宇宙から身の回りの科学
でした。
放射能のことから地球の起源、
生命の不思議など
専門家を囲んで‥
【講師】岩下 彪 さん
テーマは決めないで、雑談の中から
お話をしていただくというものです。
苦手だった物理も、今なら理解できるかなと
長年、思ってきましたが、そのチャンスに
恵まれた‥という感じです。
何がきっかけだったか? 気がついたら
有機物と無機物の違いについてでした。
その違いは、厳密にはわかり難くなっているけれど
考え方の一つに、炭素を多く含むかどうかがある。
炭素が中心となる原子の数が多いものが
有機物質で、無機物質としては、
たとえば、4つの手を持つ炭素が、3つの水素と
一つの炭素とつながっているのがメタンガスで、
もう一つ、炭素の数が増えたのが プロパンガス。
さらに一つ増えると、ブタンガスであり‥
炭素が多くなると重くなり、沸点が高くなる。
炭素が少ない メタンガスや プロパンガスは、
沸点が低くなり、常温では気体となってしまう。
石油化学工場で分留されるが、
ガソリン⇒灯油⇒軽油⇒重油⇒ピッチ
炭素の鎖が増えていくにつれて、
量が増えて、安価になる‥等々
石油から安く大量につくられたプラスチックでは
塩化ビニールが多く、塩素が含まれるから
燃やすと ダイオキシンができる。
塩素が入っていないプラスチックもある。
ポリエチレンなど(レジ袋のほとんど)
炭素の代わりとなるケー素(珪素・シリコン)とか
遠赤外線のはなし‥とか
一種の暗号である 言語による
コミュニケーションは人間だけ
動物は言語に関係なく通じる
本能で意思疎通を行っている。
科学技術が発達して、インターネットなしには
やっていかれなくなっているが、20年前には
そんなものはなかった。否応なしに そのように
適応させられてしまっているが、人間の脳は、
何億年もの間、自然に対応して 出来たもの。
今の科学の知識は蓄積できるものであるから
ニュートンや アインシュタインの レベルから
大学生でも出発できる。 科学技術の発達は
果てしなく進んでいくが、人間の持っている
ものが、それに 追いついていけない。
あまりにも 巨大で、複雑に なりすぎて、
ちょっとした間違いで大きな事故になる。
原発ができた頃は、最先端の技術であったが
数も増えて、安上がりにするためにも、誰でも
マニュアルを見ればできるようになっている。
わからない人でも マニュアルを見て動かせる。
初めは、それなりの人たちだけでやっていたが
今は、原発産業自体、古くさいものになって
優秀な人が集まらなくなっている。
電力会社も、マニュアルを見てやっていた。
官僚も、政治家も、意味がわかっていない。
中央集権では、やっていかれないことが
たくさん でてきている。
責任と権限を 別々にしているために、
どこに責任があるか 解らなくなっている。
全国一律のやり方でなく、その地方に
あった やり方でできるようにする。
地方分権、自主独立。
この他にも、あっちこっち 話が飛んで、
とても有意義で、楽しい数時間でした。
★ 上記の内容は、私の記憶に残ったもので
間違っていましたら、ご容赦下さい。
次回の 宇宙から身の回りの科学
は、
5月6日(日)で、6月と7月は お休みです。
明日のお楽しみ教室は
ハーモニカと歌のつどい
ハーモニカの伴奏で
さくらさくら
おぼろ月夜
春が来た
こいのぼり
背くらべ
花‥などを
みんなで歌い
ハーモニカ 『カーニバル』
の みなさんに
シュワ・ジェヴェチカ
上を向いて歩こう
美しき天然
みかんの花咲く丘
水戸黄門
忘れな草をあなたに
などを‥を
演奏していただきます
どうぞ お気軽に ご参加下さい。
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