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bunakishike

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2007年12月30日
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カテゴリ: 映画


 ルイスと未来泥棒を見に行ったのですが何故か上映時間をすっかり間違えてしまいました。

次の上映まで1時間20分ありました。しょうがないので、見ようかなと思っていた「ナショナル・トレジャー」を見ることにしました。

以前「9.11」の映画で見たニコラス・ケージ(ベン・ゲイツ)の主演ですが、個人的にはどうも何というかちょっと抵抗感があります。何故かは分かりません。

 相手役のアビゲイル・チェイスがどこかで見たことがあると思ったら「親愛なるベートーベン」に出演していたダイアン・クルーガーではないですか!この人は最近めきめき頭角を現してきました。「ナショナル・トレジャー」は前作も出演しています。その後「戦場上のアリア」、「ベートーベン」とブレイクしたと思います。生粋のドイツ人ですが英語はネイティブ並みです。それにフランス語も得意なようです。

■筋が複雑で理解するのが大変です それに対する見返りは十分ではありません

 なかなか筋が複雑で理解するのに骨の折れる映画でしたが、程々楽しめたと思います。特にダイアン・クルーガーの巨乳を楽しませていただいたと言うところです。

 それに悪役ウイルキンソン役がエド・ハリスと言うのもなかなか贅沢な配役です。そう言えば彼は「ベートーベン...」の主役ですね。

 地中の遺跡の規模は凄かったですね。あれはCGでしょうか。それにしても良くできていたと思います。

 ドラマとしては、最後に悪役のウイルキンソンのおかげで他の者が助かるという結末になり、どうも安直にハッピーエンドになってしまったと思います。

 そもそも、リンカーンを暗殺したのがベンの祖先トーマス・ゲイツであり、それを証明するために黄金都市の謎を解き明かそうとするのも辻褄あいません。

■骨董無形な筋立て

 2つの机が重要な役割を担っています。ところがこの机は何とバッキンガム宮殿とホワイトハウスにあるという筋立てです。普通ならこの時点で断念してしまうところですが、この映画の主人公は違います。ますます燃えてくるのです。

 どちらの場所でも都合良く親しい人が登場して難なくでもないですが、比較的楽に目的地にたどり着きます。そして、謎も結構すんなりとといてしまいます。

 おまけに、母親がその方面の権威と来ていますから何と都合のいい筋立てであることか??

 これに輪をかけているのが米国合衆国大統領の誘拐です。あんなに簡単に大統領を誘拐できるわけがありません。というか近づくことでさえ不可能だと思います。こうしてみると、現実的には全く夢物語のシナリオであり、リアリティのかけらもありません。この映画の場合はこれでよいと思いますが、反面これがこの映画の弱点でもあります。

■ジャスティン・パーサのライリー・ブールが良い

 キャストの中ではジャスティン・パーサのライリー・ブールがとても良いです。凄腕なんですが、ちょっとおとぼけ気味のキャラクターが笑わせてくれます。

 主人公のベン・ゲイツはちょっと真面目すぎる感じがします。

 それにアカデミー主演女優賞受賞のヘレン・ミレン(エミリー・アップルトン博士)のなかなか渋い演技が良いです。

 エド・ハリスは風貌といい、なかなかはまり役であったと思います。しかし、最後に何故か善玉になってしまうのがどうも甘い様に思います。あの場面は徹頭徹尾悪役で終わって欲しいところです。

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Last updated  2007年12月30日 22時24分57秒
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