森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.03.01
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配偶者、両親、子供、部下の話をよく聞くということは難しいことです。
「いま忙しい」「そんなことは分かっている」「何回も言わないで」
「しつこい、くどい、うるさい」「またですか」「後で聞くから」といって相手の話を
無視したり、拒否したり、否定することはありませんか。
仕事をしながら、新聞を読みながら、テレビを見ながら相手の話をいい加減に聞いている
ことはありませんか。これは相手には興味がない、関心がないといっているのと同じです。

マザー・テレサは愛の反対言葉は「無関心」であるといっています。
「無関心」は相手をないがしろにしている究極の言葉だそうです。

せめて集談会では相手の話をよく聞いてあげてほしいものです。
生活の発見会では「受容と共感」を重視しています。
受容とは相手のありのままを受け入れることです。
共感とは相手の身になって考えることです。
相手を受容ができるようになると、自分の不安、恐怖も受容できるようになります。
つまり神経症の克服につながるのです。

関東地区の森田理論学習の研修から傾聴のポイントをあげておきます。
1、 聞く人は相手に寄り添うように、相手の話をよく聴き、途中で割り込んだり、
先回りしたり、結論を出さないようにする。

2、 聴いているという態度を明確に示す。声のトーン、相づち、うなずき、
オウム返し、確認、わからないところは質問する。

3、 沈黙があっても待ってあげる。十分に相手に考える時間を与える。

4、 しゃべりすぎない。特に自分の先入観や価値観で、相手を評価したり、
判断したり、批評したり、説教したりしない。

5、 自分の気持ちや感じたことを伝えるときは、私メッセージで伝える。
私はあなたの話を聞いてこう感じました。





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Last updated  2014.03.01 06:56:07
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森田生涯 @ Re:阿久悠さんが「ジョニーへの伝言」に託した思いとは(03/06) 通りすがりさんへ コメントありがとうご…
通りすがり@ Re:阿久悠さんが「ジョニーへの伝言」に託した思いとは(03/06) この曲の歌詞の意味がわからなくて検索し…
森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
森田生涯 @ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…

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