたままだった。もちろん、冬に地上部は完全に枯れ、春を迎える頃にはそこにその植物が植わっていた痕跡がなくなるほど、完全に消え去っていた。 ところが、春先にその場所を掘り返してみたところ、意外なことに塊茎が生き残っていた。しかも、塊茎が増えている。というわけで、その塊茎を分球して待つこと約2か月。分球した塊茎はめでたく発芽してくれた。 現在はこのように非常に小さな姿だが、サトイモの仲間なので夏になると旺盛に生育するはずだ。入手してから2年ほどは、観葉植物として鉢植えで育て、冬は室内温室で保護していたが、今一つ生育が良くなかった。しかし、庭植えで旺盛に生育し、塊茎の耐寒性がこれほど強いなら、球根植物として扱った方が良いかもしれない。
2020.06.09
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神奈川県座間市在住時代の2014年に、フェイジョアの栽培に挑戦したことがあった。当時栽培していた品種はアポロとトライアンフ。2015年6月6日にはめでたく開花した姿を紹介したのだが、そのわずか2か月後には千葉県成田市への転勤が決定。当時、庭には多くの植物が植わっていたのだが、その大半は止む無く処分、しかし、フェイジョアは2本とも何とか成田の新居に移植。木がどんどん大きくなっていったのだが、日当たりが悪かったせいか結実までには至らず。その後、2019年2月にはまた神奈川県海老名市のの元の職場への転勤命令が。すでに大きくなっていたフェイジョアは移植が困難だったので、泣く泣く処分する羽目に。そして、転居するや否や、新たにフェイジョア2本を購入。品種はトライアンフとジェミニ。その2本が早くも開花した。 この2枚の画像はジェミニの花である。フェイジョアの中ではコンパクトな樹形で、狭い庭でも育てやすそう。トライアンフは花が少なかったので画像は撮っていない。それぞれに植えてからまだ1年しか経っていないのでさすがに今年の結実は無理だろうが、少なくともジェミニの方は近い将来に結実が期待できそうだ。 果樹というものは、種類にもよるが植えてから安定して結実を始めるまで数年はかかる。今まで、まさにその数年ごとに転勤があったため、なかなか思うように果樹が育てられないのが悩み。本当に、ラブストーリーのように突然に(笑)転勤命令が下されるので、会社員のつらいところ。今度転勤命令があったら拒否してやろうかと思ったりする(笑)。ということは、次はクビかな(笑)。ともかく、早くフェイジョアの生の果実を賞味してみたい。
2020.06.02
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デンドロビウムの原種、Dendrobium hancockiiが開花した。千葉県成田市在住時代の一昨年の6月に購入したもの。千葉県成田市でも、現在地の神奈川県海老名市でも屋外で越冬するほどに耐寒性が強い。その葉の形から、「姫竹葉セッコク」とも呼ばれる。 ご覧のとおり、黄色いろう質の花を咲かせる。株が小さいのとほとんど放任栽培だったのとで、まだ花は少ないが、とにかく耐寒性が強いのは有難い。自分がもし広い庭を持っていたら、庭木に着生させて楽しみたいものだが。
2020.05.27
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デンドロビウムの原種、Dendrobium jenkinsii (デンドロビウム・ジェンキンシー)が開花した。昨年の東京ドームのラン展で購入したもので。今回が初開花。 ご覧いただいてお分かりの通り、非常に小さなランである。苗を購入してからの初花なので花の数は少ないが、実に愛らしい。で、実はこのデンドロ、昨年から今年にかけては、屋外で放任栽培していたのだが、神奈川県のやや内陸部で無事に冬を越して開花してくれた。耐寒性は比較的強いらしい。こういう丈夫なランこそ、初心者の方にお勧めしたい。こんなに耐寒性が強いなら、株を増やして庭木に着生させてみたい。
2020.05.26
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2006年にブログを始めて以来、様々な植物の栽培に挑戦し、もちろん野菜でも様々なものを栽培してきた。が、まだ主要な野菜でこのブログに登場していないものがいくつかある。その一つがカボチャだ。接ぎ木の台木として登場したことはあるが、普通栽培では登場したことがない。実は2007年前後、1度だけカボチャを栽培したことがあったのだが、あまりにも蔓の勢いが強くて縦横無尽に広がったため、途中で栽培を打ち切ったことがある。それ以来、カボチャを栽培したことはなかった。しかし、近年、無性に(笑)カボチャが栽培したくなり、選んだ品種がこれ。 タキイの「つるなしやっこ」である。品種名に「つるなし」とあるが、ネットの情報ではそれなりに蔓は伸びるようで、それでもカボチャとしてはコンパクトにまとまるらしい。というわけで、この「つるなし」と称する品種が、どんな姿に育つのかを非常に楽しみにしている。
2020.04.27
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露地栽培できる(?)ということが売りになっているメロンのサンライズ。これまで、2015年、2016年、2018年に栽培しているが、いずれも着果するまでの生育はいいのだが、なかなか収穫までたどり着けない。当時は、大和プリンスSと大和ルナメロンと同時に栽培していたが、その2品種では成功を収めたので、今年はサンライズだけでやってみたいと思う。 このサンライズ、いちおうは露地で栽培できるということが売りになっているが、ちょっと誇大広告(笑)ではないかと思ったりする。種子袋の説明には「ハウスやトンネルを使用すると、より容易に栽培できる」と書いてあるのだが、実際のところは「ハウスやトンネルがないと容易に栽培できない」、というところではなかろうか。とはいっても、さすがにハウスやトンネルを作るのもお金と労力がかかるので、なんとか意地でも(笑)露地栽培を成功させて、来年あたりはまたスイカの栽培に力を入れたいところだが。メロン 露地deメロン(サンライズ)[種子小袋 7粒入]価格:550円(税込、送料別) (2020/4/19時点)楽天で購入
2020.04.19
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大都市圏を中心に緊急事態宣言が発令された今日この頃、在宅勤務、いわゆるテレワークを実施する企業が増えている。そして今日、ついに私も人生初のテレワークを体験することになった。普段は、自分の職場の机に置いてあるデスクトップパソコンで仕事をするわけだが、テレワークでは職場から貸与されたノートパソコンを使用し、自宅WiFiに接続して遠隔で私の職場のパソコンを操作して仕事をすることになる。 これがそのノートパソコン。私の職場では、上クラスの人や出張が多い人は、会社から常にノートパソコンを貸与されている。しかし、私はそういう身分ではないので(笑)ノートパソコンを使ったことがなく、慣れないパソコンに四苦八苦(笑)。 まず、キーボードの配列や打ち心地が違うのはもちろん、この「タッチパッド」というものが全く手に馴染まない。とにかく、書類作成のために文章を打ち込んだり画像や図を配置しようとしても、タッチバッドにちょっと指が触れただけでパソコンが意図しない動作をしてくれたりするので、ストレスたまりまくり(笑)。そしてモニターが小さく、いつも使っているワイド画面の半分ぐらいの大きさ。 もちろん、自宅では趣味の植物たちに囲まれているので、気が散って仕方がない(笑)。それでも、なんとか慣れないノートパソコンと悪戦苦闘しながら今日作るべき書類の作成を進めていったのだが、夕方になって業務が終わってみると、会社にいる時よりも書類作成がはかどったような気がする。というのも、会社にいると、打ち合わせ、雑談(笑)、電話、来客、トラブル対応などで仕事が中断されることが多く、書類作成にえらい時間がかかることも少なくない。その点、今日の時点ではそういったものがなく、パソコンの操作でストレスたまりまくり(笑)な割には、案外はかどったような気がする。だからと言ってこれからもずっとテレワークをしたいとは思わないが、貴重な体験ができたとは思う。 それにしてもコロナウィルス、初期の頃はこんなにも長期化すると誰が予想できただろう。もしかしてかなりの長期戦になる可能性も非常に高い。世間(特にマスコミ)では政府の対応に批判的だが、政府だって神様じゃないんだから、とやかく言うのは間違っていると思う。政府を批判しているヒマがあったら、自分の命は自分で守ることに労力を使うべきではなかろうか。【4月26日以降順次発送】4月15日から再販売予定 マスク 50枚 +1枚 (17枚×3袋) お一人様2点まで 三層構造 使い捨て 男女兼用 レギュラーサイズ 3層保護 不織布マスク ホワイト 白 花粉対策 花粉症対策 大人用価格:2995円(税込、送料無料) (2020/4/16時点)楽天で購入
2020.04.16
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