全347件 (347件中 151-200件目)
一周忌で関西へ行っている間、さくらは2泊3日、病院でお泊りでした。(1枚目の写真は、まだ預けられることを知らない、当日午前中。 掃除機戦を終えて休憩中のさくら。)昨年はハンストどころかおトイレまでストライキをし、スタッフの方の手を煩わせたさくらでしたが、今回は食事も完食、おトイレもできたとのことでした。ただし、おトイレはちっちもピップも1日1回だけ。お散歩は朝夕連れて行っていただいたそうですが、夕方はひたすら歩くだけで、おトイレはしなかったそうです。そのせいか。。。尿検査では、尿たんぱくが相変わらずの高さだったのに加え、ストラバイト結晶が多数検出されました(もう、血尿目前)。そのほか、預ける際に気になっていた点をメモして診察をお願いしていた点については、・数週間前から大きな目やにが出るようになった。 → 目やにの色が白いので心配はないが、念の為1週間抗生剤入り点眼薬と、 角膜保護の点眼薬をすること(お泊り中も実施)。 1週間後からは保護の点眼薬のみで可(従来の白内障点眼薬は続けるので、計3種)・右の耳がやや臭う(依然通院したときのような腫れは見えない) → 耳の奥に少し腫れと汚れがあるので、毎日抗生剤を点耳し、1週間後診察。お迎えに行った際に、院長先生から以上のお話があり、点眼薬2種と点耳薬1種を受け取りました。トリミングのほうは、お願いしたとおりにすっきりさっぱり。きれいにしていただきました。今回はカブレている部分もなく、問題なしです。そして1週間後。この日、院長先生は不在でしたが、ほかの先生に診ていただきました。尿検査では、結晶はきれいになくなっていました。やはり預けられている間、1日1回しかちっちをしなかったことが原因だったようです。残念ながら尿たんぱくの方は相変わらず。お薬はこれまでと同様のペースで続けていくことになります。目のほうは抗生剤は終了。保護剤はなくなるまで使い切ることに。耳はよくなっていましたが、まだ汚れも出るので、1週間は毎日抗生剤の点耳薬を続け、その後2日に1回に減らし、2週間後に再診となりました。少し前までは、病気でも怪我でも徐々に回復して通院終了、が当たり前だと思っていましたが、最近ではいつまで経っても通院が終わらないどころか、次々問題点が出て、すっかり通院が当たり前になってきました。お散歩の変化同様、「シニアになった」のだとつくづく思います。
2017年09月24日
コメント(2)
今日のさくら地方は、大雨洪水警報が出るほどの土砂降りでした。梅雨では雨が少なかったのに、8月に入ってからお天気の悪い日が多くなっています。今週はずっと雨降りの予報、おトイレお外派にはキビシー日々となりそうです。こちらは月曜日のさくら。最近こんな病院での写真が増えていますが、使いまわしではありません。ほら、おリボンが「ひまわり」ですから。で、今回はどうしたのかというと、お耳のトラブルです。右耳の中が赤く腫れあがり、穴が塞がってしまっていました。4,5日前から時々お耳を掻いていたそうですが、実家に預けていたので確認できず、日曜に戻ってきたので、月曜の朝一番で病院へ連れて行ったのでした。原因はわかりませんが、最近お腹にカブレができることと関連して、少し皮膚の免疫力が落ちているのかも、とのことでした。今回は少し強めのステロイド系の点耳薬が処方され、1日2回滴下、4日ほど使ってみて、効果が無ければまた病院へ、となります。シャンプーはOKとのことなので、この日も週1のシャンプーを実施。洗われる前は、ミルク欲しさにいい表情のさくらですが、シャンプー後は、「やられた~」とばかりにタオルの上で大暴れ。その後私の膝の上でも全力で暴れて、服をタオル代わりに使われます。さくパパもよくやられて、「痛い、痛い」と騒いでいましたっけ。それにしても…さくらのスッピン(お風呂上がり)のお顔って。。。男の子っぽい、とあらためて思います。この横顔も、飼い主ですから可愛いと思ってはいますが、お鼻一つ分マズルが短かったら、ヨーキーとしても美人だったかも。。。です。(しかも、お耳が大きい)
2017年08月15日
コメント(6)
先週末は、さくパパの初盆で関西へ行っていました (初盆はお盆より前に行うのだそうですが、 こいうことに疎いので、そもそも初盆とはそういうものなのか、 お寺さんの都合なのか、宗派によるのか、地域性なのかもわかりません)。その間、さくらを実家に預けていたのですが、いつもより多くの時間を自宅からの移動に使ったバッグ内で過ごし、じぃじがお散歩に誘うとガウったのだとか。年齢と共に、実家でも気難しさが出てきているようです。さて、実家へのお泊りの数日前、ボサ子(↑)だったさくらはトリミングをしてきました。う~~ん、イマイチ変化がよくわからないかも…。^^;でも、オーダー通りなんです。「お顔は丸顔下膨れに、ボディはスッキリ、耳の飾り毛は揃える程度」なので。お顔はあまり変化がわかりませんが、ボディがスッキリした分、胸元のお肉の段々が、、、ハッキリ見えるようになりました。他にもハッキリ見えるようになったものがありました。なんとお尻に大きなカブレができていました。今年はお腹や腿に時々カブレが出るのですが、毛も短くて良く見えますし、さくら自身も気になれば舐めようとしたりするので私も気づきやすく、その都度病院からいただいた消毒薬と塗り薬で対処していましたが、毛に隠れ、さくら自身も届かない位置は見落としていました。今回のトリミングは病院でしていただいたので、トリマーさんが気づき、お迎えに行くまでの間に先生に診せてくださっていました。カブレの原因は常在菌で、加齢やちょっとしたことで皮膚が弱り、夏の暑さで活発になる常在菌に負けてしまうのだとか。もしかしたら、腎機能が落ちていることも関係あるのでは、と気になりましたが、今のところ内臓からくるような悪いものではないそうで、ホッとしました。対処法は週1のシャンプーを欠かさず、カブレ部分が赤い場合は朝晩消毒してお薬を塗る、です。一つが良くなる頃には次ができて、イタチごっこになってしまっていますが、ただでさえ暑い夏がこれ以上不快にならないよう、毛に隠れた部分も気を付けていこう、と反省しました。
2017年08月09日
コメント(0)
7月に入ってから、ほぼ空梅雨状態だったさくら地方は、梅雨明けした途端に雨降りが続いて、お散歩のタイミングも一苦労です。暑さと不安定なお天気に悩まされてはいますが、さくらは元気に過ごしています。各地では、そろそろ花火大会が催される時期となり、毎年さくパパと楽しんだ花火も、今年もきれいに上がっていました。胸に抱いた遺髪と眺める、綺麗で華やかな花火。今年初めて、本来の意味を感じました。そんな我が家に、嬉しい贈り物が。箱を開けて広がる香りの甘さに、ワクワクしてしまうほどです。今年もゼッピンの美味しさで、昨夏さくパパと一緒に「おいし~ね~」と笑った、嬉しい気持ちを思い出しながらいただきました。ありがとうございましたさて先週の月曜は、さくらの通院日でした。尿検査の結果は…微妙です尿たんぱくに異常が出て、フードと投薬で改善を目指し始めてから既に2か月。当初から検査の度にほぼ毎回「4+」と出ます。院長先生曰く、腎臓病であっても年に数回しか見ないほど悪い数値とのこと。しかも、これだけ投薬を続けて未だ改善しないのは珍しい、と言われています。が、重篤な腎臓病になっていれば、タンパク以外の栄養も吸収できず、体重は減る一方となりますが、さくらはご覧の通り。もちろん、食欲も元気もバッチリです。相変わらず、悪くなった原因も、悪いのがタンパク値のみで済んでいることも、投薬しても改善しないことも、全てわからないことだらけですが、UPC(尿タンパククレアチニン比)は少し改善が見られました。 前回3.35 → 今回2.67ちなみに正常値は0.5以下ですから、安心できる数値とは言えません。一応現状の投薬を続けることとし、1か月後にまた検査です。本人が元気に過ごしてくれているのが何より有難いですが、腎臓は1度壊れたら再生しない臓器、お水の量やちっちのことなど、注意していきたいと思います。
2017年07月30日
コメント(0)
先日の台風は、さくら地方では深夜のうちにあっという間に過ぎました。梅雨の最中なので、台風一過のすっきり晴天、というわけにはいきませんでしたが。この台風のあと九州で大きな水害が起きていることも、最近各地で大きな地震が起きていることも心配です。この何年かでこんなに自然災害が続くなんて。。。どうなっているのでしょう。そして、さくら地方は今は真夏の暑さです。 梅雨なのに…。さくらはジェルマットでは間に合わず、もうアイスマットにへばりついています。さて、前回通院した日のことですが、夕方のお散歩前に家のおトイレでちっちをしました。久しぶりです。普通に考えると良い事ですが、お散歩まで待てなかったとなると…。それに臭いもちょっとアヤシゲです。嬉しい気持ち半分、心配半分。翌朝ケージから出すと、おトイレにちっち済み。色はまだ普通でしたが、シートの中央に明らかな結晶が。そのまま朝のお散歩に行くと、やはり血尿。念のため持って行った尿検査用パットに採尿し、病院へ連れて行きました。結果は、毎度おなじみの膀胱炎でした。但し、今回はストラバイト結晶はほとんどなく、細菌が多く出ました。なので、フードは腎臓病食のまま、止血剤と抗生剤が追加となりました。お薬が増えてくると、誰かさんを思いだします。毎朝食後に8種類前後の飲み薬を手渡し、2~3種類の目薬を洗面所に出しておきましたっけ。 (この紫陽花は、昨年も撮った紫陽花です。 ↓ 昨年の方が青く、今年は紫に見えますね)さくらのお薬は、3種類の飲み薬に2種類のサプリ、1種類の目薬です。これ以上増えませんように。その3日後の尿検査で、細菌はなくなり血尿は治まっていました。止血剤はこの日でストップ、抗生剤は6日分飲ませきることになりました。今はまた、腎臓のお薬のみです(サプリと目薬はず~っと続きますが)。次回の通院は週明けの予定。どうか尿タンパクとクレアチニン値が改善していますように。どうかどうか、体重が健康的に減っていますように。。。
2017年07月08日
コメント(2)
ブログの更新がさぼりがちなため(訪問してくださる方々、申し訳ありません)、紫陽花の季節も既に終盤、通院のお話も2回分(2週)溜まってしまいました。なので今回は、お散歩コースでの紫陽花のお写真で、腎炎のお話を書きたいと思います。ちなみに1枚目の写真の紫陽花は、かつてさくパパが毎朝お散歩していたコースにあるものですが、よ~く見ると、同じ紫陽花なのに去年とは色が違うような気がします。土壌が酸性かどうかで色が違う(酸性なほど青)と思っていましたが、中には一つのカタマリで青と赤があったりします。気になって調べてみたら、同じ株でも根から送られる土壌内のアルミニウム量に差があるからなのだとか。 同じカタマリの中で違うのもそのせいなのでしょう。ちなみに花も老化し、青も少しづつ赤みを帯びるのだそうです。去年と違う色に見えた理由がわかりました。では、さくらの顔より大きい紫陽花のお花の写真とともに、腎炎のお話です。まず2週間前。この時は診察のみと言われていましたが、心配だったので尿検査もしていただきました。結果…クレアチニン値は再び悪化。 尿タンパクも改善せず。先生も1か月投薬しても変化がないことを不思議がっておられましたが、「メーカーを変えたら効き目が出るかも」とのことで、エースワーカーからフォルテコールに変更となりました。そして2週間経過した月曜日、この日は尿検査のほかに血液検査もありました。さくら、採血も微動だにせず(固まっていて)、頑張りました。結果は…芳しくありません、変化なしです。相変わらずクレアチニン値も尿タンパクもかなり高い状態です。但し、血液検査はほぼ異常はなく、尿の濃度やPhも普通です。先生も悩まれたようで、お薬を増量することになりました。現在1錠なのを2錠にと言われましたが、さくらの体重では、このお薬は1日2錠までが限界と聞き、「まず2週間は1.5錠で」とお願いしました。そうそう、体重はビックリするほど増えてしまいました。1か月前からフードが腎臓病食となったため、以前のものより高カロリーで、私としては少しは量を減らしたつもりでいたのですが、、、。さすがにこの体重は先生からもご注意があり、膝の為にも健康の為にも、ダイエットに取り組む事となりました。さくら自身は食欲や元気に変わりはなく、元気に歩いて食べて寝ています。ということに安心していたのですが、またひとつ問題が。続きは次のブログで。 多分。。。m(__)m
2017年06月30日
コメント(0)
今夜(もう昨日ですが)は今年の最小満月でした。ストロベリームーンだというので見てみましたが、既に高い位置にあったせいか、普通の色でした(しかもカメラでは月が明るすぎて模様も見えず…)。さて、少し遅くなってしまいましたが、先週通院した時の腎臓のお話を書こうと思います。(写真は半月前のもので本文とは関係ありませんが、 お散歩コースのバラがとてもきれいだったので)前々回(5月中旬)、尿タンパクとクレアチニン値がとても高く、お薬と腎臓病食のフードで改善を試み、2週間経過した5月末に再検査を受けました。結果、クレアチニン値は少し下がったものの、尿タンパクは上昇。糸球体腎炎ではないか、との診断となりました。糸球体腎炎については、一般的に原因はわかっていません。糸球体は、腎臓の末端にある毛細血管の集まりで、本来ここでタンパク質が体内に吸収されるのですが、さくらはその機能が落ちてしまっているため尿に大量のタンパクが出ている、と考えられるそうです。糸球体がどの程度ダメージを受けているのかを知るためには、腎生検を行う必要があるのですが、先生は「リスクを伴うので、現段階ではお勧めしません」とのこと。実をいえば、2008年にさくパパが腎生検を受けているので、その大変さはおおよそわかります。太い針を刺して腎細胞の一部を抜き取るのですが、出血が止まるまで何時間もうつ伏せのまま身動き禁止で、ようやく病室のベッドに戻れた後も絶対安静でベッドに寝たまま動けず、食事も介助が必要でした。状況のわからないワンコに、何時間も「動くな」は無理ですし、生検によって傷つく腎臓のリスクの方が怖い気がします。なので、「やりたくありません」と即答しました。もっとずっと悪化して、どうしてもやらざるを得なくなるまで、やりません。ただ、もう一つ不安のタネが。高血圧です。ワンコの場合、上が180以上で高血圧の診断となりますが、さくらは200を超えていました。3月の健康診断の際も高かったのですが、病院では緊張と不安で高くなるコがほとんど、とのことでその時は問題にならず、私も心配していなかったのですが…。腎臓病からくる高血圧では、失明の恐れがあります(さくパパは何度か眼科の手術を受けたものの、左目の視力を失いました)。さくパパの場合、2008年の生検で腎機能の2~3割が失われていると判明、「将来的には透析の可能性もあります」と言われていました。ワンコの透析というのは聞いたことがありませんから、そこまで悪化しては大変です。ということで、クレアチニン値が改善していることに望みをかけ、お薬とフードでの対応を続けることになりました。食事に関しては、私がフードにトッピングしている手作りワンコバーグはそのまま続けてOKですが、お肉類はササミのみとし、牛肉豚肉はNGとなりました。なので、おやつもビーフジャーキーなどは禁止です。2週間後(もうあと数日)に様子見の診察を受け(診察のみと言われていますが、尿検査はしてもらいたい気がして悩み中)、その2週間後に尿検査と血液検査を行う予定です。その際に改善がみられなければ、お薬の量を増やすことになります。シニアになると、様々な問題が出てくるのは当然です。人間と違い、自分では予防も対処も節制もできない訳ですから、できるかぎり元気に過ごしてもらえるよう、責任をもたなくては、と思います。
2017年06月10日
コメント(7)
さて、予防接種の後も元気に過ごしているさくらですが、尿検査では思わぬ結果となりました。(写真は、当日病院へ行く前のお散歩時のものです) (写真をクリックすると、フォト蔵で写真を見られます)前回「4+」だった尿タンパク、今回も「3+」という高い数値だったので、さらにクレアチニンを調べたところ、なんと正常値の10倍!さくパパも最期は腎不全に陥り、一気に容態が悪化したので、この結果はちょっとショックでした。本当に、どうして悪いところを真似るのか、、、。パパの片目が見えなくなるとさくらは白内障になり、私の膝に水が溜まるとさくらの膝蓋骨脱臼も悪化し、パパが入退院を繰り返し腎機能が落ちると、膀胱炎を繰り返す。偶然かもしれないし、こじつけかもしれませんが、なんとなく飼い主の不調が伝わるのかも、と思ってしまいます。ということで、お薬の服用と同時に、即日フードを腎機能改善用に変えることになりました。今までは、膀胱結石対策で「phコントロール ライト」を与えていましたが、この日から「腎臓サポート セレクション」になりました。通常フードを変えるときは、数日かけて徐々に新フードの割合を増やしていくのですが、今回はその猶予はなく、一気に変更となりました。フードの粒を比べてみると、これまでより少し大きめで形も違うので、抵抗なく口に入れるか、うまく飲み込めるかなどの不安がありましたが、さすが食いしん坊、きれいに完食してくれました。ちなみに、「腎臓サポート」と「セレクション」の違いは、粒の形状(サポートはphコントロールと同じ形)と嗜好性(セレクションの方が香りなどの嗜好性を高めてある)、そしてリンの含有量(サポートの方が低い)です。後から出たセレクションの方がリンが多い、というのは不思議な気がしましたが、腎臓に負担がかかるとはいえ、リンも大切なミネラルなので、腎臓の状態がそこまで悪くなければ、セレクションの方が良いようです。処方されたお薬は「エースワーカー」です。調べてみると基本的には心臓のお薬なのですが、血管拡張効果があるので、腎臓の血流改善を促すようです。さくらの場合、尿の濃度や血液検査の結果には異常がないので、ここで腎機能の低下を食い止めることが大切です。2週間後に再検査の予定、どうか改善されていますように。 (写真をクリックすると、フォト蔵で写真を見られます)余談:子供の頃から大好きだったスナック菓子、 明治の「カール」の生産・販売中止が発表されました。 正確には、チーズ味とうす味のみ西日本限定で残るそうですが、 一番好きだったカレー味は8月に姿を消すことに。 ポテト系に押されたコーン系の売り上げ低迷が原因とのこと。 夏に買い込んだとしても、食品ですから結局は今年でサヨナラ。 毎日一袋食べていた時もあるほど大好きだったのに、 あまりに残念です!
2017年05月27日
コメント(2)
いつもより早めで短めのお散歩を、ご機嫌で楽しむさくら。その行先は、、、残念ながら、病院です。予防接種の為にお散歩は短めに、ぞして万一の時に診療時間に間に合うよう、早めにしたのでした。相変わらず、待合室では私の後ろに隠れるさくら。後からきた14歳の柴ちゃんは、まるで漫画のように震えっぱなし。そんな中、誰よりも堂々としていたのがマルチーズ×ヨーキーって、こんなに可愛いの!?というくらい可愛くて、お写真を撮らせていただきました(でもぶれちゃって…ごめんなさい)。さて、今回のさくらは、尿の再検査と狂犬病の予防接種です。尿検査の結果については次回お話することにして、今回は予防接種のお話です。ここ数年予防接種の時期になると、このブログでも毎回書いていることですが、シニアになってからというもの副作用が心配で、毎回ギリギリまで接種を迷います。これは高齢犬の飼い主であれば、誰もが悩むことでしょう。日本では長年発生していなくても、旅行者が持ち込んだ例はあります。でも、遭遇するのは稀でしょう。そんな事を、答えの出ないまま悩み続けます。病院では、今年も先生にあれこれと伺いました。 ・何歳まで接種が必要と考えるか → 行政の指示なので接種を勧めているが、15歳を過ぎたら、飼い主と相談。 ・副作用について → 昔と違い、今は重大な副作用はほとんど出ない ・狂犬病よりもワクチンの方が負担が大きいか → 薬剤メーカーを変えてから、こちらも副作用の問題は出ていないお忙しい中、丁寧に説明していただき、接種することにしました。トリミング店やドッグランでは、よく「予防接種の証明書が必要」と表示されています。その為に病院で「狂犬病予防接種猶予証明書」をもらう方もあるようですが、それは「接種をしていない」証明であって、「しなくていい」証明ではありません。「しなくていいです証明書」があればいいのに、といつも思います。帰宅後のさくらは、特に体調を崩すこともなく、ボールを投げておやつをもらい、元気に過ごしてくれました。それでもお昼寝している間、呼吸の様子が気になりましたし、翌朝「いつも通り」を確認するまで、小さな不安を感じていました。来月はワクチン接種。こちらも不安をもちつつの接種となるでしょう。次回は尿検査のお話です。
2017年05月20日
コメント(2)
さくらがお豆腐のケースに怒りをぶつけている理由は、べトラップを前足に巻かれているからです。そう、昨秋同様、前足の肉球を傷めてしまったのです(昨秋とは逆)。前日の夕方のお散歩の後は…前回のようなカート内の血痕もなかったし、当日朝のお散歩はほとんど歩かなかったし…いったいいつ怪我をしたのか…。でも、そういえば、数日前から足舐めをしていたような…。ということで、前回(昨秋)のお薬の残りと通販で購入したべトラップ(伸縮包帯)の出番となりました。久しぶりのべトラップに、まるでフロントラインをされたかのような暴れっぷりでしたが、ひとしきり暴れて気が済むと、 (写真をクリックするとフォト蔵で写真を見られます)あとはいつも通り、掃除機と戦ってお昼寝してしまいました。夕方のお散歩も、前回同様普通に歩いていましたが、歩いていると、べトラップがすっぽ抜けてしまいます(これも前回と同じ)。なので、こんな物を買ってみました。(通販でサイズがわからなかったので、2種類購入)ゴム製のわんこ足カバーです。昨秋は出番がありませんでしたが、今回はお散歩に持って出ていたので、べトラップが取れた時点で、新しいべトラップを巻いた上から履かせてみました。これなら汚れをしっかり防げるし、水たまりがあっても平気です。が、さくらはべトラップ以上に気に入らない様子。カートに乗っている間は平気なのですが、降ろすと一歩も歩きません。通販の口コミにあったように、履き口がかなりきついので、本来のサイズは小さい方(黄色)だと思うのですが、とても履かせられず、大きい方(オレンジ)を使ったのですが、ブカブカ過ぎて余計に歩きにくかったようです。結局べトラップでお散歩を続けました。伸縮包帯は、わんこだとどの程度まできつく巻いていいのかわからず、きつすぎて血流が止まったら…という心配をしていましたが、母の「お散歩の間だけきつく巻いて、家では緩くしてあげればいいじゃない」というアドバイスに従うことにしました。それでも(きつめに巻いたつもりでも)毎回お散歩中3回は巻き直し、1回は完全にすっぽ抜けて使い物にならなくなるので、2回分の予備を持ってお散歩しています。その後毎日べトラップを巻いて元気に歩いています。出血は止まって傷も塞がっていますが、歩き過ぎるとまた赤くなるので、お薬は状況に応じて塗っています。余談:もともとパンが大好きなのですが、 最近ハマっているのが、「焼蒸しパン」です。 スーパーで売っているごく普通の蒸しパンに、 メロンパンのような切れ目を入れてトースターで軽く焼くと、 表面がカリッとします。 香りはほぼホットケーキ。 夏はよく「冷やしてもおいしい」と書かれていますが、 温めた分甘みがUPしますし、なんといっても食感が良くて、気に入っています。
2017年05月07日
コメント(2)
GWに入ってからお天気の急変続きでしたが、昨日はようやくGWらしい穏やかな晴天となったので、衣替えの第1弾をしました(根気が続かないので、いつも数回に分けています)。急に気温が上がったので、さくらの分も早くしなければ、と思います。さて、前回の記事の続き、さくらの口臭についてです。(写真は、健診結果を聞きに行った日、トリミングもしていただいたので、 その日のものです。桜の季節だったので、桜のおリボンです)もともとさくらは、膀胱炎の兆候として口臭がきつくなることがありましたが、ここ数年は膀胱炎とは関係なく、日常的にかなりお口が臭くなっていました。お恥ずかしいのですが、さくらは歯磨きを嫌がるので、歯のお手入れは歯磨きガム任せ、あとは年に数回病院での歯石取りです。もちろん、シニアになると大抵のワンコは口臭がきつくなります。幸いさくらは歯周病にはなっていないし、歯もまだ丈夫ですが、口臭レベルはかなり気になる状態でしたので、健診の際に先生に相談しました。選択肢は歯磨きシート、歯磨きガム、口臭予防スプレー、サプリ等。迷いましたが、「デンタルバイオ」というサプリを試すことにしました。サプリの正体は最近人間界でもよく耳にする「ラクトフェリン」です。これが体内に吸収され、口臭予防になる善玉菌が活躍するのだとか。初めは先生も「直接口にかけるスプレータイプの方が効くだろう」と思われたそうですが、意外にも飼い主さん達の評判はサプリの方が良いとのことでした。取り敢えずこの日は1か月分をいただきました。小さな錠剤で、お薬と違い苦みはないとのことなので、フードにそのままいれたら、さくらは抵抗なく食べてしまいました。数日はこれといった変化はありませんでしたが、1週間経つと、確かに口臭が軽減されてきました。なので、急いで追加購入。病院での処方かと思ったら「普通に販売されているのでネットでも買えますよ」とお教えていただき、取り寄せました。100粒入りでもこの程度の小さなボトルです。10日目以降からはそれほど口臭が減ったとは感じられないので、これ以上の軽減はないのかもしれませんが、サプリ服用前と比べると、かなり違うと思います。ワンコのチュウは愛情表現。人間がナデナデするのと同じように、舐めてお返ししてくれます。なのに、飼い主にまで顔を背けられては可哀想ですから、サプリでこの状態にできるなら、続けてみようと思っています。
2017年05月03日
コメント(4)
桜の満開時に来た公園も、すっかり桜が散って、もう花弁さえも見当たらなくなりました。最近のお散歩では、町中の小さな花壇や植え込みの雑草など、あちらこちらに咲くお花を見つけて楽しんでいます。これからバラ・紫陽花までは、一番お花がきれいな季節でしょう。なので今回は、お花お散歩の写真とともに、先月の健康診断の結果のご報告をしたいと思います(すっかり遅くなってしまいましたが)。表面上の問題としては、、、やはり体重と体脂肪率です。体重でいえば、あと0.4~0.5kg落としたいところです。これは、体重50kgの人間でいえば6kgに相当します。シニアになり、運動量も基礎代謝も減っていますから、このダイエットはなかなか手強いですが、心臓や足の負担を考えると、なんとか頑張らなければと思います。血液と便の検査では問題ナシ。これを聞くと、毎年「食事は大丈夫なのだ」と安心できます。心配な点が見つかったのは、尿、つまり腎臓でした。タンパクが、なんと「4+」。これは腎機能障害が疑われる状況です。(通常、タンパクは腎臓でろ過され血液中に戻るので尿には出ない)もちろん、この日「たまたま」ということもありますから、1回だけの検査では断定できません。数週間後に再検査しましょう、とのことでした。あとは、歯石を取っていただく時に相談した口臭のことですが、これは次回のブログで。尿の再検査はまだこれからですが、どうか「たまたま」でありますように。。。
2017年04月28日
コメント(2)
冬の間、例年よりも雨が少なく、乾燥注意報続きだったさくら地方。「春に3日の晴れなし」と言いますが、桜が咲き始めた途端に雨降りが増えています。当然、おトイレお外派はお散歩に苦労します。昨日の午後は、降り始めの小雨の間に急いでカートで出撃。濡れた道を歩くのは嫌がるくせに、カートだとノリノリです。桜も前日と比べて随分開いてきましたが、咲いているのは幹についている花で、枝を見上げるとまだまだ蕾ばかりでした。さて、29日はさくらの健康診断でした。検査前は何も食べさせられないので、朝散歩からそのまま病院へ直行。まずは体重と血圧、体脂肪の測定です。例年、ここまでは新人の先生ですが、今年は看護師さんでした(今年の先生はまだ春に卒業の方なので見学です)。その後、院長先生がいらして心音や体のチェックがあり、採血。採血の際、「では少しお待ちください」とさくらを奥に連れていかれそうだったので、「すみません、採血の間、一緒にいていいですか?」と尋ねたら、その場(診察室)での採血となりました。この病院は、ティーチング・ホスピタルのようなところがあり、毎年新卒の先生がいらしています。大人しい小型犬は、先生方の練習台(表現は悪いですが)となりがち。これは人間のお医者さんでも同じことですし、さくらが体力のある若い間は、仕方ない事とと思ってお任せしていましたが、何度も針を刺して失敗し、「できなかったので首から」ということが何度かあったので、シニアになってからは、院長先生か副院長先生にしていただけるよう、数年前に正直にお話ししてお願いました。が、今年は奥へ連れていかれそうになったので、もしかしたら、と心配になり、同席を申し出ることで、「もうさくらもおばぁちゃんですから、申し訳ないけれどそのお役目はできません」という気持ちをお伝えしました。単に、飼い主の前で採血すると、飼い主の不安そうな顔がワンコを不安にするから、という理由だったのかもしれませんが。最期は歯のチェックと歯石取りです。年に数回歯石を取っていただいているのに、結構ついていました。歯石取りの間も舌を出しているので、噛まないかとヒヤヒヤします。口臭も気になっているので、その点で少し相談させていただきました。例年目の検査もしていただくのですが、先月目薬をいただく時に、副院長先生が診て下さっているので、今回はなしです。その際、白内障の進行具合についてうかがいましたが、やはり先に発症した右目は、左に比べ反応が遅くなっていました。それでも今のところ物にぶつからずに歩けているので、まだ大丈夫だそうです。結果は後日となりますが、どうか今年も無事でありますように。検査の結果は、次回のブログで。
2017年04月01日
コメント(0)
この週末は「今季最強の寒波」の前評判通り、それはそれは冷え込みました。さくら地方は雨雪は降らなかったものの強い北風が吹き、特に午後から厚い雲に覆われた土曜日は、外出したくなくなる寒さでした。が、こんな日に限って用事はあるもので、午前中、わずかな日差しを見つけて光合成に励むさくらを起こし、トリミングへ連れて行きました。昨夏以来、トリミングはトリミング店と動物病院の半々でお世話になっています(トリミングのお話も、もう何回分も溜まってしまいました)。今回は、診察も兼ねて動物病院にお願いしました。顔の輪郭が我が家好みに仕上がって、手足もスッキリしました。夕方さくらを引き取りに行くと、診察が込み合っていたので、一旦さくらのお散歩に行くことに。この時が、この週末で一番寒かったように思います。いつもより少し短めのお散歩を済ませ、カートを置きに自宅に寄った時には、このまま出たくない~、と思いました。診察では、まず未だ黒く残っているオデキを診ていただき、「大丈夫、時間がかかっていますがもう治りかけです」とのことで、次に気になった足の状態も、脱臼の程度が進んでいるわけではないとの診断をいただきました。些細なことで、お忙しい先生のお時間をいただくのはどうかと迷うのですが、さくパパの「おかしいと思ったら病院へ。何でもなければそれでいいじゃないか」との言葉を守り、さくらの様子が気になった時は、連れて行くようにしています。彼自身が、手遅れになるまで病院に行かなかったことを悔やんでの言葉だと思うからです。それに、先生から「大丈夫」と言っていただければ、私も安心できます。わんこは自分で主張できないので、私の素人判断では不安です。この日は寒かったので、和室用のさくらのベッドの一つをリビングに移動して、部屋を閉め切り、なるべく暖気が逃げないようにしていたのですが、それでも小さく震えていたので、お洋服を着せました(カットで毛も短くなりましたから、余計寒かったのかもしれません)。夜もアンカ入りベッドにお洋服を着て毛布をかけて、というフル装備です。翌朝はお散歩から戻ってお洋服は着せなかったものの、朝ねんねの間、毛布にくるまったままでしたから、やはり今季で一番寒かったのでしょう。昼間には部屋に日差しが入ったので、のびのびとお昼寝。暑くなると日陰に移動、は、ささやかではありますが冬の贅沢のひとつです。こうして日差しがあれば、日中の室内では寒さが凌げるのですが、次の週末は、、、さくら地方にも雨か雪の予報がでています。
2017年01月16日
コメント(0)
昨年10月のお話です。長いお泊りを終えて自宅へ戻って数週間、その間、実家や関西へのお泊りもありましたが、徐々に二人暮らしのペースができ始めた頃のことです。この頃、たまにですがさくらが左足をケンケンすることがあり、1年前に手術した部分に痛みでも出たのかと不安になり、診ていただくことに。実はさくらを預けていた私の実家は、リビングがフローリングです。連れて行く度に「床の方では走らせないで」と注意してはいたのですが、この1年は、今までになく実家泊が多かったので、足に負担がかかっていなかったか、も気になりました。触診と、歩行の見た目では問題ないとのことでしたが、ちょうど膝の手術をしてから1年経ったので、レントゲンを撮ることに。プレートはしっかり留まっており、骨も安定しています。しかも、触診の際にも先生が驚かれたのですが、後足の筋肉がしっかりついてきて、もう右と比べても変わりないほどです。術後2か月目の状態と比べると、現在との差は歴然。すっかりマッチョな足に戻っています。左足については問題なく、一安心です。が、右足には問題が出ていました。左足ほどではありませんが、4,5年前から右も膝蓋骨脱臼の症状が出ていました。正面から撮ったレントゲン写真ではわかりませんが、横から撮って見ると、手術をした左足にはちゃんと膝のお皿が写るのに、右の方ではお皿が写っていません。これは、脱臼のせいでお皿が動いてしまい、横に回り込んでしまっているのだそう。もしかしたら、ちょっとケンケンして見えたのは、このせいかもしれません。左足を手術してくださった先生からは、「いずれ右足にも症状が出るでしょう。今のうちなら、左足より簡単な手術で済みますよ」とは言われました。でも、とても踏み切れず、、、。今回の診察では、今のところグレード2で、年齢的にも進行は遅いと考えられるので、すぐに手術は考えなくてよいでしょう、とのことでした。但し、足に負担をかけることはさせず、肥満は避け、お散歩などで筋力を保持することで、膝関節を守るようにしていかなければなりません。この日は歯石取りをしていただき、診察終了となりました。この診察をきっかけに、「無理のないお散歩」を目指し(ちょうどこの後くらいから、さくらのお散歩拒否が始まったので)、例のカートを購入。実家では、リビングの一部(さくらが通る部分)にマットを敷いてもらっています。カート購入後は、とても快調にお散歩をし、実家でも、これまでちょっと恐々だったリビングの入り口が平気になりました。ただこのところ、お散歩でのさくらの歩くスピードが落ちてきたので、今度病院へ行った時に、確認していただこうと思っています。
2017年01月14日
コメント(4)
クリスマスウェアを着ているワンコをあまり見かけないさくら地区。なので例年、さくらにサンタ服を着せるのはクリスマスの2,3日前からとしているのですが(なんとなく気恥ずかしくて)、今年は少し早めに着せてお散歩に出ました。ワンコがクリスマスウェアを着ていれば、「あら可愛い」と声をかけていただける確率が上がります(お洋服が、ですけれど^^;)。褒めてもらえていることは、ワンコにも伝わります。さくパパの実家に知れたら、「真っ赤なサンタ服なんて」と叱られそうですが、今回、乳腺腫瘍の疑いの診断があったさくら。「確率は低いですが、最も質の悪い腫瘍だった場合、 手術の余地もなく数か月で命を落とします」と言われていました。それならば、せめて少しでも褒めてもらい、気分のいい時間を過ごさせてやりたいと思い、サンタ服を着せました。幸い腫瘍の心配もなくなり…でもどうせお洗濯するのだから、と開き直って5日間サンタ服でお散歩しています。昨日のさくら地方は朝は暖かく良いお天気だったのに、お昼過ぎから黒雲が広がり、強風とともに時折雨がパラパラ。お洗濯物を干したまま外出していたので、慌てて帰宅しました。時折富士山が見えたりする不安定なお天気のまま夕方を迎え、黒雲に映る夕陽が、なんだか溶岩のように見え、ふと、さくパパと「ハワイ島の溶岩を見に行きたいね」と話していたことを思い出しました。さくらの体調の心配がなくなったので、申し訳ないけれど、所用に追われてお留守番してもらうことが続いています。その分、多少無理をしてもお散歩は頑張っています。そのさくらのオデキの件ですが、面白い空模様だった水曜の夕方、お天気としては安定していたので、のんびり寝ていたさくらを起こし、夕方のお散歩のあと一旦カートを置きに戻ってから、病院へ向かいました。院長先生が帰国されたばかりだからか、いつも以上に混んでいましたが、さくらはずっと呼ばれなくていい、と思っていたかもしれません。V字マットには、私がさくらをひっくり返しながら乗せました。乗せる時に少しだけ嫌がったものの、乗せてしまえば大人しいもの。たまに後足を動かす以外、じっとして声も上げません。正面から撮った写真をあとで見たら、、、築地辺りで見かけそうな表情でした。(←魚類)院長先生は、私が持って行ったスマホでの1週間前の写真を見、何度もオデキの感触を確かめてから、「なんらかの炎症を起こしたことは確かですが、乳腺腫瘍の心配はない」との診断をくださいました。もし再度赤く腫れあがってきたら要注意ですが、このまま枯れてしまえば問題ナシです。17日頃の状態だと、ネットで調べた悪い腫瘍の写真とも似ていて、こんな状態のさくらを実家に預け、さくパパの百か日の法要の為に関西へ行かなければならなかったのは、正直不安でした。でも今は見た目もかなり良くなっており、もう安心です。小さなサンタさんから私への、何よりのプレゼントとなりました。ご心配くださった皆様、ありがとうございました。(下にオデキの写真があります、見たくない方はスルーしてください)
2016年12月24日
コメント(2)
今日の夕方、院長先生の診察を受けたところ、「乳腺腫瘍の疑い」が晴れました。今日は詳しく書いている時間がないので、取り急ぎご報告まで。ご心配くださった皆様、ありがとうございました。
2016年12月21日
コメント(2)
今日のさくら地方は冷たい北風が強く吹き、とても冷え込んでいます。お散歩は歩くのを嫌がるかな~、と思いましたが、不思議と朝夕とも歩いてくれました(帰宅後はずっとアンカの上ですが)。食欲も元気もあるさくらですが、実はちょっと気になる事が。月曜日にあれ?ちょっと大きいな、と感じた腹部のオデキが、火曜日にはさらに大きく赤くなってしまい、病院へ連れて行きました。残念ながら院長先生は来週まで長期不在。他の先生が診て下さったのですが、、、位置と大きさからして、乳腺腫瘍かもしれない、とのことでした。(本文の一番下にオデキの写真を載せますので、見たくない方はスルーしてください)ただ、さくらは1歳になった時に避妊手術を受けています。その場合、乳腺腫瘍の確率はかなり減るはずです。それでももし腫瘍だった場合、手術が必要となります。良性か悪性かは取ってみなければわからず、場合によっては片側の乳腺全体を切除する必要が出てくるとのこと、また、1度切除しても、再発の可能性もあるとのことでした。もちろん、ただのオデキの可能性もあります。全てが五分五分です。現在は、ステロイドと抗生剤の投薬で8日間の様子見です。ただのオデキなら、これで治まるはず。。。どうかオデキでありますように。さらに、、、前足の傷も再発し、今日の夕方のお散歩から戻ると、カートの中もお風呂場も血が点々。。。またもお薬を塗ってべトラップを巻くこととなりました。こちらも、どうか治りますように(そして再発しませんように)。さくらのこと以外にも、気の滅入ることがいくつかあって、はぁぁ~~~、という気分の時に、、、ブログのお友達から、とっても美味しい牧場直送アイスが届きました。「卵と牛乳で育った」と言われるほど乳製品は大好きなので嬉しいです。そして、素敵なクリスマスカード(ミニブック)と共に贅沢なチョコを贈って下さった方も。もちろんチョコレートも大好きですから、箱を開けてすぐに1個つまんでしまうところでした。お友達って有難いな~、としみじみと思います。心と舌に元気をいただき、負けずに乗り切っていきたいと思います。オデキの写真 ↓(オデキよりぽんぽこりんの方が目立つかも・・・)
2016年12月17日
コメント(2)
先日の降雪、驚きました(写真は降雪の翌朝のもの)。さくら地方で11月に初雪となるのは、54年ぶりだとか。幸い積もらなかったのでお散歩はできましたが、酷暑・降雪・水害・地震と異常気象が続くことに、不安を感じてしまいます。さて、こちらは前回の記事(前足のトラブル)の翌日のお散歩の様子です。いつも通りカートに乗って出かけ、前足に巻かれたべトラップを気にすることもなく、身を乗り出します。折り返し地点でカートを下りてからは、いつも通りガンガン歩きます。(歩いてほしくない時ほど、ノリ良く歩いている気がします…)べトラップは、というと、少し歩くと取れてしまい(すっぽ抜ける)、その度に拾って巻きなおすのですが、いつの間にか無くなってしまいました。当然、帰宅後はまた出血。足を洗って消毒してお薬を塗ってべトラップを巻きましたが、というさくらの宣言通り、またもいつの間にか置き去りにされていました。こんな調子で傷は塞がるのか、これもまた、ちょっとした不安要素です。
2016年11月28日
コメント(0)
(投稿時、タイトルを「びらん」としていましたが、間違いでした。 びらんというのは、体内の皮膚(胃などの内臓の壁)が荒れた状態を指し、 それが粘膜よりも深くなった場合に「潰瘍」となるものです。 今回のさくらのように、外側の皮膚トラブルには使いません。 きちんと確認せずに書いてしまい、申し訳ありませんでした。)====================================昨日の地震、驚きました。大きな被害がなくて何よりでしたが、震災を思い出してドキリとした方も多かったと思います。さくら地方は震度3でしたが、正直もっと大きく感じました。(そして、やはりさくパパの不在を心細く思いました)さて、夏から更新が滞っていたため、さくらの病院ネタもいくつも残っています。本来なら時系列で書きたいところですが、今回は最新の状況を書くことにします。月曜日のこと。お散歩中、カートの中に敷いてあるシートにいくつもの汚れが見え、帰宅後明るいところで見たら、、、汚れではなく、血が点々…慌ててさくらの足裏を確認すると、右前足から出血しています。小さな怪我ですし、さくら自身は気にしている様子もなく普段通りに歩いているので、汚れを洗い流して様子を見ることに。朝には血は止まっていて、傷が塞がったかに思えましたが、短距離の朝んぽで再び出血してしまいました。万が一、棘やガラスの破片などが刺さったままだと怖いので、即病院へ。院長先生が、拡大鏡でじっくり見てくださった結果、棘などはなく、おそらく舐めているうちにかぶれた皮膚が、お散歩でのアスファルトや小石などの刺激で切れてしまったのだろうとのこと。そういえば、夏ころからよく足裏を舐めていました。秋には頻繁になり、実家に預けている時も始終舐めていたそうです。それが原因で皮膚が弱くなった部分が擦り切れたのでしょう。肉球や肉球の間から出血していました。1日2回、傷部分を消毒し、お薬を塗ることになりました。お散歩時に、コットンを当ててべトラップ(特殊包帯)を巻くようにとのことでしたが、お薬を舐めてしまわないよう、塗った直後にも巻きました。予想通り「気に入らない」様子でしたが、嫌がって足がつけないということはなく、普通に歩いていますし、「伏せ」や「コロン」も指示通りにできます。ご褒美が終わったら、気にして外そうと試みるかと思いましたが、そのままお昼寝してしまいました。この分なら、嫌がらずに傷が治るまで巻かせてくれるかも、と安心したのもつかの間、お昼寝場所を移動していたさくらが起きてくると、上手にとってありました。攻防戦の幕開けです。さくパパが不在となってから、あっという間に日が経ちました。私自身がどうかといえば、家にいる間はわりと平気なのですが(入院が長かったので、病院にいそうな気がする)、思い出のある場所には近づけなかったりします。夕方のお散歩がてら、さくらとパパのお迎えに行った駅や(路線の関係で一番の最寄り駅ではないのが幸い)、休日に一緒にお散歩に行った公園、二人で気に入っていたケーキ屋さんなど。いつか懐かしく思える日まで、、、と思っています。事情がわかっている私でもこうなのですから、さくらはさらにストレスを感じているはずです。ワンコの足舐めはストレスのサイン、わかっていても、やめさせるのはなかなか難しいです。せめて傷ができるほどの状況からは脱したい、と思っています。
2016年11月24日
コメント(3)
前回のブログで「さくらは元気です」と書いたのですが、一昨日はちょっとドキリとしました。朝、いつも通りリビングのカーテンを開けてさくらを起こそうとしたら、苦し気な声がして、見るとさくらが嘔吐。急いでケージから出し、さくらの背をさすりながら、さくパパの写真に向かって「まだ連れて行かないでよ!」と叫んでしまいました。久しぶりにケージ内のおトイレでちっちもしていましたが、臭いはアヤシイ(膀胱炎の前兆)雰囲気が。しばらく苦し気にゲフゲフした後、落ち着いてからお散歩に出ました。お散歩はいつもと変わらず歩いたものの、帰宅後のヨーグルトを食べません。食欲がないと不安になりますが、幸いソフトクッキーは食べ、再度勧めるとヨーグルトも舐めました。ケージで休ませた後の朝食はいつも通りに完食、掃除機と戦う元気もありましたが、夕方のお散歩を待てずにおトイレでちっちをし、、、血尿でした。お散歩の帰りに病院に寄りましたが、尿検査の結果は、やはり膀胱炎でした。膀胱炎はさくらにとって「夏の持病」といえるほどお馴染ですが、これまでのようなストラバイト結晶や雑菌はあまり検出されず、主原因はストレスではないか、ということでした。さくパパの葬儀の際に病院に預かってもらっているので、スタッフの方は皆さん我が家の事情をご存知です。この日診て下さった先生(院長先生はお休み)によると、尿検査に持って行けた尿の量が少なかったので、結晶や雑菌がうまく見えなかった可能性もあるものの、この1か月の状況からすれば、むしろストレスの症状が出るのが遅かったくらいだとのこと。確かに、パパの不在、実家での長いお泊り、病院でのお泊り、関西でのお泊り、自宅に戻っても私の外出が多いなど、さくらにとってもこの1か月は「大変」だったのだと、あらためて感じました。とりあえず止血剤の注射を打ってもらい、1週間の抗生剤服用となりました。振り返ってみれば、数日前にオネショをしたのは膀胱炎の前兆だったのかもしれませんし、この前日の夕方、お散歩で歩きたがらなかったのは体調が悪かったのかもしれません。お薬が効いて今は血尿も治まり、食欲も元気もバッチリです。少し甘ったれとなったさくらの様子は、次のブログで。
2016年10月13日
コメント(4)
少し時期を遡りますが、6月末の写真です。この日はさくらの苦手な「フロントラインの日」。相変わらず「やられた~っ」「く~~」という感じで、所狭しと大暴れをします。ですが、擦り付けているのはフロントラインを滴下した部分ではありません。どうも、つけた部分がムズムズするというより、臭いやアルコールが蒸発する感覚が嫌で暴れているのかもしれません。さくらの足が悪い間は、こんな風に暴れるのを防ぐ為、おやつタイプの食べる防虫薬「ネクスガード」を使っていました。これはフィラリア予防薬同様、さくらは喜んで食べてくれます。もともとフロントライン(今はフロントラインプラス)を選んだのは、まださくらがパピーの頃に獣医さんに勧められたからです。さくらの成長と共に、嫌がるならほかの薬を試そうか、と考えたこともありましたが、ノミやダニに効くお薬は他にあるものの、マダニにも効果があるのはフロントラインだけでした。ネクスガードは、フロントラインと同じメーカーから出ているので、(新しい分少しお値段が割高ですが)効き目は同じ(マダニにも効く)です。しかも「食べる」タイプなのでシャンプーのタイミングを気にせずに済みます。ならばフロントラインは止めて、そちらにしようかとも思いましたが、残念ながら成虫にしか効き目がありません。お散歩必須のさくら、万一草むらでノミが飛びつき、卵なんてつけられたら…と思うと、それはやはり、防げるものは防ぎたい! ということで、嫌でしょうけれど月に1回、我慢してもらっています。もちろん、我慢の代償はお支払いしています。対価を消費し終えると、「パパの重石」となるのがフロントラインの日の決まりです。さくらの気が済んでどくまで、さくパパは動いてはいけないお約束です。余談: 1週間ブログをサボったら、なんと管理画面の仕様が変わっている! よく見れば、わからないほど変わった訳ではないのですが、 このトシになると、こういう変化についていきにくくて…。 (フォト蔵からの写真の貼り付けに手間取りました) 使い易くしたのかもしれませんが、つい「使い難い」と思ってしまいます。 う~~む。
2016年08月02日
コメント(2)
半月ほど前のこと。今にも泣きだしそうな表情のさくら。とはいうものの、かなり情けない表情に見えます。そう、ここは病院の待合室。名前を呼ばれると、私の後ろに隠れてしまいました。が、それで済むわけではありません。診察室で待つ間、相変わらず扉の向こうに気配を感じるたびに振り向きます。狂犬病予防接種の時と同じ、ワクチンも元気だからこそ受けられます。シニアになってからは、予防接種の度に小さな不安もよぎりますが、今年も無事に済ませることができました。さくらには「良い子のご褒美=いつもより少し大き目なおやつ」をあげました。良い子にしていたわけではありませんが、私にもとってもイイモノが届きました。箱を開けた瞬間に、甘~い香りが。 一口ごとに「美味しいね」といってしまう桃でした。美味しい物ってやっぱり幸せです
2016年07月22日
コメント(2)
昨日一昨日と、とても梅雨とは思えない暑さだったさくら地方。お洗濯物が乾かないのは困りますが、今日は曇天で気温が下がり、ほっとしました。できれば水がめに雨が降ってほしいです。さて、先々週またも膀胱炎となったさくら。1週間の投薬を終え、金曜日にちっちの検査に行ってきました。今回もお薬の効き目はバッチリで、細菌も結晶もきれいになくなり、㏗もいい数値になっていました。この日、院長先生の診察を待つ間の問診の時、ペットの栄養学に詳しい副院長先生に、以前から気になっていたブロッコリーについて伺ってみると、、、「シュウ酸が多いので、できればやめた方がいいですね」とのこと。尿路結石を患った方ならご存知と思いますが、シュウ酸は「溶けない結石の原因」となります。さくらの膀胱炎のもとになっているのは、溶ける方の「ストラバイト結晶」なので、シュウ酸で問題は起こっていないからいいのでは、と思ったのですが、「将来的に起こるかもしれないリスクは、できれば避けた方が良いです」と言われました。 シュウ酸について調べてみると… 大抵の食べ物に含まれていますが、特にホウレンソウやブロッコリーには多く、 消化の過程で口・胃・腸から吸収され、血液に溶けて腎臓へ運ばれます。 ここで尿中のカルシウムと結合すると、大きくなって結石となります。 以前はカルシウムを摂ると結石になりやすいとされていまいたが、 最近では早い段階でカルシウムと結合して結石となれば、 血液中には溶けず、便として排出されると言われています。 ということのようです。 (真上から見たさくらのボディライン。 一応ややくびれアリ)ブロッコリーはさくらの大好物で、体重が増え始めた3歳頃からダイエットおやつとして、毎晩一房が我が家の決まりとなっていました。他にも、茹でたキャベツや白菜の芯、煮た大根、キュウリ、果物ならリンゴなど、気配がしただけで、キッチンのフェンスにへばりついているほど大好きです。なので、これは困ったことになりました。取り敢えず、ブロッコリーは減らすこと、キャベツや白菜の方が良い(マシ)なので、できれば置き換えることを考えます。 (お腹はプニプニですが、両肩と腿はかなりのマッチョ)先生にしてみれば、リンゴもわんこクッキーも肥満の原因となるのであまり与えてほしくないそうですが、どうしてもおやつ無しにはできません。。。せめて量や種類に気を付けていこうと思います。そうそう、副院長先生(女性・パピーの頃からお世話になっています)と言えば、こんな才能もお持ちです。ビックリするほどそっくりです。(それぞれのペットも描かれています)「動物病院ウラ話」なんて4コマ漫画を描いたら、大ヒット間違いなしな気がします。描いてくださらないかな~~。
2016年07月05日
コメント(4)
先週のこと。お散歩の帰りに病院へ寄りました。確かに元気も食欲もありますが、予防接種で来たのではありません。この数日前から、さくらの声が風邪をひいたように野太くなっていたのです。お散歩後のミルクを飲むときも咽てしまうし、3年前に声が出なくなった時とよく似た症状が出始めていました。 → 当時の様子はこちら(その時以来、リードは首輪ではなくハーネスに変更)それと、口臭がアヤシかった(膀胱炎の予兆)ので、尿検査もしていただきました。結果、尿検査の方はやはり膀胱炎が始まっていました。声枯れについては原因がはっきりしないものの、とりあえず抗生剤を1週間投与して、様子を見ることになりました。そして昨日(もう一昨日ですが)。再検査の結果、無事に膀胱炎は治まっていました。口臭も、膀胱炎の時の臭さはありません。声もまだ完全ではないものの、抗生剤のおかげか大分さくららしい声に戻っています。一安心です。同じような写真が続いてしまったので、話題を変えてちょっと違う写真を。さくらはとても舌が長いです。そう言う飼い主さんも多くいらっしゃいますが、動物病院の看護師さん達に揃って「さくらちゃんは長い!」と言われるので、客観的に見ても長いのだと思います。これならフツーですよね。でもさくらは。。。…行燈の油でも舐めそうです。 先日、N○Kの番組で「ペットビジネスの闇」という特集が放送されました。ご覧になった方も多いと思いますが、「引き取り屋」の問題に焦点を当てた内容でした。これまで、悪質ブリーダーのことなど、ある程度はペットビジネスの裏側を知っていたつもりでしたが、映し出された惨状は、吐き気をもよおすほど酷いものでした。ブログでお世話になっている方の中にも、こういう子達を少しでも救おうと頑張っておられる方々がいらっしゃいます。里親になってくださった方もいらっしゃいます。もちろんそれは本当にありがたいことですが、「ペットビジネスのあり方」が変わらない限り、悲劇はなくなりません。生体販売を健康管理などがきちんとしたブリーダーに限ることももちろんですが、「飼う側」も許可制にし、過去に虐待や放棄があった人は飼えなくするなど、ある程度厳しい規制が必要だと思っています。
2016年05月28日
コメント(2)
気温が上がるにつれ、漏水事故指数があがりつつあるさくら。朝、敷物が畳まれていたり、押しのけられている時はほぼ事故発生です。ここ数日はお天気が悪かったこともあり、気温が上がらなかったので無事でしたが、これからは気温とともに事故率が上がっていく予想です。昨日は朝は晴れ間も見えたものの、ほぼ1日中曇り空。翌日(今日)からは晴れて気温が上がる予報でしたが、昨年は、膀胱炎の為に予防接種が1か月近く遅くなってしまいましたから、気温が上がりきらないうちがチャンス!、ということで、久しぶりの病院へ行ってきました。久しぶりと言っても1か月ちょっとですが、昨年は足繁く通ってしまったので、病院通いが「久しぶり」なのは嬉しいことです。はい、悪いところがないので注射していただきましょう!毎度のことながら、診察台の上では「とても良い子」のさくら。病院を出た途端、爆吠え爆走で家路につき、そのまま早足で帰宅するのですが、昨日は珍しく大通りに出たところでストライキ。リードを引いて促しても、前に回り込んで座り込むので、そこからは抱っことなりました。(でも最後の直線コースは張り切って歩きました)シニアになると、予防接種で体調を崩すワンコもいます。さくら自身、数年前にダルそうになったことがありましたから、いつも通りに見えても、心の隅には不安があります。 (夕方姿を見せ始めた富士山)幸い今回は何ごともなく時間が過ぎ、私たちの夕食が終わる頃には毎晩のお約束であるブロッコリーを、いつも通りに平らげました。今朝はすっきりきれいな青空が広がり、富士山も良く見えています。朝のお散歩もしっかり歩き、朝のおやつもしっかり食べました。次は来月のワクチン接種です。余談:一昨日、テーブルに出しっぱなしだった黒マジックを手に 「これ、しまっちゃうわよ」とさくパパに言ったら、 「僕じゃないよ。さくママでしょ」 「あら、何に使ったんだったかしら…」 「眉毛でも描いたんじゃないの」 「」
2016年05月12日
コメント(2)
最近朝起きると、さくらが枕にお尻を乗せてねていることがよくあります。正しくはこちらなのですが、入り口側に背を向けたい理由があるのか、アンカの位置が気に入らないのか、そろそろアンカが暑いのか、ちょっと気になります。そしてその暖かさに誘われ、いよいよさくら地方も桜が満開となりました。つい先日まで3輪しかお花が見つからなかった木も(夕方で暗いですが)、残念ながら満開となった途端、お天気は曇りとなり、今夜には雨の予報も。でも、今年も少しくらいは「桜とさくら」が撮りたいなぁ、と思っています。さて、先日のさくらの健康診断ですが、 (やっぱり待合室では後ろ向き)結果を聞きに行ってきました。基本的には(足も含め)問題はなかったのですが、ひっかかったのは「BUN(血中尿素窒素)」の値が高かったことです。頻繁に起こる膀胱炎とは関係はないそうですが、腎機能に異常がないか、3か月後に再度検査してみることを勧められました。そしてもうひとつ。さくらの右目に小さな白色変性が見られました。7歳で早くも右目に白内障を発症して以来、毎日朝晩点眼をし、お顔のお手入れをして目を見ていたのに、先生に指摘されるまで全く気づきませんでした。さくらの瞳をアップにしてみると、黒目の中のレンズ(緑の線)の外側の端に、小さな白い点が見られます。一体いつからあったのか、照明の反射と思いこみ、そこに見えていながら見ていなかったのだと、反省しました。原因はわかりませんが、治したり進行を止める方法が無い代わりに、これで失明するということもないと聞き、少し安心です。人もワンコも、年を重ねるごとに故障個所や不具合が増えてきます。自分で不具合を申告できない分、気を付けてあげなければと毎回何かあるごとに思っているのに、、、ダメママだなぁ、とその度に痛感します。少しでも健康で、1日でも長く、私達との時間を過ごしてほしい。そう願います。
2016年04月01日
コメント(2)
「春」といえば。。。お花見・花粉・新生活…と色々ありますが、ワンコ界ではフィラリア検査の季節です。さくらはうちの子記念日が3月下旬ということもあり、この時期にフィラリア検査と併せて健康診断を受けています。というわけで、土曜日は健診に行きました。人間同様血液検査の前は絶食ですから、朝散歩のまま(朝食前に)病院です。予約した際に受け取った採尿と検便の容器を提出し、診察室へ。診察室の前を人が通る度、ビクビクと様子を伺います。体重測定を済ませ、院長先生の診察開始。心音・脈拍・足の具合・外見(目や耳)を確認します。かなり緊張していたので、きっと血圧も脈拍も上がっていることでしょう。次は採血。看護師さんが保定している間に、後肢から採血します。「飼い主さんはお顔の方へ」と言われ、さくパパが話しかけるも…苦手だった血圧測定は、今年は嫌がるふうでもなく、落ち着いてできました。最後は気になる体脂肪の測定です。はい、数値は明かしませんが、ダイエットの効果で前年比-6%でした。お腹が空いている分、疲れも倍増だったことでしょう。病院近くの桜はまだ二分咲き。さくら地方の満開は、今週末の見込みです。なので、帰り道にある小さな公園の小さな花壇で。前回の「背景ぼかし」機能のリベンジを試みましたが、今回はさくらだけでなく背景もクリアに。これでは一般モードと変わりません。しかも風が吹いてさくらが迷惑そうだったので、早々に切り上げました。遅めの朝食を済ませ、お昼寝タイム。 お疲れさまでした。気になる検査結果は、後日UPします。(フィラリア検査は問題ナシでした)
2016年03月29日
コメント(2)
ブログ更新が遅いので、お話がなかなか現状に追いつきませんが、今日は数日前の状況報告です。朝、さくらを見ると、毛布も敷物も押しのけて直接クッションの上で寝ています(この前日は暖かかったため、アンカではなくクッションでした)。こういう状態の時は、漏水事故が起きている可能性大。案の定、オネショをして濡れた敷物を押しのけていたのでした。実はこの前夜、寝かしつけて1時間した頃、サークルの中から呼ぶ声が。始めは甘えているのかと無視しましたが、仁王立ちで視線を送ってくるので念のため確認すると、オネショでした。汚した毛布を替えてあげたら、大人しく寝てくれたのですが、翌朝もとは…。やれやれ、と思っていたら、、、午後には血尿が!夕方のお散歩の帰りに、そのまま病院へ。尿検査の結果は、毎度おなじみの膀胱炎でした。足のチェックの為に廊下を歩かせた時にも血尿が漏れ(結晶も)たので、止血剤の注射を打たれ、1週間分の抗生剤が処方されました。 (待合室では、相変わらず私の後ろに隠れます)一方、足の方は順調とのこと。ちょうど術後半年目となるので、レントゲンを撮って確認しました。骨も器具の状態にも問題なく、順調な回復といえます。冬に金具が冷えて足が痛み、取り出すこともある、と聞いたことがあったのでその点について伺うと、さくらの場合は材質がチタンなので、まず心配ないとのこと。(ステンレスの場合はそういうこともあるようです)先生が驚かれたのは、またもさくらのこの「立派な筋肉」。「このサイズの小型犬としては、驚くほどの筋肉の付き方ですね。 特に右(手術していない方)はすごいです。」と。確かにさくらは昔からお散歩で鍛えた「マッチョ」ちゃん。その分、まだ左の筋肉量が追いついていないようで、時折右荷重になったりよろけたりするのも、そのせいかもしれません。なにはともあれ、半年目の状態が順調でホッとしました。怪我をした当初は、もしかしたら車椅子が必要になるかも、と思ったり、手術直後は、お散歩必須のさくらの為に介助用ハーネスを探したりしましたが(家にあるバッグ型ハーネスで間に合いました)、さくらの場合は、思い切って手術して正解でした。将来の事も含め、全く心配がないわけではありませんが、ここまで回復してくれて、本当に良かったと思います。帰宅後、病院での緊張で疲れたせいか、膀胱炎でだるいのか、おやつが済んだらすぐお昼寝を始めたさくら。お昼寝場所に選んだのは、、、もちろん、パパの上です。(お尻に乗っているのは、さくらの宝物のボール)しかも、和室にたどり着く前にさくらに「伏せ」と言われ、思わず従ってしまったさくパパ。まさかそのまましばらく身動きがとれなくなってしまうとは。「腕がしびれた~」と情けない声をあげていましたが、さくら様のご命令では仕方ありません。狭~い室内なのに目的地に着けず、お気の毒様。
2016年03月13日
コメント(2)
先週の金曜日はさくらの定期通院日、3回目の注射の日でした。足の方は特に問題もなく、ゆっくりと回復中です。併せて尿検査もしていただきました。なんと、2日前には高い数値が出ていた「潜血・Ph・赤血球・白血球・細菌」の全項目が、たった2日の投薬でほぼ正常値に。尿蛋白はまだ出ていますが、2日前よりは改善されています。例年暑い季節にしか発症しなかった膀胱炎が、この時期に発症したのも不思議ですが、毎回投薬するとあっという間に治まってしまうのも不思議です。ついでに、と言ってはなんですが、目に入るのが気になっていた耳の飾り毛もカットしてもらいました。(こちらの病院は、複数の看護師さんが=トリマーさんです)診察台の上で急にお願いして切っていただいただけなので、トリマーさん目線からするとちょっと納得のいかない点がある出来なのだそうですが、目に入らないし左右も合っているので、私としては十分です。カットを担当してくださった看護師さんが、入院中も血尿があったことを教えてくれました。(原因はストレスと思われ、余計な心配をさせないためか、 私達には知らされていませんでした。)例年とは違った時期の今回の膀胱炎も、足の事やお留守番があったことなどでストレスが原因だったのかもしれません。今年はGWに最初の膀胱炎があり、抗生剤の投与も長期でしたから、このまま治まってお薬との縁が切れることを願います。そうそう、体重の方は少~しずつですが順調に減っています。退院時と比べれば-0.3kg。わずかに思えますが、手術時と比べれば-0.5kgですからまずまずです。できればあと0.1~2kg減ったところでキープできるとよいなぁ、と思います。
2015年12月09日
コメント(4)
師走だから、というわけでもありませんが、何故か最近忙しくなってしまって…今日は近況の簡単更新です。(グータラなので、時間の使い方が下手なのです)昨日は日差しがなく冷え込んだため、さくらは1日の大半をアンカの入っている自分のベッドで過ごしました。(今日もベッドで丸まっています)私は3軒目の整形外科へ。紹介状をいただいた総合病院は、初診の受付だけで30分待ち。慣れない病院通いは、時間がかかることに疲れてしまいます。そして、一昨日はさくパパが体調不良で会社を休み、寝込んでしまいました。幸い翌日には復活して出勤できましたが、朝からバタバタでした。さらに。足の方はまぁ順調そう、なさくらが、久々の膀胱炎で血尿に。例年初夏に発症し、秋になって気温が下がるのと同時に治まるので、季節外れの発症に驚きました。今回の原因は、結晶ではなく細菌とのこと。週末にお腹にカブレが出ていたので、お散歩で何か拾ってしまったのかもしれません。止血剤の注射を受け、抗生剤が処方されました。家族の体調不良はともかく、他は何が忙しいのかわからないままに、またもお稽古の宿題(復習分)が追い込まれてしまいました。月に2回しかないのに、どーしてできないのか…。本当は楕円形の石鹸で彫らなければならないのに、きちんと彫り直す時間がとれず、パーツ練習のつもりで彫った丸形を提出することに。先生、ごめんなさいっ!
2015年12月03日
コメント(2)
金曜日の朝、6時半頃のさくら地方。お月さまがきれいに見えています。その15分後には、街が朝焼けに染まり始め、富士山も朝日の色に。が、その1時間後、午前8時前には様子が変わり、街は深い霧の中。近くの高層マンションも見えなくなりました。さくら地方では珍しい深い霧に、通勤時間の交通にも影響が出たようでした。霧は1時間後には消え、9時過ぎにはいつもの景色に。さっきまで霧に沈んでいた高層マンションも、隠れていた富士山も良く見えます。ちなみに、富士山はお昼前にはこんな感じに。まるで雲の衣をまとったような、ふんわりとした姿をしていました。さて、この日はさくらの定期通院日でした。相変わらず待合室では私の後ろに隠れて、落ち着かなげでした。足の状態はまずまずで、内部の糸が原因とみられる腫れも落ち着いています。レーザーを当ててもらい、2回目のカルトロフェンの注射を受けて終了。注射の効果は見てわかるものではないのでなんとも言えませんが、将来的にさくらの足に良いならば、あと2回頑張ってもらおうと思います。この日は患者さんが多くて待ち時間が長く、その分さくらも疲れたようでした(病院にいる時間が長いほど、緊張が続くので)。足が良くなるにつれ、活発に動くようになってきていますが、術後3か月(あと1週間)はボール遊びなどの激しい動きはしないようにとのこと、あと少しの我慢です。このまま順調に回復してくれますように。 (夕映えの富士山)余談:先日の整形外科で、かなりがっかりした私でしたが、 しっかりご飯を食べて気力復活、土曜日には別の整形外科を受診。 今回は納得のいく診察を受けることができました。 解決しないことはあるものの、紹介状もいただき、一歩前進です (症状を聞いてもらえるだけでも嬉しかったです)。 ちなみに、今回受診したのは以前ガングリオンでお世話になった病院で、 (当たり前ですが)診察室も清潔で安心してベッドに乗れました。 先日の病院は、ベッドに乗るのに一瞬躊躇(毛や埃が…)。 座るだけでよかったけれど、「寝てください」と言われたら抵抗を感じたと思います。 そういうところにも、病院の姿勢は出る、とよくわかりました。
2015年11月30日
コメント(2)
定期通院だった金曜日。前回の通院で先生に勧められた、「カルトロフェン」という軟骨再生促進の注射をしていただくことにしました。膝の手術をする、ということは、手術で開いた際に関節液が流れ出てしまうわけで、関節液が戻るまでには時間がかかります。その間に軟骨がすり減り、関節症を発症させてしまうリスクをこの注射で減らす効果があるのだそうです。但し、関節炎を発症してしまってからでは効果が少ないそうで、始めるなら早めの方が良いといわれ、開始しました。週1回を4回受けて様子見となります。診察室でレーザー治療が終わる頃には、こちらも定期通院日だったさくパパも合流。一緒に説明を受けて注射に同意、お願いすることにしました。実際の注射は、打つ位置も薬液の量も予防接種と同じでした。硬直しているさくらの背中の皮をヒョイとつまんで針を刺して「はい、おしまい」。無痛と言うわけではないでしょうけれど、この程度で済むなら、あと3回頑張ってもらえそうです。ふと、そう言えば注射の位置とマイクロチップの位置は当たらないの?と疑問になり、先生に伺ったところ、読み取り機を出して見せてくださいました。注射の位置より少し上に入っていました。さて、こちらは少し前に届いた jewel dogs さんのおリボンです。今回は大き目サイズばかりを購入しました(似合うかどうかはこの際モンダイではありません)。さくらはトップノットがありませんので、頭につけることはできません。写真用にちょこんと乗せているだけで、実際には首輪につけることになります。足が良くなったら、可愛いおリボンをつけてお出かけしたいと思います。 お知らせ 追記:下記フリマの件 あいにくの天候だったため、早めに撤収しました。 ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。いつもお世話になっているまるぽこさんが、 明日23日(祝)の午前10時~午後1時頃まで、 滝野川公園のフリマに出店なさいます。売り上げは全て、保護犬のために使われます。お天気がちょっと心配ですが、お近くにお越しの方、お時間のある方は、是非お立ち寄りください。
2015年11月22日
コメント(6)
さくらは9月初めの土曜日に足の手術をして以来、毎週金曜か土曜にチェックとレーザー治療のために通院しています。ということで、先週の金曜日も病院に行ってきました。近所の動物病院の院長先生が主治医をしてくださっていますが、執刀医は別の病院の先生でしたので、診察内容はメールでやりとりしてくださっています。前回撮影したレントゲンも送って診断していただいたろところ、プレートや骨の状態は安定していて心配はなさそうだけれど、やはり実際の筋肉のつき方や歩き方を見てから、リハビリの方法を決めたいとのことでした。どんなリハビリがあるのかうかがったところ、最近はバランスボールを使ったりもするのだそう。さくらがそれをするかはわかりませんが、ついつい「足場が悪いと危ない」と気をつけすぎるのもいけないのかもしれません。また、現在使っている「アンチノール(関節の炎症を抑えるためのサプリ)」は、当分続けるように、とのことでした。そして今回勧められたのが、軟骨の再生を促す注射(「カルトロフェン」だったかな)。自分の経験上、関節注射は痛いのでさせたくないなぁと思ったのですが、これは注射する位置も薬剤の量も予防接種と変わらないのだそう(つまり背中)。週1回注射を4回(つまり1か月)で1セット終了、様子見、だそうです。できれば痛い思いはさせたくないので、サプリではダメなのか伺いましたが、薬剤と違い効果のデータなどの裏付けがないので、この注射の方がお勧めとのことでした。この注射自体は特別なものではなく、高齢で手術できない関節炎の犬にはこちらの病院でも日頃から使っているものなのだそうです。半月板の4割を除去していることを考えると、軟骨の再生はとても大切ですが、まだ決心はついていません。診察とレーザーを終えて待合室に戻ると、さくらも緊張がとけて奥にいる看護師さんをじっと見つめます。診察前は人の動きにビクビクしていたのに、声をかけてほしくてうずうず。お会計をこちらまで持ってきてくれた看護師さんに「好きです」アピール。病院を出るときには「帰るわよ」と爆吠えで、診察室の姿からの豹変ぶりを笑われながら病院をあとにしました。炎症も見たところ悪化はしておらず、一安心です。あとは注射をどうするか、次回までに考えなくてはなりません。
2015年11月16日
コメント(4)
せかっくの週末にお天気が良くても、足を痛めてからはベランダでのボール遊びもしていないさくら。なので、先週末はさくらを連れて、近所のスーパーへ小さな棚を買いに行きました。お出かけと言えるほどではありませんが、少しは気晴らしになったかもしれません。残念ながら、今日はパパが会社の用事で外出。明日はお休みですがあいにくの雨予報、グータラな1日となりそうです。さて、昨日は術後2か月目のチェックの日でした。人間にとっては、レントゲンは痛くも何ともない楽な検査ですが、さくらにとっては仰向けに押さえつけられて、機械が近づいてくる、というのは結構な恐怖のようで、苦手な検査の一つです。ちょっと心配していましたが、今回は「いい子」にしていられたようでした。レントゲンでの所見は、プレートやビスのズレもなく安定。アップで見てみると、骨の接合部(矢印のところ)も順調に骨がつながり始めている様子(斜めに走っている黒い線がぼやけてきている)。負担がかかっていることが心配だった右足の方も(なんだか鳥の写真のようですが)、先生によると、内方脱臼の癖はあるものの、関節の収まり位置も筋肉とのバランスもとてもいいので心配はないとのことでした。ただ、左右の筋肉がかなり違ってしまっているので、リハビリをどうするか検討が必要になりそうです。炎症の方は、さくら自身が気にしていないなら、今のところ酷くなる気配はないので、すぐに対処が必要ということはないそうです。時々かぶれ用の塗り薬をつける程度で様子見となりました。一応、2か月目チェックは無事に終了で一安心す。今回のレントゲンや診察結果は、院長先生から執刀医の先生へメールで送られますが、3ヶ月目の区切りで一度執刀医の先生の診察を受けるよう、勧められました。お世話になっている病院では、CBLO法はさくらで6例目ですが、CBLOと膝蓋骨脱臼の整復の2種類を同時に行ったのは初めてだそうで、実績のある先生に診ていただいた方が良いだろう、というお話でした。(筋肉についてのリハビリの相談も勧められました)さくパパと話し合った結果、少し遠いけれど1度は診ていただいた方が、ということになったので、そう遠くないうちに受診することになりそうです。
2015年11月07日
コメント(4)
今日のさくら地方は朝から冷たい雨が降り、お日様も見えず冷え込みました。こんな日はお洗濯もせず、、、のはずでしたが、昨夜からさくらが2回オネショをし、お洗濯する羽目になりました。シャンプーの後はキケン(オネショ率UP)なので、ちっちするよう促してはみるのですが、言うことを聞かずにお夕寝でオネショしてまた洗われ、そのまままたちっちせずに寝て朝にはオネショ…。困ったものですが、膀胱炎ではないだけヨシと思いましょう。(躾上ちっとも良くありませんが)さて、金曜日は足のチェックのための通院でした。この病院では、診察室に入ると担当の先生の診察前に、他の先生か看護師さんによる体重と体温の測定、問診があります。今回は久しぶりに、入院中さくらにフードを食べさせてくださった先生でした。「入院中はお世話になって…」などとお話ししていたら、「懐かしいですね~。膝に抱いて一粒ずつ…」え? 膝に抱いて? 思わず聞き直してしまいました。ハンストしていたさくらに、退院直前のお話では「一粒ずつ手であげれば」だったのが、退院後の通院時に「名前を呼んで撫でて、話しかけながら一粒ずつ…」とわかり、とうとうご本人からのお話で「膝に抱っこして」も追加されていたことが判明。これでは看護師さん達に「甘やかしちゃダメですよ」と言われていたというのも頷けます。・・・大変お世話になりました。肝心の足ですが、骨の回復具合はまぁまぁ順調ですが、炎症の方は相変わらずです。悪化してはおらず、「本人が気にして舐めたりしていなければ問題ない」とのことで、今回はお薬も出ませんでしたが、今日になって少し腫れが大きくなっているように見え、お薬をいただくべきだったかと思っています(1cm程度のことではありますが)。きっと完治するまでこんなことを何度も繰り返すのでしょう。お散歩は前回の診察で15~20分程度までOKが出ていたものの、炎症が気になって10分のままにしていたのですが、「それは気にせず、しっかり歩かせてください」とのことでした。私達もさくらもついつい怠け癖がつき、簡単なお散歩で楽をしてきましたが、そろそろちゃんと「運動」しなければいけない時期になったようです。
2015年11月02日
コメント(4)
昨夜遅くから急に北風が強まり、とうとうさくら地方にも木枯らし1号が吹きました。これからどんどん朝起きるのもお散歩に行くのも辛い季節に入っていきます。それでも今朝富士山が見えたことは、冬の間の数少ない楽しみの一つです。(初冠雪以降靄っていて夕富士のシルエットしか見えなかったのが、やっと姿を見られました)さて、土曜日にさくパパの実家から秋の味覚・枝豆が届きました。さくらも早速茹でたてをお味見です(さくらの分はお塩を落としています)。ブロッコリー・キャベツ・大根など、茹でたてお野菜が大好きなさくら。この枝豆もかなり気に入ったようでした。が、さくらにもいいこともあれば嫌なことも。この日は足の週1回のチェックのための通院日。特に先日発症した縫い目下部の炎症が気になります。お散歩がてらさくパパとさくらが先に家を出、あとから私が病院で合流することに。私が着いた時には既にさくらは診察台の上でした。台の上で固まっているさくらの鼻先に手を出して声をかけると、そうっと舌を伸ばして私の指につけ、、、そのまま硬直してしまいました。その姿は、「TVの築地市場の中継で、こういうの(←マグロ)見るなぁ」という感じ。緊張状態のさくらには悪いですが、思わず笑ってしまいました。院長先生の診察の結果、やはり体内の糸が原因で炎症を起こしているとのこと。この糸は内臓を縫うのにも使われるもので、通常溶けるまでに3か月~半年かかり、さくらもこの糸で筋肉や筋膜を縫っています。筋肉や筋膜がつくまでに何か月もはかかりませんが、同じ糸なので溶けるには数か月かかります。小型犬の場合、足に余分なお肉がないので、結び目が皮膚を刺激してしまうようです。また、糸に対するアレルギーで炎症が起こることもあります。さくらの場合、どちらが原因かはわかりませんが、もう1週間消炎剤を服用してみて、改善されなければ取り出す処置が必要になるかもしれません。診察の後は、いつものレーザー治療です。帰宅後、緊張から解放されたさくらは、おやつを済ませてお昼寝(お夕寝)タイム。お気に入りのクッションは前日のオネショでダメにしてしまったので、小さめの丸いクッションの上でうずくまるように寝ていました。そうそう、さくらの名誉のために(笑)書いておかなくては。前日のオネショは、消炎剤の影響だったようです。先生によると、このお薬の副作用として、お水のがぶ飲みや利尿作用があるとのこと。失礼しました。(本当に「お薬のせい」でありますように。。。)
2015年10月25日
コメント(4)
おかげさまで、さくらの足は順調に回復してきています。もちろん、まだ立ちあがる時によろけたり、立っている間は右足荷重だったりはしますが、家の中での動きは活発になり、お散歩も以前のような早足になってきました。が。 月曜の晩、ふとさくらの足を見ると縫い目の一番下あたりが赤くカブレていました。大きさも見た目も、真ん中にやや化膿した白っぽい芯のあるニキビのような感じです。さくらは時々土や草にカブレてお腹に赤い点々ができることがあり、この時もお腹に数個カブレがあったので、同じかと思い、リンデロンを塗ってみました。けれど水曜になっても改善が見られず(お腹の赤いポツポツは通常2日で改善)、むしろやや膨らんできたように見えます。現在、足のチェックでの通院は金曜か土曜なのですが、先生が「感染症に注意」と仰っていたことが不安になり、病院へ行きました。この日は担当してくださっている院長先生は不在で、副院長先生に診ていただくことに。診察の結果、表面のカブレではなく、内側からの炎症ではないかとのことで、抗生剤と消炎剤が処方されました。考えられる原因としては、中の糸が当たって炎症を起こしているのかも、ということです。特に位置が縫い目の一番下なので、「結び目」が原因かもしれないようです。悪化するようならその糸を取り出す処置が必要になるかもしれないとか…。とりあえず3日間お薬を服用し、週末に院長先生の診察を受けます。どうかお薬が効いて炎症が治まりますように。(涼しくなって膀胱炎が起きなくなり、やっと抗生剤と縁が切れたと思ったのに…)余談:気になる事と言えば、、、この座り方も気がかりではあります。 (右足の角度がヘンなのですよね~)
2015年10月22日
コメント(2)
さくらが大嫌いなもののひとつに、フロントラインがあります。ノミダニ予防薬は市販でも色々と出ていますが、最近話題のマダニにも有効ということで、フロントラインプラスを使っています。が、これを首筋にたらすと、さくらは全身を毛布やマット類に擦り付けます。ゾワゾワした感覚があるのか臭いが嫌なのかはわかりませんが、昔から大暴れで、ここ数年は「フロントライン」と言うだけで震えるほどです。フロントラインの効果は1か月~1か月半。足を怪我する数日前にフロントラインをしていましたが、もう効果切れです。とはいえ、今の足の状態で暴れさせるわけにはいきません。先生に相談の上、今回は「ネクスガード」という食べるタイプを試すことにしました。パパとフロントラインの話をしだした途端、寝室へ逃げ込んでしまったさくら。呼び戻すと、今度はパパの膝の上に逃げて震えています。が、「今日は違うの。食べられるお薬なのよ。」と言うと、「食べる」という単語に反応し、震えはピタリと止まり、どうやら気に入った様子です。内服タイプは体に影響がないか心配でしたが、先生によれば特に心配はなく、最近ではこちらが主流になりつつあるとのこと。家にはまだ買い置きのフロントラインが残っていますが、足が治るまでは暴れさせるわけにはいきませんので、年内はこの「食べるタイプ」を使ってみようと思います。食べるタイプなら、シャンプーとのタイミングも気にせずに済みますから、買い置きのフロントラインがなくなったら、こちらに変更しても良さそうです。
2015年10月18日
コメント(2)
先週後半は本当に夕日がきれいな日が多く、山の端に沈む姿もよく撮れました。その分空気が冷んやりと感じられる日も増え、さくらの日向ぼっこが始まっています。さて、金曜日は術後週1回となっている足の検査に行ってきました。相変わらず待合室に入ると落ち着かなくなり、私の後ろに隠れようとしますが、以前ほどの震えはないように思えます。この日も膝へのレーザーと、触診、歩行観察です。普段の状態としては、 ・200m程度のお散歩はややびっこだが速足で歩ける ・寝起きなどによろける事が多い ・立っている時も明らかに右足荷重といった状態です。先生によれば、術後の痛みというよりも、違和感から荷重しにくいのでは、とのこと。もちろん、筋肉もかなり落ちていますから、これからは少しお散歩の距離を伸ばして、しっかり左足を使う練習をしなくてはなりません(右の負担が続いているので)。ということで、10分程度のお散歩はOKということになり、朝お散歩のコースが解禁となりました。まだ走ったり飛んだりは禁止ですが、これから少しずつ距離を伸ばしていくことになります。シャンプーも解禁となりましたので、その様子は次回UPします。一歩ずつですができることが増え、そんなさくらを見られることを嬉しく感じています。そうそう、退院後、先生の薦めで「アンチノール」というサプリを飲ませています。関節・皮膚被毛・心血管の健康維持に良いのだそう。先生によると、「膝にメスを入れた子は将来関節症を発症するリスクが高まるので、予防のためにも飲ませた方が良い」とのことでした。効き目はまだわかりませんが、サプリは薬剤と違い副作用がないので、とりあえず骨が安定するまで(半年~1年)は飲ませてみようと思います。形態はさくらのカリカリフードよりやや大きめのソフトカプセルですが、お薬をと違って苦みがないせいか、フードと一緒にペロリと食べてしまっています。
2015年10月12日
コメント(0)
暑くなったり冷え込んだり、朝晩の気温差が大きくなったり。気持ちの良い秋晴れが少ないなか、いつ衣替えをしようか迷っています。投薬の効果でさくらの血尿は治まっています。足の方も順調に感じられ、最近では以前のように棒ガムを持ち出す姿が見られるように。そう、今回の手術では、足の治療以外にもうひとつ「したこと」があります。少し迷ったのですが、マイクロチップを入れました。数年前からペット業界(獣医さんやショップ)で推奨されてきたチップの装着。動物愛護管理法でも「犬や猫などの動物の所有者は、自分の所有であることを明らかにするためにマイクロチップの装着等を行うべき」とされています。なので、子犬のうちにいれてしまうショップも増え、海外に行く場合の必須ともなっています。チップのサイズは直径2mm長さ12mm程度。首の後ろに、一般の注射針よりは太い針で注射と同じやり方で注入します。「痛みは普通の注射程度」とのことですが、、、自分が膝の水を抜く時、普通よりちょっとだけ太い針でも痛いのに、それより太くて痛くないわけがない、と感じます(関節注射と皮下注射は違いますが)。それに、「わずか1cmちょっと」と言っても、小型犬にとっては結構な大きさに思えます。人間で換算したら、直径1cm長さ6cmの物くらい…? などと考えると、注入後の違和感もかなりあるのでは、と二の足を踏みます。そんなワケで、「海外に行く予定もないし」とこれまで敬遠してきたのですが、今回手術で全身麻酔をするので、その間に入れるなら痛みはない、と思い、お願いしました。このところ増えている自然災害が頭をよぎったことも、決断の一因です。(外出中の災害や避難で、万が一はぐれたら…と)今のところ、さくらが気にする様子はありません。普通に撫でている感触も、特に変化はありません(ちょっと怖いので、強く押してみたりはしていません)。が、病院で専用の読み取り機をかざすと、チップのナンバーが表示されます。注入位置が首の後ろ、ということで色々不安な点を伺いましたが、首輪より下なので邪魔にならず、予防接種やフロントラインにも影響はないそうです。サイボーグになったワケではないけれど、心身ともに健康な強さを持っていてね、と思います。(ビビりんがちょっと強くなれたらいいのだけれど)
2015年09月28日
コメント(7)
ここ数日は、朝晩の気温がグッと下がってきました。少し前までさくらは、ジェルマットに敷いたバスタオルを上手に枕として使って寝ていましたが、朝晩が冷えるようになったことと、少しの段差なら超えられるようになってきたことで、先日購入した縁の低いカドラーを使うことに。抵抗はなく、縁に顎を乗せて上手に使っています。足の状態はこんな感じ。表面の傷は、目立たないほどきれいになっています。(細かく縫合してくださったおかげです)骨がつくまでには長い時間がかかるかもしれませんが、傷口の心配がなくなっただけでも前進です。さて、一昨日木曜日のこと。本来であれば、金曜か土曜に3週目のチェックを受ける予定でしたが、ワケあって病院へ行くことに。まだ自転車に乗せて良いのかわかりませんでしたが、雨が降り出す前に行きたかったし、バッグだと立ちあがってしまうのに、自転車ではおとなしく座っていてくれるので、自転車にしました。本当は、様子が見える前カゴに乗せたいのですが、後ろの方がカゴが大きく、ハンドルのブレの影響もないので、今回は後ろに乗せました。(かなり慎重に走りましたが、やはり不安でした)これまでは夕方のお散歩ついでに寄っていたのですが、この日は午前中(朝お散歩から数時間後)だったこともあり、ビビりんさくらは、歩行チェックで抱き上げられた途端、お漏らしを…。しかも3回も。ご迷惑をおかけしてしまいました。足は順調で、家でも活発になってきたさくら。寝ている間体重がかかるせいか、寝起きなどは特にびっこを引きますし、はしゃいでクルクル回ると転んだりもするので、それが患部に悪い影響をしないか心配でしたが、その程度で破損したりすることはないとのことで、あまり心配はないようです。ただ、走ったり遊んだりはまだNG、ちょっと小走り程度まで、とのことでした。問題は、、、また血尿が始まってしまったことです。術後しばらくは膀胱炎の時と同じ抗生剤を服用していたのですが、それがなくなって数日後に血尿となり、再度抗生剤を5日間服用。治まったと思っていたら、水曜日からまた血尿となったため、今回予定外の早めの通院となりました。尿検査では、やはり白血球・赤血球・上皮細胞・ストラバイト結晶がみられ、明らかな膀胱炎でした。エコーを撮ってみると、膀胱壁がやや厚くなり、石らしきものが写っています。材質はわからないものの、下にその幅の影ができていることから、石状の硬い物があることに間違いはないのだそう。サイズは最大幅6mm、厚さ1.5mmで、そう大きくはありません。なので、レントゲンではまだ確認はできませんでした。ついさっきのお漏らしは、膀胱炎の影響もあったのかもしれません。とりあえず、また1週間抗生剤を服用し、様子を見ることに。問題がなければ、次回の通院は来週末です。もはや持病となってしまった、夏場の膀胱炎。例年であれば、涼しくなると治まっていたのですが、今年は入院のストレスもあったので、少し長引くかもしれません。早くお薬と縁が切れますように。
2015年09月26日
コメント(0)
連休初日の土曜日。さくらが膝を痛めてからお留守番はさせずにいたので、さくパパがお留守番をしてくれる日は、予定を詰め込んでいて大忙しとなりました。朝は1か月半ぶりのお稽古へ、そのまま電車移動しつつ夕方まで用事があり、最後はさくらの病院で、パパ&さくらと合流しました。この日は、さくらの術後2週間目のチェックです。まずは院長先生の診察前に、リハビリの入り口となるレーザー治療(5分間)です。これは関節や筋肉の炎症を和らげるというので、手術前から行っています。そして、院長先生の診察です。触診のあと、さくらの歩き方をチェック。そう、この日のチェックでさくらは無事にケージ生活から解放されることとなりました。もちろんまだ遊ぶことは禁止で、室内を少し移動する程度、のお許しです。それでもここまでは順調にきたと感じられ、とても嬉しかったです。これからはリハビリも大切になります。その第一弾として、自宅でのマッサージを毎日朝晩の2回、1回10分で実施することになりました。場所は手術した側の足の大腿部~腰の辺りです。人間でも1週間入院すればかなり筋力が落ちますが、わんこは人間以上のスピードで筋力が落ちてしまうのだそう。さくらはまだ歩き方がピョコタンですし、立っている時も足を浮かせていたりします。病院では頑張って歩きましたが、それでも左足への荷重は1~2割です。なので、刺激を与えたり、ほぐしたり、血行をよくしたりする目的で、患部の上部にある筋肉にマッサージをします(患部に近い腿の半分から下は触らない)。力加減を間違えると怖いので、先生に「私と主人の手にしてみてください」とお願いして確認、「撫でる適度」の強さでした。カブレの方もかなり改善し、もう塗り薬は不要です。そしてさくらにとって嬉しいのは、、、エリザベスカラーも不要となったことです。保護テープがなくなり、糸がなくなり、カブレがなくなり、、、やっとカラーがなくなりました。患部を舐めることがなければ、この姿は見納めです。さくらが無事仮出所となったらお赤飯を炊こう、と思っていたのですが、この日は朝から外出で忙しかったため、出先で買ったお赤飯まんじゅうでささやかにお祝いしました後姿を見ると、毛を刈られた左足はまだ少し腫れが残っていてもかなり細く、心もとなく感じます。どうかこのまま順調に回復してくれますように。
2015年09月21日
コメント(2)
昨夕、無事に抜糸となりました(最後に傷口の写真を載せていますので、見たくない方はスルーしてください)。抜糸は、先生にとってはやりにくかったかもしれませんが、看護師さんに抑えられたりV字マットに仰向けにされたりするよりはさくらが落ち着くだろうと思い、ずっと私が抱っこして足先を抑えていました。関節の腫れはかなり引いてきていますが、まだ本来の状態ではありません。術創の周囲は保護テープの痕が赤くかぶれ、さらにその周囲は、手術直後1週間貼られていた大きなテープの糊がこびりついています。それでも抜糸ができる状態となっていたことに一安心しました。もちろん表面の術創がくっついた、というだけで、切った骨がつながったワケでも歩けるようになったワケでもありません。それでも、ここまでは当初のスケジュール通りに進んでいます。退院、抜糸ときて、次は連休中に絶対安静のケージ生活からの解放を目指します。そこまで行けば、その先はもう日にちは関係ありません。さくらのペースで、少しずつ前進していければと思います。ケージから出て、室内を歩けること。他の部屋との行き来ができること(狭いけど^^;)。短いお散歩ができること。カートやバッグでの外出ができること。そしていずれは標準のお散歩コースが歩けたり、走ったりできる日がくることを願っています。さくらの声が風邪をひいたように野太くなっていることが気になり、「人間の場合は手術時の気管挿管で、声が掠れると思うのですが…」と伺ったら、犬の場合でも手術では挿管するのだそう。マスクと点滴だけなのかと思っていました。^^;で、それが声の掠れの原因かと思っていたのですが、院長先生の診察後、レーザーを当てて下さった副院長先生から、「さくちゃん、ずっと啼いていたものね」と。大人しくしていると聞いていたので、ええ~!とビックリ。ワンワン!でもキュウ~ンでもなく、小さな声で「オウ…アウ…」と啼き続けていたのだそうです。早期退院になりかけた理由は、ハンストだけではなかったのかもしれません。そして、そんなさくらを新人の先生が気にかけて下さり、看護師さん達に「さくらちゃんをそんなに甘やかしちゃダメですよ」と言われながらも、始終声をかけたりフードを一粒ずつ与えたりしてくださったそうです。入院させている間、どなたかの目に留まるだろうか、名前を呼んでもらえているか、声をかけてもらえたか、と思っていましたから、本当に本当に有難く嬉しく思いました。多くの方に支えられ、さくらは入院生活を乗り切ることができたのだと、あらためて感じました。余談:レーザーをしている間、私の顔を舐めているさくらを見て、 副院長先生が「さくちゃん、舌が長いですよね」と仰ったので、 「アリクイみたいですよね~」と言ったら、 「そう言われてましたよ。 ケージの中で遠くにあるフードを 舌を伸ばして舐めとってましたから」 ・・・さくらさん、ハンストの後はアリクイ食いですか。。。この下に、抜糸後の傷の写真を載せています。見たくない方はスルーしてください。
2015年09月16日
コメント(8)
大雨に地震に噴火…なんだか自然そのものが「落ち着かない」ように感じますが、これ以上の被害が出ないよう、願うばかりです。さくらの様子ですが、絶対安静の為、1日の大半をサークル内で過ごしています。もともと夜寝るときはサークルでしたから、中に入ることに抵抗はないのですが、さすがに退屈そうで、目が覚めると時々こちらに合図を送ってきたりします。基本的には、朝晩の食事とおトイレ散歩、あと2回位出るチャンスがあり、その時はなるべく撫でてスキンシップをはかっています。さくらも少ないチャンスに精一杯甘え、膝に乗ってきます。足の状態はまだまだで、パパに寄り添って座る時も足を浮かせています。手術前にはちゃんとつけていたので、ちょっと不安に感じてしまいます。こちらは退院翌日の様子。パパが指を舐めさせているのですが、何をしているのかと思ったら、1滴ずつお水をあげていました。エリザベスカラーに慣れておらず、飲みにくいのだとは思いますが、あまりに効率が悪いので、コットンに含ませて絞って飲ませました。今は自力で飲むこともできますが、膝に乗せているときに口元までお水皿を持って行ってあげることが多いです。ちょっと過保護に思えますが、歩くたびによろめくので見ているのが怖いのです。さて、先日退院の際に、レントゲンで疑問に思っていた点を伺ってきました。Q1. レントゲンに写っている三角形に曲がったようなピンは何か A1. CBLO法はTPLO法と違い脛骨の前面から骨をカットするが、 その際膝のお皿を抑えている膝蓋骨靱帯はカットされた上部の骨についている。 大変伸縮力の強い靱帯の為、大腿骨側に引っ張られてしまう恐れがあるので、 まずこの靱帯を留めてからプレートを留める(横から移した時に、斜めに写るピン)。 ただし、このように靱帯をピンで留めるか否かは医師によって分かれる。 (TBLO法の場合は脛骨を上部から斜めに切るため、膝蓋骨靱帯に影響はない)Q2. プレートを留めるボルトが4本の時と6本の時の違いは? A2. プレートの材質が違うため。 プレートにはステンレスとチタンがあり、基本的に頑丈なステンレスは4本留め、 ステンレスより強度が低いチタンは6本留めとなる。Q3. さくらの場合、なぜチタンになったのか A3. 小型犬であること(チタンの方がかなり軽い)、骨の形が合うことから (ステンレスとチタンでは、プレートの形が少し違う)Q4. チタンとステンレスの差は A4. チタンの方が軽く(プレートの重さは不明とのこと)腐食に強い。 また、チタンは金属アレルギーを起こしにくい。 ※ ブログ内関連記事 ・前十字靱帯断裂手術の術式について → こちら ・術式に関するQ&A → こちら ・術後の説明 → こちら ・抜糸 → こちら ・リハビリ(マッサージ) → こちら ・術後1か月目の様子 → こちら ・術後2か月目の様子 → こちら ・術後半年の様子 → こちら ・術後1年の様子 → こちら
2015年09月14日
コメント(2)
退院直後は興奮がなかなか覚めなかったさくらですが、一晩ゆっくり休んで落ち着いたのか、昨日の朝にはパパの膝の上で手術前と同じポーズで甘えています。病院から渡されたスケジュール表には、9月15日(術後10日目)… 抜糸9月19日(術後2週間目)まで… 絶対安静。食事とおトイレの時だけケージから出てよい。10月5日まで(術後1か月目)… まだまだ安静。少しだけなら歩いてもよい。11月5日まで(術後2か月目)… リハビリしつつ、通常の日常生活へ。さらに注意事項に「TPLO法を行った中~大型犬は、良い状態への回復までに6~9か月かかります」とありました。さくらはそれに近い術式なので、小型犬ですが同じ位かかると考えています。(小型犬の方が早そうに思えますが、CBLO法は骨のカットによる靱帯への影響が大きいのです)切った骨がくっつくまでには、もっとかかるかもしれません。以前のように走れるのがいつになるのかはわかりません。ほとんど足がつけない現在の状況では、不安な気持ちも顔を出します。でも、手術は先生方が頑張ってくださいました。入院中はスタッフの方が頑張ってお世話してくださり、皆様の応援を力に、さくら自身も頑張りました。今度はさくパパと私が頑張る番です。さくらが生活に不自由なく歩けることを目標に、焦らずに、まずは「絶対安静」から頑張ります。さて、今回さくらの退院に合わせ、3つの物を準備しました。一つ目はベッドがわりのマットです。足が悪い状態で、普通のカドラーに入るのは大変だろうし、ましてや絶対安静のサークル内は狭いので、脇のおトイレ側への移動もカドラーのヘリがあると難しくなると考え、ヘリの低いマットを用意しました。(が、ここ3日間は気温が高いため、ジェルマットにシートをかけた状態で寝ています)もう少し足の状態が安定し、気温が下がったら使おうと思います。そして、エリザベスカラー。小型犬なのでとにかく軽い物、そして少しでも不快感が減るよう柔らかい物、さらにビビりんなので周囲が見える透明な物、の3条件で探した結果、、、猫用のフェザーカラーを購入しました。さくら1歳時の物と比べると大きさが随分違いますが、それでも45g、とても柔らかくクニャリと曲がります。なので、さくらも上手に枕を使って寝ることができます。さくらはとても迷惑そうですが、首の当たる部分にはクッション材もあり、病院で使う硬いプラスチック製の物よりは大分快適だと思います。(ダックスなどマズルの長い種には向きません)そして3つ目はさくパパ購入のウォーターレスシャンプー。現在足先だけは洗ってもよいと許可を頂いていますが、体を洗えるようになるのはまだまだ先です。入院前日にシャンプーしたとはいえワンコ臭もしてきますから、どうしても欲しかったようです(普段は週1シャンプーでした)。これの効果については、後日ご報告できればと思います。まずは「快適な安静生活を」です。 余談:今日、半年ぶりに美容院へ行ってきました。 少~しだけ若返った気がします(若返ってもオバサンですが)。 そして、大急ぎで帰宅し今度はさくパパが床屋さんへ。 さくらを一人にしておくのは不安なので、交代でメンテナンスしてきました。
2015年09月13日
コメント(0)
今朝のさくら地方は長い雨から解放されて、青空が。7時半頃に見えていた富士山は、1時間もたたないうちに雲に隠れてしまいましたが、久しぶりのお日様に、お洗濯物やお布団をせっせと干しました。ふと、大きな音に空を見上げると、南と西から自衛隊のヘリが。そう言えばさっきも音がしていたなぁ、と目で追っていると、2機が向かったのはまだ重い黒雲が見える北方向、茨城の方へと消えていきました。驚くような被害が出た今回の大雨。どうか救助を求めている方が、無事にご家族と合流できますように。さて、今日の夕方、さくらを迎えに行ってきました。手術を頑張ってくださった先生方、お世話をしてくださったスタッフの方々、そして応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。皆様の応援や経験談は、とても心強かったです。先生には今回もあれこれ質問をさせていただいたのですが、そのお話は次回に。とりあえず、さくらの様子を先にご報告いたします。(一番最後にテープを交換した際の傷口の写真を載せていますので、 見たくない方はスルーしてください)院長先生とのお話が済むと、看護師さんに抱かれたさくらが。ちょっと疲れたようなやつれた感じがありましたが、短い尻尾をピコピコ振って、私の顔を舐めてくれました。ただ、ハンストをしていたせいか、久しぶりに抱くさくらは随分と軽く感じられました。ご挨拶が済むと、傷を覆うテープと痛み止めのシールを貼り換えていただきました。そのまま診察室で支払いを済ませ、お家に帰る?と聞くと、さくらの目がキラキラに。カートに入れた途端勢いよく掘り始めたので、看護師さんと私に注意され、動きが止まったのはほんの一瞬で、あとはガウガウ騒ぎっぱなし。入院中はとてもおとなしかったそうで、あまりの騒ぎに他の看護師さんも見に来て笑っていました。そのまま帰り道もず~~っと騒ぎっぱなし。しかも、今まで聞いたことのないような声で、です。道行く人も工事の道路整理の人も、み~んなうるさいカートを振り返ります。しかも蓋を閉めているのにカート内で立ちあがってしまうため、何度もカートを止めてなだめては「伏せ」と指示。それでも興奮が収まらないので、抱っこでおトイレポイントへ。いつもの場所で下すと、ぴょこたんぴょこたんと足早に歩き、まずちっち。さらに少しだけ歩いて、、、立派なピップをしました(正直、ほっとしました)。おトイレが終わるとまたガウガウ。帰宅後、足先だけ洗って体を簡単に体を拭いてから、エリザベスカラーを装着(ちょっと嫌がりましたが、仕方ありません)。サークルの中でおやつを済ませ、扉を閉めました。家についてからは落ち着いたのか、静かになったのですが、私がお洗濯物を取り込みにベランダへ出ると、ワウワウと呼ぶ声が。風邪をひいたような野太い声で騒ぎます。ずっとハァハァしていたので、暑いのかもしれないと思い、ベッドをジェルマットに替えて再びサークルの中へ。私もリビングに腰を落ち着けると、ようやく寝てくれました。この後さくパパの帰宅時に再び野太い声で啼きだし、しばらくパパの膝の上で撫でてもらっていました。この後も数回「出して~」がありましたが、今は静かに寝ています。エリザベスカラーは、外すと足を舐めてしまうので、やはりしばらくは必要なようです。今後の予定などについては、また次回に。まずは無事に退院できましたこと、皆様にお礼を申し上げます。最後に傷の様子がわかる写真を(見たくない方はスルーしてください)。今はまだつくこともできませんが、まずは抜糸目指して頑張ります。
2015年09月11日
コメント(6)
長く思えた1週間の入院も順調に行けば明日退院予定、いよいよあと1日となりました。皆様からの応援に支えられ、さくらは頑張ってくれています。ありがとうございます。私が気疲れして家事も大変なのでは、と心配して「手抜きができる食材を」と美味しいものセットを送ってくださる方もあり、犬友の皆様のお気遣いに、本当に感謝しています。(日頃からグータラな家事しかしていないので、申し訳ないかぎりですが。^^;)入院当日は、日中は「いつも通り」に過ごしながら、夕方からの入院に備え、さくらのフードや持たせる物の準備をしました。町中に流れる午後5時を知らせるメロディを、こんなに「聞きたくない」と感じたのは初めてでした。病院の待合室では、やはり震えたり呼吸が早くなったりと落ち着かないさくら。診察室で説明を受け、さくパパが手術の同意書にサイン。看護師さんに抱かれたさくらの、診察室を出る私たちに向けられた「え? どうして? どこへ行っちゃうんですか?」という視線が痛かったです。昨日一昨日は面会はせず、電話で様子の確認をしたのですが、一昨日の段階では、食いしん坊にあるまじき、まさかの「ハンスト」中。月曜日の夕方には(この日も病院へ行きましたが面会はせず)「手で一粒ずつあげたら食べました」ということだったので安心していたのですが、どうやらそれは少量だったようで、翌日(一昨日)は全く食べず、病院が用意した高栄養食にも見向きもしないとのこと。院長先生から「少なからずストレスを感じているようで、全く食べません。このままでは傷の回復より体力が心配ですので、早期退院を考えています」と言われ、相談のうえ、翌水曜日(昨日)の様子次第では強制退院という話になりました。まさかの事態に、大慌てでさくらの寝床を整え、さくパパに「帰りにブロッコリー(さくらの好物)買ってきて」とメールし、ハンスト中でもすぐに食べるかも、とササミを焼きながら、台風が来る中、術後4日のさくらをどうやって連れ帰るか悩みました。昨日のお昼前に電話したところ、「お皿であげると食べませんが、『さくちゃ~ん、食べようね~』などと話しかけながら手であげると食べます」とのこと。ちゃんと1食分完食したそうです。「お手数おかけして申し訳ありません」とお詫びしつつ、ほっとしました。この日もピップはまだ出ていないそうですが、ちっちはしたそうです(ハンストのせいか、入院中1度もピップは出ていません)。食事が無事に摂れたということで、強制退院は無しになりました。雨の中、傘を片手に大きな傷を負っているさくらを連れ帰るのはあまりに怖いので、予定通り金曜日まで入院させておいてもらうことに。あれほどの大手術だったのに、危うく4日目で強制退院となるところでした。傷の治りは、最初の期間の安静が一番大切です。1日でも長く病院にいた方が、安静が保たれるのは間違いありません。それはよくわかっているのですが、なんとも落ち着きません。入院前の不安は大きかったですし、手術中とその直後は心配のピークでした。が、気持ちの落ち着かなさは、退院待ちの今が一番かもしれません。今日は早朝から数回、雷のゴロゴロ音が聞こえていました。さくらは雷自体は平気ですが、入院室の他の子たちが怖がって騒ぐと、わんこが苦手なのでそれが「怖い」と感じるのでは、と心配しています。さくらの写真を見ると、早く会いたくて心臓のあたりがゾワゾワします。とにかくあと1日。 さくらに頑張ってもらいたいと思います。
2015年09月10日
コメント(2)
昨日の夕方は、さくらには会わず院長先生にお話をうかがってきました。CBLO法では、小型犬の骨を角度をもたせて切る機械をもっている病院が少なく、川崎の病院から機械持ち込みで出張してきていただきました。参加医師は、執刀医の川崎の病院の院長先生、器械出しをする先生、そしてこちらの病院の院長先生のお三方です。他に、こちらの病院から4名と、金沢の病院からも見学の先生がいらしたそうです。(まるで大学病院の手術のように見学者がいたというのは、 それだけまだ実例が少ないということなのでしょう。)では、さくらのが受けた手術についてです。メインは前十字靭帯断裂に対するCBLO法による手術です。それに付随して、長年患っていた膝蓋骨脱臼の整復が予定されていました。CBLO法の場合、一般的には足の内側を切開しますが、さくらの場合は膝蓋骨脱臼の整復があったため、前方やや外側の切開となりました。 一昨日さくらのテープ位置を見た時は、前方切開かと思い、 痛みで足を曲げられず、お座りできないのでは? 曲げてしまうと縫合部が開いてしまうのでは?と心配しましたが、 さすがに真正面の切開はないそうです。(← 素人の杞憂)開けてみてわかったのですが、半月板も損傷していたそうで、4割が切除されました。 前回のQ&Aでも書きましたが、切除した半月板は再生せず 代わりになるものの挿入もないため、将来的に関節が痛む可能性はあります。また、これも開けてみなければわからなかったことですが、先天的に膝のお皿がはまるべき溝がわずかしかなかったとのこと。なので骨に溝を彫ると同時に、内方脱臼を防ぐために関節包(関節を包んでいる膜で滑液の入っている)を外側に引っ張って縫い付けたそうです。 柔らかい組織を外側にテンションをかけて縫い付けてしまうと、 破れたり引っ張られた側が薄くて骨に影響が出るのでは?と伺いましたが、 その心配はないです、とのことでした。また、長年の脱臼したままだったため、骨関節症を発症しており、小さな突起のような骨が数か所できてしまっているそうです。昔は削ることが多かったようですが、今は削ったりはせず放置。 人間でも、こういう変形性関節症で痛みに苦しむ人がいるので、 その点を伺いましたが、その場合は内服薬や湿布などでの対処だそうです。 ただし、骨片が関節内を動く「関節ネズミ」という状態になったら、 その骨片を取り出す手術が必要となるそうです。術後の様子は麻酔からの覚醒も早く、順調とのこと。ギプスをしていないことについても伺いましたが、以前は1日はギプスをしていたそうですが、最近はよくあることだとか。関節がかなり腫れ上がっているので、アイシング優先でギプスをしないのだそうです。面会に行った日は飲まず食わずだったそうですが、この日はフードを一粒ずつ手であげたら食べたそうです。おトイレについては、ピップはしないものの、ちっちは朝1回しました、とのことでした。正直ピップが出ないことも、ちっちがその朝の1回だけのことも気がかりですが、先生曰く「動物はウンチは放っておいても必ずします。おしっこが出ない方が腎臓が悪くなるので心配です。でも朝したので大丈夫。」なのだそうです。 先生がそう仰るのだから、大丈夫なのだと思うことにしています。今日はちゃんと食べたろうか。無事におトイレできているだろうか…。雨降りですと尚更心配になります。1日も早く、入院前の元気な笑顔を見たいと願っています。 ※ ブログ内関連記事 ・前十字靱帯断裂手術の術式について → こちら ・術式に関するQ&A → こちら ・術式に関するQ&A その2 → こちら ・抜糸 → こちら ・リハビリ(マッサージ) → こちら ・術後1か月目の様子 → こちら ・術後2か月目の様子 → こちら ・術後半年の様子 → こちら ・術後1年の様子 → こちら
2015年09月08日
コメント(4)
さくらの応援を、本当にありがとうございます。温かいお言葉に、感謝の気持ちでいっぱいです。昨日のお昼前、面会に行ってきました。さくらに会うかどうかは、病院に着いても迷っていたのですが、意外なタイミングでさくらに見つかってしまい、対面することに。実は手術室やICUのある上のフロアにいると思っていたのですが、入り口と同じフロアの診察室の隣の部屋にいて、先生に呼ばれて奥に入った時に目が合ってしまったのです。(もちろん、受付の方との話し声も聞こえていたでしょう)こうなったら会うしかありません。日曜日は午前中の予約診療のみなので、お昼直前だと他に患者さんはなく、診察室のひとつをお借りして、時間ギリギリまで(20分程度)一緒に過ごしました。診察台に乗せられたさくらの足は、ツルツルに剃り上げられところどころが赤くなり、切開した部分には湿布のような大きなテープが貼られていました。手術前にはびっこでも地につけて歩けていたのですが、全くつけることができません。触れるのも怖かったのですが、立たせておくのも可哀そうで、先生に「抱いてもいいですか?」とお聞きして、そっと抱き上げました。私が座ると、さくらはそのままぐったりと全身を預けてきます。さくパパはずっとさくらを撫でていました。麻薬に近い強い鎮痛剤を脇の下に貼っているとのことで、まだぼんやりとした様子でしたが、それでも前足は、まるでしがみつくように私の腕をしっかりつかんでいます。その様子が「帰りたい」と言っているようで、ただただ涙がこぼれました。まだ熱のある熱い体の重みを感じながら面会終了時刻が近づくと、このまま連れて帰りたい衝動に駆られましたが、先生に声をかけて面会を終えることにしました。奥に連れていかれ、ケージに入れられるさくらに向けられているであろう「大丈夫よ、大丈夫だから」という看護師さんの声が痛かったです。この日は院長先生がお休みでしたので、今日にでもあらためてお話を伺いに行こうと思います。たぶん、さくらとの面会はしないでしょう。面会については各自の性格もあり、賛否両論だと思います。さくらの場合、よく慣れた私の実家でも、数週間の預け中1日おきに行ったら後半はげっそりしてしまい、1か月預けっぱなしの時のほうが元気に過ごしていた実績があります。度々顔を見せることの安心より、帰れると思うたびに置いて行かれ続けるほうがさくらには堪えるのでしょう。なので、まだぼんやりしている昨日のうちに面会を済ませ、あとは状況を伺いに病院へ行ったとしても、順調であれば面会はせずにおこうと考えています。手術の様子や足の症状については、今日お話をきちんと伺ってから書きたいと思います。昨日の段階では、食いしん坊のさくらが食事もお水も口にしない、とのことでしたので、鎮痛剤を使っているにしてもかなり辛いのは確かなようです。麻酔から覚め、痛みと心細さでいっぱいであろうさくら。あの子にとって、術後の入院期間こそが一番の試練だと思います。どうかもう少しの間、応援してやってください。よろしくお願いいたします。余談: さくらの前では泣くまいと思っていたのに、 面会時、膝に抱いているうちに、自然と涙が。 でも両手はさくらの体の下なので拭うこともできず、 ポタリとさくらの背に落ちた涙を見て、夫はティッシュを手に取り、、、 涙を拭ってくれたのではなく、さくらの背に置き、 私の涙でさくらの背が汚れるのを防いだのでした。
2015年09月07日
コメント(0)
全347件 (347件中 151-200件目)