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2006年12月17日
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請求代表者として 佐伯さん と 三島さんが 意見陳述をしました。

そのうち 佐伯さんの全文が こちら に載っていますが
ここでは 少し省略して、紹介させていただきます。


なぜ住民投票を求めているのか?

一つは、計画の決定プロセスの問題です。

今回の 東村山駅西口地区再開発事業において
市は 市民に説明をしてきたと言っていますが、そのほとんどが
一部地域 あるいは 特定の団体向けであり、参加者も多くはなかったと思います。

このような方法は 多くの市民の理解を得るために十分だったと言えるでしょうか。
より多くの参加者を 募る努力は なされたのでしょうか。

15年2月の 都市計画審議会 の議事録をみても
それまで 中層ビルと 高層ビルの併記であったものが、
この審議会には 100メートルビル計画のみが登場し、
わずか1回の、2時間足らずの会議において決定されています。

平成16年5月15日号 市報1面には「東村山駅西口地区再開発事業が始動」
の記事が、 決定事項として掲載 されています。
この決定前に広く市民が意見を述べる機会はもたれたのでしょうか。

さらに、この市報以降は、平成18年10月1日の市報まで
市民に対して情報が出されていませんでした。

市民の強い要求で やっと開催された 12月の市民説明会において
『私たち市民の声を これからでも反映させる気はあるのか?』の問いに
「法令に則ってやってきたので変更は一切考えていません」と市長は答えました。

2月の説明会では この事業の拠り所となった費用便益比3.95を問われて
「むずかしいことはわかんないよ」と 再開発組合事務局長が 開き直った事…

市民に分かってもらうために開催した説明会とは思えません。
アリバイ作りのための説明会だったのではないでしょうか。

このような市の姿勢に対する不満・怒りが多くの署名となって現れています。
行政の 「説明責任」 を越えた 「説得責任」 が強く問われるところです。


次に 計画の内容についてです。

超高層ビルについて 市民の大きな反対があります。

市北西部地域は、八国山・北山公園などの 里山の自然に恵まれ、
都内唯一の 建造物国宝の正福寺や 下宅部遺跡などの歴史的遺産を
散策する人の絶えない,緑と歴史のまちです。

このまちの玄関口に 孫子の代まで消えることの
無い超高層マンションビルは似つかわしくありません。

景観を大切にしようという潮流は、世界的なものになっています。
また、超高層ビルがもたらす ビル風や 電波障害,日影などの
生活への影響は 計り知れないものがあるでしょう。

その地域に住んだり、商売を営んだりしている人たちが住み続けたり、
商売を続けたりするために 必要と言われていたビルに入る方たちは
ほんの少数であり、ビル内で商売を続ける方は ゼロと聞いております。

1階の生協の店と 2・3の飲食店だけの出店で にぎわいが得られるのか
町の活性化となるのか、超高層ビルの必要性は薄れているのではないでしょうか。


ビルの2・3階の公益施設について

なぜ、市が10億円以上も出して 床を購入するかについても
疑問の声が高まっています。外のフロアーと比べ、床単価の高さは顕著です。

今月11日の 公益施設運営検討会を傍聴しましたが、
残念ながら活発な意見は出されなかったように思います。
必要があって市が購入するのではなく、最初に購入ありきで
後から利用方法を検討しているという非常に愚かな方法だからでしょう。

市報には 健康増進機能や 市民交流機能、リラクゼーション機能や行政窓口など
多くの施設計画・運営計画が掲載されていますが、
本当に市民が望む施設となるのでしょうか。

また、ランニングコストとして毎年5000万円以上が必要と公表されています。
財政面からも 大いに問題があると思います。


次は 地下駐輪場です。

地下に設置する事により、防犯の観点から不安が生じます。

また、入り口が十分に確保できないため 混雑時間帯の危険が予想されます。
換気や照明、メンテナンスなどで地上より何倍もランニングコストがかかります。
建設費も莫大です。地下に なぜ設置するのでしょう。

駅前にこだわることなく、徒歩数分の場所に土地を求める事はできないのでしょうか。
あるいは 西武鉄道に 現在の用地の譲渡を 求めたことはないのでしょうか。
安全で経済的な手法が必要です。


市民の多くが財政面を心配しています。

夕張市の例を見るまでも無く、多くの自治体は苦しい財政運営を余儀なくされています。
東村山市の借入金残高は 737億円と公表されています。

今回の事業で 市が負担する金額は48億円、そのための新たな借金は34億円です。
もちろん 借入金には金利がかかり、返済総額は52億円に上ります。
(公債費比率が13%台になると 多摩26市の中でワースト2 になってしまいます。)

「累積する 市債残高や 基金の枯渇状況を鑑みるに、もはや従来のままでは
行政運営を継続するのは困難である」と来年度予算編成に向けた通達には書かれています。
住民サービスは低下の一途をたどっています。

経済が 右肩上がりの時代とは異なり、税収が落ち込み交付税が削減される現在、
この事業だけ聖域として 税金を投入していってよいのでしょうか。


税収効果1億円に対して、金利を含む支出2億6千万円の数字は
議会でも出ましたし、日本テレビの全国ネットでも放送されました。

東村山駅西口市街地再開発事業について、推進するべきだとの意見がある一方、
この計画のままでは、町の発展の起爆剤にならず、
財政悪化を招きかねないと心配する声も多数あります。

多くの市民は、危険な踏み切りや狭いバス通りが改善されて
安全に通行できることを最も望んでいます。

この際、いったん立ち止まって 市民の意見を聞いて頂きたい、
そんな思いが17291名、いや、選挙人名簿の締め日の関係から登録されておらず
無効になった人たちを含めると18000名の署名となっています。

ひとりひとり自分の住所・氏名・生年月日を書き、捺印をした重みを感じていただき、
議員の皆様の良識ある判断を 期待いたしております。 





スマイル委員会でも、私たちの気持ちを よく代弁して下さっていると思いましたが
  読んでみると 実にわかりやすいと 改めて 感心しております。

前回の ブログ で、西口関連で借金をしたら、
公債費比率が多摩26市で何位になるでしょう?
と書きましたが、 ワースト2 になると 言っておられました。

ワースト2 ということは、悪い方から2番目ということ。
あと1市 あるから 大丈夫!とは とても思えないですよね










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最終更新日  2006年12月17日 23時01分16秒
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