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bunakishike

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2007年01月10日
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平秀信 さんのメールマガジンに良い話
が出ていました。

(以下引用)
美奈さんという学生がいました。彼女は、かなり有名なA社への就職を希望していました。
しかし、A社は超人気企業。入社できる確率は1000人に10人です。

美奈さんは考えました。どうすれば就職できるのか?

美奈さんは、アルバイトに応募することにしました。そこで会社の人の目に留まれば就職
へのチャンスは開ける。そう考えたのです。

アルバイトに合格し、年末、池袋の催事場でのキャラクターグッズ販売の担当になりました。

美奈さんはアルバイトをするときに3つのことを決めて行ったそうです。

1.出勤時間の15分前に行き、グッズの販売準備する
2.笑顔で挨拶する
3.大きな声を出す

みんなが来る前に、グッズの整理整頓。みんなが帰ったら、制服の片付け。社員の人にも
お客さんにも笑顔で元気よく挨拶。これを繰り返していきました。

そして、美奈さんは、グッズ販売でも飛びぬけた成績を収めていきました。その理由は販
売するお客のターゲットを決めたのです。得意な英語を生かし、外国人に売る。おじい
ちゃんおばあちゃんに売る。年齢の高い人に特化して接客していきました。

高齢の人は、孫や子供にグッズを買うのですが、何を撰んでいいのかわからない。そこで、
撰ぶ基準を教えたり、今はやっているものを教えてあげたのです。決して売り込むことを
しませんでした。

それで、社員さんがびっくりするような金額を売り上げたのです。

美奈さんの噂が社内で広がり、その声は社長に届くようになりました。池袋にすごいアル
バイトがいる!どんな方法で売っているんだ!どんなやつだ!社長さんは池袋の催事場に
出かけました。

しばらく美奈さんの働く姿を見て声をかけました。それは驚く内容でした。「あなたが噂
の美奈さんですか?どうか、卒業したらうちの会社に入ってください」美奈さんはもちろ
ん大喜びし、「はい!」と答えました。

社長さんは聞きました。「いったい誰に教わったの?」。美奈さんは答えました。「お
母さんです」。美奈さんのお母さんが教えてくれたことはこんなことでした。

1.笑顔で挨拶
2.大きな声で話をする
3.人が嫌がることを率先して行う
4.他の人が目をつけないお客を探す
5.困っていることを解決してあげる
6.報酬を先に求めない
7.それらを毎日やり続ける

素晴らしいの一言です。成功するのは簡単です。夢をかなえるのも簡単。基本を忠実にお
こない、それ以上のことが出来ないか考えるだけのことなのですね。


(引用終わり)

良い話と言うよりは、みんなに見えないところで自分に出来ることをする。それは必ず分
かってくれる人がいる。という思想をお母さんが持っていて、娘さんがそれに素直に従ったということだと思います。

マーケティング的には、4番の「他人が目を付けないお客を捜す」、5番目の「困ってい
ることを解決してあげる」をしっかり実行しているところが大したもんです。お母さんは
まさか、マーケティングを知らないと思いますが、しっかり身に付いてるんですね。

 普通、アルバイトに会社に入ってくれとは言わないものです。おそらく、そう大きな会
社ではないと思いますが、この社長も大したもんだと思います。

現在では、殆ど死語に近くなっていますが、「お天とうさんが見ている」という言葉が、
現在でもしっかり生きていることを考えさせられました。しかし、ドラマのようなことが
本当にあるんですね。





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Last updated  2007年01月10日 20時37分55秒
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