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今日は語呂合わせにて、老後の日だそうです。しかし老後とはその名の通り、老けた後と書く。「老人」は「老けた人」又は「老いた人」と書くが、こっちは今まさにOld manの現在形、「老後」とは老いた人がこれから何をやるか?と言うことに使える言葉である。
一次退職(年金を一切もらわずに働いた期間で通算35年ぐらい、わたしは最初の退職をこう呼んでいる)二次退職(年金かさ上げのために働いた期間で通算5~7年)と区別している。
この二つを務めあげて今や完全年金暮らしだが、何度か一次退職した会社の仲間に誘われてOB会に参加したことがある。気心知れた仲間であるので、和気あいあい、しかも仕事抜きの話なので快適な会話が続くが、何か物足りない。と言うのは話のネタが自然とOBたちの去就になってしまうのである。仕事の仲間だった連中と新しい話題を探しても、どうしても家庭に立ち入るようになってしまうので、やはり無難なのは出席していないOBの話題なのだ。
それから今の仕事の話も出る。働いている人たちが異口同音に言うのは、「働いていないと何をしていいかわからない」である。わたしはこれにいつも違和感を覚えるのだが、もちろん口に出すことはない。人間いつ死ぬかわからない。明日行くかもしれないし十年後かもしれない。なので一刻も早く仕事をやめて自由並みになり、いつ死んでも後悔しないような一日を過ごしたいと思っているのだ。仲間は現役時代よりもだいぶ減ったが、趣味を通じてなので、仕事抜きの人間関係と言うのは実にいいものである。ただし、配偶者、子供、孫の話は軽く流して触れないようにしている。新入りもまた空気を読んで自然と川の流れは同じ方向に向かう。このあたりが女性と違うところか?うちのだけかもしれないが、女性同士の会話ってまず子供の自慢話ではじまり孫自慢で終わる。マウンティングするのはフランス人と結婚してパリにいる娘を持つ奥さん、わたしは彼女が嫌いなのだが、まさか来るなとも言えずにいる。このあたり女の付き合いは大変だなあと思ってしまう。その点、同じ趣味を通じてできた仲間は男女問わず子供、孫自慢はしない。早く仕事をやめて好きなことを、趣味に没頭したいとわたしは常に思っていたのだが、そう思わない人もいるのだなあと思う今日この頃だ。
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