■.17.アトランティス大陸調査1 CALYPSO'S SEARCH FOR ATLANTIS PART ONE(1978)
「ここがアトランティス大陸だ」と言われている場所が、いくつもある。クストー・チームは、その真偽を確かめるべく海底調査に乗り出す。 ……というお話し。 本作品は、海の環境保護に務めるすべての人々にささげられている。 ビミニ・ロードなど、古代の遺跡と思われる場所を幾つか紹介した後、チームはエーゲ海に飛ぶ。いよいよ本命とおぼしきクレタ島沖の海底調査だ。 本格的な学術調査の一環なのだろうが、どうもクストーの独善的な調査は、エンターテイメントの方に偏っている気がしてならない。(笑) それでも、海底の砂や泥などの堆積物を取り除き、無数の花瓶や水差し、カップ、ボウル等を発掘する様子は圧巻だ。なお、ビミニ・ロードは、波による浸食の結果と、現在は結論づけられている。
■.18.アトランティス大陸調査2 CALYPSO'S SEARCH FOR ATLANTIS PART TWO
パート1に引き続き、クストー・チームは、エーゲ海の海底をさらってアトランティス大陸の証拠を探す。 ……というお話し。 海底の砂を取り除いて沈んだ遺物を調査するところは、前作と変わらない。 本エピソードの白眉は、陸上である。発掘された住居跡に施されていたフレスコ画が紹介される。破片を集め、職人が丹念に修復した画は、見事だった。これが、住居の壁を彩っていたのかと思うと、当時の生活の豊さは、どれほどのものだったのだろう、と感嘆せざるを得ない。それに較べ、現代の建築は、何と貧しいことか。