音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Profile

bunakishike

bunakishike

2017年07月10日
XML
今日はいつも見ている虎の門ニュースのメンバーである青山繁晴参議院議員が、閉会中審査の質問に立つということで、午前中から中継を見ていた。
前川前政務次官の淀みない返答を聞いて、これは青山さんといえど出る幕はないんじゃないかと思っていた。
まあ、質問が陳腐でツッコミが足りないことも、そう感じた理由だ。
午後の参議院議員でも質問がプアで、何かと言えば誰々の証人喚問を要求するという、残念な展開だった。
ところが青山議員の質問は、それまでの質問とはまるで違っていた。
文春がどうのこうのというちまちました質問ではなく、根本的なところでの質問だった。
質問に触発されたのか、加戸元愛媛県知事の話がとても良かった。
経緯が詳細に語られて、何よりも彼らの獣医学部の創設に対する熱意がどれほどのものか、説得力があった。
特区の4条件をクリアするために声をあげたのが、たまたま加計学園だけだったということも納得させる話だった。
加戸氏の話の時はどなたも静かに聞いていて、これこそが本来の国会の姿のような気がした。
聞いていて涙が出そうだった。
前川氏と加戸氏の人間の格の違いが、これほどあからさまに出ることもなかなかないだろう。
こういう時のカメラは冷徹だ。
それとともに、こういう話を引き出した青山議員と凡百の質問しか出来ない議員の質問力に大きな差があることも、あからさまになった気がする。
これを見ると、議員には質問力が不可欠であることが、まざまざと感じられた。
中継を見てからニュースを見ると、何か全然違うものを見ているようだ。
適当にカットしたもの見ても、内容がわかるはずはないのは当然だ。
その原因は当事者だけではなく、偏向報道以前に、メディア側にもある。
結局、メディアに必要なのは正確な情報を簡潔にまとめる力なのだろう。
加計学園問題では面白いことは一つもなく、報道をみると腹が立ったり、イラつくのが常だった。
終盤になってから、こんなに感動的な話が聞けるとは思っても見なかった。
一服の清涼剤とは、こんなことを言うのだろう。
未聴の方はyoutubeなどで、是非カットのないものを見て欲しい。

追記
翌日、メディアの報道ぶりを見ていたが、kazuya氏が心配していたように加戸さんの話は殆んどのメディアではスルーされていた。
メディアがおかしいのは分かっていたが、偏向ぶりをこれほどあからさまに表している問題も少ないだろう。
しかも、当事者はそれを全く恥じ入らないのも、どうかしている。
厚顔無恥どころの話ではない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017年07月12日 17時57分28秒
コメント(0) | コメントを書く
[社会&ビジネス&政治] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: