はてなのゆりさん

2006年11月18日

『市』が不参加の工事説明会

テーマ：住み良い町に♪(291)

カテゴリ：世の中の動き

いっぱいになって、周りにもずらりと立つ人
中に入りかねて入口の外にいる人たちも

西口再開発の解体除却工事の説明会でしたが、
主催は、再開発組合と増田コーポレーション

なぜ、市が出席しないのか

事業主体が組合だから。
では、お金は誰が出すの？

税金が使われるのに指導監督する立場の
市の関係者は出席していませんでした。

アスベストなどの事故の責任は誰が取るんですか？
　―組合が取ります。

組合は事業が終わったら解散してしまうんでしょ？
　―ビルが出来ますから、ビルの管理組合が責任を取ります。

アスベストの健康被害が１５年～４０年後に出た時や
その他、想定外の被害について、まだ住んでもいない
マンションの人たちの管理組合が、

住民の健康被害に保障するわけないでしょう

市を今からでも、ここに呼んで下さい、と
言いつづけましたが、最後まで市は不在でした。

再開発組合の理事長さんがご挨拶されている時に
発言をされた市民に、またもや
『何を言ってるんだ～ばかやろう！』と怒鳴られ
事務局長さんらに抱えられて退席され、ご帰宅されました。

その間、責任の所在がはっきりしないままの質疑応答

鷹の道の交通量調査も５年前のもの
工事の工程表も何ひとつの配布資料もありませんでした。

アスベストの除却作業は増田コーポレーションがするのではなく
下請けの会社。アスベスト除却の会社から２名が出席でした。

アスベストの危険性について、どれだけ認識されてますかの質問に
その２人が答えてくれたのですが、足りない分を
「シロウトなんですが、インターネットで調べたら」と
参加者のひとりが補足をしてくれて、

アスベストの危険性をあまり認識してない人たちが
やるのかという不安がさらに高まりました。

主催者からの説明は簡単なもので30分少々。あとは質問。
数々の質問のほとんどに納得のいく回答が得られず
何よりも責任の所在がはっきりしないままに
「２０日から着工します」と閉会になりました。

参加者は納得できず、事務局長、工事関係者らに質問しましたが

ただただ「着工する」と言うばかり。

このままでは、着工はさせられない、ということになり

２０日の朝、８時半に市役所に集って市長に会いに行く
その前７時半にカクリボウルの前に集って様子を見にいく

ということになりました。

市民連絡会でも事前に打合わせをしましたが
全く予想を越えて、とくに若い人たちの発言が多く
はっきりとした意見、強い要望が多く出され、