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先日獲ったヒグマ二頭、物が大きすぎたために肉は硬く、食べるには不向き。 毛皮は、何処からも見向きもされない。 冬眠前でたらふく食っている今時期の胆のうは、何の価値もない。 捕獲個体の調査研究のために、5カ所の部位を検体として提出するため解体したのだが、その後は、ゴミ処理場での処分となった。 残ったのは徒労感とコレ ヒグマの油である。 鍋のお湯に腹のアミ脂と骨の髄を入れ、煮立てないでユックリと1日から2日掛けて湯面に浮いた油をすくい取り精製するとこんな風になる。 昔からヒグマの油は火傷などに効くといわれていたのだが、実際に効くのかは分からない。 ただ、コレには効くといえるのが手荒れ、私は職業上今時期からはアカギレなどになりやすく、その都度保湿クリームなどを使う事が有るのだが、その中でも一番効果があるのがこの油だ。 カミさんにも、顔に付けたら肌がすべすべになって綺麗になる 『ハズ』 と薦めるのだが、嫌だと言って付けない。 美しくなりたくないのだろうか
2011/11/29
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毎年この時期は雪が降ったり融けたりで、いつ根雪になるかと気を揉んでいる。 我が家の裏の雪は(今夜) ヒョッとしてこのまま根雪になるのか 我が家では、例年この時期 恒例行事のコレ一昨日掘り出した「山わさび」、 すり下ろし、温かご飯に乗せ少し醤油を掛けて食う。 晩酌あとの軽い飯には持ってこいの食材だ。 根雪になるのが早ければ、エゾシカ猟の行動範囲が狭まり猟果に影響が出るのだが、こんな場合は25日朝、先に二頭のヒグマを獲った同じ場所で発見された足跡、通りすがりの足跡とも思えるのだが・・・・ 先に獲ったヒグマより少し小さくも感じるが、早く根雪になって早く穴に入ってくれる事を期待している。 折角、エゾシカ猟の調子が戻って来たところなのに
2011/11/26
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ここの所熊のUPが多いが、今回もクマです。 18日にUPした 「挨拶代わりにワナの扉近くにつるしたエゾシカのもも脚」のトレイルカメラの画像はカラーであるが、少し暗くなって、モノクロで写っていたのが エゾシカもも脚に一番早く食いついたクマタカだった。 私は鷹類の事はあまり知識が無く、よく知る方この画像を見てもらった所、クマタカだと分かった。 タカ目の中でも大型らしく、昨日の朝も飛んでいるのを目撃した。 今時期はオジロワシも見かけることはあるのだが、オジロワシよりは少し小さく見える。 昨年秋、この付近で猛禽類の鳴き声を何度も聞いており、クマタカだったのかも知れない。 ヒョッとして繁殖しているのか? いずれにしても、クマタカを撮ったのは初めてである。 「かりうど」 として、こんな出会いは楽しいモノですね。
2011/11/23
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2頭目のヒグマとの勝負は 『かりうど』 の作戦勝ちとなったが、正直ホッとした。 我が町では、今月1日から2カ所の畑でヒグマが出没して、箱ワナを仕掛けていたのだが何とか捕獲出来た。 19日箱ワナに入ったヒグマ 今までになく迫力があり、低く吠える声には恐ろしさがある。 それに気性の荒さも半端でなく、ワナに近づくのをためらう程で箱ワナの中で突進して扉に体当たりして、立木と4本のアンカーで固定してある箱ワナを揺らす様は、箱ワナを破って出てくるのではないかと思わず体の震えを憶えた。 この爪で叩かれたら一巻の終わりだろう ワナに入ったヒグマを見た時には、14日に捕獲したヒグマと変わらない大きさと思ったが猟用車に積み込んで見ると明らかに厚みなど違い、農協の移動式計りで量ってみると ヒグマを乗せたパレット込みの重量が378kg、パレットの重さを引いてこのヒグマの体量は 『326kg』 体長は 『2m』 だった よくこんなのが箱ワナに入った物だと感心している。 ヒグマが出没するとエゾシカ猟のリズムが狂ってしまい、正直迷惑なのだが、これで今シーズンのヒグマ騒動も終わり、エゾシカ猟も元のペースに戻るだろう。
2011/11/20
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同じ所で二頭のヒグマ、一頭は獲ったが二頭目は手強そうだ。 挨拶代わりにワナの扉近くにつるしたエゾシカのもも脚 現れたヒグマはデカそうだ 直ぐに食い始め6分後には骨だけになった。 それからは箱ワナの餌を食おうと押してみたり、引っ掻いて見たりして居たが箱ワナは立木に固定して、更にアンカーもガッチリ打ってあるので動かない。 だが、色々やっている内に長い爪で表からトリガーの踏み板を触ったのか、扉が落ちてしまった。 その後、ヤツの作業風景はカメラの範囲から外れ写っていない。 で、今朝見た光景は なんとかして中の餌を食うために箱ワナの下を掘った跡。掘ってもぐり込み、下からえさ箱に入った餌を爪で引っかき出して食って行った こんな苦労をしなくても、素直に開いた入り口から入れば、ユックリと残さず全部食えるのに その後、踏み板を表から触れないように、下から餌を引っかけられないように工夫して来たのだが、今度はどんな手で来るのやら。 用心深いヤツとの知恵くらべか
2011/11/18
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14日にヒグマを捕獲した後、後始末など、又、他のことも重なりとても忙しく、ブログ更新もかなり省略してしまった。 思い返して見ると 暗闇の中、トレイルカメラで撮った画像は色々な事を勉強させてくれた。 それもあって、ワナによるヒグマ捕獲が可能になったとも思っている。 ワナに入ったヒグマのその後だが、当然射殺ということになった。 なぜなら、お仕置きをしてその後放獣する位ならわざわざ捕獲する必要が無いからだ。 私の勘違いかも知れないが、この頃、クマの捕獲に動物愛誤団体がヒステリックに騒がないのは、偏った主張に幾らかのバランス感覚が出てきたのかと思っている。 体長170cm・体高110cm・体重256kgのヒグマを我が猟用車に乗せると150kg位のエゾシカであればローラーコンベアを使い、自力で引っ張り揚げるのだが、この時は車載のウインチを使いローラーコンベアが壊れるのではないかと心配した。 捕獲後の箱ワナは、直ぐに撤去せずにしばらくその場に置いておくことにした。 なぜかというと、周辺の足跡、食跡、糞などを考慮すると一頭のヒグマの仕業とは考え難く、ヒョッとしてもう一頭いるかも知れないと思ったからである。 で、今朝、昨日から降っていた雪にほとんど同じ場所に 新たな足跡が・・・・ 先に捕獲したヤツに勝るとも劣らない・・・・ 一頭獲ってホッとしたのだが・・・・ マサカと思っていた勘が当たってしまった
2011/11/16
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現れた・・・・扉が落ちた・・・キタキツネがお見舞い・・・・朝の見回り・・・アレ、扉が落ちてる入ってた・・・・予想通りのデカさだった
2011/11/14
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今月2日からメロン畑に出没していたヒグマに箱ワナを掛けていたのだが、箱ワナを掛けた後、ヒグマは出没していないようだ。 しかし、同じ時期から3kmほど離れたカボチャ畑に出没していたヒグマに、昨日箱ワナを掛けた。 12日行ってみると 箱ワナはひっくり返され、元々掛けてあった所から4~5mも移動していたヒグマの仕業で300kg超もあるだろう箱ワナをどのようにして・・・・赤外線カメラでの映像を、まずはご覧下さい正面から箱ワナを見ている。餌のエゾシカ肉を食いたくて箱ワナの周りを回り、ワナを揺すってワナの扉が落ち、ひるんだ物の諦めきれなく箱ワナを左に倒す。その後、左に倒した箱ワナを右に倒してなんとか餌のエゾシカ肉を食おうとして居るのだが、落ちた入り口の扉は開かない。 再び箱ワナを左にひっくり返し、そのまま4~5mも押して移動してしまった。 警戒して箱ワナに入らずワナを揺するヒグマの行動を予測して、アングルで作ったアンカーを左右から2本50cmほど打ち込んではいたが、一本は行方知れず、もう一本は90°に曲がっていた。 恐るべきヒグマの力。 ちなみに、箱ワナのサイズは幅80cm、高さ1m、長さ3mである。 失敗を糧にして、13日に人手を頼み再度箱ワナをかけ直す予定だ。
2011/11/12
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相変わらずのエゾシカ猟だが、昨日朝イチはデカイの・・・角は加齢で変形し・・・狩猟期なのだが、ここは駆除目的のため、選んではいられない。 着弾してから走られ沢底で倒れ、傾斜のきつい所だったのでウインチでの引き上げだ。 これまでの40日間ほとんどメスジカを見て無くて、獲れるのはオスが多い。 それもデカイヤツ。 今朝もデカイのと遭遇、距離100m位だったがヘッドを狙い見事に飛ばれた。 いつもで有れば、100m位を狙う時には前足の上部を撃つのだが、無意識の内にヘッドを撃っていた。 なぜか、外れてホッとしたのは気のせいか
2011/11/11
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ヒグマが出没してから箱ワナを掛けたが、その後、箱ワナ周辺でのヒグマの動きが無い 箱ワナを設置する時には5~6人での作業になるので、そんな事も影響してヒグマが警戒して居るのかも知れない。 ところが昨日、そこから直線距離で3km程離れた所でヒグマ情報があり、今度はカボチャ畑で収穫後に残ったカボチャを食っていた。 どうも、座り込んで食っていたようで足跡と一緒にケツの跡もある。 メロン・鮭を食っていた先のヒグマより若干小さいようにも思えるのだが、断定は出来ない。距離にして2kmや3kmは、ヒグマにして見れば何の事も無い距離なのだ。 で、当然食えば出るのが ・・・だが、これは半日位経って居るか。 それにしても 「もったいない」 未消化な部分が多いようだ 。 で、今朝、ホヤホヤの出たてが色といい、かたちといい 『マッシュカボチャ』 まんま じゃないか 砂利の上で無ければ、思わず指ですくい取り、ナメて見たくなりそうな出来映え
2011/11/08
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11月に入ってヒグマ出没、近所での不幸などもあり、落ち着かない忙しい日が続いた。 そんな中、昨日こんな物が届いた何かホッとして、思わず笑ってしまった。 メッセージの絵、枡の字は送り主の自筆で暖かさが伝わって来ます。 そして、「北の狩人枡」の裏側にはモチロン昨夜はこの枡で、表を見たり裏を見たり、微笑みながらの晩酌でした。 『寿老人 ひとつ笑えば ひとつ長生き』 この言葉、宝ににして 『憎まれっ子世に憚る』 か 今朝は小雨模様で出猟は止めのんびりブログの更新、えてがみっ子さん ありがとう。
2011/11/05
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先月30日から私のエリアでもヒグマの情報が出てきた。30日は道道に付いた 足跡で、それに続き1日はそこから1km程の所で農家住宅の側50m程離れたビニールハウスで同じような大きさのヒグマの足跡無数。 又、田んぼの中にも 足跡の大きさから推測するに、体重は250kgオーバーか。小さい沢の付近には、食い残しの鮭の頭もありハウスで食べたスイカやメロンの 糞もあったりで、足跡は古いのもあり以前から出没して居たようで、これはもうワナを掛けるしかないだろうという事になった。
2011/11/02
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