2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全7件 (7件中 1-7件目)
1

「○○から電話だよ」 娘のサキが、私に受話器を渡します。電話の相手を聞いた私は、それが大相撲チケットの事務局からだとすぐに気づきました。 来月、私たちの住む町の体育館で、大相撲が開催されます。 申し込んだ頃にはまだ引退していなかった、息子の好きな朝青龍の名前もチラシに載っていました。 テレビで見ることのできる人気力士のほとんどがこの町にやって来るらしい。 これから中学で柔道部に入って頑張るつもりのヒデキに、本物の勝負を生で見せてあげよう♪ということで、パパさんとヒデキも初めて行ってみることにしたのでした。 滅多にないチャンスだからと前の方の割と高価な席を予約したので、私と娘の分は買いませんでした。(予算オーバー) チケットを受け取りに行ったとき、事務局のおばさんに 「まだチケットありますよ。 お母さんと娘さんもいかがですか?」 と、勧められて困りました。 (きっとまた、チケット購入のお誘い電話だろうな) 「もしもし、お電話かわりました」 「先日はチケットをご購入いただき、ありがとうございました。 本日お電話いたしましたのは、息子さんの件なんですが...」 「は? 息子、ですか?」 「ええ。息子さんが相撲に大変興味を持たれている、ということで...」 「えっ? 興味ですか? あの...見る方だけなんですけど」 (えっ?なにそれ?) 「親方が、息子さんに興味をお持ちのようで...」 (へっ?親方? 相撲部屋の親方さんですか?) 「ぜひ一度 息子さんにお会いして ゆっくりお話をしてみたい、と...」 (何それ?うそでしょ?) 「来週の金曜日は、お子さんはまだ春休みですよね?」 「は、はい。 そうですが...」 (まさか...) 「親方がこちらにいらっしゃいますので、 お食事でも とおっしゃっています」 (うそっ? うちのヒデキと? 相撲部屋に入れ、ってこと?) 「もしよろしければ 親方がお家までお迎えに行かれるそう...」 「いえ! お迎えとか、とんでもありません! こちらからお伺いしますから...」 (あれっ?とか言っちゃったけど?) あまりに思いがけない話の展開に、私の頭はぼ~~っとしてしまっています。 そもそも、どうしてこんな話になっているんだろう? 私は急いで、チケット購入のときのことを思い出そうとします。 確か、 2席が縦に並んでいても良いか? という電話を事務局の女性からもらったんだよね。 それで 「父と息子で行くので、出来れば横並びの席をお願いします」 と答えて、その女性に 「お子さんが相撲に興味を持たれているなんて、珍しいですね」 というようなことを言われたんだ。 それでつい、 「相撲は好きで、よく見ているんですよ」 といい、 「柔道をやっていて身体が大きいので、 日馬富士関に "大きくなったら、うちの部屋へおいで" と声をかけていただいて、喜んでいたり…」 なんて、言っちゃったんですよね。 でも、まさかその女性との話の内容が、そのまま親方へ行くなんて、ふつう思いませんよね? しかも柔道の大会に行けば、ヒデキより大きい子は山ほどいるのだし、ヒデキより強い子も、星の数ほどいるわけで、 そんなわけのわからない一人の少年のために、お忙しい親方がわざわざ時間を割いて会ってみようなんて... 信じられますか? 「あの、息子はこれから中学で柔道を頑張ろうと思っているところで、 相撲については、 お尻を出すのが恥ずかしい と言っていて、 相撲部屋に入るとか、今は全然思っていないと思うんです。 (ヒデキ、この際、家族のためにもお尻を出して!笑) それでも良いのでしょうか?」 「ええ。 親方はただお会いして、相撲の話などを少し聞いてもらえたら... ということですから、ぜひ♪」 ...考えてみれば、これはものすごくラッキーなことですよね? 相撲で横綱まで上りつめ、部屋の親方になられた方のお話を聞かせていただけるなんて... ヒデキはまだ相撲の世界のことを何も知りません。親方のお話は、ヒデキにとって得ることが多いだろう、と思います。 当の本人は 「え~~~~っ? 何でオレなの? 緊張しちゃって、何も言えなくなるよ」 と言いながらも、 「ご馳走食べれるの? 肉かなぁ???」 と、かなり嬉しそう 「パパ、そういうわけだから ついて行ってやってね」 とパパさんに振ってみたところ、 「いや、俺はいいよ。 お前が行ってこいよ」 完全に逃げ腰のパパさん。 というわけで、突然ですが、相撲部屋の親方さんとヒデキ&私とで、来週お会いすることになりました 人生、一体何が起こるかわかりませんね ひなたまさみ
2010年03月28日
コメント(22)
最近、息子ヒデキ(12歳)が、大きな問題に頭を抱えています。それは…母親のことをどう呼ぶか?これまでヒデキはずっと、私のことをママと呼んでいました。ところが中学生になろうとしている今、ふと周りを見ると、もう誰もママを使わなくなっていることに気づいたわけです。「アメリカじゃ、大人になってもMomって使ったりするんだから、ずっとママでもいいんじゃないの?」とは言ってみたわけですが…ヒデキが小柄で可愛らしいタイプの子だったら、まだおかしくないのかもしれません。ところが身体が大きく、仲間うちでは「番長タイプ」の子が「ママ」では、実際、格好がつかないんですね(笑)もうだいぶ前から、ヒデキは友だちとの会話の中では私のことを母さんと呼んでいたようです。問題は、私を直接呼ぶときです。私に面と向かって「ママ」とば呼びたくないけど「母さん」と呼ぶのはまだ照れくさいようで…特に仲間の前ではうっかり「ママ」とは呼んでしまわないように必死で頑張っている様子が、なんとも可愛らしいわけです。 「ちょっと」 「え?誰に言ってるの?」 「ん」(あごで私を指す) 「何それ?誰か?って聞いてるんだよ」 「だから、あんた」 「あんた?あんたって誰?」 「お前のことだよ」 「親に向かってお前って言うな」先日は、娘のサキが笑っていました。 「あいつ(ヒデキ)が電話してきてさ、たぶん友だちがそばにいたんだと思うけど…ねえ、あの人は?だって」 「あの人?それ、ママのこと?」 「でしょ。あいつ、ウケる 」 こんなことになるなら、最初から「母さん」と呼ばせておけばよかったかな?ヒデキの悪戦苦闘はまだしばらく続きそうです。 あ、ちなみに娘の方は、中学生になってから私のことをまさみさんと呼ぶようになりました。やっぱり、あるとき「ママをやめよう」と思ったそうで、買い物の途中で 「お母さん」と呼んでみたものの、私は気づかずスルー。そこで、絶対に無視されずにすむ呼び方を考えた挙句、 「まさみさん」と呼んでみたら、すぐに気づいて 「なあに?」と答えたんだ、とか。サキの場合は、もうこの呼び方がすっかり定着していますが、この他人行儀な呼び方のおかげで 「サキちゃんのお母さんって、ほんとのお母さんじゃないんだよね?」…私には、後妻疑惑が浮上しているようです(笑)。子どもたちが大人になるまでには、越えなきゃならない小さなハードルがいくつもあるんですね。ひなたまさみ
2010年03月25日
コメント(16)

先日、息子ヒデキの通う柔道塾のお別れ会がありました。 小3から始めた柔道。ヒデキは心も身体もずいぶん成長しました。 でも、今のヒデキしか知らない下級生たちの中には、ヒデキが最初からでっかくて、最初から強かったと思っている子たちがいるようです。 そこで私は、ヒデキの小さい頃の写真と、その頃のヒデキのことばをまとめ、みんなに紹介してきました。 ★ 小3(初めて柔道着を着た日) 「ママは?」 この頃のヒデキは、ママが少しでも見えなくなると泣き出してしまいました。怖いことが大キライで、「試合は怖いからまだムリ。一年後から...」と約束しました。 ★ 小4(試合に出始めた頃)「でっかいヤツは怖すぎる ちっちゃいヤツはうますぎる」 当時のヒデキの名言?です(笑)秒殺され、また秒殺され...試合で勝つなんて、まだまだ夢のような話でした。 ★ 小6(初優勝)「俺はまだまだだなぁ...」 あのヒデキが、こんなにたくましく成長してくれるなんて、想像できませんでした。 温かく、時には厳しく指導してくださった先生方、先輩、そして仲間のみなさん、本当にありがとうございました そしてもうひとつ。小学校の卒業式が迫ったある日、パパさんが突然私に一万円を渡してくれました。 「これ、使っていいよ」 (あれ? お小遣い少ないはずなのに、どうしてお金を?) 我が家は今、二人の子どもたちの入学準備で、経済的にもテンテコマイです (じゃ、特注で3割り増しになってしまった ヒデキのジャージ代の足しにでもしようかな?) 「これで、ヒデキに新しい靴を買ってやってくれ」 「えっ、靴を?」 (いや、靴ならまだ履けるのがあるから...) ほんの少し間をおいて、パパさんが続けます。 「別に靴じゃなくてもいいんだけど... 死んだ親父が、 子どもたちの入学のときには 金がなくても 必ず新しい靴を買ってくれたからさ」 あ、そうだったんだ。幼い頃に母親を亡くしたパパさんの家では、お父さんがお母さんの代わりに、入学準備もしてくれたそうです。 それじゃ、やっぱり靴を買ってあげなくちゃね 翌日、早速ヒデキを連れて、靴屋さんに行きました。パパさんの気持ちを伝えながら、天国から見守ってくれているおじいちゃんのことを想いながら、ヒデキが選んだかっこいい靴を買いました。そして、小学校の卒業式。ヒデキは柔道部の身長185cmの先輩からいただいたでっかい学ランを(サイズを直してもらって)着て、ピカピカのスニーカーを履いて、卒業式へ行きました。 パパさんはあとで私に「ありがとう」とメールをくれました。ヒデキのお母さんは生きているパパさんは、きっとそのことが嬉しかったんだと思います。 パパさんは息子の成長に、自分自身の子ども時代を重ねて見ているのでしょうね。いつもは無口なパパさんですが、とても嬉しそうな様子でした ヒデキ、卒業おめでとう大きくなったね。これからもその笑顔をいっぱい見せてね ひなたまさみ
2010年03月20日
コメント(16)

娘サキが、中学校を卒業しました。 3年前、私はたった一人で小学校の卒業式に参列しました。サキの名前が呼ばれるのを、そして返事をする人がいないのを、じっと一人で聞きました。 卒業式が終わったあと、サキと再び小学校へ行き、校長室で卒業証書をいただきました。 今回のサキは、名前を呼ばれて返事をして...胸を張って卒業証書を受け取りました。小学校で不登校になり、中学校での3年間は支援学級のお世話になり、サキは今、高校生になろうとしています。 5年ぶりに、再び大勢の生徒の中に入って授業を受ける生活が始まります。 これから先に広がる自分自身の将来にちょっぴり不安はあるようですが、もっともっとたくさんの夢や希望を抱いて、 泣きながら見送ってくださった先生方や後輩たちとは対照的に、サキは晴れやかな笑顔で、颯爽と中学校を後にしました。油絵を描きたい。アトリエに続けて通って、学校では美術部に入って、日本画にもアクリル画にも、彫刻や陶芸にも挑戦してみたい。 洋服のデザインをして、ミシンの練習をして、自分で自由自在に洋服を縫ってみたい。 勉強を頑張って、目標の美大に合格できるようになりたい。 大好きなテニスをまたできたら嬉しいし、ギターやドラムなどの楽器にも触れてみたい。 アルバイトができるなら、ドーナツ屋さんで、いろんなドーナツを作ってみたい。 チョークアートにも興味があるし、麻雀も覚えたいし、大学生くらいの素敵な彼氏も欲しい? 3年間では足りないくらい、高校生になってからやりたいことがサキにはたくさんあって、瞳がキラキラ輝いています。 そんな娘の姿を見て、なんだか胸の奥があったかくなって、少しだけ涙がこぼれました。 たくさんの人たちの温かい気持ちに支えられて、健やかに成長を続けているサキ。 とても幸せな娘だと思います みなさんにも、この場を借りてお礼を言いたいと思います。 いつも本当にありがとうございます 今後とも娘をどうぞよろしくお願いいたします。 ひなたまさみ
2010年03月15日
コメント(24)

おはようございます 息子のヒデキ(小6)が、第5回しょうじゅう杯(柔道)に出場しました。 ん?これは、最後の表彰式での1コマです。 満面の笑みですね。 もしかして? そう、ついにヒデキは念願の... 金メダルを手にしたのでした 6年生男子重量級での初優勝です バンザーーーーーーイ これまで、いいところまでいっても、なかなか優勝できなかったヒデキ。 ところが... 小学生としては最後の大会で、見事悲願の金メダルをゲットしたヒデキですが、 実際に手にしてみると、思ったほど嬉しそうには見えませんでした。 「ヒデキ、初めての金メダルの感想は?」 「う~~~ん。 嬉しいことは嬉しいんだけど... 俺はまだまだだなぁ~ って思ってね」 「えっ? 優勝したのに、 どうしてまだまだなの?」 「これまでは 金メダルをとる ていうのが目標だったでしょ? でも、金メダルをとったら、 今度はもっと別の目標ができたってわけ」 「そうなの? どんな目標?」 「もっとスタミナをつけて、 先生たちに言われたみたいに もっとスピードを活かして、 積極的に攻める とか。 課題がまだいっぱいあるんだよ」 「へぇ~~~、 そうなんだ...」 もっともっとはしゃぐのかと思っていたので、何だかちょっと拍子抜けしちゃいました。 あんなに欲しかった金メダルなのに...。単純に喜ぶのかと思っていたのに...。 でも、そんなことを考えるようになったなんて、ヒデキも成長しているんだなぁ~ と、しみじみ感じたのでした 帰りに、近所のコンビニへ...。 オーナーのおじちゃんが、 「金メダルか銀メダルをとったら、(これまでは銅メダルしかとったことがなかったので) フライドチキンと唐揚げ棒をあげるよ」 と約束してくれていたので、ご報告です。 「おじちゃん、 俺、金メダルとったよ」 「おお~~っ、 本当にとったのか? そりゃ、すごいや」 おじちゃんは、 「じゃ、お姉ちゃんの分もね」 と、フライドチキンと唐揚げ棒を2本、おまけに2個入りの苺ショートケーキまで下さいました。 「ありがとうございます」もう喜んでくれるじいじ、ばあばがみんな亡くなっているヒデキですが、こうして近所のおじちゃんにも喜んでもらえて、ご褒美までいただいて、この時ばかりは、やっぱりとても嬉しそうな笑顔でした ヒデキ、おめでとう ひなたまさみ
2010年03月07日
コメント(30)
娘サキ(中3)の高校が決まり、 卒業行事・入学準備でバタバタしている毎日です。 第一志望だった県立高校ではなく、いわゆる「すべり止め」のT学園に行くことになったわけですが、もともとサキ本人もその学校に対する印象は決して悪いものではなく、制服の採寸を済ませると、その制服がとても気に入って、今は入学を楽しみにしている様子です。 そして、第一志望の学校をひたすら目指していた娘には言えませんでしたが、実は私にはT学園になっても楽しみなことがひとつあったのです。 それは、T学園に受験の願書をもらいに行ったときに、こんな出来事があったからなんです。 土曜日だったため、私と娘、そして息子ヒデキ(小6)の3人でT学園へ行きました。玄関に案内の先生と生徒さんが数名立っています。娘が誘導されるまま、中へ入って資料をもらってくる間、私と息子は外で待っていることに。 と、そのとき、案内の先生の中の一人(白髪のおじさん)がまっすぐヒデキのもとへやって来て、 「君、いい身体してるねぇ~。 スポーツ、何やってるの?」 (わっ、何だいきなり?) 「えっ? あ...柔道です」 「柔道? 君、本当に柔道やってるの? どこの道場に通ってる?」 「湘南松前です」 「へぇ~~、東海大の? じゃ、N先生だ。 住んでるのはH市なの?」 「いえ、Hなんですけど。 うちから一番近いのが東海大なので...」 (この人、めっちゃ喰いついてくるんですけど?) 「今、何年生?」 「6年です」 「大きいねぇ~~。 じゃ、中学はO中へ行くの?」 「あ、いえ... H市の方に行こうかと...」 「H市? じゃ、もしかしてS先生のところ?」 (この先生、何でも知ってる?) 「あの... 失礼ですが、 柔道部の?」 「はい、顧問です 今、うちにはO中のね、A君とかS君とか ときどき練習に来てるんだよ」 「あ、知っています」 (2人とも、県のベスト4に入ってる大きい選手たちだもんね) 「ちょっと待ってて。 N先生を紹介しよう。 Nく~~~ん! ちょっとこっち来て~~!」 ドカドカ走ってきた男の先生。 若い(絶対にまだ20代でしょ?) そして デカイ 肩幅が、1メートルあるんじゃないか?と思うほど... でも、顔は可愛い 「これが、うちの柔道部のN先生。 先生、この子、小6だって。 湘南松前で柔道やってるって!」 「わぁ!大きいですね~」 「うん、うちには大きい子がいないんだよね~~~」 (ヒデキの肩をペタペタ叩きながら) 「3年後に、ぜひうちにおいで~~~~」 「あの... 息子を3年後に入れますから... その前にぜひ娘を合格させてやってください(笑)」 それはまさかのヒデキに柔道部へのお誘い?でした。ヒデキは気が弱いし、根性ないし、注目されているような強い選手じゃないのに、「大きい」っていうだけで、あんなに喰いついてきてくれるなんて... 「ふふっ、そんなことがあったんですよ」 後日、柔道でお世話になっているM先生に報告したところ、 「それはK先生とN先生だね。 2人ともよく知ってるよ。 N先生は、井上康生の付き人をやっていた人なんだよ。後輩だから、よく家へも来るよ。 これまでは世界中をコーセイについて回っていたから正式な採用をされずにいたんだけど、コーセイがもう行かなくなってから、T学園の教員として正式に採用されたんだよ。 だから、T学園にはコーセイもよく練習に行ってたみたいだし、帰ってきたらまた行くようになるでしょ。今、それでT学園の柔道部がどんどん強くなってきてるんだよ」 コーセイ...あの、ヒデキの憧れの井上康生さんが??? 娘がT学園に通うようになれば、ヒデキが中学生のうちに、T学園の柔道部で練習させてもらえるチャンスも出来るでしょうね。 そしていつか、井上康生さんと一緒に練習してもらえる日が来るかもしれないですねもちろん、ヒデキはその日が来ることを心待ちにしているようです 不思議なご縁が続いています。いろんなことが、めぐりめぐって、結局良い方向へ進んでいけたら嬉しいですね。 ひなたまさみ
2010年03月03日
コメント(15)

こんにちは サキからの報告日記にたくさんメッセージをいただき、ありがとうございました サキ本人がとても嬉しそうに読みながら、みなさんにお返事を書かせていただきました。 今日は、息子ヒデキ(小6)の柔道の話題です。 昨日2月28日(日)は、ヒデキが小学生として参加する最後の団体戦がありました。ヒデキが大将を務めるのも、最後になるかもしれません。早朝から向かったのは、東京都武蔵野市。 5・6年生は3人制。37チームを4つのブロックに分けて、トーナメント方式で進みます。 (トーナメントかぁ...。 一回戦で負けちゃったらおしまいか) 東京での試合は、自宅から片道2時間かかります。もう何年も、早朝から頑張って出かけてはあっけなく秒殺されて帰るの繰り返しを見てきた私たち夫婦にとって、トーナメントではない試合の方が嬉しいのです。 ところが、配られた資料に... 「初戦で敗退したチームには、フレンドリー試合があります」要するにどのチームも最低2試合はできますというわけです。 (よかったぁ~~~) 一回戦の相手は、そこらじゅうに道場があるY道場。名前を聞いただけで、ヒデキは少し青ざめています 私は、昔のようにヒデキの相手の選手をこそこそ探すような真似は... はい、しました(笑) (やった ヒデキより小柄な子だ) と喜んで、すぐに (でも、Y道場の大将になるくらいの子だから 上手なんだろうな) と、余計に不安になりました。 そして、いよいよ試合開始。「一回戦で負けても、フレンドリー試合があるからね」と、声をかけていた息子たちのチームですが、 先鋒のS君が、まさかの優勢勝ち。続く中堅Hちゃんも、奇跡の一本勝ちで、チームの勝利があっさり決まったのです こうなったら、大将のヒデキも負けるわけにはいきません。 「はじめ」 数秒経って、とりあえず秒殺はされずにすみました。相手の選手は、やはりとても動きの良い子でした。背負いをかけてきたり、足払いを繰り返したり... ヒデキはかなりの苦戦を強いられているようでした。 ところが、ついにそのときが... (おっ! 足がかかった) ヒデキのかけた大外刈りの足が、いい感じで相手にかかりました。そしてそのまましっかりとかけて... 「いっぽ~~~ん」 それは、とても気持ちの良い一本勝ちでした。 (弱いチームだったのに、 みんな成長したなぁ~) 続く二回戦の相手は、同じY道場の別のクラブでした。もう、体格が違いました。特に6年生の2人は、高校生のような身体つきでした。 さすがに今度ばかりは無理だろう、と思いました。3人とも、秒殺されて終わりました。 そこで試合終了のはずでしたが、ヒデキたちのチームは、フレンドリー試合も出来ることとなり...最後の試合ではヒデキは数秒間のうちに一本勝ち。こうして、小学校最後の団体戦が幕を下ろしました。 「ヒデキ、相手に技をかけるときって、 どんな技にしようか? って考えてるの? それとも、身体が自然に動くの?」 「考えるよ。 組んですぐに、相手の特徴がわかるからね。 今日の最初の相手とかは、 動きが早くて、背負いばかりかけてくるから 内股とかはダメで、大外でいこう! って決めるわけ」 「どうしてそういう子だと内股はダメなの?」 「ああいう技は、 あんなに動きの速い子にかけようとすると、 スネを蹴っちゃったりしてケガすることがあるんだよ。 だからスキを見つけて一気に大外で!と思ったんだ」 「へぇ~~っ、 すごいね」 「でもね、 今日のあの大外刈りは、足をかけた瞬間、 おっ、いいところだ これはもらった って、初めて思ったんだよ」 「すっごいじゃん それって、すごい進歩したってことじゃないの?」 よくわからないのですが、 そういう気持ちで試合ができる、ってすごいことなんじゃないかな? って思ったのです。 これまでビビリ屋で、相手のペースでしか試合ができなかったヒデキが、ずいぶん気持ちも強くなったような気がします 来週は、小学生最後の個人戦「しょうじゅう杯」に出場します。これまで金メダルをとったことのない子しか参加できないというユニークな大会です。 どうかヒデキが、悲願の金メダルで有終の美を飾れますように ひなたまさみ
2010年03月01日
コメント(7)
全7件 (7件中 1-7件目)
1