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正式名称はホルヘ・ニューベリー空港。
再びイグアス空港へのチェックイン。これで目的地への最後の飛行機になるので
参加者の皆さんも元気を取り戻してきた模様。
アエロパルケ空港は、ブエノスアイレス市内に位置し、主にアルゼンチンの国内線や短距離
国際線が発着する。再びLAN航空カウンターでチェックインしチケットをもらう。
カラフルな大きなハートマークの風船。
売店にはアルゼンチンで採れるもっとも高価な、インカのバラ(Rosa del Inca)と
呼ばれる乳白色がかったピンク色の石が、指輪やブローチとして展示されていた。
アンデス山脈に近い高度3000メートル以上の山腹にあるカピージャ鉱山でしかとれない
貴重品という。またの名をロドクロシータ(Rodocrosita)と呼ばれ、ギリシャの言葉で
「バラ色」を意味する。数百万年前に生成され、鉱山の中の鍾乳洞や石筍(せきじゅん)で
採掘されているとの説明であった。
インカ帝国の時代というから今から500年ほど前に鉱山が開発され、インカ時代のミイラ
がこの石を握っていたことで「インカのバラ」と呼ばれるようになったとのことである。
インカ時代にはこの石には霊力が宿っていると信じられていたらしい。
単一なピンク色ではなく、薄い明るいピンクから赤紫まで、乳白色の筋が入ったものが
普通だが、筋のないもので色が濃く、透明感のある石は更に価値が高いとされ、
特別にオルティス(Ortiz)と呼ばれているというのだ。
昼食は空港の待合室での弁当。和食の弁当とは驚きであった。この地でもこの様な
日本食弁当の需要があるようである。まさか我々の様な日本人旅行者だけのためのものでは
なかろうが・・・・・。
弁当を楽しむ旅友二人。
待合室で飛行機を見ながらの昼食、初めての機外食?であった。
多くのアルゼンチン航空の飛行機が見えた。
予定時刻の12:30出発のLA4026便で最初の目的地のイグアスへ離陸したのであった。
利用するLA4026便。
睡魔に襲われた旅友。
管制塔。
離陸直後の窓からはブエノスアイレスの緑も豊かな街並みが美しく見えた。
かなりの高層ビルが林立している街であることが再確認できたのである。
ラプラタ川河口上空を飛行。
湿地帯上空をイグアスの滝国際空港に向けて飛行。
ネグロ川が大きく蛇行、合流を繰り返していた。
イグアスまで2時間弱の飛行であったが、途中の窓下には岩山の間を茶色く染まった
ウルグアイ川がうねって流れているのであった。
そして機体が降下して行くにしたがい、次第に茶色の世界から緑の世界に変わって来た。
そして田園風景が拡がる。
そして着陸態勢に。
終に最終目的地のイグアス空港へ着陸。空港ビルは赤煉瓦の倉庫のような建築物であった。
空港待合室には私の到着を待ちこがれていた美人女性が2名。
特徴ある衣装で出迎えてくれたので、直ぐに記念撮影。もちろん旅友Sさんもこれを黙って
見ているはずは無かったのであった。
この女性達に何の目的かを問うたところ片言の英語でカジノ店のPRであることが解った。
これでトランプカードの縫いぐるみが理解できたのであった。
旅友Sさんは鼻の下を長くして。
外には再びバスが待っていて、これに荷物を載せ、いよいよ、そしてやっとのことで
イグアスの滝に向かったのであった。
・・・ もどる
・・・
・・・ つづく
・・・