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2013/06/11
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カテゴリ: MS




ある1ページ




6年前。

両足の裏が急にビリビリとしびれ始めた。

数日で、それは湯船に水を溜めるようにふくらはぎの下辺りまで上昇。

さらにそれは、股にも飛び火した。




私は戸惑い、近所の整形外科へ行った。

椎間板ヘルニアを疑われ、腰のMRIを撮るも異常なし。

紹介された現在の主治医であるA先生の元を訪ねる。




股もしびれているということで産婦人科検査を受けるが、異常なし。

「今の状態よりも少しでも悪くなったらすぐ来るように」ということで帰宅した。




当時、仕事がとても忙しかった。

休みます、などとは口が裂けても言えない。

だが、着実に症状は悪化し、水位が上昇するかのようにしびれが上昇。

日に日に歩けなくなっていくという恐怖は、相当なものだった。




ついに耐えきれず、深夜に先日行った病院の救急に電話した。

だが、専門医がいないということで、話を通しておくから翌日に来るように言われる。




仕事を数時間抜け、再び病院へ。

A先生の診察曜日ではなかった為、B先生に通される。

A先生に言われたことをすがるように訴えるも、

「しびれは放っておくしかない」と断固として突き放された。

埒が明かないと思い、受付で次のA先生の診察日を尋ねると3日後だということだった。




この2日間は土日で仕事は休みだった。

限界の中、恐怖と共に過ごす。

1分1秒が全く進まない。

しびれは結局下半身すべてに及んでいた。




眠れない。

食べられない。

ひどい下痢。

それはそれは長い2日間だった。




ついに来た、待ちに待った3日目の朝。

仕事は休んだ。

それどころではなかったし、もう仕事などはどうでもいい。

既に歩けなくなっていたのでタクシーを呼び、家の前にびったりと着けてもらう。

さすがに一人では行けず、母が付いてきてくれた。




診察室に通されたと同時に検査入院が決定した。

A先生が神様に見えた。

結局私は緊急患者扱いだった。

ざまぁみろ、B先生。(因みにB先生は退職されています。)




病室が整えられている間に、院内の喫茶室で飲んだウィンナーコーヒーの味は、

一生忘れることはないだろう。




そんなこんなで様々な検査を受けた結果、多発性硬化症(MS)をという診断が下った。

重厚な防音扉が、どんと大きな音を立てて閉じられた瞬間だった。









28.jpg
暑いですね。水筒は必需品ですね。





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最終更新日  2013/06/11 08:24:20 PM
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Re:ある1ページ(06/11)  
たかひろ さん
尚さんの文章やっぱり良いです。なんか生きる勇気を与えてくれるというか。僕の彼女もMSを抱えてます。最近上手くいってないんですよね…。僕は結婚したいのに彼女は不安だと…。 (2013/06/12 05:12:10 PM)

Re[1]:ある1ページ(06/11)  
たかひろさん

今の私には一番の褒め言葉です^ ^
ありがとうございます。
私はMS患者の中でも軽度だけど、毎年6月は節目の月でもあるので、自分なりに振り返ることは大事かなと思って書きました。
改めていろんなことに感謝する気持ちも忘れたくないなと思っています。

なるほど…、彼女さんがMSだったんですね。
私にもパートナーがいるんですが、実はMS発病後に知り合いました。
ひょっこり現れたんです(笑)
もう誰かと付き合うことはないと思っていたので初めは戸惑いましたが、なぜか私以上にMSのことに詳しくなって、目線を合わせてくれたんですよね。

社会から隔離されたところに追いやられたというか、やっぱり女性にしかわからない悩みもいろいろとあったけど、今は一番の味方であり理解者であり続けてくれています。
安心を得たっていうことが私の身体を元気にしてくれたんだと思います。

たぶん彼女さんも、自分一人だけのこと以上に、二人の将来のことを考えるから不安になるんだと思います。
結婚って二人だけのことじゃないから、いろいろと乗り越えないといけない壁もあるかもしれませんしね。

今はそっと隣に寄り添ってあげるだけでいいんじゃないでしょうか。
たかひろさんの存在は絶対にうれしいと思ってると思うので、もう少し彼女さんが前向きに考えられるまで待つというか、今は共通の趣味で楽しむとかでいいと思います。
時間はかかるかもしれないけど、いずれきっとうまくいくはずです^ ^

なにやら偉そうなことを言ってしまいましたが、ここから影ながら応援してますね^ ^
いつもありがとうございます。 (2013/06/12 08:32:12 PM)

ありがとうございます  
たかひろ さん
素敵なメッセージありがとうございます。なんか気持ちが楽になりました。また逢いにきます♪ありがとうございました。 (2013/06/12 09:07:47 PM)

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